芽室町商工青年部とのそよ風トーク

平成22年6月25日(金)19時00分~20時20分
芽室町商工会 研修室

(出席者)
・芽室町商工会青年部 10人
・町 町長、産業振興課課長補佐
(記録 広報広聴係)

司会
芽室町商工会

挨拶
芽室町商工会青年部長
皆様、こんばんは。短い時間ではありますが、私たちの意見や質問に対して、ざっくばらんに町長のお考えをお聞きして、有意義にそよ風トークを満喫していただきたいです。話題としましては、商店街の問題、口蹄疫問題と青年部に対してのご意見などがありましたらそれらを中心に、町長、よろしくお願いします。
町長
改めまして、こんばんは。
口蹄疫問題については、イベント開催などがありますので、農業者以外は関係ないということにはらない。基本的には町内の畜産農家への出入りは必要最小限にすることで、申し合わせをしている。畜産農家は役場・農協と畜産農家の防疫組織が中心になり、消石灰などによる消毒を実施している。予防策としては消毒しかない状況です。あとは発生した時の対応策しかありません。ウイルス性の病気のため発症したときは、密封するしかなく従って殺処分し、土に埋めることになる。10年前にも発生したことがあり、牛の取引は全国にわたり九州で発生したものが、北海道でも発生した経緯があり、今回も大変神経質になっている。さらに残念なことに今回は豚に移ってしまった。豚の感染力は牛に比べ非常に高く、また豚は頭数も多いため、殺処分も困難を極めている。神経質になっているが、異常に反応し、過敏になりすぎるのはどうかと思うが、イベントの開催に影響が出ておりイベントの点検を行っている。農協では家畜共進会を中止している。また農協女性部の視察研修は、九州だった予定を関西に変更した。今のところそれ以外の町内での大きなイベントの中止などはない。皆様も苦労されていることと思いますが、開催するにしても予防対策の実施が必要です。入り口を制限し、石灰や消毒薬の噴霧などによる予防を実施する。注意しながらしかも過剰反応にならないように行っていただきたい。
さて商業地域の疲弊とよく言いますが、市街地活性化についての話し合いは行政と商業者に町の基幹産業である農業が加わり、農商工連携して中心市街地をどうしたらよいか話し合い、さらに町の人たちも含めて話し合っていくのが良いと考えている。そして観光という要素を加えて、芽室の農のおいしさ、農のブランド化と結びつけていくことも必要と考えている。農協関係者やまちの人たちを含めたワーキンググループを立ち上げたときのことでしたが、飲食店の進出問題が浮上した。どうするか話し合いを進める中で、反対する方法もあったが受け入れることで、自分たちの商売にどうつなげていくか、いろいろ論議した結果がいまの状況になっている。町の歴史を振り返るとき同じような状況が繰り返されている。時代に合わせて自分たちはどうやって仕事をし、商売を続けていくか皆さんの模索の繰り返しが、時として人の対立は生むこともあるが、みんなの語り合いで解決するよさを大事にしてほしい。観光協会が観光物産協会へと高まり、観光物産協会が中心市街地でどのように関わるか。まち中での農産物の扱いをどうするか。創意工夫し、みんなで模索することにより課題を解決してきた。商業地域、住居地域、工業地域というのがあり、今までは専用地域であったため商業地域で1店舗抜けた場合、次はどんな店を持ってこようか考えて発展を図ってきた。農協跡地を考えたとき、今までは商業地域としての活用を考えてきた。町の都市計画でも同じように考えていた。しかし時代は変わった。商業系地域に住居系地域をどのように混住させたらよいか考えた。混住させることにより住む人たちが気軽に買い物に出かけるという動線を描き、界隈性があれば人が集まってくると考えた。町の人口規模、商業構造、購買意欲からそれしかないと考え、まち中居住として借り上げ公営住宅の建設を働きかけた。農協さんには跡地利用の大きな課題があり、町には公営住宅の建て替えという課題があったが財源がなかった。そして中心市街地の疲弊化という問題があり、街を人々が歩くような活性化が必要である。これらを一つの政策に出来ないかということで出来たのが、センターシティという借り上げ公営住宅です。いろいろ話し合った結果です。入居されている方からは、買い物が近くなり便利になったと喜ばれている。町と商工会が一緒になり事業を展開していくために定例的な会議の開催を戦略会議として考えている。例えば子育て支援カードを持った人たちへの声かけ運動であったり、気軽に話し合える機会を作るなど、いろいろ考えられる。
また昨年も行ったがコミュニティバスの運行を考えている。交通弱者にどうしてあげるか。自分たちで買い物に出かけたいと思っている人たちの足を確保する。愛菜屋に行きたい人たちに出かけてもらう。買い物客の流れは動くものであり中心市街地に客が戻ってくる。住居系の場所から商店街へ、病院や役場へと運行を考えている。これを商業サイドから見たらどうなのか、意見を述べてもらい、意見交換できるような方向に持っていきたい。
中心市街地の問題はこれだという特効薬はないが、芽室だから出来ることをみんなで模索し、みんなで出来ることを重ね合わせていくことが大事です。以上のようなことを皆さんと意見交換が出来ればよいと考えています。

