芽室町の特別支援教育懇談会とのそよ風トーク

平成23年8月12日(金) 19:00~21:10
芽室町保健福祉センター会議室

■ 芽室町の特別支援教育懇談会会員  8人
■ 町  町長、子育て支援課長、(記録 企画財政課広報広聴係)

司会
 今回は、直接生の声を聞いていただいたほうが良いと思いまして、質問書を用意していません。前回の反省を踏まえまして、午後9時ちょうどには終らせたいと思いますのでよろしくお願いします。それでははじめさせていただきます。
 まず私から話してよろしいでしょうか。
 発達支援センターについて、子どもデーサービスになり18歳まで利用が可能なこともあり、ありがたいのですが、制度が変わり今までどおり使えるのかどうか。今の時点で分かる範囲で教えてほしいのですが。保護者としては、制度が変わったから使えないというのは困ります。

子育て支援課長
 新聞等で皆さんすでにご承知かと思いますが、平成25年4月に大きく法律が変るものと思われます。児童デーサービスの名称も変わるのかと思いますが、制度自体は大きく変わらないと認識しています。

意見
 サービスは今まで通り使えると思っていいのか、18歳まで可能と押さえていいのでしょうか。

子育て支援課長  それでよいと思います。

意見
 発達支援センターの現状ではかなりの人数になり、先生方も充実しているのですが、今のあの規模、スペースでは限界が来ているのではないかと思います。以前と比べ、倍の人数に増えているのではないでしょうか。行事をするのも大変である。餅つき大会も参加者が多く人でぎっしりになり限界ではないかと感じました。

子育て支援課長
 それは皆さん同じに感じていることと思います。利用者人数は平成21年度当初で55人ほど、23年度当初では倍になっています。増えるのが良い悪いの議論ではなく、発達支援システムを導入したことにより幅広く利用できることと、建物の建替えが行政では単年度で思うようにいかない事情があります。例えば発達支援センターばかりではなく学童保育所や、農村地域の保育所は軒並み昭和50年代に立てられおり、発達支援センターも昭和53年ころですから。今年は屋根の修理で対応していますが何れは大掛かりに行わなければなりません。中央保育所の跡に今、西地区子どもセンターを造りますが、芽室小地区はどうするか、建設場所は良いのか、自由に行きかう場所としてはもっと別の場所が良いのではないか、どんな機能を持たせるのか、内部では数年前から話はしています。建物の傷みや古さ、機能などについて担当者が代わっても意識を持ち緊急度の高いものから計画的に直していくほかないと考えています。それと皆さんからの声を聞かせていただくと参考になると考えています。

意見
 子どもの成長段階で母親が不安になるのは言葉の遅れだと思います。しかし言葉の教室自体利用したくない、発達段階のちょっとの遅れだと思い、指導があっても従わないお母さんがたがかなりいらっしゃいます。発達支援センターを利用することはみんなに隠したいと思うのが普通だと思います。普通の子どもと同じ感覚で子どもセンターのような所で触れ合うような、発達支援センターのような括りがなければ良いと受け入れる親と、もっと深く子どもとの関わりを求める親と2つのパターンがあると思います。

子育て支援課長
 おっしゃるとおりだと思います。先日、子育てグループの方とのそよ風トークの時に、ちょっと種類は違いますが、検診で引っ掛かる、引っ掛からないというようなこと事態もすごい抵抗を示されているという現状があります。「早く見つかってよかったな」という思いより、「引っ掛かってしまったのか」という思いはマイナスの気持ちが働きます。親御さんもそうですが、子どもさんが学校帰りそこに寄るということに、他の子どもたちから偏見で見られるということも無きにしも非ずで、そういう意味では何もかも同じ年代の子どもさんが集まる所にあわせるのが良いのか、そうではなくいろんな年代の子どもが集まる場所に普通に誰でも行くような空間場所に設けるのが良いのか、実際にそこに足を踏み入れる子どもや親御さんの気持ちにハードルがないような機能にしなければならないのだろうなと思います。今は過去の特学のイメージが残っています。あまりにも賑わいがある場面も良くない場合もあり、機能については今内部で話し合っています。

