平成30年6月18日 副町長
おはようございます。
最近読んだ本で、AIバーサス教科書が読めない子供たちという、国立情報学研究所教授の新井紀子さんが書かれた本をご紹介します。
AIの弱点は、数万というものを教えても一つしか覚えられないもしくは応用が利かない、決められたフレームの中でしか計算処理ができないことだそうです。
この弱点は数十年かかっても解けないのでないかと言われています。
逆に言うと、これからどんどん仕事がAIに置き換わる時代でありますが、こういったことの逆の弱点を人間が持っているとすれば置き換えはいらないということであります。
ですから、1を聞いて10を知る能力や応用力、そして柔軟性、あるいはフレームにとらわれない発想力などを備えていば、AIに置き換える必要がない。
人間であればいろいろなAIが発達しても仕事ができていくということです。
AIに肩代わりできない種類の仕事を不足なく、上手くやっていけるだけの読解力や常識、あるいは柔軟性や発想力を持っているかどうか、ということが問われるのではないだろうかということです。
新井先生は2011年に大学生数学基本調査というものを行ったそうです。
国公立あるいは私立の大学にお願いをして6,000人の方からアンケートをとったのです。
問題がたくさんあったわけですが、その中の一つを紹介したいと思います。
選択肢が三つあるので正しいと思うものには○を間違っているものには×をつけるというものです。
「公園に子どもたちが集まっています。
男の子も女の子もいます。
よく観察すると、帽子をかぶっていない子供がみんな女の子です。そしてスニーカーを履いている男の子は、一人もいません。」
これが問題であります。
選択肢を3つ言います。
1つ目、男の子はみんな帽子をかぶっている
2つ目、帽子をかぶっている女の子はいない
3つ目、帽子をかぶっていて、しかもスニーカーを履いている子どもは一人もいない。
正しい回答は一つしかありません。
正解は1つ目の、男の子はみんな帽子をかぶっているです。
この問題の正解率は、全体で64.5%です。
国立のSクラスの大学でも85%でした。
私立B・Cクラスでは成果率が5割をきっているそうです。
どこの大学に入学しようとも学習力でも知識でも運でもなくて、論理的な読解と推理の力がないのでなはいかという考えがこの先生の考えであります。
読解力を養うということは、今の科学的な研究ではまだできていないそうです。
ですから、読み間違いとか勘違いはたくさんあるわけですが、その読解力だとかを養うにはどうするべきかということはまだ解明されていないそうです。
先生曰く、文章や問題をよく読むということ、早く何回も読むのではなく、精読するあるいは深く読む、理解しながら読むというようことを続ければ、読解力が向上するのではないかということが新井先生の考え方であります。
最近読んだ本の紹介をさせていただきました。
おわります。
平成30年6月11日 町長
おはようございます。
今日は現実に起きた切ない子どもの事件の話をしたいと思います。
先週、5歳の子どもが、両親からの虐待で小さな命を失いました。
あまりにも悲惨な事件であり、ニュースを見ているのがつらいです。
これは私だけでなく、みなさんも同じだと思います。
いつの時代でも大人社会にとって子どもは宝だと言われてきました。
ですから、あの両親にとっても子どもは宝だったはずです。
そしてまた、あの家族が住んでいた自治体の職員にとっても子どもは宝だと言われている中で仕事をしていたわけです。
親の行動を批判することは簡単なことであります。
でも、私たちはそればかりではなく、小さな命でしたが、あの子が人として、持っている権利があります。
それをなぜ大人社会が、しっかりと支えてあげられなかったのか。
それが切ないし、悔しくてなりません。
芽室町というのは、子どもの権利に関する条例を持っています。
あの5歳児の子は、字を学ぶということを親に強制されていて、朝早く起きて暗い部屋でひらがなを勉強していたというのです。
そしてその覚えた字で、「あしたはもっとできるようにするからもうおねがいゆるして ゆるしてください」と書いていたのです。
救いを求めるメッセージを記していたのです。
本当に胸が痛みます。
例え今回は遠くで起きた問題だとしても関係ないということなく、私たちは自治体職員として、これら事案に感性鋭くあるべきだと思います。
特に芽室町は、子ども育ちあるいは子育て支援をトータルした全国的にもまれな、子育てシステムをつくっている町です。
