平成14年 3月25日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、先日皆さんに提出していただいた自己申告書及び評定表についてお話をします。この制度は皆さんの「職務上の成果」あるいは「やりがい」、更には「努力目標」「直属の管理職の評価」「人事異動の希望」等を記載していただきました。それをこれまでは職場の活性化や日常業務の改善、更には人事異動、人事管理等に生かしてまいりました。

2.残念ながら2,3人の方は提出されませんでしたが、提出いただいた全員の方の調書について、私と助役が全部中身を読ませていただきました。この申告書を読んで、皆さんの仕事に対する意識が次第に良い方向に変わってきているということを実感し、うれしく思ってます。また、私の気がつかない点を率直に書いていただいたり、前向きな提案を数多くいただきましたことに心からお礼を申し上げます。こうした前向きな提案を出来る限り職場の活性化や業務の改善に生かしていきたいと思っています。

3.また、多くの部下が共通して特定の管理職に非常に厳しい指摘をしている場合があります。こうした管理職の方には従来も助役を通じて、あるいは部長を通じて指導してきましたが、必ずしも十分な改善が出来なかった点は、私の指導のいたらない点だと反省をしています。今年は、場合によっては、その管理職に私から直接指導してまいります。

4.更に異動希望がありましても、人事は役場全体の体制を考えて行うものですから、皆さんの希望ばかりを聞く訳にいきません。上司あるいは町民の皆さんの評価や、上司から見たその人の適性、課内や係内のスタッフとの組み合わせ、その職員の資格や専門知識の有無、その職員の職歴等を総合的に判断して行うので、必ずしも本人の希望がかなえられないということも、ご理解いただきたいと思います。
 
5.その希望がかなえられなかった場合には、その理由をこれまでも部長あるいは課長から本人に説明をしてきたつもりですが、必ずしも十分徹底していなかったということを反省しています。今年からは、必ずそのことを徹底していきます。

6.また私は、この調書を拝見して最近特に関心しているのは、調査項目で「今後1,2年間における事項及び職務上での目標や取り組みたい点」というのがあるのですが、この項目について真剣に考え、その実現のために努力されている職員が増加している事を、大変うれしく思っています。そうした職員が増加することは、結果として町民の皆さんのサービス向上や職場の活性化にもつながります。

7.一つ残念なことは、ボランティアに関してです。調査項目で「あなたはボランティアの実施をしているか、または計画をしていますか」「あるとすればどのような内容ですか」というこの欄は15%程度の人しか記入をいただかなかったのです。現在公務員は週休二日制、年末年始のお休み、年休20日間、更にボランティア休暇というのも3日認められています。それらを合わせますと実に年間皆さんのお休みは130日あり、1年の3分の1以上が休みになり、町内の民間企業に比べますと、皆さんの休日も給料も非常に恵まれていると思います。また記載内容の中には「忙しくてとっても出来ない」というのが結構ありました。確かに個人差がありますが130日の休みの中で1日や2日位、例えば労力奉仕されることが出来ないのでしょうか。更に、ボランティアというのは必ずしも労力奉仕ばかりではなく様々あるのです。例えば使用済みの切手を集めて開発途上国に送りますとかなり大きな役に立ちますし、郵便貯金にもボランティア貯金というのがあり普通預金の金利、今は本当にわずかですがその20%程度を恵まれない地域の人々に協力をする。そういうこともボランティアになります。

8.そのようなことを考えて、今後少しでも多くの皆さんがボランティアに参加されることを希望しています。また私共行政としても町民の皆さんにいろんな機会にボランティアでお願いしています。最近町民の皆さんもボランティア活動に参加される方が増えています。やはり私達は町民の皆さんのおかげでこの職場があって給料をいただいて生活しているのですから、町民の皆さんと一体化した町づくりに向けてのボランティア活動は、私は大変重要であると思います。今後15%という人数が少しでも増えていただくことを、心から期待しています。

9.なお、今年の4月1日付け人事異動の内示は、明日もしくは明後日に行う予定です。





平成14年 3月18日 助 役 三寺 邦宏

1.新年度予算を審議する予算議会も、いよいよ後半に入りました。議会審議の模様はそれぞれが上司等から聞いていると思いますが、質問に対する答弁の中で「検討する」と言った項目や「議員から出された意見」等に対しては、後程「進行管理票」を提出していただきますので、管理職の方はよろしくお願いします。

2.先週の土曜日めむろーどで芽室町社会福祉大会が開催され、式典後の記念講演では、現在、NHKニュース7やニュース9のキャスターをされている畠山アナウンサーが講師となって、「頼り上手が元気を引き出す。」という演題で講演をされました。話しの中で畠山アナウンサーは、単にニュース原稿を読むのではなく、足で歩いて取材をする事を心掛け、カタカナ語は出来るだけ判り易い日本語に言い直して放送する事も福祉に繋がる事であり、人間は他人に自分が頼られていると感ずる場合はついつい頑張るもので、お年寄りも「その人が得意とするものを頼ってみると生き生きとして輝いて行く」と自分の体験から話されており、これは、私たちの職場でも通じるものがあると感じました。

3.3月議会が終わりますと人事異動を期待している人が多いと思います。職場の組織は、巡り合わせや人と人との組み合わせで成り立ち、その為に自分の弱点が出たり、引っ込んだりする事があります。また思いもかけない能力が発揮される事もあります。自分の経験から言うと、弱点が出たらそれは仕方がない事で、それが自分なのですから意識して人から信頼が得られる努力が必要と思います。
 また、課内あるいは係内のコミュニケーションが取られていないと言う話しを聞きます。「せっかちでせわしない人」や「完全主義的でスキのない人」にはどうしても近づきづらいところがあります。どこかに人を受け入れようとするゆとりを持って仕事をする様心掛けていただきたいものです。





平成14年 3月11日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、「ピンチをチャンスに」とういことをお話します。私は先週の土曜日、帯広市内のホテルで開かれた東芽室の東原正さんの北海道産業貢献賞の受賞祝賀会に出席しました。畜産関係の団体及び牧場関係者が大半で約150名の方が出席をして、東原さんの受賞をお祝いしました。その際、懇談中の最大の話題は、昨年9月に我が国で初めて発症しましたBSE(牛海綿状脳症)のことについてでした。

2.生産者、あるいは流通関係、食肉業者等は、被害の実態が大変深刻になっている。また、国や道の対策が遅れている。更に、最近の雪印食品をはじめとする食肉の偽装表示に対する業者への不信感と怒りが大半でした。私も多くの方と話をした中で、二人の大きな牧場を経営している方の話が非常に印象に残りましたので紹介します。

3.「今は確かに肉牛の価格が暴落しており、流通も停滞しているので経営は大変だ。しかしながら、国や道や市町村の対策も遅ればせながら講じられているので、なんとか持ちこたえている。けれど不平不満ばかり言っていても自分の経営は良くならない。従ってこういう時だからこそ、ピンチをチャンスに変えていきたい。」という力強い話がありました。確かにその方がおっしゃるのは、肉牛の販売価格は現在2分の1から3分の1に下がっているのだが、そのもとになる子牛の価格も同様に下がっている。

4.従って、「今安い子牛を従来の2倍から3倍買って増やしていけば、だいたい肥育牛として仕上げるのは1年半くらいかかります。その頃にはおそらく価格はある程度戻るだろう。そうなったらマイナスばかりではない。従って自分はいま肥育素牛を増やしているんだ。」という話でした。

5.まさにこの牧場主がおっしゃられた「ピンチをチャンスに」という発想の転換は、私ども自治体が現在直面している、かつてない厳しい財政事情の打開にも必要なことではないかと思います。我が国はかつて高度経済成長というバブルの時代に、国も地方も大型公共事業を行い、また、いわゆる箱ものといわれる施設を積極的に建設をしてきた結果、今日、莫大な借金を抱えて苦しんでいる状況にあります。

6.今こそ私ども自治体も、「本来の行政サービスは何か」あるいは「行政と住民の役割分担はどうあるべきか」更には「行政の行う施策の費用対効果の再点検」「行政の受益者負担はどうあるべきか」、などについて再点検する、今がその絶好の機会であると思います。こうした時にこそ「ピンチをチャンスに変えて」本来の行政のあり方を皆さんと考えていくことが、芽室町の財政再建に結びつくと思います。新年度に入りましたら早々、全職員あげてこの問題に取り組んでいきたいと思います。





平成14年 3月 4日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、職員研修についてお話します。本町では地方分権時代を迎えて、これまで以上に職員の政策形成能力向上のための様々な研修事業を行っています。その研修事業の一環として、先月職員のAさんが、道の自治政策研修センターで実践的政策能力研修を受け、先日その復命書が私の所に回ってきました。その中に研修を受けた全体的感想が述べられていました。

2.私は、その復命書を読んで、非常にその職員の意識の高いことに感心しました。このことは皆さんも参考になると思いますので、原文をそのまま紹介します。
「今回の研修は非常に有意義であった。我々職員は現在そして今後とも、地方自治体が担う役割や、独自の政策を真剣に考え、これを実行していかなければならない。そのためには職員の政策形成及び実践能力が必要かつ不可欠である。極論だが、そういった能力を持たない、または持とうと努力しない職員は淘汰、リストラされてしまう。その点について、職員自らが危機感を持つべきことを痛感した。」
以上のような報告でした。

3.ご承知のとおり、民間企業は現在厳しい社会経済情勢の中で、生き残りをかけて再編統合ですとか、合併更にはリストラ等が行われているのは、連日マスコミ報道等で皆さんも十分承知していることと思います。そして、その企業の合理化や発展に役に立たない、あるいは役立とうと努力をしない社員がリストラの対象になっています。私ども市町村行政も、住民に対するサービス業です。その経営理念や合理化策等は、こうした民間のサービス業に学ばなければならない点が数多くある、と私は思います。

4.従来は中央集権の行政システムでしたので、東京の霞ヶ関で何事も決定し、法律や通達等で地方自治体に指示をしてきました。このため地方自治体では知恵や工夫、そういった事をしなくても、どこの自治体でも一定レベルの行政サービスができました。

5.しかし、地方分権時代に入った現在では、こうした仕組みが変わりつつあります。職員の皆さんも、これまでのような感覚で仕事をしていては、町民に信頼され、期待される公務員にはなれないということを自覚されて、少なくとも自分の担当する業務は誰にも負けない「プロの自覚」を常に持って、業務改善やサービス向上に努めていただきたいと思います。





平成14年 2月25日 芽室町長 常山 誠

1.先週、町の予算案がまとまりましたのでその関連についてお話致したいと思います。概要予算案につきましては、18日の庁内連絡調整会議、20日には議会の3常任委員会、そして21日には報道機関に発表致しましたので、皆さんもその内容はご承知のことと思います。

2.一般会計は105億円。これは4年連続前年を下回りました。前年対比では3.5%減であります。これに10の特別会計と2つの事業会計を合わせた総額は211億円で、同じく2.4%減になります。一般会計の105億というのは平成元年度並の水準であり、また総額の211億円というのは、平成8年度と同じ水準でありまして、近年はいずれも大幅に減少しています。

3.このように予算が大幅に減少した主な要因は、本町の最大の収入源であります国からの地方交付税の減少です。今まで交付税は毎年だいたい一般会計の45%を占めているわけでありますけれども、14年度を含めた最近3年間では、10億円ないし10億5千万の金額が減るだろうと見込まれてあり、大変な事態になっています。

4.従いまして、予算編成の作業にあたりましては、各事業担当課と財政担当の総務課との調整作業は、お互い大変ご苦労があったことと思います。特に限られた歳入財源の範囲以内で、なんとか予算調整をするため、総務課や総務部長は、時には事業課の皆さんには大変厳しい要求等を申し上げたこともあろうかと思います。

5.しかし本町が、国から再建団体に指定されるような厳しい財政事情にならないように、財政担当のセクションとしては、常にこのことに気配りを頂いてる結果が、こうした厳しい要求を申し上げたということを、事業課の皆さんも十分ご理解を頂きたいと思います。

6.いずれにせよ、昨年の12月中旬から連日ヒヤリングがありまして、特に夜遅くまで編成作業にご苦労された財政係の皆さん、そして予算内容の調整にご苦労頂いた総務部長、総務課長、そしてこの編成作業に協力を頂いた事業課の皆さんに改めてお礼を申し上げます。

7.この予算案は3月5日からの町議会で審議をされるわけであります。各課の皆さん、特に管理職の皆さんは、今一度自分の担当する予算の内容を十分勉強されて、議会での説明に万全を期すよう、今から十分準備をしておいて下さい。





平成14年 2月18日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、先週の14日の夜に芽室公園で開催されました「第12回氷灯夜」についてお話をします。

2.このイベントは一昨年の第10回までは、観光協会の役員の方数名と町の商工観光課職員が中心となって、役場の自転車置場を作業場としてアイスキャンドルを作っていました。従いましてその数もあまり多くありませんでしたし、芽室公園のイベント会場の規模や内容も、あまり十分ではありませんでした。

3.皆さんご承知のとおり最近はイベント全体の問題として、それぞれ町の財政難あるいはマンネリ化が進んでいる、更にはそれを引き継ぐ後継者がいないなどといったようなことから、各地でイベントの中止を含めて、そのあり方の見直しが行われています。

4.こうしたなかで、本町の氷灯夜は昨年の11回目から住民参加型の実行委員会方式に改めました。実行委員会のメンバーは観光協会の会員を中心に商工会の女性部・青年部、そしてJAの女性部・青年部、それに広く一般の町民のみなさんから公募した方がメンバーになって頂いております。

5.また、昨年から、アイスキャンドルの製造する会場も、西士狩の川口勝さんの農場をお借りすることに致しました。ここでは掘り抜き井戸がありまして、豊富な水が利用できることから、アイスキャンドルの数も飛躍的に増加しましたし、その出来上がったアイスキャンドルを水洗いしたら透明度が非常に増し、すばらしいキャンドルが出来るようになりました。

6.さらにイベントの会場作りも今年は公募に応じ、かまくら作り五団体の他、アットホームめむろの所員、それに農協の若手職員等にもご協力頂きました。こうした結果、今年の氷灯夜は会場のキャンドル数は6,000個になり、これがバレンタインデーの夜をロマンチックに演出して、町内外から訪れた約1万4,000人の家族連れやカップルが、氷や光の幻想的な輝きを楽しみました。

7.特に、今年は観光協会40周年ということもありまして、コロポックル村の開村をはじめ、さまざまな氷雪像やかまくら、さらには会場を一望できる展望台、それから氷の滑り台など実に見事な出来栄えでした。私はこれまで道内各地の氷灯夜を見て参りましたけれど、今年の本町の氷灯夜は、その規模や内容において、おそらくトップクラスだろうというふうに拝見しました。

8.このように大成功のうちにこのイベントが終了できましたのは、実行委員のみなさんの用意周到な準備と、住民参加型イベントを目指して、会場のかまくら作りやアイスキャンドルの製造、さらには点灯者を広く町内から募った結果だと思います。また、氷灯夜の事務局と、アイスキャンドルの製造や会場設営等に約1か月間ご苦労頂いた、商工観光課のみなんさんに心からお礼を申し上げます。





