芽室町の特別支援教育懇談会とのそよ風トーク

平成25年11月16日(土) 10時25分~11時25分
保健福祉センター2階

■ 出席者: 中央第二老人クラブ会会員: 38人
  町:町長 (記録:広報広聴係)
司会進行 澤本会長
   

会長
 お忙しい中、ありがとうございます。
 それでは早速ですが「高齢者に期待すること」と題してお話をいただきたいと思います。

町長
皆さんこんにちは。5~6年前にもこの場でお話させていただき、その時に皆さんの活力を感じさせていただきました。
それから年月が経ち、どんどん時代も変わり、皆さん方の行動もどんどん変化してきていると思っています。
さて、今日は澤本会長から「高齢者に期待すること」とお題を受けましてお話をしますが、今、皆さん方を表現する言葉はたくさんあります。呼び方は、国の歴史とともに、また行政の仕事と共に変わっています。
もともとあった言葉としては「老人」という言葉があります。「老人」という意味ですが「年を取った人、年寄りのこと」と書かれています。行政は「老人福祉法」を制定し、老人という言葉を使用し始めました。今、老人という言葉は複合語で使われています。たとえば老人クラブとか老人ホームといった使い方です。
そもそも、「老」という漢字を見てみますと、中の「ヒ」の部分は腰の曲がったお年寄りをイメージしているそうです。「老人」という言葉は、今はあまり使われていませんし、皆さんを見ていますと、なじまないと思います。
この後に使われるようになった言葉に「年寄り」があります。この意味を調べてみたのですが、特に明確にはありませんでしたが「老人よりくだけた感じで使われる。ただし、使い方によっては軽蔑感もあるので使い方に注意が必要」と書かれていました。たとえば「年寄りの冷や水」とか「年寄りのくせに」などあまりいい意味で使われないこともあるので注意が必要ということでした。
似たような言葉に「老体」があります。こちらの言葉は「ご老体をわずらわせて・・・」など尊敬語として使われることが多いです。
もうひとつは「高齢者」という言葉です。高齢者は字のとおり年齢が高い人のことを言っています。それでは何歳からかというと、その定義もしっかりしたものはありません。ということは、はっきりしていないというくらい、皆さん方の幅は広いということで多様性があるということです。
そういう意味では、現在、皆さん方を表現する言葉は本当に難しいです。ほかにもシニア、長寿、熟年、団塊の世代とかいろいろな言葉があります。
孫がいましたら「おじいさん、おばあさん」という言葉も使われます。孫がいても本音ではそう言われたくないという方もたくさんいます。
童謡で「船頭さん」というのがありますが、その歌詞の中では「♪今年60のお爺さん」となっています。当時、60歳はおじいさんと呼ばれ、孫がいればおじいさんだからいいのかもしれませんが、そう言われていました。現代に当てはまるでしょうか。今はその当時と20歳くらいは違うような気がします。
ある新聞記事で「私をシニアと呼ばないで」というものがありました。その中では60代の半数がシニアと呼ばれるのがいやだ、そう呼ばれたくないと書かれています。
また、東京新宿の京王百貨店の売り上げの70%以上は50歳以上の方の売り上げだそうです。このデパートでは60代のお客さんにアンケート調査を実施したそうです。その結果、シニアと呼ばれるのがいやだという声をたくさんいただいたそうです。そこで、シニア世代の販売フロアを一新し、若々しい色の洋服をそろえたということでした。それで売り上げが伸びたそうです。このデパートでは年齢を感じさせる言葉は一切使っていないそうです。
東京ディズニーリゾートではシニア割引というものあり700円ほど安くなるそうですが、このために証明書を提示して、時間をかけて、同行者を待たせるのが煩わしいということで、利用されない方がい多いらしいです。最近では映画館でもそうですが、証明するのが煩わしい、自分をシニアとして証明することがいやだという意識も強いようです。
公共の乗り物には「優先席」というものがあります。妊婦さん、乳幼児を抱えた方、けがをされた方高齢の方となっていますが、この高齢の方は、何歳からなのかはっきりしません。いくつになれば座ればいいのか難しいそうです。
ある調査では「あなたはいくつに見られたいですか」という質問に「6~9歳若く見られたい」という答えが一番多かったそうです。
最近では全国的に老人クラブの会員数が減少傾向にあります。まだ高齢ではないという意識が働くのかもしれません。そんな中、会員を増やした事例というものもあります。
大阪の泉市の老人クラブは5年間で100人の会員を増やし310人になったそうです。増えた理由は、クラブの活動内容を見直したということでした。それまで人気のあったクラブ活動はゲートボール、大正琴、俳句だったそうです。それでも会員数が減っていき、クラブ活動の種目を見直したそうです。そして今では、ソフトボール部、登山、軽音楽、フラダンスと一新し、会員の方も明るく若々しくなったそうです。
今70歳代の方で考えてみますと、ロカビリー時代が中学3年生頃、昭和37年のツイストブームが19歳、昭和38年のボウリングブームやこんにちは赤ちゃんの歌が流行ったのが20歳、昭和40年のエレキブームが22歳、昭和41年のミニスカートブームやグループサウンズが流行ったのが23歳。今でこそミニスカートは一般的ですが、その発端は皆さん方の年代なのです。皆さん方の年代がけん引した世代なのです。そう考えますと、軽音楽やボウリングなどをしたいという老人クラブの方が増えているというのも納得できます。
京都の伏見区の老人クラブでは会員が1年間で50人から100人に増えたそうです。年々会員が減り、地域の方たち一人一人に調査をしたそうです。その結果4人に1人が独り身ということがわかり、日常生活で困りごともあるということがわかったそうです。
例えば電球や蛍光管の交換だそうです。そこでクラブでは、そのような日常の困りごとをお互いが支える仕組みを作ったそうです。買い物の代行や、話し相手、家具の配置換えなどを行っているそうです。参加する方たちは、この会に来たら支えてもらえるんだという意識が芽生え、もちろん支える方も会員として一緒に活動しているそうです。
これからは、誰かが支える、そして支えが必要になった時には誰かに支えられるということが大切になってくるのかなと思っています。
それぞれが助け合えるような社会になるよう、町民の方も行政も一緒になって作り上げていけたらいいなと思っています。

