平成19年4月9日 芽室町長 宮西 義憲

 昨日は、選挙事務に早朝の投票から開票まで、大変長い時間従事していただきました皆さんに、お礼を申し上げたいと思います。今日は、選挙事務についてお話させていただきます。

私たちの仕事というのは、日頃から非常に緊張感が高いわけでありますけれども、選挙事務のようにその緊張感の高さのなかに、迅速性・速報性が求められえる仕事があります。
今回、選挙関係者の中では芽室町の開票が終了するのはおそらく11時頃になるだろうと予想されていたようですが、先ほど藤田選挙管理委員長より話があったとおり、予想より30分以上も早く事務処理が終えたということを、私も大変嬉しく思っております。特に今回は、次に控える統一選挙後半の事務処理につながるという意味では、しっかりとした体験・経験が積まれたというふうに思います。統一地方選後半については、町村長の選挙であったり町村議会議員の選挙であったりと、大変身近な選挙がありますので、一票というその重みが当落をわけるような、そういう選挙でもあります。そういう意味では、これからも緊張感とともに、迅速性あるいは速報性というものが求められるという選挙事務に慣れていただきたい、身につけていただきたいということをお願するものです。

今朝、ある全国紙を読んでいましたら,京都府の府議会議員の選挙で、ミスがございました。どういうミスかといいますと、得票計算係が得票計算表に転記するときに間違いを起こし、A候補の得票をB候補の欄に、B候補の得票をA候補の欄に記載してしまいました。途中で選挙速報を発表したときに、NHKはそれを見てB候補当選確実と速報しました。ところが、20分後に集計ミスに気がつきまして訂正がありました。落選といわれたA候補がトップ当選になりました。そして当選確実と速報されたB候補が落選いたしました。今日の新聞では、トップ当選した人のコメントとして、「ミスではすまされないのではないか」と掲載されておりました。

そういう意味でも、選挙事務というのは非常に緊張感が高く、しかも当落にそのまま反映してしまうという、重要な事務でございますので、皆さんも来たるべき統一地方選挙後半戦の準備に向けて、さらにまた、緊張感を高めて、迅速性あるいは速報性というものが加わった仕事というのはこういうものだという経験を積んでいただきたい、そのことをお願いしまして、今朝の一言にかえさせていただきます。

平成19年4月2日 芽室町長 宮西 義憲
 何年ぶりでしょうか、公立芽室病院を含め非常に多くの職員を採用させていただきました。
先ほど、地下会議室で辞令を交付させていただきました。医師3人・看護師6人・管理栄養士1人・一般事務職2人、消防士2人、岐阜県揖斐川町からの派遣職員1人、さらにアウトソーシングしている会社から1人を加えて、非常に多くの皆さんが新しく仲間入りしました。人事異動で新しく職場の変わった職員もおります。それぞれが新しい人間関係を構築して、仲間・同僚と仕事をしていただきたいと思います。

昨日、ある雑誌を見ておりましたら、職場内の人間関係について、非常にためになると思う記事が掲載されておりましたので、紹介させていただきます。
職場で良い人間関係を築く原点は、挨拶だと言われています。 挨拶というのは一体なんだろう、このことをもう一度考えていただきたいわけです。挨拶というのは目の前にいる相手を自分が肯定する。自分の存在を相手に訴える。あなたの存在を認めましたよ、そのかわり私の存在も認めていただきたい。これが挨拶です。ですから、挨拶というのが良き人間関係の原点だ、というのは、それを考えると納得ができます。
私たちは、なぜ町民の皆様に挨拶をするのか、お客様としてお越しになった町民の皆様に、いらっしゃったことを私は肯定いたしますよ。存在を私は認めましたよ。ですから、私の存在も認めていただきたい。その意思表示です。挨拶から始まらなくては良い人間関係は当然できないわけでありますし、これは職場内の人間関係も同じであります。

それでは、挨拶というのはどんな意味をもっているのでしょうか。雑誌に書いてあった3点を紹介したいと思います。
1点目は、挨拶を交わすことによって、自分自身が前向きになれて積極的に取り組めるということです。「おはようございます」と自分が口にしたことによって、その後に必ず言葉が続くわけです。それが「よし、やるぞ」という気持ちを起こし、前向きに積極的に仕事に取り組めることになります。
2点目は、相手の不安を解消し相手をリードすることができることです。自分から「おはようございます」と声をかけると、例えば役場に来られたお客さん、新しくこの職場に配属になった職員、あるいは新採用になった職員は、非常に不安な気持ちでいるわけでありますから、私たちから声をかけることによって、その方の不安を拭い去り、さらにその方をリードすることができる。ここがとても大切なところであります。
3点目は、次の会話に繋がり相互理解が促進するということであります。つまり、「おはようございます」の挨拶がキッカケとなり、それが会話に発展するわけであります。「今日はいいお天気ですね」あるいは、お客様に対して「おはようございます。どんなご用件でしょうか」そうやって会話を進めていくうえでの第一歩が挨拶であります。ですから、お互いの立場を、お互いの存在を理解するためのスタートが挨拶である、という意味はその辺にあるわけであります。挨拶がきっかけになって会話が活性化していく、そこに大変大きな意味があるということを、皆さんお考えいただきたいと思います。上司に言われたからしなければならないのが挨拶ではありません。自分の存在を、あるいは他人の存在をお互いの存在を肯定しあう、認め合う、そのことが挨拶だということを認識していただきたいと思います。それは、人としての原点でありますから、職員として「挨拶しなさい」と言われる前に、一人一人の職員が一人一人の人間として、お客様にも同僚にも仲間にも、そして、今日配属になった新しい職員の皆様にも、しっかりと挨拶を交わしていただけるような、そんな職場になっていただきたいということをお願いしたいと思います。会話が活発になればお互いに理解でき、好意や好感を抱くことができることになります。挨拶がすべての原点であるということをお互いに認識していただきたいと思います。

年度がわりということで、職場内に、新たに職員になられた方、異動されてきた方との新たな人間関係が始まります。
お互いが認め合いながら、良い人間関係を早期に構築していただくことを願っております。また、特に今回の異動では、今まで経験したことのない職場に異動する方も多く見られますが、「自分はこういう人間だ」という自分と、「他人から見た自分」というのは必ずしも一致しないわけであるということを認識していただきたいと思います。自分に対する思い込みを捨て、他人から見た自分を知ることは、良好な人間関係づくりにはとても意義深いものがあります。他人から見た自分を知ることにより、他人とのコミュニケーションをスムースにすることができた事例がたくさんありますので、このことを認識していただき、自信を持って、自分を見つめ直していただきたいと思います。
また、「受命」という言葉があります。呼んで字の如く、命令を受けるということであります。仕事を正しく「受命」できないと、仕事のミスにつながり、職場になじめなくなることがあります。特に初めての上司、初めての仕事である時は、指示・命令を発する上司が、十分に配慮・確認しながら命令していただきたいと思います。仕事の基本原則を確実に伝え、それを実践することをお願いします。そうすることにより、お互いに信頼関係が増幅し、よい良い職場関係構築にもつながります。

