[前画面に戻る]



◎ 日程第4 陳情第9号「テロ等組織犯罪準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立に反対する意見書」に関する陳情から日程第6 陳情第11号「テロ等組織犯罪準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立に反対する意見書」に関する陳情

○議長(広瀬重雄) 日程第4 陳情第9号から日程第6 陳情第11号までの「テロ等組織犯罪準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立に反対する意見書」に関する陳情3件を一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。
梅津総務経済常任委員長。
○総務経済常任委員長(梅津伸子) 陳情第9号、第10号、第11号「テロ等組織犯罪準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立に反対する意見書」に関する陳情の審査結果について御報告いたします。
これら3件の陳情については、3月22日の本会議において当委員会に審査が付託され、3月22日、翌23日及び27日の3回にわたり委員会を開催し、審査に当たっては、陳情の提出者3人のうち2人を参考人としてお呼びし、陳情の詳細な願意や陳情を提出するに至った経緯等について説明を求め、委員から質疑を行う形で審査を行いました。
御承知のように、政府は、2003年(平成15年)から2005年(平成17年)にかけて3回にわたり国会に提出し、国民各層の強い反対で廃案となった「共謀罪創設規定を含む法案」について、「共謀罪」を「テロ等組織犯罪準備罪」と名称を変えた、「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」を3月21日に閣議決定したものであります。
この法律案の閣議決定に当たり、国民や法曹界には、「この法案が成立すると刑法の既遂行為罰則の基本原則を逸脱し、謀議の疑いを認定された段階で犯罪組織の構成員として処罰の対象となる懸念があり、市民活動や基本的人権の侵害につながる危険性を払拭できない。」という根強い反対論があり、今回の陳情の提出に至ったものと考えられます。
参考人への質疑を踏まえての討論においては、「改正法案が戦争参画への布石となり得る懸念については、憲法第9条がある以上、戦争に参画ができないことが明白であること。一般市民の人権侵害に関する懸念については、捜査権乱用につながらないよう組織的犯罪集団を対象とする政府説明であること。国連組織犯罪防止条約の締結には、『重大な犯罪を行うことの合意』段階での犯罪化を求めており、共謀罪、予備罪等には犯罪実行前の処罰規定があるものの、人身売買や詐欺などにはこうした規定がないことから、規定が必要とされていること。今後、オリンピック等の重要な事業を控える中で、国内で発生する組織的な犯罪から国民を守るためにも法改正は必要であり、陳情の内容には反対する。」等の反対討論、「日本は、テロ防止を目的とした国際条約を締結しており、テロ対策は既にある国内法でも十分対応できる。今回の改正案は市民活動そのものを脅かし、市民の言論の自由を奪いかねず、内心の自由を脅かし、基本的人権を侵害する危険性を排除できないことから、今回の陳情の内容には賛成する。」との賛成討論があり、採決を行った結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定したものであります。
以上、総務経済常任委員会の陳情審査報告といたします。
○議長(広瀬重雄) これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 8番、吉田です。
今回の陳情者のおっしゃっています、市民活動や基本的人権の侵害につながる危険性を払拭できないから反対していただきたいという趣旨のことに関して、委員会の審査では、国は捜査権の乱用につながらないようになっているんだということで、そんなことは大丈夫だというふうになったわけでありますけれども、私は、ちょっとそこの部分の説明が、国からの説明といいますか、国会審議などをテレビで見ていると、どうも納得いかないのであります。山でキノコをとっても対象となり得る可能性があるというような答弁を聞いていますと、そこのところがまだ煮詰まっていないのではないかと。ですから、国会での審議に入ってから随分時間がたちますけれども、いまだにその点がはっきり解消されないものですから、議論が尽きないのではないかと思います。本委員会では、そこのところは大丈夫だとなったようでありますが、その根拠、理由について、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 梅津議員。
○12番(梅津伸子) お答えいたします。
この案件につきまして、陳情の案件につきまして審査が行われましたのは3月であります。3月27日に結論が委員会として出されております。この段階では、まだ国会では法案の本質についての議論が十分深められていない段階での委員会での結論でありました。そういったこともありまして、この段階では、今、吉田議員の質問にありましたように、深いところまでの議論ということはできないまま、結論が出されたということを御報告したいというふうに思います。
○議長(広瀬重雄) ほかにありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) ないものと認め、質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) ないものと認め、討論を終わります。
これから採決を行いますが、採決については、芽室町議会会議条例等運用規則第34条第6項ただし書きの規定により、一括して採決したいと思います。
異議ありませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) 異議なしと認めます。
したがって、一括議題とした陳情第9号から陳情第11号までの3件については、一括して採決することに決定いたしました。
これら3件の陳情の総務経済常任委員長の審査報告は不採択とすべきものとなっておりますが、採決については原案の可否を諮るものであります。これら3件の陳情を原案のとおり採択することに賛成議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(広瀬重雄) 起立少数と認めます。
したがって、本陳情は不採択と決定いたしました。
────────────────────────────────────────────────────────────────