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○議長(広瀬重雄) 次に、吉田敏郎議員の質問を許します。
吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 私の場合、2項目5点について質問いたします。
1つ目は、将来の公共施設の維持管理計画についてであります。
本町では、今後に向けて公共施設の修繕や更新に多額の費用がかかり、町財政を圧迫していくことが予想されます。この全体像を把握するために、将来推計及び町民への徹底した情報公開と説明が求められるものと考えます。
全国の自治体において、公共施設維持管理計画等を作成し、将来の施設の維持及び更新費用について、広く住民との情報共有を図る取り組みが増えていることから、次の3点について町長の見解を伺います。
1つ、公共施設等総合管理計画は、今年12月末に策定するとのことであるが、町民への周知方法及び時期をどのように考えているか、伺います。
2つ、総量の圧縮、機能の複合化、近隣自治体との連携、PPP(公民連携)による管理運営の見直しなど、今後の政策に関する見解を伺います。
3つ、町民や学識経験者を含む「今後の公共施設のあり方を考える検討会」のようなものを設置する考えはありませんか。
2項目め、町民と町職員のコミュニケーションについてであります。
本町では、過去3年間で約50人の町職員の方が新規採用され、入れかわっております。便利で親切な窓口サービスの推進について一層の強化策が必要であると考えますことから、そこで、町民と町職員とのコミュニケーションをより深めることを目的に情報共有策などを講じるべきと考えます。そのことから次の2点について、町長の見解を伺います。
1点目、町広報紙に新規採用職員を掲載して紹介してはいかがでしょうか。
2点目、町職員の顔と名前が町民に周知されることは、双方にとってメリットが高いと考えることから、以前発行した「町職員ガイド」を発行する考えはありませんか。
以上、1回目の質問といたします。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 吉田敏郎議員の御質問にお答えいたします。
1項目め、将来の公共施設の維持管理計画の1点目、公共施設等総合管理計画策定に係る町民への周知方法と時期についてであります。
本年度予算にも計上しておりますが、町民参加手続を基本としながら、公共施設の現状と将来予測を踏まえた今後の方針について町民各位を対象としたフォーラムを開催するとともに、町内会長の皆さんなど地域代表への説明会の開催を行いながら、計画を確定させる考えであります。
なお、町民皆さんへの周知については、広報紙への掲載と1月中旬から開催予定の巡回そよ風トークにおいて行う考えであります。
2点目の総量の圧縮、機能の複合化、近隣自治体との連携、PPPによる管理運営の見直しなどについての見解であります。
公共施設等総合管理計画の策定手順は、まず公共施設のほか道路や水道といった社会インフラも含めた資産把握を行い、将来にわたって現在の施設を維持していくとした場合のコストを算出し、再建築コストと維持管理コストを財政計画に照らし合わせて、今後の方針を定めるものであります。
本町は、既に資産把握を終えていますので、現在、資産評価の年度更新と再建築コストの推計、さらに財政負担の平準化シミュレーションなどについて委託業務として発注しており、その成果が今月中に提出される予定であります。それら成果品をベースに10月以降、内部検討を進め、町としての公共施設マネジメント方針を定めることとなります。
したがいまして、現時点で具体的政策見解を述べる段階にありませんが、今ある施設のアセットマネジメントに加え、公共施設の適切な維持管理と長寿命化を目指したメンテナンスサイクル確立のためには、御質問の項目は公共施設のマネジメント方針の柱になると考えております。
次に、3点目の町民や学識経験者を含む検討会の設置についてでありますが、公共施設等総合管理計画については、既に専門家の知識が含まれた先進事例も多く、それらを参考とすることでその役割は果たせると考えておりますので、1点目でお答え申し上げたとおり、計画策定に対する町民参加の手法は、町民フォーラムの開催、町内会長説明会及び広報紙やそよ風トークの周知を持って実施し、「今後の公共施設のあり方を考える検討会」の設置の考えはございません。
次に、2項目めの町民と町職員のコミュニケーションについての1点目、町広報紙への新規採用職員の掲載、紹介についてであります。
町民と町職員のコミュニケーションを深めることについては、第4期芽室町総合計画において親切、便利な行政サービスの推進を施策に掲げ、その方針を町民が迅速、正確、爽やかと感じる対応や案内により、親切で便利な行政サービスの提供を進めますとし、継続的に取り組んできたところであります。
