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| −平成17年3月1日− | ||||
はじめに |
平成17年第2回芽室町議会定例会の開会に当たり、芽室町教育委員会の所管 行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。 |
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教育を取り巻く 課題 |
現在、昭和22年に制定された教育基本法の改正、義務 教育費国庫負担制度など の、義務教育の制度や教育内容、教育委員会制度等、全般にわたる教育改革が進めら れています。 こうした中で、「自主・自立のまちづくり」を進める芽室町の教育行政の方向は、生涯学 習の分野においては町民自らが企画し運営することを基本とし、行政の役割は、個性的 で多様化した住民ニーズを受け、学習機会の拡大のため、魅力ある講座の開設や新し い情報の提供に努めていくことであると考えております。 一方、次代を担う子どもたちの教育環境の整備と、子どもを支える家庭への教育支援に ついては、予算の重点化を図り内容の充実に努めていく考えであります。 この考えの下に、芽室町自主・自立推進プランの協働のまちづくりを目指して全事業を見 直します。 その一方、「次世代が夢と希望を持てるまちづくり」にも十分意を用いて進めてまいります。 |
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教育行政推進の 重点 |
平成17年度の教育行政推進に当たっては、 一つに、児童・生徒の基礎学力を向上させよう 二つに、心豊かな子ども像をめざそう 三つに、開かれた学校運営をめざそう 四つに、新たな生涯学習推進体制を築こう 以上、四点を重点とするものであります。 一点目の「児童・生徒の基礎学力を向上させよう」についてであります。 子どもたちに基礎学力の確実な定着を図るため、低学年の教科・生活指導にあたる教 育活動指導助手を継続配置し、少人数指導体制を支援します。 また、国際理解教育の一環として、新に小学校児童を対象とした英語指導講師を町独 自に配置し、英語学習を積極的に推進します。 一昨年から実施している、生後10か月幼児を対象に絵本の読み聞かせをする「ブック スタート事業」は、家庭での読み聞かせの動機付けとして大きな成果があります。 ボラン ティア活動に支えられた幼児への「本の読み聞かせ」、さらに、全学校での「朝の10分間 読書」の取り組みにより読書習慣の定着化を図ります。また、本年は「学校図書館活動推 進員」を町独自に配置し、町図書館司書や地域ボランティア等と連携し、児童生徒の自主 的な読書活動を支える学校図書館の活性化を支援します。 幼稚園、保育所から小学校への学習指導上の連携をスムーズにする幼小連携教育とし て、教職員相互の情報交換や幼児を参加させた異年齢児交流の実現を目指します。また、 小・中学校間においても、相互授業公開や専科教師の小学校授業への参加などを通して、 情報の共有を図る小中連携教育を推進してまいります。 元教師の皆さんのボランティアによる支援を得て開設している「寺子屋・めむろ」は大変好 評です。本年度も小学校3年生から6年生までの児童の家庭での規則正しい生活と、家庭 学習の定着化を支援するため、夏・冬の長期休業期間を活用した学習機会として実施して まいります。 芽室中学校で昨年実施した耐震診断結果を受け、耐震補強工事とともに、建築後32年が 経過し老朽化が進んだ暖房施設等、校舎全体の総合改修に向けた実施設計を行います。 二点目の「心豊かな子ども像をめざそう」についてであります。 高度情報化の進展や少子化の進行など急激な社会の変化は子どもたちの価値観や生き 方に大きな影響を与え、心身に様々なストレスとなって現れています。児童生徒の学校や生 活面での悩み・不安等の心の問題に適切に対応するため、スク−ルライフアドバイザ−と適 応指導教室「ゆうゆう」の機能を活用し、学校と連携した支援を継続します。 体験学習の一つとして小学校5年生とリーダーとなる中学生が、芽室町開拓者のふるさとを 訪ね学習する、「ふるさと学習事業」を継続し、相互交流の輪を広げます。 