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 次に、渡辺洋一郎議員の質問を許します。
渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) それでは、通告に基づきまして質問させていただきます。
質問は1項目です。道路、歩道の除排雪と間口除雪についてであります。
北海道に住む私たちにとって、冬期間の安全な移動、除雪の問題は避けては通れない課題であります。効率的な作業体制の構築や情報発信が求められる中、町に寄せられる除雪や排雪に関する意見や要望は、平成28年度で約300件ありましたが、除雪が不十分、除雪が遅いといった道路除雪に関するものと、歩道が歩けないなどの歩道除雪に関するもの、交差点の見通しが悪いなどの排雪に関するものが55%を占めています。
そうした中で最も多く寄せられているのは、雪の塊が家の前に置かれて行った、せっかく除雪が終わったのに氷の塊で車が出せないなどの、いわゆる間口除雪に関するもので、110件以上、全体の37%を占めています。町は検討を行った結果、物理的に困難であるとの理由から各家庭での処理をお願いしていますが、町民から毎年多くの要望が寄せられており、特に独居、ひとり暮らしの高齢者や障がい者のいる世帯では間口除雪は深刻な問題であり、町全体の課題であると考えます。課題解決に向けては、町民を巻き込んだ議論が必要と考えることから、道路、歩道の除排雪と間口除雪などに関して、以下の点について伺います。
1点目、道路、歩道の除排雪についての現状と課題分析についてどのように考えているか伺います。
2点目、間口除雪についての現状と課題分析についてどのように考えているか伺います。
3点目、独居高齢者や障がい者世帯など、いわゆる除雪弱者に対する対策について、現状と今後の取組みについて伺います。
以上、1回目の質問といたします。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 渡辺洋一郎議員の御質問にお答えいたします。
道路、歩道の除排雪と間口除雪についての1点目、道路、歩道の除排雪についての現状と課題分析についてどのように考えているかであります。
道路、歩道の除排雪は、毎年更新する芽室町除雪計画に基づき、原則、降雪が10センチを超える場合に出動しますが、町道の除雪対象距離は666.3キロメートル、歩道が72.2キロメートル、また、重点排雪路線は市街地の幹線道路・通学道路及び交通量の多い路線の30.1キロメートルであります。
この除排雪作業は、町の直営除雪と民間業者による委託除雪で実施し、除雪車両は、町所有の24台と委託業者所有の25台、合計49台であります。
降雪後の除雪作業は、市街地においては交通事故防止の観点から、交通量及び歩行者の少ない深夜から開始し、通勤や子供たちの通学時間には、道路及び通学路の歩道を確保するよう努めております。その郊外地を早朝から開始し、スクールバス路線を優先し、正午には全路線が完了するように進めているところであります。
また、降雪量や強風による吹きだまりが発生した場合は、必要に応じて拡幅除雪や吹込除雪を実施しているものであります。除雪作業は深夜から正午までの限られた時間の中で除雪対象路線の交通機能を確保しなければならず、除雪車両のオペレーターや除雪パトロール車の運転手には、現状下では厳しい労働条件となっております。さらにオペレーターは、常に安全第一に努めているところでありますが、除雪作業中に誤って器物破損等が生じることもあり、交通安全と技能習得が最大の課題であると考えております。
また、民間業者も含め、高齢化や過酷な労働条件などからオペレーター不足でもあり、今後はその確保も課題の1つと考えております。さらに、近年の気象状況の大きな変化もあり、視界が制限される降雪時では、市街地でも、歩行者、通行車両の安全確保の観点から、深夜の出動ができないこともあります。また、郊外地では暴風雪によるホワイトアウトが生じることもあり、計画どおりの時間帯で除雪はできないことも課題ととらえております。
次に、2点目、間口除雪についての現状と課題分析についてどのように考えているかであります。
間口除雪については、昨年11月の広報紙「すまいる」の特集に掲載しましたが、道路の降雪を除雪すると雪は各住宅の間口に残りますが、その処理に御理解と御協力をお願いしているところであります。
除雪作業は1点目でお答えしたとおり、深夜から正午までの限られた時間の中で除雪対象路線の交通機能を確保しなければならず、降雪量が多く除雪延長の長い北国では、かき分け作業により道路機能を確保しております。仮に、間口除雪を実施する場合も、交通事故防止の観点から交通量及び歩行者の少ない深夜から早朝にかけての作業となり、間口除雪を検討した試算では、現在の49台の除雪車両のほかに、新たに69台の除雪作業が必要となります。加えて、その除雪のオペレーターも確保することを考えますと、現実的ではない状況であります。
渡辺議員の御指摘のとおり、町民の皆さんから寄せられる要望、御意見など、間口除雪に関するものが多い現状でありますが、申し上げたとおり、全戸の間口処理には対応できない状況であります。今後においても、効率的な作業体制の構築に努め、町民皆さんに御理解いただくよう意見交換会(そよ風トーク)などを通しまして、あるいはまた、広報紙「すまいる」などを通しまして情報発信に努めてまいる考えであります。
次に、3点目、独居高齢者や障がい者世帯など、いわゆる除雪弱者に対する対策の現状と今後の取組みについてであります。
本町では、現在、独居高齢者や障がい者世帯に、高齢者等除雪サービス事業を実施しております。この事業はひとり暮らし高齢者、高齢者のみの世帯、身体障がい者のいる世帯で、いずれも自力での除雪が困難で、かつ親族等による支援も受けられない方を対象とし、玄関から公道までの間を約1メートルの幅で除雪することにより、緊急時の安全確保を目的とするものであります。
現在、本事業の登録世帯数は115世帯で、作業の担い手としては、支援登録町内会13町内会、シニアワークセンター及び個人ボランティアの約50名の方に登録をいただいております。しかし、この制度の現状は、サービスの担い手となる支援登録町内会、シニアワークセンターのいずれにも協力者の確保に大変御苦労をおかけしており、これ以上の対象者の拡大は困難な状況にあります。