最後になりますが、まずもって大切なことは、再三申し上げますが挨拶であります。挨拶が出来ずに、職場内の人間関係が構築できるわけがありません。まして、町民の皆さんに対して、信頼される人間関係の構築ができるはずがありません。
このことを、肝に命じていただくことをお願いし、本年度開始にあたり私からの一言とします。
平成19年3月26日 芽室町長 宮西 義憲
 今日は、人事異動のお話をさせていただきます。
先週、人事異動の内示と発表をさせていただきました。
今回の人事異動、私なりに3点ばかり人事異動の基本方向として心がけたことがありますので、お話をさせて頂きたいと思います。
1つ目は、人事異動につきましては、職員の皆さんから自己申告書をいただいております。それをすべて見させていただき、できるだけ皆さんの意向に沿った内容にしていきたい、そんな考え方をもって取り組みました。
ただ、現実的には、今この職場はどんどん機構組織を見直しており、かなりの分野をアウトソーシングしています。それを考えていきますと、俗に言うポストですとか、町職員として担わなければならない役割というのは、少しずつ縮小されているのが現実であり、さらにグループ制を導入していますから、どうしても中堅層の動きというのが、ラインスタッフの関係からみると硬直化していきます。そういう意味での課題解決に腐心した人事異動でありました。
2つ目であります。皆さんご存知だと思いますが、平成20年4月1日には、この町の部長制を廃止した組織機構の見直しを、すでに芽室町は公表しています。現在町は、その部長制を廃止した組織機構の見直しを、庁舎内部で業務量調査を含めたプロジェクトを設置して検討し、さらに行政改革推進本部でも検討しております。ですから、今年4月1日現在の組織機構のみならず、おそらく改善されるであろう、来年の組織機構を見据えながら、そして私自身の気持ちも込めながら、人事異動に配慮させていただきました。
3点目であります。私ども人事異動には適材適所という言葉をよく使います。適材適所、これは誰の判断なのでしょう。職員が自分で考える自分の適材適所、これも1つの判断。まさしく自己申告書に掲げるのは、その部分だと思います。それは、自己分析・自己評価であります。その他に、外部から職員を見て、あなたの適材は、あなたの適所は、こういう判断も当然あります。これが、上手に連携されると、お互いが双方向の満足感を持つことになりますが、その部分は、色々な難しさもあります。私は就任当初、人事異動は当面行わない、と言ってきました。そして、8ヶ月の経過の中で、私も元職員でありますから、皆さんに対して私が抱いているイメージ、それに加えて、職員に対して、私が抱いている期待感。その見極めを、この8ヶ月でやらせていただいたつもりであります。ですから、皆さんから見て「なぜ私がここへ」ということも現実的にあるかもしれない、しかし、私から見れば、あなたがお持ちになっている魅力、あなたがお持ちになっている能力は、きっとここで大きく花開くんだろうな、そういう期待感が私にはあるということをご理解いただきたいと思います。私は、その3つのことを心にしながら、今回の人事に当たったつもりでおります。
人事というのは、なぜ存在するのでしょうか。これはそれぞれのセクション、そこに新しいスタッフが加わり、新しい能力を発揮し、新しい風を吹かせて、そこに活力を生み出そう、それが目的であります。単純に1人こちらから動かしたから、こっちから1人もってこえばいい、そんなつもりでやっているものではありません。必ずしも当事者である職員の気持ちとは一致しないかもしれませんけれども、私どもはそこに全力をあげたつもりであります。ですから、今回異動した人も、異動しなかった人も含めて、是非それぞれのセクションで新年度に向けて新しい風を吹かせていただきたい、新しい活力を生み出していただきたいと思っています。そう願いを込めまして、異動のあった当事者である課長はもちろんのこと、異動のなかった課長にも人事に対する私の考え方を述べさせていただきました。これからも、町長の考えていることはわからない、是非聞きたい、ということがありましたら、皆さんからも申し出をしていただきたい、そして、この職場に新しい風を、新しい活力を、全員の力で生み出していきたい、それはこの町のためであり、この町の町民の皆さんのためであるからであります。このことを新年度に向けてお考えを頂きたいと思います。4月1日付けの発令でありますから、その準備も怠りなく進めていただきたい、そのことをお願い申し上げまして、今朝の一言といたします。
平成19年3月19日 芽室町長 宮西 義憲
 私たちの職場は、それぞれの職員の力が複雑に絡み合いながら成果・目的に向かって動いていきますが、そのベースになるのが、職員のコミュニケーション能力であります。
私は、コミュニケーションについて、この朝礼の場で何回か話をしてきました。3月5日には、予算審査特別委員会の対応について、職場内のコミュニケーションを発揮し、担当の皆さんでしっかり対応できるよう考えていただきたいというお願いをしました。
結果として、予算審査特別委員会の3日目に、「資料がない」ということが今年は非常に多いという指摘がございました。
私は、この職場の中、職員同士のコミュニケーション、あるいは上司から部下へのコミュニケーションが、上手に機能しているのか、もう一度、お互いが点検する必要があると思います。それは今回のことが起きたからではありません。この場に立たせていただくようになってから、職員同士のコミュニケーションということを訴え、それに付随した話も今までしてきたつもりでいます。
しかし、私がここで話しても、職員周知は、ノーツに貼り付けてあるからそれを見ればいいんだ、と考えている人がいるのであれば、私は問いたい。コミュニケーションって何なんでしょうか。そのことを一人一人がしっかり考え直して頂かなければ、私はこの職場に明るさもあるいは職員同士の活力も戻らないのではないのかと思ってます。コミュニケーションというのは、決して上司が発揮するマネジメントばかりではありません。
職場は、人と人の力で成り立ちます。ですから、相手が何を考え、何を思い、そして相手に対して気配りをし、相手の心情を理解しながらこの職場が目指している目的に向かって、どうやって適宜行動が出来るのか、ということを交換し合うのがコミュニケーションであります。ですから、そこには上司が部下に、先輩が後輩に、そして同僚同士、仲間同士、みんなが対等な立場でそれを心がけなければ、うちは上司が悪いから、うちは先輩が悪いから、同僚が悪いから、そんな言い方だけで職場のコミュニケーションは回復しないと私は思います。その意味では、まだ、総務課長とも十分相談してませんが、4月から職場内コミュニケーション研修に取り組もうと思っています。職員の皆さん、この職場に活力を取り戻すためにも、一人一人が楽しく仕事をするためにも、上司が、同僚が相手のせいにすることなく、自らの責任をしっかりと発揮しようではありませんか。
今一度、呼びかけさせていただきます。
「芽室町役場の職員でよかった」そう言えるような、そんな職場になるよう皆で力を合わせて築き上げていこうではありませんか。
以上申し上げ、今日の一言といたします。
平成19年3月5日 芽室町長 宮西 義憲
 先週の金曜日、3月2日から第2回定例町議会が開催されております。
3月の議会は俗に「予算議会」と言われております。3月2日には私と林教育委員長から、それぞれ町と教育行政の執行方針を述べさせていただきました。
今週の木曜・金曜と一般質問が行われます。一般質問は、単純に見ますと私ども理事者が答弁し、そして事務的な問題については、部長や課長が答弁する、そのような流れで進められます。ですから、係長職や係は、「我々には関係ない」と思うかもしれませんが、それはまったく間違えであり、部長や課長の皆さんが事務的なことを問われたり、あるいはその仕事に対する課題を問われたときに一番それに精通している方は、現場の係長であり係であります。これは役場組織のラインスタッフの機能では当然のことであり、それを忘れないで頂きたいと思います。ですから、議会の最中、課長や部長が事務的な問題を問われた時に、データがないからお答えできないということがないように、後ろからスッとデータが出てくるような、そんな日頃の準備とコミュニケーションをしっかりとっていただきたいということをお願いします。
来週になりましたら、予算審査特別委員会が始まります。予算審査特別委員会は、今申し上げたことが謙虚に現れます。課長がそれぞれ説明をしますが、「課長が説明するのだから課長が勉強してくださいよ」「課長が勉強したら良いんだよ」ということにはなりません。課長が、自分の担当している仕事をしっかりと説明できるかどうかは、係長や係が課長にどれだけ有効なデータを提供し、どれだけ有効な説明をしているかということであります。ですから、課長を中心として日頃の仕事のコミュニケーションをしっかりと積み上げている課はうまくいきますし、それを発揮する場が実は3月の予算審査特別委員会なんだということを一人一人がしっかりと自覚をしていただきたいと思います。
議会というのは、管理職だけが対応しているわけではありません。一人一人の職員の総意が結集されているのが議会であります。ましてや、予算議会はその年のその事業をこういう風に進めたい、という提案は多くの場合係の一人一人からなされたはずであり、自分の思いが課長の口を通して町民の代表者である議会の皆さんに正確に伝わるような、そんな流れを全員で行っていこうではありませんか、それを呼びかけさせていただき、本日の一言とします。
 
平成19年2月26日 芽室町助役 竹島 敏治
 今日は、私から「公務に当たる基本姿勢」についてのお話をさせていただきます。

決裁文書を見ているときに気が付くことですが、印鑑がまっすぐ押されていないことがあります。
斜めになっていたり、ひどいものは印鑑が逆さになっていることも、しばしば見受けられます。
印鑑の意味は、「確かに認めます、同意します、間違いありません」といったときに、決裁文書に責任を持って同意するという皆さんの意思を正式に表す印であり、決して回覧確認のマークではありません。
印 鑑は、責任を持って押すものであり、軽々しい扱いは一人ひとりの職員に課せられた義務と役割を履行していないことにもつながりかねないほど重要なことであり、場合によっては大変なことにもなりかねません。
印鑑は丸いものがほとんどですが、ある書籍に書かれていたことですが、印鑑は押す場合に、どちらが上になるか良く見て、斜めや、逆さにならないように慎重に、そっと押しますが、そこにちょっとした「間」が生まれ、わずかの時間ですが、その「間」には、この印鑑は押しても差し支えはないこと、間違えがないなと考えるゆとりを持ちなさいという意味があるそうです。だから印鑑は丸いのだとかかれていました。
曲がっていようが、逆さになっていようが、押してあればいいのだという押し方は、確認していない、誠意のない証明みたいなものだということにもなります。
私たちは、公務員であり、一人ひとりが責任を持って行動しなければなりません。たとえ庁内文書であろうと、いったん印鑑を押せば、それを押した人の責任を背負って一人歩きを始めます。
押す前のちょっとした「間」にそのことを考え、まず印鑑を正しく押す、押せる人になるよう心掛けてください。
公務の遂行にあたっては、今一度、毎日の行動や行いについて、その意味や目的を考え、責任と自覚を持って業務に取り組まれるようお願いいたします。
平成19年2月19日 芽室町助役 竹島 敏治
1 今日は、町の平成19年度予算案の概要が固まりましたので、そのお話をさせていただきます。
町の平成19年度予算案は、編成作業の取りまとめを行った企画財政課をはじめ、各課のみなさんのご協力により、先週の14日にまとまりました。昨年の11月から現在まで約3ヶ月にわたり、皆さんの編成作業への協力にお礼を申し上げたいと思います。

