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午後 2時50分  再 開
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○委員長(橋 源) 休憩を取消し、委員会を再開いたします。
次に、公立芽室病院事業会計の説明を求めます。
大野病院事務長。
○公立芽室病院事務長(大野邦彦) 平成28年度公立芽室病院事業会計決算について説明いたします。
病院事業会計決算書の14ページ、平成28年度病院事業報告書により、診療実績について説明いたします。
1概要、(1)総括事項中、ア患者数及び患者1人一日当たり診療収入であります。
入院延べ患者数は、前年度対比947人、一日当たり2.8人増の3万4,616人、一日当たり94.8人、外来延べ患者数は、前年度比3,438人、一日当たり13.2人減の7万8,876人、一日当たり331.4人で、患者総数は2,491人減の11万3,492人となりました。入院の実患者数は1,951人で、前年度より26人増となり、平均在日数は12.6日で、前年度と同じであります。
19ページには診療科ごとの病院利用状況を、23ページには昨年度と一昨年度の業務量について記載しておりますので、御参照ください。
次に、5ページをお開きください。
損益計算書により、収益的収支を説明いたします。
1医業収益は、入院収益10億2,405万1,755円、外来収益6億3,558万5,668円、その他医業収益2億2,112万8,226円で、計18億8,076万5,649円となりました。
2医業費用は、給与費15億7,886万1,020円、材料費2億5,947万1,860円、経費3億9,656万3,658円、減価償却費1億8,209万4,707円、資産減耗費388万8,493円、研究研修費1,203万5,537円で、合計24億3,291万5,275円となりました。
この結果、医業損失は5億5,214万9,626円となりました。
3医業外収益は、他会計負担金4,755万9,000円、他会計補助金2億5,717万8,000円、6ページ、患者外給食収益231万9,465円、長期前受金戻入3,637万1,544円、その他医業外収益3,137万4,396円で、合計3億7,480万2,405円となりました。
4医業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費833万7,344円、患者外給食材料費281万3,031円、雑損失4,414万2,259円、運営委員会費6万7,018円で、合計5,535万9,652円となり、医業外収支では3億1,944万2,753円の利益となりました。
以上の結果、平成28年度の純損失は2億3,270万6,873円となりました。また、前年度繰越欠損金1億4,554万1,532円に当年度純損失を合わせますと、当年度未処理欠損金は3億7,824万8,405円となりました。
なお、28ページから33ページにかけて収益的収支の明細を、9ページから12ページにかけて年度末の貸借対照表を記載しておりますので、御参照ください。
次に、収納の状況について御説明いたします。成果の説明の581ページを御覧ください。581ページです。
病院事業会計の現年度分未収額は1億2,314万7,562円となっておりますが、表の右側にあるとおり、このうち約9割の1億1,172万3,344円が国保連合会社会保険支払基金の診療報酬等で、ことしの5月までに完納されております。その残りが個人分の未収で、1,142万4,218円となっております。また、このページにおいて、年度別の過年度分未収額と理由別内訳に記載しておりますので、御参照ください。
582ページを御覧ください。
使用料等、不納欠損額の欠損処分理由別調書であります。
合計の行を御覧ください。平成28年度における不納欠損処理件数の内訳は、いずれも居所不明等によるもので18件、115万6,962円となっております。
次に、資本的収支について説明いたしますので、決算書の35ページをお開きください。
なお、資本的収支は、税込みの数字で説明いたします。
資本的支出、建設改良費のうち、有形固定資産購入費、器械及び備品購入費、税込みで3,377万1,708円の執行、主なものとして、放射線一般撮影装置、手術室洗浄装置、放射線画像処理装置等を購入しております。
次に、施設費、工事請負費は666万3,600円の執行で、窒素ガスマニホールドの更新工事及び空調管理の自動制御版更新を実施しております。
企業債の償還は3,541万5,417円の執行で、定時償還を行っております。
以上、資本的支出の執行額は、一番下の行、7,585万725円であります。
34ページを御覧ください。
資本的収入では、医療機器購入の財源として、企業債2,130万円を借り入れたほか、器械及び備品購入に対する国保調整交付金を繰入金として479万4,000円を受け入れております。寄附金は438万404円で、医療器械購入に充当しております。
償還金、長期貸付金償還金30万円は、看護師退職に係る就業支援金の返還金であります。
資本的収入の合計は、一番上の行、3,077万4,404円で、差引収支不足額については、消費税資本的収支調整額、過年度及び当年度分損益勘定留保資金をもって補?しました。
なお、決算書の20ページには建設改良工事の概要を、21ページから22ページにかけて器械備品購入の概要を、27ページにはキャッシュフロー計算書を記載しておりますので、御参照ください。
以上で説明を終わります。