平成14年 2月 4日 芽室町長 常山 誠

1.先日新聞報道され、ご承知の方も多いと思いますけれども、町の広報誌「すまいる」と広報ビデオが、第48回北海道広報コンクールで、最高位の特選に選ばれました。広報誌は5年連続の特選、広報ビデオは2年連続の特選というすばらしい成績であります。

2.このうち広報誌の審査対象となったのは、昨年の11月の広報誌です。9ページに及ぶ特集記事「雪に挑む」、平成8年から12年までの「第六次行政改革大綱の実施状況」、それから私と町民との「さわやかトーク」の要約、そして町民の声を聴き、それに対して町が回答する「ホットボイス」など、幅広い話題とその記事の内容が高い評価を受けたようであります。

3.広報協会事務局から先日通知のあった審査講評の要約の原文をそのまま紹介します。「昨年に続きの特選、担当者に拍手。特集テーマをいろんな視点で取材し、読者(町民)に理解してもらおうとする努力とやさしさを感じる。各ページの構成力も良く、すべてのページに存在する意味を感じる。特にホットボイスコーナーは町民とまっすぐ向かい合っている芽室町を強く感ずる。」以上の通りであります。

4.このように立派な成績をあげることができたのは、
(1)第1に、広報広聴係の安田係長と斎藤主事の日頃の熱心な研究心、それに活発な取材活動。
(2)第2に、これらの取材活動や原稿提供を頂いている職員の皆さんの協力。
(3) 第3は、すまいるモニター。現在は町民4人の方にお願いをしておりますが、この方々の助言等が大きく役立ったからだと思います。
改めてこれらの関係の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。

5.皆さんご承知と思いますけれど、本町の広報誌は、「住民参加型」そして行政と住民との「情報の共有化」を目指しております。また本町の「総合情報誌化」を目指してますので、町の情報だけでなく、商工会、消費者協会、町内会連合会、芽室交番などの情報のページを設け、内容の充実を図っているところであります。この広報誌すまいるが、いっそう充実して、住み良い芽室町の町づくりに寄与できるよう、今後とも広報広聴係の皆さんの努力と、そして職員の皆さんの協力をお願いします。





平成14年 1月28日 収入役 松久 満夫

1.私は、昭和36年に芽室高等学校の定時制農業科を卒業と同時に役場に奉職させていただき、これまでに40年の経験を積んできましたが、学歴も能力もありませんし、確たる信念も持ち合わせないまま、今の立場に立たせていただき、恐縮に存じています。でもそんな中にも、私なりに心がけて参りましたいくつかのことがありますので、今日はその内の2点について、かいつまんでお話しさせていただきます。

@まず1点目は、「人生自分の立場をわきまえて、誠心誠意努力すれば必ず報われるもの」ということであります。
 私は今までに町立芽室病院の全面改築事業、東工業団地の開発事業、住宅団地造成事業、学校統合あるいは駅前再開発事業等、苦労の多い仕事を数多く手がけてまいりましたし、収賄事件にもでくわしました。当然辛いことが数多くあり、時には「もうこれで俺の人生は終わったな」という思いをさせられた時もありました。しかしどういう場面においても共通していえることは、どんなに大きな難題を抱えていても「誠心誠意努力すればおのずと解決の道が開けてきます」し、万が一自分の思い通りの結果が出なかったとしても悔いの残るようなことはありません。そこでまず必要なことは「自分自身を知る」ということです。今は地球の裏側で起こったことが、即生中継され茶の間に飛び込んでくる時代ですから、我々はあらゆることを知っているという錯覚に陥ります。
 実際に今の若い人達は、私のような年輩者と違い、思いもよらないほどの知識を持っており感心させられます。しかし、すべてを知っている様に見えて、実は肝心の自分自身を何も知らないのではとの思いもいたします。いうまでもなく己自身を知らなければ、自分のことを大切に思うことも、あるいはまた人を思いやるという気持ちも出てきません。当然そういう方にリーダーが務まるわけはありません。ですから日頃から「自己発見・自己探求・自己創造」を重ねてその上に立って、仕事に精一杯まじめに取り組めば、必ず道は開けて来ますし、報われるものと確信しています。
 そして、結果としてその立場におかれた人らしく生き抜いた人が誰からも尊敬され、信頼されるものになっていくと思います。

A2点目は、「いかに同僚や部下を信じることができるか」であります。
 私は、かつての部下であった何人かの方から「あの頃信頼して仕事を任せてもらったおかげでやりがいがあったし、その信頼を裏切ることのないように必死で取り組ませていただいた。」ということをうち明けられることがあります。「やりたい放題やって下さい。責任は私がとるから」ということで「それじゃやってやろうか」となるわけです。「俺は地位が上だから素直に言うことを聞け。」という姿勢では通らないというふうに思います。
 たえず同じ目線で年齢や性別に関係なく、相手の能力をフェアに評価して接することが肝心だと思います。従ってどう働けばよいのか考える者に対して、それを助ける立場になっていただきたいと思います。

2.また、「働く」という漢字ですがにんべんに動くと書いて働くといいます。即ち人が動くことです。しかし近代社会においては「動く」という作業のうち「重い」部分を機械がやってくれるようになったことから省略されて、にんべんに力という字で「仂く(はたらく)」と読ませるようになりました。これからは更に一歩進んでにんべんに考えると書いて「はたらく」と読ませる。すなわち働くというのは人がただ動くのではなく考えて行動してこそはじめて「働く」といえるという認識をしなければならないと思います。

3.以上私が歩んで来た中で、心がけてきたことや考え方を述べましたが何かの参考になってくれれば幸いです。





平成14年 1月21日 芽室町長 常山 誠

1.芽室町で40歳以下の若手経済人の集まり、「芽室青年会議所」があります。このグループは豊かな明るい地域社会をつくろうと活動しています。一般的に芽室青年会議所は芽室JCといわれています。JUNIOR CHAMBER(ジュニアチェンバー)の略です。このことについてお話します。

2.私は先週14日、JCの新年交礼会に出席しました。2002年の理事長は太田木工の太田寛孝さんです。JCの2002年のスローガンは『「JC維新」今こそ変革の志士となれ 心に愛を 想いに夢を 新たなる旅立ちのために』です。維新というのはすべてが改まって新しくなる。JCを一新しようということです。今、我が国はあらゆる分野で変革の時代を迎えているのですが、そのために志士となる。私も普段聞かない言葉なので辞書を引くと「志士」とは国家社会のために尽くそうとする高い志をもった人をいうのだそうです。

3.JCは今年30周年を迎え、新たなる旅立ちを目指して、新しく生まれ変わろうとしています。また、JCのメンバーも、変革の時代を迎えている困難な時代を乗り切っていくために、このような高い目標を持ち、こうした素晴らしい意欲的なスローガンをつくったんだろうと、私は非常に頼もしく思いました。

4.彼らは今年1年、このスローガンを基に様々な活動を展開してくれるものと期待しています。現在、芽室JCのメンバーはわずか22名です。帯広市は140名あまりの大所帯です。しかしこれまでの活動実績をみますと必ずしも帯広に劣っていない。むしろいくつかの点については芽室JCの方が優れた活動実績を残しています。

5.近年では「地方拠点都市の問題」「地方分権」「十勝産業クラスター」「芽室町の理想的な自治のあり方」「市町村合併」の問題等、実に多彩で、レベルの高い活動を行っています。従いましてこの組織で活動された方々は40歳を超えるとOBとして、町内はもとより、全道的に大変活躍している方が多くいます。現職ですと、JAめむろ組合長でホクレン会長の矢野さん、芽室商工会長で北海道商工連合会副会長の松久さん、道議会議員の大谷さん、町議会では議長の平野さん他町議の約半数の方はOBです。町の農業委員会会長の土屋さんもOBです。これら町内の主要団体の幹部の大半は芽室JCのOBです。役場ではOBの木村淳彦さん、現役では西科純さんがいます。

6.私は町職員の中からも多くの方がこのJCに加入されて、異業種の意欲的な青年と様々な活動をされることは、自分の将来にとって大きな財産になるというふうに思っています。若い職員の皆さん、男性職員ばかりでなく女性職員(帯広青年会議所の理事長は河西さんという女性の方です。)も含めて、このような素晴らしい若者の集まりですので、皆さんが積極的に加入されることを期待しています。





平成14年 1月 7日(仕事始めの挨拶) 芽室町長 常山 誠

1.皆さん、明けましておめでとうございます。2002年平成14年の芽室町は、日本一早いイベントであります元旦午前零時に芽室神社をスタートした勇壮な裸みこしで幕を開けました。この裸みこしに担ぎ手として、あるいはそれを支える裏方として、ご協力をいただきました職員の皆さんに私の立場からも厚くお礼申し上げます。

2.さて、21世紀幕開けの昨年は一言でいえば暗いニュースの多い激動の1年でありました。新しく明けた2002年は、是非こういう暗さを吹き飛ばして平穏無事、そして明るい話題の多い1年であってほしいと願っています。しかし、内外の諸情勢を総合的に判断をいたしますと、私ども地方自治体の運営情勢は極めて厳しい変革の時代に直面しています。私なりにその主な理由を5点あげてみたいと思います。

@1点目は、小泉内閣が掲げる聖域なき構造改革の行方についてであります。いわゆる小泉内閣は、財政再建と景気の回復を両にらみで進めると言っておりますが、昨年来の世界の同時不況、金融機関の不良債権の処理、更には今年の4月から解禁されますペイオフ等を考えますと、この先の見通しは大変不透明であると考えています。

A2点目は、国が行財政改革の一環として、強力に推進しております交付税の見直しと削減についてであります。私ども地方自治体も生き残りをかけて真剣に、いかに私どもが分権時代の中で、自主自立、自己決定と自己責任で生き残りをかけていくかということを、真剣に考えていかなければならない年だろうと思います。その中でも、特に、なお一層の行財政改革の推進と、市町村合併の検討に向けて取り組んでいかなければいけないと思っています。

B3点目は、失業問題についてであります。昨年暮れの国の発表では、国の完全失業率は5.5%と史上最悪を記録いたしました。私はまだ当分の間は、この失業率は一層高まり、雇用情勢は悪化をするだろうと思っています。そのようになりますと、国民生活にとって最もこの失業というのは大きな痛みを伴う深刻な問題になります。これは国や道ばかりではなく、市町村にとっても、真剣に対応策を考えていかなければならないと思います。

C4点目は、我が国で初めて発生しました牛海面状脳症いわゆる狂牛病についてであります。狂牛病の原因というのは、発生要因が非常に複雑でなかなか解明が難しい問題です。15年前にイギリスで初めて発生を見て以来、いまだに真の原因究明がなされておらず、依然としてイギリスを中心にEUでもこの病気が発生しています。従いまして、この病気の性格からみて、日本もこの問題はそう簡単に終息しないだろうと私は心配しています。私どもの町も農業を基幹産業として生きているので、酪農家や肉牛農家の対策をはじめ、関連業界の対策については、国・道ばかりに頼るのではなく、私ども芽室町としてもこの対応策を講じていく必要があるだろうと考えています。

D5点目は、小泉内閣が重点としておりますIT革命。更には経済のグローバル化についてであります。これは皆さんご承知のとおりグローバル化というのは国際化であり、要するに経済行為は、国際間の国境の壁を低くして輸出入の自由化が進み世界は一つという時代を迎えています。従いまして、私ども一地方自治体といえども、このIT革命やグローバル化に町としても、いかに対応していかなければいけないかということを真剣に考えていく必要があると考えています。

 以上のような課題について、我々自治体もタイムリーに対応していかなければいけないと考えています。

3.こうした状況の中で本町が、平成14年に重点として取り組まなければいけない課題が数多くありますが、その中の2点について今日はお話したいと思います。

@町営新嵐山スカイパークの経営改善についてです。スカイパークは皆さんご承知のとおり、国民宿舎新嵐山荘を中核施設としてスキー場、オートキャンプ場更にはパークゴルフ場等を経営しております。国民宿舎が出来たのは昭和51年、これ以来今日まで毎年平均約1億1千万円の赤字を出して、一般会計から繰り入れをし、なんとか経営を維持している大変厳しい状況にあります。従いまして、商工観光課を中心に再建策について検討してまいりましたが、こういう長引く景気の低迷ですとか、非常に古い国民宿舎の建物構造、あるいはスキー場は少子化でスキー人口も減っております。また、レジャーの多様化ということもあり、今後一層厳しい運営を迫られています。このため、昨年の議会で議決をいただきました町が全額出資をした民間会社を設立して、この会社に平成14年度から運営を全面委託し、徹底した民間の発想で管理運営を行っていくことにいたしました。この経営改善の詳しい内容については、決定次第皆さんにもお知らせします。やはり、この経営再建には一人でも多くの方々がご利用いただくということが最も重要ですので、職員の皆さんにおかれましても、今後ともこれらの施設の積極的な利用について、特段のご協力をお願いします。

A第7次行政改革の取り組みについてです。本町では昨年の4月に第7次行政改革大綱を定めました。第7次の期間は平成13年から17年までの5か年です。この大綱の作成にあたりましては、従来の作成手法と異なりまして、宮西教育長を委員長として各部長・課長・係長・一般職の代表の方8名を選出いただいて、非常に熱心に検討いただいて大綱案を作っていただきました。この大綱のサブタイトルは、「職員が自ら取り組む行政改革」となっています。即ち一人ひとりの職員が担っていただいている業務が、行政事務あるいは事業として適正に行われているかどうか、改善の余地はないかどうか、また行政としてこれは真に必要なものかどうか、民間に委ねる方が望ましいのではないか等、徹底的に見直しをすることにしています。そして、すべての事業・業務について「小さなことでもいいので、職員が自主的に改善を継続する」ということを基本としています。このため、全職員が事務・事業を総点検するとともに、施策や事業に評価制度を確立し、 Plan・Do・See(計画・実践・評価)この概念を導入したことが、今回の行革大綱の最大の特徴です。この具体的な取り組みについては、現在各職場で自主的な実施計画を作っていただいて総務課の松野課長補佐のもとで、取りまとめ中です。これを三寺助役が総括責任者となって、この2002年から本格的に進めてもらうことになっています。私は、こうした皆さんの自主的な取り組みに対して、多いに期待をしています。

4.結びにあたり、今年も職員の皆さんが心身ともに健康で、町民の皆さんに喜ばれ、信頼される行政サービスにそれぞれの職場でご努力をいただくことをお願い申し上げ、仕事始めの挨拶といたします。





平成13年12月28日(仕事納めの挨拶) 芽室町長 常山 誠

1.平成13年の仕事納めにあたり、一言挨拶を申し上げます。皆さんは今年1年それぞれの職場で住民の方々に対するサービス提供のためにご尽力いただき、誠にありがとうございます。

2.今年1年を振り返ってみますと、短い言葉でいえば内外ともに「衝撃・不安・喜び」の交叉した激動の1年ではなかったかと思います。世界的には米国の同時多発テロ、それに引き続く炭疸菌の被害の問題、世界経済が中国を除いて同時不況に陥っています。また、国内的には、長引く不況から、史上最悪の失業率となり、今日の新聞では5.5%の完全失業率です。更に相次ぐ企業の倒産ですとか、児童の殺傷事件あるいは虐待事件といった悲しい事件もありました。また、芽室町にも大変大きな影響を与えました牛海綿脳症、いわゆるBSEの発生もありました。明るい話題では、イチロー選手が日本人として初めて大リーグで「MVP」を獲得した事。12月1日に皇太子妃雅子様が女のお子様を出産された事。以上のように21世紀の幕開けとしては一言でいえば激動の年でなかったかと思います。