2 平成19年度の予算総額は、一般会計ほか10の特別会計・事業会計を合わせ、205億2千万円で、これは前年度対比0.2%の減額です。
このうち一般会計予算額は96億2千万円を見込み、前年度と同規模予算となる見込みです。
今年度も、実質予算額では、昨年同様の「道道2丁目通り用地取得受託事業」に加えまして、「国営土地改良事業御影地区繰上償還」の特殊要素を除きますと、88億3千万円となりますが、その他の特殊要素として、国や北海道の制度や予算執行の前倒しに対応し、平成18年3月に予算化され繰越明許費で実施予定となる「道営土地改良事業」と「芽室中学校大規模改修事業(2年目)」を実施予算額に加えますと、91億8千万円で前年度と実施予算額を対比しますと、わずかに下回り9年連続して前年度を下回る予算となる見込みです。

3 この予算案をまとめるにあたり、昨年の11月から4つの具体的な編成方針のもと、各課での予算編成に着手していただきましたが、一般財源の確保が難しい中、人件費の抑制や「国営土地改良事業御影地区繰上償還」など行財政改革の継続と、計画・予算・評価の連動をはかり、中・長期的な視点を踏まえ、重点化・効率化を図った予算案となったものと思います。

4 この予算案は、今後さらに精査・点検をしまして確定し、今週の22日の町議会議員協議会で概要説明の後、報道発表を行う予定であります。また、職員のみなさんには、同日庁内ノーツでお知らせしたいと思います。

5 この予算案は、来月2日開会予定の町議会定例議会に提案し、審議されることになりますので、これらの議会対応につきましても、みなさんのご協力をお願いします。

以上、私の立場から予算に関連いたしまして、お礼とお願いを申し上げ本日の一言とします。
平成19年2月5日 芽室町長 宮西 義憲
 今日は、文章を書くということについて、話したいと思います。

最近、私たちはパソコンを使って仕事をしますから、文書をパソコンの中に保存させることができ、1年前の文書を日付をかえるだけで、用が足りるということも現実的にはよくあります。文書を書く時には起承転結を考えていかなければならないと、よく言われておりますが、パソコンでの文書作成に慣れたせいか、そのことをちょっと忘れがちになっていると思うことがあります。
今、私たちが、人間としての能力をアップさせようとするときに、「書く力」というのを見直そうと言われています。「書く」ということは、人としての基礎・基本をもう少しステップアップさせるというときには、とても大切なことだと言われます。意識改革、あるいは職員の能力アップ、そのベースになるのはすべて「書く」ということだとも言われています。「書く」ということを考えてみますと、鉛筆を持って書くこともパソコンで文書を作るということも同じでありますけども、自分の内面をしっかりと現すこと、それが書くということだと言われます。書くということは自分の意識、あるいは心模様、あるいは自分の姿勢を見定めることでもあると言われます。ですから、書いた文書と言うのは、ある意味では自分の内面を表すと言うことですから、自分に対する約束、自分に対するマニフェストだということになります。
それでは、「書く力」はどうやったら高まるのでしょうか、これには3つあると言われております。
非常に簡単なことですが、
1つ目は、日頃感じることがあったら、必ずメモをとっておく。
2つ目は、そのメモをとったものを文章にしてまとめてみる。
3つ目は、それをさらに短い文章に書き換えてみる。
以上の3つであります。
これらを行うことによって「書く力」というのは確実に高まると言われています。日頃からメモをとるということを慣習化させますと自分に対する情報量が増えるということですから、それを1年、2年、3年と続けていくと、続けていない職員と比べ情報量の格差、それが職員能力の差になって現れます。ですから私たちは、これから文書力を磨こうと思っているのであれば、是非ともメモをつけることからはじめて頂きたいと思います。現実にメモをつけている職員の方もたくさんいると思いますけども、そこから一人一人が書く力を高めていけば、意識改革、職員能力の向上になると思いますので、皆さんも取り組んでいただければと思います。
平成19年1月29日 芽室町長 宮西 義憲
 今日は、先週の出来事を3つお話ししたいと思います。

1点目は、ファイリングシステムの話です。
平成18年度は芽室町役場でファイリングシステムを導入いたしまして、庁舎内の全体的な配置・構造が大きく変わったような感じがするくらい雰囲気が変わりました。このファイリングシステムは、NPO法人アドミックの助言・指導を受けながら実施・導入したわけでありますけど、先週の金曜日を最後として、年度内の現場指導は終わり、指導の先生から「大変お世話になりました」とご挨拶をいただきました。その際、「芽室町のファイリング導入は非常に上手にいった」というお話がありました。職員の皆さんが困難の中で、協力体制をしっかり組んでくれた、よく事情を分かってくれたことで非常に完成度の高い導入が出来たということを、職員の皆さんにお伝えいただきたいと言っておりました。特に現業部門では、ファイリングシステムを導入する時には、図面や地図の扱いに大変苦労するわけでありまして、なかなか協力体制が組めないという自治体が多いなか、芽室町役場の場合には、それが非常に上手にいったことを高く評価していただきました。とてもすばらしいことだなと、私も大変うれしく思ったことをまず伝えたいと思います。ファイリングにより新たな庁内空間が出来ましたので、この空間を是非住民サービスのためにどう生かしたら良いかを、それぞれの主管課で創意工夫していただきたいと思います。

2点目には、電話に出た職員の人で自分の名前を名乗ってくれない人がいる、そういうホットボイスが入りました。私は、特に事実確認はしておりませんけど、その種のホットボイスが今もって入ることは、職場の質が問われているということであるかと思います。職員の質、それは職場の質となります。しかも、電話で名前を名乗らない職員が、今でもいるということですから、これは職員として極めて基本的な問題であり、この種のホットボイスが今もってあることは恥ずかしいことであり、職員としては絶対に避けなければなりません。一人一人がしっかりと考えていただきたいと思いますし、またそういうことがありましたらお互いに「今、名乗ってないよ」というようなことを注意・指摘しあうような、そんな職場であっていただきたいということを私からもお願いしておきたいと思います。

3点目は、先週9箇所において「そよ風トーク」を実施し、それぞれの地域社会のみなさんとお話し合いをする機会を得ました。月曜日から始まり、最終は土曜日の夜となりました。全員でざっと125、6名のみなさんに、それぞれの会場にお集まりをいただき、いろんな意見交換をさせていただきました。いずれにいたしましても、この厳しい行財政の時代、その厳しさということは、皆さん十分お分かりになっておられます。その中で、どう町政を進めていくのかということに関して、行財政が厳しいから・金がないから、ということだけが絶対的理由になるわけではなく、そこには説明責任が存在し、そして住民の皆さんにもご意見が存在しているということをしっかりと受け止めることができた、そんなトークであったと私は感じております。これからも、それぞれの仕事の中で町民に説明をする機会、あるいは疑問に答える機会を一人一人が積極的に作って頂きたいと思います。また、今回のそよ風トークはすべての部長が参加をしておりましたので、それぞれの部長から問題のある、あるいは課題が残った主管課には話が伝わると思います。中には新年度予算にはね返すことができる、あるいは、現在総合計画を策定しておりますけど、長期的に位置付けるような意見もございました。その意見の集約ですとか、仕事にどうはね返すということにつきましては、各主管課で智恵を出していただきたいということを、お願いしたいと思います。

結びになりますけど、土曜日に小さくても輝く町づくりというフォーラムがございまして、職員の皆さんも多数聴講に来ていました。関係しておられました企画財政課の職員にもお礼を申し上げ、今日の一言とします。
 
平成19年1月22日 芽室町長 宮西 義憲
 今日から「そよ風トーク」地域懇談会が始まります。懇談会には、私をはじめ助役・部長等が出席し、役場を空けることが多くみなさんにご迷惑をかけることも多くなりますが、よろしくお願いします。
地域懇談会では、それぞれの場所で色々な話が出てくると思います。昨日雑誌を見ていて、懇談会や日々の会議等における言葉力、コミュニィケーション能力について、皆さんに紹介したいものがありましたので、お話します。

仕事の9割は話しによるものであり、言葉力・コミュニィケーション力と言われるものであるということが紹介されておりました。よく仲間の中で、あの人は話がうまい、あの人が話すと妙に説得力があるんだよなということがあります。自分には同じようには出来ない、それはあの人の特性であるから仕方ない、というふうに決め付けてしまうことがありますが、決してそういう訳ではありません。最近、言葉力は学んで身に付けるものと言われ、既に民間企業では、言葉力・コミュニィケーション能力が研修の重要なものと位置付けられております。話しの9割は言葉によって処理されるものであることを認識していただき、次の3つについて、皆さんには、ぜひ振り返っていただきたいと思います。

1つ目は、窓口や電話・会議等で町民の皆さんや仲間同士で話した時に、あなたの発言によって、相手にストレスをかけたことはありませんか?あなたの発言によって会議を長引かせてしまったり、無駄な時間を使わせてはいませんか?あなたの発言によって相手を立腹させたことはありませんか?ということであります。

2つ目は、あなたの発言によって、効率的な業務に無駄が生じませんでしたか?予算執行に無駄を与えませんでしたか?税金の無駄遣いになりませんでしたか?

