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午前 9時30分  再 開
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○議会事務局長(仲野裕司) 修礼を行いますので、御起立ください。
おはようございます。
御着席ください。
本日の出席委員数は、全員の14人であります。
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○委員長(橋 源) ただ今から第6回予算決算特別委員会を再開いたします。
日程第1 平成28年度一般会計、7特別会計、2事業会計、決算認定10件の審査を議題といたします。
昨日までの審査により、今回付託を受けた認定第1号平成28年度芽室町一般会計決算認定の件から認定第10号平成28年度芽室町公立芽室病院事業会計決算認定の件までの10件についての説明、質疑が終わりました。本日の特別委員会においては討論、採決を行います。
これから討論を行います。
討論は、今回付託を受けた一般会計、7特別会計及び2事業会計、合わせて10件について一括して討論を行います。
討論はありませんか。
渡辺委員。
○委員(渡辺洋一郎) 平成28年度芽室町一般会計、7特別会計及び2事業会計について全ての会計に反対ではありませんが、一括での討論に当たり、反対の立場で討論を行います。
反対の理由第1は、自衛隊協力事業についてであります。国の委託事務として町が行っている事業でありますが、平成27年度比で町内からの入隊者が増加しています。平成27年度安全保障関連法が成立し、自衛隊の新たな任務が増えた中、全国的に国による自衛隊入隊勧誘の違法な行為も指摘されています。町内の未来ある若者の生命、安全を守る立場から反対するものであります。
第2に、社会保障税番号制度の推進についてであります。この間の発行枚数は町内人口比の1割にも達していません。この背景にはそもそも住民にとって必要としていないこと、個人情報漏えいへの危機感が存在するものと思います。個人情報保護と情報漏えいの危険性の観点から推進すべきではないと考えます。
第3は、徴税等滞納徴収事務における滞納整理機構分担金です。そもそも町独自の債権を他機関に移管することには反対でありますが、滞納者との信頼関係が構築されてこそ徴税推進が図られるものと考えます。徴税の一元化に加え、納税者への生活支援の実態把握の具体化を求めるものです。
第4に、サービス制限条例実施についてです。町独自の行政サービスは住民の安全安心、福祉の向上など有効な施策となっています。いずれも住民、特に所得の低い世帯にとって必要な施策であるにもかかわらず、経済的な理由で活用が制限されることは本来あってはならないことと考えます。
以上の点から、一括討論に当たり反対の討論といたします。
○委員長(橋 源) 賛成討論はありませんか。
中村委員。
○委員(中村和宏) 平成28年度芽室町一般会計、特別会計及び事業会計の決算について、賛成の立場で討論に参加させていただきます。
財政分析でもお話がありましたが、厳しい財政状況の中、住民の困り感に対し最少の費用で最大の効果を生み出す施策推進の重要性については、私も最大の課題との認識であることをまず述べさせていただきます。
各会計決算についての評価について詳細を述べることはできませんが、乳幼児、児童生徒、そして高齢者の方々、また障がいのある方々に対する施策の推進がありました。子育て家庭に対する支援はもとより、次世代を担う子供たちへの支援については子供たちの安心安全のため、体育館等の改修事業、教育環境整備、また学校教育、社会教育も含め子供たちの活躍に対する財政援助がありました。一方、高齢者の方々に対する支援活動推進事業、生活支援、認知症対策などの事業が進められたところであります。今後も重要な事業として推進の強化を願うところであります。
最後に、昨年の災害についてであります。町民全てが復旧・復興を願い取組んでいますが、まだ時間が必要であります。自助、共助、公助という意味をいま一度、町民、行政、議会が再確認し、安心安全なまちづくりを推進していくことを期待し、私の討論といたします。
○委員長(橋 源) ほかに討論はありませんか。
梅津委員。
○委員(梅津伸子) 平成28年度一般会計、7特別会計、2事業会計の全てに反対ではありませんが、一括討論に当たり反対の立場で討論を行います。
国において一昨年9月、安全保障関連法が成立いたしました。関連して秘密保護法、共謀罪等国民、住民の皆さんの憲法で保障された基本的人権が侵されつつあります。こうした中、本町が目標とする誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり、このことは誰もがと、うたわれているとおり、住民が権利と義務を行使、履行し、町政が住民にとって最も身近な存在として住民の生命と安全、基本的人権、とりわけ社会保障の充実、こうした役割を果たすことはますます重要になっていると考えます。この立場から次の点について懸念されることから反対するものであります。
