柏の里めむろ保護者会とのそよ風トーク

平成21年2月6日(金)  19:00~20:30
 あいあい21 和室

■参加者
・柏の里めむろ保護者会 18人 (うち職員8人)
・町 町長、佐野保健福祉課長、剣持福祉係長、田川主任、佐々木主任  (記録 広報広聴係)

1  開会
2  保護者会会長あいさつ
3  町長あいさつ
4  自己紹介を兼ねて一言

(コメントがある方のみ抜粋)

  • 30歳の息子が柏の里オークルに通っている。息子が楽しみに通えるように親も頑張っているが、職員の方にも大変頑張っていただいている。
  • 32歳の息子がオークルに通っている。ウエルカムめむろが始まったことが今年度一番嬉しい出来事であり、将来のことを考えるととてもうれしい。第二、第三のケアホームができることを考えると楽しみになり、生活も楽しくなる。芽室町は、他に自慢できる環境になると思う。
  • 保護者の生の声を聞いてこれからも努力していきたい(職員)
  • 29歳と30歳の2人の自閉症の子どもがいる。ケアホームの存在で、すごく未来が見えてきたし、頼りにしている。
  • 事務を担当しているが、制度の変更などに対応するのが大変である。

【意見交換】

町長
ショートステイウェルカムめむろの現状をお話しすると、町が単独で直接経営する場合には、専門の人が必要になる。補助金については、国の考え方の方向性から、民間が申請した方が補助採択されやすい時代である。
ウェルカムめむろは、将来的にはケアホームにしたい。柏の里での仕事とショートステイでの生活の部分をシステム化して、就労・生活の両側面から考えていきたい。主体が町か法人かということよりも、最終的には障がいをお持ちの方のことをどう考えていくかというのが基本だと考えている。

保健福祉課長
今回、増築、改築した経費の考え方は、ウェルカムめむろについては、新しく建物を建てる考えもあったが、未使用の町の財産を無償譲渡して、改修費用の半分を町が負担することとした。補助については、法人で500万円を申請して、残りの半分を町が補助した。
アットホーム増築は、法人が申請すると100%補助になりそうなので、2,000万円申請した。利用者の状況を判断し、補助金と機能の使い分けをしていきたい。

意見
ウェルカムめむろは、周辺の環境がとっても素晴らしく大変うれしい。

町長
近くにピウカ川が流れているなど、非常に環境がいい場所である。今の規模では全て対応できないが、今後、増築やケアホーム整備する際には敷地の広さは十分にある。個人的には将来的には、土を使い野菜なども作れないかと考えている。ショートステイ開設は、ゴールではなく、スタートである。

意見
川があり自然がありうれしく思う。さらに拡大されていくと、ものすごく嬉しいし、親もそれに向けて頑張れると思う。

意見
あの場所にあることが素晴らしい。次にケアホームができることなど、将来への希望ができた。

町長
ウェルカムめむろ実現の原点は、皆さんと話し合ったことがヒントになっている。失礼だが、親もどんどん年を重ねていくし、子どもも同じように年を重ねる。そういう中で最終的にはケアホームも必要であると思ったが、まずはショートステイをやりながら進めていきたいと考えた。柏の里には経営の観点も考えていただき、柏の里のおかげで実現した。ショートステイの日をもっと増やすことなど、課題あるが、柏の里の協力抜きにはできないし、経営体としても成り立たなくてはいけない。

意見
残念ながら障がいが大きすぎて、まだウェルカムめむろは利用できていない。将来的にはケアホームなどを利用させてもらいたい。ショートステイだけでなく、ケアホームの整備をお願いしたい。

町長
理想的にはそこまでいきたいと考えている。

意見
ウェルカムめむろは仕事の延長ではなく、生活の場である。
家の周りにリスが来るので、みんなで毎日見させてもらっている。

意見
今の場所で秋と冬しか過ごしていないので、春、夏になると周辺の散策も楽しみである。利用回数が限られているので、利用を調整する立場としては、うまく応えられない部分があり難しい。

○成年後見制度について(在宅支援係 佐々木主任説明)
資料に基づき、成年後見制度について説明

意見
新聞で成年後見人が複数必要になるということを読んだが制度が変わったか。
また、兄弟が後見人になる時も裁判所に届出が必要か。

佐々木
法律などで複数の後見人が必要になったということは聞いていない。
裁判所への届出は、悪いことをする人がいるということを前提に、成年後見人を裁判所が監督する役割がある。兄弟が後見人になる時も、兄弟だから何でもできるという訳ではなく手続きが必要。兄弟がその方の預金をおろそうとしても一定の額以上はおろせない。それ以上を処理する際は、裁判所に認めてもらい、成年後見人とならなければいけない。法律的には、お子さんの通帳を親が持って行っても、本人確認を求められることがある。

