十勝芽室コーン炒飯地域活性化協議会とのそよ風トーク

平成24年4月27日(金)19時30分~20時30分
ふぉわぐら

■出席者
■ 十勝芽室コーン炒飯地域活性化協議会: 13人
■ 町 町長、農林課長、商工観光課長、商工振興係
記録:企画財政課広報広聴係
司会進行 協議会 田口聡明さん

会長
 4年目5年目に向けて、そして10年20年先を見据えてやっていきたいと思っていますので町長のご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

(活動趣旨及び活動成果の報告)

副会長
 こんばんは。宮西町長や課長におかれましては忙しいところ、そよ風トークに対応していただきましてありがとうございます。私たちが活動を始めて4年経ちますが、公の場で町長と話をさせていただくのは初めてになります。正式に活動を報告させていただきたいと思います。
 私たちの挑戦とこれまでとこれから、と題を付けました。コンセプトは一貫して食で芽室を元気に楽しく人をイキイキさせたい。2つのキーワードで活動してきました。町を元気にしたい、町が好きだからこのような活動をしています。
 1つのツールとして、新ご当地グルメを開発しようということになりました。同志があつまり、商工関係者、生産者、飲食店、商工会、企業、JA、主婦など会員23名で活動しています。2008年7月17日、十勝芽室コーン炒飯デビューということです。
 なぜ、コーン炒飯というメニューになったのか、それは生産量日本一という事実の発見があったからです。芽室に住んでいましたが、コーン日本一という思いがありませんでした。コーンは老若男女どの世代にも食べられるということで炒飯と組み合わせることになりました。また、そのコーン炒飯だけではなく、お土産のツールとしてコーンアイスも考案しました。コーン炒飯は、町内だけの販売で足を運んでもらうための呼び水的な商品でしたが、それに対してコーンアイスは、お土産としての積極的な販路拡大や地産地消も徹底して行い6千個を販売しました。
 協議会の6の目的ということですが、定住人口から交流人口へということで人口が増え辛い状況で芽室町は人口が増えてきています。今後増える見込みがないということから増やす手段として考えました。芽室には道東道開通でインターが2か所あります。インターチェンジ(IC)を利用して交流人口を増やすというのが3つ目の目的です。どこでも商店街の活性化が課題になっているのでこれも一つの目的としています。
 地域資源の強みの再確認、再発掘ということで私たち十勝の農業王国、そこを再度見直す良いきっかけになればと思っています。6番目には食育、地産地消の推進ということで子どもたちに認知してもらうために力を入れています。
 これまでの活動は新聞などでも取り上げられましたが、2008年3月に協議会を発足させております。7月にはコーン炒飯がデビューしました。セブンイレブンから弁当を発売しました。道外では静岡県エコパスタジアムでコーンのおいしさを紹介してきました。お客さんの評判も良好でした。地産地消のまるごと給食で学校給食にコーン炒飯を提供しました。十勝圏振興機構の佐々木さんの協力でアイスを誕生させることができました。アメリカにいる立川さんに外国でもコーン炒飯を広めてもらっています。
 食育、これは3年続けています。農業体験には、てつなん保育所の子どもたちが30~50人参加してくれています。
 昨年は全国放送の「ひみつのケンミンSHOW」や「知っとこ」などの紹介がありまして、町外から多数の方がコーン炒飯を食べに来てくれました。
 目的の達成度を分析しました。コーン炒飯4万食を販売したことから、来訪者としてくる交流人口を8万4千人と推測します。1人2千円を使ったとすると1億6800万円という外貨を獲得したということになります。またコーン炒飯だけではないですが芽室のIC利用が3倍になりました。また、商店街活性化といたしまして、昨年はわくわく通RE笑店GUYで富良野オムカレーや北見塩やきそば、コーン炒飯でお店を開きました。ここにも多くの人が訪れました。オムカレーとか塩やきそばを食べたいということでたくさんの人が来てくれました。
 地域資源の再確認、再発掘ということ、芽室町がスイートコーンの生産が日本一ということを多くの町民に知っていただきました。また関連する食べ物も注目を浴びました。食育、地産地消の推進ということで総合学習での講義なども行ってきました。4年間やってきましたがまだこれからだと考えています。協議会のメンバーだけでは限界があると思っているので和を広げるのが課題だと思います。点から線にするため地域力アップにも力を入れていきたいです。食をキーワードに人を呼び込みたい。課題がたくさんあります。
 町民でも食べた事がない人がいるようですので足元を見つめ直すことも1つの課題です。もっと連携を密に行い、特に生産者とコンタクトを取りながら協力していきたいと考えています。現在は5店舗ですがもっと増やしていきたいと思います。
 事務局の強化、第3のコーングルメの開発、コーンだけではなく他の品物も開発したいと考えます。
 協議会の予算の仕組みの確立も考えています。
 コーン炒飯のリニューアルも考えています。
 今後の展開として考えていることですが、食育事業のレベルアップ、コーン炒飯4周年記念事業、メンバーの増員、事務局の強化、コーンアイスの販路拡大検討、ご当地グルメグランプリの誘致、イベント応援スタッフ募集、コーン炒飯の定義ルールの見直し、意見交換の開催です。感謝、謙虚、継続ということで多くの方々の支援でコーン炒飯はデビューいたしましたので、皆さんや芽室町に恩返しのつもりで食で芽室を元気に楽しく、人をイキイキさせていくために今後も活動を続けていきます。多くの人に感謝しながら謙虚な気持ちで一生懸命活動をつづけていきたいと思っています。資料の最後に食育事業ということで5月19日に食育事業を開催することになりました。今年はバージョンアップして札幌からスープカレー「らっきょ」さんをお呼びして種まき体験を行います。よろしくお願いします。

