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午後 1時15分  再 開
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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
次に、立川美穂議員の質問を許します。
立川議員。
○3番(立川美穂) それでは、私からは次の1項目、3点についてお伺いいたします。
より活発な町民参加を促進し、町民にとって魅力あるまちづくりを行うための方策についてお伺いいたします。
本町では、第4期総合計画後期実施計画基本目標において、「町民が主役になった自治に基づくまちづくり」を掲げ、行政の情報公開、町民意見募集、審議会への町民参画を進めているほか、芽室町自治基本条例、めむろまちづくり参加条例を制定し、町民の意見を反映した町政を推進しております。
しかしながら、自主防災組織に加入する町内会数の伸び悩みを初め、地域活動のかなめである町内会活動においては、新規加入者の減少や脱退の増加が進んでいます。また、町の審議会へ参画するメンバーの固定化など、町民のまちづくりに対する関心の低下が懸念されております。
今後、より多くの多様な世代の町民が本町への愛着を持ち、自らの意見をまちづくりへ反映させていくことにやりがいを持つことが重要と考えることから、次の3点について伺います。
1点目、中心市街地活性化に関する取組みでは、様々な団体が関わり、目的が同様の事業を行っております。今後は、計画がスムーズに進むよう、町が各団体の進捗状況を把握し、整理、調整を行うなどのサポートをしていく必要があると考えます。例えば、青森市では高校生が中心市街地活性化プロジェクトに参加し、地域の大人の支援を受けながら実際にカフェを運営するなどの取組みも行われています。今後は、このように町民に企画を委ねるなどした思い切った挑戦が必要と考えますが、町長の見解を伺います。
2点目、現在、介護予防ポイント推進事業においては、24団体73名の高齢者の皆さんが様々なボランティア活動に参加し、生きがいを持ちながら元気に活動されています。今後は、徳島県上勝町で展開されている葉っぱビジネスのように、高齢者の活動が介護予防目的ばかりではなく、高齢者も地域づくりへの大切な戦力の一員という本町独自の新たな視点を持ち、よりやりがいを持ち、社会活動を行えるように環境を整備する必要があると考えますが、町長の見解を伺います。
3点目、今後は、更なる町民参加の促進を行い、住民の意見が反映された町政を取り進めることが本町に在住する町民の幸福度向上のきっかけになると考えます。現在、町民参加について本町が抱える課題は何か、またそれに対しどのような方策を講じていく計画があるのかを伺います。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 立川議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 立川美穂議員の御質問にお答えをいたします。
より活発な町民参加を促進し、町民にとって魅力あるまちづくりを行うための方策についての1点目、中心市街地の活性化に関する取組みでは、町民に企画を委ねるなどした思い切った挑戦が必要でないかについてであります。
中心市街地の活性化につきましては、青年部、女性部を含む商工会を初め、3つの商店街区とその連合会のほか、中心市街地の活性化に意を用いる各種団体、組織体が実行委員会をなどを組織し、自主的な企画、運営が図られているところであります。
また、本年8月には、農業協同組合、商工会、商店会連合会、観光物産協会、そして町行政が実行委員会を組織し、かつての商工夏まつりの代替イベントの模索を兼ねて、芽室町の食のすばらしさを中核に据え、町なかににぎわいを取り戻すべく、「めむろまちなかマルシェ」にもチャレンジしたところであります。
商店街、商工会、消費者、そして町行政で組織する「まちなか縁側プロジェクト」は、学ぶ・聴く・試すの3つの柱で事業を進めており、にぎわい創出に向けた新たな商店街像を描くため、平成28年を目標に議論を重ねているところであります。
さらに、中心市街地の活性化で商工会、商店街、商店主が担うべきものについては、今日まで町行政も機会提供をし、先進事例を視察するなど、学習を続けながら取組みをしてまいりましたが、いずれも絶対的な効果とは言いがたいものであります。
したがって、今後は、今回の「まちなか縁側プロジェクト」のように、今まで活性化事業の主体者でなかった消費者の視点、他産業からの視点など、広く導入した意見交換の場作りを強化し、広く商店街に対するニーズを把握し、中心市街地活性化に向けた柔軟な展開が必要であると考えております。
なお、青森市における高校生カフェの取組事例のお話がありましたが、高校生など次世代の担い手に町なかに興味を持ってもらい、新たなアイデアをいただくことは、今回まち・ひと・しごと創生法の総合戦略でも導入したところであり、とても重要なことと認識しているところであります。したがいまして、申し上げた広い意見交換の場づくりに、中・長期の観点に立ちながら、地元高校生などの参加機会を求めるなど、柔軟な視点を持った企画・運営の主体作りも念頭に置き、中心市街地の持続的活性化の実現を目指していきたいと考えております。
次に、2点目、高齢者がやりがいを持ち、社会活動を行えるように環境整備を行う必要があるについてであります。
本町では、めむろシニアワークセンターにおいて、高齢者の体力や能力に見合った就労の提供をしております。民間企業や農業関連による一般事業はもとより、花事業やペレット事業でも事業収益を上げるなど、高齢者の経験や能力を生かして働ける環境の中で、多くの高齢者が地域づくりの大切な戦力として活躍しております。
めむろシニアワークセンターでは、会員仲間のきずなを深め、楽しく充実した毎日を送ること及び町民に親しまれ、頼りにされるセンター事業を目指しておりますが、やりがいを持ちながら社会活動を行うこうした団体の活動は、高齢者福祉の観点からも極めて重要であると考えております。
平成26年度から平成29年度を計画期間とした第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画では、高齢者の生きがい、社会参加の推進を継続していくことを目標としており、本町の福祉施策と連携して、高齢者の就労支援を推進するめむろシニアワークセンターに対し、会員の確保や体力に見合った就労体制を構築する就労コーディネーターの人件費の一部を支援しております。また、花苗事業や新たなエネルギー推進事業として、町内で資源再生の域内循環を目指したペレット製造など、高齢者のやりがいや、社会活動を行えるような環境整備を支援しております。