意見
兄弟が遠くにいる場合、どこへ手続きするのか。
佐々木
ご本人がいる場所の裁判所で手続きをすることになるが、送付も可能かもしれない。支援内容によっては、物理的に遠方の方では支援できないと裁判所が判断した場合は、成年後見人に選任されない場合もある。

意見
相続の関係などは、兄弟が後見人になるのは難しいという話がある。

佐々木
相続手続きを目的とする成年後見人選任の場合などは、互いに相続人という間柄において、兄弟間の後見人は難しいケースもあるかもしれない。

意見
こういった制度は遠くにある気がしたが、分かりやすい説明で身近なものかもしれないと感じた。例えば後見人を早くに決めておいても、支援事項が発生しなければお金はかからないか

佐々木
成年後見人を手続きする時に裁判所は、今困っていることがあり「支援が必要である」という判断をする。理由があれば親御さんと信頼できる人2人が選ばれ、その2人で「しばらくは親御さんのみで行う」と取り決めするなかで、もう一方の方に何かが起きるまでは無償でお願いできるかもしれない。
親御さん1人でお子さんがいて、成年後見人に親がなっていたときに親御さんが脳梗塞や亡くなった場合、成年後見人不在を誰が裁判所に伝えるかという問題もある。
そういったことが伝わらない不安がある場合は、複数としてもう一人選んでおくのも理想的だと思う。

意見
後見人を付けると本人の意思がおさえられるということはないか

佐々木
基本的には、ご本人の意思が尊重される。ただ、相手側は本人と後見人のどちらの意見を聞くことがセーフティーなのか判断し、堅い選択をする場合もある。数年前に支援した時も、本人が通帳を持っていったら、「補助人さんに手続きしてもらってください」という金融機関もあったが、本来は違う。

意見
長年働いてお金を持っている老人の場合は後見人をつけることができるが、生まれつき障がいのある子を見ていくときに、報酬を十分に払えない場合はどうなるか。もし本人にお金がない場合は、町がそれを助けるような制度を作ってもらうことはできないか。制度があっても使えないのではと思う。

佐々木
制度の建前としては自分の財産を自分で守るというところである。まったく支援親族がいない場合等は、町が補助を出すメニューはあるが、ご家族がいる一般的なケースで町や国が補助を出すことはないのが実情である。報酬を安価に抑える方法として、安価に引き受けてくれる人を探すのもいいが、同じ地区の人などが、みんなでまとめて1人の後見人を指名する方法もある。

意見
何人かで申し込んでも、報酬は個々に発生するので変わらないのではないか。

佐々木
定期的な支援の場合は、移動の手間や交通費の実費や拘束時間など、一回行ったときに処理できる場合は、効率性から少しは報酬が下がる可能性がある。

古川
支援がなくても裁判所には届け出が必要である。過去に受任しようと思い無料同然でやろうと思ったが3~5万円でやってほしいと他に言われた。もう少し安く引き受けたいが難しい部分もある。20歳を過ぎると本人との契約になる。

意見
ウェルカムめむろでショートステイをお願いしているが、人数が少なく先生方も大変である。部屋がたくさんあっても利用者は4,5人が限度である。ボランティアや役場にお願いして、利用者を増やすことはできないか。

古川
定員の枠でやっているのですぐはできない。ボランティアの責任の所在の関係もある。単独型で4人になったのは、多い方である。

町長
自立支援法の枠があり、定員を増やすのは厳しい。
意見
一昨年に札幌へ施設見学にいった。障がいを持った人が一般企業で仕事をしていて、何人かの職員がついていた。その人たちは、プライドをもって働いていた。実習させてくれるところや職場開拓は大変だと思う。すぐには難しいと思うが、将来的に就職につながらなくても職場体験みたいなことを役場でやっていただけないものか。体験した利用者は喜ぶと思う。民間では難しいと思うので役場でできないか。

町長
それは、ぜひやりましょう。役場での実習体験は不可能ではない。せっかくのご提案なのでやってみたい。役場の仕事を体験してもらえればと思う。今までは、就労ということを考えすぎていた部分もあったが、社会参加・職業体験と考えるとできることがあると思う。仕事を選択して新年度に向けて検討したい。すべて就労を前提に考えていたのは反省である。そこまで最初から考えなくても体験、社会参加は可能だと思う。オークルの職員の知恵も借りてやってみたい。

意見
障害者福祉のことではないけど困ったことがある。インフルエンザの予防接種に二度個人病院に行ったが、すごく人がいっぱいいて、二度ともダメだった。公立芽室病院も同じと言われた。また、知人が予防接種の場で感染したと言っていた。そんな状況の中で予防接種を受けるのはどうなのか。できればあいあい21など行うことはできないか。

町長
他の施設ではできない。一定の施設基準があり、どこででもできる訳ではない。インフルエンザの予防接種にマスクをして行くという話もある。

意見
公立芽室病院内の別の場所でやるのことはできないか

町長
問診票を書いてそれを見て受診するので別の場所に移動するのは難しい。
ただ、気持ちは非常に分かる。

 

20:30終了