第11回芽室町自主・自立のまちづくり町民検討会議(要約版)
  
日時  平成16年3月30日(火)午後7時
  
場所  ふれあい交流館2階 大ホール
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(内容は要点筆記)

1 開 会   企画財政課長

2 会長あいさつ
・ 今日は検討会議の委員の皆さま、専門部会の方々が合同で最後の会議をすることとなりました。8月の初めに第1回自主・自立会議を開催しまして、前回の10回目でおおよその議論の整理をしました。本日最終回になりました。この中で皆さまの生の声を出していただいた課題を、あまり色づけしないで、そのままの形で整理をしました。
・ 今後はこれを土台にして、行政改革の方が上積みをされると同時に、本当の自主・自立ができるのかきめ細かく行政が中心となって作業をしていく訳でございます。検討会議の皆さまに、今後の推移を見守っていただく、色々な意見の要望があれば進捗状況について提言をしていただく、新たな組織を模索しています。

3 議 題
【審議事項】
(1) 「芽室自主.自立構想(案)」について 〜資料1
  (企画調整係長説明)

【松久会長】 この全体の説明を振り返って、このことだけは一言いっておきたいという意見がありましたらどうぞ。
【家内委員】 P57の行財政改革の方策というところで「試算に反映しません」と書いてある。次ページには職員人件費、議員定数、議員報酬の推移ということを書いてある。影響がないのになぜ推移するのか、職員人件費の推移も、議員報酬の推移も平成35年度には増えるという推移が出ていて、試算に反映しません、影響額がありませんと書きながら、なぜこの様な推移のデータに差があるのか?
【事務局】 基本的には人に係るものでありますので、反映させませんというよりは、人に係る部分は当然試算にはあてはまらないということです。P68の様な形でまとめてありますので、これ自体には額の推移というものはありません。そういう意味の表示です。職員採用、定数につきましても基本的には人の数ですので、人件費は人件費で条件を設定しています。人に関することですから試算には当然反映しません。議員定数につきましては、平成19年度からの報酬額につきましては18人〜12人の設定をしていますから、影響額のところを見ていただければ、19年度から急激に影響額が多くなっているということであります。
【家内委員】 こういうデータを出されると、職員人件費の推移、影響額でプラス・マイナスでこうですよと、理解できればいいですが、プラスもマイナスも書いてないから増えるのかな?と言う感覚でしか受け取れなくなるのではないか?
【事務局】 @、Aについては歳入確保策ですからプラスとなります。他の削減策についてはマイナスとなります。影響額を申し上げているのは、あくまで差額の範囲を表していますので、こういう表示になります。ものによってはプラスになったりマイナスになったりするものもあるというふうに思いますので、ダイジェスト版の時にわかりやすい形にしたいと思います。
【家内委員】 道職員は、職員の住宅手当を月額15,000円から2,000円に大幅カットしたが、参考のためにお聞きしますが芽室町の場合は、住宅手当の支給は月額いくらなのですか?
【事務局】 現行では住宅新築から5年間は19,000円、6年目以降は15,000円となっております。
【家内委員】 それについては、この案には入ってはいないのですよね?
【事務局】 当然この中には入ってございません。
【家内委員】 道で15,000円を2,000円にして、5年目以降は0円にしたのですけれども、そういうところは国に準じる意思はあるのか?
【事務局】 全体の人件費の中で検討事項になりますので、そういった部分では当然検討に入っていく。
【家内委員】 P48歳出の項目で、人件費の中で、定員適正化計画を持っていないために、退職者補充率を50%、ベア0.0%、定期昇給は1.5%増とあります。ベースアップと定期昇給とはどう違うのか教えてください。
【事務局】 毎年の労使交渉で給与の引き上げ、引き下げもありますけど、それを指しております。定期昇給とは12か月、良好な成績で勤務した場合について、それぞれの号俸について、1号俸昇級するということであります。
【家内委員】 ベースアップは基本給を上げ、定期昇給は成績が良かったら上げる。たして2で割れば同じ様なものだと思いますが、そういう考えでやっているということですね。
【岩田総務部会委員】 P68財政模擬試算各パターン年度別収支の比較があります。いずれにしても平成19年度に最悪になって、後、何もしなくても右肩上がりに良くなるという要因は、最大のものは何かありますか?教えていただきたい。