町長
 これはとても難しい問題だと思います。子どもを育てていく親としてどのように子どもの力になっていくか、子どもに関わりながら自立していくことを考えるとどうのように段階を踏んでいくか、いつの時代も大きな課題になります。何もかにも機能を集約しようとは思ってはいませんが、ひとつ感じているのは、18歳という年齢制限の話がありましたが、行政上の制度システムからはどこかで制限があります。例えば国の制度や補助を利用し事業を行う場合、必ず制限がありどこかで線引きをしなければなりません。子育て支援課をつくり支援事業に取り組み、町としてしっかり手を差しのべながら子どもの成長を考えるとき、おそらく子どもたちは将来芽室に住むのであろうと念頭に置きながら政策を考えなければならないと思っています。そのときも子どもたちの能力は子どもにより違いがあり、親御さんにも分かってもらわなければならない違いが出てきます。この子に適したものは何かを考えなければなりません。我々行政ができるのは、「100人いれば100とおりのマネジメントができる」様なものに近づけたい気持ちで行っています。
 子育て支援課ができ特別支援事業も少しずつ充実してきていると思っています。一つ分かってほしいのはこの様な事業はやればやるほど該当する方や心配を抱える皆さん方が相談に行く場所を作ることであり、相談場所がないと対象が分からないままであるが、事業により相談者や対象者が増えるてことになり、今の場所では狭いのも事実です。しかし今はどんな行政サービスをどんな風に行うかが課題であり、今の場所を使いながら少しずつ整備していく予定です。10年後考えたとき、どうかということも課題である。

意見
 私の場合は子どもが俗に言うボーダーラインですが、一人で出来ることもかなりあり、下校後月2回小集団に入っており、やらなければならないことをメモに書いておくとそれを見て行動できる状態です。自立に近い位置にいるのかなと思います。個別支援では今は先生に任せた状態で、子どもが苦手としているところと先生の報告がほぼ一致しているので、今の状態で支援がそのまま受けられれば良いなぁと思っています。小集団とは別に下校後の居場所がありません。発達支援センターと離れているので家の周りをふらついている子もいます。子どもセンターの具体的な話、決まっていることがあればお聞きしたいです。

子育て支援課長
 建物の間取り等は新聞に掲載されていましたので情報があるかと思います。
 運営の具体的な方法はこれから3か月くらいかけて、住民の皆さんには広報などでお知らせして詰めていくのですが、今決まっていることは、かしわ学童が移転します。定員は70人を上限に考えています。児童館(児童福祉法により18歳まで)は、小中高校生が登録することで自由に利用できる人数が70人を予定しており、合計で140人。指導者の人数は利用者数により変りますが、児童館はチーフ格となる指導者が1人、有資格者5~6人になります。学童は、昼からになりますので、午前中は一般の方、子育てサークルなどの方々が利用できるイメージです。建物の床面積床面積では1,000㎡くらいです。学童の部屋が2室、体育館のようなところがあり、図書室があります。おやつについては、まだはっきり確定はしていませんが、今のところの考え方としては、児童館の子どもと学童の子どもが一緒になるわけですが、児童館と学童のそれぞれの性格があり、140人の規模でうまく料金や遊びで差別化を図るためには、おやつは見合わせた方がいいかなと考えています。その辺を8~10月にかけて考えていく予定でいます。さらに奥には高齢者の施設が2つありますが、繋がってはいませんが、そことのふれあいというのもあるのですが、実際にはどんなふれあいができるかは、機能してからでないとわからない部分があります。町内に「居場所ゾーン」というものを作っていく第1段階です。

町長 おやつに関しては確かに悩んでいます。

意見
 特に低学年は、おやつはお腹が満たされるとともに精神的にも満たされトラブル回避になる利点もあるので、おやつなしはちょっとつらいと思います。

町長
 おやつありきではなく、おやつの論議をしてなぜおやつが必要なのか、発育過程で必要なのかどうか論議していくことが大事だと思います。

意見
 ご飯を食べさせていない親が結構いるようで、お店をやっていて感じるのですが、土・日曜日など朝ごはんを食べずに店に来てお菓子を食べたり、夕方、夕食の時間でもお菓子を食べてお腹を満たす子がいたりして、家庭でのしつけが見えてきます。