このことから、来年度を開始期とする第7期高齢者保健福祉計画、この中におきまして、平成29年度ベースのサービス量を維持できるよう、持続可能な事業のあり方を検討することといたしております。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) それでは、1点目から順に再質問をさせていただきますけれども、まず今回、一般質問で除雪について取り上げた理由ですけれども、除雪は住民にとって非常に身近な問題で、雪国に住む人にとっては切り離せないものだと思います。除雪を取り巻く状況につきましては、昨日も地元の新聞でも報道がされていましたけれども、オペレーターの高齢化ですとか人手不足など、今後に向けて非常に厳しい状況となっております。しかしながら一方で、住民からは切実な声も寄せられています。
今回の質問では住民の立場に立って今の町の課題を明らかにして、これから町として、住民を巻き込んで雪とどのように向き合っていくかを考えるきっかけになればというふうに思っております。
それでは、具体的に伺っていきます。
私はこれまで道北の雪の多い地域に住んでおりましたので、芽室はそういった豪雪地帯と比べますと雪の量も少なく、除雪する回数も少なくて、雪の面からすると暮らしやすいと思いますし、道路の除雪もきれいにされているというふうに思っています。先ほど、地元の新聞でもありましたように、除雪を取り巻く体制が非常に厳しくなっているという中で、一方で、住民にとっては身近で切実な問題です。年間約300件の苦情・要望があるということですけれども、年々増えているというふうに聞いております。苦情や要望が増えている原因というのはどのようにとらえているのかについて、まずお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 一言で申し上げますと価値観の多様化だと思って受けとめています。
今まで、苦情・要望、やはり心の中で、せっかく家の前除雪したのに雪置いて行かれたよということも、お声としては今までも当然ありました。ありましたけれども、でも、除雪機の構造がああいう構造でありますから、スピード感も求められている現状の中で、仕方ないよなというふうな声も随分寄せられたことはありました。ただ最近は、役所に言わなければ気が済まないというそういうこともありまして、やはり価値観の多様化ということが件数の増加につながっているだろうなと思います。
現実に、間口除雪の問題も、すべて除雪困難者からの声なのかといったら、決してそうではないことがございまして、私たちも現地へ行ってびっくりすることも中にはあるのですが、これも私たちの役割だと思っていますが、一言で言うと価値観の多様化がそういうことに結びついているのだろうなと、このように認識をいたしております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。
体制について伺います。今、委託でできる業者も非常に少なくなっているということですとか、オペレーターの確保、人手不足などが深刻です。除雪の体制を維持していくことの厳しさがあるというふうに思いますけれども、何か工夫されていることは今あるのでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 先ほど申し上げましたとおり、価値観の多様化と私申し上げましたけれども、価値観の多様化があるということは、当然毎年同じ体制、同じ内容でやっていってはいけないということになります。私たちは、町のオペレーターそのものも当然1年契約でやっておりますけれども、それから民間委託の皆さん含めまして除雪計画というものを毎年作っていると1回目で答弁いたしましたが、除雪計画書というのを作っているのですね。この除雪計画書の内容も、やはり、その価値観の多様化に応じてどういうふうに見直していくかということについては十分検討しているつもりでおります。と同時に、オペレーターの皆さん、民間業者の皆さんとの意見交換もやっておりまして、どんな苦情があったのかなとか、そういうふうなことも含めて、その計画の中に導入するものについてはしていくと。
極端なことを言いますと、例えば、同じ方向で除雪されていったら、いつでもうちの前ばかり雪の山が大きいと。目の前の反対側の人は少ないと。これ不公平ではないかということがありました。これは簡単に言って、除雪機が回る路線というのは一筆書きみたいにして回っていくのが一番効率的なものですから、そのお声にお応えするために、その路線見直しをするにも2年以上かかりましたけれども、実はこれもやっているのですね。これも全路線でやっているわけではありませんけれども、それをやることのほうが住民の皆さんにサービスを均等に提供できるということであれば、やれる工夫はしようと。年数かかってもやれることはやっていこうと。こういう発想でやっておりまして、そういう意味では、いろいろ今までも現状に合わせた創意工夫は重ねてきているということで、先ほど申し上げた課題は、それらに加えて、最近大きな課題として残っているものということでお答えしております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 厳しい中で、そのニーズに応じた体制のあり方について今後も工夫されていくのだというふうに思いますけれども、今年は特に町道のあの交差点の角がカット排雪されていて非常に見やすいかなというふうに思っています。去年まではなかなか見られなかったというふうに思いますけれども、何か除雪担当のほうで、どこかの町を参考にしたですとか講習会を受けたですとか、そういった技術的なノウハウの蓄積ですとか技術の伝承などというのはどのようにされているのかについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 交差点のカットについてはおほめいただいて、ああよかったなと思って今聞いていたのですが、実は、もっと深い悩みを申し上げれば、今年は雪が土日ごとにどんどん降ったものですから排雪作業まで至らなかったというのが現状なのですね。排雪作業に至らないものですから非常に見通しが悪いと。どうやって交通安全確保しようかというときに主管課のほうで工夫して、交差点のカットをしようということで実は始まったのがあの作業だったわけであります。全町ともに排雪はできなかったのでありますけれども、交通安全確保するための1つの工夫としては、通りがかりの皆さんにも、おお、見通しよくなったねと声もかけていただいたりして大変うれしく感じているところであります。
