上美生保育所運営協力会とのそよ風トーク

と き  平成27年2月3日(火)13時30分~15時
ところ  上美生農村環境改善センター
会 員  8人
 町長、子育て支援課長、同課長補佐、係

町長あいさつ 
会長あいさつ 
農村地域保育所の今後のあり方についての説明 
(子育て支援課長が説明)

参加者
 上美生の星空プランのアンケートを実施したのですが、まだまとまってはいませんが、声の中にはやはり「農村保育所を残してほしい」また、「市街地への通勤者は早朝、延長をしていただけると大変助かる」という声がありました。農村地域の地域性のある保育所、市街地とは違う特徴のあるものを作ってほしいです。

町長
今まで皆さんといろいろと論議してきましたが、市街地と農村の保育体制が違うというのはご存知でしょうか。保育時間の違いがありますが、なぜかおわかりでしょうか。認可保育所と無認可保育所の違いは何でしょう。皆さん疑問に思うかもしれません。
農村地域の保育所は、開設した経緯があります。当初は託児所的なものとして開設しました。地域の人に見てもらうのではなく、役所が支援して農繁期に開設するといったものが始まりです。それから農繁期に開設する季節保育所となりました。こういった市街地との違いを、行政としてしっかり説明してこなかったことも原因なのですが、その違いが、皆さんにはわからなかったと思います。
町として保育所を設置するということから考えると、市街地の農村で違いがあってはいけないのではないかと思っています。ですから、「保育」というものは何のためにやっているのかという基本的なことから皆さんと話し合っていかなければなりません。
先ほど言われた、地域の特色を出した保育所ですが、その特色が活かせれば、上美生の保育所に市街地から通いたいという人もいて、通ってもいいのです。
町内には2つの幼稚園があります。そのほか、帯広の幼稚園にも通っている子もいます。自由に選べる、そういった時代になっています。保育所も個性的な保育所となれば、そこに通いたいと思う人もいると思います。私たちは今、どうせだったら農村地域保育所はすべて、認可保育所にしていきたいと思っています。それを目指しているというのが前提にあります。その方針が決まれば、皆さんとあらゆる方策を探っていきたいと思っています。地域によって特色の違う保育所ができるでしょうし、市街地から通うということもあると思っています。
私たちが今思っている一番の課題は、同じ芽室の保育所に通っていて、違う保育体制でいいのか、というところです。

参加者
施設の複合化ですが、ここで言うと学童との複合化も検討されていると思いますが、この地域は芽室の中でも特殊だと思っています。子どもたちのことを考えた場合、幼稚園から中学卒業までずっと一緒に育っていきます。その中で山村留学もありますが、保育所も別の地域から通ってきてもらえるようになれば、子どもたちの教育という観点からいいと思います。ここの子どもたちも劇的に増えたりもしないでしょうし、町としてもそういったことを考えてもらいたいと思います。
学童との複合化した場合どんな感じになるのでしょうか。

子育て支援課長
他の地域は、保育所単体ですが、ここは複合施設ですので、上美生のような形をイメージしています。

参加者
学童の指導者の人材ですが、もし保育所と複合化できれば、保育所の先生と学童の指導者がうまく調整できればいいのかなと思いました。

町長
そうですね。そのとおりですね。
上美生の学童もかつては町としては、人数の基準があり、できないとお断りしていました。でも、その代わり地域の方の協力をいただけるのであればということで始めました。
基準に満たないからできないというのは簡単なのですが、地域の方の協力があって始まったというのは、新しいやり方、いいやり方だと思っています。皆さん方も負担して、町も負担するといった形はいいと思っています。
ハードの複合化とソフトの複合化も必要で、今おっしゃった考えはいいと思います。皆さんと知恵を出し合いながら進めていくことが必要と思います。
かつては、この地域で学校統合の話もありましたが、その時、地域の方々が子どもたちの数を増やそうと活動し始めてくれました。それが「たらんぼの会」で、そこから山村留学へと発展してきました。
地域の人たちが一生懸命に活動するものですから、町としても支援するために、山村留学生の施設として「やまなみ」も作りました。そして山村留学も定着してきました。そういった経過もあり、中学校も建て替えしました。やはり、地域の方の活動があったから、今の形になったと思っています。
今、この地域では、住民の方による「星空プラン」も策定されていますので、さらにこの地域の活動が課題解決に向けて、新たな展開に向けていくものと期待しています。