―――――――ここまで趣旨などを説明―――――

(活動についての感想や提言)

町長
 ご苦労様です。
 食が町づくりや町おこしに繋がることはやってみて初めて認識した人がたくさんいると思います。食材をたくさん持っている芽室町として、すばらしい活動をやっていただいたと感謝しています。ただ1つ相反して非常に懸念があると思っているのは、コーン炒飯は飲食店と直接の売り上げに関係のないスタッフもたくさんいるわけです。この兼ね合いはどうするのかっていうことは、協議会の運営そのものを考えていくと非常に難しいと思います。今は、熱くみんながかかわり合っているからその辺の心配はいらないのかなと私は思います。ただ、この問題は相当難しいと思います。自分たちの事業に繋がっていく人もいますし、同じ目的を促して一緒に活動するわけですから、交流人口を増やそうとか、ポジティブな発想でもって共通的な目標をもっていることで、共に歩んできている。そういう意味で非常にいい回転がなされている。無くしてほしくないし、続けていってほしいと思います。
 先ほどもありましたが、観光物産協会とかJA、町との連携というのは何を指しているのかと言うところまで踏み込む時期に来ていると思う。連携を密にしてとは言うけれども、それぞれの違いがあると思うし一括りにはできないと思います。ここのところが協議会の皆さんの活動をどうやっていくかということにも繋がっていくと思います。例えば予算の仕組み確立というのがありましたが連携に期待していることもあると思います。そこのところが課題になると思います。ここまで乗り越えてきているから、先進事例などもベースにして芽室の町の特性を活かしてJA、商工会や観光物産協会などと連携してほしい。それを乗り越えればステップアップできると感じています。

(意見交換、聞いてみたいこと相談してみたいこと)

副会長
 連携についてですが、協議会が感じているは、どちらかといえば人材面で壁にあたっています。人がいないので賛同者を増やしていかなければいけない。既存の組織と連携して人的な連携をして進めていきたいと思っています。人的な協力がいただけるなにか方向性を見出していきたいと思っています。協議会もいろんな人にお手伝いをいただきながらやっていきたい。町長として情報やアドバイスがあれば教えていただきたいです。

