2月17日（土）、町内で冬の避難体験会が行われました。
今回参加対象となった地域は麻生町、錦町、錦町西、花園町東の４町内会。冬に震度６の大規模地震が発生した想定で、地域避難所施設である芽室小学校に避難し、町職員と共同連携した避難所の開設方法を確認しました。
学校の体育館に到着後は段ボールベッドの設置作業を行い、実際の使い心地を確認しました。参加した方々からは「思ったよりしっかりしているので、眠れるのでは。横に揺れるのが少し気になる」など、実際に使ってみなくては分からない声が聞かれました。続いてビニールシート＋毛布、毛布のみの環境も体験。特に毛布一枚という状況は床も固く、身体に毛布を巻き付けることで寒さを回避するなど、参加者それぞれが工夫を凝らす姿も。
佐野副町長からは「能登半島地震のこともあり、皆さんの防災への関心は高まっていると思う。しかし、人は時間が経てば忘れるもの。芽室でもあのようなことが起こる可能性はある。他人事ではなく自分事として捉え、有事の際は落ち着いて行動していただきたい」と総括がありました。
今回の体験会が、日ごろから防災を意識するきっかけになれば良いですね。
参加された皆さま、たいへんお疲れさまでした。