どんぐり会とのそよ風トーク

平成26年2月7日(金) 18時30分~
保健福祉センター 2階会議室

会員 10人
町長、保健福祉課長、保健福祉課長補佐、広報広聴係
司会進行 坂田会長
   

町長あいさつ
現在、障がいを持ったお子さんたちを、町の臨時職員として働いてもらっているのですが、これは、この会とのトークから出された声から始まった事業です。今日はその様子もビデオ上映して見てもらおうと思っています。
(役場職員のあいさつ)
(ビデオ上映)

町長
この制度が始まった当初は、作業中もにぎやかにやっていたのですが、今では通常の会話で、楽しくやっています。
辞令交付の時も、事前に練習をしていたというのは知りませんでしたが、私が「よろしくお願いします」というと、辞令書を受け取る人がうまく答えられずにいると、後ろから「よろしくお願いしますって言うんだよ」というフォローも自然にしてくれています。
仕事が教えてくれることは、偉大な教師だと思っています。誰が教えるわけでもないのですが、役割分担も自然と覚えていくものだと思います。
皆さんも、ビデオを見て安心されたと思いますが、私たちも非常に助かっています。

会長
それでは参加者一人ずつ、自己紹介しながら一言話してもらいます。

参加者
町から辞令書を交付していますが、事故があった場合には公務災害とかになるのでしょうか。

町長
賃金も支払っていますので、特別公務員という位置づけです。ですから、事故があれば公務災害が適用されます。

参加者
私はオークル開所から彼らたちと携わっていますが、皆さん、本当に成長しましたね。
オークルに用があって行くと「いらっしゃい」と言ってくれたり、スリッパを持ってきてくれたり、本当に成長しました。
昔の社会では、家にいさせることが多かったのですが、時代も変わりましたので、私はできるだけ旅行などで外に出るように、買物などの多くの社会経験をやらせるようにと言っています。
対外的に出ていき、経験をすると、次はこれもやりたいという意欲につながります。そして社会の人も認めてくれる。こういった経験が大切なんだと思っています。
彼らの働きを見ていますと、手抜きをしない、ごまかそうとしない姿勢が嬉しく思います。仕事に時間はかかりますが、成果はしっかりできていると思っています。
芽室町全体で、社会全体の応援がなければ彼らを育てることもできませんので、ぜひ皆さんの協力をお願いしたいと思っています。

参加者
今日は、ケアホームの開設について、まずお礼を言わせてもらいます。念願だったケアホームがスタートできたことは本当にうれしいです。

参加者
娘がオークルに入って8年経過しました。今は印刷作業に携わっています。我が家も今後ケアホームに入れてもらいたいなと思っています。娘も行きたいという、独立したいという意識もあるようです。その時のために準備をしていきます。

参加者
息子は新たな仕事で役場の実習で印刷を任されて、ひどく悩んでいた時期もありました。これも一歩なのかと思っています。進歩してくれればいいなと思います。

参加者
息子は現在、ロウソク制作作業をしています。役場の体験は何回かさせてもらっています。ビデオ上映でどんなことをやっているのかわかって良かったです。
我が家もいつかはケアホームとは思っているのですが、本人がなかなか自立に向かってはいないのですが、私たちも少しずつ自立に向けて進んでいこうと思っています。

参加者
先日、自宅が火事になり、急きょショートステイを利用させてもらったのですが、空きがあったから良かったのですが、なかったらどうしようと思いました。例えば、親が急に倒れたりとかもあるでしょうが、そういう時に受け入れてくれる制度があればいいと思いました。
親が仕事に出ている時、留守番ができると思っていたのですが、やっぱり難しいんだなと思いました。

参加者
うちの子も役場の体験に行かせてもらっています。最初、役場から申込書が来た時、みんなと同じに仕事ができなかったらどうしよう、みんなに迷惑かけたらどうしようか、他の子が1年やった話を聞いてから考えようか、うちの子に何ができて、何ができないのだろうか悩みました。
今ビデオを見せてもらって、状況もわかったのですが、初めて広報発送の仕事に行って、帰ってきた時、本人は広報誌を封筒に入れている時に、近所の家や、友だちの家の4件の封筒を見つけたといっていました。翌日、我が家にも広報が届き、自分のやったことが形になって、楽しみというのか気持ちの広がりや達成感もあったようです。どこに、このような達成感を感じることがあるのかわからないものだなとつくづく思いました。
親としては申込みに悩みますが、みんなと一緒に行って良かったんだなと思えましたし、このビデオを見てみんなと同じようにやれているんだとわかったので、とっても良かったです。

参加者
息子はパン作りをしています。自分がやっていること以外の事を言われると、パニックになることがあるようですが、このまま続けていきたいと言っていました。

参加者
ビデオで作業風景を見ると、様子がよくわかるので良いですね。
最近、災害が起こった場合を考えてみました。オークルにいる時に災害、地震が起きた場合、日中であればオークルと連絡をとることができるかどうか。自宅にいれば、避難所で避難することができるかどうか。とっても心配です。
一次避難は短期であれば、皆さんと一緒でもいいのですが、長期になるような場合、できればオークルの仲間と一緒に避難できるような場所が欲しいなと思いました。次に避難計画を作る場合には検討してもらいたいなと思っています。

参加者
3月にケアホームが建ちますが、第2、第3のケアホームも支援していただきたいと思っています。できれば今建っている場所の敷地が狭いので、近隣の公園緑地を使わせてもらって、第2、第3の施設建設に向けて協力いただきたいと思っています。
そして、検討した結果も報告していただきたいです。