今後においても、豊かな経験と能力のある高齢者の雇用機会の創出や、社会参加の促進を目的に、支援を継続していきたいと考えております。
次に、3点目の町民参加における課題と、それに対する方策についてであります。
平成16年に制定しためむろまちづくり参加条例では、町民参加の定義を町の仕事に町民等の意見を反映させるため、その企画立案の過程において町民等の意見を聞くこととしております。また、その手法を審議会等、まちづくり意見募集、公聴会、ワークショップ等の4種類としているところであります。
それぞれの手法ごとの課題についてでありますが、1つ目の審議会等については、各審議会の役割に応じて分野バランスを考慮し、関係団体に推薦をいただいているところでありますが、関係団体の役員に固定化の傾向があると、どうしても固定化してしまうことがあります。さらに、公募委員にありましては、応募が低調であるという課題があります。
2つ目のまちづくり意見募集、いわゆるパブリックコメントについては、意見が多いことが評価とは考えませんが、意見が少ないという課題があります。
3つ目の公聴会については、開催事案がないことから課題分析はしておりません。
4つ目のワークショップ等については、進行役の養成にも取組んでおり、参加人員は多くはないものの、大きな課題はないと考えております。
総じて申し上げますと、参加者の固定化と、参加数が少ないという課題があると考えております。
これら課題に対する方策でありますが、私は的確な時期に分かりやすく情報を公表することと、参加につながるきっかけ作りの2つの視点が重要であると考えております。そのため、フェイスブックの開設や各種アンケート調査のインターネット回答の導入、そして公表情報の概要版化などを含め、常に改善意識を持ちながら進めてまいりたいと考えております。
したがって、広聴活動の「そよ風トーク」や「ホットボイス」なども含め、町民個々の要望から始まり、まちづくり全体を考え提案いただくような取組みを進め、協働のまちづくりを推進していく考えであります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
立川議員。
○3番(立川美穂) それでは、1点目についてお伺いいたします。
昨年度、これから今年度と、まちづくりの参加される町民の方と先進地の視察に行ったと伺っております。その中で、その結果、参加者の方からは様々なアイデア、意見が出されたと思いますが、その中からすぐに取入れたものはありましたでしょうか。それから、その中で何か一番実施可能なプランというものは見つかったでしょうか。出された意見の中から今すぐにでも取り組めそうな意見というものはありましたでしょうか、お伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 商店街の近代化を初め、いろいろなハード事業の整備も芽室町も取り組んできている経過があります。時代の流れとともに、それに上乗せしていくソフト事業の変化、これも当然出てくることですから、いろいろ今までもやってきていただいていますけれども、これでいいということにはなかなかならないと、そういうことがあります。
そこで、御指摘がありましたとおり、2年続けて行っていただきました。最初の年は上越市に行っていただいたんですが、そこでは町もやっておりますけれども、子育て応援のポイント制度というのを町やっておりました。そのほかに、商店街の皆さんが独自にやっていたポイント制度もありましたものですから、その双方を一つにするのか、この2本立てのままいって幅広く子育て世代の皆さんにもお店に導入するのがいいのか、どっちの戦略がいいんだろうという、こういう検討をさせていただきました。
それから、今年は実は佐久市に行っていただきまして、佐久市というところは商店街の中で商店主の皆さんが日本一のイベントというのを幾つか打ったんですね。打ったんですけれども、そこに人は物すごい集まってくるのに、そのお客様が商店街区に足を延ばさないと。それで、どうしたらいいんだろうというところに、実は自主的な執行機関を自分たちで持って学習期間を持って、そしてそこで検討が始まったという経過があります。それを学んでいただきたくて実は行ってもらいました。
これは、ちょっとそうやって長い期間をかけて、商業者の皆さんも学習をし、私たち行政も入りながら一緒に学習をして、そして次のメニューを生み出していこうみたいな感じでやろうと思っていますので、これはすぐ結論が出るというよりも、もうちょっと長い目で見ていこうと思っています。商店街の皆さんも含めて、みんなで学習をするところに大きな大きな意義を見出すというふうに考えています。
前段の上越に行っていただいたものについては、帰ってきてからポイント制度を整理しまして一元化して進めていると、こういう成果は出ていますが、佐久市に行っていただいたものについては、佐久市の岩村田本町という商店街に行ったんですが、そこについては今これから芽室町のその学習の仕方を課題としていこうということで考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 先進地視察についての成果については理解いたしました。
しかしながら、今縁側プロジェクトですね、期間がもう来年度1年間と決まっているものがあります。その中に携わるメンバーの皆さんから出された意見というものは、なかなか醸成して練っている時間が足りないのではないかなと私考えております。なかなかそのメンバーの方の中からも、せっかくアイデアを出してもなかなか実現してもらえないというような不満といいますか、ちょっとした気持ちもわき上がっております。
この縁側プロジェクトに関しては、スピード感を持って取組んだ方がいいのではないかと私は考えますが、今年度もまだ少し時間があります。また来年度1年と本当に期間が限られた中で、この点については今後どのような取組みを進めるスケジュールでいらっしゃるか教えていただけますか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 縁側プロジェクトについては、担当のスタッフも含めていろいろ進めておりますので、ただ今御質問でありました今後のスケジュール等につきましては担当の商工観光課長から答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 佐藤商工観光課長。
○商工観光課長(佐藤三舟) 商工観光課長。
ただ今の立川議員がスピード感を持ってというお話がございました。確かに、一時期停滞した時期もあったのは事実であります。その後、また議論を重ねてまいりまして、先進地視察ですとか、そういった前向きな議論になってきたところであります。
