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初めに、上水道事業会計の説明を求めます。
西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) 平成28年度芽室町上水道事業会計決算について御説明申し上げます。
初めに、上水道事業会計決算書の12ページ、平成28年度芽室町上水道事業報告書により説明させていただきます。
1項目め、概要(1)総括事項であります。
本年度末給水人口は1万5,251人、前年度に比べて82人の減であり、計画給水人口1万8,200人に対する普及率は83.80%であります。また、給水戸数は前年度より64戸増の6,883戸となりました。年間総配水量は162万7,179立方メートルで、前年度比0.83%の増であります。年間有収水量は148万1,878立方メートルで、前年度対比3.02%の減、有収率は前年度比より3.62ポイント減の91.07%となりました。
なお、19ページに業務量等一覧表を記載してございます。
次に、本年度の経営分析をいたしますので、収益的収支損益計算書で御説明いたします。
5ページをお開きください。
1営業収益は、給水収益3億7,539万735円、前年度と比較いたしますと1,795万3,721円の減でありますが、主な要因は、昨年8月に発生した台風10号災害によって、一部の企業の操業停止による水道使用量が減少したことによるものであり、その他営業収益1,048万9,188円、営業収益合計は3億8,587万9,923円であります。
2営業費用、原水及び浄水費1億2,843万6,353円から資産減耗費184万4,666円までの合計は3億5,425万3,836円であり、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は3,162万6,087円となり、前年度と比較いたしますと、2,489万368円の減であります。
3営業外収益は、一般会計からの繰入れとして他会計補助金1,893万5,681円で、このうち台風10号災害による水道使用料金の被災者減免分として1,862万3,681円が一般会計から繰入れされております。長期前受金戻入4,369万6,824円、雑収益667万1,950円で、営業外収益合計は6,930万4,455円となりました。
4営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費4,043万9,581円であります。営業外収支差引額は2,886万4,874円となり、営業利益に営業外収支差引額を加えた経常利益は6,049万961円で、前年度より456万787円の減であります。
5特別利益はなく、6特別損失、固定資産売却損46万8,326円は、取換え量水器の資産帳簿価格と売却代との差額損失であります。
続きまして、経常利益から特別損失を差し引いた当年度純利益は6,002万2,635円となり、前年度より443万2,213円の減であります。前年度繰越利益剰余金は1億2,662万5,390円であり、この額に当年度の純利益6,002万2,635円とその他の未処分利益剰余金変動額4,993万6,874円を加えた当年度未処分利益剰余金は2億3,658万4,899円となりました。
今後も水道施設の老朽化、水需要の減少を考慮し、利益を財産に補?していく考えであります。
なお、詳細については、決算書23ページから27ページにかけまして、平成28年度芽室町上水道事業会計決算明細書収益的収入及び支出に記載しております。なお、備考欄には主な経費及び消費税(税込み額)を記載しております。
次に、6ページを御覧ください。
6ページ、平成28年度上水道事業剰余金計算書であります。
上段、前年度処分額欄は、平成27年度決算認定をいただきました剰余金処分内容を記載しております。中段以降につきましては、平成28年度の資本金及び剰余金の処分状況を記載してございます。また、8ページから10ページにかけまして貸借対照表を、11ページに重要な会計方針に関わる事項について注記を載せてございます。
次に、収納状況について御説明申し上げます。
成果の説明579ページをお開きください。
579ページ、各種税、使用料等収納状況と滞納金の理由別実態調書であります。
上水道使用料現年度分調定額は4億542万1,987円で、収入済額は3億9,707万5,604円、未収額は834万6,383円、収納率は97.9%であります。過年度分調定額は1,638万9,692円で、収入済額は802万8,487円で、不納欠損額は187万7,401円、未収額は648万3,804円、収納率は49.0%であります。未収金の理由別内訳でありますが、右に記載のとおり、合計371件であります。
次に、580ページをお開きください。
使用料等不納欠損額の欠損処分理由別調書であります。
不納欠損額は上水道使用料の合計欄、件数は537件187万7,401円で、内訳でありますが、破産が9件で2万1,148円、生活困窮が396件で154万8,928円、居所不明等が132件で30万7,325円であります。
次に、資本的収入及び支出について御説明いたしますので、決算書28ページをお開きください。なお、資本的収支につきましては、備考欄括弧書きに税込み額での説明とさせていただきます。
資本的収入におきましては、企業債が1億580万円、固定資産売却代が66万4,621円で、資本的収入合計は1億646万4,621円であります。
29ページ、資本的支出におきましては、配水本管整備費工事請負費では、年次計画により老朽化した石綿管の布設替えを2,937万6,000円で実施いたしました。給水設備費では、量水器購入費として新設用量水器、検満更新用量水器を1,386万351円、その取替工事を1,553万400円で実施いたしました。