3つ目は、先ほども話しましたが、言葉は誰でもしゃべるものであるので、ことさら言葉力やコミュニィケーション能力向上の研修は必要としないと無意識に思っていませんか。
ということであります。

紹介させていただいたこの3つについて、職員としてぜひ振り返り各自考えていただき、仕事の9割は言葉力であるということを十分に認識し、さらに、言葉力・コミュニィケーション力の不足が、組織活力の停滞ないし窓口トラブルの隠れた原因であるということを認識し、コミュニィケーション能力向上に努め、今後の業務に生かしていただきたいと思います。

平成19年1月15日 芽室町長 宮西 義憲
 今日は1月15日、平成18年度の業務もいよいよ最後の総仕上げという時期になります。

皆さんは、仕事の中でそれぞれ目標管理を行っていると思いますが、この時期になると18年度の仕事の最終的な点検を行うと思います。それはまた、新しい年の仕事につながっていくことになり、俗に言う、プラン・ドゥ・シー、あるいはプラン・ドゥ・チェック・アクションをやっているものと思います。その中で私たちは仕事をしっかりと事業評価し、その結果が、次の年のプランにフィードバックされることになります。

そこで事業評価をする私たち評価者には、1つの責任がでてきます。事業評価をした以上はその評価した内容、そして、それに伴う改善策というのを明らかにしなければなりません。評価結果を示して改善策を示す。この2つを明らかにしなければならない責任を負うわけであります。

それを明らかにする対象者は誰か。1つは、職場内の所属長であります。当然組織として仕事をやっているわけですから、職場の所属長に対して、この評価の結果とそれに対する改善策、これを明らかにしなければならない。
もう1つは、申し上げるまでもなく町民の皆さんに対してであります。町民の皆さんに対して、今年の事業評価の結果を明らかにしなければなりません。また、それに伴う改善策を新年度の事業としてはね返し、計上する場合は、それを明らかにする。これが町民の皆さんに対しての説明責任でもあります。是非ともそのことを念頭において、これからの予算編成に生かしていただきたいと思います。また、仕事始めの挨拶に皆さんに申し上げた3つの観点、これも今申し上げたことに関連するので、是非ともそういう観点から新年度の事業の取り組みを行っていただきたいと思います。

来週から新年度予算の理事者査定が始まります。査定に挑む際もこの観点を持ち、のぞんでいただきたいということを申し上げ、今日の一言とします。
平成19年1月9日(仕事始めの挨拶) 芽室町長 宮西 義憲
 皆さん、あけましておめでとうございます。
平成19年の、そして2007年の年明けというのは、非常に穏やかな日よりでありました。22年ぶりの雪のない1月ということで、皆さん方にとりましても、そしてご家族の皆さんにとりましても、穏やかなお正月を迎えたことと思います。
今日皆さんが、元気に出勤してくださいました。それぞれの皆さんが、年末年始をゆったりと過ごされて元気に出勤された姿を見まして、私も大変うれしく感じています。職員の皆さんにとって、昨年1年間の大変厳しい仕事を乗り越えてきた、それをリフレッシュした年末年始であったのだと思っています。

さて、振り返ってまいりますと、私どもの年末年始は、公務員だから当然休みであると考えがちですが、私たちの同僚・仲間の中には、年末年始もきわめて通常に仕事をしている、そういう職種がたくさんあります。公立芽室病院然り、特別養護老人ホーム然り・芽室消防署然りであります。そういう職場で、年末年始も変わらぬ勤務をしてくださいました皆さんにお礼を申し上げたいと思います。そしてまた、今年の年末年始は、連休をはさみ非常にロングランでありました。そんなことから、住民サービスを低下させてはならないと、住民生活課の窓口・出納課の窓口の皆さんが、1月4日と5日に窓口業務を開設いたしました。そんな皆さんにも、お礼を申し上げたいと思います。そしてまた、穏やかなお正月から一変いたしまして、6日の夜から7日にかけ大雪にみまわれました。道路条件が急に悪化をいたしましたけど、除雪に万全の体制を組んでくださいました建設水道課の皆さん、そして7日の成人式は、あの悪条件の中で本当に挙行できるんだろうかと、心配をいたしましたけど、その成人式を担ってくださいました教育委員会社会教育課の皆さん、さらにあの日は消防団の出初式がありました。消防署の皆さんにも心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。そういう同僚がいるんだということをしっかりとお互いに認識しあうことも、私はとても大切なことだと思っております。

昨年の仕事納めのときに皆さんにお話させていただきましたが、私はこれからの町政は、町民の皆さんといかに情報交換・意見交換をして推進するか、それがとても大切なことだと思っています。私はそのことをそよ風に例えて今まで何回か皆さんにその実践をお願いしてまいりました。仕事納めのときにも申し上げました。一人一人の職員の皆さん、皆さんは十分にそよ風を吹かせてきたと、お考えでしょうか。あるいはまた管理・監督者の皆さん、そよ風を管理・監督できましたでしょうか。そんな問題を提示させていただきました。1年の計は元旦にありといいます。たしかに1年の計画をしっかりと元旦に建てるということは、自分が目標を持って歩むということで、言い古された言葉ではありますけど、とても大切なことだと私はそのように認識しております。一人一人の皆さんは今日の出勤にあたり、新たな1年の計を心にしていると思います。私はそよ風という観点に立ち、昨年5ヶ月半経過した自らの反省と評価にたって、今年の仕事始めにあたり、皆さんの1年の計の中に加えていただきたい、3点を今日この場で申し上げさせていただきたいと思います。

まず第1点目。是非皆さん方に、お願いをしておきたい訳でありますけど、仕事していく中で、色々な立場、色々な観点から、町民の皆さんに説明をしなければならない機会が多くあります。その説明でありますが、町民本意の説明に努めていますかということであります。昨年の12月11日だったと思いますが、私は朝礼で、プルゼンテーションのお話をしました。その時も申し上げましたが、町民の皆さんに政策を、あるいは仕事の内容を説明するときに、皆さんは何をベースに説明をされるのでしょうか。自分が説明したいことだけをお話しても、それは説明会ではありません。まず始めに努めなければならないのは、その説明会にこられる聞き手の皆さんが、何を求めいているのでしょうか。何をお聞きになりたいのでしょうか。そして、どんなニーズをお持ちなのでしょうか。そのことをしっかりと把握することであります。そしてその把握した内容を事前に分析をすることです。その分析があるからこそ実は話の内容をこういう内容にしようということが決まるのです。それなくして自分が自分の立場から説明をする、自分の価値観からものを言う、それは一方的な言葉の羅列であって説明会ではありません。プレゼンテーションでもありません。町民のみなさん本意の説明に心がける、ということをまず1年の計の一角に加えていただきたいと思います。

2つ目は、政策や事業の確立の問題であります。これから新年度の事業と予算を確定していくことになります。その予算や事業は何を元にお考えになったのでしょうか。私は、これからは課題解決意識をもって取り組んでいただきたいとお願いしておきたいと思います。当然、上司から指示を受けて事業あるいは政策を確立するということもあります。それも方法の1つとしては、間違えでもなく、正しいことでありますし、当然存在することであります。しかし、その方法だけでは、俗にいう指示待ち症候群であり、自らの考え方を政策に反映することにはならないのであります。一人一人が、私たちの足元にある課題は何なのか、その課題をしっかりと把握し分析をしていく、そしてその課題を解決することこそ、事業であり政策であります。
先進事例を模倣することも大切なことです。でも、先進事例を模倣する域から一歩もでなかったらこの町の施策や事業にはなりません。そこには自らの課題の把握と、それを解決する発想が必要なのです。それが職員一人一人の政策形成能力であります。そのことを是非とも1年の計の2つ目に加えていただきたいと思います。

3つ目は、職員として職務の当事者意識を高く持っていただきたいということであります。職員の皆さんはそれぞれの領域、それぞれの分野で仕事を担っております。そこで主体的な仕事をするためには、当事者意識が必要であります。常に係長から言われるのを待って、課長から言われるのを待って、部長から指示を受けるのを待って、理事者からの指示があるのを待ってという待ちの姿勢ばかりではなく自分たちが高い主体性を持って、当事者意識をもって仕事に取り組んでいただきたいと思います。もちろんそれを実践している方もたくさんおりますけども、その高い当事者意識をもつことが、実は自分のセクションばかりではなく、隣のセクションの問題点を見出すことが出来たり、隣のセクションから事業共同を呼びかけられたときに対応出来たりするわけであります。
協働の町づくりとよく言われます。そして町民の皆さんにも共助・自助をお願いしております。私たちは、町民の皆さんにも参加をしていただき、協働のまちづくりを進めて行くからこそ、一人一人の職員が当事者意識を持たなければならないということを強く認識して、1年の計の3つ目に加えていただきたいと思います。

一人一人が町民本意の説明を心がけて行く、課題解決に向かって行く、あるいはまた当事者意識を持つということは、仕事に対してポジティブな姿勢でのぞむことになります。職員一人一人が、ポジティブに取り組む職場というのは、必ず一人一人の気持ちが高まり、モチベーションが上がります。職員のモチベーションの高い職場というのは、活力のある職場になります。職場の活力というのは、上司に創ってもらうものではなく、一人一人がお互いに責任を発揮することによって、お互いの責任を持ち寄ることによって創るものだと、私はそのように思っております。

