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◎ 日程第4 陳情第19号「北海道主要農作物種子条例の制定に関する意見書」の提出を求める陳情

○議長(広瀬重雄) 日程第4 陳情第19号「北海道主要農作物種子条例の制定に関する意見書」の提出を求める陳情を議題といたします。
  委員長の報告を求めます。
  中野総務経済常任委員長。
○総務経済常任委員長(中野武彦) 陳情審査報告、陳情第19号「北海道主要農作物種子条例の制定に関する意見書」の提出を求める陳情の審査結果について報告いたします。
  本陳情については、6月1日の本会議において当委員会に審査が付託され、本会議終了後、5日、8日の3回にわたり委員会を開催し、審査に当たっては陳情者を参考人として招致し、陳情の趣旨等の説明を受け、質疑を行う形で審査を行いました。
  御承知のように、主要農作物種子法(以下、種子法という)が本年4月1日に廃止されました。
  種子法は、国や都道府県に対する公的役割を明確にしたものであり、同法のもとで、米、麦、大豆などの主要農作物の種子の維持・開発のための施策が実施され、農業者には安くて優良な種子が、消費者にはおいしい米など農産物が安定的に供給されてきました。
  法の廃止により、国は、公費による手厚い種子生産から、民間企業の参入による種子開発に転換、都道府県と民間企業の対等の競争で一層の活性化を図ること、また、国際競争力を持つために、民間との連携等を目指しています。
  しかしながら、一方で、今後、稲などの種子価格の高騰、地域条件等に適合した品種の維持・開発などの衰退や、地域の共有財産である種子を民間に委ねた場合、長期的には、世界の種子市場を独占する遺伝子組み換え企業が、日本の種子市場を支配していく懸念も指摘されています。
  質疑を終え、討論においては、「種子法の廃止に伴って、北海道の取組みが後退することのないよう、これまでの体制を生かし、種子の生産及び普及に取組むに当たっては、財政措置を講じて優良な品質の種子の流通を確保するため、種苗法に基づき、種子の生産等について適切な基準を定める北海道条例を定めることが必要と考えることから、陳情の願意は妥当で採択すべき」との賛成討論や、「種子法が廃止されたことによって、今後、遺伝子組換え品種が入り込んできたり、外国の種苗大手による種の支配が起きないか、生産者や消費者に不安が広がっている。北海道の農業は冷害と闘ってきた長い歴史があり、種子法のもとで、北海道内の試験研究機関と民間とが協力して、多くの優良な品種を生み出してきた。広い道内では、気候や土壌の質の違いなど各地の環境が異なり、多様な品種をそろえる必要がある。
  現在、主要農作物の種子の生産・供給に各都道府県が責任を持つよう義務づけていた、種子法を復活させようという動きもあるが、北海道における現行の種子開発・供給体制を生かし、主要農作物の安全で優良な種子の安定供給や品質確保の体制を確立させ、生産者や消費者の不安を払拭させるためにも、当面の間、北海道独自の種子条例の制定が必要と考える。よって、今回のこの陳情の趣旨は十分に理解でき、願意は妥当であると考える」との同じく賛成討論があり、採決を行った結果、全会一致で採択すべきものと決定したものであります。
  以上、総務経済常任委員会の陳情審査報告といたします。
○議長(広瀬重雄) これから質疑を行います。
  質疑はありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) ないものと認め、質疑を終わります。
  これから討論を行います。
  討論はありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) ないものと認め、討論を終わります。
  これから陳情第13号について採決します。
  本陳情は、総務経済常任委員長報告のとおり、採択すべきものと決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) 異議なしと認めます。
  したがって、本陳情は採択することに決定いたしました。
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