また、技術的な問題だとかそういうことに関しましては、私たちも、特にオペレーターの技術向上というのは、これは非常に大切な問題でありますから、最近については、例えば国、開発建設部、それから道、建設管理課、かつての土木現業所、こちらの除雪オペレーターの技術向上の講習会ですとか研修会ですとか、そういうところにもうちの担当も参加する、そんなこともさせていただきながら、工夫については、技術的な工夫についてはやはり怠りなく今後も継続していきたいなと思っています。
同時に、購入する機器類もどんどん性能がアップしてまいりますので、当然そういう学習の仕方というのはやはり大事だと思っていまして、国や道とも協力しながら重機オペレーターの技能研修はこれからも継続していきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。その排雪がなかなかできない中での工夫だというふうに分かりました。
それで、歩道の除雪について1点伺いたいと思います。
地元の高校生からは、通学路の除雪をもっとしてほしいという要望が、議会と高校生との意見交換会の中でも多く出されました。特に通学路の除雪は、朝の通学時間帯に合わせて計画的に行われているというふうに思いますけれども、実施する中で工夫されていることですとか逆に困っていることなどがあればお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 特に今年は歩道の除雪も大変苦労しました。御存じのとおり歩道については車道に吹き飛ばすわけにもいきませんし、民間の住宅のほうに飛ばすわけにもいかない。その中でどうしていくかと言ったら、やはり車道と歩道の合間に積み上げスペースをある意味では作っていかないと、なかなか歩道除雪ってできない、これが現状であります。そういう中でありますから、今年のように雪がどんどん多くなって排雪もなかなかできないという状況になりますと、せっかく積み上げて山を作ってあったのが、また除雪車が過ぎ去った後に崩れてきて残ってしまった、下雪が残ってしまった、こういう苦情も今年は非常に大きかったと思います。
それで、車道の除雪とどういうふうにコンビを組みながらやっていくのかということについては、いつでも工夫するわけですが、そのときの雪温、温度ですね、雪のくっつき方、そういうものを判断しながらもやっていかなければいけませんので、これなかなか、こうやっていますと一言では言えないのですが、そういう全体状況をいかに見きわめるかということが非常に大きいと思っています。
それと今年困ったことは、先ほども申し上げましたけれども、雪の量が本当にあまりにも多すぎて、歩道をあけてもその後に崩れが起きてしまって下に雪がたまってしまった。これが非常に多くあって、歩道を歩く皆様方には御迷惑をおかけしたかなということについては非常に心苦しく思っています。
ただ、できるだけそういう通報を受けたり現場を見つけた場合には、そこにも再度行くような状況はとっておりましたけれども、なかなか全ての場所に駆けつけることができないというぐらい今年は継続的に降雪があったものですから、もうこの後、全体的な除雪計画の見直しをどうしながら、今年のような降雪状況は今年一過性のものだとはちょっと考えにくいわけでありまして、これからのことを考えますと、その辺をどういうふうに進めていくかということは大きな大きな課題として残ったなと、このように認識しているところであります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) そういった、ここを除雪してほしいというような具体的な箇所が分かれば、担当課としても対処しやすいというふうにも思いますけれども、直接電話まではしなくても、ここの場所を何とかしてほしいというふうに思っている方は町民の中に多いというふうに思います。
それで、担当者と双方向でやりとりできるアプリなどがあればスムーズに連絡がつくというようなこともあるかなというふうに思いますけれども、そのあたりについての取組みは今どうなっているのかについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 実は私たちも、そういうことができないかと思っていろいろ気にはしています。ただ、どこの自治体も、今住民の皆さんと直接のアプリまでは構築できていないのですね。これはいろいろな問題もあるわけでありまして、この辺については、ただ、今後のことを考えますと、やはり、どれだけICT導入して事業の簡素化が図れるかということもあると思いますので、これからも引き続き調査・検討はしていきたいと思っています。部分的には昨年ちょっと担当職員が近隣に出かけて調査したものもありますけれども、まだ個々の皆さんとのアプリでのやりとりまではなかなか難しいと。そんなふうに考えているのが現状であります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。
この後同僚議員が、ICT技術を活用した除雪に関してこの質問をする予定ですので、私のほうはここまでにしておきたいというふうに思います。
それで、町道と道道との関係でお伺いしたいと思います。
排雪に関して言えば、私は道道のほうができていないというふうに思っておりまして、交差点の見通しでも、町道、特に市街地の町道から道道に出るところは非常に見通しが悪くて、車で運転していても危険だなというふうに感じています。そのあたりについて、道と協議の上で、例えば町独自で交差点のところのカット排雪をするですとかそういったこともできるかなというふうに思いますけれども、町としてできることに関して、その実施状況についてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これ、道道との問題については毎年のようにいろいろな御指摘があります。私たちも、例えば、特に排雪作業などやるときには、私たちはこの路線やりますから道のほうはどうしますかという調整もしたり、除雪でも当然そうでありますし歩道除雪なんかもそうであります。こういう連携は最近随分とれるようになりました。ひところはなかなかなうまくいかなかったのですが、これはお互いに、道だ町だということを言い合っていても仕方がないわけでして、この辺はできるものはやっていこう。