サンフラワー会とのそよ風トーク

平成24年4月22日(日)19時00分~20時30分
カラオケひまわり

■出席者
■ サンフラワー会会員: 15人
■ 町 町長、保健福祉課長
記録:企画財政課広報広聴係
司会進行 サンフラワー会会長 小笠原 等さん

会長
 この会の活動も今年で8年目を迎えています。会存続の不安があります。また活動のマンネリ化の傾向にあります。これでいいのか、町の福祉のために我々が何をすべきなのか。そのことをもう一度考える機会として、今回のトークを企画しました。
 過去に5回、チャリティーコンサートを開催し、その中で福祉団体や施設に対して車いす、歩行器、ティッシュ、現金、ゲーム機、カラオケ機器などを寄贈してきました。
 私たちは歌を通して、福祉の向上をめざし、芽室に住んでいた良かったと思えるように活動しています。
 このような、初心を再認識する意味も込めて今回はトークをし、町と共通認識を持って福祉向上を目指していきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
 それでは町長からあいさつをお願いします。

町長あいさつ
 こんばんは。本日はそよ風トークを開催いただきありがとうございます。また日頃から福祉向上にご理解ご協力をいただきありがとうございます。
 ご存知のとおり芽室町では、高齢者人口が徐々に増えてきています。この高齢者の人たちを誰が支えるのかという部分は大きな課題だと認識しています。その解決のひとつが保健・福祉・医療の連携であったり、元気高齢者が、さらに年上の高齢者の方を支えて行ったりする仕組み作りなどを考えていかないといけません。
 芽室町の高齢者人口は昨年の11月までは22%台でしたが、12月に23%を越え、確実に上がっている状況にあります。皆さんの協力を得ながら、行政としてもしっかり考えていかなければならないと思っています。
 本日は保健・福祉・医療の総合的なシステムですとか、保健福祉サービスについてお話させていただきますが、皆さんとともに、困っている人に手を差し伸べていくような社会にしていかなければならないと思っていますので、ご協力をお願いします。

中川課長
 こんばんは。いつもありがとうございます。ご存知のとおり、介護保険料につきましては今回大きく上がりました。町としましては、要介護の方を少なくしたいという思いがあり、現在、介護予防に力を入れているところです。
 皆さん方の活動自体が福祉、介護につながり、歌を唄うこと自体も介護予防そのものであると思っています。今後ともよろしくお願いします。
 それでは本日配布しました資料ですが、事前にお問い合わせのありました芽室町にある高齢者施設につきまして簡単に説明させていただきます。
 現在、芽室町には高齢者対象の施設は、介護保険対象の入所サービス、短期入所、在宅訪問通所サービス、また、介護保険対象外の施設や介護予防教室などがあります。(資料説明)

会長
 最後に説明いただいた介護予防教室はひまわりだと思うのですが、先般、慰問してほしいと依頼もありました。
 私も、恐ろしいと思っているのは高齢化の問題です。あと3年ほどしたら団塊の世代が65歳以上になります。60歳でとらえてみますと、芽室町はすでに30%超えています。
 それから、よく高齢者施設の関係者の方とお話するのですが、施設に入っても、元気になって家に帰れるようになればいいなと思っています。「どこどこの施設に入って、元気になってまた家に戻るんだ」というようなのが望ましいですね。
 山口県に「夢のみずうみ村」という施設があります。この施設はまさしくそのとおりで、入って元気になって、また家に帰ろうといった目的を持った施設です。
 それでは皆さんからご質問を受けたいと思いますが、介護保険料が5,100円になりましたが、皆さんその内訳とかはお分かりでしょうか。
 せっかくですので、なぜ高くなったのか、どうしたら安くなるのかなど簡単にご説明いただけるでしょうか?

保健福祉課長
 介護保険制度というのは、町の状況に合わせて町独自に変化させることができません。国からの指示通り行わなければいけないことになっています。
 今回芽室町で5,100円となったのは、介護保険というのは、この先3年間のサービス料を予測・積算した額を出しそ、そのうち21%を皆さんに負担してもらうというものです。この割合も、国の指示により、以前の20%から今回21%に変更となりました。その21%の額を3年間の65歳以上人口で割り返した額が今回の5,100円になりました。
 今回の額が上がった要因ですが、いろいろあります。以前は介護保険会計の基金を崩して使っていたのですが、それがなくなってしまったこと。介護施設の開設による利用料の上昇は最も大きなものです。ただし、その建築費用は介護料金に含まれていません。あくまでも施設を利用していただくサービス利用料分の負担です。施設については今回、幸運にも特別養護老人ホームが100床から、20床の増床が認められ、120床になりました。この増床分のサービス利用料の増額分も加算されています。また、負担率が20%から21%に変わったことも要因となっています。
 逆に、軽減の要因としましては、65歳以上の方たち、負担する方が増えることによる要因があります。
 なお、介護保険料の5,100円とは、基準額ですので、その方の所得に応じて増えたり、減ったりします。