3.私ども町内に限っても、基幹産業の農業がBSEの影響を受けましたが、お陰様で主要な作物であります小麦・馬鈴薯・ビートが豊作であり、農業粗生産額は総体的には213億という史上2番目の生産額でした。また、皆さんもご承知のとおり、白樺高校の土井伸吾君がスピードスケートジュニアの部の世界選手権で総合優勝をした、明るいニュースもありました。

4.私ども役場に関して言えば、全職員の皆さんのご協力のもと、8月24日に環境マネジメントの国際規格であるISO14001を認証取得することができました。これは道内の自治体では道庁も含め6番目になります。この認証取得はスタートの段階です。この実績をあげるためには皆さんが日常業務の中で環境に配慮した事務・事業を行っていただくということが基本ですので、今後ともこの推進に向けて是非ご協力をいただきたいと思います。

5.もう一つ新しいニュースですが交通事故死が10月25日にゼロの日が500日となりました。十勝は全国一交通事故死の多い地域です。全国に約1,650の警察署がありますが、残念ながら、ここ3年間は警察署単位の死亡者数のワースト1は帯広警察署が記録をしています。その中で芽室町はゼロの日が、昨日で563日を経過し、現在もこの記録を伸ばしています。皆さんも車の運転にはくれぐれも注意して、お互いに交通事故に「遭わない」「遭わさない」ということで努力をしたいと思います。

6.さて、今年1年間それぞれの職場で大変ご苦労いただいたわけですが、その中で特に町民の方々から役場の取り組みに対して、高い評価をいただいている業務や職場がたくさんあります。そのいくつかを紹介して皆さんとともにその職場や職員を称えたいと思います。

@ISO14001の認証取得に向けて事務局として大変努力いただいた住民生活課のISO担当の皆さん、ご苦労様でした。

Aゴミの分別収集とリサイクルのために積極的に地域に出て行って、ゴミ懇談会を開催した生活環境係の皆さん。この中でも特に何度も町民の方から聞いたのは「話が非常に上手だし、我々にもわかりやすく説明をしてくれる。」と非常に高い評価でした。皆さんも是非町民との話の中では、住民の目線にたって対応し、説明していただきたいということを、お願いします。

B町では、子育て支援の面で今年から保育所の中に子育て支援係を4月1日に設けました。子育て支援センターを当初は10月開設を予定していましたが、係の方に大変頑張っていただいて5月に繰り上げてオープンすることができました。その内容も非常に創意工夫に富んで一生懸命やっていただいている、と住民の皆さんからお聞きした。子育て支援係の皆さんにお礼を申し上げます。

C苦戦を続けている新嵐山スカイパークの経営についてですが、今年新たに外部からお二人の方が来ていただいています。特に「料理がおいしくなった」との利用者の評価です。これは金田調理長以下調理スタッフの皆さんの努力です。この努力を称えたいと思います。また新嵐山スカイパークの改善計画を検討してきました。この計画作成には商工観光課の清野課長以下担当の皆さんに頑張っていただきました、お礼を申し上げます。

D本町の長年の懸案でありました東芽室地区開発。これに向けてその前段の処理として東芽室地域を市街化区域に編入できました。これは都市開発課計画係の皆さんのご努力で実現しました。お礼を申し上げます。

Eいつも住民の方々の病気の治療、健康管理のために大変努力いただいています町立病院の宮本院長以下各医師の皆さん、そしてスタッフの皆さんにもお礼を申し上げます。

F特別養護老人ホームが非常に変わったという町民の皆さんから高い評価をいただいております。非常に親切になったということで、これは後藤施設長以下皆さんが頑張っていただいている結果です。お礼を申し上げます。

G来年から本格実施される学校の完全週5日制に向けて、校外活動の一つの受け皿としてふるさと歴史館の体験学習を積極的にやっていただいているのですが、これらに積極的に取り組んでいただいた、社会教育課の皆さんにお礼を申し上げます。

H今年の4月から学校給食センターが改築して新たにオープンしました。調理に非常に工夫をされて、子供達にいつも大変おいしい給食を提供していただいている、という高い評価をされています。この給食調理現場の皆さんにも、お礼を申し上げます。

Iいつも町民の皆さんに親しまれ、わかりやすい広報誌づくりに努力されている広報広聴係の皆さんにお礼を申し上げます。

 頑張っていただいている方はこの他たくさんいるのですが、時間の関係で、あとは省略させていただきます。いずれにせよ、そうした努力をした職場や職員は町民の皆さんがきちんと見ています。皆さんも努力をすれば町民から信頼され評価されるということを、是非ご理解いただきたいと思います。

7.話は変わりますが、明日からいよいよ1月6日まで9日間の長い休みに入るのですが、皆さんはそれぞれ休み中の予定をたてられていると思います。しかし私たちの仕事はサービス業ですので、職場によっては完全に休暇をとれない職場があります。町立病院・特老・消防署・新嵐山スカイパークです。これらの皆さんは他の職員が休んでいる時に昼・夜24時間勤務の大変ご苦労いただいている職場です。しかしながら町民のサービス・安全のためにはなくてはならない職場ですので、勤務いただく職員にはご苦労様ですが、交代で勤務をお願いします。

8.結びにあたりまして、皆さんとご家族の皆さんがお揃いでよい年をお迎えになって、来年の1月7日には、またこの場でお互いに元気に挨拶を交わすことができるよう、心から念願いたしまして、仕事納めの挨拶といたします。今年1年ご苦労様でした。





平成13年12月17日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、芽室町の冬のイベントとしてすっかり定着した「元旦0時発 裸みこし」の参加協力についてのお願いです。「裸みこし」は、全国で数万あるというイベントのうち、1年で最も早く始まるイベントであり、道内はもとより全国的にもかなり知れわたってきています。

2.この「裸みこし」を担ぐ会のメンバーの皆さんは、日中の仕事が終わってから、夜にはみこしの事務所へ駆けつけて、来年の干支である午みこしの作成ですとか、担ぎ手の募集、当日の準備等に連日遅くまで取り組んでいます。

3.昨年で丁度十二支の干支が全部揃い、この時は裸みこしも大変盛り上がったわけですが、今年は、十二支が一段落したということもあり、みこしの担ぎ手はやや少なく、確か7基か8基しか担ぐことができなかったわけです。

4.しかし、イベントに関する町民のアンケート調査では、最も人気があるのは「裸みこし」であり、将来も是非長く続けてほしいという声が圧倒的に多かったわけです。皆さんもご承知だと思いますが、テレビや新聞等で道内はもちろん全国的にもよく紹介されており、数年前にはNHKの大晦日の番組「ゆく年、くる年」の東北・北海道地区を代表して、この裸みこしが全国に生中継されました。

5.皆さんはこうした本町の代表的で最大のイベントである、裸みこしの「担ぎ手」あるいはこのみこしを支える「裏方」として、是非参加していただきたい、ということを私の立場からもお願いします。なお、参加申込用紙は、別途、商工観光課の方から各職場の皆さんにお持ちしますので、一人でも多くの方が協力いただきますよう、よろしくお願いします。





平成13年12月10日 芽室町長 常山 誠

1.私は先週土曜日の8日、町のふれあい交流館で開催されました、「第24回芽室町青少年健全育成町民集会」に出席しましたので、その概要をお話しします。

2.青少年の健全育成は、全町民の願いです。ところが近年、青少年を巡る社会犯罪や学校現場等でも問題が起きています。これらの諸問題は、そのほとんどが大人社会を反映している現象と私は思います。このため私たちは、家庭・学校・地域社会・行政が一体となって、青少年健全育成のための環境づくりに務める必要がありますので、毎年この町民集会が開催されています。

3.今年の大会テーマは、「育てよう。地域の力」サブタイトルは、「子供達や町民各層の願いや主張に耳を傾け、子供達の行動に関心を持とう」でした。これに関して、小中高生4人と大人2人が日常生活で感じている意見発表がありました。私は小中高生の立派な発表内容に関心いたしました。

4.その後、青少年健全育成の標語・ポスター・作文の表彰が行われました。今年のテーマは、芽室町3つの心運動「挨拶・親切・美化」ですが、そのうちの「美化」でした。全体で574通の応募があり、47人の児童生徒が表彰されました。

5.標語の最優秀作品の紹介をしたいと思います。皆さんご承知のとおり、現在芽室町では全町民あげて「クリーンめむろ大作戦」を展開中ですので、この標語も是非参考にしていただきたいと思います。

@小学校低学年(1・2年生)最優秀賞〜「かたづけよう きれいなめむろ いい気もち」

A小学校中学年(3・4年生)最優秀賞〜「芽室町 地域ぐるみで リサイクル」

B小学校高学年(5・6年生)最優秀賞〜「ゴミひろい きれいな町への 第一歩」

C中学生          最優秀賞〜「ゴミ拾い 小さなことから 町づくり」

D高校生          最優秀賞〜「美しい その一言が 似合う町」

以上の5点でしたが、その他優秀賞は25点あります。
私は、この25点の中で特に印象に残った1点を紹介いたします。中学生の方です。
「美化のまち 拾う勇気が 第一歩」

6.この後、講演会が行われました。帯広市在住の元教師で小野寺巌さんが「今、子供につけたい力」−親が子に教え、伝えるもの− という講演でした。これは子育て中の父母の方に是非聞いてもらいたい、いい内容でした。しかしながら、残念であったのは表彰式が先に行われましたので、子供達と一緒に来た父母の方が表彰式終了後、約半分帰られました。このため実際にこの講演を聞いたのは約半分の70名の方でした。

7.教育委員会事務局の職員は、そのうち4人おりました。それ以外では、役場職員はわずか1名でした。非常にいい講演でしたので、来年度以降、青少年を持つ皆さん方、あるいは子育て中の皆さん方は、出来る限り多くの方がこうした集会に参加されることを期待します。





平成13年12月 3日 芽室町長 常山 誠

1.私は先月の28日、東京渋谷のNHKホールで開催されました「全国町村長大会」に出席しましたので、その概要をご報告します。当日は全国2,552の町村長と、町村会事務局さらには来賓として政府側から小泉総理、各大臣、衆・参の両院議長が出席して挨拶がありました。

2.この中で小泉総理は、例のごとく非常に簡潔な挨拶で、ポイントは3点でした。

@「民間で出来ることは民間で」「地方でできることは地方で」という考えのもとに国と地方、官業と民業との役割を見直していく。

A地方の創意工夫を生かして、地方の住民が住んでみたいと誇りに思う地域づくりを進めていく。

B「改革なくして政治なし」という理念のもとに構造改革を進めていく。

 といった極めて短いものでした。

3.その他の大臣の主要な発言は、武部農水大臣がBSE(狂牛病対策)に国をあげて全力で取り組んでいく。川口環境大臣は、21世紀は環境の世紀とも言われている。地球温暖化防止とダイオキシンの規制強化に国をあげて取り組んでいく。という内容のものでした。

4.大会では、7項目の決議と6項目の特別決議、更に市町村合併に関する緊急決議というのが行われて、終了後役員の人が政府・与党の幹部に要請を行いました。この決議の内容につきましては、庁内LANのノーツ掲示板に後ほど掲載しておきますので、ご覧になっていただきたいと思います。

5.また、毎年この大会では多くのスローガンがでるのですが、今年は14本と非常に多くのスローガンが掲げられていました。その主なもの7本を紹介します。

@地方が主役 地方分権

A確保せよ 分権時代の地方税財源

B早期実現 医療保険制度の一本化

CITで目指せ 地域情報化

D強制するな 町村合併

E推進せよ 農林水産基本三法の理念と施策

F地域を担う人づくり 夢を育む環境づくり

 以上です。





平成13年11月26日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、公務員の綱紀粛正について話をいたします。 最近は、外務省の機密費の流用、裏金の発覚をはじめ、国・地方を通じて公務員の不祥事がしばしば報道されているのは、皆さんご承知のとおりです。

2.そのうち、道内関係では「公金の着服」「贈収賄」「交通違反」「事務・事業のミス」等が目につきます。過去に本町でも職員の不祥事が発生し、高い授業料を支払った苦い経験があるのは、皆さんご承知のとおりです。

3.こうした反省にたって町では、職員の倫理条例を制定し、これに基づく倫理規定を定めました。その内容は、本町のホームページにも掲載されています。この内容を忘れている職員もいると思いますので、今一度念のために課長等管理職の方は、これをプリントして全員の部下に回覧していただきたいと思います。

4.そして、職員が「ちょっとした気のゆるみ」や「出来心」で不祥事を起こし、懲戒免職等で一生を棒にふることのないよう、今一度気を引き締めていただきたいと思います。また、これからは年末を控え、忘年会等で飲食の機会が多くなりますし、お歳暮の季節にもなります。これらのことに関して職員と関係業者等の間で住民の皆さんに誤解の受けることのないよう、十分注意をしていただきたいと思います。





平成13年11月19日 助 役 三寺 邦宏

1.今日は、町長が出張中ですので私の方からお話します。11月16日から25日までの10日間「全道冬の交通安全運動」が展開されています。今年の運動の重点目標は次の3点です。

@スリップなどによる交通事故の防止

Aスピードの出しすぎなど無謀運転の防止

Bシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底

2.道内での昨日までの交通事故死者は457人で、昨年同期と較べますと45人少なくなってはいますが、それでも全国ワースト1位で、2位の愛知県や3位の千葉県を100人以上も上回っている状況であります。

3.道内の死亡交通事故者の一番多い地区は、十勝管内でありまして、17日現在で48人の方が交通事故で亡くなっております。昨年と較べますと4人少ないのですが、依然として十勝型事故は減っていないところであります。
  従って「交通事故死ストップ十勝百日作戦」として、9月1日から11月30日までが運動期間となっておりますので、皆さんも十分気をつけて運転いただきたいと思います。

4.なお、芽室町はどうかと言いますと、皆さん既にご存知のとおり、昨年の6月13日以降「交通事故死ゼロ」の期間を続けておりまして、昨日で523日となりました。これまでの交通事故死ゼロの最長記録は、平成6年5月に達成した598日となっております。

5.先週16日にめむろーど前で「交通安全旗の波作戦」を行い、行き交う車に事故防止をPRいたしました。この運動には、町内各団体・企業・職場からも多くの参加をいただき、気運が高まったところであります。芽室町では当面「死亡事故死ゼロ達成日700日」を目標に展開中であります。

6.職員の皆さんも、日常車を運転される事が多いと思いますが、冒頭申し上げた3点の重点目標「スリップ・スピード・シートベルト」のいわゆる3S(スリーS)を頭に置きながら、これから訪れる冬道の道路状況にあわせ運転される様お願いします。





平成13年11月12日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、職員研修のことについてお話します。最近は、各企業等では厳しい競争の中で生き残りをかけて、また、国や自治体では国民あるいは住民サービスの向上のために研修事業に力をいれているのは、皆さんもご承知のとおりです。本町も職員研修に力をいれ、皆さんも毎年最低1回以上は研修を受ける機会があると思います。

2.そして研修終了後は、その研修がどうであったか感じたこと、また今後の研修の希望等について事後調査といいますか、報告をいただいています。私も自分自身の参考になりますので、それぞれ皆さんが書いていただいた全員の方のレポートを必ず目を通しています。