場合によっては、具体的に路線名を挙げますと、駅前のロータリーなんかは、場合によっては町がやるから後で道のほうでそれをほかしたやり方で整理してもらうだとか、いろいろなことをお互いに知恵出していかないと安全な交通確保にはつながりませんので、今、道と町の間ではそういう意見交換もどんどんできるようになっています。ただ今年は、いずれにしても、本当に余りにも多かったものですからなかなかそこが上手に連携とれて、うまくいったねと拍手してもらえるまではいっていないのですけれども、それはできるようになっていますので、これからもそれをさらに充実させながら進めていきたいなと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) それぞれ管轄しているところが違いますので役割も違うと思いますけれども、ぜひ柔軟に取組んでいただきたいというふうに思いますし、特に本通りですとか2線通りは芽室町の核となる道路ですし芽室町の顔でもあるというふうに思いますので、歩きやすい歩道の確保、見通しの良い商店街の道など、道とも協議して進めていただきたいというふうに思います。
それで、次に排雪の手法について1点伺います。
他の自治体では、メインとなる通りには流雪溝を設置して住民の皆さん自ら行っているところも多くあります。芽室町で言えば、例えばピウカ川ですとか美生川からポンプ運んで設置するようなことなどは考えられないのでしょうか。長い目で芽室町のまちづくりを考えたときには排雪に対する1つの方法ではないかというふうに思いますけれども、その辺についてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これ、排雪溝、非常にそれが縦横無尽に走っていくと非常に便利であることは間違いないと思うんですね。ただ私たちの町は、今もおっしゃったとおりポンプアップという言葉がありましたが、まさしくピウカ川、芽室川、美生川から見ますと市街地が実は標高高いのですね。どこから見ても、そういう意味では自然流下の落差が、勾配としてあまり、非常に難しさがあるということが1つと、水を揚げてきて流していくこの流し勾配もきちんととれないということ。それと、今までは─最近はちょっと検討したことないのですが、今までは気温の問題が、やはりマイナス20度を下回るようなときがあると、逆にそこで凍結が非常に悪さをしていくというこの問題がありまして、なかなか今までは取組んでこれませんでした。ただ、この問題については、今日明日の問題ではないと思いますけれども、全体的な最低気温も変化してきていますので、今後、長い目で見ていったら大きな大きな除雪対策に対する論議をしなければならない課題には浮上するだろうと、このように考えておりますけれども、今現在としては、まだそこまでは行っていないと、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。
特に気温の問題もありますので非常に難しいかなというふうには思いますけれども、1つの方法として御提案をさせていただきました。
それで、1点、路上駐車ですとか道路への雪捨ての問題ですけれども、道路や歩道の除排雪に与える影響非常に大きいというふうに思いますけれども、そのあたりの対策、どのようにされているのか、されていくのかについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 間口の苦情はたくさん来ますけれども、路上駐車だとか路上に雪を出していただきたくないということは、私たちも広報車使って放送して歩いたり、あるいは、通年のように広報紙にも、これを協力してくださいということでお願いしています。これがないと当然スピード感のある除雪というのはできないわけでありまして、これはやはり非常に大きな問題だなと思っています。ただ、路上駐車につきましては、これは警察のほうですね、お巡りさんともしっかりと協力し合いながら、それぞれ私たちが撤去していくわけにいきませんので、お巡りさんとも協力し合いながら進めていく。これはお巡りさんのほうも力を貸してくださっていますので、この辺の協力体制についてはこれからも進めていきたいと思っています。
また、路上への雪捨て、この問題については特に除雪を実はしているのですが、した後どうしても出される方がいらっしゃる。各家庭の皆さんが、これ全員で出してしまうと道路そのものがまた狭くなってきますから、ほかの方が、道路除雪終わっていないぞ、何だあの狭さはと、こういう苦情も来るだとかいろいろな問題点があります。
ただ、これらについても、やはり投げる場所が、それぞれの皆さんが十分お持ちでないとなるとやむを得ないということになるかと言ったら、これはやはりやむを得ないではちょっと済まされないような大きな問題だと思っています。私たちもこの問題については、これからぜひ協力していただきたいなと思いますし、それぞれの御家庭の皆さんも、ダイレクトで道路に徹底して出すのではなくて、もう少しお互いが、冬の北海道にお住まいになる工夫というものを、やはりお一人お一人ももう少しずつされていただくと助かるなという思いも持っているわけですが、なかなかそのことを申し上げますとまた苦情の件数が増えていくだけと、こういうジレンマにも陥っているわけでありますが、これはやはりもう、いつでも協力要請を継続していくより仕方がない問題だと思っています。
この問題については、やはり地域の町内会の皆さんですとか、あるいはその路線沿いの皆さんに対する車両における広報ですとか、そんなことも用いながらこれからもやっていきたいと思っております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 道路、歩道に関してはいろいろな課題があるというふうに思いますけれども、冬期間の道路、歩道の通行の確保は大変重要ですし町民の生活に直結するものですので、今後も課題解決に向けて取組んでいただきたいというふうに思います。
それで2点目のほうに移りたいと思います。
間口除雪についてですけれども、先ほど1回目の御答弁の中で、全世帯をカバーするとなると、現在の49台から新たに69台必要になるということでしたけれども、ちょっとお伺いしたいのですが、今の台数よりも新たに69台必要になるというその根拠というのでしょうか、その部分はどういうふうになっているのでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この問題については過去からずっと要望のある問題でありますので、私たちも年数かけて検討してきました。そして、何とかできないかということで検討して、必要な車両台数や何かも、除雪時間や何かに合わせて、それに当てはめながら、実際にどれぐらいの台数が必要なのかということで平成26年に作り上げた計画でありまして、議会の所管委員会のほうには説明したと思うのですが、ちょっと簡単に担当の建設都市整備課長から説明させます。