第6期拡張事業費では、水道水の安定供給を図るため、上水道等の整備といたしまして、委託費では深井戸ポンプ施設実施設計680万4,000円、工事請負費では浄水場水質計測設備ほか各更新工事を6,075万円、道営事業負担金として平成27年繰越し分を含め968万5,956円を支出いたしました。
これらの建設改良費の合計は1億3,960万1,672円となり、企業債元金償還金1億4,089万5,185円を合わせますと、資本的支出合計は2億8,049万6,857円となり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億7,403万2,236円は、28ページ下段記載の科目により補?いたしました。なお、決算書15ページから16ページにかけましては、資本的支出建設改良費に関わります工事概要を、さらに22ページには上水道事業キャッシュフロー計算書を記載しております。
以上で説明を終わります。
○委員長(橋 源) 以上で上水道事業会計の説明が終わりました。
事業会計については、決算書、成果の説明について、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
正村委員。
○委員(正村紀美子) 収納率の向上についてお伺いいたします。監査委員の指摘からもあるように、今後も収納率の向上に努めるようにというふうにありますけれども、これまでも電話ですとか、相談ですとか、様々な取組みはされていると思いますが、そうした御指摘を受けてどのように対策をお考えになっているのか、お伺いいたします。
○委員長(橋 源) 西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) 今、正村委員からは、監査委員からの報告にもありましたとおり、収納率につきましては、我々も努めているところであります。それと、一方一元化も始まりまして、そちらの方は我々の水道料金以外の部分等も連携をしながらやっているということであります。ただ、原課の水道料金といたしましても、電話による催促ですとか、呼びかけもしているところであります。
それと、我々水道料につきましては、御存じのとおり下水道料金と一体的にというところがございますので、両方合わせた中で収納率向上に努めているところであります。実態としましては、一元化に伴いまして全体的なバランスはとれてきていると思いますけれども、我々は下水道と水道、特殊的な事情もございますし、それと、もう一方ではさらにそれを進んだ形で給水停止と、最終手段ということになるんですけれども、そういうこともありますけれども、いずれにしても、町民の方のライフラインに一番関わることなものですから、その辺は通常の行程、手段に基づきまして取り進めてございますし、今後もそんなようなことで取り進めていこうというふうに考えてございます。
○委員長(橋 源) 正村委員。
○委員(正村紀美子) 水については町民の生命に関わるものだというふうに認識しておりますので、その辺も十分に留意されているということで了解いたしました。また、一元化の成果も出てきているということで受けとめております。
次の質疑ですけれども、先ほど給水人口は減っていると、あと、給水戸数は伸びてはいるけれども、なかなかこれから伸びていくことは難しいであろうという予測だったというふうに思います。
それで、今後の水道料金も含めてですけれども、やはり独立採算であるということが水道会計においては求められているわけですから、こうした中で厳しい状況において、意識を高めるというふうに先ほど述べておられましたけれども、具体的に何をされていこうとされているのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(橋 源) 西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) ただ今、先ほど申し上げましたように、少子高齢化ですとか人口減少、さらに、今社会情勢を取り巻く影響で、節水というようなことも町民の方、住民の方が考えておられるということで、我々でいう収入における減少は、今、委員がおっしゃるとおり、これからもそう望めないだろうというふうに考えております。
ただ、我々も創設期から老朽化した施設の更新も図ろうということで、28年3月に上水道に伴う整備計画も立てさせていただきまして、その中でも今後どういうふうにしていこうかというような検討を立てまして、それに向かって進んでいるところであります。
ただ一方、今言いましたように、これからの水道事業をどうしていくかということにつきましては、その辺の料金体系そのものもどうするかということも、やっぱり今後、ほかの自治体もいろいろ考えているようでございますので、我々もその辺も含め進めていきたいなと思います。
それから、一方では広域化の問題がありまして、私どもも自己水源を持っていながら水道企業団からの受水を受けているということで、そちらの方の収支計画も、今企業団の方でも鋭意進めておりますので、その辺との関係も十分吟味していきたいと考えております。
それから、恐らく町民の方への周知、広報のお話かと思いますけれども、昨今の上水道事業もいろんな計画を立てる上、それから計画を立てていく上で、議会の皆さん、さらには住民の方へいろんなことを伝えていこうというような動きになっておりますので、その辺も事前の例えばアンケートが必要なのか、それとも広報が必要なのかも含めまして、そんなところの意見交換、それから意見集約も踏まえながら取組んでいこうというふうに考えてございます。
○委員長(橋 源) 正村委員。