【松久会長】 岩田さんのご質問で、平成19年がグラフでいくと一番低い年になっています。形としては多少上がっていくのですけれども、そこから何がどうして上がっていくのか、わかる人がいましたら…
【事務局】 このグラフについてはP61にありますけれども、歳出において人件費、こういったものがそれぞれ30%の補充率というようなことで徐々に下がっていく。それと普通建設事業費、15年度については16億8,300万、19年度で23億7,000万というのが最大ピークになってきます。これは通常の建物を建てるというより、美生ダムの土地改良事業の償還が大きくなる年度です。そういったことで、過去にやった事業の部分がピークになってきます。それ以降を見ていただきますと、平成21年度は普通建設事業につきましても17億に下がっていく、これにつきましても交付税削減ということに合わせて下げていっていますけれども、そういった意味で19年度あたりが収支としても大きく赤字になっていくということであります。
【松久会長】 岩田さんどうですか?
【岩田総務部会委員】 わかりました。
【松久会長】 総合計画なるものがありまして、何年後にはこういうこと、ということはある程度ラインがあるのですが、これから限りなく自立していくということになるとすれば、行革もそうですけれども、総合計画に対するローリングをしていかなければならない。そういうことも兼ね合わせて出てくるのではなかろうかというふうに思います。
【事務局】 会長ちょっとよろしいでしょうか?事務局です。訂正というか追加をしていただきたいのですけれども、P37にそれまでの色々な個別の事業の所に例示ということで書いてございますが、P37の例示という言葉が抜けていますので、(3)の想定される住民負担の増についての後に、これも(例示)と加えていただければと思います。以上です。
【松久会長】 専門部会の委員の皆さま、どうぞ。ご発言を出してください。
【武藤委員】 内容は素晴らしいと思います。ただ一つ疑問なのは、前回も出たのですけれども、出ました案、これが今後どういうふうに活用されて、どういうふうに流れていくのか、前回も表で説明を受けたのですけれども、どうも内容がよくわからないので、これをこのまま議会に行ってしまうと、このまま町民に流れていくのか、それともこれが自主・自立の推進プランの方で出されて、初めて自主・自立の構想案として上に上がっていくのか、わかりやすく説明いただければと思います。
【松久会長】 今のところは案なのです。それで後は行革、その他を含めて町のやる仕事をこれに照らし合わせながらもっとシビアに具体的なものにしていくかというところへ、この構想がベースになっていくという考え方をしていくわけでして、これが議会にポンと行ってしまったり、そのまま住民に行くということは想定していない。説明するということになると、4月号別冊に、ある程度はもっと骨子としてわかりやすく、これからはこういう作業が上積みされていきます。これで一区切りつくとなれば、自主・自立の構想であるということで、町の方の仕事がこれに乗ってくる。それを詰めていって推進していくためのプランづくりを16年度中に仕上げたいというのが流れになると思います。
【武藤委員】 ということは、これは基礎資料みたいな形になるのでしょうか?そういう考え方ですか?
【松久会長】 そういうことですね。
【武藤委員】 ここに矢印がついているんですよね。町議会、町民と。この自立構想のところの矢印はすまいるに20ページ強の冊子を作って流すということなのでしょうか?前回にも渡されました構想と推進プランの策定体系というところ。
【常山町長】 この70数ページは町民検討会議がまとめていた自主・自立をするための基本的な方向をまず作ってきた。それをベースとして具体的にこれだけではかなり抽象な部分もありますし、一気にやれるものではない。内容によっては来年から始めるのもありますし、今年から既に始めているものもある。3年後になるものもある。毎年ずっとやっていくものもある。具体的にこれを実現するための具体策が推進プランとなってくる。これは町民検討会議で基本的にはこういう方向がいいのじゃないか、それを最大限に尊重して、行政として具体的な推進プランを作る。これは一般会計中心でなされていますけれども、それ以外、病院経営をどうするかとか、上下水道とかは入っていない。一般会計に関係することですね。そういう部分を含めた、行政全体としてどういうような形で自立をするのか、この内容を最大限尊重して、行政が推進計画のプランというものを作って部門別、年次別に作って、議会にも相談する、あるいはそういう組織の意見も聴く、町民の地域別の説明をしていろんなご意見を聞いて行政だけで作ったって、これは実際町民の皆さんと一緒の協働作業ですから、ご理解のいただけるようなものに仕上げて、「これで行こうか」行政も議会も町民の皆さんも一体となって、「自立のためにこういうような方向で行こうか」という推進プランをもう少し進める。