3.先日、上級職員、主任クラス16人の方のレポートの提出がありました。その中で研修を受けなかった皆さんも参考になる報告がありましたので紹介いたします。是非今後の業務に生かしていただきたいと思います。今回の研修のテーマは、上級職員の職務・役割・対人関係についての研修でした。4点について紹介します。

@常に相手の立場にたって物事を考えたり、行動することの重要性を再認識した。

A「町民にとって役場は一つしかない。選択できない。」という講師の言葉は、自分が仕事をする上で忘れない言葉になった。

Bお客さんが来た時は、まず笑顔で挨拶、素早い対応に心がけていきたい。

C接遇態度等は、上司の影響力が大きいというお話があった。本町でもまず、管理職から接遇研修等を行った方がよい。

4.この他、職員の皆さんのレポートではないのですが、講師のテキストが添付されていました。その中を私は全部読みました。受講していない皆さんにも参考になるメモがありましたので、紹介します。

@行政ニーズの変化というメモの中で、「過去の延長線上に未来はない。」
A勝者の論理と敗者の論理というメモの中で、勝者は常に「計画」を持っている。敗者は常に「いいわけ」を考えている。勝者は常に「解決法」を考えている。敗者は常に「問題点」を指摘する。

皆さんは、いずれに該当するでしょうか。

5.本町では今後とも様々な研修の機会を設け、充実していきたいと考えています。せっかくの研修の機会でありますから、出来る限りその成果をその後の業務に反映していただくようお願いします。





平成13年11月 5日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、カジュアルフライデーについてお話したいと思います。私は先日、新聞の中央紙の家庭欄の見出しに「職場はスーツ姿が一番、カジュアルフライデーとりやめ相次ぐ」という記事を見つけて、その内容を何度も読み返しました。

2.その理由はなぜかといいますと、私どもの町でも皆さんご承知のとおり、職員提案制度で出されたカジュアルフライデーを職員提案審査会、それから職員の全庁的な検討結果を得て、平成10年8月から導入して現在まで約3年を経過しました。しかし、本町職員のカジュアルフライデーについては、近年町民の方々から、一部職員の服装が「ラフになり過ぎている」「だらしない」中には、「見苦しい」といった意見がしばしば町への投書や私にも直接寄せられています。

3.最初に申し上げた新聞の記事の要点は、「カジュアルフライデーは1990年代半ばからIT産業やアパレル業界を中心に、金融や市役所などいわゆる堅い職場にまで広がった。カジュアルな服装で出勤することで企業のイメージアップをはかり、柔軟な発想を促すという役割もあった。しかし最近、いったん採用したカジュアル化をやめて元に戻す企業も目立つ。札幌ビールは昨年春、4年半続けたこの制度を廃止した。その理由は、年代によってカジュアルに対する考え方にギャップがあり、社内や取引先の上の世代からみると、くだけ過ぎの印象があった。服装についての見方が厳しい。上の世代の価値観に合わせて」という記事です。

4.また、先日もある通信社の記事では「平成8年にカジュアルフライデーを導入した東京都の八王子市役所も昨年の夏にやめた。市民からだらしない。との声があがり、職員19人で構成した職員服装在り方検討会が4か月かけて検討し、廃止すべきとの結論を出したので、市長が廃止を決定した。」という記事でした。

5.本町でも導入当初は、清楚なカジュアル服装が多かったのですが、最近はあまりにもくだけ過ぎた服装、例えばシャツの裾をズボンの中に入れないで、出しっぱなしにしている。とか、パジャマのような上着やシャツを着ている姿も目立ちます。こうした服装は自宅でくつろいだり、レジャーに出掛ける時ならば、そのスタイルはファッションではないかと思います。しかし、役場はあくまでも公務を行う職場ですので、来庁される住民の方々がだらしないだとか、くだけ過ぎだとか指摘をされるような見苦しい服装はやめていただきたいと思います。

6.言葉を換えれば、仕事場では「けじめのある服装」をするよう、職員の皆さんは今一度、カジュアルフライデーの自分自身の服装について、再点検をお願いします。私は、職員の皆さんの良識を期待し、今後の推移を見守りたいと思います。





平成13年10月29日 助 役 三寺 邦宏

1.先週の23日〜25日迄、平成12年度芽室町各会計決算審査特別委員会が開会され、今回から議長、議選監査委員を除く全議員と理事者側も全員出席のもと、3日間にわたり審議が行われ、その結果4会計に対し反対意見がありましたが、全会計とも賛成多数で「承認」をいただきました。

2.算審査特別委員会がこの様な形になりました背景には、決算をただ単に結果としてとらえるのではなく、「事業の成果がどうだったのか」「予算の執行が適正に行われていたのか」さらに「来年度の予算編成にどう生かされて行くのか」と言った様な事が前提となっております。

3.この決算委員会を振り返ってみまして、今迄の様に付帯意見はついておりませんが、いくつかの項目で意見や要望が出されておりましたので、後程それらに対する考え方や方針をまとめ、報告をいただきますので、各管理職の方はよろしくお願いいたします。

4.特に要望の中で土日・祝祭日に多い行事やイベントに出役する職員の超勤について、いくつか出されました。超勤の時間はそれぞれ異なりますが、職員ばかりでなく町民のアシスタントを募集するとか、あるいは休日の催し物を平日に実施する等について十分検討いただきたいと思っております。

5.また、賛成討論の中で前年度の指摘事項が改善されている事や、資料作成や提出においても一定程度評価するとの意見もありましたが、財政が厳しくなって行く中で住民サービスを低下させない様努力すべきとの提言もありました。

6.いずれに致しましても決算委員会で受けました意見等は真摯に受け止め、事務改善につながるもの、来年度予算に反映させるものを見極めて仕事に取り組んでいただきたいと思います。

7.決算委員会に際し職員の皆様が万全の体制で臨んでいただいた事に厚くお礼を申し上げます。





平成13年10月22日 収入役 松久 満夫

1.本日は、町長・助役とも不在ですので、私から2点について申し上げます。

2.1点目は、先週の金曜日に中央公民館において開催された、芽室青年会議所10月例会の、市町村合併に関する自主ビデオ「えっ!合併協議会設置!?」を見させていただきました。会場には青年会議所会員の他、町長や役場職員、議会議員や一般町民そして近隣の市民も参加しておりました。

3.青年会議所のまちづくりコミットメント青木委員長の挨拶に引き続き、第1部では、市町村合併の動きのほか、32億円の赤字団体となった福岡県赤池町の「痛みを伴う行政改革への取り組み」の紹介や、インタビューとして高薄清水町長と常山芽室町長の談話が紹介されましたが、いずれも「住民の皆さんに選択してもらうための情報提供の重要性について触れておりました。第2部では、青年会議所の幹部による座談会で、合併に対するアンケートに基づいた対応策についての模索をされておりました。第3部では、合併協議会の設置を想定した模擬議会の開催で、松山さんが扮する町長の提案理由説明の後、質疑応答、討論、そして採決がなされました。果たして結果はどうなるかと思っていましたが、賛成議員の起立直前で停止画面となりました。

4.何故かというと、青年会議所としては模擬議会であっても、賛否を明らかにするのではなく、あくまでも2年間に渡る取り組みを紹介し、行政には「情報提供を」、住民には「自ら考え、真正面から取り組む」ことを期待し、「今後行政の取り組みに対しては積極的に参加・協力させていただく」としたものでありました。

5.青年会議所では、合併について討論会やアンケート、それに寸劇などにより、みんなで考えるための情報を提供してこられました。今回のビデオ製作は経験が浅かったせいか、音声が聞き取りにくい面はありましたが、その取り組みに対するアイデアや熱意に対しては、敬意を表さずにはおられません。本当にご苦労様でした。

6.以前町長が申し上げたように、こうした催しものに対して、我々町職員としては、なお一層積極的に参加すべきであると感じましたし、庁舎内に設けられております「市町村合併研究会」に於ても、十分参考にしていただきたいと思います。

7.2点目ですが、明日から平成12年度の決算審査が行われます。今年から議長・監査員を除く議員20人による特別委員会での審査となったことから、対応については懸念される面もありますが、今一度決算全般について再点検をいただき、手元に資料がなく、答弁ができないなどの事が起きないよう、万全を期されたくお願いします。





平成13年10月15日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、2点のお願いを申し上げます。1点目は、13年度の事業も9月末をもって、半分が経過しました。それぞれの職場では、課長等を中心に仕事を順調にすすめていただいていると思いますが、中には今年計画した事業が全く手がつけられていない、あるいは手をつけたのだけれど、思わぬ懸案事項が出て順調に仕事が進んでいないというケースもあります。これらの点については、今一度課長・部長を中心に全職員の皆さんが自分の担当している仕事は大丈夫なのか、点検していただきたいと思います。

2.また、しばしば申し上げていますが、事業を進めるにあたっては「タイムリー」にやっていただくということが、最も大切です。住民に対するサービス業務は、その時期を逃すとせっかく一生懸命やった事業も、時には評価がゼロになることもあります。そういうことにならないよう気をつけていただきたいと思います。

3.2点目は、来年度の予算編成作業についてです。既に各職場では14年度事業に向けて、皆さんそれぞれ検討されていると思います。しかし、特に来年度に向けては、厳しい状況であるということは今までも私がしばしば申し上げてきましたし、皆さんも新聞あるいは町の広報誌等を通じて十分ご理解をいただいていると思います。

4.従来、既存事業をきちんとゼロベースからすべて見直して下さい。というふうにお願いをしているわけですが、なかなかそれが徹底されていない。今までは予算がある程度伸びてきた、あるいは現状維持であったわけですが、来年からは国の行財政改革の動向等から見て、本町予算編成もマイナスになるということは、必至の状況でありますから、今までの予算要求作業の感覚では通用しないわけです。

5.従いまして、今一度、既存事業の廃止、あるいは既存事業の中で本当に改善すべき事業がないのか、通り一遍の検討ではなく、一度考えるのではなく三度考える。本当にそれが役になっているか、あるいはこの事業を新たな事業に組み替えれば、更に町民の皆さんが要望している事業の財源に充当できるのでないか。また、当面は住民からも要望はないのだけれども、町の中・長期展望から考えて、これは今から手をつけておくべき事業ではないかという事業については、新規に芽を出していくということも重要なことです。そうした点を是非、今から皆さん方検討しておいていただきたいと思います。

6.いずれにせよ、従来のような国・道あるいは、町の定番メニューという事業に甘んじることなく、それぞれの皆さんが、常に問題意識を持って新たな事業を考えていただく。あるいは、既存の事業を再検討していただくことが大変重要なわけです。それには皆さん日頃から努力はされているでしょうが、それぞれの自分の感覚を更に研ぎ澄ますとともに、感度の良いアンテナを作り、各種情報も入手する事が必要です。来年更に厳しい町の財政状況の中で、限られた財源の生かしたお金の使い方、効果的・効率的なお金の使い方をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。





平成13年10月 1日 芽室町長 常山 誠

1.9月21日の町議会で、ある議員から「町職員の金銭感覚が庶民とかけ離れている。」という指摘を受けましたので、皆さんにはこのことを是非改めていただきたいということをお話ししたいと思います。

2.議員の指摘は、町の除雪ダンプの購入に関しての、補正予算提出の質疑の中でなされたものあり、その発言は次のとおりです。
『もし、私の家が2,656万5千円の買い物をするとしたら、自分は「どれだけお金を出さなくてはならないか」ということをまず考える。ところが職員の皆さんは、この額が小さな金額と思っているようです。金銭感覚が庶民とかけ離れているように思う。私の質問に「国からどれだけのお金が出て」、「町の負担はどれだけ」と即座に答えてほしかった。また不満なのは、購入額の3分の1の95%が町の起債だと答えられたけれども、金額ではっきり「町の借金はいくらになります。」ということを答えてほしかった。今後もいろいろな場面で、こういうケースがあると思いますが、職員の方はもう少し、「自分のお金を出すなら」という感覚で仕事をしてもらいたい。』という内容です。

3.この議員の指摘に対し、私は次のように答弁しました。
『私は常々職員に対し、コスト意識をもって日常業務にあたるよう指導しているが、私の指導のいたらない点もあって、このことが十分徹底していなく申し訳なく思っている。ただいま議員から指摘されたように、職員が日常業務にあたってお金を使う場合は、「そのお金は自分の懐から出すのである。」また「役場は、町民の皆さんの大切な台所を預かって、事業をやらせていただいている」という意識を職員が常に持つよう、再度徹底をしていきます。』と答弁しました。

4.従いまして今後、すべての職場で、すべての職員が、「親方日の丸的発想」を完全に払拭し、「一般町民の金銭感覚」あるいは「民間企業の金銭感覚」さらに言えば「一家の台所を賄う主婦の金銭感覚」をもって、日常業務にあたるようお願いします。





平成13年 9月17日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、皆さんが日常業務を行う場合、常に私ども行政サービスの対象は、住民の皆さんであるという認識のもとで、細心の配慮や気配りをしていただきたいということを、お願いします。

2.先週の15日土曜日は敬老の日でしたので、芽室町では、75歳以上の方約1,450人の方に案内をして、健康プラザにて「敬老会」を開催いたしました。当日は、担当の保健福祉課及び町内の女性ボランティアの皆さんの協力をいただいて、無事終了することができました。協力いただいた皆さんにお礼を申し上げたいと思います。

3.その中で1点、今後に向けて反省すべき点がありました。それは、マイクの音量調整が十分でなく、声の小さい人の話が出席者によく聞こえなかったということです。私も式の最中にそのことを気にしていたのですが、案の定、敬老会が終わって、帰りに出口で出席者の皆さんをお送りしている時に、2人の町民の方から「マイクの音が小さくてよく聞こえなかった。」という指摘をされました。その後も一人の町議の方から同じような指摘を受けました。ご承知のとおり、高齢になりますと耳が遠くなる方が多いですから、本来なら一般町民の皆さんを対象にした会議よりも、マイクの音量をやや大きくすべきところでありましたが、当日のマイクの音量はむしろ小さかったように感じました。

4.私はこれまでも皆さんが日常の業務を推進する場合、また予算をくむ場合には、職員中心・役場中心に物事を考えるのではなく、あくまでもサービスの対象者である町民の皆さんの側に立って、物事を判断して業務を進めていただきたいということをお願いしてきました。そのことを今一度、全職員の皆さんが再認識をしていただくようお願いします。

5.例えば、役場で不親切な対応をしますと、自分が住民であったなら、どんな不愉快な思いをするか。あるいは、役場から毎日多くの文書を関係者に通知するのですが、通知の内容が受け取る方に十分わかる内容になっているかという確認も必要です。更に予算を作る場合、受益対象の住民が本当に望んでいる事業の内容になっているか、しかもその効果が十分期待されるか。といったようなあらゆる分野で、常に住民の立場に立って物事を判断し、すすめていただきたいと思います。


6.こうしたことは、すべての職場で、すべての業務について、すべての職員が気をつけなければいけない基本的な事項です。特に管理職の皆さんは、率先・垂範してそのことを実行していただくとともに、部下の職員に対しても日頃からこの事の指導徹底をはかるよう、お願いします。





