内容

町が主催で報告会と実技クリニックを開催するということですが、コロナ感染者が北海道でも急増して、東京都圏からの学生の帰省の自粛が求められている現状で、東京から、しかも、多くの海外からの選手や役員と接触してきた永原選手を呼んで、多くの人を集めて、このような会を開催して良いのでしょうか。
もちろん、永原選手はPCR検査をして来るものと思いますし、帰省すること自体は良いと思いますが、会には町内外から、まだワクチン接種を受けていない多くの人が集まると予想されます。当然、ワクチン接種を受けていない小中学生もその場に集まって、さらに実技指導もうけることの危険性について、町はどう考えているのでしょうか？
歓迎、慰労をしてあげたい、また、子どもたちに生の言葉を聞かせてあげたいという主旨は理解できますが、この時期にやるべき会ではないと思います。やるにしても、ワクチン接種済みを条件に参加を認めるなどの対策が必要ではないでしょうか。
クラスターが発生した場合、町はどう責任をどうするのでしょうか。
開催の再考を求めます。

内容

この度は、報告会・クリニック開催についての貴重なご意見ありがとうございます。
町でも、報告会等の開催にあたり、コロナ感染拡大状況も見極めながら検討を進めてまいりました。
開催にあたっては、
（１）観客人数の制限（町民限定）
（２）密とならない席の配置
（３）一般客と招待客が交錯しない動線の確保
（４）屋外での受付窓口設置
（５）徹底した感染対策（全員の体温測定・消毒等）
以上のことを十分意識しながら、徹底した感染対策を施したうえでの実施としております。
今回の開催は、永原選手の功績を称えることはもちろんですが、芽室町の子どもたちへ「一流を見て、聴いて、学ぶ」場を提供し、目標に向かって努力し続けることでオリンピック出場という夢を実現した永原選手本人からの生のメッセージを届けることを目的としております。
コロナ禍におけるイベント等の開催については大変難しい判断が求められるところですが、正しく恐れ、工夫をして目的実現のため実行するという観点も町の役割として必要と考え開催を判断したものであります。