町長
 人的な手伝いとは何を手伝ってほしいか、話し合って意見交換はしていますか。
 絞り込んでこの部分に人がほしいとか。

副会長
 いろんなイベントに呼ばれ、芽室町のPRもできるので出ていきたいけれども、お店があるから道外に出ていくことができません。道外の場合は長期になり、人がいない、調理人がいないということで半分以上を断っています。イベントや物産展に出ていけるような体制がありません。JAや生産者の方も一緒になってイベントに対応していきたいと役員の中で話していたことはあります。出ていけないというのはすごく残念だと思います。

町長
 ご当地グルメの難しさはそこですね。
 関係のない人が行ってフライパンを振るわけにはいかないと思います。
 各お店には守らなければいけない味があるわけだから、これを落とすと意味がなくなってしまいます。だから調理の部分は手伝えないわけです。どこを手伝えるかと言ったら、支えるスタッフを募ることだと思います。どこを手伝ってもらうかを明確にして進めていかなくてはならないと思います。
 JAや観光物産協会とも芽室町の観光物産をどうしようかと話しています。
 何を機能分担していったらいいのか。JAや観光物産協会に何をやってもらうか。町が何をやるか。協議会はどこに手助けを求めているのかもう少し絞り込んだ方が対応しやすいと思います。

会長
 短いイベントは行けるが長いイベントには行けないので、店舗を増やしてやっていけないかなと考えています。途中で代わるのも経費がかかるから無理ですし、悩みになっています。ただ、考えているは、調理補助みたいな形で手伝っていただけないか考えています。
 他地域と比べるとギリギリの人数でしか行っていません。
 人が多い方が活気がでるしそれだけも違ってくると思います。みんなで芽室を広げ行こう 活気づけて行こうと考えています。PRする機会があるのにできないという悔しさがあります。

町長
 補助員を育てることは可能なのでしょうか。

会長
 機械を購入して対応することも考えています。
 去年の札幌オータムフェスタで770食販売しました。静岡でも4人で800食を販売しています。

町長
 どこも必死になってやっていると思いますし、工夫しないといけないと思っています。ここまできたら、あれだけのイベントに行って少人数でやるのは限りがあると思います。
 他の団体と比較してほかの団体とは違いがありますから、そういう課題を解決するにはどうしたらいいのか、というところに来ていると思います。会員を増やそうとするのはいいと思います。それを町やJAにお願いしていくことは、少し違うと思います。何を求めるのかもう少し整理してほしいと思います。

副会長
 町長にも事前に話をしましたが、新ご当地グルメグランプリ北海道の件です。2年前に第1回美瑛が開催されまして、第2回北見、今年7月には別海で開催される新ご当地グルメグランプリです。道内道外を含めた食による観光まちづくり推進協議会というところが主催となって行っています。実際は各地域が実行委員会を作って行っています。
 今年3回目です。1年目12000人、2年目21300人と伸びています。これが芽室でできたらいいと思っています。14団体程度が参加しています。やることによってどういうことが生まれるか。芽室でやるとどうなるか。目的でもある交流人口の増。道央からの集客も見込め地域活性化。来場者が訪れ芽室のほかの食のPRもできる場になるのではないかと思います。
 町が1つになってできればいろんなおもてなしができるだろう。それが一体感醸成に繋がっていくのではないか。いろんな団体、いろんな人たちと連携していきながら、ご当地グルメグランプリを誘致したいと考えています。
 道北道央が中心で十勝の開催が無いので最初に立ち上げた芽室町が最有力だと思っているし芽室でやることは大きな意味があると考え企画を練っています。
 町が1つにならないと実施できない企画ですので、連携も絡んでくるのではないかと思います。開催には何が必要か。場所、人、スタッフ、予算をクリアしなければならないと思います。
 地元負担などがあるから、この3つを詰めていかなければならないと考えています。
 会場としまして、中心市街地を希望しています。中心市街地でやることによって町の中に人が溢れるのを実現したいです。道路使用や占用、警察、バスいろいろクリアしないといけません。規模が大きいので難しいかもしれませんが、本通りが無理なら芽室公園でやりたいと思います。現状としては中心市街地で開催して、既存の店舗にも人が訪れるようなシステムを作っていきたいと考えています。商店街イベントともコラボレーションしていきたい。体制をつめていく必要がありますが、JAや行政、観光物産協会、商工会と力を結集できれば、盛り上がりが一過性のものでなく繋がりがこれからも活かしていけるのではないだろうかと考えます。
 協議会はいろんな職業、立場の人が集まっていますので、それを芽室町の中でさらに大きくしてグランプリに臨めばいろいろな副産物、効果があるのではないだろうかと考えています。予算については、補助金や売り上げなどもありますが、お金をかけないやりかたで開催したいと思います。他で1000万円かかっても、芽室は500万円から600万円でできたらいいと思います。ぜひ新ご当地グランプリを行いたいと思っています。
 町と我々だけでもできる話ではないと思います。すぐにでも取り掛かっていきたいと思っています。心を1つにしてやっていきたいと思います。

