芽室建設業協会とのそよ風トーク

平成26年11月27日 18時30分~20時
焼肉すず喜

■出席者
会員 21人
町長
   

(司会進行 木村事務局長)
会長あいさつ 明瀬会長

町長あいさつ 宮西町長

趣旨説明・会の設立目的及び活動意義について 勝部事務局次長

 今一度このような機会に皆さんと集まって、推進協議会としての役割、意義を、町長からアドバイスや助言もいただきながら、皆さんと意見交換をして、今後の方向性について意思確認をして、皆さんと同じ思いで進んでいくいい機会だと思っています。
 本日の趣旨としましては、推進協議会メンバーと、改めてゲートボール発祥の地として、日本・世界に誇れるものであるということを確認し、その責務と、まちづくりに活かそうということを、町長の助言を受けて、今後の方向性を確立しようという趣旨でトークを企画しました。
 推進協議会の前身は、推進委員会として故高橋会長の下、故岡本さんを中心に今いる方の数名もメンバーとして参加し大きなまちづくり団体として活動していました。
 当初はゲートボール発祥の地ということを全国に発信する活動を中心にしていました。全国大会開催の設立委員会もこの組織が担い、全国三世代ゲートボール大会も誘致しました。また現在の健康プラザの建設要請運動もし、資料室も設置、創始者の胸像も設置し、発祥の地の誇り、責務、普及を町に託した形で推進委員会は解散をしました。
 その後、この思いは、町にはあまり継承されずゲートボール発祥の地の誇りというものが薄らいでいくような状況が続き、発祥の地ゲートボール大会もただやっているというような状況になりました。
 そこで再び、ゲートボール発祥の地という芽室町が誇れる財産を町民皆さんと共有するために、そして普及と、全国に発祥の地芽室をPRし、まちづくりにつなげていく、また町民全員でおもてなしの心でお迎えする、創始者の功績と青少年への普及の意思を伝承していくことを目的に、改めて本推進協議会を設立するに至りました。
 この経過も含め、町長から一言いただきたいと思います。

町長
 世代間交流という観点では、子どもたちへの普及はとても重要だと思います。前身の推進委員会でも子どもたちに普及推進した経過がありました。普及のためには指導者も必要なのですが、学校教職員の指導ではなかなか難しく、推進委員会メンバーも有職者のため時間の都合がつかず、高齢者の方の指導もしていたのですが、まじめに教えていただいたのですが、それに子どもたちもついていけなくなり、継続することができませんでした。
 推進委員会では別の手段としてどうするかと考え、ゲートボール道具を各学校に寄贈した。指導者もいるので活用をと話しましたが、教育委員会としてもいろいろ課題がありうまく進みませんでした。
 かといってあきらめたわけではなくて、地道に普及活動を進めてきました。

 ゲートボール人口も減っている現状から、日本ゲートボール連合も選手人口の減少も課題と認識し、子どもの段階から選手を育成していかなければならないと考えるようになりました。それが高校生への支援にもつながっています。
 このことは、当時の推進委員会が思っていたことを、日本ゲートボール連合が進めていますから、当時の推進委員会がやってきたことは間違いじゃなかったんだと思っています。
 なので、これまでの活動は決して無駄ではないですし、今日のゲートボール推進につながっているものと思っています。
 次にブラジルのことですが、発端は、ブラジルチームの世界大会への出場だったのです。ブラジルの選手は、1世2世の方が多いですので、是非日本へ行ってゲートボールをしたい。というのが夢だったようです。日系人を対象とした現地のサンパウロ新聞社もゲートボールに協力していて、その新聞社を通じて、創始者の奥様に「ぜひ発祥の地でプレーしたい」と話され、そのことが芽室町に伝わりました。
 そこで当時の推進委員会のメンバーも話し合い、ぜひ来てもらいましょうということになりました。当時の大会も発祥の地の大会とは別日程で行い、発祥の地の大会とは別ではありましたが、ぜひ同じような歓迎をしようということで、取り組みました。
 大会運営もそつなく開催し、素朴なおもてなしが大変好評でした。歓迎会では、ジンギスカンやお餅つきをしました。その時に餅つきをしたいと80歳を超えたおばあちゃんがいて、子どもの時の父親が餅をついていた記憶が忘れられなかったそうで、おばあちゃんは杵をつきながら涙を流していました。
 たかがゲートボール、されどゲートボール。国際交流も、いろいろな可能性があると確信しました。
 ブラジルの日系人の方々にとってみれば日本そのものがふるさとで、ゲートボールをやっている方々にとっては、ふるさと=日本=ゲートボール発祥の地めむろ。と言う方がいらっしゃいます。
 これらのことを行っている推進協議会の役割は大きく、幅広く評価されてもいます。

事務局長
 ありがとうございます。それでは本日のテーマに沿ってお話を進めていこうと思います。
 まずは、①発祥の地としての芽室町、我々の責務についてですが、どなたかお話があればいかがでしょうか。