会長
ありがとうございました。それでは、どなたか町長に質問などありませんか。

会員
お忙しい中、来ていただきありがとうございます。町長は月にどれくらい出張など町外に出ていらっしゃるのでしょうか。

町長
その月によって違ってきますが、今月は忙しい方です。揖斐川町に行ったり、札幌、東京、山元町などまわっています。

会員
体調は大丈夫でしょうか。

町長
大丈夫です。

会員
充分気を付けていただきたいです。

会長
その他ありませんか。

会員
公立芽室病院ですが、これからの展望はありますか。

町長
先日も院長と打ち合わせをしていますが、今大変苦労しているのは小児科常勤医の不在のことです。十勝管内では子どもを産める病院は帯広市以外には芽室町だけです。これはすごいことなのです。産科と小児科が併設しているということなのです。
しかしながら小児科の医師不足で大変困っています。医師の研修医制度が変わってしまったことが大きな原因です。そのため私は医師の確保のため日本全国を回っている状況です。何とかして小児科の常勤医を確保したい。できることであれば2人の常勤医にして、短期間で公立病院の小児科を立て直したいと思っています。そのために今、全力をあげています。
それと併せて内科の充実も目指しています。将来的には、在宅の高齢者の方に往診もできるような体制ができるようにしたいです。

会長
わかりました。その他ありませんか。

会員
ゲートボール発祥の地として、発祥の地杯ゲートボール大会では最高で準優勝です。ゲートボール人口も減少傾向にあります。どうしたら強くなるとお思いでしょうか。

町長
今は、強いチーム作りというよりも、息の長いプレイヤー育成に力を入れています。ジュニアチームから中学生になり、高校生になるとプレイヤーはどんどん減っていきます。そこで、町内のふたつの高校に協力いただいています。去年、今年の発祥の地杯では、関東の作新学院と朝霞高校のチームが参加し、そのときに芽室のふたつの高校と交流試合をし、芽室の高校生たちも大いに刺激を受けて、意識も高まったようです。

会長
その他ないでしょうか。なければこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。

以上で終了する。

11時25分終了。