平成13年 9月10日 芽室町長 常山 誠

1.私は先月の25日から今月の5日まで、北海道町村会主催によります欧州4カ国(スペイン・イタリア・スイス・フランス)の生活環境視察調査に参加してまいりました。一行は、道内首長8名と助役1名、町村会・道庁から各1名、JTBの添乗員の合計12名の一行でした。

2.各国には、それぞれ独自の歴史・文化や生活習慣、更には産業経済等の違いがあることは、皆さんご承知のとおりです。私も長い人生の中で私なりにいろいろ勉強してきましたし、私は過去に外国旅行といえば、ニュージーランドとオーストラリア、アメリカの2回でありますが、そうした国々との比較においても勉強してまいりました。

3.しかし、私は今回のヨーロッパの視察が最も大きなカルチャーショックを受けてまいりました。その理由は、今回の視察の主なる目的は、各国の農業、老人福祉、ごみ処理、行財政の状況等の調査であり、学ぶ点が多々ありました。けれども私は最も今回の視察で感銘を受けたのは、各国の古代から中世にかけての文化的遺産、すなわち寺院・宮殿・大聖堂、更には凱旋門、そして都市遺跡等の歴史的建造物ですとか、著名な画家や彫刻家の作品を展示した美術館の素晴らしさに驚いて帰ってまいりました。その内容については、9月議会終了後、皆さんに報告の機会を設けたいと思いますので、詳しいことはその場でお話したいと思います。

4.その他では、わずか10日間あまりの見聞でありましたから一部誤解があると思いますけれど、私の感覚で一言で申し上げますと、「日本の国はなんて住みやすい、豊かないい国なんだろう。」というのが私の実感です。「日本に住んでよかったな。」というのが私の偽らざる心境です。その理由を申し上げます。

@日本は、不況不況と言っているけれど、実は私の行った4つの首都・観光地では、非常に多くの日本人観光客で賑わっており、やはり日本は経済的に豊かな国だと思いました。

A日本は、治安が非常に安定しているということです。私がまいりました国々で添乗員・現地のガイドさんから何度も注意されたのは、「この国はスリ・置き引き・かっぱらい等が多いので十分注意していただきたい。」という話でしたし、現実に私どものパーティーでもそうした危険の場に直面したこともありました。

B私ども日常何気なく飲んでいます水道水ですが、日本という国はなんといい水に恵まれた国なんだろうということです。私どもは水道の水をそのまま飲むことができますが、これらの国々はすべて水道水をそのまま飲むわけにはいかないので、いずれも市販のミネラルウォーターを飲んでいました。
    
C「5%の消費税が高い。」と日本では言っておりますが、日本ぐらい安い国はないのです。これらの国では、最低でも6%、中には30%を超える国もあります。

5.こうした実感から私は、日本はいい国だなと思いました。皆さんも諺で小さい時からお聞きしてると思いますが、私は今回の視察を通じて、「ローマは1日にしてならず」「百聞は一見にしかず」という諺の意味を改めて実感して帰ってまいりました。本町では、3年前から職員の海外研修制度を設け、予算を確保しています。残念ながら昨年度は希望者がありませんでした。今年度は希望者がおりますが、皆さんも是非、積極的に研修制度を活用し、グローバル化時代にふさわしい国際的感覚を身に付けてほしいと思います。





平成13年 9月 3日 助 役 三寺 邦宏

1.先週末の8月31日に札幌ファクトリー内において、第8回目の札幌芽室会総会及び交流会が開かれ、これに出席して参りましたのでご報告申し上げます。

2.当日、芽室町からは、私を含め、議会の正副議長、総務委員長、商工会理事の方、観光協会副会長、それに町の商工観光課長と参事の9人が出席いたしました。

3.札幌芽室会の現在の会員数は約400人ですが、この日は約80人の方が出席されておりました。この会の発足は、昭和63年6月で今年で13年目となりますが、現在では総会を隔年で行っておりますので、今年で8回目となります。

4.総会終了後、私から芽室町旗の贈呈と芽室町の近況報告をさせていただき、大谷道議の祝辞、平野議長の乾盃で交流会が始まりました。

5.札幌会は、道内と言うこともあって芽室の様子については、比較的解っている方々が多かったのですが、それでも出身地域の友人や知人の事を懐かしそうに聞かれている方がおられました。

6.最後に林前会長のお礼の挨拶の中で、「今景気が低迷している中で枯れかかってしまっている『まち』もあるが、芽室は生き生きとしている『まち』であり、活気のある新しい『まち』を創ろうとの意気込みが感じられました。また、「新嵐山宿舎の料理や待遇が変わった事と周辺の素晴らしいロケーションは値千金の価値があり、今後も大切に守って行ってほしい」との言葉をいただきました。

7.地元にいるとその善し悪しが中々わからないものです。しかし、違う立場からこうした評価をいただく事は、大変ありがたい事と受け止めてまいりました。

8.今後も地元のいろいろな情報を発信し、共にまちづくりやまち興しを進めて行きたいと考えております。

9.今回の準備にご苦労いただいた商工観光課の皆様にお礼を申し上げます。





平成13年 8月27日 助 役 三寺 邦宏

1.町長が25日から海外行政視察に出張しておりますので、私の方から一言申し上げます。

2.1点目は、皆様すでにご承知のように、8月24日付けで(財)日本品質保証機構(JQA)からISO14001の登録証が交付されました。この認証を受けた自治体は、十勝では帯広市に次いで2番目、道内では6番目となります。

3.このISO14001とは、ご存知のとおり、企業や自治体の活動が環境に及ぼす影響を評価し、これらの負荷を低減するための環境管理と改善の手順や方法を標準化・体系化した国際規格であります。

4.職員の皆様には、「ISO14001環境マネジメントシステムのしおり」を既に配布してありますので、目を通していただいていると思いますが、環境目的・目標の一覧に添って活動推進を常にお願いいたします。

5.なお、この認証に当たり昨年4月からこの事務に携わっていただいた住民生活課の事務局や、各実行組織の推進員の皆様に対し、改めてお礼を申し上げますとともに、今後の実行推進にご協力をお願いします。

6.次に、昨日新嵐山スカイパークにおいて「第24回めむろ産業観光まつり」が開催されました。天候にも恵まれ、朝から家族づれがどっと押しかけ、昨年並みの人出となりました。

7.この産観まつりは、芽室町の6大イベントの中でも最も規模の大きなイベントであり、これを主催した芽室町観光協会を始め、全町をあげて取り組んでいただいた実行委員会の皆様に敬意を表します。

8.この実行委員会には、役場関係では商工観光課・農林課・農業委員会・住民生活課、それに議会から経済常任委員会の正副委員長さんらが、汗をかきながら裏方を勤めていただき、まつりをスムーズに進行くださいました事に対し、お礼を申し上げます。

9.中でも大変だったと思いましたのは、ゴミの分別でした。会場内5カ所程にゴミの集積所があり、実行委員さんが1カ所に2〜3人つき、燃やせるゴミと資源ゴミとを分別し、燃えないゴミは持ち帰らせるという徹底ぶりでした。後で聞いた話では、紙オムツを捨てに来た人もいたようで、その対応は大変だったと思います。

10.こうした、実行委員さん等のご苦労があって、産観まつりも無事終了し、帰るお客さん達から「来年もまた来ます。」と明るい返事をいただきました事をお伝えしておきます。





平成13年 8月20日 芽室町長 常山 誠

1.私は、先週18日に上美生地域で開催されました盆踊りに参加をいたしました。その際、地域担当職員4人のうち斉藤総務課長、谷口企画調整課長、黒田保育所長も出席され、焼き鳥コーナーで準備から終了まで、地域の皆さんと一体となって汗を流されました。地域の皆さんにも大変感謝をされました。3人の方には、私からもお礼を申し上げます。

2.その際、いろいろ町民の皆さんと話をする機会があったのですが、2人の方から町職員の地域担当制度に対して、いろいろ評価する話がありました。

@この担当制度がスタートして、1年余り経ったのだが、今日も3人の職員の方が来てくれて、我々と一体となって地域の行事に参加してくれるのは、大変ありがたいことである。こうした交流を通じて、住民と職員の対話が増えて相互に意志疎通がはかられ、住民と役場の距離が近くなってきている。特に、これまで役場職員と会話の機会が少なかった青年達や女性達との会話の機会が増えて、職員に地域の実情を知ってもらうことができ、住民の皆さんの意見も聞いてもらえる。こうした事は、急に効果は出ないかも知れないが、将来のまちづくりにとって、大変いい結果がでてくるのではないだろうか。

Aどこの町でも同じだと思うが、住民にとって役場は非常に行きづらい職場である。自分もしばしば役場に行くのだが、やはり役場は一般の商店や民間会社に比べると、堅苦しく感じて入りづらい。しかしながら、役場に行った際に、担当職員やあるいは知り合いの職員が気軽に挨拶をしてくれたり、声をかけてもらえばホッとする。

 というお話でした。このように職員と住民の間で、いい雰囲気ができつつある。自分としても大変喜んでいる。ということでした。

3.地域担当職員の皆さんは当然でありますが、それ以外の一般職員の皆さんも、町民の皆さんにきちんと挨拶する。あるいは、気軽に声をかけていただいて住民の皆さんにとって、役場が身近な存在になるということが、大変重要なのです。
 是非、住民の皆さんが役場に来やすいような環境づくりにも意を用いていただきたいと思います。こうした私どもの努力が、役場と住民の協働によるまちづくりの基礎になる最も大切な要素ではないかと私は思います。これらの点についても、ご理解をいただきたいと思います。





平成13年 8月13日 芽室町長 常山 誠

1.私は、日頃皆さんに「町民のつぶやき」を大切に仕事をしてほしいと言っておりますが、「町立病院に関するつぶやき」の事例を紹介したいと思います。

2.全国の公立病院の多くは赤字経営を続けておりますが、町立芽室病院は宮本院長以下、全スタッフの皆さんが大変努力をされており、また町内外の住民の皆さんのご利用を頂いて、お陰様で平成7年以降12年度まで、7年連続して健全経営を維持しています。この要因は今申しましたとおり、立派なスタッフが私どもの病院では揃っているのと、今から紹介するような利用者の声を、いつも大切にしながら患者の立場にたって、スタッフの皆さんが親切に対応してくれていることが大きな理由だと思います。

3.そこで2点、利用者のつぶやきの例をご紹介いたします。
  
@この方は、帯広市の方で「私は西帯広に住んでいるが、いつも町立芽室病院を利用している。その理由は、医師や看護婦ばかりではなく、受付や事務の方も親切・丁寧に対応してくれる。また、健康診断書の料金等も帯広の民間病院に比べて安い。更に、先日病院の男性事務の方と私の目がたまたま合った際に、その方は全く面識のない私にも軽い会釈をしてくれた。他の公立病院では、考えられないことである。」というお話でした。

Aこの方は、町民の方で「私は、町内に8つもある歯科医院の中で、なぜ町立芽室病院を利用するのか。それは、第1に山上先生が非常に親切・丁寧で優しい治療をしてくれる。そして、虫歯があっても簡単に抜歯をしないで患者の使える歯は、極力残して、使えるだけ使う治療をしてくれる。採算性よりも患者の立場にたった良心的な治療をしてくれる。また、看護婦・歯科の技術者・受付の方の対応も大人・子供・お年寄りも分け隔て無く優しくしてくれます。

 以上のような趣旨の発言でした。

4.最近、医療制度を巡る改正、特に患者の負担増、更には診療報酬の減額等もあり、どこの病院経営も大変厳しい状況にあります。そうした中で私どもの町立病院が、頑張っているのは、今紹介しました2つの例以外にも、多くのスタッフの皆さんの優れた医療技術がある。それから患者の立場にたった、親切な対応の積み重ねによるものであると私は思っています。

5.今日は、病院に関する住民のつぶやきの例を参考に申し上げましたが、役場の他の職場でも共通する大変重要なことです。今後の自治体経営をめぐる情勢は、最近特に厳しさを増しているのはご承知のとおりです。
  そのためには、町民の皆さんの理解と協力、そして知恵を大切にしてまちづくりを進めていく必要があります。それには、先程から紹介しているような、何気ない町民のつぶやきを大切にして、今後もまちづくりに生かしていくことが大変重要であると思います。職員の皆さんの協力をお願いします。





平成13年 8月 6日 芽室町長 常山 誠

1.私は先週の1日、札幌市で開催された「2001年北海道市町村長交流会議」に出席しました。当日は170名の首長が出席しました。今年度の会議のテーマは、「地方分権時代の税財政のあり方」でした。東大の神野教授の基調講演のあと、パネルディスカッションが行われました。コーディネーターは神野教授、パネリストは筑波大学の岩崎教授、北大の内田教授、地元からは士別市の田苅子市長、蘭越町の宮谷内町長でした。

2.皆さんご承知の通り、7月29日の参議院選で、小泉内閣の「聖域なき構造改革」が国民に支持され、自民党が圧勝しました。その直後だけに、この日の基調講演もパネルディスカッションも、いわゆる政府の唱える「骨太の方針」、これに対する問題点や評価等についての意見が多く出ました。

3.神野教授は、これまで政府の地方分権推進委員会の委員を務められた方です。講演の中で教授は、分権推進委員会の最終報告書の中では、分権法の目的であります「地方自治体の自己決定・自己責任の原則」を実現するためには、まず国が地方自治体に税財源委譲を行うべきである。というふうに求めている。これに対して、骨太の方針でも、交付税の縮減と税財源の委譲がうたわれておりますが、この順序が逆になっている。つまり、分権推進委員会の報告書では、税財源の委譲が初めにありきなのに対し、骨太の方針では、交付税の縮減が初めにありきである。すなわち自己責任の原則の確立を、まず求めている。これでは「自己決定なき自己責任」を求めているのに、等しいという指摘がありました。

4.このことについては私もかねがね矛盾していると考えておりましたので、意を得たり、という感じがしました。そうは申しましても、国では今後この骨太の方針に沿って、改革の具体化が進められることになりますので、地方自治体を軽視し、実態を無視した推進には、我々も関係の国会議員や町村会等の組織を通じて、国に対して地方の実状や意見を主張していかなければならないと考えています。

5.しかし、国や地方自治体の厳しい財政構造、これを改善するためには我々地方自治体にあっても国と痛みを共に分け合って、この構造改革に協力していく必要があるだろうと思います。職員の皆さん、国の「骨太の方針」に基づく改革の具体化は、我々の日常業務や、町民の生活にも大きな影響を与えることになりますので、私どもは国のこうした動きに十分関心を持って情報収集しながら、町民の皆さんに対しても様々な機会を通じて、国の構造改革やこれに伴う町の施策の変更等について、理解と協力を求めていくよう、お願いします。





平成13年 7月31日 芽室町長 常山 誠

1.先週の25日、帯広三条高校が夏の甲子園出場予選であります北北海道大会で優勝し、15年ぶり5度目の出場を決めました。私ども十勝に住む者にとっても、大変明るいニュースでした。三条高校の甲子園での活躍を期待したいと思います。

2.さて、私ども役場の軟式野球チームもかつては全国官公庁野球大会道予選会で3回優勝し、全国大会に出場いたしました。また天皇杯の道予選でも平成7年、8年、9年と3年連続全道優勝し、全国大会にも出場した素晴らしい実績をもっております。

3.しかしながら、最近は成績がやや低調気味でありましたが、24日の国体一般B帯広支部の予選会では2連覇を果たし、8月9日から稚内市で開催されます全道大会に出場が決まりました。職員の皆さんとともに、野球部の皆さんの健闘を称えたいと思います。