町長
 子どもが変なわけではなく、親に原因があるのです。おやつが必要な意味を親一人ひとりが認識していただかないとなりません。

意見
 私たちが子どものころは先生は偉い人とういイメージがあったが、今の子どもは同等、友達感覚になっている。言葉遣いにも疑問を感じる。「障がい者だろう」と面と向って平然という子がおり、どうしてこんな言葉を平気で言うのか考えてしまう。

町長
 子どもの行政サービスというのは非常に難しいと思う。どんどん施設をつくりどんどん行政サービスをすれば良いのではなく、親も一緒に成長する行政でなければならないと考えています。行政としては、その子の最後まで徹底して付き添って行けるかというとそうではなく、行政にも限界があり、そこで親御さんにも頑張ってもらわなければならない。これらのことを含めひとり一人が分かるような行政をやっていかなければならないところに難しさがあります。

意見
 子どもセンターが出来るまでのことなのでしょうが、今、めむろーど2階ロビーの利用マナーよくありません。悪ふざけして注意されるため長時間居づらい子や、静かに利用する子は注意されることもなく長時間利用できたりといろんな子がおり、良い事も悪い事もあります。

町長
 ただ、公共の場で悪いことをしてガードマンに、自分の親でなくても、怒られてしまうということも場合によっては子どもには必要です。今、子どもセンターとして西小区域で始めようとしているのは、基本的に学童は小学3年生までで4先生からの居場所がなくなるという現実があり、一方ではお母さん方に社会進出していかなければ今は経済社会が持たないわけで、いろんなことがあり、トータルして考えると最小限何が必要かは整理して考えています。今まで3年生までで何とか対応していたが最近はそれが出来なくなってきている。となると4年生以上の子どもをどうするかということで児童館を考えなければならないだろうということになりました。国の補助を考える児童館と学童は別物であり難しいこともあるが、それを一緒にして子どもセンターとして行なおうとしています。隣にお年寄りの施設がありますので、子どもセンターとの間を地域の皆さんも使えるような中間にふれあいの場所を作ろうと今年中に社協が着手する予定です。これができれば、お年寄りが子どもを見守るような施設になれば良いなと考えています。そうすると地域のお年よりも生きがいになると思います。難しい面もありますが理想として目指し考えています。

意見
 芽室に来て3歳のとき、成長がおかしいと言われました。ことばの教室を紹介されました。親は分かりませんがはたから見る目というのはありました。まさかうちの子がと思った。親が覚悟を決めて歩むしかないですよね。親はもちろん先生も分からないので病院へ行けばわかるだろうと病院へいったが様子を見るように言われた。先ず環境だと思い環境を変えてやれば少しは伸びると思った。たまたま環境づくりに恵まれたと思う。町長が言う将来像は最高だと思います。

町長
 親御さんが気が付いたことで、レシピがあればその子どもの個性を伸ばすことができる。親御さんが気づいたことで、障がいがその子の個性となり、ちょっと手をかけることで子どもも理解し対応できるようになる。蓄大の先生と話したとき、LDの学生がおり親がきちんと対応しており苦手部分を注意し意識することで成長してきたという。ちょっと手を差しのべることでみんなと一緒に頑張ることができる。そういう環境を何とか支えたいと思う。
 時間がかかるけれども1歩1歩の成果を出して生きたい。

意見
 ことばの教室について思ったこと。僕としては4~5歳当時、何も知らなかったのでことばの教室に行くことはなんとも思わなかった。人により偏見をどう感じるか、気にする人もいると思う。今の時代は偏見を重くとらえていると思う。
 おやつについては、相当食べていたと思う。だから体重もあったので、食べる量は気を付けた方がいいと思う。