この実現には、毎年総合計画審議会の外部評価を受け、今後の取り組みに対する御意見をいただき、さらなる成果を目指して翌年へつなぐサイクルとし、毎年一定の評価をいただきながらも、正確、迅速な対応への課題は継続して挙げられております。
特に、継続的に新規採用職員を雇用する組織社会にあっては、これら職員研修は当然のことであり、日常業務で各職場の上司が指導したり、職場内研修により継続して改善を図ることは重要なことであります。このため、新規採用職員を一斉に広報紙に掲載することは考えていませんが、各業務の関連記事の掲載にあわせて若手担当職員の紹介写真を掲載するなどし、町民の皆様に身近に感じていただける職員像を目指し、工夫をしているところであります。
また、2点目の職員ガイド発行の件につきましては、現時点で発行する考えはなく、地域担当職員制度の充実や日常業務の電話対応時に担当者氏名を名乗ることやふだんから各担当窓口における丁寧な対応を研修するなどにより、町民皆さんと町職員の距離を縮め、実効性高い、きめ細やかな行政サービスの充実を目指してまいりたいと考えております。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 地方自治体で公共施設のマネジメント、長期的な維持管理計画を作るという動きはここ最近、始まったものであります。既に帯広市、釧路市、北海道でも相当な町が作っております。これがそもそも何でこんなことになったのかというところでいいますと、2012年に発生した中央自動車道の笹子トンネルの事故が大きなきっかけとなっております。高度経済成長期の1969年代から80年代にかけまして、多くの公共施設が整備されました。本町においても同じであります。
政府は2013年にインフラ長寿命化基本計画を決定し、これを受けて直ちに総務省から全国の地方自治体に対して自分たちが所有する全ての公共施設を対象として、公共施設等総合管理計画を策定することが要請されました。これが今までの流れであると認識しております。
山梨県大月市の笹子トンネルの事故は、天井板のコンクリートの板が130メートルの区間にわたり落下して、自動車が3台、9人の死亡が出た大変大きな事故でありました。笹子トンネルというのは、昭和52年に開通して35年目のことであります。
本町の場合でいいますと、1970年代、今から40年ほど前から公共施設の整備が始まりまして、その前もあるんですが、70年代、80年代と非常に多くの公共施設ができております。70年代でいいますと、75年には新嵐山荘、学校給食センター、1976年には西小学校、77年には芽室斎場、79年には芽室小学校、総合体育館、中央公民館というふうになっております。80年代には消防庁舎、南小学校、図書館、温水プール、そして1991年には病院もできております。そしてまた、建てて30年近くになりまして、2010年代になりますと、2008年には今度、西小学校の工事とか芽室中学校の工事、芽室小学校の工事、総合体育館の工事、今度はいろいろなやっぱり30年近くたちますと、改修工事が始まっております。その後は余りなくて、2011年に西地区の子どもセンターができております。また、新しいところでは本年度、つい最近ですね、発達支援センター、それから今度始まるところでは、芽室小学校校区の子どもセンターが決定しております。
これらの数多くの箱物、これの維持管理、それと箱物だけではなくて道路、橋、公園を含めたインフラの維持、更新、これについていろいろと計算すると、莫大な金額がかかって、今までと同じやり方では維持ができない。もしくはもう維持するためには面積を減らすとか、縮小ですとかをしなければ、もうこの先やっていけないんだというように、ほかの町はなっているようであります。
ただ今いただきました答弁の中で、本町の場合は、9月にはもうおおむね基本的な計画はできるんだと、現在の公共施設の実態といいますか、どういうものがあってなんていうような基本的な資料はもう既にあるんだということであります。そして9月にそれができて、10月で庁内で検討して、来年から町民にいろいろとお知らせしたいと。また、10月、11月も町内会の会長ですとかと情報共有をしていろんな対策を打ちたいという答弁でした。
私は、まずよその町は大変なことになって、このままでは維持できないということになっているようでありますが、本町の場合はどうなのかということを今の段階で、大まかで結構なんですけれども、お分かりになるんでしたら、その辺の状況を御説明いただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) よその町のことは分かりませんけれども、私どもの町の状況をお話しいたしますと、先ほどいろんな固有名詞、施設名を挙げられましたが、固有名詞挙げられていた中で、私たちはかなり早い段階から、町は長寿命化計画というものにも取り組んできています。例えば道路ですとか、あるいは公園、あるいは公営住宅、これらはそういう観点に立っていろいろと既に点検をやってきておりました。公共施設等の総合管理計画と全く同じとは言いませんけれども、ほぼ観点としては類似した観点、理念もそれに即した理念でありますけれども、そういう状況でやってきました、これが1つ。
