内容

すまいる6月号の市街地町内会連合会の記事を拝読しました。これに限らずかと思いますが、同様の記事などでよく「加入率が下がっている」という訴えを目にします。
私は最近町内に家を建てましたが、この先長く芽室で暮らしていくうえでとても心配していたのが町内会についてでした。「加入しないとごみが捨てられない地域もある」といった話を聞いたことがあり、また子供も生まれたばかりだったため、加入していれば地域の人や同世代の子供と交流ができるかもと思い加入を検討していました。
しかし「芽室町　町内会」で検索しても漠然とした内容のリーフレットぐらいしか出てきませんでした。具体的な情報は何も得られず、役場に直接行ってやっと自らが住む地域の町内会がどこにあたるのか、その会長がどこの誰なのかを知りました。
(そもそも住所などに町内会名が入っているわけでもないので分かりようがないと思います)
加入検討にあたって知りたい情報としては
・具体的な活動内容とその頻度
・加入することでどのような役割が発生するか
・年会費など年間でかかるお金はいくらか
などが挙げられますが、役場に行ったとしてもこのような情報は得られず、直接町内会長に問い合わせてくださいと言われてしまいました。加入するかどうかわからない段階で、いきなり見ず知らずの町内会長へ連絡しろというのはあまりにもハードルが高いと思います。

論点が少しずれてしまいましたが、今回これをお送りした大きなきっかけは「7年度に多くの活動予算を付けていただきました」という記載を目にしたからです。8年も前から加入率の危機的な状況について訴えてきたとも書いてありましたが、この情報のなさでは理解されなくて当然かと思います。活動予算が何に使われているか適切に記録および開示されるとともに、加入促進のための活動について今一度再考いただくよう、強くお願い申し上げます。

内容

町は市街地町内会連合会（以下連合会）と協定を結び、転入者に町内会の加入チラシを渡すことや、広報誌で「町内会連合会だより」を掲載、町内会の活動の支援となるよう町民活動支援センターの利用などについて情報提供を行っております。
ご指摘のあった町内会活動の情報の発信については、連合会に伝えるとともに町・連合会・町内会の立場や役割分担を明確にし、町内会の活性化に結び付くような活動についての協議を行っていきたいと考えております。