新しい静かな年を迎えました。一人一人の1年の計の中に、今申し上げた3点を是非加えていただきまして、そしてこの町が自主自立を選んだ町だからこそ、町民の皆さんと一緒になってその自主自立をしっかりと確立していく、そのための歩みをしっかりと踏み出して行く、それが、平成19年であり、2007年なんだと考えながら、これからの予算編成にむかって歩んでいただきたい、そのことを心からお願い申し上げまして、私の年頭の挨拶にかえさせていただきます。
職員の皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


平成18年12月29日(仕事納めの挨拶) 芽室町長 宮西 義憲

 今日は12月29日。早いもので仕事納めの日になりました。
今年の冬はとても暖かく雪もなく、年末年始という感じではありません。
しかしながら、1年が経つのはたいへん早いものです。1年の計は元旦にありと申しますが、自分が立てた1年の計、それに対して今日の仕事納めの日を職員みなさんどのような気持ちで迎えたでしょうか?
私も今年1年間を振り返ってみたいと思います。

私 は今年の7月19日から、芽室町長として町の舵取り役を担い、あっという間に5ヶ月半が過ぎました。大変に緊張感の高い日々が続いております。そして、この5ヶ月半、私にとって何よりうれしかったことは、今年の農産物の出来であります。ちょうど、私が選挙に立起表明した頃、畑をみると非常に悲惨な状況でありました。春先の大雪、低温・長雨と農作物の出来秋を非常に心配しました。しかし、夏以降の天候の回復が、しっかりと町の基幹産業を支えてくれました。結果的には、10年連続200億円を超える出来秋となり、大変足腰の強い芽室町農業を改めて認識することとなりました。農業関係者のみなさん、関係機関の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。
2つ目に、私はマニフェストに「子ども育てがしやすいまち」を挙げたところです。就任して間もない頃、公立芽室病院が赤ちゃんにやさしい病院として、WHOとユニセフから認定を受けました。母乳育児を薦めるという取り組みの努力が認められました。公立病院の産科・小児科の医師のみなさん、そしてスタッフのみなさんに心から感謝を申し上げたいと思うとともに、町の職員に取りましても、仲間や同僚がそのような成果を挙げたことは、全員の誇りであり、パワーとなる出来事でありました。
3つ目は、芽室の子ども達が文化活動・スポーツ活動で全道・全国大会で素晴らしい実績を挙げたことです。中でも、白樺学園高校が甲子園に初出場しました。開会式のあとの第1試合という大きなハンディの中、白樺学園の子ども達がのびのびと、そして北北海道の代表らしくはつらつと戦いました。結果として負けはしましたが、私がホテルに帰ってきますと、ホテルの支配人が私の着ている白樺学園の応援Tシャツを見て、「北北海道の応援ですか。すごい強いチームですね」と言ってくださいました。大阪の人たちは目が肥えているので、そのような人から評価されたのを、とてもうれしく思いました。
でも、決して良いことばかりではありませんでした。今年は私たちも心を痛めるそんな事件事故が多発しました。特に私たち大人社会がしっかりと育んでいかなければならない子ども達の命や心が脅かされるような事件事故が多発しました。本来、大人社会というのは、子ども達の健やかな育みを等しくみんなで見守るべきものであります。いつから、こんな世の中になってしまったのか。とても悲しく感じる出来事が続発しました。
毎年恒例になりました日本漢字能力検定協会が実施している、今年の世相を漢字1文字であらわすとどうなるか?今年は、すでにみなさんご存知のとおり、「命」という1字でありました。子ども達に起きた事件事故を考える時、「命」という言葉は、いかにも悲しく悲惨な思いが私にはありました。

そんな中で、職員のみなさんはどんな1年を過ごされたでしょうか。ある職員は自ら建てた1年の計、そして仕事で建てた目標管理、それがしっかりできたと充実感や満足感に満ちて今日の仕事納めを迎えたのだと思います。中には今年1年間、大変困難な仕事に遭遇し、苦悩の中で十分な充実感にいたらなかった職員もいるかと思います。いずれにしても、それらの思いをこの年末年始で整理し、翌年の仕事の糧としていただきたいと思います。
7月の就任以来、私が感じていることを一言申し上げたいと思います。

私は7月の就任のときにみなさんの前で、あやゆる職員の皆さんに共通するであろう仕事の進め方・手立てを3つ申し上げました。
1つは、そよ風に例えて、町民の皆さんと私たち職員の関係について、説明をしっかりし、意見をしっかり聞こうということであります。結果として町民のみなさんに行政参加をしていただき、職員として説明責任を発揮し、情報を公開して欲しいということをお願いしました。
2つ目には、私たちが町政を進めていくうえで、政策決定の経過を明らかにしょうということをお願いしました。大切なことの意思決定・判断について自分たちもしっかり参加することをお願いしました。自らも政策に参加するということはとても大切なことであります。
3つ目には、どんなときも思いつきで仕事してはならない。基本的には町の基本計画、マスタープランに基づいて、しっかりと中長期の観点を持ちながら一つ一つの仕事を進め、思いつきで仕事をすることはやめようということであります。
特にこれからは、行財政が厳しい時代です。自主自立プランを実現していくためには、町民のみなさんに新たなる負担をお願いしたり、サービス低下をお願いしたり、あるいは新しい税制までお願いするようなことが出てまいります。だからこそ、私たちには説明責任がある。だからこそ、私たちには情報公開をしなければならないのです。私がお願いをしたこの3点、みなさんは十分実現できたとお考えでしょうか?一人一人がそれぞれ苦労して仕事を進めていただいていることは、私も強く感じております。人というのは、残念ながら手の平を返したように、今日から180度変わることにはなりません。もちろん、私たちは組織人として働いておりますから、なおさらそうはなりにくいものです。それは私を含めてそうであります。でも、皆さん方が一生懸命工夫をこらして、一つ一つの仕事を少しでも町民の声を受け止めながら、そして町民の皆さんに説明しながら進めようとする姿勢が多く見えるようになってきたと私は実感しております。ただ一部には、町長の考えていることが解らないという声もありまして、そういう悩みがあることも聞いております。私自身が今感じていることをどう理解していただくか、年末年始に自分なりに戦略を練り直し、1月末から2月にかけて各課長等とヒアリングをすることを考えております。そして、職員のみなさんと私の思いが、翌年度の予算編成にしっかりと生かされるような流れを作りたいと思っています。

職員のみなさんにも色々な戸惑いがあったかと思います。役場に入って初めて首長が交代することを経験したといった職員がおりました。その時にどうしたら良いのか自分もよくわからないと言った職員もおりました。一つ一つ意見を交換しながら、一つ一つ話し合いをしながらお互いが理解していく、それは職員同士でも職員と町民みなさんの間でも同じだと思います。厳しい行政の時代、厳しい財政の時代、だからこそ、話し合いをする、意見交換をする、そのことをベースにして、私はぜひこの職場を、活力溢れる、そんな職場にしていきたいと思っております。いずれにいたしましても、一緒に歩みましょう、共に歩みましょう、ということを再度皆さんに呼びかけをさせていただいて、新しい年を迎えたいなと思っております。

皆さん、職員として1年間の自らの歩みを振り返りながら、年末年始のこの休暇を、自らの心身のリフレッシュ期間にしてください、そしてまた、新しい年に一人一人がパワフルな歩みをしていただけるような、そんな年末年始の休暇にしていただきたいとお願いしたいと思います。
今、雪がなく、年末年始という気持ちには、なかなかならない訳ではありますが、これから皆さんはお正月を迎え、お酒をいただく機会も多くなると思います。お酒を飲むことは何の問題でもありません。でも、公務員として絶対にやってはいけないこと、私たちは絶対にお酒を飲んだときにハンドルを握ってはいけません。今、芽室町役場の職員は、町民のみなさんからまだまだ失墜した信頼を回復するその期間であります。まだまだ回復しなければならない責任を担っているその期間でもあります。一人一人が、しっかりと自覚と認識と責任をもっていただきたい、そのことを改めてお願いしておきたいと思います。
最後になりますが、皆さんにとりまして、ご家族のみなさんとともに、良いお年でありますこと、良い年末でありますことを、心からご祈念申し上げまして、仕事納めの挨拶とさせていただきます。どうぞ、みなさんご家族とともに、良いお年をお迎えください。


 


平成18年12月25日 芽室町長 宮西 義憲

 先週の22日を持ちまして、町議会の定例会が終了しました。今回の定例会は、初日の行政報告そして困難性の高い議案から一般質問と、全体的に非常に緊張感の高い日々でありましたが、みなさんのご協力により無事終了しましたことを、まず、感謝申し上げます。
今回の議会を始め、諸々の会議の中で感じることがありましたので、お話ししたいと思います。

