芽室建設業協会とのそよ風トーク

平成26年8月22日 15時~16時30分
めむろーど レファレンス室

■出席者
会員 21人
町長、企画財政課長、建設都市整備課長
   

(企画財政課長進行)
会長あいさつ

町長あいさつ

企画財政課長から公共施設マネジメントについて説明。
説明の後、事前にいただいた質問について、町長が回答をする。

町長
1-①入札時の積算単価
 町単価のベースとなる根拠として、北海道の単価を参考にしています。
 北海道の単価は、3~4か月に見直ししていますが、それらは市場単価をベースに積算しています。町としては、直近の単価で積算しますが、最近、私たちも課題意識を持っているのは油類価格の高騰や、一部の職種に人材が不足しているとか、今まで潜在化していた問題が表面に出始めています。
 北海道の直近の単価を使いながら、それでも大きな値上がりなどがあったら、応札もできなければ落札もできませんので、その時には当然、必要に応じた見直しを徹底的にしていきます。
 落札ができない場合には、調査をさせていただき、状況によっては見積額や設計の変更をしなければいけないと思っています。
 町として独自に補正単価を調査することは難しいので、北海道単価をベースに考えていきたいと思っています。

1-②橋梁補修工事の積算単価
 課題があることは知っています。適正な入札をするためには、適正価格の算定をどう行っていくのか考えなくてはいけません。今まで通りというわけにはいきませんので、資材価格の高騰なども分析すべきと思っています。

2-①早期発注 ご指摘のとおりです。それを意識してやってきているつもりですが、行政の場合、単年度予算のため、3月議会予算確定後でなければ発注できません。そうなると、どうしても5月連休明けの発注になってしまいます。
 できるだけ早く発注できるよう、努力していきたいと思っています。ご理解ください。

3-①職員の能力、スキル向上
 今回の不適切会計ですが、これらのことはあってはならないことです。まことに申し訳ありません。
 今後二度と起こさないため再発防止委員会を作りました。管理職だけで作るのではなく、全部の課の全部の職員で話し合いをしました。すべての職員が自分の問題として再発防止するためにどうするか話し合いました。
 今後、再発防止策を議会に説明し、コンプライアンスについて条例化も進めています。

3-②民間経験者の職員採用
 引き抜きはやめてほしいということだと思います。私たちも地元企業育成のため、地元企業から引き抜くことは避けたいと思っています。ともに切磋琢磨していこうと考えています。
 協会として十勝規模、北海道規模で声があるのであれば、協会として地方自治体や北海道に対して声を上げてもいいと思います。

4-①道の駅の設置
 町としても7~8年前に徹底的に論議しました。観光協会、商工会、JAと協議して、先進視察もしてきました。そこでわかったことは、道の駅の運営を自立しなくてはならないということでした。それがないと、自治体からの資金援助が多大という声、指摘が多かったのでした。
 町としては道の駅を業として成立する資金援助は難しく、それよりもすでに多くの方でにぎわっている愛菜屋もあることから、そちらを支援した方がいいのではないかと結論付け、道の駅整備には至っていませんし、現在も設置を考えていません。

4-②新役場庁舎
 長期的ですが、現実的です。
 現在想定している建設額は24億円です。基金を積み上げて建てたいと考えています。まずは基金を積み立て、想定金額の半分である12億円が積みあがった時点で基本設計に入りたいと考えていますが、早期に話を進めていこうと考えていますので、来年度からある程度の話を具体化し、実施設計に向けて町民皆さんと意見交換しながら進めていきたいと考えています。
 今のところH34竣工予定ですが、基金の積み立て状況によっては前倒しになる可能性が大きくなります。

会員
 橋梁補修の件ですが、補助事業で対応する予定ですか?

建設都市整備課長
 国補助を活用して補修工事する予定です。単価については国交省の単価を用います。

町長
 町内に橋梁は266あります。
 国の補助で全部補修できるかというと、厳しいと思います。すべてが国の補助でできるのか、知恵を出し合っていかなければならないと思っています。

会員
 場合によっては町単独費用もありうるということですね。
 平成23年5月に町の単独費用による経費率は見直しをしてもらっているのですが、橋梁補修については現在、応札しにくい状況にあります。
 この経費率は道単価を基準に町の単価を算出していると思いますが、その単価では非常に厳しいので、見直ししてほしいと思っています。

町長
 町単独事業の経費率ですが、点検させてください。
 平成23年の経費率を変えた時、皆さんからの声に町単独費用の経費率がひどすぎるという声もあり見直した経緯もあります。これからも金額については環境に応じ敏感にやっていかなければならない。検討していきたいと思います。

