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次に、梶澤幸治議員の質問を許します。
  梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) それでは、一般質問を始めさせていただきたいと思います。
  私は、1項目であります。コミュニティ・スクールの導入について。
  平成27年12月に取りまとめられた中央教育審議会答申「新しい時代の教育と地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について」を踏まえ、学校運営協議会の設置の努力義務化やその役割の充実などを内容とする「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正が行われ、平成29年4月1日より施行されました。
  また、文部科学省は本年6月、4月1日現在の全国のコミュニティ・スクール導入状況を公表しました。北海道では、導入校数が前年度比101校増の165校となり、国全体でも前年度比794校増の3,600校となるなど、道内はもとより全国各地でコミュニティ・スクールが着実に広がりを見せています。
  本町教育においても、今後の方向性として、コミュニティ・スクールの導入の積極的推進へ勇気を持ってかじを切るべきであり、早期設置に向けた十分な検討を期待し、教育長の見解を伺います。
  @平成29年度教育行政執行方針において、学校・家庭・地域の連携協働体制が構築され、地域とともにある学校運営に参画し、学校と地域が力を合わせて子供の成長を支援する仕組みとしてコミュニティ・スクールが期待されていることから、本町としても導入に向けた先進導入市町村の事例等の情報収集、研究を進めると述べられました。現時点での進捗状況について伺います。
  Aは、今後のコミュニティ・スクールの導入に向けたお考えを伺います。
  以上でございます。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員の質問に答弁を求めます。
  武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) 梶澤幸治議員の御質問、コミュニティ・スクールの導入についてお答えいたします。
  1点目の現時点でのコミュニティ・スクール導入に向けての進捗状況についてであります。
  学校においては、地域に開かれた信頼される学校作りが求められており、次期の新学習指導要領では、社会に開かれた教育課程の実現が共通の理念として示されております。
  そのような中で、学校と保護者や地域住民がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させ、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校作りを進める仕組みとしてのコミュニティ・スクール、学校運営協議会制度は、平成16年の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により導入され、そして本年4月にこの学校運営協議会は任意設置から教育委員会の努力義務に法改正が行われたところであります。
  文部科学省では、第2期教育振興基本計画の計画期間である平成29年度までのコミュニティ・スクール導入を公立小・中学校の1割、約3,000校に拡大、北海道教育委員会の北海道教育推進計画(改訂版)では、コミュニティ・スクールに指定されている小・中学校を平成29年度には1割、約140校とするとしております。
  また、十勝教育局におきましても、コミュニティ・スクール導入に向けた仕組み作りや研修会への支援を平成29年度十勝管内教育推進の重点の一つに掲げております。
  御質問の現時点での進捗状況についてでありますが、教育行政執行方針で示しましたように、各研修会等への参加、情報収集、情報交換等を行っているところであります。
  具体的には、6月に開催をされました十勝管内教育委員会連絡協議会、教育長部会の教育長を対象にした研修会に参加しており、また、教育委員による先進導入市町村の視察研修、そして北海道のコミュニティ・スクールアドバイザー等を活用した教育委員・学校管理職を対象とした研修会を年内に実施していく予定でおります。
  今後も、参考事例等の情報収集を進め、研修会、説明会等を随時開催し、制度内容等についての情報提供・情報交換を行うとともに、平成30年度にコミュニティ・スクールの全体像を作成し、学校・地域等と協議を重ねながら、早い段階で導入できるよう推進してまいりたいと考えております。
  次に、2点目の今後のコミュニティ・スクール導入に向けた考えについてであります。
  一般的に、コミュニティ・スクールの導入により、保護者や地域住民等が学校運営に参画することで、学校・家庭・地域社会が一体となって、それぞれの地域が創意工夫を生かした特色ある学校づくりが期待をされています。