今後につきましては、先ほど1回目の答弁でもありましたとおり、まちづくりに携わっている関係団体等々もございます。そういった方々とまた意見交換を行いながら、商店街区にどういった機能を持たせていいのか、そういったことを検証してまいりたいと、このように考えているところであります。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 検証されるということは理解いたしましたが、その検証を一刻も早く何か形にしてほしいというメンバーの方の強い願いであると思います。
例えば、一部の方から聞いた意見では、町のお店を利用したいけれども、なかなか顔見知りでもないし、なかなか行きづらいところがあるので、このお店にはどういうものが売っているのかとか、このお店の方はどんな顔をされているのかというような紹介するような何かアイデアが出されていると思うんですけれども、その点について、担当課の方とか、それから商工会の方とかからはそういうようなアイデアについてはどのような結果をお出しになったんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 基本的には、この縁側プロジェクトは、1回目でも申し上げましたとおりね、例えば学ぶ・聴く・試すというこの3つの柱で事業を進めていくんですが、これは当初から3年計画でありまして、今出たアイデアを直ちに実行に移すというよりも、いろいろなトライをしてみながら、トライすることはそれぞれしていくんですね。していきながら3年間で考え方をまとめよと、最終的な結論はそこにありまして、それを目指しているんですね。ですから、一つ一つ提案していただいたものを全部実行していくということとはちょっと事情が異なりますので、今聞いていて、その辺にちょっと誤解があったかなという気もしたんですけれども、事業としては一応3年間で結論を出すと、こういう事業なのでね、ですから、その3年目が28年度になりますから、26年度、27年度やっていますので、来年度、新年度に最終的な結論は出したいと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) トライということを理解したつもりで、私も出されたアイデアをどんどんトライしてみたらいいのではないかというような質問をさせていただきました。なかなかプロジェクトに関わる皆さんからのアイデアが形にならないというところにじれったさを感じられているのかとも思いますので、本当に残り少ない期間ですので、トライを見える形で、見えるようなトライの仕方をしていただけたらなと思いますが、その点について再度お伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 担当の商工観光課長から答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 佐藤商工観光課長。
○商工観光課長(佐藤三舟) 商工観光課長。
ただ今のトライできるのはトライしたほうがいいんじゃないかということでありますけれども、今までの議論の中で、視察ですとか、また大学から情報、提案をいただいたりしております。そういったことの中で、できるものはすぐ取組みながらまた検証をしていきたいというふうには考えているところであります。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 是非実現に向けて、スピード感を持って取組んでいただけたらと思います。
それから、高校生カフェについて、私の質問について町長からも御答弁いただきました。私、今現在感じておりますのが、中学生、高校生の放課後の居場所、それが町内には少ないのかなと感じております。例えば、めむろーどの2階のロビーにちょっとたむろしていたりとか、Wi-Fiが使える公民館のロビーにいたりとか、何となく子どもセンターというものもありますけれども、実際18歳までの中高生が利用されているかどうかという点ではもう少しその使い方についても検証が必要かなと思っておりますが、中高生が放課後予習をしたり勉強したりおしゃべりをしたりできる場所というのが町なかには少ないのかなというふうに感じております。その点につきまして、縁側というのはとても最適な場所であるなと私は考えております。縁側が使える期間というのは、やはり何度も申し上げているように来年度、28年度いっぱいということですので、高校生を巻き込んだプロジェクトについてもいち早く取り組むべきと考えておりますが、今の時点で例えば高校生を巻き込んでこういうようなことをしたいというようなプランはお持ちでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御指摘のとおり、今高校生や中学生の皆さんが、放課後自分たち、仲間と一緒にどこかにいて、そして語合いをするだとか学習をするという場所が必ずしも多くはないということは私たちも認識しております。
それで、ただ、今放課後の時間が結構忙しい子供たちもたくさんいらっしゃるので、なかなか難しさはあるんですが、今ちょっとこれは企画の方とも話しているのは、今年それこそまち・ひと・しごと創生事業の中での総合戦略を策定するときに、実は高校生、中学生との意見交換もやりました。そのときに、ファシリテーターを置いてしっかりやったものですから、そういう意味では子供たちの意見も非常に出やすかったのか、非常に私は見ていて成果があるなという気がしました。それで、今企画財政課長と話しているのは、これからのまちづくりに何か機会があったら高校生にも参加していただくようなやり方をやりながら、今御指摘のあったような問題をやりますという意味じゃなくて、そういう問題も含めて、高校生ニーズ、中学生ニーズを定期的に取り上げるようなことも考えたいねと、そんな話してございます。
あわせて、これは福祉の方の関係なんですけれども、私どもの町には子どもの権利条例があります。この子どもの権利条例の中に、子供たちにまちづくり会議を作ろうというものもあるんですが、まちづくり会議まだでき上がっていません。でき上がっていない理由として、子供たちの多忙感、塾や何かの問題も含めて、こういう中でどうやってやるかという問題がありまして、これも実は今年度を含めてずっと検討してきていました。そして、今年度、それこそ先ほどのまち・ひと・しごと総合戦略の策定でやったような手法でやれば高校生や中学生との意見交換もできるだろうという見通しが立ちましたので、あれに近い形態でまちづくり会議をしっかりと設置したいと、今そういう意味での条例改正も含めて内部検討しているところであります。できればその2つをクロスさせながら、高校生、中学生の参加、あるいは高校生、中学生の有効な放課後の過ごし方などに行政が上手に関わっていくようなシステムができればいいなと。まだ確定ではありませんが、そういうことを今考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 中高生を巻き込んだプロジェクトについての取組み、理解いたしました。