4.役場チームがこのように好成績をおさめてきた要因は、メンバー全員が非常に熱心にシーズン中は練習されていること。そしてまた、シーズンオフにはほとんどの方がアイスホッケー部に入って体を鍛えているからだろうと思います。もう一つの要因は、野球部のレギュラーメンバーのうち6人が、野球の名門であります三条高校の野球部のOBであるということです。6人の方を参考までに申し上げますと、エースの西科さんをはじめ農林課の我妻さん、保健福祉課の佐野さんと手島さん、都市開発課の佐藤さん、教育委員会の江崎さんです。

5.私はスポーツで成績を上げる職員というのは、仕事でも非常にりっぱな仕事をやられる職員が実に多い事例を、長い間サラリーマン生活で見てきました。このことは、本町野球部の職員にもあてはまることだと感心をしています。

6.それはなぜかといいますと、やはりスポーツでも仕事でも好成績をあげるためには人一倍の努力をする。創意工夫、あるいは知識を得るために人の数倍も努力をする結果であると思っています。従いまして、野球部の皆さんは、仕事の面でもそれぞれのセクションで大変頑張っていただいていることは、皆さんもご承知のとおりです。

7.このため、おそらく将来の役場の幹部職員として多くの方が、大きく成長していただけるだろうと期待をしています。
 野球部が8月9日の稚内での大会に、好成績をあげることを皆さんとともに、祈りたいと思います。





平成13年 7月23日 芽室町長 常山 誠

1.私は先日、札幌市へ出張した帰りに、列車の中で、ある町の女性の方と相席になり、まちづくりについて、お話する機会に恵まれました。その内容は皆さんに参考になると思いますので、その一部をお話したいと思います。

2.お話のきっかけは女性の方から私に対して、「失礼ですが、芽室町長さんですね。芽室町のまちづくりについての取り組みは、しばしば新聞等で拝見して羨ましく思っております。自分もある町で組織活動をしており、自分の住むまちづくりには、常に関心をもっております。そして町長からまちづくりについていろいろな面で協力してほしいということを言われております。しかし、自分はまちづくりに関する事はよくわかりません。まちづくりについてのお話を参考までに聞かせて頂きたい。」ということでした。

3.その方がまず言われたのは、次の3点です。

@最近、行政と住民との協働によるまちづくりを強調される方がいますが、協働によるまちづくりとはどんなことですか。

A町内会や自治会の活動は、どうあるべきだと考えておりますか。また行政としてこうした活動にどのように関わっていくべきと考えていますか。

B町をよくしたいという強い願いを私は持っておりますが、行政のしくみや町の財政等のことは、よくわかりませんので、自分の意見をストレートに役場の担当者や町長に言うことができないで悩むことがあります。そうした場合どうしたらいいのでしょうか。

4.私はこれらの話しを伺って、この方はまちづくりにかなり高い関心と見識をもっておられる方だと思いました。そして私なりの意見を申し上げ、いろいろと話し合いをしました。このような意見・考えをお持ちの方は、おそらく芽室町内にも数多くおられるのではないかと思います。

5.従いまして、私どもはこの女性の言われたことは、我が町にも相通じるものが多いと思いますので、町民の皆さんが町政に対して、誰でも理解できるような広報広聴活動を強化する。あるいは職員の皆さんがそれぞれの日常業務の中で、こうした町政に対する内容を、町民の皆さんにやさしくお話することが、大変重要だろうと思います。町民の皆さんが率直に町政に対して、意見を言っていただくような環境づくりですとか、あるいは職員の方々が、町民の皆さんの意見に気軽に耳を傾けていただきたいと思います。

6.以上のほか、この女性が話された印象的な意見を2点お話いたします。

@行政というのは、一般的に住民からの意見を聞きっぱなしにしたり、住民への言いっぱなしの事項が多いのはどうしてなんでしょう。(おそらく、行政というのはその場かぎりの無責任な体質が多いということだと思います)
A町役場は、ある事業を国や道と相談して計画した場合、途中で町の財政事情や住民の意向などによって、その事業の実施が難しくなった場合でも、強引にその事業の必要性を主張し、計画変更や、事業を中止するということはなかなかしない。本当にこういう事業の縮小なり中止等ということは出来ないのでしょうか。(これは、全国的にも管内的にもいろいろな事例がでています。そういうものに対する一種の批判的な意見だと思います)

7.いずれにせよ、私どもはこうした意見は大変貴重なものですので、私も含め皆さんとともに十分気をつけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。





平成13年 7月16日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、ISO14001の認証取得に向けての話しをします。
この認証取得に向けての第一次審査は、7月10日から3日間、それぞれの職場において職員の皆さんの協力を頂いて無事終了しました。

2.最終日の12日には、その審査を担当しました日本品質保証機構の松本主任審査委員から結果報告を受けました。この審査結果につきましては、本日中に職場の責任者と推進委員の方に書面で配布いたしますので、内容を十分分析して、改善あるいは見直し等が必要な職場にあっては、早急に是正措置をとられるようお願いします。

3.今回の第一次審査では、幸いにして重大な不適合事項はありませんでしたが、軽微な不適合が3件あった他、規格の要求している事項に十分対応されていない部分も散見されますので、再点検をして見直す所は見直していただきたいと思います。

4.特に指摘を受けた職場においては、早急に事務局と協議の上、要求事項にそった運用手順を確立し、来る8月8,9,10日の第2次審査に向けて万全を期されますようお願いします。
 また職員の一人一人が、今一度環境保全に対する認識を深められて、ISOの認証取得に向けて一層のご協力をお願いします。





平成13年 7月 9日 芽室町長 常山 誠

1.私は、先週の4・5日「十勝圏活性化推進期成会」のメンバーの一員として、国と道それから日本道路公団の平成14年度予算に関連する十勝の懸案事項について、札幌では道庁と国の出先機関、東京では関係省庁と十勝に関係する国会議員3名、(中川・鈴木両代議士と中川参議院議員)に要請をしてきました。

2.国会議員への要請は全員で行い、その他関係省庁へは3班に分かれて実施しました。このため全体的な要請先の反応はよくわかりませんが、私の回った先での反応は、いずれも従来に増して大変厳しいものを肌で感じてきました。それはなぜか、皆さんもご承知のとおり国民世論の圧倒的人気を背景とした小泉内閣の「聖域なき構造改革」、この骨太の方針において、あらゆる分野で国も地方も痛みを分かち合う方向が示されたからです。しかもその具体策は、7月末の参議院選後に先送りされている。従って、現時点では不透明な要素が極めて多いことから、国も道も極めて慎重な状況になっているのです。

3.こうした状況の中で5日の朝、要請前の打ち合わせがあったのですが、その際ある町長が、4日十勝支庁から内示のありました13年度普通交付税の交付基準額の市町村別情報を各首長に見せました。これによりますと交付基準額は、十勝の平均で前年比マイナス6.4%、最低ではマイナス2.7%、最高はマイナス10%でした。本町の場合は、マイナス6.4%、46億3千3百万円であり、これは12年度に比べますと約3億円強の減額です。

4.このため、各首長とも「こんなに減額されたのはかつてないことだ。いよいよくるべきものが近づいてきた」というのがの率直な意見でした。従いまして皆さんも、こうした国の動きを敏感に受け止めて、今後の事業の推進の面で、コストの低減や効率化、更には自己の政策形成能力の向上に一層努力していただきたいと思います。
 そして今後、限られた財源をいかに有効・適切に使っていくべきかということを、それぞれの業務において、十分創意工夫していただくようお願いします。





平成13年 7月 2日 芽室町長 常山 誠

1.今日は、町民の方の「つぶやき」を大切にしようということについて、お話したいと思います。道内のある優良企業の社長さんが、「我が社にとって、お客さんの苦情が最も貴重な情報である」というふうに申されております。私共もサービス業を主にしている町としましても、このことは相通じるものがあると思います。

2.町民の町政に対する注文・苦情・批判等は、町政を改善する極めて重要な情報です。日頃私共は町民の方々と様々な会話の際に、町民の方々の何気ない「つぶやき」の中に町政への注文・苦情・批判等を耳にしたことがしばしばあると思います。私が最近耳にした「つぶやき」を5点紹介しますので、参考にして日常の業務改善につとめていただきたいと思います。

@土・日曜日・休日に開催される町の各種行事に、職員の参加が非常に少ない。特に管理職の方は、直接担当する自分の仕事でなくても、一般町民として積極的に参加すべきではないだろうか。これは今年の春の「町民植樹祭」の際に、何名かの町民の方から私に話しがありました。

A従来、町政に関する情報は、町職員と町議会議員しか公表されていないものが多かった。しかし、最近、町では情報公開条例を制定をし、また町の広報誌等で行政情報を積極的に公開をして、町民と行政との情報の共有化をはかっていることは大変よいことである。今後とも積極的に様々な町の行政情報を広報誌等で提供していただきたい。

B男女共同参画社会基本法が施行されて約2年経過したが、まだ意識の低い町職員がいる。例えば、若い女子職員を「女の子」と呼ぶ男性職員がいる。「女の子」と呼ぶのは一人前でないという意識をまだ男性職員が持っているのではないか。

C町や教育委員会では、毎年様々な講演会を開催しているけれども、町職員や町民の方の参加が少ない講演会が多い。町職員も参加しないような内容の講演会に一般町民が興味を持って参加するはずがない。それは講演会を企画する担当課と町民の感覚がずれているからではないか。講演会のテーマや講師等を十分吟味する他、場合によっては数多くの講演会を整理・統合することも検討すべきではないか。

D町議会の議案資料は必ず3日前までに届けているということを聞いたのだが、町の各種の審議会や委員会等の資料は、ほとんど当日配布である。しかも当日配布をして説明し、何か質問や意見ありませんかと聞く。急に言われてもそれはなかなか難しいことだ。今後是非、議案資料は事前に届けて欲しい。

3.以上私のメモにありました5点を申し上げましたが、皆さんも日頃いろいろな機会でこうした町民の皆さんの「つぶやき」を聞くことがあると思いますから、それらを大切な情報として、日頃の町政の改善に努めていただきたいと思います。





平成13年 6月25日 芽室町長 常山 誠

1.私は、先週ある町議会議員の方から公務員の守秘義務について、全職員に徹底した方がいいですよ、と忠告を受けました。その内容は、最近本町の役場職員の中に職務上知り得た町民の個人情報を口外するものがいるのではないか、という疑念の言葉でした。

2.その町議の方が言われたのは、本人とその家族、役場の担当者しかわからないような個人情報が第三者に知られている。しかもその情報は町職員から聞いたとその第三者の町民の方がいっているということです。私は、その町議に名前を教えて頂きたい。本人に厳重に注意をするから、と申し上げたのですが、その方は具体的な名前はおっしゃりませんでした。

3.従ってその真実は、確認をすることが出来ませんでした。しかし、万一それが事実だとしますと、町政の信頼を損ねることになり、当事者にも大変迷惑をかけることになりますので、全職員の皆さんはそういった疑いをもたれることのないよう十分気をつけていただきたいと思います。

4.皆さんご承知だと思いますが、念のために申し上げます。地方公務員法第34条では「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後もまた同様とする。」これは正職員ばかりではなく臨時事務職員の方も同じ扱いになります。また、これに違反しますと、当然処分を受けることになります。

5.なぜ秘密を守らなければならないか。それをあえて私が申さなくても賢明な皆さんは、十分理解をされていると思いますが、念のために言います。住民の信託を受けて公務にあたる職員が、住民個人の不利益となるような個人的秘密を公表したり、住民全体の不利益となるような公的秘密を公表する事は、公務の遂行を職員に信託した住民の信頼を裏切ることになるからです。

6.秘密に該当するかどうかの具体的判断は、まず、個人的な秘密については、そのことを一般に知られることが、本人の不利益になると客観的に考えられるような場合です。すなわち社会通念上、一般の人がもし自分にそのような事実があれば住民に知られたくないと思うかどうかによって、判断をされます。また、公的な秘密につきましては、原則として法令上又は上司の命令によって定められますが、法令の定めや上司の命令がない場合には、その事を一般に知られることにより地方公共団体がいかなる不利益をうけるかによって、判断されることになります。
   
7.なお、本町では、平成10年12月芽室町情報公開条例と芽室町個人情報保護条例が制定されています。この2つの条例を今一度皆さんは内容を確認され、具体的な事例を判断し、町民の方々から誤解を受けることのないよう、注意をしていただきたいと思います。





平成13年 6月18日 芽室町長 常山 誠

1.今までもしばしば申し上げてきましたが、町民と約束したことは必ず守るようにしていただきたいと思います。

2.私は、先日、上伏古地域の火葬場周辺住民の皆さん11名の方と、火葬場周辺の環境整備についてふれあいトークを行いました。これは、地域からの要望で開催しました。この火葬場は皆さんご承知と思いますが、以前市街地の周辺にあったものを昭和51年8月上伏古地域住民の皆さんの同意を得て、移転新築したもので25年を経過しました。当時の移転の同意条件として、町がこの地域にいくつかの環境整備を行うという覚書を、町と住民の間で交わした経過があります。

3.昭和61年9月に地域住民の皆さんから「移転後10年経過したのだが、移転当時の約束が守られていない事項があるので再確認をしたい。」と町に対して申し入れがありました。町としては当時の町長・助役・保健衛生課長・土木課長等が住民と話し合いを持ちました。

4.当時の約束事項のうちほとんどは、町として整備をしました。しかし、昭和61年9月に約束した事項のうち住民からの要望2点については、まだ実現していないのでそのことについて話し合いたいということでした。

@ 雲が低くたれ、空気がよどんでいる時にはしばしば臭いが発生する。今後もこの臭いが続くことを町は忘れないで欲しい。

A 年に1回程度こうした話し合いの場を設けて欲しい。町は誠意をもってこのことを守って欲しい。

 このような申し入れがありました。

5.これに対して町は、@については、臭いは業者に調べさせ必要ならばなんらかの対策を講ずる。Aについては、今後年に1回程度の話し合いの場を設け、誠意をもって対応する。と答えました。ところがこの2点については、その後15年を経過しても町は誠意をもって対応してきた経過がないし、一度も話し合いの場がもたれていないのではないかという申し出がありました。

6.「昭和61年当時の担当職員は、現在町の幹部となっており、このことは十分承知しているはずではないか。住民が黙っていれば町は約束を守らない。そういう事例は他にいくつもある。もっと誠意をもって約束は守って欲しい。」ということでした。

7.この件に類するような指摘は、私が町長になってからもしばしば住民の方から指摘を受けてますので、朝礼等の機会に、皆さんに何度もお願いしてきた経過があります。町民の方からこのような指摘をしばしば受けるのは、私の指導力の足りなさ、不徳の致すところで、真面目に速やかに対応していただいてる職員には大変申し訳なく思っています。

8.本件のような指摘を今後とも受けることのないように、住民との約束は速やかに守っていただきたいと思います。万一、その約束を履行するのに時間がかかる。あるいは事態が大きく変わって、約束が難しくなる。そういう場合にはきちんとその理由を相手方に説明して、理解を得るように努力していただく。こうした考えで今後ともそれぞれの皆さんの業務にあたっていただくようお願いします。