第1に、国保特別会計において、高い国保税が被保険者世帯の家計を依然として圧迫し続けていることであります。滞納整理機構への移行金額は他の税と比較し、国保が最多で回収率は最も低い状況にあります。低所得世帯に対する減額措置がとられてもなお高過ぎる国保税が、多くは低所得の多い被保険者住民の家計を圧迫していることは明らかであります。滞納世帯に対する制裁措置となっている短期保険証発行は被保険者世帯の減少と逆行し増加しています。法の精神にのっとり、全ての被保険者に正規の保険証を発行すべきであります。
また、平成30年度国保の広域化に向けた準備が進められました。医療費抑制のさらなる強化に向けての事業であります。広域化によって住民への負担増が解消される保証はありません。住民が病気のときは安心してお医者にかかれることが国保制度、国民皆保険制度の基本であります。この立場に逆行する事業推進に反対するものであります。
第2に、後期高齢者医療保険特別会計についてであります。そもそも長年の社会発展に貢献してきた高齢者に対して別枠の保険制度適用は、年齢によって医療を区別するという認めがたいものです。健診率向上に対する取組み、この成果が平成28年度見られませんでした。年齢による医療差別につながるものとして改善すべきものと考えます。
第3に、介護保険特別会計についてであります。平成28年度は新総合事業導入2年目となります。要支援1、2の要介護認定者が保険給付サービスから除外される実態になっています。平成28年度における要支援1、2の認定者のうち介護保険在宅サービスの利用者は45.6%となり、前年度から比べ17.1%の減少となっています。サービス利用者全体に占める割合は前年度比17.2%から11.8%と大きく後退しています。
一方、給付サービスから外された認定者の受け皿となる総合事業推進の受け皿づくりは、支援体制づくりで十分ではなく、課題が残されたままです。要支援認定者はあくまでも介護を必要とする人です。要支援段階から単なる家事支援や見守りではなく、専門的な知識を身につけたプロの介護資格者による介護が行われることこそ重度化を防ぎ、地域で安心して暮らし続けることができます。介護保険財政にとっても重要であります。要支援1、2の認定者の保険サービス外しをやめ、保険サービスに匹敵する報酬で有資格者によるサービスを継続すべきと考えます。
平成28年度は多くの自然災害に見舞われました。台風10号の襲来では激甚災害指定を受ける大きな被害となりました。住民の皆さんの暮らしと基幹産業である農業、地域経済への影響はいまだ復興の途中と言わなければなりません。この間、救援活動、復興活動に時には、不眠不休で尽力されてきた町長を初め、職員各位の御精励に改めて敬意を申し上げるものです。敬意を申し上げつつ、さきに申し上げました3点にわたって反対の立場から態度を表明させていただきます。
○委員長(橋 源) ほかに討論はありませんか。
常通委員。
○委員(常通直人) 私は平成28年度一般会計、7特別会計、2事業会計、10件に対して賛成の立場で討論いたします。
本予算決算特別委員会においては決算書及び主要な施策の成果の説明等、正確性を認めるとともに今後の課題も明確になっております。引き続き検討する事項、また新たに検討を始めた事項もあるとの答弁など、平成30年度の予算編成への反映を大いに期待するところであります。
決算状況では経常収支比率が83.8%となり、昨年より1.1%硬直化が進んだといえるかもしれませんが、昨年の台風10号による農地を含む甚大な被害に、早急に対応すべく災害復旧費を的確に補正予算を計上し、事務執行に当たったことは十分評価できると考えます。
しかし、今後も地方自治体を取り巻く行財政の環境は不透明でさらに厳しさを増していくと予想されるところですが、住民の課題解決に向け、一般会計はもとより特別会計、事業会計については常に最少の経費で最大の効果が発揮できる健全な財政運営に努め、さらには中長期的な視点に即した財政計画を策定、検証し、町内における経済循環も意識しながら第4期芽室町総合計画及び芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略の実現に向け、町民との協働のまちづくりの実現のため町民と行政と議会が今後もより一層さまざまな情報を共有することに期待し、賛成討論といたします。
○委員長(橋 源) ほかに討論はありませんか。
寺町委員。
○委員(寺町平一) 平成28年度芽室町一般会計、7特別会計、2事業会計の決算認定に対し、賛成の立場で討論します。
平成28年度決算は第4期総合計画に基づく総合戦略や関連施策を完全に実行し、町民の福祉向上や生活の安心、安定に寄与したものと高く評価します。当委員会において各科目における歳入歳出の説明や質疑に対する答弁によって、内容も明瞭であったことから決算は妥当であると考えます。
総合戦略や関連施策において新規事業及び既存事業の見直しを行い実施した主な事業は、地域包括ケア関連事業の創設、耕地防風林育成、造成事業補助の創設、めむろ子どもセンターの利用時間の拡大並びに上美生保育所の保育時間の拡大、乳幼児医療費助成の中学生までの拡大等々が挙げられます。また、地方交付税等の減少で財政が厳しい中で、ハード、ソフト両面でバランスよく政策課題を推し進めたことも評価できます。
さらに、28年度は甚大な台風被害を被り、この復旧に国、道に要請し、速やかな対応が図られたことであります。災害復旧関連事業費の財源処置では、国保支出金2億1,200万、国の特別交付税3億9,700万、道支出金900万、地方債1億3,200万、備荒資金、還付金2億3,700万、合わせて9億8,700万円の資金を捻出し、復旧に対処できたことを高く評価します。関係機関、関係者の御尽力に感謝するものであります。完全復旧にはまだ時間と費用がかかりますが、一日も早い全面復旧を願うところであります。
