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◎ 日程第3 行政報告

○議長(広瀬重雄) 日程第3 行政報告 町長から台風18号に係る美生川流域被害の復旧についての行政報告の申し出がありましたので、これを許します。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 議長のお許しをいただきましたので、台風18号に係る美生川流域被害の復旧について行政報告をいたします。
9月18日、北海道に上陸した台風18号は、大雨や暴風などにより町内各地に被害をもたらしました。被害に遭われた皆様には心からお見舞いを申し上げます。
初めに、台風18号被害の概要を報告します。
公共施設は、道路、橋梁が計30か所で修繕及び整備が必要となり、被害額約2,400万円であります。
農業施設では、既に発注している災害復旧工事のうち7工事箇所の一部において、のり面崩壊等の被害があり、被害額は現在算出中であります。
また、今回新たに上伏古の国営明渠排水路で被害があり、被害規模が大きいため、災害復旧事業の活用について検討を行っております。
町有林は防風林において倒木被害などが発生しており、被害額は約120万円であります。
その他、公共施設内の倒木など2件の被害があり、被害額は約13万円であります。
続いて、美生川流域被害について申し上げます。
北海道の管理河川である美生川については、昨年の台風10号で大きな被害を受けたところであります。特に上美生橋上流部では、この台風10号で護岸が流出し、農地や道路が浸食され冠水する被害となりました。このため、北海道十勝総合振興局帯広建設管理部では、被災後直ちに河道修正や発生土砂を用いた仮締切盛土と大型土のうを設置する緊急工事を行いました。さらに、国の災害査定を経て、本年10月2日から護岸ブロック設置工事に着手する予定でありました。
しかし、今回の台風18号により、昨年設置した大型土のうや仮締切盛土が流出し、昨年同様、下流域の農地や道路が浸食され冠水する被害となりました。原因は、昨年の台風10号よる大雨で美生川の河道内に堆積した不安定土砂が、今回の雨で上流から運搬され、被災箇所付近に堆積し、川の面積が小さくなったことで流れが速まり、河岸浸食したものと推察していると聞いております。
北海道十勝振興局帯広建設管理部では、農地や道路への冠水被害を防ぐため、9月19日に応急対応に着手し、20日までに流れの勢いをとめる根固ブロックを設置、9月21日までに根固ブロックのすき間からの差し水を止める大型土のうを設置。その後、仮締切盛土を9月24日までに終了いたしました。
また、昨年の台風10号に伴う復旧工事は、今回の台風18号被害によっても遅れることはなく、当初の予定どおり10月2日から護岸ブロック設置工事に着手し、今年度内に完成する予定であります。
美生川は国道38号線から上流11キロメートル区間において河川改修が行われておりますが、それから上流については未改修であります。
昨年の台風10号に伴う大雨出水により、上美生及び伏美地区などでは農地などへの冠水被害が発生しております。北海道では、改修済区間の上流から約8.6キロメートルの区間、これは上美生橋から1キロメートル程度上流までとなりますが、この区間の流下能力の拡大を目的とした事業計画を立案し、平成30年度の事業着手に向け検討しているところであります。
なお、今回被害を受けた農地は計4か所で、浸水面積は、目視による概数ではありますが約14ヘクタールであります。これら被害を受けた農地については、現在、北海道十勝総合振興局が地権者の意向を聞きながら復旧を進めており、昨年の台風10号被害の復旧期間である平成30年度内には復旧を終えるよう努めているところであります。
また、町道伏美雄馬別線については道路の破損などがあり、被災後から通行止めとしております。しかし、当該道路は、特に地域住民の方にとっては重要な生活道路であり、早期開通に向けて全力を挙げて復旧を進めております。
なお、道道清水大樹線の上美生橋については、昨年の台風10号による被害を受け、現在、北海道十勝総合振興局帯広建設管理部による復旧工事を進めていますが、今回の台風18号による大きな手戻り等は生じないことから、当初の予定どおり、本年12月の完成を目指し、工事を進めているところであります。
今後においても、国や北海道と連携をとりながら、早期復旧に向け全力で取り組んでまいります。
以上、台風18号被害に係る美生川流域の復旧について行政報告といたします。
○議長(広瀬重雄) 以上で行政報告を終わります。
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