そしてこれが高く評価されているわけです。
ですから、一人一人の職員が今回の悲しい事案に対して、自分の問題として置き換えてみてほしい。
芽室町は子どもの権利に関する条例を持っていて、子どもが持つ4つの権利を謳っていて、自治体の役割も明確に謳っているわけです。
その条例を一度、読み解いてみて、これからの職員として歩む参考にして欲しいということを強くお願いさせていただきます。
平成30年6月4日 町長
おはようございます。
土曜、日曜日、天気がよく、日焼けした職員が何人かいますが、全道自治体職員等野球選手権大会十勝予選が行われました。
Aブロックが芽室会場で行われ、本町チームは、1回戦は幕別町、2回戦は鹿追町そして3回戦では帯広市に勝ち優勝しました。
久しぶりに職員の野球を1回戦だけでしたが見させていただきました。
人間模様というものは面白いものであり、1回戦の幕別町との対戦では、わが町の主力選手の父親が幕別町の監督だったり、決勝戦での帯広市との対戦では、わが町の監督の娘さんが帯広市のマネージャーだったりと非常に複雑な様相が絡み合っていて、無事優勝したことに拍手を送りたいと思います。
加えて、若い職員を中心として大会の手伝いがなされていました。
炎天下の中、無事終了したことに私からもお礼を申し上げたいと思います。
野球でありますが、2009年に第2回ベースボールクラシック、WBCがあった時に、イチロー選手がアメリカから日本に帰ってきて、日本代表として出場したのですが、たいへん苦悩したのを覚えていらっしゃるでしょうか。
第一生命が毎年、サラリーマン川柳をやっています。
こういう川柳がありました。
「打てぬ日も あるイチローを すきになり」
イチロー選手はその時とても苦悩していて、全然バットにボールが当たらない。
チャンスが巡ってきても、当たらないどころかかすりもしない。
最後には、あのイチローが自分で監督に申し出て、スクイズをするのです。
でもそのスクイズも成功しなかったのです。
その屈辱を乗り越え、決勝戦の最後に自分が安打を打って優勝に導いた。
ものすごい優秀な天才と言われた人でも、好不調というものは必ずあるわけです。
今まで世間から尊敬を集めていたイチローも人の子なんだ、身近な存在になったとたくさんのサラリーマンが口にしました。
人というのは努力をしてもダメなときもある。
でも、努力をすると報われることもある。
イチローも陰では、大変な努力をしているんだと、こんなような教訓が2009年、改めて多くの人々に広まりました。
そういう現実があるんだということを自分の人生に中で振り返っていただきたいと思います。
今朝、わがチームのセカンドをしていた選手と階段で一緒になり、一回戦が非常によかったのに2回戦は不調でとても大変でしたと話しておりました。
人は調子のよいときばかりではないということを改めて皆さんと感じたいと思いますし、仕事も同じなのだということを考えていきたいと思います。
おわります。
平成30年5月28日 副町長
おはようございます。
今日は、最近読んだ早稲田大学教授で長谷部恭男さんの「憲法の良識」という本に記載のあった「単純多数決」について紹介します。
多数決を説明する方法の一つに「コンドルセの定理」という方法があります。
コンドルセとは、18世紀のフランス革命時代の政治家であり数学者であった人だそうです。
この方がいうには、多数決をするとき半数以上の人が正しい判断をするということが前提で、参加する人が多くなればなるほど正しい結論が出る確率は高くなるというものだそうです。
どのようなことかというと、長谷部教授が比喩でいうと、赤い玉と白い玉を壺に入れ、赤い玉は多く入れておきます。
そして、1個ずつ取り出していくと赤い玉は確率的に多く出て、すべて取り出すと必ず赤い玉が多くなるということです。
正しい判断能力を持っている人が半分以上いると、正しい結果に導かれます。
ただし世の中というのは正しいかどうかを判断するものはそう多くはないと言われています。
私たちも会議や私的なことで議論に参加し、結論を出す機会があります。
自分が正しいと判断しても結果がそうでないときもありますが、正しい判断ができるように努力することが必要であると思います。
平成30年5月21日 町長
おはようございます。
職員として個性を発揮することはとても大切だと思います。
私たちは組織で仕事をしますから、表に個性を出して仕事をしていくことはなかなかできにくいことです。