 介護保険料をどうしたら減らすことができるだろうか?ということですが、一番いいのはサービスを使わないように、元気でいていただくことです。皆さんのように歌を唄ったり、そのために元気に外に出たりすることで、回復も早くなります。こういった日頃の活動もとても大切です。また、検診も受けていただき、早めに悪いところを知っておくことです。とにかく、少しでもお元気でいていただくことが重要だと思います。

町長
 介護保険制度というのは、サービスを使えば使うほどその保険料が上がる制度です。私たち自治体の長は、国に制度を見直すように要請し続けています。国も、保険料が月5,000円超えたら大変だということも知っています。道内でみますと5,000円以上の自治体は20ほどあり、全国では6,000円台というところもあります。これは、自治体内でサービスが充実しているという証拠のひとつでもあります。
 皆さんからよく言われる特老の入所待機者についてですが、現在は200人程度いらっしゃいます。しかしながらこの数値が実数とは思っていません。それは老健施設などにも重複して申し込んでいるという方が多いからです。それらを考慮すると実際の待機者は80人程度とみています。
 今回、特老で20床増えます。以前から増やしてほしいと言われていましたが、国に許可してもらえないと増床はできませんし、なかなか許可が出ません。しかしながら今回、特別に20床増やしてもいいと許可をいただきました。
 またグループホームが4施設できて、36人分増えました。社会福祉協議会の小規模多機能型介護事業所ふたばで9人分。
 これらの施設ができたことで介護保険料が増える見込みなのは事実ですが、先ほどの実質待機者80人に対しては、いくらかは対応できるようなります。しかしながら、それでも足りないというのが現実です。
 町としては筋力アップなど予防施策に力を入れているところですが、それでも保険料を上げざるを得なかったのです。
 だからといって町は、やみくもに保険料をを上げていこうとは思っていません。バランスを考えてこれからも進めて行きたいと思っています。

会長
 夕張では、病院の往診の際は、患者さんだけでなく、介護している人も診察していくそうです。家族介護の大切さを理解しているのでしょうね。介護される側にとっても、できるだけ自宅での介護が望ましいと思いますが、農家の世帯ではやはり難しいかもしれません。

 歌を唄うということで、元気になることがあります。劇的だったのは、老健りらくに慰問した時、自分も歌いたく、不自由な体を一生懸命に動かして、ようやくステージ上がった方がいる。顔を見ていると、とても満足していたようです。

会員
 新築している特老ですが、現在100床から20床増えているそうですが、先ほどの話では実質80人ほどの待機者がいるような現状から、芽室町の方が優先的に入れるようにはできないものなのでしょうか?

町長
 できる限りそのようになっています。芽室の特老は現在、民営ですが、入所の判定は町職員も入り判定しています。できうる限り町民を優先するような要素もあります。

会員
 介護度によっても優先してほしいです。

保健福祉課長
 私も入所判定会議のメンバーですが、身体状況も含め全て点数化していますので、点数で判定し、入所を判定しています。

会員
 入りたい施設は自分で選択していいのでしょうか。

町長
 それぞれの施設にそれぞれの性格があるため、対象となる方が決まっています。それぞれに合った施設を利用されることが必要になります。ぜひ保健福祉課、地域包括支援センターにご相談ください。

会員
 施設による利用料ですが、それがわかるといいのですが。町で公表できないでしょうか。

町長
 利用料については定額ではなく、その人によって金額が変わってきます。こちらについても、ぜひ相談いただければ、最もいい施設を選び、提案させていただきます。

会員
 話が変わるのですが、公民館の利用についてです。今年の2月、5回目となるチャリティーショーを開催したのですが、舞台の出入り口のドアを触ると静電気がひどい状況です。恐ろしくて触るのが嫌です。どうにかならないでしょうか。改善をお願いしたいです。
 また、公民館の座席数は540席ですが、芽室町の規模からいくと、もっと座席数があってもいいのではないかと考えます。将来的な展望があればお聞かせいただきたいです。

町長
 ドアの静電気につきましては確認してみます。

会長
 静電気は、舞台用の電気機械が壊れたり、ペースメーカーを装着している人にとっては非常に恐ろしいです。ぜひお願いしたいです。
 また座席に関連してですが、車いすの席が、今4席あり、最前席も10席ほどあります。最前席もいいのですが、避難時を考えると危険なので、出入り口付近にもっと増やして欲しいです。車いす用の座席数が少ないので、お断りしている状況があります。

町長
 座席数については現在のところ増やすという計画はありません。公民館については耐震診断をしたのですが、耐震能力があったということで、今後は老朽化対策に力を入れていこうと思っています。そのため座席数を増やすという構造的な改造は考えていません。ただ、車いす席を増やすことについては検証をさせていただきます。
 以前、車いすで公民館を使えるか実証してみたのですが、色々な反省点がありました。今回、これらのことも念頭に置いて改修できる物は改修していきたいです。

