乳がんってどんな病気？

乳がんは乳腺の組織（母乳を作るところ）にできるがんです。

主な症状は乳房のしこりです。自分で乳房をさわることで気づく場合もあります。ほかには、乳房にくぼみができる、乳頭や乳輪がただれる、左右の乳房の形が非対称になる、乳頭から分泌物が出る、などがあります。

乳がんは、小さいうちに見つけると、治る可能性の高い病気です。早期に見つかった場合、90％以上は治ります。進行するとわきの下のリンパ節や、血流によって肺や骨など全身に転移しやすいので、早期発見が必要です。

 

女性の９人に１人が乳がんにかかるといわれています。

乳がんは女性が一生のうちで１番かかりやすいがんです。

乳がんの罹患率は、30代後半から急増し、60～70代がピークとなっています。

 

乳がんの主なリスク要因

●初経年齢が早い、閉経年齢が遅い　　●閉経後の肥満

●出産経験がない　　　　　　　　　　●飲酒習慣

●初産年齢が遅い　　　　　　　　　　●一親等（自分の親または子）の乳がんの家族歴

●授乳歴がない　　　　　　　　　　　●良性乳腺疾患（乳腺症など）の既往歴

 

「ブレスト・アウェアネス」とは

「ブレスト・アウェアネス」とは、女性自身がご自分の乳房の状態に日ごろから関心をもち、乳房を意識して生活することをいいます。乳がんの早期発見・早期診断・早期治療につながるとても大切な生活習慣です。

ブレスト・アウェアネス（乳房を意識する生活習慣）のすすめ

　※がん情報サービスHP（国立がん研究センターが運営する公式サイト）に、関連情報として掲載されています。

ブレスト・アウェアネスの４つのポイント

ご自分で乳房の状態を知る

　乳房を「見て、触って、感じる」

　入浴時やシャワーで体を洗うときや、寝る前に仰向けに寝たときに、気軽に生活の中で乳房を意識しましょう。

乳房の変化に気をつける

　乳房のしこり、乳頭からの分泌物、乳頭や乳輪のびらん、乳房の皮膚の凹みや引きつれ、乳頭痛がないか、乳房の変化に気をつけましょう。

変化に気づいたらすぐ医師に相談する

　少しでも変化や異変に気づいたら、迷わずすぐに専門の医療機関を受診しましょう。

40歳になったら２年に１回乳がん検診を受ける

　検診は、さわるだけではわからない段階のがんや、しこりとして現れないがんも発見できます。

　芽室町では、40歳以上の方に、２年に１度の助成を行っています。

　また、４月１日時点で40・45・50・55・60歳の方は、無料クーポンの対象です！

　検診の詳細は、こちらです。健（検）診のご案内

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