でも私たちは、苦難があったりあるいは悩みがあったり、こういう局面に遭遇するわけであり、そのことを考えるとやっぱり個性は大事にした方が良いのです。
職員一人一人が個性を発揮して、仕事をしていくことがとても大切なんだということをわかっていただきたいと思います。
土曜会総会の時も言いましたが、フォーマルな組織に所属しているときの私たちの態度、行動、と同時に私たちは、私的な時間を大切にし、ストレスをため込まないためにインフォーマルな立場をどう行動していくかということがとても大切になります。

今週も頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
平成30年5月14日 町長
おはようございます。
先週の木曜日、土曜会総会が行われました。
総会の際には、交通安全宣言を行い、そのあと恒例の新人職員の歓迎会が開催されました。
会場を見て感じたことは、先輩職員が後輩職員を連れて各テーブルを回り、紹介している姿を目の当たりにし、土曜会もとても良い雰囲気に変わったなという思いでした。
新人職員が「5月病にならないように頑張ります」といいました。
昨年もこの時期に話したと思いますが、今日は5月病のお話をしたいと思います。
4月になり、特に新人職員の皆さんは新しい職につき、居住環境も変わりました。
そういう意味では、生活環境が大きく変わり、初めは張り切っていたのですが、5月の連休を過ぎたくらいからなんとなく気分が落ち込んで仕事に集中できない、眠れない、そういうスランプに陥ることを5月病と呼んでいます。
これは新人職員ばかりではなくて、中堅職員の方もです。
働き盛りの職員ですから、仕事にストレスを感じるようになってきます。
張り切って頑張っていたけど、ストレスが高じて、うつ病になってしまう。
こういうことも起こりうるわけです。
テキサス大学の精神療法士であるサンドラ・ジェイン先生が言っていることを、紹介したいと思います。
「ストレスが原因でうつ症状に陥る人は、少なくありません。
しかし、人生において不健全なストレスに対策する方法はたくさんあります。
ストレスについてよく理解し、自分に合った対処法を見つけることで、緊張を和らげることができます。
ときには新しいことに挑戦することが良い結果を生むこともあります。」
そして、ジェイン先生は5つのアドバイスをしています。
一つ、時間を上手に管理する。
これは、一つの仕事に夢中になるばかりで他の仕事になかなか目がいかない。
ボリュームのある難しい仕事でも、ちょっと他の仕事に目を向ければ普通に対処できるのに、1つの仕事だけ考えていくとこういうことが起こりうるので、もっともっと時間を上手に使いなさいということです。
2つ、他人と交流しなさい。
私たちはフォーマルな立場で言いますと、役場職員です。
インフォーマルな立場では、土曜会のような組織を大いに使い、人と交流しましょうと言っています。
職場に一緒に入った同期会、あるいは野球部というようなインフォーマルな組織がたくさんあるわけですが、そういうところで人とふれあうということで、何かを見出すことができるかもしれない。
自分のストレスを、話せる相手がどうしてもいない場合は、何かに今の気持ちを書き続けるということも非常に有効だともいわれています。
3つ目、運動を習慣化する。
運動を習慣化することはそんなに難しいことではなくて、1日10分から、理想を言えば最大30分できれば最高だと言っています。
1日30分の運動を、週に3、4回できれば理想だとも言っていますが、まずチャレンジしてみることも大切だと思います。
4つ目、体をケアし生活を健康的に変えていく。
特にストレスを感じていると食欲が落ちて、それが原因で小食になったり、あるいは過食になるということが非常に多いと言われています。
ですから、食欲が落ちた時こそおかずのボリュームをしっかりと増やすなど、食事に工夫をして自分の健康管理を考えましょうということです。
5つ目、呼吸を整える。
ストレスを感じると、呼吸が浅くなる。
浅くなると深呼吸をしませんから、血液中の酸素濃度が下がるわけです。
そうすると筋肉が緊張感を持ち、どうしても全身の緊張が強くなる。
だから、ゆっくり深呼吸をするよう身につけましょうということです。
この5つを心がけるだけで、相当ストレスは緩和できますとジェイン先生は言っています。
おわります。
平成30年5月7日 町長
おはようございます。
新年度に入って、一ヵ月が経ちました。
