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更新日:2025年11月12日
11月14日は世界糖尿病デー(World Diabetes Day)です。世界糖尿病デーは、2006年に国際連合(国連)で公式に認定されており、日本においても11月14日を含む1週間を「糖尿病週間」とし、糖尿病の予防や重症化予防について、知っていただく大切な日となっています。
私たちの血液中のブドウ糖(血糖)の濃度は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンによって一定の範囲で保たれています。
糖尿病は、「インスリンが十分に働かないために慢性的に血糖が増えてしまう病気」です。血糖の濃度(血糖値)を高いまま放置すると、将来的に心臓病や失明、腎不全、足の切断といった合併症につながります。
糖尿病の種類には1型糖尿病や2型糖尿病などがあります。


※「厚生労働省」みんなで知ろう!からだのことより
症状からは気づきにくいため、定期的に健診を受診して早期に糖尿病を見つけ、眼や腎臓などの合併症が進行する前に治療を開始することが大切です。
令和6年度芽室町国民健康保険加入者の特定健診の結果は、糖尿病予備軍(HbA1c5.6%)以上が男女ともに北海道や全国と比較して多い状況です。

※HbA1cとは…過去1~2か月の平均的な血糖の状態(基準範囲は5.5以下)
参考:国保データベースシステム
健康福祉課では、糖尿病の発症や重症化を予防するために、生活習慣を一緒に振り返る機会として、以下の事業を実施しています。
1.国保生活習慣病予防事業・成人健康教育相談事業(糖尿病予防・糖尿病重症化予防・糖尿病性腎症重症化予防)
特定健診の結果、HbA1cが高い方に、健診結果説明会や家庭訪問等による保健指導を実施し、適正な受診や生活習慣の改善を促します。
2.健康相談(電話・来庁)
1.の対象とならない方を対象に、糖尿病予防や健康に関する相談に応じます。
3.出前健康講座
希望される団体へ、健康講座を行います。
2型糖尿病の予防には、生活習慣の改善が非常に重要です。以下の方法を実践することで、糖尿病のリスクを低下させることができます。
1.バランスのとれた食事
野菜、果物、全粒穀物、魚、豆類などを中心とした食事を心がけ、糖分や脂肪の多い食品を控えめにします。1日3食規則正しく食べることや、間食はヘルシーなスナック(こんにゃくチップスや大豆チップス等のノンフライスナック)を選ぶことが大切です。
2.適度な運動
週に150分以上の有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)を目標に、少なくとも週3日、できれば毎日やりましょう。筋トレも取り入れると効果的です。階段を使う、歩く距離を増やすなど、日常生活のなかで身体を動かす機会を増やすことも行いましょう。
3.体重管理
健康的な体重を維持すること、特に腹部肥満を避けることが糖尿病予防につながります。
4.禁煙
喫煙はインスリン抵抗性を高め、糖尿病リスクを増加させるため、禁煙をお勧めします。
特定健診等の結果、病院受診をすすめられても、「忙しくて病院に行けない」「自覚症状がないから病院に行かない」…という声をよく聞きますが、糖尿病が悪化してしまうと合併症の出現や治療が困難になる場合があります。
受診が必要と判断された方は、早めの受診をご検討ください。
芽室町役場 健康福祉課
TEL 0155-62-9723(直通)
〒082-8651 芽室町東2条2丁目14
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