会員
 橋梁単価ついては、国では実勢単価と合っていないのを理解し、見直ししてきています。北海道も、積算単価はぎりぎりまで実情を見て、単価変更をしています。

町長
 単価が、現状に追いついていない状況もあります。ただし、その根拠となるものも必要になります。補正係数の算定もかなり調べないとできませんので、町村でやっている所はないと思います。

会員
 時間的に無理でしょうね。

町長
 金額を設定して応札してもらったが、不落札だった場合には、原因をしっかり見直さなければならないと思っています。

会員
 現状では、3か月前の設計書は古くなってきています。単価をしっかり見直さなければならない状況です。

町長
 設計から入札まで時間がかかると、そういったことも起こりえますね。

会員
 早期発注ですが、専門業者を使う場合、管内で一斉にやるとなると、それぞれで競合して専門業者をおさえることができなくなります。建築の下請けも同じで、取り合いになってしまいます。なので早期発注をお願いしたいです。

町長
 全体的な予算の流れからいって、町の理由で延期することはないのですが、予算決定は3月末で4月からの予算執行開始です。補助事業の場合は、補助指令が届いてからの開始となってしまいますので、さらに遅れていくことがあると思います。  4月は事務処理の期間になってしまいますが、何とか5月の連休明けから開始できるように進めてはいますが、何かいい案があれば助言願います。

会員
 北海道の工事も同じなので、連休明けからであればうれしいです。
 今年度分の橋梁補修もまだ発注されていません。発注から開始までは河川協議なども必要なので3か月位はかかります。ぜひ早めにお願いします。

会員
 役場職員の民間経験者採用ですが、十勝全体、北海道全体ではありますので、協会としても北海道にも要望していますが、個人の職業選択は自由ですので・・・。

会員
 業界の努力でどうにかしなさいとも言われていますが、やはり育てた人材を抜かれるのは痛いです。

町長
 芽室町だけの問題でもありませんので、十勝の町村会でも話していこうと思います。
 途中採用はできるだけしたくないのですが、行政全体の問題として民間経験者を採用させていただいています。

会員
 維持補修の件ですが、災害に弱すぎます。川でも道路でも。普段の維持管理ができていないからではないでしょうか。以前はなかったと思います。

町長
 かつては、道路や橋梁に関する国や道の予算付けがありました。最近は少なくなっているため、橋の下の木が茂っているという苦情が増えています。維持管理の中に雑木管理も予算化しなければならないと思っています。
 また、川床の構造が変わっているのに、橋梁は当時のままの状況です。そのため橋を厳しい状況にしている。これらも考えていかなければならない問題です。
 除雪についてですが、国に要望するとき、以前は「なぜ北海道だけ特別なんだ」と言われたこともあります。土地改良事業も当初予算ではなく補正予算として年度途中で付けられる時もありました。当初予算でさえ工事が遅くなるのに、補正予算では計画が立てづらかった時期があります。今は改善されてきていますが。

会員
 民間経験採用ですが、民間企業でいえば建築の場合、分野が分かれていまして、施工と設計と積算に分かれています。町ではすべて一緒ですよね。メインは確認申請でしょうが、施工管理だけ考えると、民間経験のない人が管理するというのは無理があると思います。なので、町も施工管理は民間経験者を入れていただいて、確認申請以外をしっかり管理していただいた方が、業者との話しもスムーズに行きます。

会員
 昔は設計も管理もできる人がいたけれども、今はそんな人材はいないのでトラブルもあります。資格だけ持っていても現場を良く分かっていない人もいるので。

町長
 わかりました。

会員
 土木は積算資料も公開されます。数量が公開されますので誰が積算しても大差はないと思います。建築はそれとは違って図面だけ出されて、内訳が出ません。積算の調書くらいは根拠資料として公開してもらいたいと思います。

会員
 それは十人十色で仕方ないと思います。私は今まで通り自分で積算したほうがいいと思います。

町長
 いただいたご意見を元に、一番いいやり方をもう一度検証させていただきたいと思います。

会員
 庁舎の関係ですが、24億円でH34竣工とのことですが、その価格がその時点で合うのかどうか。

町長
 現時点での積算ですので、その時に実際の状況に合わせ、金額は見直しをします。

会員
 わかりました。

町長
 お互いに解決していかなければならないこともあります。 これからもこういう機会を設けて、皆さんの発展になれるのであれば意見交換をやっていきたいと思っています。

その他、特に意見なく終了。

16:30終了