○委員長(橋 源) 以上で公立芽室病院事業会計の説明が終わりましたので、決算書、成果の説明については、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
正村委員。
○委員(正村紀美子) 一括でお伺いいたします。
平成28年度は、当初、ただ今御説明があったように15人体制で診療をスタートさせたということで、大変期待をしていたところであります。しかしながら、入院、外来ともなかなか患者数が伸びなかったという結果、また退職された医師が途中でいらしたということ、様々な要因が重なったと思います。
そうした中で、なかなか運転資金が厳しかったという状況も御報告の中にはあります。28年度末に資金が不足したということで、町内の金融機関から1億円をお借りしたと、こうしたことがあったわけですけれども、これは28年度のみと考えてよろしいのか、お伺いいたします。
○委員長(橋 源) 大野病院事務長。
○公立芽室病院事務長(大野邦彦) まず、28年度の決算につきましては、3条の方の収益的収支の方では2億3,000万円という赤字でございまして、今現在29年の9月でありまして、7月、あるいは8月の状況について大体取りまとめておりますけれども、大まかに言いますと、なかなか28年度の不調を回復できないで、29年度も苦しんでいるという状況が続いております。基本的に、全体的に、まず外来患者数が平成15年以降、長期低落傾向にありまして、なかなかその辺を回復できていないということと、あと基本的に28年、あるいは29年は、医師数については15人、14人体制でできているということもあるんですが、個別の診療科において、伸びているところもあるんですが、逆に減っているところもございます。ということは、29年度も本来であれば回復して、そういう資金不足の関係を解消できると言いたいところなんですけれども、現実面において、8月までの状況を見たところ、かなり苦しい状況ということが言えるかと思います。
本年の、29年5月に病院改革プランを新しいものを策定しました。その中で、今後、従来の入院とか外来とか、そういったものも引き続き努力していく中で、今後は在宅診療ですとか、地域包括ケアに係る取組みを進めることで、病院の経営的な構造を変えていく必要があると思います。
既にもう29年度途中においてこういう状況ですので、今後そのプランをどういうふうに練り直していくのか、足元をどうやってしっかり固めていくのかを、まず院内で議論していくことを考えているところでございます。
○委員長(橋 源) 正村委員。
○委員(正村紀美子) なかなか厳しい状況であるという御答弁でした。今すぐどうのという具体的なことは申し上げられないとは思いますけれども、監査委員も心配されながら指摘をされていると思います。私もそのように感じておりますし、また病床利用率70%を2年間下回っている。今年度については大変重要な年になってくるというところで、新改革プランも含めながら、今後どうやって要因が進んでいくんだろうかというところは、議会だけではなく、やはり町民も大きな関心を持って見ていると思います。
そうした意味で、今御説明はありましたけれども、今後の見込みというところで今御説明をいただきました。町のこれからの基本的な方針として、今現在どのような方向をお持ちになっているのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(橋 源) 大野病院事務長。
○公立芽室病院事務長(大野邦彦) まず、どうやって病院の経営を軌道に乗せていくか、今の状態をどういうふうに構造的な問題を解消していくかということにつきましては、院内はもとより、外部の意見、例えば病院には病院運営委員会という組織がございますし、あと、様々な利用者の方から意見等を伺うこともあります。マクロなお話としては、全国的にやはり急性期に係る医療をどうやって回復期に持っていくかという問題がありますし、うちの病院の規模でいけば、収益につながるものだけを追求していけばいいのかという問題もございます。ただ、地域の病院ですので、どういう医療を今後展開していくかですとか、経営に関して言えば、収入をどうやって増やして、支出をどうやって節減していくかということに尽きるんですけれども、そういう構造的な問題も今後の院内の、まず改革プランに関する委員会の中で論議して、さらには病院運営委員会ですとか、病院を支えてくださる民間の組織もございますので、そういうところの意見交換の中に活路を見出すことも考えております。
さらには、診療科ごとの収支構造といいますか、そういったものを見ながら、経営改善につながるようなことを模索していきたいというふうに考えております。
○委員長(橋 源) ほかにありませんか。質疑はありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○委員長(橋 源) ないものと認め、以上で公立芽室病院事業会計の質疑を終わります。
○委員長(橋 源) お諮りします。
本日の審査は以上で終わりたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○委員長(橋 源) 異議なしと認めます。
したがって、本日の審査は以上で終わります。
本日の会議はこれをもって散会といたします。
なお、再開は明日9月13日午前9時30分ですので、御出席をお願いいたします。
○議会事務局長(仲野裕司) 修礼を行いますので、御起立ください。
お疲れさまでした。
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(午後 3時05分  散 会)