○委員(正村紀美子) ただ今、いろいろ具体的に御説明がありました。施設の整備計画を作ってこれから進めていく中で、やはり今後料金体系をどうしていくかというところは大きな問題になってくるかと思います。
今、御説明がありましたところは大体分かるんですけれども、町民への周知というところでは、現状上水道の部分、会計についてどうなっていくのかというところは町民に十分理解をしていただきながら進めていくことは、私も必要だというふうに考えております。そういう意味では、水道料金をこれから上げるのか、下げるのかというところ、この部分についてつながっていくかと思いますけれども、この辺については、今後町民に対して周知をしながら理解を求めていくというふうに理解してよろしいでしょうか。
○委員長(橋 源) 西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) 今、委員がおっしゃったように、水道料金を上げる、下げるということではなくて、水道料金の体系をどうするか、体制をどうするかということを考えていきたいと思っております。結果どうなるか分かりませんけれども。
それと、我々も事業をしている上で、やはり節約できるところは節約するですとか、削減できることは削減するだとか、それから施設についてもダウンサイジングといいまして、今までは大きなサイズでよかったものを、小さくするべきではないかということもございますので、その辺も踏まえながら全体的に考えていこうと。そういう取組も町民の方にも周知していくことが必要ではないかなというふうに捉えてございます。
以上です。
○委員長(橋 源) ほかにありませんか。
梅津委員。
○委員(梅津伸子) 決算書の5ページの、損益計算書の中の4の営業外費用、支払利息及び企業債取扱諸費4,043万9,581円となっております。これに関して、これは平成28年度においての支払い費用だというふうに思います。それで、平成28年度の起債については35ページですか、企業債明細書という資料の中に書かれております。
先ほどの5ページとも関連しますのでお伺いしたいんですが、恐らく毎年毎年のこの金額を、利息を払っていくということは、大変金額的にも大きいということで、将来的な施設の更新なども含めて、見通して、剰余金を積み上げていっているという状況だというふうに思いますが、その中で利息の額支払いをなるだけ短縮していくという工夫といいますか、営業努力といいますか、そのことも非常に重要になってくると思います。
それで、この35ページから37ページまで、これは平成元年からでしょうか、ずっと年を追って起債額と返還額、そして未償還額ですね、利率も書かれております。この利率については、28ページ、37ページを見ますと、ほぼ現在、国の政策によって0.1前後というふうになってきております。当然、担当課としてもこの費用を圧縮する上で、借りかえとかそういうことを工夫されているのだろうというふうに思いますけれども、その点の取組についてまず、特にこれ、ナンバーでいけば1、古い方がかなり利率も高いまま残っているということもありますので、その辺についての取組状況について、借りかえとか伺いたいというふうに思います。
○委員長(橋 源) 西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) 今、梅津委員から35ページからの企業債の明細書についてのことかと思われます。
今言われましたように、36ページの52番ぐらいからなんですけれども、これぐらいから、今委員がおっしゃったように、借りかえの方を低利の方で進めてきているということでございます。
それと、今、資金の方もそんなことで取り進めているんですけれども、利息につきましても、今委員おっしゃったように、最近は37ページ見ていただいてお分かりのとおり、利率自体が0.1%、それから、当時御指摘がありましたように、平成元年ぐらいは4%、さらには昭和の時代はもっとあったということなんですけれども、その辺は鋭意借りかえをしながら努めているということでございます。今後もそんな方向でやっていきたいと思ってございます。
○委員長(橋 源) 梅津委員。
○委員(梅津伸子) 是非そのようにやっていただきたいというふうに思うわけですけれども、今、低金利になっています。私はもしかしたらこの番号で言えば1番、2番とか、借入先等書いてありますけれども、貸し出した方の都合で何かそういう縛りでもあるのかということで懸念したわけです。金利自体は、引き下げ自体は国の政策でありますので、どんな機関であろうと、それは堂々と水道事業を守っていく上では、水道に限りませんけれども主張して、このままずっといくと億単位での金利削減に当然なると思いますので、是非取組を進めていただきたいというふうに思います。
先ほど御答弁いただきましたが、改めて、もういいですか、もう一回。
○委員長(橋 源) 西川水道課長。
○水道課長(西川一浩) 今、詳細につきましては、水道庶務係長の方から説明いたします。
○委員長(橋 源) 上田水道庶務係長。
○水道庶務係長(上田 茂) 今、委員が言われたように、適宜の借りかえが必要ではないかというようなお話がありましたが、全ての起債が借りかえできるわけではなくて、今、縛りと言いましたが、補償の関係がございますので、補償のないものについては借りかえをしていくというような感じで財政当局と密に連絡をとってやっております。
○委員長(橋 源) ほかにありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○委員長(橋 源) ないものと認め、以上で上水道事業会計の質疑を終わります。
会議時間が1時間を経過いたしました。
2時50分まで本休憩といたします。
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午後 2時38分  休 憩