小学校社会科 3・4年生 地域学習書 めむろ学
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お真かとく事火しし士か火ことば3人 火事が起きたら,どのような人が,どのような仕事をするのでしょうか。芽室大火 昭和39年3月22日,午前1時10分ごろ,芽室町本通二丁目の中心がいから火災が発生し,強風にあおられ,またたく間にもえ広がった。 芽室町の消防車4台が消火にあたったほか,帯広などの近くの市町村の消ぼうや自えいたいもかけつけた。この消火かつどうによって午前5時ごろにようやく消火した。芽室大火のひがい・やけた建物142戸・家をなくした人413人・けがをした人49 芽室大火の4~5日前から強風が続き,交代で注意を呼びかけていました。 当時は,消防士は4人しかおらず,ほとんど寝られない日が続きました。そのような時に火事の知らせが入り,かけつけたときには,すでにあたりは真っ赤になっていました。となりの建物に火がうつりそうだったので,サイレンを2回ならし,けいさつかんが家を回ったことで命を落とした人はいませんでした。 火が消えた後も,1か月ほどは,もえのこりから火の手が上がり,そのたびに消火をするのでとても大変でした。むかしごとしらしゃしんぼうしょう消しょうにあたった元消ぼう防のかたの話や元消防士のかたの話を聞,こんな大きな火事があったんだしせつ,取り組みについ火事が起きたら 芽室大火の写いて,気づいたことを話し合いました。「火事は家や大切なものをはいにしたりして,おそろしいね。」「昔ね。今も火事は多いのかな。」 火事からくらしを守るために消防しょの仕や,地いきの防て調べることにしました。

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