○議長(広瀬重雄) 木村建設都市整備課長。
○建設都市整備課長(木村淳彦) 建設都市整備課長。
間口の除雪に関しても時間をかけてゆっくりということにはならず、やはりそれなりの時間ということで、除雪終了後から大体8時間ぐらいで考えてみました。その8時間ということで、西地区、東地区、南地区、それから東芽室と世帯数を考えていった中で69台というふうに積算させていただいているところであります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。
ちょっと素人感覚だと、除雪車の後についていけばよけられるのかなというようなイメージもありますけれども、そうではないということだと思います。
それで、3点目ともちょっと絡みますけれども、今、町が行っている除雪サービスを受けられている方は約115世帯います。このサービスを受けられている方は玄関から道路までの除雪も難しいという世帯ですから、当然、住宅の入り口部分に置かれた雪の除雪は難しいというふうに思います。旭川市では70歳以上のみの世帯、あるいは重度の身体障害者のみの世帯、そういったように対象となる世帯を決めて、住宅前道路除雪制度ということで、入り口部分に残さないような除雪体制をとっております。
芽室町でも、1回目の御答弁の中では、全戸はできないけれども、せめてこの115世帯だけでも間口に置いていかないようなやり方はできないものなのでしょうか。その当たりの検討はされているのかについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これも、実は芽室町の場合には、例えばスクールバスを13路線走らせているだとかいろいろな環境の違い、背景の違いというのはあると思うのですね。自治体ごとに。その子供たちを、もちろん通勤・通学者もそうでありますけれども、子供たちをまず学校の始業時間までにいかに学校に行けるような環境を作り上げようかだとかいろいろな環境がありまして、それをいかに確保するかということを除雪の大きな大きな目的の1つにしています。
さらに、農業者の皆さんのことで言えば、年間のことを考えると牛乳の収集荷ですね、これの時間帯をいかに確保していくか、そういうようなことがありますから、例えば、時間をどのぐらいかけるかというのは、とにかく時間かかってもしっかり丁寧にやればいいということにはならないというそういう背景がありましてそれを目指してやっております。
それで、今御指摘がありました、例えば旭川市の事例ですとか全国的にはいろいろな事例がありますけれども、その事例は私たちもいろいろと協議してございます。でも、なかなかそういう意味では、それをそのまま導入することはできないものですから、私たちはやはり除雪という作業と、今おっしゃったその間口何かで障害がおありになったりして、なかなか間口除雪ができない、そういう人たちに対する対応策というのは、先ほど担当の課長が言いましたように、同じラインで考えていくともう全然できなくなってしまうのです。ですから、私たちはこの問題というのは別の問題だというふうに考えようというふうにしておりまして、今、除雪は除雪で今のこの行政サービスをしっかりと確保しながら、なおかつ、全てはできませんけれども、間口の115世帯のこれらの皆さんのサービスについては別の手法でできないかということを考えているところであります。
それで、今までやってきた手法はありますけれども、これは1回目で答弁したとおりなかなか難しさも出てきています。サービスに対応してくれる担い手を作るですとか。ただ、そうは言いましても、だから仕方がないよという問題とは全然違いますので、この問題については答弁でお答えしたとおり、今策定しております、そして、来年度をスタートとする第7期の高齢者保健福祉計画、この中で、何とかこの手法、新しいやり方を検討していきたいなと。そしてそこに位置づけしていきたいと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 除雪の段階で置いていかない方法と、除雪をした後に対処する方法というふうにあると思いますけれども、今の芽室町で言うと、除雪は除雪、その後の対策は別な方法でということなのだというふうに思います。
それで、人的なものと費用面でもかなり厳しいということは分かりますけれども、住民の皆さんからは、やわらかい雪なら何とかなるけれども、要は、路面整正の際のかたい雪ですとプラスチックのスコップではもうどうにもならないというような声が非常に多いというふうに思います。働いている若い方でも、出勤前にかたい雪をよけるのはかなり厳しいという声も実際に聞いておりますし、新雪の雪はいいのですけれども、やはり二次除雪の路面整正の際のかたい雪が難しいという要望が多いのではないかなというふうに思いますが、その時間帯を少し、出勤時間をずらすですとか、何か工夫ができないのかなというふうに思うのですけれども、その辺の対策について何か検討されていることがあればお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、出勤時間をずらすお願いを全戸にするわけにはいきませんし、それを言いましたら恐らく怒鳴り込まれるのが現実ではないかと思いますが、そのことより、やはり私たちも時間、先ほどおっしゃった、時間をかけてでもそれが行われるのだということになれば、最小限度、本当に車が、例えばですよ、きれいに除雪したのだけれども、そこへ路面整正の車が下へ雪を置いていったと。氷まで置いていったと。自分の車が何とか1台出られるだけのスペースをあけておいてもらえば、後からまた来るのだということがもしお分かりになれば多少は我慢していただけるのかなということも含めて考えていかなければいけないと思うのですね。そうでないと、やはりどうしても、路面整正もしなくていいのかということになりますと、またそのことはまた別の苦情として来ているのですね。
だから、そこを皆さんに満足していただくというのは、どこかにやはり我慢していただくものも出てまいりますけれども、これはやはり北国に生活する私たち、使命として容認できるものはしていただく。そして、私たちも、できないものはできないとしていきながら工夫するものはしていくと、こういう考え方でなければいけないと思いますし、そこにどうやって接点を求めるかだと思うのですね。