もう一つは、公共施設の大型のものについては、御指摘があった建設年次がそれぞれ違っていまして、老朽化という問題は当然来るわけですが、それに加えて耐震基準が御存じのとおり、昭和56年の以前と以降で大きく変化が出てまいりました。変化が出てまいりましたから、公共施設としては、耐震基準値をきちっとクリアできるように補強が必要になってきたと、それに合わせて老朽化対策も実施してきた施設は何点かございます。教育施設なんかはそういうものが非常に多い。そういうふうなことで、今日までの歩みがあります。
私たちは、その歩みを踏まえていた中で、実は御指摘があった公共施設の総合管理計画策定の笹子トンネルの問題が起きたと、こういうふうに認識しております。ですから、町はそれが起きたから急に慌てて今やっているのではなくて、そういう長い長い経過があったものですから、今までの蓄積が実はありまして、その延長線上で今回の総合管理計画策定に入っていますから、既に資産の把握は終わっていますよと申し上げたのは、実はそういう意味でありまして、いきなりここへ出てきて慌てて取り組んでいるのではなくて、ある程度長寿命化計画でバランスとりながらここまで歩んできていると、こういう経過があるということはひとつ御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 今回、国から言われている計画を作れという中に箱物とそれからインフラ、同時にやりなさいということを言われております。今回、本町のシミュレーションといいますか、計画の前の調査の中にはインフラの方も入っているんでしょうか。箱物だけではなくてインフラも入っておりますか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、私どもの町では道路、橋梁も入れていますので、おっしゃるインフラは入っていると、このように御理解いただきたいと。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) これですね、町民に告知とか周知するわけですけれども、既にもう先進的に取組んで、市民、町民に告知している自治体も多数ございます。そこで、先進地の事例の話をお聞きしますと、結局は町民の理解が一番大事なんだと。今までとは違って4つあるものを3つにするとか、今までずっと我が国は、3つあるものを4つにする、10あるものを15にするというような路線だったんですけれども、ここに来て初めて減らすとか、圧縮するとか、統合するとか、そういうような観点というのが入ってきているんですね。今まではそんなのはなかったんです。
ですから、やっぱり量を増やすことは喜んで大体受け入れるんですけれども、初めて行政側の説明で量を減らすとか、圧縮をするとか、財政のことを言わなければいけなくなってしまったんですね。その場合、一番大切なのは町民、議会の理解、そのときに何が大切かというと、最初から町民を巻込んで議論に加わってもらうと、やっぱりそこが一番のポイントであるということを多くの先進地は教えてくれているんですけれども、そういうことを考えた計画にした方が私はいいと思うんですけれども、その辺の考えについては、町長の見解はいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私どもも、機能の縮小というよりも個数の縮小ですとか、それについては今初めてのことではなくて、芽室の町というのは早くからその問題に取組んでまいりまして、例えば極端なこと言うと、学校の統合なんていうのは代表的な問題であります。そういうことも含めて、今、現実的に取組んでいるのは、例えば保育所の計画ですとか、あるいは地域福祉館の計画、これらについては、まさしく今、地域福祉館がこの総合管理計画の中で最終的な結論を出そうとしておりますけれども、今までもそれがあったから、いろいろと話し合いをしてきている経過はあります。
ですから、計画として今回、総合管理計画作ったら、直ちにそれがイコール実施ではなくて、実際に規模縮小が伴っていくものについては、当然、今度さらに町民の皆さんと、実施段階で徹底した論議をしていかなければいけないということは認識してございまして、そこはそれを念頭に置きながらこの計画の取りまとめを行っていくと、こういうつもりでおります。