昨年まで小学校6年生、中学校3年生を対象に年1回行っていた「バイキング給食」を見直 し、芽室産の新鮮で安全・安心な食材をフルに活用した「めむろまるごと給食」を月に1回、 全児童生徒に提供します。 また、臨時栄養士1名を増員し、食育教育を充実させると共に、芽室町農業への理解を深 め、地産地消を推進します。 学校では、障害に応じ特別な場で指導を行う「特殊教育」から、児童生徒一人ひとりの教育 的ニーズに応じて適切な支援を行う「特別支援教育」への転換が求められています。各学校 は特別支援教育のための校内委員会を設置し、特別支援教育コーディネーターを養成する 必要があります。このため、コーディネーター研修を実施するとともに、教育委員会内にこと ばの教室職員、スクールライフアドバイザーなどによる専門家チームを組織し、特別支援教 育を行う学校を支援してまいります。 昨年度、学校施設内への不審者の侵入を想定し、子どもたちも参加した避難訓練を実施し た小学校があります。本年度は、2月に大阪府で起きた学校侵入事件を教訓として、教師の 危機意識を高め、避難訓練や関係機関との密接な情報交換を行い、児童生徒の安全確保 を図ります。 三点目の「開かれた学校運営をめざそう」についてであります。 学校は家庭や地域の強い信頼と協力を得ながら運営していかなければなりません。昨年 も、授業を地域に公開し学校情報を発信する取り組みが全学校で行われました。本年は、 さらに、開かれた学校運営を目指して、全学校一斉授業公開などの統一した取組を進めま す。 少子化の影響による全町的な児童生徒数の減少や、東芽室土地区画整理事業等の宅地 開発施行により一部地域で就学年齢人口の増加が見込まれる中で、今後6年間は、町内の 小学校4校、中学校3校の学級編制はそれほど大きな変化はありません。しかし、学校間の 児童生徒数の格差はさらに広がることから、通学区域制度のあり方について保護者の皆さ んの意見を聞くと共に、先進事例等を調査研究してまいります。 四点目の「新たな生涯学習推進体制を築こう」についてであります。 町民一人ひとりが自主的、自発的に学習や活動が出来る、生涯学習社会の実現を目指し ながら、自主・自立のまちづくりを進める芽室町教育の進むべき方向を示す生涯学習計画と して、「第4期芽室町生涯学習推進中期計画」を策定いたします。 全道、全国の各種大会で芽室町のサッカー少年が大活躍しています。「次世代が夢と希望 を持てるまちづくり」の一つとして、芽室中学校グランド北側に芝生サッカー場1面を整備し、 少年団や部活動を支援してまいります。 家庭は、子どもたちに基本的な生活習慣や倫理観を養い、家族や友人そして他人に対す る思いやり、自制心、自立心などを身につけさせる大切な役割を担っています。子どもを持 つ親が自らの役割を自覚し、子どもと共に育つことを願って、子育てグループ等が行う、「子 育て情報」の提供や「親子ふれあい講座」の開設を支援してまいります。また、子育て世代 が楽しく、各種の生涯学習活動に参加する機会を拡大するため、「託児事業」を充実します。 子どもたちの文化・スポーツ活動を振興するため、少年団活動や部活動の再編成や指導 体制の在り方について、地域社会や関係者による協議を進めます。 高齢者の学ぶ喜びや生きがいが高まる中で、柏樹学園の活力ある学習と自治会活動を 尊重し、自ら学ぶことはもとより、豊かな知識と豊富な経験を生かした地域指導者としてボ ランティア参加する「社会奉仕する高齢者づくり」を推進します。 社会教育・社会体育施設のサービス向上と運営管理の効率化を図るため、指定管理者制 度の導入を積極的に検討します。 幼稚園から高等学校まで、どこへ行っても子どもたちのさわやかな「あいさつ」の声が聞か れます。教育委員会が提唱する「あいさつ」「親切」「美化」の「3つの心運動」の一つである「 あいさつ」運動を推進します。 |
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むすびに |
以上、申し上げましたとおり、教育行政の4つの重点を見据え、学校、家庭、地域と協働し て、確かな教育行政を進めてまいります。 町議会議員並びに町民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、教育行政執行 方針といたします。 |
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