この構想はあくまでも70ページですから、これでは町民の皆さんも読まれないだろうから、それを行政として、こういうのを作っていただいたのですよ、ということを要約して、全戸にお知らせすると同時に、基本的なことはこういうことですよという町民への説明会、それに基づいてその場でいろんな意見が出るかもしれないですから、そういう様なものを参考にして推進プランの案、叩き台を作って、そしてまた皆さんの意見を聴いて、より具体的なものを一年かけて作ろうということであります。
【松久会長】 町長から説明があったようにこれがそのままそっくり町民に行ってしまうと、決まった中身みたいに誤解をされる恐れもあります。最終的にこういう形で自立していきますよという推進プランを町が作った段階では、住民も心得て一帯となってやっていくことができるだろうということを期待する訳でして、検討会議の後に、住民の皆さまが、後は手を引いて「よろしくね」、ということではなしに、まだまだ町が中心になって進めていくプランに対して、構想との整合性、意見を述べるとか、その辺のニュアンスをチェックしていけるような組織というものを用意されていく訳です。
【江崎委員】 芽室町の自主・自立の案に書いていないので、この気持ちも入れておいた方がいいなと思いまして。国は3,000ある市町村を1,000にしようという思いである。これを是が非でもやろうとしていますが、なかなかなっていない、また新しい法律が5年毎に出てくる予定でございます。芽室町が自主・自立を目指していくということは、反旗を翻していくことになると思います。それが良いかどうか分かりませんが、国が推進している代議士がこれをやるという思いでやっている。かなりの数の人が推進している方に一票を投じ、国を動かす方向に進んでいる中自主・自立を目指すということは、それ相応の気持ちを持って進んでもらいたい。日本で一番最初だと思うのですが矢祭町が自主・自立を宣言したときに、いろいろな首長さんが、何を言っているのだという意見が出たのですが、そこはそれなりに行財政改革に真剣にやって、それで自主・自立するという思いがあって、今に至っていると思います。今回の自主・自立はどうも合併の目がなくなったので、自主・自立になったのかな?と思うのは僕だけではない気がします。青年会議所で行いました討論会でも、国が進めている市町村に合併に対して、賛成であると意見をいただいています。総論は賛成ですけれども、各町村になると絶対反対というこのジレンマを自主・自立案の中にしっかりと入れて進まないと、自立を目指していく思いがないまま自立をしていくととんでもないことになっていくと思います。国は3,000を1,000にしようとしてどんな方法を使ってくるかわからないと僕は思います。3市町村を1町にするそういった思いがある中、芽室は自主・自立を目指したということをしっかりと受けとめて、この会議を終えたいと思います。
【松久会長】 全部が全部そうだとは思いませんが。何か意見ありますか?
【家内委員】 町村合併が壊れたから自主・自立だとは思いません。自主・自立をするという意思のある方がここに集まっていると思いますので、私は江崎くんと思いが違いますし、今日の道新にも出ています。全国の知事が集まって自治省に強行に申し入れ、運動を展開していく。自民党の中でさえ地方の声を聴くという部会が発足しましたので、中央官庁のリストラなしの町村合併に対しては、いつまでも自民党政府はこだわっていけないときが来るのではないかと思いましたし、(ニセコ町の)逢坂町長のホームページを見ますと、その流れが強くなっていくんじゃないかなと思います。町村合併の押し付けは、腰砕けになるんじゃないかなと思いますので、私は江崎くんと意見が違います。
【松久会長】 合併がなくなったらから自立だ、というのはこれだけは考え方が違うと私も思います。何とか自立しようとやっていたのですが、途中からおかしくなってきた。ただし合併は将来的にはゼロではないと思います。何かの状況によってはあり得るというものは皆さんあるだろうと思います。合併して1年でやめたということにはならないということは当然出てくると思います。皆さんが言いにくいことも口にしながら10回以上もご発言いただいたことは、良い言葉で言えば集大成されたということになろうかと思います。芽室町自主・自立構想案を、色々問題はありますけれども町の方に出させていただくということにしたいと思いますがいかかでしょうか?委員の皆さん。よろしいですか?ありがとうございます。ご了解をいただいたものとして終了させていただきます。


