めむろてつなん保育所とのそよ風トーク

平成20年6月30日(月) 18時~19時25分
めむろてつなん保育所

■参加者
・ 保育所  保護者 3人  / 先生  3人
・  町    町長、子育て支援課長、児童係長、児童係
         (記録 広報広聴係)

1  開会
   子どもたちに手足口病が流行り、保護者の出席者が少なくなった。

2  自己紹介

3  町長から情報提供
   事前に質問のあった次の3点について、町長から町の考えなどを説明
   ・ 子育てがしやすい行政
   ・ 今後の保育について(町としての関わり方)
   ・ 保育士の配置と人事

4  意見交換

意見
 話をお聞きして、町の中で子どもに関わる事項が一本化していけばいいと感じた。
 芽室町民の中には、帯広に働いている人も多いと思う。帯広市にも市の考えの保育行政があり、芽室町にも考えがあると思う。市と町に保育行政の違い(例えば保育料や保育所の備品など)があった場合に、どうして違いがあるのかを町の担当者に聞いた時に、芽室町は議会で決めた。根拠を聞いたら音更町も同様であると言っていた。町の職員が近隣市町村の状況を把握しておく必要はないのか。

町長
保育料の問題は、国の基準があり、歴史的な背景があり、芽室町は国の基準の2年遅れで設定してきている。これは行政事情で決めていくことなので近隣と合わせるというよりは芽室町の考えで進めてきた。

西科
保育料は、帯広と比べると高い傾向にある。階層からいくと第7階層は帯広市と同じだが、第3,4階層で比べてみるとやや高めになっている。
しかし、保育内容にも違いがあり、帯広市では延長保育は追加料金が必要になるが芽室町は不要である。一時保育や延長保育など、細かな違いもあるので後ほど会長に資料をお渡ししたい(トーク後に、子育て支援課で対応する)。
第4期芽室町総合計画においても子育てのしやすいまちづくりと位置付けているので、この点は重視していく。現在、第4子の保育料は無料であるが、階層的にも分析して、保育料改正の検討も視野に入れたいと考えている。

意見
他市町村と同じ水準にしてほしいということではなく、「他市町村と比較して芽室町の水準はどの程度なのかを知らない」と言われたので、そこが問題だと思った。他市町村の事情も知ったうえで保育行政を進めてほしいと思う。

町長
皆さんにどういうニーズがあるのか常に模索していきたい。必ずしも帯広市と同じではなく芽室町の個性があってもいいと思うが、その時の受け答えは適当ではなく申し訳なかった。

西科
現在、芽室町の保育方針を作っている。国の保育指針の改正や近隣市町村の内容も把握しながら検討を進めていきたい。

意見
転勤で道内各地に住んだが、子育ての場所として芽室町を選び、素晴らしい環境とマンパワーの強さに満足している。多くの方と知り合い、ここで子育てをしたいと思った。
現在、保育所には、仕事をしていないと預けられないが、核家族化など子どもを育てる環境も変わってきており、仕事をしていないお母さんも忙しいと思う。仕事をしていないと預けられないのでは、仕事も見つける時間もない場合がある。これからは、幼稚園、保育園の枠を取って、どなたでも預けられる環境ができればと思っている。病気の子どもや障がいの子どもを抱えている親など、さまざまな事情を持つ家庭があるが、子育て支援課ができたのは嬉しく思う。

保育士の人事について、法的な人数は満たしているとは思うが、保育所の担任の先生は一緒にいる時間も長く、子どもにとってもう一人の母親的な存在である。この4月に先生方の大規模な人事があり、持ち上がりの先生が一人もいなくて、子どもが動揺して保育所に行きたがらない時期もあった。先生方は一生懸命やってくれているが、ケンカをして顔などをひっかかれるケースが増えるなど、先生の目が行き届かなくなったのかなと思うことがあった。人事は管理者の権利なので特に意見は言えないが、ここまで急激な入れ替わりは動揺を招くので町も考えていただければと思う。

町長
保育の問題は全国的に話題になっている。幼稚園と保育所に分けること自体が問題になっており、この件については平成20年度中に厚生省で結論を出し、その垣根を取り払おうという考えがある。国の動向を見ながら変わっていく可能性は高い。現在中央保育所建て替えの論議をしているが、その中でも課題の解決は模索していきたいと思っている。