職員の皆さんは、様々な機会で町民の皆さんや関係者等と会議や打ち合わせを行うことがあるかと思います。話し合いをしていくと、意見が噛み合わないことや意見の食い違いが起きることもあります。そのような意見の矛盾や対立がありますと、トラブルを避けたいがために、その意見を避けようと考えてしまいます。
しかし、この矛盾や対立の影には、大きな有用性があることを知るべきです。
トラブルも起きることがありますが、そこには必ずそれ以上に発展するパワーが潜在しているのです。
議会ももちろんですが、町民の皆さんとの集会や政策などの説明会、職場の関係課会議などで、相互の主張に矛盾や対立点が表面化することは多いものです。
でも、その矛盾や対立が際立つほど、実は高度な合意に達する可能性があるということです。

ぜひ、みなさんも話し合いにおける矛盾とトラブルは、高い次元での合意形成ができるということを承知していただき、今後の会議や話し合いに挑んでいただくことをお願いし、本日の話とします。

 


平成18年12月18日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、職員研修で得られる知識・能力という問題について、先日、ある人と話をする機会があり、「なるほどな」と思ったことがありましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。

芽室町役場の職員研修は、比較的メニューを数多く用意して取り組んでいる先進的自治体だと思います。職員研修には、皆さんご存知だと思いますが、職場内研修として行われるOJT(職場内訓練)ですとか、OFF−JT(職場外研修)などがあります。その他に一人一人の皆さんが自分で参考書を買って読む等自己研修があると思いますが、いずれにしましても、職場内研修であったり、あるいは自己研修で参考書を読んだから、研修に参加したからということだけで満足していませんか?というお話です。
そこで得た物は知識でありまして、その知識を職員一人一人が自分の実践活動の中でいかに使えるか、使えるまでレベルを高めて、そこに一人一人が職員として求められている大きな役割があるということです。その役割が発揮されて使えるレベルまでその知識が高まったとしたら、それこそが「能力である」と言っていました。私もなるほどと思いました。

私たちは研修に参加し、あるいは本を読んで得た知識、それを持ってこれで私は色々なことを覚えたんだ、と思うことがありますが、それはただの知識でしかなく、その知識を能力としていかに仕事の場に、あるいは仕事の機会に生かすことができるかそれが大事なことであります。そのためには一人一人が自分の仕事に対し、得た知識の確認や課題を駆使しながら、より高めていくよう努めていただきたいと思います。私もそうしていきたいと思っています。
これから新年度の事業を検討する時期になります。その中で是非、今までの研修等で得られた知識を能力化して生かしていただきたいとお願い申し上げ、本日の話とします。

 


平成18年12月11日 芽室町長 宮西 義憲

 今週の14、15日は一般質問です。それぞれの質問に、管理職が答弁書を作成すると思いますが、すべての職員の皆さんはそれぞれの担当業務に関して、協力をお願いしたいと思います。

議会での一般質問に対する答弁や説明もそうですが、私たちは仕事柄色々な機会においてプレゼンテーションをすることがあります。職場の関係者会議での説明、町民の皆様への説明会などは、自分が思ったことを一方的に伝える、それで事が足りるかというと決してそうではないことは良く指摘されます。プレゼンテーションには基本になることが3つあると言われます。

1つ目はプレゼンテーションの相手、情報の受け手・聞き手が誰であるか、ということを事前に分析しようということであります。聞き手は誰であるのか、聞き手は何を聞きたくてこの場に来たのか、あるいは聞き手のニーズは何なのか、ということをしっかり分析することによって、その聞き手に話をする私たちは話の内容を変えていかなければならない、という意味です。聞き手の状況が分からなくて一方的にプレゼンテーションに臨むのは、間違いだということを考えていただきたいと思います。

2つ目は聞き手の分析が出来たら、話の目的をしっかり分析するということであります。私たちは何の為に話をするのか、参加してくださった聞き手の皆さんは何を聞きたくて参加をしたのか、そしてどんなニーズをお持ちなのかということの把握であります。そのことによって、私たちは話の内容をしっかりと考えて行かなければなりません。自分はこういうことをプレゼンテーションしようと原稿に書いて来て一生懸命それを読み上げるのは、話し手の一方的なプレゼンテーションでしかない、そうではなくて一番の理想は、このことが実現される、と聞き手にとってこんないいことがあるんですよ、こんなメリットがあるんですよ、こういう利益があるんですよ、というような話の仕方が出来ればプレゼンテーションは大成功だと言われます。

3つ目は、プレゼンテーションの場所や環境をしっかりと確認し分析をしようということであります。例えば、会議室で話をする場合、あるいはより広い、例えばめむろーどなどで話をする場合、マイクを使う場合使わない場合、パソコンからプロジェクターを使うか使わないか、その時にコードが足元に散らばっていたりするような環境で本当に良いのか、あるいはホワイトボードを使う場合、マーカーがかすれてしまって後ろの人に見えないことはないか、そういった1つ1つの点検によって、私たちの伝えようとしていることがしっかりと伝わると思います。そのことを間違えてしまうと、私たちが一生懸命伝えようとしても意図が伝わらないというこがあります。
以上申し上げた、プレゼンテーションの3つの基本を、お互いに意識しあいながら、新年度の事業説明などに活用していただければと思います。

最後にもう一度言いますが、聞き手にとって、自分たちにはこういうメリットがあるんだと感じていただけることが、最高のプレゼンテーションだと言われていることをよく考えていただき、対応してもらいたいと思います。

 


平成18年12月 4日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、職員の綱紀粛正について、お話をします。
す でにご存知のとおり大変残念なことでありますが、先々週、私たちの同僚が、飲酒をしてハンドルを握るという公務員としてあってはならない大変遺憾な状況を起こしてしまいました。日頃、私たちは公務員としていかにあればいいのかということについて、私からも機会をとらえて申し上げてきたつもりであります。私は、これからの町政は、みなさん一人一人が役場職員として自覚と誇りを持って、当然そこには重い責任があるということを認識しながら町政にあたっていただきたいと思っておりました。そんな矢先の出来事であったがゆえに、私も大変遺憾に感じるところであります。この問題は決して当事者だけ、自分に関わりのない他の職員の問題、ということでなく、一人一人が自分の問題として受け止めていくことが、とても大切なことだと私は思っております。今回のことは、町民の皆様の信頼を失墜することとなりました。町民のみなさんから失った信頼を回復するということは大変なことであります。でも、この現実に、私たち一人一人が謙虚な姿勢を持って向き合っていかなければならないと思っております。
ここでみなさんにぜひ申し上げたい。
1つは、今回の問題は私には絶対に起きない他人の問題であるとういことではなく、一人一人が自己の問題として受け止め、しっかりと戒めていただきたいと思います。
もう1つは、失墜した信頼、これは職員個人の問題では決してありません。町民の皆様は、役場という職場全体を厳しい目で眺めているということを謙虚に受け止めなければならないと思います。ぜひとも、そのことを念頭におきまして、一人一人が今回の問題を自分の問題として、真摯に受け止めていただきたいと思いますし、それぞれの職場の中で今回の問題を自分の問題として語り合っていただきたい、そして、防止策をどうするのか、あるいはお互いに防ぐにはどうしたら良いのかということを肝に命じて検索していただきたいと思います。
なお、今日は終業後、「二度と起こさない」、そういう誓いを新たにするために、職場集会を開催いたします。職員全員がしっかりとした認識をもって参加をされますようお願いします。是非とも信頼回復には職員全員が一緒に歩むんだという意思を持っていただきたいということを再度お願いし、今日の一言とします。

 


平成18年11月27日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、日頃の勤務で感じたことを3点ほど申し上げたいと思います。

まず1点目は、朝出勤してくるとき、また帰るとき、皆さんと顔を合わせたときに当然お互いにあいさつをします。挨拶を交わすときというのは、人それぞれ性格があり、声の大きさ等、人柄が表れるのであります。それぞれの課の中でも、みなさんが互いにあいさつを交わすわけでありますけど、その挨拶を交わすということが、職場内コミュニケーションの原点であるということを是非お考えいただいて、お互い元気よく挨拶を交換することをお願いします。そのことが町民の皆さんに対応するときに、ベースになっていくことを認識していただきたいと思います

2点目は、決裁文書を見て感じたことであります。合議と協議というものがあります。合議というのは、役人として長い間仕事をしていますと、ただ関係する課、関連する人たちに印鑑をもらえばいい、それが合議だというふうに勘違いをしてしまうことがあります。この合議という言葉は、本来は話し合いのことを指しています。ところが、関係する課の皆さんにハンコをもらったことで、すでに関係課と合議が成立したかのように捉えてしまっているかのようなことが見受けられ、私は決裁に非常に悩むことがあります。これはきちんと話し合ったんですかと聞きましたら、まだ話し合ってない、ということがあります。是非、合議という行為と、関係する課・係と協議をする、その協議という行為の違いをしっかりと認識しなおしていただきたい。確認しあっていただきたい。ということをお願いします。法令用語で、協議と合議というのを、是非一度ご覧になっていただければ、確認できると思います。

3点目ですが、これも決裁の関係ですが、報告の問題であります。私も、これはちょっとおかしいな、決裁できないな、というものは、助役を通じて、あるいは担当部長を通じてお返しすることがあります。ただ、軽微なものについては、決裁をして、私からの意見やできればこうしたらどうだろうかということを付記することもあります。ただ、問題はその後であります。私も付記したものを持って現場の担当課長や担当係長に行けば良いのですが、時間がないときがあります。そういうときは、そのまま決裁をお返しすることがあります。付記したのだから、おそらくそのあと報告があるだろう、と思っていますが、半分ほどがなにも報告がない状況です。是非、報告の習慣をつけるべきです。この報告だけではなくて、職場の中ではそういう意味でのコミュニケーションの充実をはかるべきと思います。