部長
皆さんから意見があれば、ざっくばらんにおっしゃってください。ありませんか。
なければ、私から。商店街を活性化させたい思いは強くあるのですが、高速道路が無料化実証実験が行われていますが、芽室町としてはドッグランもあるサービスエリアをもう少し開発、活性化出来ないものでしょうか。例えば道央の輪厚サービスエリアのように常に人で賑わっている。ただの通過点ではなく車を降りてもらえる所になればいいなと考えている。それと愛菜屋ですがあれだけ集客力があり、今度前の道路が4車線になります。4車線になると愛菜屋に来た客が街に気安くなるはずで、街に呼び込むイベントを行いたいと思っているが、町として何か考えがあるか。

町長
「十勝平原サービスエリア」は、占冠から高速道路を走ってくると途中とまる所がなく、十勝の拠点として位置づけられている。道央圏といずれ繋がれば、なお利用者が増えるはずである。5月に物販を行ったときの利用者数がかなりあった。公団としては、今のところ大きな整備する予定はないと言っているが、トイレ利用者の増加が大きなキーワードになると思う。トイレの利用者数を見て、町は公団に整備を申し入れていかなければならないと考え、注視しているところです。
かつて芽室は食料品が安い町ということがあった。いくつかの商店が競い合うようにして町外からの客を呼び込んで、実際安かったし、特に野菜類は安かった。安いというイメージと来た人が次の人を呼び込んでいたと思う。人の心理が人を動かす作用があり、イメージを作ることも大事である。観光に力を入れることを表明したわけだから、観光客の誘致数に愛菜屋の客数をカウントしていったら、客の心理に働きかけることができ、集客により経済が循環すれば、十観連の負担金は決して高いのもではないと思うので、今一度若い人たちの感性で検討してみてはどうか。観光物産協会でも検討している。

部員
経済循環の話からひとつ。公共事業の発注に伴い、十勝総合振興局では町村から資材を購入すると総合評価で点数が付く制度が始まった。芽室町も町の業者を使うということを特記できないでしょうか。例えば町の事業が町外の業者が落札して、芽室町の税金が町外に流れることになり、芽室町では経済が循環しないことになる。

町長
それはできないです。というのは民法という法律があり、地方自治法があり、仕事の契約をするとき、入札などについて決められており、特記するはできないのです。     ただ町の町内業者への発注率は物品購入を含めて98%前後で推移しており、決して低い数字ではない。

部員
害虫や熊などの対策を聞きたい。

町長
熊については農作業中の注意をFAXで呼びかけている。また職員でチームを組み巡回を行っている。新嵐山キャンプ場もオープンのめどが立っていない。ハンターにも依頼しているが、川を越えると足取りがたどれなくなり、追い詰めることが出来ないでいる。
またマイマイガは、幼虫のうちに駆除するように防除をしている。また駆除用の集塵機の貸し出しも行っている。

部員
中国や台湾、香港からの観光客が増えており、帯広市は受け入れ体制に力を入れている。町にも相談できるような体制があったらいいなと思います。

町長
観光物産協会が何を芽室観光の目玉にするのか。芽室には温泉や名所旧跡のような昔から言われている観光資源がありませんから。ジャガイモの花が観光客に喜ばれるなど、今は観光資源として成り立ち、体験型観光も可能である。子どもたちが芽室で農業体験をしたいという要望も結構ある。農業そのものが観光になるかもしれない。実際に収穫後の小麦殻で大きなロールを作るが、バイクを止めて写真を撮っている観光客を見ることがある。芽室の観光はそういうところにあるのかもしれない。

部員
普段の作業を観光にするには、広報戦略も考えなければならない。

町長
観光要素とは何かという議論を再度しなければならない。何もないことも資源として成立しているところもあり、体験と結びつけている。

町長
後ほかにご意見はありませんか。
芽室町が少しでも良い街づくりができるよう、頑張っていきたいと考えていますので、皆様のご協力をお願いします。
本日はお忙しい中、町長、ありがとうございました。

午前8時20分 終了