副会長
 私は発祥の地の第2回大会から携わって、それから30年近くたちました。
 ゲートボールは、芽室町の自慢できる素材で、日本全国、そして海外からも来られますので、心からのおもてなしをすることができる組織であり、大きな目的でもあると思っています。

副会長
 私は1回目から発祥の地の大会に携わり、5年位前からプレーヤーとして携わってもいるのですが、始めてみるとすごく面白く仲間作りとしていいゲームだなと思っています。90歳過ぎた方が一生懸命やっている姿を見ていいスポーツだな、芽室の財産だなと思っています。
 ただ、課題としては町長もおっしゃったとおり、子どもたちにどう伝えていくかです。小さな子どもたちが大人と同じ道具ではかわいそうな気もします。子ども用のボールとかコートとかもあればいいのかなと思います。
 今回、日本ハムファイターズの応援大使も決まりましたので、どうにかうまく活用していくのも、ひとつの手なのかなと思います。
 子どもたちがゲートボールを自慢できるような、芽室でよかったと思えるように活動することが、私たちの役目かなと思っています。

会員
 発祥の地の大会など、お手伝いの人以外の、見に来ていない方を、いかにして巻き込むか、一般の方(応援・観客)をいかにして巻き込むかが課題だと思います。どうしたらいいのか...

会長
 町民の方も、なんとなくゲートボール発祥の地だということはわかっていても、関わりがうすいですね。まだまだ参加したり、大会を見に来たり、というところまでにはつながっていませんね。

会員
 ゲートボール発祥の地ということも知らない町民の方もいらっしゃいますよね。

会長
 先日、高齢者の方の舞台発表会で、過去の全ての発祥の地の大会の帽子をかぶって、高齢者の方が踊りを発表しているのを拝見し、驚きました。

会員
 ゲートボール音頭というのがあるのですが、なぜ大会で使わないのかと言われます。
 一時期は大会などで流していたようですが、最近は使っていないようですが、流してほしいと要望があります。
 それから、ゲートボールは怒鳴るスポーツと言われていましたが、今はそうじゃないです。そんな悪評を払拭するような宣伝も必要と思います。

会員
 いろいろな大会に参加して思うのは、大会運営者も含め高齢化しているということです。どこの町も同じでゲートボール協会も高齢化して、大会運営自体に不安を感じています。
 開会式などの式典も、芽室の大会はすばらしいです。この推進協議会の役割も大きいと思っています。

会員
 発祥の地というのは、世界でひとつですから、何よりも重要なものだと思います。
 町にお願いしながらPR、特に若い世代にPR。1回でも子どもたちにスティックを持ってもらう機会を持ってもらうというのは重要ですね。学校にゲートボール道具を寄贈して普及してみてはどうでしょうか。子どもたちに普及していく方法を考えてみてはいかがでしょうか。

事務局長
 子どもたちに1度は触れてもらおうと、夏・冬休みに「寺子屋」という事業を実施していますが、その中でゲートボールをやってます。また、学校の総合学習でもやってもらっています。ゲートボール道具の貸し出しもあります。イベントでもやっています。やれることはやっているのですが、なかなか拡がっていないのが現実です。

会員
 その様な事業に対して、町としても何らかの支援をお願いしたいです。

会員
 物もいいのですが、場所も作るべきだと思います。やってくれる子を待っているのではなくて、学校にコートを作って、積極的に普及活動をすることも必要かもしれません。
 目の前にコートや道具があって、ルールなんていいので、遊び心から始める。そういう意味では、場所の提供から始めるという方法もありますね。新潟県で今話したような先進地例もあるようでした。

町長
 コートを作ることはできると思います。問題は、それを維持していくことを念頭に、指導者できる先生であったり管理する人がいないと難しいですね。小学生の活動は指導者がいないと成り立たない部分もありますので。学校がどう関わっていけばいいのか、教育委員会としてもいろいろ考えているところです。新潟県の事例も参考にしたいと思います。

会長
 子どもセンターや児童クラブとかのグラウンドにもあるといいですね。

事務局長
 小学生、中学生に対しては、現在普及を進めているところです。
 過去の華々しい大会を伝承することが私たちの責務で、若い人たちへつなげていく。
 ゲートボール発祥の地として、繰り返しそれを周知していくことが大切だと感じています。

会員
 町内の大会では、最近は各事業所のチームも参加されています。
 例えば、リーグの大会でもあるといいのではないでしょうか。1日ではなく、長いリーグ戦をやっていくような大会です。朝野球のような感じで。