挨拶も、合議と協議、そしてまた報告も、職場の中でそれを行き交わすことが、職員同士のコミュニケーションの原点でもあり、それを慣習化することで、町民の皆さんに対しても同じような姿勢でのぞむ事ができる、私はそのように考えております。是非皆さんもそんな観点からこの問題を点検していただきたいと思います。

 


平成18年11月20日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、先週の15日に芽室町商工会から、土曜会の会長である私と職員団体の矢後委員長に対して、「町内における消費拡大にご協力を」という文書を頂きました。その文書を見て感じたことを申し上げたいと思います。
その文書の中に、わかりやすい運動・PRということで、「一人一月千円運動」をやろうという主旨のものがあります。つまり、お一人ずつ一月に今までより千円以上買い物をしていただきたい、そういう内容であります。非常に分かりやすくて、いい運動目標だと思いました。また、その中には、次のような経済効果の目標を試算しておりました。
一人千円ずつお買い物を増やすということですから、芽室町が人口1万8千人の町だとすれば、月に1,800万円の売上増になり、年間では2億1,600百万円の売上増ということになります。大変な数字のように思いますけど、その源が一人千円、こういう運動であれば強い説得力を感じますし、また、私にも協力できると感じさせるすばらしいやり方だと感じました。私たちも是非この運動に協力をしていきましょうということを、まず皆さんに呼びかけをさせて頂きたいと思います。
また、この数字のあとに試算が続いておりまして、最終的にはこの運動で2億1,600万の売上増、それに対する町の税収が325万円という試算があります。この試算をされたその思いというのは、私たちが日常仕事を行うときに、数字目標を持ちなさい、自分たちの目標を数量化しなさい、数値化しなさい、と言われることに合い通じるものであります。そして、とっても説得力のある内容だと思います。
同時にもうひとつ感じたことがあります。仮に325万円が町税として増収になるのであれば、私たちは行政コストの計算という問題を常に背負うわけでありますけれど、事業や施策・政策を展開するときに、この試算と同じような考え方を持っていたら、仮に325万円の税収増につながるのであれば、そこに100万円の投資があっても政策としては決して間違えではない、という考え方もとれると思います。そういう意味では商工会の皆さんの目標を設定してやっていこうというこの姿勢に私たちはおおいに学ばなければならないと改めて感じました。
是非、千円運動に協力をしていきたい、このようなに呼びかけさせて頂き今日のあいさつとします。よろしくお願いいたします。

 


平成18年11月13日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、上司と部下についてお話しします。
先日、ある公務員雑誌に載っていたレポートからのお話です。
「上司に迷惑をかけたくない」「上司の手をわずらわせたくない」とよく職場で話をするけれど、それは本当に正しいのでしょうか。静岡市の職員が書いたレポートです。レポートでは、最終的には非常に上司思いのいい部下なのかという疑問を投げかけ、職場の組織、機能を考えると、それは決して正しくはないだろう、という結びであります。
私たちの職場では、係長・課長・部長、俗に言う職階に基づいて、職務の責任の度合に応じた判断・決断、あるいは案件の選択ということが、常に求められているわけであります。すべて、理事者が判断するわけではない。そういう職場は機能不全を起こしますから、それぞれの立場の皆さんが、それぞれの職務の責任の度合に応じて、判断・決断することが職場をすばらしい活力のある組織として、機能展開をすることになっていきます。その中で気をつけなければならないのは、部下の皆さんが、「私たちは、この時点でこういう判断をしました」ということを、タイミングを捉えて上司に報告をすることが大切であります。さらにまた、部下の皆さんが判断するときには、上司のために判断するのではなく上司の立場に立って判断するということが、とても大切だと言われております。上司の立場に立つということは、もちろん、係長は課長の立場に・課長は部長の立場に、部長は理事者の立場に立つ、その中で判断がなされれば、理事者が打ち出す方針に基づいて全部が同じ方向を向いて動いていた、町民の皆さんにもそういうふうに理解されるのだと思います。決して上司の手をわずらわせない、上司に迷惑をかけたくない、という思惑が正しいわけではなく、それぞれの立場の中で職務の責任の度に応じた判断・決断、そして案件の決定・選択があるということを、それぞれの職場の中で実践を通して感じていただければと思います。今週1週間是非そんなことを考えて仕事をしていただきたいと思います。

 


平成18年11月 6日 芽室町長 宮西 義憲

 昨日、新聞を見ておりましたら、興味ある記事が載っておりましたので紹介いたします。
日経新聞でしたが、「あなたは、職場の人間関係で悩んだことがありますか」そういうアンケート調査がありました。20歳から70歳までの方を、無作為で調査をした結果が載っていました。「76%」つまり4人のうち3人以上が「悩んだことがある」そのように答えています。その理由は、「職場の上司との人間関係がうまくいかない」という答えや、「上司とソリが合わない」という答えが非常に多くみられました。中には、「朝出勤した時にプライベートなことにまで口をはさんでくる上司の顔を思い浮かべるだけで、口の中が乾いてしまう」という病的な症状が懸念される人もおりました。また、「上司の言葉を思い浮かべるだけで、5年間胃がキリキリと痛み、胃潰瘍に悩まされていた」という深刻な症状などがクローズアップされておりました。
ちょっと古いデータ−でありますけど、2002年に厚生労働省が調査した「労働者の健康状況調査」というのがあります。その中でも、「あなたは、職場の中で、悩みや苦しみやストレスを、抱えたことがありますか」という問いに対して、60%以上の方が「悩んだことがあります」このように答えていました。その「悩んだことがあります」と回答した中で35%の方が「人間関係で悩んでいます」と答えております。職場の中における人間関係の重要さについては、私が申し上げるまでもありません。
今日、公立病院に新たに1人、職員として私たちの仲間を採用しました。私たちは職場の上司として、あるいは同僚・仲間として、新しく入られた方、あるいは仕事に悩み苦しんでいる人たちにお互いがもう一歩踏み込んで気配りをするだけで、いろんな問題が解決する、そういうことも言われています。そんなことを職員一人ひとりが大いに心がけていただきたいと思います。
結びになりますけど、社会経済生産性本部というところがあります。そこが過去3年間「あなたの職場の中では心の病が増えていますか」という問い合わせに対しまして、60%が「増えている」このように答えております。職場の中では、一人一人が互いに気配りをし合うことで、職場を明るく活力のあるものにしていき、それが仕事の効率・能率を非常に高くすると言われていますし、私もそう思います。これから新年度の事業を考える時期になってまいります。その前段には、「今年度の事業評価」これをやらなければならない多忙期になります。一人一人が今まで以上に、互いの仲間を、そして上司は部下に、今まで以上に一歩踏み込んだ心配りをすることを配慮していこうではありませんか。そのことを呼びかけさせていただき、今日の一言とします。

 


平成18年10月30日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は土曜日に農林課が主催した、ふるさとの森づくり事業について話をしたいと思います。
まず、農林課の皆さんには、土曜日にもかかわらず出勤していただきありがとうございました。森林が持つ効用というのは、みなさんがご存知のように、たいへん大きいものがあります。私は今回ふるさとの森づくりに参加していた人の中に、町職員が非常に多かった、しかも、子供連れの町職員が多かったということに対し、とてもいいことだと強く感じました。
私たちは、役場の職員として、土曜や日曜も返上して仕事をしなければならない時があります。当然、事業に町民の皆さんの参加しやすい時を選択するとしたら、土曜や日曜が適切だということがあります。ですから、それぞれの担当者が土曜や日曜に行事を持つときに、仲間として職員としてあるいは一町民にかえって参加するということは、主催している職員にとって、とても励みになります。そういう意味では、職場の中で、自分の仕事ばかりではなく、隣の課の仕事、あるいは同僚の仕事を眺めながら事業に参加し、見識を広めることはとても大切なことだと感じています。

私たちは、町の職員として仕事をしていますが、もちろん自分たちの私生活、家庭生活、あるいは子供との関係がしっかりと安定していないと、いい仕事ができないと思います。子供と一緒に参加をして、子供がはにかんだ顔をしてお父さんの説明を聞きながら、手に鋸をもって、唐松の下枝払いをしました。芽室町が自慢のできる防風林として坂の上10線から栄2線まで続いている13号防風林の一部の下枝払いをしたんですが、お父さんに見守られながら小さな子供が、ちょっと恥ずかしそうに下枝払いをしている姿を見ますと、とても微笑ましい感じがいたしました。今、子ども育ての問題は非常にクローズアップされております。私たちは、土日が仕事や事業参加で潰れるとき、そんな時ちょっと、子供を連れて参加することの意味の大きさというものを感じましたし、また、その子供たちが、自分の友達に声をかけて、そして友達と一緒に参加をすることが、町が行う町民参加事業の参加促進につながっている事実を見て、とってもすばらしいことだと感じました。
仕事が終わった後、ジュースをもらって額の汗を拭いている子ども達の姿を見ますと、是非来年も一人でも多くの皆さんに参加してほしいなと、そんな気持ちがいたしました。お互いの仕事を職員がお互いに参加しあう、そして手伝い理解し合う、家族参加もしていただき、町民参加事業に参加しすばらしい光景だったと思います。