町長
 おやつはカロリー等々から気を付けており、これからも話し合いをします。
 偏見の話ですが、親の立場と子どもの立場の違いがあります。親のみなさんもいろいろ意見があると思います。
 検査を進められ不安になりショックを受ける人もいると思います。結果により安堵しますが、検診については、ものの言い方にはとても注意が必要です。

意見
 私は高校の実習助手をしていますが、もしかしたら発達障害かなと思うような、診断は出ていないような子が授業を受けているのをみたり、小中学校の先生と話しをしていて、発達支援の子どもに対してどのような支援をしているかといった話を聞くくらいしかありませんが、少ない知識の中で一番気になることは、子育て中の親に対していきなり発達障害の可能性があるので詳しい検査を受けるようにと言われ、とても不安に感じる方が多いと思います。その時に発達障害があっても適切な支援を受ければきちんと育つことを伝えれば不安がなくなると思う。それにはどうしたら良いかなぁと思います。
 幕別で行われている勉強会に参加しているが、診断が下され不安な親をみたが、勉強会で学習している周りの親たちが情報を伝えることで落ち着きを取り戻すように支えていた。地域により伝える情報の多い少ないがあるように感じた。

町長
 発達障害と言われた時のショックや不安は大変なものだと思うが、冷静に考えてみると保健師に検診を勧められたのであり、診断するのは医師なのですから。
 やはりこのような会に参加することでいろいろな情報を得ることが不安を和らげていると思います。しかし核家族化により家庭での情報が少なく、子育てもお年寄りの介護でも同じである。今は高学歴のお母さん方が多く知識は豊富ですが、実体験がありません。自分が赤ちゃんを産むまで赤ちゃんに触ったことがなかったという方もいらっしゃいます。経験がないため知識が生かされていないということがあります。
 芽室は子育ての団体が結構あり活動しています。わからないことは直接行政に聞こうとする動きがあります。色々な事例がありますが、昔からある問題ですが新しい問題でもあります。

意見
 育児クラブに入って活動していたが、お母さん方が変わってきていると思う。ことばの教室も以前と比べ親の会の役をやってくださる方が減り苦労しています。しかし毎月1回のお茶会により解消されつつあり、子育て支援センターは今とてもいい感じになっています。一時期、親の会は限界かなと思ったのがウソのようです。育児クラブも以前は数グループあったのが今は一つになり、行政が作った会(育児ネットやげんき)は役員をやらなくてよいということで顔は出すが、そうではないような会は面倒であり、面倒なことはやりたくないといったこともあるようです。
 これは今の時代、民間、公務員関係なくお給料がどんどん減っていって生活が厳しくなっており、特に民間はボーナスがないのは当たり前のようなところもあるようで、家庭を支える一家の主が生活できないというのが増えているようで、だから子育てよりも生活のために働かなければならないお母さん方も結構いると思います。アルバイト先でも仕事を2~3掛け持ちしている方がいらっしゃいます。しんどいよねと励ましながら働いている状態で、そこまでしないと生活ができないのです。子育て中の段階でこのように働かなければならない状況です。以前ヘルパーの仕事をしたときは時給1,000円を超えていたが、今は最低賃金が当たり前と言われています。ですから子育ても最低必要なことにとどめざるを得ない状況かと思います。さらに発達支援の子どもを抱えた親御さんはとてつもない不安を抱えていると思います。
 清水での事件も私たちのような子を持ったお母さんだったということは、恐れていたことが現実に起きてしまった。
 ペアレントメンターについてですが、正直に言って相談内容が重たく相談を受ける方はとてもしんどいことです。簡単な相談事でしたら親の会でも解決しますが、相談を受けていること公言していますので持ち込まれる相談は、本当に切羽詰まった状態で持ち込まれ、自殺未遂の対応や学校でのいじめ問題であり本当に内容が重たいです。ペアレントメンターは研修を受けたからさあ相談を受けますとはならないと思います。話を聞いて励ましたくらいでは解決にならないことばかりです。割り切らないとできないと改めて思いました。芽室町でこのペアレントメンターを無料でボランティアで行うのは重すぎる。大変申し訳ないですが、協力したいと思いますが簡単には引き受けられません。