ですから、さっき申し上げた高齢者の皆さんのことも、この除雪計画というのは毎年見直ししながら作っていると言いましたけれども、この除雪計画の中でどういうふうに考えながらその双方のバランスをどうとるかと。このことを考えていかないと、本当に、冒頭申し上げた多様化したニーズにはなかなか対応できないだろうと、このように認識いたしております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) ちょっと言葉足らずであれだったのですが、出勤時間をずらすということではなくて除雪の時間を出勤時間からずらすという趣旨で質問させていただきました。
間口の除雪に関しては、これからも住民の方に担っていただくというのは変わらないというふうに思います。
それで、例えば町内会単位で、こうしたいけれども何か行政のほうで手伝ってもらえないだろうかというふうなこともこれから出てくるかもしれませんが、何らかの解決策を行政側から提示するということも必要になってくるというふうに思います。
帯広市でもパートナーシップ除排雪制度がありますけれども、具体的に5つのメニューありますが、例えば町内会が小型の除雪機を購入する場合や借り上げる場合に半額助成するですとか、町内会が地域の空き地を雪の堆積場として地主さんから借りたときに費用の半額を助成するなどのメニューを持っています。どうしても行政だけでは賄えない部分を住民に担っていただこうということで実施しているというふうに思いますけれども、芽室町ではそういった形で何か研究や検討をされてきた経過はあるのかについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 町も町内会ごとに、例えば高齢者の皆さんが、先ほどの間口除雪ですとかお声がけさせてもらっていますし、かつては、町内会に町として除雪機貸与するから、もし必要であればというお話をさせてもらったこともありました。ただ、今、町内会の運営そのものが、やはり町内会の運営そのものが高齢化という大きな問題抱えていますので、なかなか除雪機、貸与されてもその除雪機のオペレーターになる年はもう我々ではだめだというふうな声もありまして、なかなかその辺は納得していただけなかったという経過もあります。ただ、これについては、これからも私たちも、常に町内会の皆さんが、こういうことで、町内に住んでいるこういう人たちに手を差し伸べたいというようなものについては、これは公共パートナーシップというのは私たちも持っておりますから、その町内会の申し出がおありになる場合には全面的に町も協力させていただきたいと思いますし、もしそれが上手にいってほかにも派生していくようなことになればこれはすばらしいことだと思いますので、またそれは十分考えていきたいなと、このように思っております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 今後、長期的に見た場合、住民自身で担わなければならないことが増えてくるように思います。そうした場合、各家庭に設置する融雪槽ですとは融雪溝などの設置も、それに対して補助を出すですとか、そういった住民に担っていただく部分を町が応援していくという体制作りも必要になってくるというふうに思います。
それで、私は、除雪に関しては何か1つのメニューで解決できるものではないというふうに思いますけれども、いろいろなメニューを組み合わせながら行政と住民が一体となって取組んでいく必要があると思いますけれども、そのあたりについてどのようにお考えかお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これはありがたい御指摘だと思っています。
私たちも除雪に関しては、本当に正直な話、その苦情、町にいただく前に御自分たちでちょっと御協力いただけることがあればなと思うことも多々ございます。ですから、そういう意味では、本当に今の、今年の雪の降り方が今後も続くのであれば、やはり今までの、町にとにかく言えば全部やっていただけるのだという概念はやはり変えていかなければならないと思うのですね。今、私たちが一番気になっているのは、最近の、夏の台風もそうでありますけれども、今までは起こらなかったことが最近起きてきて当たり前。こういう認識をどんどん持っていかなければいけないとするならば、住民の皆さんと行政の間の役割分担というのは、今のままではだめだという認識は持ってございます。
したがいまして、今あったように、住民の皆さんと行政がこれからどんなその関係構築、役割分担を図っていくかというのは、こういうような状況が継続するのであれば、やはり大きく見直しをしていかなければもう生活はできないのだろうと、このような認識も持ち合わせながらこれからの問題には対応していかなければいけないと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) ここで、13時30分まで昼食休憩といたします。
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午後 0時03分  休 憩
午後 1時30分  再 開
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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
午前中に引き続き、渡辺洋一郎議員の質問を許します。
渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) それでは、午前中に引き続いて、3点目から再質問させていただきます。