次に、中心市街地の中に同じような目的のスペースが何か所かあります。まちの駅でありますとか、団体は違いますけれども、コロポックルがありましたりとか。そのように、1か所に同じ目的だから一つにまとめるというのではなくて、多様な世代の方がそれぞれ居心地のいい場所があるというのは大変良いことだと思っております。
それぞれの活動状況について、定期的にミーティングを持たれていたりとか、そういうようなお話を今答弁の中で伺いましたが、それぞれの団体が今抱えていらっしゃる課題などを抽出されていきますと、今後町全体としてのビジョンが見えてくると思いますが、今の時点、そこまでは論議といいますか、そこは進んでおりますでしょうか。何か団体からそれぞれの抱える課題というものは担当の方で把握されておりますでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今のところ、今商工観光が担当している例えば観光物産協会の問題ですとか、そういうことについてはそれぞれ商工会の問題ですとか、課題のやりとりは、これはしている部分あります。
今、商店街全体の中でどう考えていくかということになりますと、これは私どもは基本的な考え方としては、個々の事業体なり組織体なりがそれぞれ活動していって、目的は違っていても商店街という共通基盤の中で、そしてしかも地域の活性化という同一方向に向かって歩んでいくような、その総合性こそまさしく中心商店街の活力づくりだと思っているんですね。ですから、そういう意味では、所管課が企画であったり、町民活動支援センターというのは企画が担当していますが、そういうところで活動しているのも全部含めてトータル感持っていきたいと思っています。
それで、さっきも1回目のときちょっと言いましたけれども、今まで先進地の視察なんかもしていただいて2年行っていただいて、じゃ帰ってきた後の論議が各種団体ごとに十分だったかといいますと、私は十分だとは思っていません。私自身も、これはもっともっと積極的にやってもらいたいと思っていますし、それをやろうと思っています。それで、その中に今まで視点の違っていた、例えば商店街の活性化は我々はちょっと外部だったよというような、例えば消費者の視点ですとか、さっき言いましたけれども、他産業の視点、これらも加えて、いろいろな団体組織体の皆さんと芽室町のトータルした商店街の活力づくりについて論議をしたいと思っています。これが、年度内に1回目をやることで今打合せをしているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 理解いたしました。
さらに、私もう一点、現在各地の老人クラブとの意見交換会を議会で進めているところでありますが、ある地域にお邪魔したときに、町の中にまちの駅でありますとか縁側ですとかコロポックルがあることを知らなかったのよというお話を伺いました。そうだったんですねというようなお話をさせていただきましたが、やはり情報発信というのもとても大事になってくると思います。
1つ、私からの提案と言いますが、こうなったらいいなというものがありまして、町の中が活性化するということは、町の産業もどんどん活性化していかなければならないというふうに捉えております。今、経済を地域の中で循環させるべきだというようないろいろな学者の方からの話もあります。芽室町にはたくさんの農産物を加工する工場ですとか、東工業団地にたくさんの工業、企業があります。ただ、町の子供たちが、そこで何が作られているのかとか、そこは何なのかとか、そういうような情報というのは恐らく学校では教えてくれないような気がします。また、お父さん、お母さん方の中にもそういう情報というのは分からない方がたくさんいらっしゃると思います。例えば、お砂糖工場ですと、芽室で作っているのはお砂糖の中でもグラニュー糖なんですよとか、そういうような情報をどんどん発信していきますと、じゃ芽室で作ったお砂糖なので、これを買ってみようかしらというような、消費者の方もそのような気持ちになってくると思いますが、そういうような町内の企業で生産されている産物、例えば製品にならなくても原料だけを生産しているとか、そういうところはたくさんあると思いますが、そういう企業の生産物について何か情報を発信するような取組みを進めていったら良いのではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、私ども全く同じことを考えていまして、ただ1つだけちょっと御理解いただきたいのは、企業も意外と、企業がお持ちになっている商品の例えばメニュー化だとか商品化というのは一定のルールがありまして、その企業ルールの中でやっていきますので、その中には企業倫理というのもありまして、例えば私たちが考えるA社とB社の商品を合同パッケージにして売り出したらもっと良くなるのではないかなとかといろいろなことも考えます。そして、そういうことも企業の方と話してきた経過もありましたが、ここへきて最近、例えば観光物産協会ですとか、あるいはふるさと納税、こういう事業を一緒に結びつけてA社とB社がネットワーク化できたらとか、いろいろな効果も出てきています。今、立川議員の方から発信することによって地元の人にもどんどん知ってもらうという意味では、まさしく芽室にはこういう製品があるんだと、これは完成品ですね。こういう半製品があるんだ。つまり、さっきのお砂糖もそうですけれども、乳製品の工場もそうですよね。あれ見れば半製品、消費者の立場から見たら半製品。それがこういう商品になってくるんだというようなことを最近やっぱり発信する効果というのを私たちもしみじみ感じています。そして、さらにまた、ふるさと納税なんかに併せて合同商品を作り上げること、あるいは半製品を作っている工場なんですけれども、完成品をうちがふるさと納税に併せて取り扱わせていただくようなこと、これは町を挙げていろいろなセクションでアイデアを出したものについて、実現できるように全力を挙げているつもりでおります。
それで、今、立川議員から御指摘があった問題、子供たちへの問題も含めて、この発信の問題に今少しずつ取組んできて成果も上がっていますので、是非またいろいろと採用させていただきたいなと思いますので、またそんな声は機会を捉えてどんどん聞いていきたいと思っています。
加えて、企業の皆さんにも、私たちがそういう声を聞いて工場の見学にさせてもらってどうだろうという話して、企業サイドもむしろそれを意識して工場を整備してくださっただとか、そういうこともどんどんでてきていますので、これからもまだまだこれ今御指摘いただいたとおり私たちも十分だとは思っていませんので、取組みは継続していきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 伺っているだけでちょっと夢が持てるようなすばらしい取組みをされていくのかなと思って理解いたしました。