町長
 メンタル制度は、今職場でも取り入れて対応しているが、職場でストレスを抱え悩む人がおりどのように対応すればよいかやればやるほど大変になってくる。担当者が熱心にやればやるほどその人自身が大変になり、その担当者を誰がフォローしていくかが課題になってくる。研修を受け学習してもその重さに耐えられなくなるくらい課題が大きい。
 国も都道府県も悩んでいるため取り組みがバラバラです。

意見
 高校生の子どもの3者面談があり、担任の先生といろいろ話をし、うちの子のような子はこの学校にはいないですよねと聞くと、いいえいますよと言われ驚いた。進学校に通っているのだが、受験勉強を頑張って試験を受け合格し頭は良いと思うのですが、うちの子発達障害がありますと子どもも同意して学校に告知しており、学校がどれだけ対応してくれるかわからなかったけれども、本人の行動やコミュニケーションがうまく取れないことなどを話しておきました。
 学校で何かあったとき、本人はもちろん学校側も困るしトラブルの原因にもなるので、発達障害について話し資料をおいてきた。担任に告知する親はいないという。トラブル回避のためにも言ったが、学校の対応には期待していないが、何かあれば連絡が来るものと大きな気持ちで構えた。
 子どもたちの情報交換により就労や社会に出てからの対応の参考になると思う。また苦手とするところを多くの人が情報として共有すれば、町全体で発達障害の子たちを支えることが出来る。
 子どもセンターも年寄と子どもが接することにより、人との接し方を知らず知らず学習することになると思い、期待しています。

町長
 特別支援を行うときに、行政では成長に合わせて担当領域が変わり、その時に連携されれば最高である。幼稚園・保育所から小学校へ、小学校から中学校へと進むとき、子どもたちの支援の状況などが伝えられれば学校現場も助かるはずだし、子ども自身にもプラスとなるはずで、芽室でもそのあたりの連携が少しずつではあるが、進んできています。
 文科省の調査では支援が必要な子は各学級6%いると言われ、1クラス40人学級で2.4人になりすごい数だと思います。それが今は10%を超え12~13%と言われています。早いうちに手を差し伸べることで成長を助け、安定した生活ができるようになり素晴らしいことだと思います。
 18歳以上の人たちへの行政サービスは意外とメニューが少なく弱い面があり、今は就労を念頭におき進めています。

意見
 娘が高校入学と同時に将来の方法性を決めるようにはっきり言われました。そうでなければ高卒で就職はないくらいのことを言われ、卒業して即戦力を求められています。専門学校、大学と進学してもその先に就職があるかどうかはわからないとも言われました。本人たちにしても高卒で即戦力などはあり得ないくらいに思っているかもしれないが、現実は大変厳しいです。

町長
 しかし、子どもたちが持っている能力というのは我々の想像を超えるものがあるのも事実で、どんぐり会の皆さんとの話から職業体験を始めました。職業体験の人たちを見ていて驚いたのは、毎月広報誌の発送作業をしてもらっているのですが、最初は慣れないため住所のラベルが曲がったり、本人たちも緊張するなど大変でした。しかし今は慣れもあり作業がずいぶん早く終わるようになった。楽しみにしている人たちもおり、今は安心して任せています。

広報広聴係長
 月に1回の作業ですが、オークルに通っている人たち以外に一般の方も作業に加わっており、広報の作業のときだけ顔を合わす人たちが何人かいます。その方たちともうまくコミュニケーションをとり、「元気にしていた?」「何していたの?」などとお互いを気遣っている。最初からしている人たちはもうベテランになり、「職業体験」として単発で来る人たちに仕事を教えています。また全体の流れを見ながら、仕事の配分などもそれとなく指図する人たちがいます。その場に応じて自分たちで仕事を分担して、みんなで一緒に終わるようにしています。そのあたりは毎月一緒に仕事をしていてとても感心しているところです。