司会
 わくわく通RE笑店GUY3周年や炒飯5周年があります。ぜひこのイベントを街の中で開催して、町が一つになって芽室町を元気にするきっかけづくりになればと思います。まだまだこれから考えなければならない事がたくさんありますが、汗をかき、知恵を絞ってやっていきたいと思います。行政の協力もお願いします。
 町長、どうすればできますか。

町長
 これは、私に何を求めているのでしょうか。
 町長この部分を助けてくれということを言ってほしいです。これをというものを、具体化してほしいです。何をどうするかを言ってもらいたいです。反対も何もしないぜひ頑張ってもらいたいと思います。こういうことは、町の活力にもなるわけですから。
 この協議会をどうしていくかとイベントの事はイコールではないと思いますが、まず、このイベントを成功させるにはどうしたらいいか、論議が必要だと思います。
 我々はこうしていきたい、町にはこういう所を助けてもらいたい。そこまで話し合ってもらいたいです。

(その他の質問)

会員
 JAの十勝芽室のブランド、それはどういう商品、作物ですか。全てですか。

手島農林課長
 マークを包装や箱に入れる商品は決まっています。すべてが十勝芽室のブランドではないです。
 今、力を入れているのがごぼうだと思います。

会員
 マークを使う事もJA以外ではダメです。使うには商標権が難しいです。

副会長
 十勝と頭に付けるのは歓迎ですか。

町長
 これは、皆さんの価値観と本州方面でのマーケットでの市場価値観ではだいぶ違うと思います。十勝は完全に全国ブランド。現実的に十勝芽室の方が早いと思います。十勝は全国に売れている名前ですから、それを使うことは間違いではないし近道になると思います。

司会
 各課長の意見をお願いしたい。

商工観光課長
 資料にグランプリがもたらしてくれるものと書いてありますが、このイベントだけが成功すればいいということではないでしょうし、成功とは何かということを考えていただきたいと思います。効果が広く理解されるように計画を立てることが重要だと思います。
 1万人の集客があるということは協賛企業を募れるのではないでしょうか。広い意味でオール芽室としてPRできるイベントにしていただきたいです。

農林課長
 JAがコーン炒飯に対してどれだけ理解を示しているかということを考えてしまいます。
 町が一つになるためにはJAや企業に理解を求めるような活動や行動が必要ではないでしょうか。それでも足りない時に町に対して協力を依頼してほしいです。町はお金を出さないとか協力をしないという意味ではありません。実行員会の皆さんが成功に向かって頑張ってほしいと思います。

町長
 スタッフがどれだけ気持ちを1つにできるか、それができないと町にも伝わりません。
 足元をしっかりしてほしいと思います。
 ちょっとしたことが伝わって、大きな壁を乗り越えられる事があります。気持ちを大切にして下さい。それがあればJAや町も協力すると思います。

そよ風トーク終了