以前お聞きした話によりますと、芽室町の工場から製品を出荷する額というものが、全道の市を除く町村においては第1位というようなお話を企画財政課長からも伺ったことがあります。芽室町の立派な産業でありますので、是非啓蒙、周知の方を進めていただけたらと思います。
この1点目について、最後の質問になりますけれども、8月27日に総合戦略の講師について町民フォーラム、女性のパネラーが4人登壇されて町民向けのフォーラムを開催された際に、その中の1人から、私たちはやりたいことは自分でできるけれども、できないところだけは行政に手伝ってほしいというような意見を出されておりました。また、活性化というのは結局、私たちがやりたいことをスムーズにできることが活性化につながるんじゃないかなというようなお話も町民の方から伺いました。このことというのは、多くの町民の方が共通して持っていることなのではないかなと思いますが、町として今後町民の方の活動に対してどのようなスタンスで関わっていくつもりなのか、もう一度確認のためといいますか、お伺いさせてください。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、私は常日ごろ職員とも話するんですけれども、やっぱり私たちは芽室町の地域経済というものをどう考えていくのかということは、これは予算編成していても、予算執行していても非常に大事だと思います。特に、農林課もそうですけれども、商工観光、これは両方とも産業に付随した業務を担う課でありますから、そういう意味での重要性は極めて高い。ですから、職員もそこを意識して政策を組立てするか、しないかのその違いというのは非常に大きく出てくると思います。
その中で私たちも大切にしていかなければいけないというのは、やっぱり経済活動1つとっていっても、人、物、金と俗に言葉がありますが、人であり、物流であり、そして金、つまり経済である。この3つというのは常にどんなときもつながっているわけでありまして、さっきの商店街の活性化もそうでありますけれども、この3つを意識しないで1つだけ取上げていっても、決してトータル感を持った地域活性化にはならない。経済はなおさらでありまして、私たちの町で、私は常に申し上げるのは、1次産業の農業は基幹産業だけれども、製造品出荷額でいきますと、今御指摘がありましたとおり、2次産業の製造業の方が額は大きいんですね。でも、うちの町の2次産業の製造業は、1次産業の出荷額を原材料として機能しているところが多いんですね。そして、3次産業の卸売小売業やサービス業に所得が移転していくと。この3つの産業の経済活動の総和が実はGDPでありまして、そういう意味では芽室のGDPというのはまさしく農業が基盤であることは間違いない。
そのことを考えると、今御指摘があったように、私はやはり民間の皆さんが頑張る、そして民間の皆さんが、自分たちがおやりになれる経済活動、産業活動、これはもうどんどんやっていただく。そして、なおかつ行政と一緒になってやるものと、そして行政がやるもの、この3つの使い分けを考えながら業務として取組んでいかなければ、これからはあの人が取組んでいるからいいということにもなりませんし、あるいは我々行政がやっているから皆さん口出ししないでくれと、こんなことにもならない。やっぱりそういう時代だというふうには私も認識しております。ですから、さっき言いましたように、今考えている中にいかに町民の皆さんにも加わっていただくかだとか、子供たちの意見ももらうかだとかということについては、これからも大いに知恵を出していかなければいけない行政の永遠の課題であると、私はそう認識しております。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) それでは、2点目の再質問をさせていただきます。
高齢者の社会参加についてでありますが、2030年には3人に1人が高齢者になると言われております。団塊の世代が後期高齢者になる年など、そこを目標に地域包括ケアなども重点的に目標を定めて取り組まれていると思います。
一方では、いわゆるシニアと呼ばれる方々が、昔に比べるととてもお元気で若返っているというような状況もあります。65歳以上を迎えた方が元気に過ごせる期間というのが、男性ですと平均で20年ぐらい、85歳ぐらい。女性ですと25年ぐらいと、老後がとても長くなってくるというふうに言われておりますが、この期間をどう過ごすかとか、あとはリタイヤ後の方が地域社会の中においてどのように自分の活動の場を築き上げていくのかというようなことが重要になってくると思います。
今、シニアワークセンターの方で御活躍をというというような御答弁もいただきましたが、その活動の場には多様性があっていいのではないかなと私は考えております。ちょっと調べ物をしておりましたら、千葉県柏市というところで、大学と企業と自治体と産官学の連携の協働で生きがい就労というようなお話も取組みがあるということが出てまいりました。地域としては、地域活動の支え手が今不足している。例えば子育て支援でありますとか、農作業のお手伝いでありますとか、あとは子供たちの学習支援のボランティアでありますとか、いろいろなニーズがある。また、シニアの方々に対しても何か社会の役に立ちたいけれども、どうしたらいいか分からないとか、どうやっていいのかなというような、なかなかマッチングがうまくいっていないというところがあると思いますが、今後町の方でそういうニーズとニーズをうまく取り持つようなコーディネート的な役割も必要になってくると思いますが、今現在そのようなコーディネート的な役割をされている事業というのはありますでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今、私どもの方でとりあえず働きたい。だけれども、どこへ行って何を相談してどうしたらいいか分からないという人たちが気軽に話し合える機能は、町民活動支援センターにも持っていただきまして、町民活動支援センターでもそういう声は発信できるような形はとっています。ただ、これももう十分にそれが周知されているかどうかということになりますと、私どもの町では先ほど1回目で答弁いたしましたシニアワークセンターがありますから、その差別化ですとか、いい意味での。そういうようなことが周知されているかというと、まだまだあると思います。