  また、保護者や地域の学校支援活動が活発になるなど、子供の成長や地域住民の参画・協働に大きな成果が見られ、児童生徒の郷土愛の育成や地域コミュニティーの活性化などにつながると考えられる一方、制度の定着や効果的な運営・活動が機能するまでには長い年月が必要であると言われております。
  今、町内各小・中学校においては、小中連携による学習活動や研修等について取り組んでいただいているところであり、学校訪問などから感じますのは、保護者や地域住民の学校行事への参加や、地域の青年部等との農園活動など、それぞれの地域コミュニティーとして協働体制の基盤など一定程度整っていると考えております。
  教育委員会としましては、学校と地域がこれまで培ってきた関係を大切にし、本町にふさわしい形で学校や地域がなるべく負担感なく運営できるよう、学校、地域や関係者との協議を重ね、理解を得ながら、学校規模や地域状況等に違いもあることから、導入できる学校から進めてまいりたいと考えております。
  以上、お答えといたします。
〇議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
  梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) 今、@、Aに対しての答弁をいただきました。内容が共通していますから、一緒に質問させていただきたいと思います。
  教育行政執行方針に、今答弁の中にありました研修会への参加、あるいは情報収集、先進地のですね、そういったことを行っていくというお話でありましたけれども、今日、答弁の中には教育長を対象にした研修会、これ具体的に載っているんですけれども、そのほか情報交換とか情報収集というのはどう行われたのかお聞きしたいと思います。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  いろんな情報収集については、今回答弁の中には教育長の研修会1回という説明をさせていただきました。全国の教育長会議の中の、文科省から来ている、そこでいろんな重点事項というのが説明がされるわけなんですけれども、そのときにいろいろ冊子だとか資料等もいただいておりますので、それについては基本的に教育委員さんにも情報提供するなり、学校教育全体の中でそういう情報を共有するような形をとっておりますし、また、研修といえば、教育委員さんの全道の研修会等においても、道の教育長からの挨拶だとか、あと文科省から来ている方の講演会の中で、その重点事項についての説明はされていますので、そういう中で教育委員さんにおいても一連の情報提供はされているというふうに思っています。
  また、社会教育委員さんの協議会の中では、昨年は2回ほど研修会、講演会も開催されておりますので、そういう中ではいろいろ、そういう協議会なり研修会なり含めて最近は回数も多くなっておりますので、今後もそういう形で情報提供を含めてしていきたいと思っていますし、また、先進地であります浦幌町にも先般教育長部会の移動研修会ということで行ってまいりまして、浦幌中学校の状況なども確認させてもらって、いろいろ情報提供させてもらいました。それについても教育委員会内部で情報共有を図っているところであります。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) 今、教育委員さん、あるいはその社会教育委員さんへの情報提供を行っているというお話であります。
  私も、先日の予算委員会でも質問させていただきました。教育委員会会議録、そして社会教育委員の会議録、これ毎回見ているんですね。教育委員会の会議録につきましては、今日やっとアップになって、今、別な議員さんが一般質問やっているときに確認をさせていただきましたけれども、このコミュニティ・スクールの話、一つも出てきてないんです。情報提供を行ったという、その辺、どこまで行っているか分かりませんけれども、私も教育委員さんといろんな意見交換をさせていただいておりますが、そういった詳しい内容のお話し合いというのはそのテーマとしてテーブルにのっていないと私は認識しております。
  私が言いたいのは、今日の答弁、正直言って残念な答弁であります。3月で私は討論いたしましたが、そのコミュニティ・スクールというのはこれから非常に大切な問題なんだということでしっかりやってくださいよという、そういった討論もさせていただいたので、もっともっと情報交換、情報収集、進んだ形の答弁をいただけるかなと僕は思っていたんですが、正直言って残念なんです。
  一番何が言いたいかといいますと、教育行政執行方針なんです。ここに載せているということは、私は芽室町の教育行政としてしっかりとやっていくんだよという、そういう思いだと思うんですね。それが、今こういう、そこまでしか進んでいないというのは、教育委員の中でも話し合いができていないというのは非常に残念なことだと思うんですけれども、その辺、教育長、いかがでしょうか。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  教育委員会の議事録については、そのときの議案だとかそういうものでアップしているというふうに御理解いただきたいと思います。教育委員会の議案としては載せておりませんけれども、教育委員会終わった後に教育長の部屋だとか応接室の中で教育委員さんと協議する場がありますし、その教育委員会の協議会という中でもありますので、その中では教育委員さんとは情報交換なり、今後の取り組み等も含めてお話をさせてもらっております。