さて、仕事や人生の中で、耐え忍ぶことはよくあります。
壺井栄の「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」という言葉があります。
小豆島の小高い丘の上に上がっていきますと、壺井栄の記念碑があり、これが刻まれています。
この言葉の意味でありますが、桃と栗は3年で芽吹きます。
柿は8年で実をつけます。
柚子というのは18年経たないと実が付かないのです。
その間をこのばかもの、役に立たないものだと表現しますが、実は壺井栄はその18年間をそういう意味で言っているのではなく、人生の中で耐え忍ばなければならない期間がたくさんあるわけです。
下積みの期間を歩む人々の姿をじっと慈しみながら柚子に重ねて表現しているのです。
達磨大師という有名なお坊さんがおり、座禅を組み、悟りを開くのに壁に向かって9年かかったと言われていますが、「面壁9年」と言われています。
この方は黙って壁に向かって座していて、9年経って初めて悟りを開き、その時には、手も足も退化してしまった。
それが達磨さんの語源でもあると言われています。耐え忍んだ後には必ず実を結ぶということです。
武者小路実篤がよく色紙を書いています。
「桃栗3年柿8年、だるまは9年、俺は一生」と書いた色紙があります。
それはどういう意味かと言いますと、桃栗3年柿8年これはもちろん、達磨大師も9年かかった、俺は一生かけて耐え忍ばなければいけない。
それが人生なんだと言っています。
連休でしっかりとリフレッシュした後であります。これからの仕事の中では、耐え忍ばなければいけない。
そしてまた、しっかりと下積みを重ねなければいけないことも多くあります。
それを耐え忍ぶことでいつか必ず実を結ぶんだということを頭において頑張っていただきたいとお願い申し上げて、今日の一言にさせていただきたいと思います。
平成30年4月16日 副町長
おはようございます。
今日は、新たな一歩ということで、私なりの日頃の考えというものを2つ話したいと思います。
私たちは、まだ見ぬ0歳児から100歳を超える多くの人たちの幸せを願って働いています。
私たちの組織は、10代から70代までの幅広い年齢で構成され、その願いをどうにか達成しようとしています。
まず一つ目。
仕事をしていく上で、年齢に応じて意識すべき4つのキーワードがあります。
VSOPです。
Vは20代でヴァイタリティ、活力です。
Sは30代でスペシャリティ、専門性です。
Oは40代でオリジナリティ、独自性です。
Pは50代以降でパーソナリティ、人間力です。
これは仕事をしていくなかで、大切になってくるものだと思います。
2つ目。
これは孔子の論語に出てくる話です。
「学びて思わざるは則ちくらし、思いて学ばざるは則ちあやうし」です。
これは、学んでいても自ら考えなければだめで、知識にならない。
また、自ら考えても学ばなければ、その集団の行動については危ういということです。
学ぶことと自ら考えることが必要だということです。
仕事をしていく上で、自ら考えて学ぶという基本に立ち返って、多くの町民の皆さんの幸せのために頑張っていただきたいと思います。
平成30年4月9日 町長
おはようございます。
年度が変わりまして、今週新年度事業の各課のヒアリングが行われます。
各課で新年度事業をどう進めていくのか、課長を中心としてしっかり話し合い、それをもってヒアリングに臨んでいただきたいと思います。
課長を中心として係長、係のみなさんの考え方が一つに共有されているかいないかで事業ヒアリングでの説得力の強さが全く違うわけであります。
間違ってもいいから、課長を中心として、課の中で徹底して話し合ったものについてはそのままやってもらうことも、ときには必要であるといった姿勢で進めてきました。
今年度もぜひそのように認識し、課長を中心としたヒアリングを経て、自信を持って臨んでいただきたいと思います。
失敗を恐れないでいただきたいと思います。
イギリスの作家で、サミュエル・スマイルがこういうことを言っています。
「我々は失敗によって多くの知恵を学ぶ。そして我々は失敗をしてこそ、初めて人のアドバイスを聴ける人になる。」
ですから私たちは失敗を恐れないで、多くの知恵を学ぶべきです。
失敗を恐れるということは前の年と同じ仕事をただコピーしているだけと言われます。
極端なことを言いますと、パソコンに保存された書類の年度をかえるだけ。