会員
 音響機器もかなり老朽化しています。

会長
 自分たちで機器を持ち込んで、音響担当もプロに依頼をしています。

町長
 教育委員会へは申し入れをしているでしょうか。

会長
 していません。

会員
 町に何か恩返しをしたいとの思いで、チャリティーショーを実施していますが、いわれのない誹謗中傷を受けることもあります。また、町長が来てくれないのは残念です。次回は参加ください。
 それから、公民館を利用する際なのですが管理業者の対応に不満があります。町はそのあたりをどう考えているのでしょうか。

町長
 チャリティーコンサートへの出席ですが、今回も直前まで行く予定だったのですが、急きょ行けなくなり保健福祉課長に行ってもらいました。申し訳ありません。
 公民館の管理業者には伝えておきますが、守らなければならない事項についてはお互いしっかり考えなければならないことだと思います。態度や言い方については、厳しく申し伝えておきます。

会長
 町内にリングプルのポストがあります。コンサートに来られた方からのリクエストで作りました。直接ここに持って来られる方も増えてきています。こういった意識について、すそ野が広がるのがいいことだと思います。
 家族を愛する、社会を愛する、地域を愛する。とてもいいことだと思いっています。町全体が福祉の気持ちになればいい、私たちがその一助になればいいと思っています。

 高齢者福祉の話に戻りますが、先ほども話したように施設に入っても、自立して自宅に帰るようになれば希望も出てくると思います。
 そのひとつがオムツをやめるという方法で、芽室の特老では85%程度達成しているろうです。オムツを取るということだけで、その人の生き方がガラッと変わってくるそうです。生きる尊厳を取り戻し、それが生きがいにつながっていくそうです。

町長
 今、それぞれの施設で改善工夫されてきています。介護ということが、どんどん変化しつつあります。
 人間の尊厳ですが、特老における相部屋ではなかなか確保できません。そういった面では、特老も個室にして、プライバシー守るということで、特老は個室という考えで厚労省は進めてきました。そうなると入居料が高くなってしまいます。
 今回新しく建てる特老は個室なのですが、一部、相部屋も認められました。2階3階が40人、40人の個室で、1階が相部屋で40人というものです。

会長
 身体の状況に合わせて個室や相部屋を選択できるといいですね。
 建物が立派になったら、その建物を活かすいい知恵を出し合っていかなければいけないと思います。

 その他なにかありませんか。

会員
 役場に行きますと、職員のあいさつのなさに困る。
 顔合わせてもあいさつしない者もいる。

町長
 最近はパソコンに向かって仕事をしているため、皆さんに気づくのが遅くなり、余計にそうなったかもしれません。
 役場では1月から朝のあいさつ運動を始めました。その効果かどうかわかりませんが、先日「すがすがしいあいさつがあった」とお褒めの言葉をいただきました。
 しかし、まだまだ改善しなければならないと思いました。

会員
 私は数年前、転入して役場に行った時に「いらっしゃいませ」「おはようございます」という声を聞いて、驚いていました。役場の人のあいさつには、そんな好印象があります。

会員
 介護保険料を払いに行った時とか、保険証を返しに行った時にそんな態度でムカッとしました。それは、そこの課長の責任なのかな。

町長
 私の責任です。少しずつ声出しができるようになったと思っています。
 今年、新しい職員が21人入ってきました。あいさつ含め、どうやって人材を育てるか。昔のように毎年人材がいるわけでもなく、年齢の近いものも少なく、年代が離れ、人材育成が難しくなってきているのも事実です。

会員
 若者は楽(らく)したいと思っているのだと思います。なんでも人まかせで、人にゆだねるという部分もあるのではないでしょうか。

町長
 例えば、子育て支援課は、子育てを「支援」する課です。子育ての主体は誰なのかしっかり考えて仕事していかなければなりません。それもまた教えていかなければならない世代が親になってきています。親自体も兄弟姉妹も少なく、子育て環境が昔とは大きく違ってきています。そういった意味では、行政としても新たな導きが必要なのだと思っています。

会長
 リングプルを集めることは、物を大切に、人を大切に、家族を大切にということです。人は優しさが大切です。私たちの「歌」がそういったことにつながる事を願っています。

会員
 町のごみ拾い事業に参加したが、町職員はどれだけ出ていたのでしょうか。とても少ないように感じました。全体数も少なかったと思います。町中の清掃なのに、もっともっとたくさん出てもいいのではないかと思いました。

町長
 町職員につきましては、別の日程でも清掃活動を行っています。そのあたりもご了解ください。
 ただ、そのように言われないように頑張ります。

20時30分終了