それで、ただ、そういう意味では、今関係課が高齢化社会の中で長いこれからの元気な皆さんの支援をどうしていくかという意味では、これは領域別にでも、例えば就労を持っている商工観光課であったり、あるいは福祉を持っている保健福祉課であったり、あるいは教育行政を持っている社会教育課であったり、これが横にどうやって連携とっていくかということでありまして、社会教育課の方も、今まで柏樹学園という学園がございましたけれども、そこに至るまでのもう少し若い世代をグルーピングして、どんぐりカレッジという名前で始めたんですが、ここなんかも場合によっては就労なんかも念頭に置きながらのカリキュラムを編成していくだとか、いろいろな今まで以上に幅広く、そういう世代の皆さんの生活をいかに支えていくことができるかという、できればトータルシステムになっていくことを念頭に置いていることは置いているんですね。
ただ、これらもスタートしたばかりでありますから、今の形が必ずしも完璧だとは思っていませんけれども、私たちもやっぱり2020年問題というのがありますから、それにあわせたいろいろな現状を眺めたトライは今後も続けていきたいと、こういうふうに考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) トータル的な取組みをまさに今取り組まれている最中ということを理解いたしました。
それで、芽室町には新しいものを開拓しなくても既存の事業というのは幾つか高齢の方が参加できるボランティアですとかあると思います。一例を挙げますと、育児サポートシステムですとか、退職後の方というのは早朝ですとか、それから夕方、夜間、それから土・日など、お子さんの預かりというのは比較的時間に自由がきくので受けやすいのかなと思います。また、御夫婦でおばあちゃんとおじいちゃんがお家にいるというのは小さなお子さんにとってもとても安心感につながることでありますので、その辺はどんどん課をまたいでこういうところをどうですかというふうな進め方をお誘いをしていけば良いのかななんて思っております。
それで、あともう一点、介護予防ポイントについてお伺いいたしますが、今現在、ボランティアの頻度に応じてスタンプを押してもらって、ポイントを年度末に5,000円を上限としたお金の支払いがあるということでしたが、これをもう少しやりがいを持ってもらうために、年度内働いた分上限を設けないでお支払いすると、もう少しそこに携わる方々のモチベーションアップにつながるんではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 前段にお話がありました育児サポートも含めて、例えば御年配の皆さんがお持ちになっている長い間の人生で身につけられた特技、あるいは技能、そういうものについて、是非社会参加したいという方もたくさんいらっしゃいますので、これらについてはこれからもまた町としても是非活躍していただけるような場作り、機会作りは、それぞれのセクションでこれも本当に目的意識によって担当変わっていきますけれども、横に手結びながらもそれぞれのセクションで全力を挙げていきたいなと思っています。
それから、後段で御質問がありました介護予防ポイントの問題、これもいろいろな経過がありまして今日の形になっておりますので、担当の保健福祉課長から答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 中川保健福祉課長。
○保健福祉課長(中川ゆかり) 保健福祉課長。
ただ今の御提案の介護予防ポイントの上限をもう少し上げてはどうかという御意見ですけれども、それにつきましては議員も御存じのように、介護予防ポイントの目的は、高齢者がボランティア活動を通して地域貢献することを奨励、また支援をして、並びに高齢者自身の社会参加活動を通した介護予防を推進すること、それによって生き生きとした地域社会を作ることを目的としてやっている事業でございます。
それで、実際もう数年たっているところですけれども、その中には、やはりボランティアというのは無償でやるものだという、この実施はしておりますけれども、無償でやるものだということで、ボランティアはするけれども、介護予防ポイントには参加しないというふうにおっしゃる方も中にはいらっしゃいますし、私どもがいろいろやっています中にも、ボランティアを更に上限を多くするということになりますと、ただ今1日2時間をしましたら200ポイントという形になっておりますが、それをもっと増やすということになります。そうすると、ボランティアさんのやられているボランティアの中身の濃淡をつけなくてはいけないような事業になってきまして、そうすると目的が全く変わってくるなというふうに考えておりますので、まずこれは高齢者の方々が地域貢献していただくためのボランティアの取っかかりというような形で考えている事業ですので、このまま、内容はいろいろ拡大もしてはきておりますけれども、継続したいなというふうな形で、上限は今のままが妥当であるというふうに現在の状況では考えております。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 現状についての御説明理解いたしました。
そもそも、でもボランティアというものは、語源的には無償でするものということではなくて、本来は自発的な行動というような意味を英語では持っておりますので、無償ということではなくて、今後その活動に見合った報酬をお支払いしていくということも高齢者の方のモチベーションを継続していって持続可能な地域社会の形成につながるんではないかなという考えを持っておりますので、その辺についてはもう少し働きたい方の就労の場を次に見つけていくとか、次々にステップアップしていく取組みを行ってほしいなと思います。
高齢者の就労率が高い地域というのは1人当たりの医療費も低いという実績データが出されております、例えば長野県のように。ちなみに、2004年から2005年の調査ですと、北海道はワースト1なんだそうです。芽室町におきましても認知症の割合が平均より少し高いとか、もう少し芽室町の高齢の方がもっともっと社会に出て自分の居場所を見つけて社会の役に立っているというような実感を持つような取組み、そういう視点で今後の事業を取り進めていくべきと考えますが、その点についていかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御指摘のとおりでして、私どももやっぱり御年配の皆さん、私も含めて年配の皆さん方のこれからの生活、あるいはその活動をどう支援していくかというのは、私はやっぱり大きく生きがいという意味で考える2つあると思っているんですね。1つは、やっぱり会員の皆さん方が御自分の就労能力に応じた就労機会の創出の支援、これが1つあると思っています。これは、今のこの実現に関してはうちの就労センターがこれは極めて今順調に動いておりまして、そこが担っていただいていると。シニアワークセンターですね。このシニアワークセンターの中では、実は新しい事業といいましょうか、私どもが例えば事例を挙げますと、1つとしては農業サイドの事業なんかは非常に、かつて自分も農業を経営していたと。ですから、トラクターの操作なんかできるという人たちは非常に重宝がられまして引っ張りだこなんですね。こういう人たちは、本当に現役退いて、まだ本当に現役を継続しているような喜びも感じていますし、そういう意味での就労ということですから、本当に俺も頑張るときは頑張れるよというような意味で働いているんですね。