参加者
延長保育の時間は、新年度は導入されるのでしょうか。市街地と農村保育所の差をなくしていこうという方針だと思うのですが、農村保育所が市街地の保育体制に近づくのは、いつ頃なのでしょうか。

子育て支援課長
申し上げにくいのですが、平成30年度くらいからと考えています。今考えている計画で上美生保育所が残った場合、平成30年度まで待たなければならないのかといいますと、防犯対策など緊急的に対応しなければならないものもありますので、そういうところは平成30年度を待たずして進めます。ただ、延長保育については、他の農村保育所と足並みをそろえていこうと思っています。上美生地域だけということではなく、他の農村保育所と同じ時期に変えていこうと考えています。

町長
市街地の保育所は7時30分から19時までの保育となっています。農村地域はそうなっていません。そういった違いが起こっている現状を解決するために、今、話し合いをして、地域と話し合って、解決に向けていこうと思っています。
農村部だから、市街地だからといった地域や職業による保育時間の違いはないと思っていますので、できるだけ差はないようにしていきたいと思っています。

参加者
今ある農村保育所の保育時間の差は、農村保育所の中の農業者と非農業者であっても、保育時間は平成30年まで現状のまま、変えられないのでしょうか。

子育て支援課長
できるだけ早くできるものは早く実施したいと思っているのですが、上美生地域だけ先行して実施するということは、申し訳ないのですができません。ご要望は重々に理解しているのですが。
その要望を踏まえて、早くできるものは、早くやっていきたいと思っていますが、もうしばらくお待ち願いたいと思っています。

町長
本日お配りの資料のP2の下に「この方針の実現目標年度は、平成30年度とする。」となっています。ということは、平成30年度には完成できているということで、28年度、29年度には一定の方向も出され、明確になっていなければならないということです。ですからもう少しお待ちになっていただきたいと思っています。私としては平成28年度に一定の方向を出すことができると思っています。平成27年度が正念場だと思っています。

参加者
ソフト面については、早めに結論出してほしいですね。

町長
そうですね。例えば、保育時間については、いつから始めます。と方向が出ると少しの期間は待つことができると思います。それも何もわからなくて、役所的に言われると困ると思います。お伝えできるようにしていきたいと思っています。

参加者
大変言いにくいのですが、保育所の園庭前の林の木が大きくなり、危険じゃないかと思っています。

町長
関係者にお話ししておきます。

参加者
保育サービスの質の維持や向上の中に、その子の年齢や個性もあるとは思いますが、子どもたちの不安を軽減してもらえるようなサービスであったり、給食・おやつの苦手なものがあっても、その進め方であったり、子どもたちが、よろこんで楽しんで通えるような保育所、サービスを提供してほしいです。
先生方にも個性があると思いますし、保育所によりその特色があったりすると思いますが、子どもにとっての保育サービス、質の向上をお願いします。

子育て支援課長
平成21年度から保育士の研修に力を入れてきています。例えば声のかけ方などの本質的なものとか、技術的なものもあり、それらの知識を積んでいかなければならないと思っています。
食べ物についても食品衛生管理の基準が厳しく、この施設ではこの場で手作りのものは導入することができません。将来的には、衛生基準がクリアできるのでしたら、できるだけ地場のものを使うとかして、今回の見直しの中に入れて、サービス拡充していければいいと思っています。保育士の対応については、私たちも月に1回の打ち合わせもありますので、その中で全員の共通認識として話をしていきますので、遠慮しないでおっしゃってください。