今は仕事をパソコンで行う時代ですから、それでも一応仕事はできますが、何も考えていないことがすぐにわかってしまいます。
そうではなく、そこにあなたの考え方はどこまで入っているのか、課長を中心とした課の考えがどこまで整理されているのか、そのことを住民の皆さんの声、あるいはPDCAのサイクルを回していきながら、反映していただきたいと思います。
その姿勢でヒアリングに臨んでいただきたい。
失敗を恐れないでいただきたい。
そのことをお願いして、今日の一言にさせていただきます。
平成30年4月2日 町長
おはようございます。
今日から新年度が始まります。
14名の皆さんに採用辞令を交付させていただきました。
その前に公立芽室病院の昇格・昇給職員に辞令交付をさせていただきました。
すでに人事異動の内示もしており、新しいセクションに行かれる職員も、その準備は十分にできていたと思います。
3月の最後の朝礼で、政策形成のプロセスをお話しました。
あの話を参考にしてこれから課題をどう解決していくのか、そして芽室町の町づくりにどう反映していくのか、それぞれ課長を中心にして課の中で十分にヒアリングを進めていただきたいと思います。
今、新規採用職員から謙虚な気持ちで、よろしくお願いしますという言葉が述べられました。
新しい風であります。
新しい風を迎へ、私たちはそれぞれの職場でどう考え、新人職員、あるいは人事異動になった職員をお迎えするのかについて、今日はお話したいと思います。
私たちの職場は、ほとんどがチームプレーで仕事がなされます。
稀に、一人で働いているという職場、職域もありますが、そうはいっても仕事の中では、多くの町民のみなさん、あるいは関係職員の皆さんとの接点があり、一人でできる仕事はまったくないといっていい現状にあります。
人と人の関わりというのは、大変に重要な意味を持ちます。
その観点から、まず新人職員に申し上げたいと思います。
皆さんもまた、面接試験を経て今日辞令をもらったわけでありますが、面接試験で、皆さんの対人関係能力、コミュニケーション能力が、一定の評価を得たからこそ、今日辞令交付の場に立つことができたものであり、そのことに自信と誇りを持っていただきたいと思います。
これからは芽室町の職員として、チームの一員として、自分一人ではなく配属された職場のチームの一員として自分が発揮する役割はなんなのかを知ることが第一であります。
役割を知ることで、何に貢献していけばいいのかが分かります。
そこで心がけるべきは、まず自分以外の人を尊敬する、あるいは尊重することです。
職場には上司もいれば先輩もいる、そしてお客様として来られる方もおります。
そういう皆さんに謙虚に、教わる気持ちで接する。
わたくしはそれがとても大切だと思います。
教えを乞うという姿勢は、自分の成長を助け、自分の成長につながる大きな要因だと思っています。
是非その気持ちを忘れないでいただきたいと思います。
次に先輩職員に申し上げます。
人というのは人でしか成長させられないものです。
本で育つ、様々な実習などを通した経験値で育つ、それも少なくはありませんが、その陰には必ず人がいるわけであり、人が人を育てることをまずもって意識していただきたいと思います。
人の成長には人が影響を与えるわけでありますから、そこで発揮する先輩の役割は非常に大きなものです。
新規採用職員を迎え、新規採用職員の成長に先輩としてどんな貢献ができるのか、どんな力添えができるのか、その大きな役割を先輩がシャットアウトしてはいけないと思います。
積極的に新人職員に接点を求め、そして軽く背中を押してあげる。
その役割を、発揮するべきと思います。
新規採用職員に素直に向き合い、人間関係を大切にする姿勢を積極的に見せることが大切だと思います。
それが新規採用職員がチームの一員として、活躍できる場を与えられ、公務員としてのスタートに立つことになったと自覚できる要素になります。
新規採用職員をしっかりと迎え、共に歩む。
そういった職場づくりに努めていただきたいと思います。
人とのつながりが得意な人もいれば不得意な人もいる、これは当たり前であります。
得意な人には得意な人の要因があり、不得意な人には不得意な人の要因があります。
先輩はそれをしっかりと見極め、優しく接していただきたいと思います。
そしてこの職場に一日でも早く新人職員を迎えた新しい職場風土ができ、新しい風が吹いて、それが新鮮な職場環境に変わる、そのことに皆さんで全力をあげて取り組んでいただきたい。
どうぞよろしくお願いいたします。