以上の認識を持って、一般会計、7特別会計、2事業会計の決算について認定すべきものと賛成討論とします。
○委員長(橋 源) ほかに討論はありませんか。
正村委員。
○委員(正村紀美子) 28年度決算について賛成の立場で討論いたします。
平成28年度は未曾有の災害が起こりました。町民の生命を守るという強い決意のもと、災害復旧、災害復興に尽力されたこと、復旧費用については備荒資金組合の還付金の活用、地方交付税や災害復旧事業債などの財源を確保されたことについて敬意を表するところであります。
歳入については、過去最高の農業者生産額により町税全体で増収となりました。しかしながら、温暖化や異常気象による農業や関連産業への影響が極めて不透明であること、地方交付税の実質的な減額など不安定要素は大きく、財政を取り巻く環境は厳しく、引き続き堅実な財政運営が求められていることに変わりはありません。経常収支比率は83.8%と財政の硬直化が進んでいます。防災対策、庁舎建設、公共施設整備など今後取組むべき事業も多く、扶助費の増大とともにそれらの財源確保は大きな課題であります。
最少の経費で最大の効果を発揮し、さらには新たな町民のニーズに対応するために各種税及び使用料等の収納率の向上とともに、既存の事業についてはスクラップ・アンド・ビルドの観点から見直しを図り、真に必要な事業に対して税の配分を努める必要があります。
また、監査委員から指摘がありましたが、特に公立芽室病院事業会計については健全化に向けた議論と具体的な取組みを始めなくてはならないと感じています。平成28年度の不調を現在も回復できていない状況から今年度の運転資金の確保も厳しいという答弁もありました。年度当初に一般会計から繰り入れを行い年度末に返済、そして年度がかわると再び借り入れをしながらこれまで進んできましたが、平成28年度においては運転資金も不足するという事態になり、金融機関から借り入れを行い、乗り切りました。これが今年度も続くのであれば異常な状態に陥っていると言わざるを得ません。病床稼働率が70%を下回り、改革プランの見直しも今後どうなるかというところでありますが、今後の病院経営のあり方について町はどのような方針で進めていくのか、明らかにすべき時期に来ています。
次に、不納欠損処分についてですが、本年3月に芽室町債権管理条例が制定されました。債権放棄について条例を制定したこと、条例に基づき議会において債権放棄の報告がありました。これまで債権放棄の議決をせず、一定期間を待って不納欠損処分をしてきましたが、条例制定により債権が適切に管理されることとなりました。今後は債権を放棄することで終わらせることなく、債権を管理するという次の段階に向けて課題を整理し、取組みを続ける必要があります。
また、平成28年度は十勝広域消防組合が設立され、芽室消防団の事務を芽室町が行うこととなりました。消防団事務については今後も法令にのっとり適切に事務が執行されることを基本に、団員の皆様には非常勤の特別職公務員として、日ごろから町民が安心して暮らせるよう取組んでいただいておりますことに敬意を表するところであります。
さらに、平成28年度は後期総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の元年でもありました。人口減少が進む中、持続可能なまちづくりに向けた計画の取組みが始まった年度でもあります。定住促進プロジェクト、子ども育成プロジェクトや障害者就労などの産業プロジェクトなど、既に具体的な成果があらわれている事業もあります。その一方で、複数の課が連携しなければならない事業については目的を共有し、施策実現に向けた今年度以降の取組みを期待するところであります。
今後も住みなれたこの町で安心して住み続けられる地域づくりの実現に向けて取組んでいかれることを期待するとともに、これまで申し上げました課題が整理され、平成30年度の予算編成、さらには長期的な視点に立った第5期総合計画策定に反映されることを期待し、賛成討論といたします。
○委員長(橋 源) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○委員長(橋 源) ないものと認め、討論を終わります。
続いて、採決を行います。
今回付託を受けた一般会計、7特別会計及び2事業会計の合わせて10件について認定すべきものと決定することに賛成委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(橋 源) 起立多数と認めます。
したがって、平成28年度芽室町各会計決算10件については、認定すべきものと決定いたしました。
以上で、本特別委員会に付託されました議件の審査は全て終了いたしました。
4日間にわたる皆様の御精励に感謝をし、以上をもって第6回予算決算特別委員会を閉会いたします。
○議会事務局長(仲野裕司) 修礼を行いますので、御起立ください。
お疲れさまでした。
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(午前 9時54分  閉 会)