それと、もう一つは、新しい事業にも取組んでいくという意味では、うちもペレット事業を町でやっているんですが、もともと街路樹剪定した枝なんかをどうやって処理しようかと、そこから始まったんですが、今実はうちのペレット事業も、長芋のつるネットも含めたペレット化ということもやっているんですが、こういう事業にも非常に前向きに取組んでくださっている人たちもいらっしゃるんですね。そういう人たちは、やっぱり本当に生きがいを感じてやっている。ですから、そういう人たちに対して提供していく就労の機会を作る、これがまず1つ大きくあると思います。
それから、もう一つは、無償化、有償化という問題はありますけれども、ボランティア活動ですね。要するに、地域貢献ですとか社会貢献、社会参加、こういうものをやっていきたいと。そのために、どう参加していただくかということですよね。
この2つを並行させていかなければいけないし、並行させることによって世代ごとに、あるいは自分の体力や能力に応じた選択肢も増えていくと、こういう流れを作っていくのが一番いいと思っているんですね。その中には、さっきのボランティアの問題もありますけれども、いろいろな目的の皆さんがいらっしゃいますから、それぞれのニーズに合った選択肢を行政としてはどう用意してあげるかと。そういう意味では、まさしく就労とボランティア、この2つは大きな柱になる。この考え方は、これからもそんなに大きくは変わらないだろうと、こう思っていますので、個々の小さな問題はその範囲の中で整理をしていきたいと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) それでは、最後の3点目についての再質問をさせていただきます。町民参加の促進、それから住民の幸福度向上についてであります。
最近、幸福度の向上というような言葉を伺いまして、なかなかこの幸福度というのは数字でもあらわすことがちょっと難しいですし、その人、その人によって幸福の感じ方が違うと思いますが、今後本町においてこの幸福度というのを住民のいかに生きがいを持って暮らしているかというような地域の指標に使うような御予定というのは計画はありますでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 具体的に言いますと、今すぐ幸福度を取入れてということは今のところは考えていません。それは、理由をちょっと申し上げますと、私どもも実は総合計画の関係で毎年住民アンケートをやっておりまして、満足度調査というのをやっているんですね。そして、こういうものについてはどのぐらい満足しているかと指標でずっと出てくるわけでありますけれども、幸福度もまさしくそうなんですが、これは主観的な観点で皆さんは判断してこられますよね。同じようなものを見て、あるいは同じような環境の中にあって幸せというふうに感じる人もいれば、そうでない方もいらっしゃる。それを結果としては行政としてどう行政に反映させるかという難しさが実はあります。ここのところが、まだその幸福度という今いろいろなお話出ていますから、無視は全くしていませんけれども、そこがまだトータル感を持ってこうやってやるのが一番効果的だという話が出ていませんので、行政施策との結びつきの部分についてはまだ調査が必要だと思っています。
ですから、今現在、幸福度について直ちにこういうふうに取上げますという答弁はできませんけれども、ただこれはやっぱり流れとしては注視していきたいと思っています。外国のあるちっちゃな国が、幸福度世界的にもナンバー1と言われていまして、非常に幸せだという、そんなこともありますし、全国的にも幸福度の問題についてはかなり語られていますので、注視はしていきたいなと、そう思っていまして、つい先日も企画の課長たちとはそんなことも含めてこのアンケート調査の満足度ですね、この辺の価値観とどう整理したらいいのかなという問題もちょっとお互いに話合ったんですが、その辺については無視はできないだろうと、こう認識してございまして、今のところいつから取り入れますというところまではまだいっていないと、このように御理解ください。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 今後注視されていくということで、私も楽しみにしております。
1点目、2点目の質問の中とちょっと重なってまいりますが、町民の方が自分が発信した意見がまちづくりに生かされて、それが実現して、ほんの小さなことでもいいので、私が出した意見がここに生かされているという実感を持つということは、本当に今後芽室町にとって小さなことですけれども、大きな財産につながっていくと私は考えております。そのために、まちづくりの意見募集の設備、もろもろの制度は芽室町には整っておりますが、先ほどの御答弁にもありましたように、なかなかパブリックコメントを出しても御意見をもらえないですとか、審議委員の公募をいたしましても応募がないですとか、そういうような実情がおありなのだとは思います。
まず、パブリックコメントについてなんですけれども、現在ホームページを見ますとかなりの量が出されておりますが、多分それに気づいている町民の方というのは少ないと思うんですね、私自身。せっかく来年度以降施行すると9月の定例議会で御答弁いただいていましたが、SNS、フェイスブックが12月から早速運用を開始されてとても喜んでいるところですが、そういうツールをたくさん持っているのに各課からの情報の発信がないというのはとても残念だなと思っております。より多くの方法で、多様な方法で町民からの意見を取り入れるという姿勢を今後町が示していくべきだなというふうに考えておりますが、そのパブリックコメントを町民により周知する方法について、今あるほかに何か課題でありますとか、そういうものをお考えでしたらお答えいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今、パブリックコメントで非常に件数の多いのは行政の計画書なんですね。何々計画、何々計画。これ私たちは、行政の立場でいいますとやっぱり是非中身見てもらいたいと思うものですから、計画書というものをぼんと厚いものをパブリックコメントに呈してしまうんですね。ついこの間も内部でちょっと話合ったんですが、本当にそれでいいんだろうかと。1回目の答弁のときに、私、概要版化という言葉を使いました。これですね。まち・ひと・しごと総合戦略の計画御覧になったと思いますけれども、一番後ろにA3版の3つ折りの概要版があったと思います。