芽室青年4団体とのそよ風トーク 結果報告書

5月29日(火) 19:00~20:10
めむろーど2階 セミナーホール

■参加者
・ 芽室青年4団体 43人
・  町    宮西町長
         (記録:広報情報係 仲野・渡辺)
・司会 鳥本 勝信 氏
・挨拶 武藤 健護 氏

芽室青年4団体からの要請により、そよ風トークを実施した。
事前に申し出があった質問事項に宮西町長から応える形で行った。

19:10~

質:JAめむろ本部移転にあたり、交通量の変化に合わせ事故予防のためにも交通量の増える交差点に信号を設置してほしい。

町長:町としても、交通量の調査を行う考え。信号機設置をこれまでも継続的に要望しているが、昨年1年間で全道で5個所しか設置されていない。交通安全の問題であるので、今後も継続的に要望を続けていく。

質:青少年育成の観点から、少年団等の活動施設の整備など少年スポーツに力を入れてほしいが、どのように考えているか。
質:現代の教育環境の中で様々な問題や事件が生じているが、教育長時代の経験から今後に向けた学校教育や地域社会教育についての方向性や取り組みについて聞きたい。

町長:少年団活動に関すること、社会教育の分野は、教育委員会部局であるが、町長部局に移行しても良いのではないかという全国的な流れもある。子どもの育成は3つの法律が関与しており、行政の関わり方も、発育ステージで変わっている。従って、情報の一元化、教育の一元化ができていない状況にある。今後は、子ども課などの設置をして、組織としてつながったものにしたい。
  スポーツは、健全な育成には必要なものであるし、スポーツ少年団活動に対してはある程度力を入れているつもりであるが、文化活動にもこれから力を入れようとしている。子どもへの支援は、将来への先行投資であると考えている。

質:路上駐車の多さが目に付くようになっている中で、駐車場の増設などの検討をしてほしい。

町長:路上駐車が多いからといって、即、駐車場を多くしようとは思っていない。十勝の人の文化として「車を横付け」という意識があるのは事実。買い物などに行く場合は、公共施設の駐車場を使っても良いと考えているが、都市構造を考える場合において、「歩く」ということも考えても良い。商店街を歩きやすくする、動線を考えた都市計画を考える必要がある。

質:芽室町で若い人の集まるようなイベントを興しませんか。
質:芽室町がより良い町になるたけに、自分たちができることを知りたい。
質:町長自身の若いころからの積極的なまちづくへの経験を踏まえて、今の青年4団体のあるべき姿、望ましい姿というものに関してアドバイスをお願いします。

町長:大変良い意見と思います。ぜひ、イベントの内容も提案してほしい。
  人と人とが集まったときのパワーは、自分自身も経験してきている。物事を始めるときも自分たちの力が必要だが、終焉を考えることも自分たちの仕事かなと思う。
  昔、よく「自分たちに何ができるか」という点を、人の言うことを否定しないで議論するという暗黙のルールで語り合っていた。そのころは、自分がやるんだという意識で物事を始めていた。若い人の特権は修正が効くということ。失敗しても良いと思う。自分でやる、というベースの考えがあるから、互いの考えを壊しながらもよりよいものに仕上げていくということができる。
  よく「金がないやつは知恵を出せ。知恵のないやつは力を出せ。力のないやつは金を出せ」という。言い得て妙である。人はそれぞれに役割があるものだ。

質:ごみの有料化に伴って、ごみの分別状況について現状を教えてほしい。

町長:(資料を見ながら)有料化によって、一時的にごみの排出量が減っているが、近年はやや増加している。ごみの有料化、ごみ袋の料金の値上げは、それ自体の値上げが目的ではなく、資源化、ごみの減量化が目的である。