町長
 その仕事を通してコミュニケーションができ、仕事の成果を認め合い、フォローしあいそのことが作業を早く進めています。この制度を始めて教えられたことがあります。我々に先入観があったのではないか。先入観を取り除いて再度組み立て直しをしているところです。
 正社員として町内企業で3人が採用されています。そんなこともありさらに雇用場を広げる模索をしている。企業がちょっとの工夫することで多くの人たちが働いている事例が多くあり、我々も努力しなければと思います。

意見
 卒業したら就職しなければならないが、発達障害を持っており特に接客業が死ぬほど苦手であり、芽室で就職するときに町で何とかしてもらえないか。発達障害の人たちでもできるような仕事があると良い。

町長
 そんなこともあり企業誘致などでいろんな企業と話をしている。どんな仕事ができるか、念頭に置きながら動いており、モノづくりの会社もいろいろあり、今はまだ具体的な話ができる段階ではないのですが、進めているところです。  

意見
 体力はあるので期待してほしいと思う。

意見
 親の会の事務局長させていただいています。事務局長をして気づいたことは、役員はしたくないという方が多いことです。何かの時にペアレントメンターをやっていただきたいと言われましたが、親の会もいっぱいいっぱいなのでお引き受けすることは無理であり、今日はそこ事を特にお伝えしたいと思っていました。

意見
 帯広市に2年ほど働きかけをして帯広サポートステーションが実現しました。 
 発達障害と思われる人80%ほどおります。講演会などでは65%くらいと言われていますが、ちょっと高いです。仕事につけなかったり就労しても続くかなかったり、不登校からひきこもりになったりという方が多い。発達障害の方が就職を決めるばかりではなく、心のケアやサポートなど生活の不安があると体調不良などで仕事どころではなくなってしまう。幅広くサポートできる人がいることによりそれが居場所の相談機能になります。少しずつですが成果が出てきており見守ってほしいと思います。

意見
 先ほどの町長の話では3人ほど町内の工業団地で就職したということです。子育てしていて環境はとても大事だと思います。就職したけれど、製造業では同僚とどう接しうまくコミュニケーションをとるかだと思います。同僚に嫌われたおしまいですが、厳しい社会の中にありながら理解ある社員もいます。

町長
 就労問題は、まだまだ流動的な目で見ていかないと対応できないと思います。
 一概には言えないが、いろいろな会社を訪問していますがここ3年くらいは社長だけではなく社会的に障がい者に対する意識は高まっています。企業は誘致したら終わりと思いがちですが実はそうではありません。進出した会社がどうしているかアフターケアもしている。
 進出した企業の責任者と直接話をしており、その成果が出てきている。
 可能性としてはひところに比べ理解されてきている。
 ペアレントメンターも今の保護者会での対応は無理かもしれません。
 どこの団体も今は役員のなり手がなく困っている。

意見
 PTAも補助金をもらうためにクリアする課題が多くあり、助成金をもらうのをやめる団体もあります。

町長
 助成金を充てにしない独自に活動を展開するぐらいの自覚を親は持ってほしいと思います。親として活動するのは大変だと思いますが、なんとか続けていってほしいものです。

意見
 昔(15年ほど前)のPTAは黙っていても人が集まり、8割が母親で残りが父親で役員が決まり、組織がうまく回り運営されていた。今は殆んど母親で占められて、今の時代を象徴していると思うが、かわいそうなのは子供です。

町長 いろいろと課題もあるので、教育委員会とは今じっくり話しています。

意見
 今年は本当にPTAの役員では苦労しました。4月になっても決まらなくて、くじ引きという話も出たほどで、やっと決まった状態でした。

意見
 もう少し時間がありますので、最初に予定していた医療費の無料化とめむタッチの話をしてはどうでしょうか。

意見
 医療費無料化については近々お願いに行こうと思っています。署名を集めていることはお耳に入っていることかと思います。

町長
 町議会議員と一緒に行っているとのことですので、議員と直接話をするのが筋ではないでしょうか。

意見 町長さんにお願いするということで、署名を集めています。

町長
 町長に要望するという方法もありましが、議員と一緒に署名活動を行っているのであれば、議員は議員の提案権という大きな権限を持っています。署名を行うにあたり、署名をした皆さんと議員はそのことを良く話し合って行っているのか、ということです。
 いきさつも何も分からないまま、私のところに署名をお持ちいただいてもどうすればよいのか、ということになります。