町長
ケアホームについてお礼の言葉をいただきましたが、やはり一人ひとりの自立を考えた場合、仕事場と住む場所が必要です。これを行政が支援することが大きな課題だと思っています。
第2、第3のケアホームの建設場所ですが、今のある場所の敷地は少ないです。今後どれくらいケアホームが必要なのか需要についても考えなくてはなりません。そして、皆さん方も将来自分の子どもたちをどうしていきたいのか考えてもらいたいです。
平成25年度に施設入所などの意向調査をさせていただきました。建てる位置もいろいろな事を考えて建てなければならないと思っています。公園については、削ることは難しいですが、住居系の土地に計画的に建てていきたいと考えています。
町としましても、今回1棟できたからいいということは考えていません。まだ足りないと思っていますし、調査結果などを見て、次にどこに建てればいいのか、誰が建てればいいのか、今後も検討させてください。
働く姿の映像ですが、親が見る機会というのはめったにないと思います。皆さんは家庭での姿を見ていますが、私たちは彼らを社会人として見ています。それぞれの潜在能力はすごいと思っています。それぞれの個性があって当たり前で、それを認めていくことが大切だと思っています。
今回のビデオ上映で、家庭では見ることができない姿が見られて良かったと思います。どの子も、潜在能力を発揮していると思って間違いないです。
私たちも、「この子にはこんな面があったんだ」とわかることも多いです。体験するというのは偉大な教師だと思っています。子どもたちも経験を積んでいます。一歩一歩積み重ねて、経験となって成長すると思います。自身がそれを分かっていくということが大切だと思っています。
彼らの働きについては、役場としても助かっています。このことを体験し、知った職員たちも、いろいろと役場の中で別の仕事がないか考えるようになってきました。仕事も増えてきています。これがゆくゆくは町全体に広がればいいなと思っています。

 自分の子どものできることが良くわからないというのは、皆さん同じだと思います。なかなかわかりません。だからチャレンジできることはチャレンジさせてみて良いと思います。子どもたちが満足できれば次のステップに進むでしょうし自信にもつながると思います。大切なことだと思います。
達成感という言葉を使われましたが、これが人をひと回りもふた回りも大きくさせるのだと思います。
災害時の避難の件ですが、全くその通りだと思っています。町としましては現在、まずは一次避難所に行ってもらいます。ここは長期にいる場所ではないと考えています。その次は、避難されている方それぞれの状況に合った対応をさせていただきます。
2年前の避難勧告の時に、避難所での一人一人の状況を見て、合った施設を手配させてもらいました。
今後も、そのような個別の対応はしますので、皆さん方からも避難所でしっかりその旨を職員に伝えてください。

参加者
障がいを持っている方達が避難できる施設が初めから決まっていれば、私たちが自主的に行くこともできると思います。次の計画に載せてほしいです。

町長
いろいろな災害や状況がありますので、初めから施設を決めるということではなく、考え方として次の計画には載せたいと思います。
災害の種類によって、避難方法、避難場所も変わってきますが、その時に最も合った個別の対応をするという考え方は重要だと思っています。

参加者
医師、歯科医師、薬剤師の三師会も非常時の訓練をするべきだと思っています。

町長
町内会の訓練を実施してきている中で、町内の企業もいろいろな面で提携してもらっています。
しかし、いくら提携していても実際の場面で活かされなかったら意味がないので、今後は実際に訓練するようにしていこうと思っています。

参加者
数回はやっておけば、誰がどうするべきかわかると思いますので大丈夫だと思います。

参加者
家族に何かあった場合、急きょ子どもを見てもらいたい場合に、どうしたらいいのか。その対応ができていない現状があり、ども親も抱えている悩みだと思います。

町長
全くできないというわけではありませんので、まずはぜひご相談ください。

参加者
急きょ利用する場合、ショートステイの日数を越えた場合はどうなるのでしょうか。

保健福祉課長補佐
支給決定を超えた場合でも、多少の範囲であれば町の裁量で認定できますので大丈夫です。
周知が足りなくて申し訳ありません。

参加者
ショートステイの日数計算が夜から翌朝まで使うと2日となります。利用者としては1回という感覚なのですが、2日というカウントになっているようです。
ケアホームに向けて訓練のため、ショートステイの利用を進めていますが、ちょっと納得できない点もあります。

保健福祉課長補佐
申し訳ありません。制度上の事で、2日とカウントするのはどうしようもない部分がありますが、相談させていただき、必要な日数は支給決定させてもらいます。

町長
個人では言えないようなこともあると思いますが、相談員を通じで相談していただければと思います。

参加者
昨年は企業進出もあり、良かったと思っています。

町長
就労した子たちも、見に行くと、ものすごく伸びているのを実感しました。それぞれの潜在能力が伸びています。
理想としては、A型があって、B型があって、就労があって、それらを行き来できればいいなと思っています。みんなが、それができるように理解できるようになればいいなと思っています。
今、A型に通っている子も、一般就労に行けるようであれば、そうしたいと思っています。なぜならば、自立するためには就労と住居だと思います。
就労も、できるだけ高い賃金をもらう方がいいと思います。そういう能力があるのであれば、できるだけその方向へリードしてあげたいと思っています。
ですから、このような話し合いは本当に助かっています。「就労の体験でもいいですから」と言われた方の言葉が今につながっているのです。

参加者
企業に就労した子が、「まずは100万円貯めて、一人暮らしをしたい」と言っていました。良かったねと話ました。
理想としてはケアホームホームから就労の場に行けるといいですね。

町長
みんな芽室の子ですから、誰がケアホームホームを運営していようと、就労の場に行けるようになるのが理想的ですね。

以上で終了する。20:00終了。