平成13年 6月11日 助 役 三寺 邦宏

1.6月9日土曜日に、東京霞が関ビル内にある東海大学校友会館で、第15回東京芽室会総会ならびに交流会がありましたので報告いたします。

2.当日、芽室町からは平野議長・白川商工会理事・山田芽室農協理事・岡本観光協会会長・川端上美生山村留学推進協議会会長、町側から私と高道商工観光課参事・小林観光係長、それに一般参加者の方の総勢14人が出席してまいりました。

3.芽室会の方々は、50数名の出席で、総会では事業計画・予算が審議承認され、役員改選では平成9年度から2期4年間会長を勤められていた高木肇さんがおりられ、新たに第4代東京芽室会会長には白川茂さんが選任されました。白川さんは芽室町商工会理事の白川孝夫さんのお兄さんであります。

4.総会終了後、芽室町からの出席者の紹介があり、紹介後代表して私から昨年度の芽室町の状況について、すなわち4年連続農業粗生産額が200億円を超えた事・駅東跨線横断歩道橋の開通・町立病院増改築・学校給食センター改築・東工業第5団地の造成と企業情報の提供依頼・上美生やまなみプラン宅地分譲地6区画の条件緩和に伴う希望者募集等のPRをしました。
 また、今年の事業として財政は依然と厳しくなるけれど、21世紀のまちづくりを進めるためISO14001の取得、ふるさと森づくり、大型堆肥センター、中心市街地住宅借上事業、ウエディングイン・めむろーど事業、そしてインターネットで見れる議会中継などについて話しをしてまいりました。

5.この後懇親会に入りましたが、この時には芽室出身の元横綱大乃国現芝田山親方も来られまして皆様にご挨拶されました。その中で現在弟子が4人居るそうですが、この内2人がモンゴルの出身でまだ16歳ですが、気力・体力とも日本人より優れ、将来に期待がもてる人材との事です。しかし親方は外国人枠にも制限があるので、出来れば日本人の弟子を持ちたいのでどしどし情報がほしいと言われました、皆さんの中で何か情報があれば私の方に一報いただきたいと思います。

6.東京芽室会には、現在会員数は290人を超えておりこの日も5人の新会員の方の紹介がありました。懇親会ではそれぞれに輪ができ、思い思いに話しがはずみ、昔話しに一喜一憂したりして、この場だけがタイム・スリップした感じがいたしました。

7.最後に、白川新会長さんがこの様に言われました。
 「ふるさと会はふる里に根ざすもので、ふる里を基盤として益々絆を強め永続する事が大事な事であります。これからもふる里の情報をどしどし発信してもらい、いくらかでも応える事により町づくりに寄与することがふる里会の使命でもあります。」と締めくくりました。





平成13年 6月 4日 議会事務局長 斎藤 寿光

1.議会が今の体制になって丁度2年が経過しました。2年間の体制の中で取り組んできた議会の改革について幾つかお話したいと思います。

2.平成11年4月に選挙が行われまして、連休明けの5月に初議会がありました。平野勝一さんが議長になり、以下副議長その他メンバーも一新されました。平野議長の就任の挨拶は、「開かれた議会。町民に信頼される議会。」ということでした。それを、基に議会として、どう具体的に達成しようかということで、議会運営委員会を中心に、今までの議会の実態を理解しつつ、改めるところは改めようということで取り組んできました。言葉は堅いのですが、最終的には「議会の活性化計画」というタイトルで何点かつくりあげました。

3.6つの柱にそれぞれ枝葉をつけ、総体で19項目を作りました。この場でそれぞれお話するのは時間がございませんので、その内何点かをお話いたします。

@議会の一般質問は、従来決まっていて、総括で質問をし、町長の方から総括で答弁する。そういうやりとりを3回までしか出来なかったのですが、「開かれた議会」、町民の皆さんにわかってもらおうということを大前提に、現在はフリーです。90分以内であれば何回でも質問できるようになり、2回目以降は「一問一答」を行える方式に改めさせてもらいました。議会の議論の様子がわかりやすいのではないかという発想でやってきました。昨年12月、今年3月と行い、一応それなりの成果はあったと思います。これらを基礎に今後も改革に頑張っていければと思います。

A従来議会というのは、どちらかというと閉鎖的だという見方もあり、具体的には本会議の傍聴はできましたが、委員会等は委員長の許可がなければ傍聴できなかったのですが、今は100%全面公開になりました。住民の方やマスコミの方がいつでも傍聴できる体制に変わったわけです。そういう点では、議会として大きく動いてきたのかと思います。

Bその他、議会のインターネット中継の実施ということで、家庭においても議会の様子が見られるようになります。また、議会の情報をもっと町民の方に知らせようということで、従来は本会議終了後に、「議会だより」という広報誌を年に4回発行していたのですが、議会は常日頃よりいろいろな動きがあるわけで、もっときめ細かな情報を議会から町民の方に伝達しようということになり、月に1回「議会まめ通信」を出させてもらっています。試行錯誤を繰り返しながら頑張っておりますが、まだまだ改めるべき点がたくさんあると思います。まだこれらの計画についてはすべてがOKということではなく、2年経過し、新たにメンバーも代わり、委員長等も変わりました。その中で「議員の定数問題」・「議員報酬」等の難しい問題もまだ残っています。これらについては、これから詰められていくのかと思います。

4.議会の場合、責任者は議長ですので、私の立場からはあまり突っ込んだお話は出来ませんが、最後に一つだけお話させていただきます。
 議会には3つの常任委員会があり、それぞれ道内あるいは道外に勉強にまいります。今年は道外を予定しております。昨年から理事者の方にはお願いしておりますが、それぞれ常任委員会で研修の柱をつくり、固まった段階で各担当部課長に合議を回していますので、部長、課長、係長にも是非積極的に議員と一緒に勉強に行っていただければと思っています。議会としましては、議会議員と職員が同じ目線で物事を見て、仕事に反映できるのではと期待しています。
 昨年は、経済部長と保健福祉課長が、行っていただき非常によかったと思います。これから3つの委員会が始まりますので、関係各部長課長には合議を回しますが、特段のご配慮をお願いしたいと思います。





平成13年 5月28日 芽室町長 常山 誠

1.小泉政権が発足して、26日で1か月を経過しました。小泉首相が掲げる「改革断行内閣」への国民の期待が大きく、世論調査では80%以上の支持率を示しています。

2.この人気の理由は、永田町の政治家の間では小泉さんは「変人」といわれていた方ですが、この政治家が国民世論と遊離している自民党の古い体質、また霞ヶ関の役人の硬直的、官僚的な意識に対して、これを是非改革をして政治主導型で国政を行っていきたい。ということを主張され、首相に選ばれたのですから、私も期待をしている一人です。

3.そうした状況の中で、24日小泉首相はハンセン病訴訟の熊本地裁への判決に対して、極めて異例な措置ではあるが、政府としては「控訴を断念する」という決断をしました。私はその決断に多くの国民と共に敬意を表したいと思います。

4.この控訴断念に関連して、首相の談話を発表しました。その内容は「政府としてこれまでの対応を深く反省し、お詫びを申し上げる。」と謝罪をしました。また、併せて地裁判決の法律上の問題点を指摘する政府声明も出されました。その内容は地裁判決について2点を指摘しています。

@国会議員の立法不作為責任を認めることは、違憲審査権を超え、国会議員の活動を過度に制約する。三権分立の原則から申しますと、司法が立法に不当介入しているのではないか。

A損害賠償請求権というのは20年で消滅する。これは民法に規定されているが、この規定に反し結果的に元患者の40年にわたる損害賠償を認めている。

 この2点について、国家賠償法と民法の解釈の根幹に関わる法律上の問題点がある。としています。

6.こうした問題点がある判決にもかかわらず、政府は仮に控訴して解決が長引けば、患者の高齢化の実態からみて、時間が切迫している状況から、極めて異例な措置として「控訴断念」したことは、幅広い国民に支持・歓迎されたものであると思います。

7.私ども町の仕事の多くは、法律や条令等の法令に基づき行っているものであり、それを守ることは法治国家として基本であり、当然です。
 しかし私どもの日常業務は、直接住民の皆さんの生活福祉の向上等に関わることが大半です。時にはその法律や条令等の趣旨や基準を逸脱しない範囲内で、しかも公平性を十分に配慮して運用することが必要な時もあると思います。

8.勿論、この場合、多くの町民の支持がなければなりません。皆さんがそうしたことを運用する場合には、上司(部長職)に判断を仰ぎ、またその内容に応じては私に相談していただいて、思いやりのある心の通った町政のサービスに務めていただきたいということをお願いいたします。





平成13年 5月21日 病院事務長 竹島 敏治

1.現在進めております、主要事業につきましてお話させていただきたいと思います。病院の運営につきましては、毎年目まぐるしく変わる医療制度の中で、患者さんをはじめとしまして、利用していただける方にいかに選ばれ、利用されるかにかかっています。

2.このことを踏まえまして、ゆとりある療養環境を目指し、町民の願いである眼科・耳鼻咽喉科の開設のため、昨年6月に着手しまして、2か年継続事業で増改築事業を計画しました。事業費につきましては、13億9256万7千円。現有の面積は,567uで、それに3,930uを加え11,467uとなり、来月6月には完成します。

3.その中身を若干申し上げますと、南側の増築部分ですが、2階、3階、4階につきましては、現有の150床のベッドは変えないわけですが、現有の病棟は6人部屋が主体であり、ゆとりある状況とはいえませんので、4人以下の部屋あるいは個室を増やし、患者さんのディールーム、即ち休憩室も拡張し整備しました。

4.もう1つは、最上階の5階リハビリテーション科ですが、現有の運動療法室を3倍に広げ、拡充・整備し日高山脈のふもとまで見えるいい情況となりました。また、運動療法室を作業療法室に変え、物療室を言語療法室に変え、スタッフも充実しました。

5.東側の増築部分ですが、これは外来と管理棟になります。実際、今の建物は平成元年と2年度に全面改築を行ったのですが、当時の外来の1日当たりの患者数は、計画では290人でした、しかしながら、現状は450人を超える状況になっています。従って、当然診察室も狭いし、患者さんの待合室も狭いという状況もありますので、拡充整備し、それと同時に眼科と耳鼻咽喉科を配置する計画で、来月完成する予定です。

6.眼科については、今年の4月から週3日で診察をスタートしました。耳鼻咽喉科については、来年の4月開設の予定です。いずれにしても工事は順調に進んでおり、90%は完成しており、6月末には全工事が完成します。

7.器は1.5倍の大きさになりましたが、器と同時に中身も評価をいただく事も必要であり、今まで以上に我々も頑張らなければならないと思っています。職員の皆さんにお願いしたいことは、病院はサービス業ですので、宣伝は十分にしたいのですが、医療法におきまして、なかなか積極的に宣伝できないということもあります。従いまして皆さんは、健康なうちは、病院に縁がないわけですが、やはり健康を維持するための健康診断、それから各種健診、家族の出産、万が一治療が必要になったときには、是非当院を利用していただくようお願いいたします。皆さんにご利用して頂くことが、一番大事なことですのでよろしくお願い致します。





平成13年 5月14日 教育次長 嶋山 亮二

1.来年の平成14年度から、「学習指導要領」が新しく変わることになります。
この学習指導要領と申しますのは、読んで字のとおり先生が子供達に学習を指導する要領でありまして、全国どこにいても、同じ教育が受けられるように、文部科学省が、決めたものであります。

2.何が変わるのかと申しますと、来年度から始まる学校週5日制に伴って、授業時間・学習内容が大幅に削減されることであります。
授業時間は小学校で言えば、主要4教科が6年間で現在3,452時間あったものが、511時間削減されるというものです。また中学でも主要5教科では3年間で430時間削減されることになります。

3.学習内容でも、読んだり・書いたりする漢字が減ったり、算数の3桁のかけ算が小学校の教科書から削減されたりしまして、教科書で教える内容というのは、概ね3割削減されることになっております。

4.しかし、新たに増えるものもありまして、これは「総合的な学習の時間」という時間であります。今までの教科の枠にとらわれないテーマを学習しようという時間で、例えば、「環境」の問題ですとか、「国際理解」・「情報」・「福祉・健康」など、決まった教科書もなくて、子供達が自分で問題を見つけて、自ら問題を解決していく、「生きる力」を養っていくのを目標としております。

5.実は、この「総合的な学習の時間」に、役場の皆さんや地域の方々・そして保護者の皆さんにもこういった方面で詳しい方に、お手伝い願いたいということであります。学習テーマの中で「環境」の問題、特に今町で進めています、「ISO」のことで勉強したいとなった時には、ISO事務局担当の職員の方が一番詳しい訳でありますし、また「福祉・健康」の分野のことを子供達が、もっと知りたいとなった時には、そのセクションの専門の職員の方に詳しく教えてもらいたいということですし、「国際理解」というテーマで外国の事を知りたいというようになった時には、地域の中で海外生活を経験されたような方に、そういった外国のことを、子供達に教えてもらう、そうした先生・指導者になって頂きたいと考えております。

6.今年は、教育行政方針の中にも明記いたしまして、こうした「地域指導者の登録制度」をこの「総合的な学習の時間」を支援するため制度化し、来年に向けてどう位置づけていくか、学校とも打ち合わせて参りますので、その節は是非ご協力をお願いしたいと思います。

7.併せて、今お話させていただきましたとおり、学校が完全週5日制になります。そうなりますとスポーツ少年団や中学校における部活動などにおける、指導者の人材確保など、新たな課題が発生して参ります。これもそれに対応した新たな指導者の登録制度や指導者育成など「人材バンク」的なものの設置も検討しております。

8.是非町民の皆さんの中から、そうした特技を持っている方に、今後色々な方法でお手伝いをしてもらいたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

9.最後に、芽室町では、「3つの心運動」を推進しております。「あいさつ・親切・美化」であります。朝の挨拶が気持ちよく交わされれば、親切心も生まれますし、周りもきれいにしたくなると思います。どうかこの運動の推進につきましても、よろしくお願い申し上げまして終わらせて頂きたいと思います。ありがとうございました。





平成13年 5月 7日 芽室町長 常山 誠

1.私は先月25日に札幌市で開催されました、平成13年度の北海道町村会総会に出席しました。開会挨拶の中で、えりも町長であります佐々木会長が、道町村会として平成14年度から「政策法務室」を新設することの方針を明らかにしました。

2.この目的は、法務分野が手薄で法令や条例の解釈・作成が十分に行えない町村を支援するためです。このため近く町村会内に、大学の教授や弁護士、道と町村職員の代表者約10名で検討委員会を設置して、町村現場で抱える問題や具体的な対応策について協議を始めるということです。

3.この政策法務室の設置のきっかけとなったのは、昨年4月からスタートしました地方分権制度です。これにより国からの機関委任事務が廃止されて、各自治体では独自に条例を作成しなければならない事例が数多くでてきました。ところが、法務の専任担当者を配置していない小規模町村の中には、条例作成に関する知識や経験が足りないことなどから、特に昨年スタートしました地方分権の際には、道内でも数多くの町村で自前の条例を作成するにあたって、専門業者に丸投げしたということが、マスコミにも大きく報道されたのは皆さんご承知のとおりです。