独居高齢者や障がい者世帯などのいわゆる除雪弱者に対する対策についてですけれども、除雪サービスの担い手、1回目の御答弁の中で、支援登録町内会が13町内会、シニアワークセンターと個人のボランティア、全部合わせて約50人の方が登録されているということでしたけれども、高齢化などによって町内会自体が厳しい状況だというふうに思いますし、今後も担い手が不足する状況が予測されますけれども、この事業を維持していくための課題はどのようにとらえているかについてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この事業についての課題というのは、午前中もちょっと話題になりましたけれども、全てを行政がやるということは、これはやはり相当な難しいさがあると思います。それで、かつて平成26年に調べたその方法ではできないと。つまり、新しい車両69台も確保はできない。それに対してオペレーターも含めてですね。だとするならばどういうふうにやるかということなのですけれども、やはりこれは、それが大きな課題でありますから、そのことをとらえていったら、やはり除雪ということと、ちょっと言葉はおかしいかもしれませんけれども、除雪弱者の皆さんを、例えば福祉サービスの向上みたいな観点に立って分けて考えていかないと、除雪作業の一環としてそれをやっていくということは、この北国でスピード感を求められる、そして頻度の高い除雪作業の中では相当困難性があって課題も大きいと、こう認識しています。
ですから、ちょっと方法を変えなければ解決はできないのだろうなと、基本的にはそういうふうに考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 除雪と福祉サービスをうまく組み合わせていかなければいけないというふうに思いますけれども、町内を回ってみますと、住んではいるけれども玄関先まで雪で埋まっていて、靴の足跡を頼りに玄関に入っている方もいらっしゃいます。明らかに除雪サービスの対象になるのではないかというような世帯もあるわけですけれども、現在利用されているのが115世帯ということですが、潜在的にはもうちょっと多いのではないかなというふうに思います。
このサービスを利用したくても、担い手がいなければ利用できないという状況が発生することも考えられますけれども、現在、個人のボランティアの方は1名というふうにお聞きしています。そうした個人への働きかけですとか、あるいはボランティア団体の働きかけなど、担い手確保のための具体的な対策について考えているものがあればお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私たちもいろいろ工夫はしていますけれども、115世帯の皆さんから、実は、苦情ってそんなに多くないのですね。今年度の苦情もその当事者の皆さんからの苦情というのはほとんどないに近いのですよ。なぜかといいますと、それは私たちも理由ははっきりは分かりませんけれども、きっと来てくれるという、その時間にある程度、例えば通勤・通学のための時間だとかそうではありませんから、少し生活の中の時間に余裕があればお待ちになれるわけですね。そういうことがあるからだと思いますけれども、今のところどんどん町に苦情が来ているというのは、今年は、115世帯の方からは一件もありません。そういう意味では、まさしく、もう少し工夫は必要だというふうに私たちも常に考えていますけれども、今のところそういう人たちのお困り感というのはそんなに強くないのですね。現実的には。
つい先日の大雪のときも実は福祉サイドで、70人でしょうか、それぞれ、ひとり暮らしだとかそういう方々にお電話させてもらいました。そういう中でも、今はちょっとあいていないけれども、この後孫があけに来てくれるだとかそういう方々もいらっしゃいまして、ですから、皆さんそれぞれ御自分の生活パターンに合わせて、我慢できるものは我慢しながらということで、非常に私たちも、それで甘えていればいいということではなくて、今のところ上手に機能していっているなと思っています。
ですから、今御指摘があったように、個人へ働きかけて何とかボランティアの充実をということよりも、もしその人たちに対して重点的にやるとすれば、私たちは今まで建設機器の借り上げみたいなことをずっとイメージに置いていました。それは町内会の皆さんに機器貸与もうまくいかなかったということがあったからなのですが。これが、建設機械の対応だと69台も必要だということになったら、これはもう大変な話になりますから、もっとそこのところに工夫が必要でないかと。建設機器の対応ばかりではなくて、例えば、これは可能かどうかまだ検討全くしていませんからあれですけれども、農業機械として持っておられる方もいらっしゃいますよね、同じような種類の機器を。そういうものを、例えば地域割で活用していくだとか、いろいろなことをこれから、今まで以上の、今までの概念を飛び越えて少し創意工夫しないとなかなか対応はできないのだろうなと。
個人ボランティアについてはちょっと厳しさがある、これは当然、募集し登録は続けていきますけれども、厳しさがあるとすれば、やはり115人のこのレベルずっと維持していこうとすれば、やはりもうちょっと機器類を活用した手法ということでは、さっき申し上げたようなことも念頭に置いて、今までの概念とは違うことを少し考えなければいけないなと。今の段階では担当課長とはそんな意見交換もしているところであります。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 2015年の国勢調査のデータになりますけれども、65歳以上のひとり暮らしが768世帯で全体の10.7%、65歳以上の夫婦世帯、これが1,126世帯で15.8%となっておりまして、合わせると26.5%になります。これ、全世帯の4分の1という数字になりますけれども、高齢化率は28%を超えましたし、これからさらに高齢者のみで構成される世帯が増えてということが予測されます。
また、障がいのある方のうち身体に障がいのある方、これは手帳を所持している方ですけれども、平成26年度で875人います。世帯構成まではちょっと分かりませんけれども、先ほどの高齢者のみで構成される世帯と合わせますとおよそ全体の3割ぐらいになるというふうに考えます。
先ほど、先日の大雪のときに70世帯にお電話したということもありましたけれども、そうした除雪弱者に対する対策ですね。担い手確保も含めまして、今後町としてどのように進めていくのかについて、再度お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) どのようにということについては、今ここで具体的には、先ほど申し上げた事例ぐらいしかまだお話しできる段階ではありません。ただ、1回目の答弁でお答えしたとおり、今年は第7期の高齢者保健福祉計画を策定する年でありまして、今その策定作業に入っているところです。この中で、今年中に、今のような問題を含めて、高齢者の除雪というその概念ではなくて、高齢者の皆さんに対する冬期間の生活の維持確保という観点に立って、この間口除雪の問題も含めて検討していこうということで考えておりますので、先ほど申し上げた既成概念を超えるような発想ももし出てくるのであればその中で整理をしていきたいなと、そのように考えているところであります。具体的な手法はまだそこで検討していくということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。具体的にはこれから検討されていくということだったと思います。