  この視察も含めて、今、どういうところの先進地を視察するかということを教育委員さんともお話しさせてもらっておりますし、今後、いろんな情報も、浦幌の情報もありますし、いろいろ先進事例も最近やっといろんな具体的な事例というのが出てきているというふうに思っておりますので、そういうものをぜひ、更に提供しながら、お互いの直にといいますか話し合いをして、今後積極的に進めていきたいというふうに考えております。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) ただ今、教育委員さんと情報共有しながらそういった議論をしているというお話をいただきました。
  現時点で、教育委員さん、コミュニティ・スクールに対してどういった認識かお伺いしたいと思います。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  やはり、コミュニティ・スクール自体の今言われているようなメリットだとかあります。そういうものを感じたときに、今も基本的に学校運営地域協力者会議というのが各学校に設置をしております。その中でいろんなその協議会の委員さんからも意見をいただいて、同じような地域に開かれた学校作りだとかそういうものを協議しているというふうに、教育委員さんも十分分かっているというふうに思っています。
  ただ、そういう組織が今実際動いていますし、基本的にコミュニティ・スクールに言われている、移行したからといって、それが急に変わるものではない。法的な位置づけは変わりますけれども、基本的にそういった、実際今やっている、取り組んでいただいているものを具体的に今後移行するなり進めていけば、コミュニティ・スクールというのは導入できるんじゃないのかというふうな教育委員さんの意見もいただいておりますので、今後、学校だとか地域の方だとか、いろいろ総合的に進めていかなければならないものもありますし、規則改正なども検討していかなければならないと思っておりますので、そういった中では教育委員さんとしては私たちと同じ方向性でコミュニティ・スクールについては基本的に積極的に導入していこうという考えでいるところであります。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) ただ今、それぞれの学校なら学校運営協議会委員会ですか、そういう形になるという話でありますけれども、全く今あるものが今求められているコミュニティ・スクールに移行するかということにはならないと思うんですね。いかに今求められているものが、学校と地域と家庭、地域社会がやっぱり一体となってたくましく健やかな子供たちをどう成長させていくかというのがこのコミュニティ・スクールの狙いなんです。そういったことを考えますと、今のその学校運営協議会では、あまり地域の意見というのは入ってこないと思いますけれども、その認識いかがでしょうか。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  今現在も、いろいろ設置する協議会については教職員も入っておりますし、保護者も入っておりますし、地域住民が実際入って、学校運営や教育内容について、その地域ニーズも把握した中でいろいろ意見を交換しているというふうに聞いております。
  そういった中で、今後のコミュニティ・スクールにおいても、学校運営に必要な支援について協議する機関ということでありますので、その学校運営協議会というのも設置していかなければならないというふうになっていますけれども、学校運営協力者会議は組織名自体をそのまま移行するということではなくて、今そのベースがあるものですから、そういうものに実際にコミュニティ・スクールで求められるその3つの要素というのがありますので、基本的には必須になっているのが、学校長の学校運営方針を基本的に認めるというのが必須になっていますので、そういうことを前提として、あとその学校で、今地域でやっている行事だとかいろいろ取り組んでもらっているものありますので、そういうものはとりあえず学校運営協議会、コミュニティ・スクールに移行した中で、さらに熟議を重ねるというのは、その話し合いをして、今後さらにそのボトムアップなりレベルアップしていかなきゃならないというふうになっていますので、そういう形でうまく軌道に乗せた中で、さらにレベルアップしながら進めていくのが適当ではないのかなというふうに今考えているところであります。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) 今あるものからコミュニティ・スクール移行するんじゃないんです。新たに立ち上げるんです。そこまで、立ち上げるまでのしっかりと学校、職員含めてですよ、地域社会と、ここで熟議をしていくということなんですね。だから、そこの認識が違うと思うんです。それはマニュアルを見ているからだと思うんですね。もっともっと先進地の事例を調査して、しっかりと勉強をしていただきたいと思います。