4.幸い本町では、文書係の2名の職員の方が大変ご苦労頂いて、膨大な条例の制定や改廃を自前で処理することが出来ました。しかし分権制度が本格的な実施の段階になりますと、条例の制定は従来よりもっと増え、また内容も複雑・多様化すると考えられますので、この度町村会が考えている法務室の業務であります、情報の提供・相談対応・人材育成は私ども町村にとっても大変助かるものと思います。

5.総会では、以前北大の教授を勤められ、私どもの町にも来て講演していただいたこともあります、九州大学の木佐教授の特別講演がありました。「自治体における法務力強化とその戦略」というタイトルでした。この中で木佐教授が指摘されたのは、今後の地方自治体の運営にあたっては、「そういう法令は知らなかった。」あるいは「やむを得なかった。」そういうことですむ時代ではない。従って町村は今後、法務に優れた職員を積極的に育成・確保していくことが大変重要である、ということを強調されておりました。

6.私ども自治体の日常の業務は、そのほとんどが法令や条例に基づいて行われているのは皆さんご承知のとおりです。このため各職員の皆さんも自分の日常の業務について、自分の担当している仕事が法的根拠に基づいて、きちんとなされているかどうか、現在行っている業務が法令や条例に照らして適正に、しかも的確に執行あるいは運用されているか、ということを今一度点検していただきたいと思います。

7.また、全国的に住民等から様々な訴訟が行われ、判例等も出ておりますから、そうしたこともよく調べていただいて、自分の仕事を適正に行うよう、点検していただくことをお願いいたします。





平成13年 4月23日 経済部長 中島 直隆

1.経済部から一つお願いがございます。新嵐山スカイパークの改革の取り組みについてです。新嵐山スカイパークについては、平成8年7月に策定した行政改革大綱の中で、「民営化の検討」が掲げられました。それを受けて、今日まで順次検討してまいりましたが、3月の新年度予算の議会においても大きな論点として議論を頂きました。

2.そうした中で、平成14年4月から町民の貴重な財産として、次の世代に残すものとして「宿泊部門の存続」「町100%出資の新たな会社に運営を移管」する方向となりました。そのために13年度は現状の特別会計のままで運営してまいりますが、それに向けた大きな改革に着手します。一番大きな点は、支配人・調理長を労働者派遣法による派遣会社から派遣を受けることです。それも含めた予算を認めていただきました。

3.新嵐山スカイパークの会計についてはご存じの方も多いと思いますが、平成11年度は実質収支で3千万円、平成12年度は最終的に固まっておりませんが約5千万円の赤字となる見込みです。よって改革については、1日の猶予も許さないという状況にあることを職員の皆さんにも御理解願いたいと思います。

4.4月からは、ホテルやレジャー施設を主に経営している三井観光グループの人材のアウトソーシング(今、経済界でも主流になりつつある労働者管理の方法−人材の外部化)により、札幌グランドホテルサービスから経験豊富な伊藤支配人、それと札幌グランドホテル一筋で副総調理長を経験された金田調理長、この二人をお迎えして改革に着手しました。

5.4月から宴会や宿泊のお客様の料理については既に変わっています。同時に今週末から始まります5月のゴールデンウィークには、2階のレストラン「コロポックル」のメニューも一新するように考えています。

6.4月10日には、札幌グランドホテルからサービス事業支配人の方をお招きして全職員、及び委託業務で行っている業社の職員を含めて、接遇を中心に研修していただきました。

7.例年になく雪どけも早かったので、パークゴルフ場も既にオープンさせていただきました、36ホールについては順次オープンしますが、集客のために努力をしていきたいと考えています。私自身も機会あるごとに、関係機関団体等に足を運んで、お客様の獲得のために働きたいと思いますが、新嵐山スカイパーク職員は全職員上げて、サービスの向上に務めておりますので、皆さんには今まで以上に最大限のご協力をお願いしたいと思います。





平成13年 4月16日 住民福祉部長 矢野 攻

1.芽室町では、環境保全を率先して実行するための有効手段として、本年7月のISO認証取得を目指し準備を進めております。この運用開始に当たりまして、4月2日から職員全員に対し環境配慮活動日誌を作成していただいています。これはISOの基本的な作業であり、大変面倒ですけれど忘れずに毎日作成していただきたいと思います。

2.なぜいまISOが環境保全として必要なのか、皆さんと考えたいと思います。これまでに開かれた国際地球温暖化防止会議において、百年後の地球の気温は5度上昇し、海水面も88センチ高くなると報道されています。先日、気象庁も21世紀までには、日本の気温が3度上昇するという発表もしています。

3.地球温暖化になると気象変化が激しくなり、農業生産に変化をもたらし、低い土地での水没が考えられます。またオゾン層の破壊が続くと有害な紫外線により人体の皮膚ガンや目の異常、植物やプランクトンの成育を悪くし、農業や漁業に与える影響は図り知れません。そして酸性雨でありますが、これが続きますと、森林を枯らしたり、河川や湖を酸性化し、魚や生物が棲めなくなり絶滅する、文化財や建造物が溶けてしまうという現象が生じてきます。このほか、砂漠化、熱帯林の減少、野生生物の減少など、致命的な地球破壊が世界各地で見られます。

4.これらの原因は紛れもなく、人間の仕業であり、皆さんにも少なからず心当たりがあるはずです。例えば、家庭にある冷蔵庫、エアコン、スプレーなどから放出するフロンガス。石油や石炭の大量消費による二酸化炭素の排出。工場や自動車から発生する排ガスなどによって、地球環境病をつくっているのです。また、このまま資源を使い続けると、石油で40年、天然ガスで60年、石炭では220年で底をつくといわれています。

5.芽室町では数多くの事務事業を行っています。事業者や住民には、環境保全のためさまざまな指導や啓蒙を行っていますが、自らも多くのエネルギーを使用し、各種公共事業を実施し、道路や公共施設の整備、あるいは一般廃棄物の収集など各種事務事業を進めており、環境に大きな影響を及ぼしている事業者の一つであります。

6.芽室町は、自ら環境に多く負荷を与えていることを自覚し、地球環境の負荷削減に対する自主的取り組みの国際規格であるISOを導入し、総合計画やクリーンめむろ大作戦、経費節減24などと相まって、芽室という一地域のみならず、国際的な視点から、地球環境保全対策について、積極的に取り組むものであります。
 ISOの導入による効果としては、(以下の5つのとおり)

@総合計画やクリーンめむろ大作戦、経費節減24などを計画的に推進出来る。

A省エネ、省資源、廃棄物の削減目標により環境負荷削減や経費節減が図れる。

B外部審査により進行管理が徹底される。

C自治体が率先し、エコ、グリーンマーク製品を購入し、環境に配慮する。

D企業や事業者には、ISO認証取得の支援が出来る。

7.ISOの導入は、行政運営の効率化を進め、職員の意識改革と国際化への意識の醸成が期待できるなど、大きなメリットがあります。このようなことから、役場自ら率先垂範し、環境にやさしいまちづくりのため、ISO認証取得をめざし、全職員一丸となって取り組んで参りますので、今後とも特段のお力添えをお願いし、私の一言とさせていただきます。





平成13年 4月 9日 総務部長 大野 新

1.今日は、私の方から日頃の伝票等、決裁文書についてお願いをしたいと思います。 平成13年度が始まって1週間がたちましたが、平成13年度予算執行にあたりましてお願いしたいと思います。

2.時代は大きな変革の時代を迎え、日頃町長からこの場で「タイムリーに仕事を行うこと」「前例踏襲の考えではダメ」と意識改革を促されているところであります。そういう事で、13年度予算編成にあたりましてはゼロベースからの見直しという事で、予算のヒアリングの際に意見を述べさせていただき、予算案がまとまり議会で議決を頂きました。

3.議決を頂いた予算は、予算の通り執行するというのではなく再度見直しをかけ、精査し、効率的に、又、全体的なバランスということを考えて予算執行をすべきと考えています。中には、予算の参考見積りの書類がそのまま執行にあたっての決裁になってくることが往々にして見られると感じています。

4.予算の見積りは、あくまでも自分たちの予算積算のための参考見積りですから、いろいろな折衝などをして最終的な執行にあたっていただきたいと思います。これは基本的な予算執行の考え方であります。現実的に予算執行の伝票を見てますと、最近は特に使途が書いていません。仕事は担当者が替わっても書類を見て中身がわかるようでなければなりません。使途は勿論、必要事項をきちんと書き、他から見ても内容がわかるように書いていただきたいと思います。

5.また、戻入伝票が若干多いと思います。原因を探って見ますと、重複請求がある様です。この重複請求は私が思うには、業者の方であえて二重に請求するということではなく、請求後すぐに伝票を処理しないものですから、未納になっていて、また請求が来て、そのまま確認せずに伝票をきる。ということがあります。

6.科目更正も多く見られます。特に新年度が始まった時に多いのです。細節は年度が変わると、番号が変わってきますので去年の番号をそのまま書かない様確認をお願いします。更正すると二重に伝票を書かなければなろません、これは事務の不効率になることと、細かい話をすると、伝票も1枚何十円というお金がかかっていますので、確認のうえ効率的にお願いしたいと思います。

7.報償費、交付金、補助金等で急ぐ伝票がある場合に、伺いが終わってないのに、相手との約束があるということで、伝票が回ってくる場合があります。私が合議を受ける時には、既に伝票は出納室に行っているという事があり、指摘しても今更どうにもならない時があります。急ぐ場合は持ち回りで決裁をお願いしたいと思います。

8.細かいお話をしましたが、常日頃から問題意識を持って、「今までどおりでいいのか」「本当に必要かどうか」と言うことを十分考慮し、13年度予算を執行していただきたいと思います。





平成13年 4月 2日 芽室町長 常山 誠

1.13年度のスタートにあたりまして、お願いを申し上げます。今日からいよいよ13年度のスタートでありますが、4月1日付けで人事異動があり、昇格された方あるいは職場が替わった人もおります。そして新しく町職員になられた方は、病院関係の職員10名です。その他多くの臨時職員、パート職員の方が加わっていただきまして、芽室町職員は総勢約600人近くになります。これで芽室町の13年度の執行体制がスタートしました。

2.まず、新たに職員として加わっていただいた皆さんに心から歓迎を申し上げます。どうか仲間の皆さんと力を合わせて、18000人の町民の皆さんの行政サービスの向上に、ご努力いただきたいと思います。

3.さて、平成13年度は21世紀の最初の年度です。21世紀はどんな世紀になるのだろうと、いろいろなことが言われておりますが、国際的には、グローバル化、IT革命の推進、更には環境の悪化、食糧危機の時代になるのではないかと言われています。加えて国内的には少子高齢化、地方分権の時代になると言われています。

4.私たちは、こうした時代の流れをしっかり見据えながら芽室町の21世紀にふさわしいまちづくりを進めていかなければならないのです。本町はいわゆる箱物と言われる各種の公共施設ですとか、あるいは道路、下水道、土地改良等のインフラ整備は十勝管内の他の町村に比べますと、相当高い整備水準にあります。

5.近年こうした施設等の維持補修等の管理費ですとか、これらの設備投資に借り入れした償還金が非常に増大しており、町の財政を圧迫しているのは皆さんもご承知の通りです。

6.反面、町税収入が伸び悩んでおり、地方交付税も近年減少傾向にあります。特に平成12年度からその傾向が顕著になってきており、町財政は今後一層厳しさを増すだろうと思っています。

7.このため先月末に成立しました平成13年度予算では、一般会計で前年度比7.6%減の約108億円、全体の予算総額では前年対比6.9%減の216億円の緊縮型の予算となっています。平成13年度の予算の特徴は、これまでのハード事業重視の予算からソフト事業重視へと転換したことです。

8.主なものとしては、環境対策ではISO14001の認証取得、クリーン芽室大作戦の充実、ふるさと森づくり事業、公共施設への空気清浄機の設置などです。また、経済対策としては、大型堆肥センターの建設、中心市街地借り上げ公営住宅整備、産業活性化支援事業、ウエディング・イン・めむろーど奨励事業等です。

9.福祉・医療対策では、介護保険利用料軽減ですとか、ふれあい小径整備事業、それから町立病院の眼科新設です。人づくり対策としては、子育て支援センターの暫定開設、教育活動指導助手の増員等です。情報対策としては、地域インターネット事業や庁内ネットワーク事業の充実等です。

10.このような、主としてソフトの事業を中心に平成13年度は実施してまいります。そこで平成13年度の事業実施にあたって皆さんに次の3点のお願いを申し上げます。

@1点目は、職場やその事業内容によっては異なるケースがありますが、私たちの仕事は住民の皆さんに対するサービス業です。従ってサービスの客体であります地域だとか現場に、出来る限り出かけていただいて、現場の実態をよく調べたり、住民の方との意見交換を通じて、真の行政ニーズは何処にあるのか、せっかくの貴重な予算をどうした形で生かして使っていくかを、十分考えていただきたいと思います。また、様々なイベントや町内会活動、ボランティア活動にも参加をしていただくことも、生きた行政情報を把握できる格好の機会ですので、こうした機会にも是非参加協力をお願いします。

A2点目は、先月の3月議会の一般質問や予算特別委員会でも町政のあり方、予算編成や予算執行のあり方等について種々議論がありました。その内容は一部議員の誤解に基づく指摘を除けば、毎年同じような指摘や議論が繰り返されています。このことは議会に出席しておられる管理職の皆さん十分ご承知です。毎年同じことが指摘されるということは、公務員独特の「前例踏襲主義」ですとか、「横並び意識」更には「場当たり的な答弁・処理」といったことが最大の要因だと思います。これまでの議会答弁や関係団体、町民の皆さんに約束したことは責任を持って、今一度部長や課長がこれまでの議会の会議録ですとか、各種の復命書、更には報告書、引継書等を再点検していただいて、適切に処理をいただくようお願いします。

B3点目は、ISO14001認証取得に向けての職員一丸となった意識改革と実行についてです。先程8時から行われた連絡調整会議でも議論になりましたが、この認証取得に向けて、町としては、本年の7月下旬を目途に、様々な取り組みを進めています。昨年の4月には担当の専任職員を配置して、プロジェクトチームを立ち上げて準備を進めてまいりました。先月の26・27日の両日、日本品質保証機構の予備審査を受けました。その結果、大変厳しい多くの指摘を受けました。項目で言えば26項目で、このままでは、私共が目標としていた7月末の認証は難しいのではないかと心配されています。従いまして、職員全員、正職員ばかりではなく臨時職員・パート職員も含めた全員の方が一丸となって、新年度のスタートの時から、指摘を受けた26項目について、それぞれの管理職や各課の環境推進員を通じて再点検をしてもらいたい。また、芽室町が定めた環境方針や具体的な改善事項等を再認識していただいて、この環境方針に沿った活動を継続的に実施していただくよう、お願いします。

11.以上お願い申し上げた3点は、易しいようで難しい面が多々あります。人間だれしも完全無欠な人はいません。そういう面では私自身もいたらない点が多々あり、町民や職員の皆さんにも種々ご迷惑をかけていると思います。私も出来る限りそうした反省にたって、今申し上げた点を今一度確認をして、改善をに努めたり、勉強しながら職員の皆さんの先頭に立って、町政を進めて参りたいと思っています。平成13年度も1年間、皆さんも私が申し上げた3点を十分理解されて、町民に喜んでいただけるような、行政サービスの向上に務めるよう、お願いを申し上げ、新年度の挨拶といたします。