質:今後の農業事業に対する町長の見解を聞かせてほしい。

町長:現在の品目横断の制度には課題があると考えている。農地が流動化したらどうするか、また農業所得への課税方法など、問題がある。このあたりは、税務担当課とも対策について議論をしていきたいし、関係機関、関係部署と情報交換をしながら進めていきたい。
  町の農業政策で良いと思うことは、まず農業振興センターの運営についてである。センターがあるおかげで、農業生産額も毎年200億円を超えるなど、高生産で推移している。また、農業後継者育成システムも評価が高く、経験者からは良い体験となったという評価をもらっている。
  今後は農地流動化、借地の扱い方が課題と思っている。また堆肥もどんどん使ってほしい。使われないと価格が高くなってしまうし、良い堆肥ですので活用してほしい。

質:道の駅の計画はどれくらい進んでいて、構想やコンセプトはどのようなものなのか。

町長:道の駅については町が考えているわけではない。1つは、食の協議会で議論、もう1つは観光協会で議論している。その中で、場所は「芽室公園」という話もあるが、都市計画公園であることから、計画上の制限もあり、容易にそういったものを建てることができない。また、過去に柏の保存についても、様々な意見がありながら、現在まであの緑を保存してきている経過がある。どうしても公園内でということであれば、町も手を尽くしたいが、場所については議論が必要であると考える。

質:子どもを安心して育てられるまちづくり、たくさんの子どもを生めるように金銭的な面も含め進めてほしい。

町長:新しい子育てシステムは考えていきたい。例えば保育料は、現在第4子は無料だが、第4子で良いのか、第3子にすべきかなど考えられる。医療費でも通常は3割の自己負担があるが、芽室町は3歳までは無料、小学校入学前までは1割負担などのサービスをしている。子育てを支援する専門の部署を考えるうえで、こうしたサービスのあり方も考えたいと思う。また町以外、民間ベースの支援策、例えばお子さんの多い家庭の買い物には1割引きをする「子育て応援の店」の指定などといったことも考えられる。幅広くやっていきたい。

質:子育て環境の整備を進め、若い世代を芽室町に取り込むなど、今後の地方自治のあり方や自主財源確保のための方針や具体的な動きは検討しているのか。

町長:定住人口が増えれば町の活力にもなるので、その面をしっかりと考えていきたい。

質:芽室の特産物や生産物を、東国原知事ではないが地元を含め、消費者にアピールをしてほしい。

町長:ある物産展に、芽室の菓子が並んでいるのに、芽室の農産物が並んでいないのはどういうことだ、と来客者から疑問を投げかけられたことがある。組織の名称は別としても、継続的に、芽室の物産を取り扱う物産協会のようなものを作っても良いと考えている。

質:老人福祉はどこまで推し進めていくのか。そろそろ若者世代に向けた政策を進めていかなければ、若者が背を向けてしまうのではないか。

町長:勘違いしないでほしいのは、老人福祉ばかりやっているわけではないということ。昔に比べ、どんどん高齢者の数が多くなってきており、これらの世代を対象とした政策が必要である。
  高齢者が増え、生産人口が減っていく中で、高齢者にも生産をしてもらったり、働く場を提供できるなど、システムが必要である。
  また、今の若い方々は学習していないわけでなく、実体験が少ないためにいろいろなことが分からないという世代も多くなってきている。そうした人を対象に、親育ちということも必要だと考えている。

質:商店街の空き店舗対策について、中心市街地の空洞化が進みつつある現状がある中、商工会やJAとの連携強化が重要課題と考えますが、町長のご意見を聞かせてほしい。

町長:JA、商工会とのJA本部跡地の問題は考えなければならない。Aコープ跡地の問題は民間の方々が中心となって検討を進めている。JA本部事務所の跡地の他、他施設の跡地、森林組合の移転など、様々な要素がある。
  空き地、空き店舗対策は、都市計画の観点で語るべきと思っている。住宅政策の視点で、借り上げ公営住宅の設置なども案としてある。駐車場、商店などを結ぶ「動線」を整理する必要がある。幅広い観点で語るべきことである。
  今後、様々な団体が入ったワークショップを作っていきたい。そこで議論を深めたい。遅すぎるというお叱りもあるが、将来の問題を今やらないでいつやるんだ、と考えている。