今の現状を住民の方にもっと知ってもらうことも必要かなというふうに思います。そういった働きかけですね。例えば、除雪に関するシンポジウムですとかフォーラムですとか、そういったものを開催しまして、双方向で意見交換ができる機会を作っていくとか住民を巻き込むことが必要だというふうに思いますけれども、その辺のこれからの取り組みについてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 確かに、除雪へのフォーラム、シンポ、これは大切だと思います。今年も、私たちも間口除雪の問題が非常に、昨年も苦情としては多かった。ただその苦情も、いろいろ私たちの分かる範囲内で確認できているのは、俗に言う弱者、除雪弱者と言われる皆さんの苦情ではなくて、そうでない方の苦情のほうが多いわけですね。そうなりますと、本当に私たち冬期間の生活を維持していくこの除雪というものに対する認識を、渡辺議員も先ほど御指摘になったように、私たち行政だけでなくて住民の皆さんもどう認識していくかと、これはやはり双方で理解を共有していかないとやはり大変な問題だと思います。
それで、今までも芽室町のこの除雪計画というものは、これ毎年見直し点検しておりまして、私たちは、できる限りこれは、年間、冬を迎えるときに行っておりますそよ風トークの中でも、これに応えていくような流れはとってきています。これをやはり今後も繰り返していかないとならないと思いますし、特に市街地における説明にこれをどういうふうにこれから徹底していくかということについては、御理解いただけると、いや、その辺は、じゃあ俺たちも頑張らなきゃいけないなという御意見もたくさんあるんですよね。
ですから、そよ風トークや何かで説明している範囲内では、除雪に対する苦情は、オペレーターが変わったのか下手くそだとかっていうそういう苦情や何かたくさんありますけれども、あるいは、ちょっと車両の問題点があってバスに遅れただとか、そういうようなことはありますけれども、間口除雪や何かに対する苦情というのはあまりないのですね。だけれども現実的には、多様な苦情がある中には、さっき私、時間を変えたらどうだということをちょっと勘違いして受けとめましたけれども、例えば、下の路面整正していくときの除雪なんていうのは、実はこれ日中にやるのが主体なのですよ。日中にやるということは、お仕事から帰ってきた方が家に入ろうと思ったら入れないと。何だこれはと、そういう苦情だとか、そういういろいろなことがあるものですから、やはり両方、お互いに理解し合って、お互いに我慢できるものは我慢し合いながら現実を見詰めて生活していくことを、住民の皆さんと私たち行政が共有しなければいけない。それが、やはりこれからの除雪に対する大きな大きな課題だろうと、私もそう思っています。
ですから、この辺についてはこれからもいろいろな場を借りて、シンポやフォーラムになるか今までのような住民の集まりのときに発信していくか。あるいは広報紙などを使いながら。これらを複合的に重ね合わせながらやっていかなければいけないと、そういう認識は持っております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 分かりました。
住民はやってほしい、行政はこれ以上はできないといった、こういった議論だけではなかなか平行線のままで前に進めないような気がしています。住民を巻き込んだ議論をしながら、この避けて通れない除雪という課題に対して、行政と住民が一体となって取組んでいく必要があるというふうに思います。
それで、十勝は雪が少ないと言われながらも、最近では11月から雪は積もりますし、先日のような大雪も訪れます。そこで、今後の除雪に向けた取組みについて、最後に町長のお考えをお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御指摘のとおり、私たちも、さっきからの答弁、これ以上できないと申し上げたつもりはないのですね。今までのやり方ではだめだと。今までのやり方ではこれ以上できない。だめだと。そうすると、私たちはだめだだめだで、だから我慢してくれということではなくて手法を変えなければいけないということを申し上げているので、その時期には私たちも来ていると思っていますし、今までも少しずつ変えてきていますけれども、もう大きく変えなければいけないなと思っています。
そういう意味では、この除雪計画の策定経過から住民の皆さんといろいろな話し合いをしなければいけないと思っていますし、また、その結果については、どのように住民の皆さんに理解していただくのかということを考えていかなければいけないと思っています。と同時に、今までと違う住民の皆さんの役割、行政の役割、これは新しくこういうふうに考えましたよというこれらについては、またお互いに共有し合えるような、そんな関わりはしっかりと確立していかないと、お互いに苦情のぶつけ合いばかりではそんなことにはなっていきませんので、北国で生活することの意味合いというものを、もう少しお互いが認識し合えるような、そんな流れは私たちもとりたい。そして工夫もしていきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 渡辺議員。
○1番(渡辺洋一郎) 私は先ほども申し上げましたけれども、除雪に関しては何か1つのメニューで解決できるものではないというふうに思っております。
今回の質問の中で、現状と課題についてはある程度明らかになったのではないかなというふうに思います。先ほどから申し上げているように、課題解決に向けては行政と住民が一体となって取組んでいく必要があると思いますし、それは行政が積極的に取組まなければならないことだというふうに思いますので、ぜひこれからも住民の立場に立って、雪と上手に向き合えるまちづくりを進めていただきたいことを最後に申し上げまして私の質問を終わらせていただきます。
○議長(広瀬重雄) 以上で、渡辺洋一郎議員の質問を終わります。