意見 近いうちにお話があると思います。議会で決まったほうがスムーズに行くと思います。

町長
 今は議員も提案ができます。医療費無料化には財源が必要になります。例えばある事業を止めてその分を無料化に充てるという方法など、やり方を考えたうえで署名を行っているのだと思います。その内訳などは何もまだ聞いていないので、どうすればよいのかなということです。

意見
 別な件で近いうちに伺うと思います。
 子どもセンターを利用するのは一部の子どもたちで全員が利用するわけではありません。私は、子どもが障がいを持っていたため、成長を細かく記録しながら育てましたので良いものができると思いましたが、めむタッチの活用者は何人いるのでしょうか。皆さんが活用するとは思えません。親は子どもを残して先立ちますが、そのとき子どもに何を残してやれるかと考えたとき、今後、めむタッチ普及のために、どのように活用していこうとしているのでしょうか。利用を広げてほしいです。

子育て支援課長
 ご存知のとおりめむタッチは平成21年12月にできました。どれくらいの利用があるかについても意見を聴くため、今月からモニターの募集をします。昨年度の実績で新生児150人ほどと希望者を含めて170人ほどに渡しています。活用方法も含めてモニターでやっていこうとしています。新しい制度なので不都合なところは修正しながら継続することで浸透させていきたいと思います。作るのにも携わった皆さんの意見が集約されていますので、モニターでなくてもご意見をいただければ参考にさせていただきますのでよろしくお願いします。

町長
 行政サービスとして子育てはどうなっているのだろうか。めむタッチを作ることで少しずつわかってもらえるようになれば効果があると考えています。100人が100とおりの使い方がありそんな中ご意見があればお寄せいただきたいです。 

意見
 西小は取り組みが早やかったので、お母さん方の意識も高い方だと思いますが、もっと普及して認識されてほしいです。

町長
 めむタッチの普及は、学校での普及に時間を要しており、教育委員会と子育て支援課とも時間がかかりました。学校によって差が出るようなことがないようにと考えています。

意見
 ケアホームなどの計画があると聞きましたが、子どもがケアホームあるいはグループホームで自立して生活ができ、ホームと自宅を行き来するような生活ができれば理想的だなぁと思っています。ケアホームまたはグループホームの計画はどうなっているのかお聞きしたいです。

町長
 私が考える政策として、支えの必要な子どもたちに2つの課題があると思います。それは仕事と住むところ・住居が課題だと思います。親もいつまでも若く元気ではありません。そのとき、子どもの行く先を案じることになります。
 グループホームのような一生の住む場所はとても大事なことですので、それはやりたいと思いマニフェストにいれてあります。今はこんな財政状況の中、町ではいろいろなことを民間と協働で事業を行っています。例えば特別養護老人ホーム、保育所も民間と協働で行っています。
 オークルではケアホーム・デーサービスを運営していますが、町としても今後についてオークルと突っ込んだ話し合いをしようと思っています。財政的なこともにらみながら実行計画に何とか入れたいと考えていますが、もう少し時間をください。大きな課題意識は持っていますので。

意見
 公営住宅の建て替えに伴い、古い住宅を民間に払い下げて、使えるように手入れして活用してはどうかという考えもあります。

町長
 住む場所だけではなく働く場所も念頭に考えたい。やるからには複合化していきたいが時間がかかる。

意見
 音更をみましたが、新築で立派で快適ですが家賃も高くなるので、建物が古くてもうまく高齢利用すると良いと思う。
 支援マップ作りを予定しているので情報提供をお願いします。

町長
 以前使っていた医師住宅の空いているのがあり、部屋数も多いので利用するには適しているかもしれません。

司会
 まだまだ話は尽きませんが、また来年そよ風トークをお願いするこにとして本日はこの辺で終了といたします。 ありがとうございました。

21:10 終了