(2) 町民検討会議の今後と「(仮称)芽室自主・自立推進プラン」について 〜資料2
  (企画調整係長説明)

【松久会長】 仮に人数を10人、15人におさえていたところに、多くの人が集まった場合の調整は?
【事務局】 基本的には応募された方をお断りするということは考えていません。
【家内委員】 住民参加条例の様子はいかがですか?住民の意見を聞く機関としての役割も担ってくる組織になるということですか?
【事務局】 自主・自立推進プランの方が出来上がりましたら、皆さんに公開し、ご意見などを求めるということになります。
【松久会長】 参加を希望される方が多くいることを期待します。よろしくお願いします。これから行政で一人歩きしていくための具体的な作業に入っていきます。町長に最後にまとめてもらいたいと思います。
【常山町長】 あらためまして皆さんにお礼を申し上げます。皆さんの賛同を得て芽室町の自主・自立構想をまとめていただきました。昨年の8月から、検討会議では11回、4つの専門部会で延べ21回の調査、討議をいただきまして、ご覧になっていただいた内容にまとめさせていただきました。内容については必ずしも皆さんのご意見が十分生かされていない部分もあるかもしれませんが、松久会長がおっしゃられたように皆さんの生の意見を書かせてもらっています。地方分権というのは、行政の自己責任、自己決定ばかりではないわけでありまして、住民の皆さん自らの自立、自己決定をしていただくのも非常に重要なわけであります。まさにそれが協働のまちづくりであり、住民と行政のパートナーシップでまちづくりをしていかなければ、これからの自立は難しいと思います。私としても、国が3分の1にすると言っても簡単にはいかないと思います。人口10,000人といわてれいる最低の目標がありますし、3,000人、5,000人の町でも自立を宣言しているところもあります。1,000にいくとは私も思っていません。それだけの相当思いきったことは、法律に詳しい、ある首長さんの話では憲法違反だと言う方もいらっしゃいますし、新しい時期の合併特例法でも知事の勧告権を出すのだけれども、知事も言っておりますけど勧告はしない、実勢に任せると言っています。地域によって温度差はあります。道州制が簡単にいくとは思っていません。だからといって大変だ、と国に文句を言ってもらちが明かないので、自ら努力していかなければならない。5月25日に全国の知事、市町村の首長などを集めた大集会が日本武道館で開催されるそうです。選挙も7月にありますし、状況の変化もありますから、危機感を持って自立に向けて今の段階に備えておくことが、仮に大きな流れが変わって合併になったとき、財政問題などを取り除いていく必要があると思います。自立に向けて危機感を持って、住民・行政・議会が一帯となって、芽室の素晴らしいまちづくりを今から取り組んでいくことが、禍根を残さない取り組みになるだろう。行政が作った場合はこの様な思いきった大胆な提案はなかったと思います。ここまで皆さんが覚悟を決めていただいたのであれば、何とか頑張れるのではないかという気持ちも率直に思っています。それをベースとして、具体化するための推進プラン作って行きたいと思います。行政が一方的に作るものではなく、住民とキャッチボールをして住民の合意のもとにプランを作らなければ、協働のまちづくりはできないわけです。皆さんこんな素晴らしい提案を出していただいたのに、後退したんじゃないかと思う面もあるかもしれません。ですけれどもできる限り参加していただいた委員として、また専門部会の委員として参加していただいたバックアップを信じて思いきった自主自立のプランを作っていきたい、芽室町の素晴らしい町を残していきたいなと思います。大きな天変地異があれば別ですが、私は3年や5年でそれが起こるとは思っていません。締め付けは厳しくなるとは思いますが、他の町よりは頑張れるんじゃないかな?と思っておりますから、そういう決意を持って私はやっていきたいと思いますので、今後とも皆さんのご理解と御協力をお願いします。皆さんが町のためにボランティアで参加してくださっていることに感謝しつつ、お礼とお願いのご挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【松久会長】 それでは、この11回の会議、本当にありがとうございました。これで閉会とさせていただきます。誠にありがとうございました。

4 閉 会