「商工夏まつり」(平成20年8月号) 芽室町長 宮西 義憲

小麦の収穫を間近にした7月27日(日)、本町に定着した夏のイベント「商工夏まつり」が、芽室公園を会場に開催されました。
 当日は、それまでの雨がうそのようにすばらしい天気になり、夏休みを迎えた子どもたちが、お父さん・お母さんと芝生や噴水で遊びながらこの「商工夏まつり」を楽しんでいる姿には、皆さんの活力を感じさせられました。
 「まだ、小麦の収穫作業が始まらないから隣の家族と楽しみに来たよ!」農家の方々も芝生に座り、忙中の閑を満喫する姿が多く見られたことも印象的でした。
夕方になると、会場にはメイン事業の「花火」を楽しむ町内外の人で溢れ、第25回を迎えたこのイベントが、人々の心にしっかり定着していることを物語っておりました。気温が下がり肌寒くなったころ、夜空に待ちに待った美しい花火の大輪が次々に咲き乱れ、観客からは大きな感嘆の声が上がっていました。
その「花火」を終え、夏のひととき「商工夏まつり」を堪能した多くの皆さんが帰路につくそのお顔には、満足感に充ちた顔がありました。
このイベントを主催し、ここまで定着していただいた芽室町商工会の関係する皆さんに心から感謝を申しあげます。

「直筆の説得力」(平成20年7月号) 芽室町長 宮西 義憲

6月10日ころ、私の手元に絵手紙が届き、数日のうちにその数は10通を超えました。
いずれも、教育委員会が主催する「柏樹学園」の絵手紙クラブで学ぶ学園生の皆さんからでした。
今日、生涯学習社会といわれ、人は幾つになっても自己実現のために学ぶことが大切とされています。
 絵手紙クラブで学び書き上げた、花や野菜そして日高の山並み風景など、一通一通の作品は、美しくも力強く創造性豊かなものであり、しかも筆を握って書き上げた瞬間「できた!」と、その達成感に思わずほほ笑んだであろうことをほうふつさせる表情豊かな作品でもありました。
 さらに、一通一通には短いけれど温かく心優しいメッセージが添えられており、とてもうれしく胸打たれるものでありました。
皆さんの期待にお応えしなければと、思わず手を握りしめながら自らの責任の重大さを再認識しました。
 そして今、パソコン文字やメール文化に慣れ親しんだ私たちが忘れている、直筆の絵や直筆の文字が持つ説得力の高さや伝承機能の高さを、改めて教えられた気がしました。私も可能な限り直筆にこだわってみたいと思います。
 柏樹学園絵手紙クラブの皆さん、ありがとうございました。これからもお元気に学習を続けてください。

 

 
「町民参画に感謝申しあげます」(平成20年6月号) 芽室町長 宮西 義憲

本町では、第4期芽室町総合計画を策定し、本年4月からその将来像実現を目指したまちづくりを進めております。
この芽室町総合計画は、町民の皆さん31人に策定委員として参画いただき、町役場から参加した27人の職員と協議を重ね原案作成したものであります。
5月23日、めむろーどを会場に、「第4期芽室町総合計画フォーラム」が開催されました。この計画策定をアドバイスしていただいた北海道大学公共政策大学院の山崎教授は、基調講演で今回の町民参画のあり方を高く評価してくださいました。
パネラーの総合計画審議会の堂畑会長(市街地町内会連合会会長)さんは、町民参画をされたお立場から、苦労されたことや委員の発言が政策として取り上げられた成果などについて述べられておられました。
私は、形骸的でない実質的町民参画とするために、「町民の皆さんの議論を聴いてから原案起草の鉛筆を握る」ことを、策定担当事務局と確認しながら進めてきたことなどを申しあげました。
さらにパネラーとしてお招きした釧路公立大学の小磯学長からは、この町民参画の実践そして策定された総合計画書の内容についても、お褒めの言葉をいただきました。
またフロアーの出席者からご意見があった、総合計画の進行管理における町民参加システムは、外部評価としてもぜひ確立したいと考えています。
今回のフォーラムでは、多くの町民の皆さんの参画を得て、1年半かけて策定したまちづくりの指針が、専門家から特に町民参画のあり方について、高い評価を得たことをとてもうれしく思いました。

  策定にかかわってくださった多くの皆さんに感謝申しあげますとともに、改めて職員とともにこの計画が目指す将来像の実現に向け全力を挙げてまいります。

 

 
「畑作業に頼もしさを感じます」(平成20年5月号) 芽室町長 宮西 義憲

3月に気温が一気に上昇したことから、雪解けが例年になく早く、4月中旬になると、畑で作業するトラクターの姿が普通に見られるようになりました。
「今年の農作業は、例年から見ると10日から、2週間ほど早いよね!」こんな会話が飛び交うほど、順調な農作業の滑り出しと言えます。
 力強いエンジン音をとどろかせ、大型トラクターがけん引する鎮圧ローダーが、眠りから覚めた「小麦」に春の息吹を与えてくれます。
 まきつけの準備に走り回るトラクターの周りには、乾燥した大地から舞い上がる土埃りが、大きな塊となってトラクターとともに移動しながら消えていきます。何とか一雨欲しいものですね。
 こうしていよいよ本格化した農作業に、本町の基幹産業の躍動を実感します。4月11日JAめむろが激励会を開催した今年の農業後継者の新規就農者は、23人でありました。これからの皆さんが、それぞれ夢と希望を抱きながら歩み始めたことはとてもうれしいことであり、本町の農業の将来が頼もしく思えます。
 遠く日高や大雪の峰々にはまだ残雪も深く、このまま天候が順調に推移することは考えられません。しかしやっぱり、本町の大地には、忙しく走り回るトラクターの姿が、なんと似合うことでしょうか。頼もしい限りです。

 そして今年もまた、豊穣の秋を迎えたいものです。
「新年度事業がスタートしました」(平成20年4月号) 芽室町長 宮西 義憲

4月1日から、町の新年度事業と予算の執行がスタートしました。この事業と予算は、3月10日から町議会の「予算等審査特別委員会」の場で4日間の審査を経て、21日の町議会本会議で決定をいただいたものであります。
 今年度の予算は、私には特別な想いがありました。それは平成18年8月から町民の皆さんによる「町民検討委員会」が原案を作成し、私に答申があり、本年1月31日の臨時町議会で議決をいただいた“第4期芽室町総合計画”の実現に向けた第一歩だからであります。
 この総合計画が掲げる実施計画どおりに施策を進めますと、10年後には第4期芽室町総合計画の基本構想「みどりの中で 子どもにやさしく 思いやりと 活力に満ちた 協働のまち」が実現することになります。
 さらに、この重要な事業と予算のスタートに向けた役場の体制は、町民の皆さんにより分かりやすく、より親切なものでなければなりません。そのため、新年度から役場の組織・機構を改正して、この分かりやすさなどに努めたところであります。
 この組織・機構の改正は町の職員のためのものでなく、結果として町民の皆さんから「改正して良かった!」と言ってもらえるものでなければならないと思います。
 新年度の始まりにあたり、職員にはそれを伝えたところでありますが、結果としてさらなる改正が必要となれば、さらに改善・改革を図る考えであります。
 新年度の事業推進に全職員とともに、全力を挙げますのでよろしくお願いいたします。