 


平成18年10月23日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、職員の研修について自分でいかに学ぶかということに対してお話したいと思います。
先週の火曜日に、青嵐会という町内の青年グループから招かれ、そこで私のマニフェストについてお話する機会を得ました。
青嵐会という組織は、商工青年部・農協青年部・芽室JC、そして役場職員も入っております。青嵐会は自主組織でありますが、自分たちがこの異業種交流を通しまして、いかに学んでいくか、学習するか、ということについて意欲を感じましたのでお話ししたいと思います。
私たち職員には職場の中で行う研修、その他に自分の意思で一人一人が行う研修があると思います。その研修は、場合によっては、本を読むということもそうですが、自分でお金を出して講演を聴きにいく、あるいは地域社会の活動に参画して学んでいくというようにいろんな方法があると思います。まさしく、青嵐会の活動に参加するというのは、最後に申し上げた自分たちの地域社会の活動に参加しながら学んでいく手法のひとつだと思います。
私たちは町の職員であります。ということは、町のことを十分に知らなければならない。
しかも、仕事は町民の皆さんが主人公でありますから、地域社会のことも十分に知らなければならない。まして、私たちはいろんな判断・決断、そして強い意志で物事を定めていくということが求められますので、そういう意味では、いろんな決断・判断の選択肢を持たなければならない。だとするならば、より社会的な常識、あるいは社会的な理解・認識というものを高めていかなければならず貪欲に知識を得なければならない訳であります。そういう意味では、いろんな人たちと交流をしながら、官だとか民にこだわらない、いろんな人たちから吸収をしながら能力を高めていくというのは、とてもすばらしいことだと思います。
先般の青嵐会の集まりに出席し、職員の参加している姿を眺めまして、改めてそんな感じを受けました。是非とも、研修の中には職場から提供される研修だけでなく、自ら求めて参加をしていく研修もあるんだということを、もう一度一人一人がしっかり認識していただきたい、そんな思いを強く感じましたので紹介させていただきました。

 


平成18年10月16日 芽室町助役 竹島 敏治

1 町長が旭川市に出張していますので、今日は、私からお礼とお願いを申し上げたいと思います。

2 去る9月24日〜27日まで、平成17年度各会計決算審査特別委員会が開会、3日間にわたり審議され、10月5日の議会定例会において、全会計ともに賛成多数で「承認」をいただきました。
それぞれ、皆さんのご協力を得まして、無事終了したことに対しまして、お礼を申し上げます。

3 お願いは、委員会審議の中で、いろいろな提言がありました。意見や要望事項に対し、「検討する」と答弁している事項もあります。
それらにつきましては、進行管理の中で、今後の進め方、あるいは来年度に向けた取り組み等があると思いますので、十分検討し、それぞれ連携調整のうえ、取り組まれるようお願いいたします。

4 今回の決算審議につきましては、監査委員さんの審査を得て、議会において、早期に審査、承認を得たものであり、このことは、本年度の予算執行や来年度の予算編成に生かしていくことも配慮いただいたものであります。

5 今後、年末に向けて、新年度予算の編成の取り組みもあります。現在、実施計画等のヒヤリングを行っておりますけれども、これまでの議会定例会における一般質問、更には、町民の皆さんや関係団体から、予算の内容や執行面、あるいは新たな事業等、さまざまな意見・要望が出ていると思います。
これらのことも、十分に検討され、新年度に向けた予算編成作業にあたってくださるようお願いいたします。

 


平成18年10月 2日 芽室町長 宮西 義憲

 今日は、職員の提案制度についてお話ししたいと思います。
先週、管理庁議が行われました。職員の皆さんから職員提案として4件の意見があり、その内容について協議させていただきました。
今日の全体庁議で、その結果を皆さんに申し上げ、そこで承認が得られれば周知されるという流れになろうかと思います。
職員の提案制度というのは、おそらく職員の皆さんが、課の中で、係長、そして課長、部長、このラインの流れの中では声が届きにくい、あるいはもっと横の広がりや他の人たちとも話して全庁的な広がりを求めて是非提案したい、ということで提案されるかと思います。
この審査は管理庁議で行われるわけでありますけども、管理庁議の中で、色々時間をかけ、本当のねらいは何なのか、あるいは、本当に伝えたい事は何なのか、ということも思い巡らしながら、審査をしたところであります。
私は、この職員の提案制度というのは、非常に良い制度だと思ってますが、なかなか有効機能しない、という悩みもあるのではないかと思います。というのは、そこで提案される問題が、皆さんの共通的な話題であったり、あるいは、上司にもしっかりと受け止められる話題であったりしても、コミュニケーションがしっかり行き交わなかったら、提案主旨が正確に伝わっていかないということがある。それが1つの大きな原因になるのではないかと思います。
でも、提案された事項というのは、私たちは住民の皆さんのために仕事をしているのでありますから、そのための、改善改革があったり、住民サービス向上につながる課題であったり、そういう問題が多いわけであります。これからも大いに自信を持って、提案制度を活用していただきたいと思います。
そしてまた、私は今、総務課にお願いしてますが、職員研修でブレーンストーミングという集団思考を取り上げてもらいたいなと思っています。つまり、たくさんの意見が出た場合、どうまとめ上げていくかという手法の1つの研修であります。各係の係長が、あるいは課長が中心になって、職員内で話し合って、職員が提案した問題をしっかりとまとめあげて、提案制度がより良く機能することを願っています。また、会議の中でも職員の皆さんが意図することをまとめあげる技術を、1人1人の職員の皆さんが身に付けていただきたいと思います。もう1点は、提案をする職員もただの批判家でなく、自分たちも芽室町の職員として当事者であるということを認識してください。提言した内容あるいは提言が採用された内容には1人1人が責任と自信を持って行動してもらいたい。そして職員自身がこの提案制度を有効に活用していただきたいということをお願い申し上げ、本日の一言とします。

 


平成18年 9月11日 芽室町長 宮西 義憲

 レセプションを含め9月1日の金曜日から日曜日までの3日間、発祥の地杯全国ゲートボール大会が行われました。
この大会は、今年で20回を迎えました。この20回を記念いたしまして、今年は、日本ゲートボール連合からもお客様がいらっしゃいましたし、また、報知新聞やゼクスという会社がこの大会のスポンサーに手を上げてくださいました。
この大会は、ゲートボール協会、観光協会、さらに体育会、そして町が実行委員会形式で行っているわけですが、主管されました商工都市振興課と社会教育課の皆さんには、お礼を申し上げます。それと同時にたくさんの職員の皆さんが実行委員として加わっておりましたことにも、お礼を申し上げたいと思います。
実行委員として加わった動機というのは、それぞれあると思いますが、顔ぶれを見ますと、以前福祉にいてゲートボールに関わった職員、あるいは、観光にいてこの大会に関わった職員、社会体育にいてこの大会に関わった職員、そしてその仲間から声がかかったネットワークの広がり、などを感じました。たくさんの職員の皆さんがそれぞれ大会運営をしている姿を見て、日本ゲートボール連合の方が、私に「芽室の皆さんは、あいかわらず大会運営が上手だね。安心して見ていられるね。」そんなことを言いました。報知新聞や、ゼクスの皆さんは、「この大会運営は不思議だよね。誰が中心になって大きな声を出しているのではない。それでいながら皆がなんとなく現場をわかっていて、しっかりと運営がなされている。不思議な大会だよね。」そんな大変高い評価をいただきました。私はそんな話を聞いていて、ふと思ったんですが、「仕事に対するやる気の問題」というのが、私たち公務員の場合強く問われることがあるわけですが、それをどう喚起させるかという時に、「行動と結果と満足感とやる気のサイクル」というのがよく言われています。私はそのことを当日、皆さんの動きを見ていて、思い起こしました。
この大会に実行委員として加わる動機は、いろいろあったとしても、とにかく行動してみよう。私たちは町民の皆さんが目の前におられるわけですから、ちょっと最近モチベーション低いんだよな、といって1週間ほど体調回復まで待ってくれ、というわけにはいかないのであります。モチベーションが下がる原因として、たとえば、職場の中で上司と意見が違ったり、見解が違ったり、同僚との軋轢があったり、また、トラブルに巻き込まれたり、あるいはプライベートの理由があったりといろんなことがあると思いますけど、私たちはモチベーションを下げるわけにはいかない、そのときに、自分たちの意欲を高める方法の一つとして、とにかくまず行動してみよう、ということがよく言われます。行動をすることによって結果が出る。私は大会中に、三重県の川越というチームの皆さんが大会本部にきまして、「実にいい大会だったね。また機会があったら絶対に来たいんだよね。」と言って帰りました。これは結果であります。そういう声が、実行委員一人一人に伝わっていくと、お手伝いしてよかった、という満足感につながる、ということがあると思います。その満足感こそが、来年もまたやってみよう、というやる気につながるサ