町長
解決のベストな方法はないかもしれませんが、保育士として西十勝の研修とかもやり学習はしています。だからといって、すぐに問題が解決するとは思ってはいません。しかしながら保育士として、ずっと学習していかなければならないことだと思っています。
食育のことですが、町の管理栄養士が中心となって各施設の食事・給食を同日に同じメニューで食を考えるといった事業を行ったりしています。食べさせ方は保育士の技術の問題なのですが、おやつに何を提供するかだとかについては、食育といういことを年齢に関係なく、継続的に一貫性をもって芽室のおいしさだとか、安全性をもっともっとPRしていこうと思っています。
芽室町の学校給食は、アレルギー食の専門ラインがありますので、個別に合ったアレルギー食を作っています。転入、移住される方にとって気になるのは、病院や学校給食を調べる方もいらっしゃいます。ですから、芽室町の給食センターのアレルギー対策を見て、転入、移住される方もいる時代です。

参加者
保育士の人数ですが、認可と無認可では違ってくるのでしょうか。

子育て支援課長
年齢により人数が決まっていまして、どちらかといいますと多く配置しています。少ないということはないです。

参加者
なぜかといいますと、先生たちに余裕がないと思われる時が多々あって、そうなると子どもたちにも余裕ない対応や、それで子どもたちが不安になってしまうのではないかと気になることがあります。

子育て支援課長
人数は少ないということはないのですが、私たちはあくまでも仕事として保育、お子さんをお預かりしていますので、皆さんに不安に思われることはいけないと思っています。その点はしっかり指導します。申し訳ありません。

町長
私も朝、職員の顔を見て、疲れているなと思う時があります。しかし仕事ですからそれはいけないと思います。疲れや余裕がないような顔はプロとしていけないと思っています。職員には指導します。

参加者
市街地の保育所は、勤務時間のシフトを組んでやっているのでしょうか。

子育て支援課長補佐
保育時間も長いですので、5~6種の勤務時間体制があるそうです。

参加者
どれくらいの保育士の人数になると、そういったシフトを組んでいく保育体制になるのでしょうか。

子育て支援課長補佐
市街地では最低60人の園児ですので、なかなか単純に農村地域保育所と比較はできませんが、農村地域保育所で、延長保育が必要なときには何人の保育士が必要かと考えた時、最低でも5人は必要だろうと考えています。現在の3人態勢では難しいです。 

参加者
今、芽室町内で保育士はどれくらいいるのでしょうか。今現在休職しているとか含めて。

子育て支援課長
資格を持っている人の数でしょうか?

参加者
そうです。中には復職したいと思っている方もいるでしょうし、その場合の条件でフルタイムはダメだけとパートはできるとかあると思いますが、そのへんをうまく調整していくという考えはもっているのでしょうか。

子育て支援課長
子ども子育て関連3法というのができ、この4月から本格的にスタートします。その中では、保育士の資格を持っていなくても、一定の研修を受ければ、サポーターといいますか補助員として働いてもらって、待機児童をなくしましょうという趣旨なのです。芽室町でも、資格は持っていても、日中だけとか、朝だけとかというように、連続制はとぎれるというデメリットはあるのですが、人員確保や働く場を作るという意味では、ひとつの方策と思っています。実際に保育士を募集しても、そういった方が多いのが実情です。
これからはそういった資格を持った方が、働く場を作るといいうことでは年齢を問わず、今後必要と思っています。

町長
これからは、そういった資格のある方で、どうやったらその人の条件にあった勤務をしてもって、社会復帰してもらう。特に専門職には必要になってくると思います。
町がすべて認可保育所になったら、絶対数の保育士を確保しなければなりません。今言われたようなことは課題として考えていかなければならないと思っています。

 

以上で終了する。15時終了。