場合によっては、あの種のものを計画書に必ずつけるような形でやったほうが、パブリックコメントで本当にこの厚いのを1ページから順番に見ていくというのはほとんど不可能に近い状態ですから、不可能に近い状態を放置しておくよりも、逆にあのA3版みたいな状況で概要を記載して興味・関心を持っていただいてめくっていただくような、そんな流れをとる方がひょっとして効果があるかもしれないねという話は実は内部でもしております。ただ、どっちが効果があるのかまだ分かりませんけれども、私たちもやっぱりあの厚いままパブリックコメントしています、していますということだけでは良くないなという気持ちもどんどん最近高まってきていますので、是非そんな工夫もやっていきたいと。とりあえずは、概要版化をむしろまち・ひと・しごと総合戦略の実態から見ても是非取組んだほうがいいなと、今のところそういうふうに認識をしているところであります。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) そうですね。あと、先月11月号のすまいる誌を拝見しますと、パブリックコメントについて小学生向けにとても分かりやすい説明が載っておりました。それを見て、子供ばかりじゃなくて、それを見ている保護者の方も、ああ、パブリックコメントというものはこういうものなんだというのを理解された方がたくさんいらっしゃると思います。こういうような情報の発信の仕方を年に1度でもいいので、パブリックコメントというものはこういうもので、ここで出された意見がこういうような皆さんの意見がこちらに反映されていくというようなことを繰返し繰返し周知していくことも大切だなと思います。
また、町民参加の新たな手法として、11月29日に町民自治講座が開催されまして、私も参加させていただきました。その中で講師の先生が、ある自治体の事例として、なかなか審議委員会の公募をしても応募がない場合、無作為抽出で案内を出して、それに当選といいますか、それに選ばれた方に対しては是非来てくださいというような姿勢を自治体の方で、行政の方で示して、新たな新しい意見をどんどん取入れていくというような手法を伺うことができました。多分、皆さん町の方どんな方でも、こうなってほしいなとか、ここがちょっとあれだなという小さな気持ちはたくさん持っていると思うんです。だけれども、それを手を挙げてこういう場に出てきて言うというのはとても勇気が要ることだと思うんですね。そこを町の方から是非来てください、お願いしますというようなバックアップをしていただけると、とても参加しやすいですし、そこで自分の意見を言うことで生きがいですとかやりがいですとか、地域へ貢献しているというようなモチベーションを持っていけると思いますが、今後町民からの意見募集の際にそのような新たな手法を取入れていくというようなお考えはおありでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、私たちも本当にこれが絶対効果的だというものはやっぱりないと思うんですね。それで、さっきもちょっとパブリックコメントのやり方も少しずつ変えていかなければいけないと思っていますし、状況によって、前段の議員の御質問もそうでありますけれども、やっぱり今やっていることがそれでいいという思いにはならないですね。確かに、先般のまちづくり講演会のときには無作為抽出の方法もありますよという話いただきました。これもやっぱりその市町村の持っている人材の広がりだとかいろいろなことが要因になりますから、必ずしもうちの町に該当するかどうかというのは私たちも検証してみなければ分かりませんけれども、ただやっぱり永遠に私たちが課題として捉えていかなければならないのは、俗に言うサイレントマジョリティーという声なき声ですね。こういう人たちとどこでどんなパイプを作り上げるのかというのは、やっぱり私たちも難しいけれども、とにかく模索しなければならない課題だと思っています。
ですから、今立川議員御指摘があった講演の先生のお話は、私たちもあの講演を主催した主管課の方ともいろいろ交換し合っていますので、この辺についてはもう完璧にこれが100%効果があるということにはなりませんけれども、やっぱりトライはさっきも言いましたけれども、常に続けていくような姿勢は必要であるというふうにも感じていますので、工夫してみたいと思っています。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 今後とも検証を続け、検証だけではなくて、実行できるところは実行していっていただきたいと思います。
町長は、午前中からの同僚議員の答弁の中でも何度か肌感覚、皮膚感覚では判断できないというようなお言葉もおっしゃっていました。確かに、大きなものを作る際ですとか、そういう場合には本当に細かな検証が必要だと思っておりますが、人の顔、町民の顔ですとか、この方たちは本当に生き生きと暮らしているんだろうかということに対しては、ある程度の感覚というんでしょうかね、感じる力というのはとても重要になってくると思います。私たち議員もそうですけれども、町の職員の方というのは直接町民の方と接する機会も多いですし、そういう町民の方が今どのようなお気持ちでいらっしゃるのかというセンサーをどんどん磨いていかなくてはならないと思います。そのような気持ちを持って、今後町民に寄り添う町政、行政を行っていただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 確かに、私午前中もいろいろ答弁していく中で、やっぱり感覚、感性だけではだめなのでと、論理的な組立てのことをちょっとそういう意味で申し上げて、そして私たちには当然法律、条令、こういうものがありますから、それはもう当然順守しなければいけないと、そういう意味で申し上げました。
ただ、立川議員おっしゃるように、私たちは行政屋ですから、行政の結果を何で読み取るかという意味では町民の皆さんの反応が最大だと思っています。しかも、その反応には言葉で読めるもの、あるいはお顔を見ただけで分かるものと、これはやっぱり当然あると思います。この辺はやっぱり人と人のやりとりの中で、どんなときもそうですが、人と人のネットワークの良さというのは、やっぱりその両面からしっかりとお互いが評価し合っていかなければいけないものだと、このように思っています。ですから、これからもその辺のセンサーは磨けというお話でしたが、さびつかないように私も頑張っていきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 立川議員。
○3番(立川美穂) 終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で立川美穂議員の質問を終わります。
ここで14時40分まで休憩といたします。
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午後 2時24分  休 憩