  これ、僕が求めた答弁ではなかったので、大変失礼ですけれども、あまり今後質問できないと私思います。
  それで、ここに今日、平成30年度にコミュニティ・スクールの全体像を作成しと、これ明言されております。どこの導入された市町村見ても、大体この推進委員会なのか設置検討委員会だか分かりませんが、まずここから入ると思うんですけれども、これを設置してから導入まで2年ぐらいかかるんですね。ということは、もう直ちに、教育委員会だけの中で進めるのでなくて、地域の方、先生方、教職員の方を入れた中で、何が一番自分の地域の学校としてふさわしいんだという、そういう議論を今から進めていかなきゃ間に合わないんです。その辺認識いかがでしょうか。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  基本的には、スケジュール的には一般的にそういう形で、梶澤議員の言われた形の実際にスケジュール的には2年だとか言われています。
  ただ、先般、教育長研修会で行われたコミュニティ・スクールのアドバイザーの方がいろいろ意見もいただいた中では、いろんな先進事例もいろいろありますし、実際にできる部分としては1年あれば実際にはコミュニティ・スクール導入まではできるというふうに聞いておりますので、本町ではいろいろ情報収集だとか研修会をやっております。それで、平成30年に一応全体像を作成するというふうに考えておりますし、早ければ31年の4月にはどこかのとりあえず学校で、できる学校があれば、そこから導入したいというふうに、今、大枠のスケジュールというか構想は持っているところであります。
  ただ、どうしても今後いろいろ、協議をさらに進めていかなきゃなりませんので、それによっては状況もちょっと変わるかとも思いますけれども、基本的にはそういうスケジュールで進めていくよう、教育委員さん、そして学校、地域とも協議を重ねてまいりたいというふうに考えているところであります。
〇議長(広瀬重雄) 梶澤議員。
〇2番(梶澤幸治) ただ今、可能であれば31年の4月からコミュニティ・スクール導入したいということであります。しっかりと早期導入に向けて頑張っていただきたいと思います。
  やはり、教育委員会で作り上げてから議論するのと、ゼロの状態から地域住民、教職員の方を巻き込んだ議論、これって思いが違うんですね。責任が生まれてくるんです。そういった意味では、作り上げる前にその計画の段階から、早くこの推進委員会を立ち上げていただいて、教育委員会プラス地域、そして家庭も含めてですよ、ここの部分を入れながら進めていただきたいと思います。
  僕、もうこれでやめますけれども、僕も、今、町、いろんな事業やっていますけれども、やはり教育委員会というのが一番大事だと思うんです。それはなぜかといったら、人を作るからですよ。子供なんかは本当になんぼ能力あっても、やっぱりその環境によって変わっていくんですね。それを昔はそういう社会があったんです。家で補えない部分、隣近所のおばさんであったり、学校の先生が補って、そういうことに育っていったんですね。今、それを取り返す時期だと思うんです。それがコミュニティ・スクールだと私は思っております。そういった意味では、もうしっかりと、私たちもしっかり勉強させていただきますけれども、教育委員会もしっかりと、もっともっとスピード感を上げてやっていただきたいと思います。
  私、12月に同じ質問しますので、必ずしますから、しっかりやってください。そして、今後の方向を聞いて終わりにします。
〇議長(広瀬重雄) 武田教育長。
〇教育長(武田孝憲) お答えします。
  スケジュールについて、今後、いろいろ、今詰めていくというふうに思っていますし、さらに、いろんな研修会等だとか、制度内容についても、保護者もそうですし、教育委員会、そして学校、一般の教職員の皆さんもそうですけれども、そういったことでいろいろ情報提供して、制度内容を理解してもらわないと、なかなかうまく進まないというふうに思っていますので、そういう制度内容については早い段階から研修会、情報提供しながら進めてまいりたいと思っています。
  以上でございます。
〇議長(広瀬重雄) 以上で梶澤幸治議員の質問を終わります。
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◎ 散 会 宣 告

〇議長(広瀬重雄) 以上で、本日の会議に付された議件は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会します。
なお、9月定例会議の再開は、明日9月20日午前9時30分ですので、御出席をお願いいたします。
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(午後 4時19分  散 会)