意見
以前は、土曜日は仕事がなければ預けられないという雰囲気だったが、現在は、仕事以外の用事でも、預けやすい環境になったのが嬉しく、気が楽になった。

町長
子育て支援の観点だと思う。お母さん方がどういう環境にいるかということで変わっていくのだと思う。子育て支援の環境は、厚生省の動きも模索しながら検討していく。状況によって子育て環境は変わっていくので、保育行政の主体者である町が指定管理者と話し合う場は必要である。人事については、大きく変わらなければならない事情はあったと思うが、子どもの保育も考えなくてはいけないので、継続性の原則は意識しなければいけない。町としても事前に話し合わなければいけない部分もあるが、指定管理者も模索しながら動いている部分があると思う。これからも連携を大切にして、継続性の原則を考えていきたい。

意見
小・中学校は、教育委員会の所管だが、先生は町に雇われている感覚は少ないと思う。学校のことについて、学校以外ではどこに相談するべきなのか。先生に対することを教育委員会に言ってもなかなか解決に結びつかない印象がある。実際に子どもがいじめられた事例もあるが、教育委員会以外にも相談しやすい窓口があると嬉しい。

町長
小中学生教職員の身分は道職員であるが服務上は町にある。首長の間では、市町村のために教職員として頑張ってもらわなければいけないという話題が出ている。子育て支援課を作ったが学校とも連携していかなくてはいけない。未就学時期と入学後9年間をどうつなげるかを連携させていかなくてはいけない。特に、支援が必要な子どものことを考えなくてはいけない。
また、学童については、芽室小学校の児童は芽室小学校内で放課後を過ごせることが理想である。学童は福祉分野であり現在は分けられているが、子どものために何がベストかを論議し、空き教室ができればその可能性を模索してみたい。

意見
子どもが2人でここの保育所しか知らないので比較はできないが、先生の人事異動が年度末にあり、以前は終業式の時にあいさつをしてくれたが、今回はあいさつする機会もなく、子どもたちも「あれ、先生が変わった」という感覚だった。今までどおり終業式にお互いが一声交わす場があってもいいのかなと思う。
また、芽室町の図書館にはさまざなま情報が張ってあるが、言えば何でも張るというのも疑問な点である(広報広聴係から図書館にこの意見を情報提供します)。
先日、ハッピーフェスティバルを開催したが、今後サークルで講師などを呼ぶ場合にはどこの部署に相談すればよいか。

町長
保育士の異動の問題は、経営と保育の問題がある。今回の人事のあり方は経営上の問題だったと思う。終業式でのあいさつする機会がなかったことは、事情もあったと思うが、改善すべき点だと思う。
親同士の情報交換もあると思うが、子育ての分野や講師の紹介などについても、気軽に子育て支援課に相談していただきたい。子育て支援課がつなぎ役(コーディネート)となっていきます。

意見
2点要望したい。
1点目は、保育所と学童の時間をもう少し延長していただきたい。帯広で働いているが帰ってくるのに30分かかってしまうと、学童に迎えに行くのが間に合わない場合がある。
2点目は、学童の対象について、4年生以上についても考えていただきたい。4年生になったら一人で留守番していられるかとなると難しい部分もある。少年団や塾に行く子もいると思うがそういう子ばかりではない。

町長
常にその時代にあった手法を模索はしていきたい。さまざまなニーズがあるが、それを町としてどう決定していくか検討していきたい。
所長
人事に関しての意見は理解している。今回正職員が新たに入ったので改善につなげたい。現状の中で精一杯の対応はしたが、子どもに負担をかけたのは事実なので今日のご意見を今後の参考にさせていただきたい。

西科
多くのご意見、ご提案をいただいて感謝している。
現在、子育て支援課で重要な課題として考えている点を何点かご説明したい。
一つ目は、学童の人数が増えていることである。
芽室小学校では約30%が学童に通っており、西小では約40%、芽室町全体では約33%となっている。学童数が増えていることに対する対応は保育所からの連続政策として必要である。また、国の基準では3年生(おおむね10歳)までが補助対象だが、6年生までを放課後子どもプランの対象とする考えも必要だと思う。ご意見にあったとおり4年生以降が本当に一人で留守番できるのかというのは大きな課題である。

 二つ目は、児童虐待の問題である。
この問題は全国的にも深刻化していることなので、防止策とともに実際に起きた時に、どのように保護できるかを今以上に体制を強化する必要があると考えている。

 三つ目は、軽度の発達障がいのある子どもとその周囲など環境への対応整備である。
加配など、学校や学童も含めた体制づくりが必要であると考えているので検討していきたい。

 四つ目は、延長保育などの特別保育政策である。
延長保育は、夜はもちろん早朝のニーズもある。延長保育や休日保育、産前産後保育、一時預かりの保育などトータルで考えて保育方針をつくっていきたいと考えている。

町長
子育ての課題は大きいと考えている。あらゆることを考えながら、検討していきたいと考えている。ご意見などがあれば、そよ風トークや直接担当課に意見をいただければと思う。

19:25終了