会員
 朝も慣れればできると思いますよ。

事務局長
 若い人だから、夜のほうがいいかもしれないですね。

会員
 創始者が作った時に、子どもたちのためにと考案したと思うのですが、コートの広さは当時と同じでしょうか。

町長
 当初よりは広くなっています。
 ゲーム自体がハイレベルになってきているので、大きくなっています。

会員
 現在も会員の皆さんが、それぞれ各地へ発祥の地をPRしに行っていますので、大会に参加してもらえています。やはり宣伝が必要だと思っています。
 全国的には、意外にも発祥の地ということが知られていませんので、まだまだ可能性はあると思っています。

会長
 今までコツコツやってきたことを今後も続けることが大切ですね。

事務局長
 各県のゲートボール連合の会長も、参加したいと思っているようですが、費用もかかるのでなかなか参加してもらえないようです。しかし、発祥の地の大会ということでは、歓迎してもらっています。

会員
 世界大会に参加した時に発祥の地をPRしたが、行きたいと思っている人たちは結構いました。

副会長
 ゲートボールをしている噺(はなし)家の円楽さんをゲートボール大使にしてみるのはどうでしょうか。

町長
 先日、宮城蔵王町に行ったのですが、観光に力を入れた街づくりを進めているようでした。加えてゲートボールにも力を入れたいと言っていました。その町のゲートボール大会に円楽さんを招待したら来てくれているようでした。
 宮城蔵王高校の生徒も出場させたいと考えているようですので、宮城蔵王町の町長も来るかもしれません。宮城蔵王町が今後是非交流をしたいと話もいただきました。この推進協議会を紹介して新しい展開ができればと思っています。町としてもゲートボール戦略として考えています。
 過去に、芽室でもゲートボールファッションショーなど大会でやりましたが、その大会の時には円楽もにも来てもらいました。できれば円楽さんとの縁を復活させて、円楽杯というのもいいのかもしれません。

会長
 町の協力もいただいて、なんとか平成29年の30回大会を成功させたいですね。

事務局次長
 高校生も盛り上がってきていますので、ぜひ大きく発展させたいところです。

会員
 全国的には、ゲートボールに力を入れている高校も増えてきているようで、じわじわ普及してきています。発祥の地としてもどうにか、地元高校を取り込んでいきたいと思っています。

事務局長
 推進協議会としても高校にも力を入れていきたいと思っています。

会員
 高校在学は3年間しかないのでレベルの維持が難しいと思いますが、その中でいかに一生懸命やるかというところが大切と思います。

事務局次長
 それでは最後に総括をお願いします。

副会長
 この会は、ふたつの部、普及活動部と事業推進部があり、それぞれいろいろやっているのですが、これをやったらいい、などハッキリ見えていない部分がありました。
 今日の皆さんの話でいい視点が見つかりました。いま、高校生が取り組んで燃えているということです。これを大事にしていかないとダメだと思いました。今の小さい子どもたちが、その高校に進学すれば強いチームもできるのではないでしょうか。  会として、子どもたちをいかに引っ張っていくか、そして高校のクラブを絶対になくさないようにしていけば、必ず底辺は広がると思います。
 他の地域の大会に、芽室のチームも発祥の地の代表として参加してPRも必要と思います。そのためにはゲートボール協会にも協力をいただき、進めていければいいなと思っています。
 また、練習しても大会の場がなければレベルアップできません。大会があれば、目標もでき、レベルアップにもつながります。先ほどのお話しにもあったようにリーグ戦などいいと思いました。
 そして、小さいうちからやっている人で、現在は大学に進学し、将来は札幌市役所のゲートボールチームに入るため、札幌市役所に入りたいんだと熱い思いを持っている人もいます。やはり子どもを育てることが大切だと思います。

町長
 これだけゲートボールについて熱く語り合う場があるまちが、他にあるでしょうか。ゲートボールについて真剣に話し合う町、まさしくゲートボール発祥の地としての活力があるのだと改めて感じ、皆さんにお礼を申し上げたいと思います。
 いろいろなところに行って情報発信をしたいし、情報を知りたいということもあろうかと思います。その様な活動には町の助成などもありますので、ぜひ町にご相談ください。
 高校生の育成ですが、子どもの頃やった人は、頭の片隅に残っているでしょうし、戻ってくることもあるでしょう。その中で芽室が高校生をの指導支援をしていることは大切なことだと思っています。
 青森山田高校のゲートボールクラブは、進学コースの子なのであまりスポーツをやったことがない子そうなのです。でも何かスポーツをしたい。そういった場合には非常に取り組みやすいそうです。そういった高校、生徒を支えていくのにはこの推進協議会の協力がとても必要です。
 また、道内の高校でチームが増えていけば大会をやってもいいと思っています。なかなか他の町では大きな大会ができない状況の中で、芽室にはこの推進協議会があるので、しっかりとした大会ができるという期待があります。
 世界的には、クロッケーの競技人口が減少してきている。ここだけの話だが、ゲートボールとクロッケーを一緒に普及させてはとの声もあるようです。

事務局次長
 ありがとうございました。これでそよ風トークは終了いたします。

20時終了