ですから、この後、具体化していく部分にそのことがもし浮上してくるようなのであれば、例えば    なんかもそうですよね。もしそれが出てくるのであれば、当然地域の皆さんとは話し合いを徹底していかなければ、絵に描いた餅になってしまいますからそれはできないと、そういう認識は持ち合わせております。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 本町も日本全体が人口が減る中、例外ではなくて、35年後の2060年には何と4,000人減って、人口が約1万5,000人になるんではないかという数字もあるようでございます。それをいろいろな施策によって、減るのはしようがないけれども、4,000人じゃなくて、いろんな魅力を高めて何とか2,000人ぐらいのマイナスでというような計画もあるようでございます。
そういう中で、公共施設の床面積、今ある全ての建物の床面積を人口1人当たりで割ったときに、数字が出てくるんですけれども、北海道という地域自体が本州に比べて多いと、1人当たりの床面積ですね。それと札幌ですとか、帯広市のような大都市よりも地方の方が多いと。これは生活実感で分かると思うんですけれども、帯広市よりも芽室町の住民サービスの施設のほうが手厚いんじゃないかと、これはもう特にはからなくても、住んでいる実感で田舎のほうがいいんだと、特に芽室町は進んでいるんではないかと思います。ですから、ということは、やっぱりそれだけ多いわけですね。ある調査でも、これは議会で勉強したときの調査の表ですけれども、芽室町は1人当たり9.86平米の面積だと、帯広市は4.36平米だと、札幌市は2.97平米だと。これは大学の先生の計算によって多少違ってくると思いますけれども、大きくは外れていないではないかと思います。ですから、それだけ大都市に比べて維持管理しなければいけない公共施設が多いということになると思います。
そこでお聞きしたいんですけれども、今度、シミュレーションをいろいろ検討して10月からの内部検討なんだという中で、それを担当する部署、役場内の体制づくりというところでお伺いいたしますけれども、これはやっぱり横断的な強力な推進組織、企画ですとか、総務ですとか、建築ですとか、関係するところが一緒になった強いリーダーシップの中で横断的に対処しなければいけないと思うんですけれども、組織づくりについては、町長はどのような御見解をお持ちでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) もう御指摘のとおりであります。
それで私どもも、これはそれこそ橋梁から福祉施設から本当に全てのものを、タイトルにありますとおり、公共施設等の総合的な管理計画でありますから、各所管課が所管しているものをみんなで持ち寄って作っていこうと、こうしております。ですから、それで新しいセクションを作るのでなくて、そのための機能としては、役場の中では、組織機構の中では企画財政課の企画調整係という係がありまして、その企画調整という機能は、まさしくそれをしていく機能であると、このように考えておりまして、今のところは企画財政課が所管すると、このようにして進めているところであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) これは3年計画とかそういう短い期間ではなくて、長期にわたる計画でございますので、しっかりした体制づくりの上でやっていただきたいと思います。
また、その実態の把握といいますか、見える化ですね。こういう施設があって、これだけお金かかりますというところと、それからそれを受けて、その現実、実態を受けての方針ですとか、計画を策定しなければいけません。これだけお金が足りなくなるとか、こうしたらいいんじゃないかとか。大体先進地はやっているようであります。これはいつ策定されるということになるんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 総合的な窓口である企画財政課長から答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 佐野企画財政課長。
○企画財政課長(佐野寿行) 総合管理計画でありますけれども、1回目の答弁で申し上げましたとおり、今月中に資産把握のもとに再建築コスト、または平準化のコストシミュレーションが出てまいります。それらを踏まえて10月以降に、先ほど答弁いたしました役場内部のある意味プロジェクトにもなると思いますけれども、企画財政課が事務局として内部で検討しまして、その中で大きな方針の案を作っていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 道内とかほかの町、ほかの県の先進地の結果を見ますと、大体この維持費を30年、40年、長期にわたって計算した結果、1.8倍から2.2倍ぐらいにかかっちゃうんだというようなシミュレーションがあるようでございます。経費はこれだけかかりますと、ですからこのままの予算でいくと、今ある施設の四十何%しか更新できませんとか、そういうような分かりやすい指針を町民、市民に示しているようでございます。
このような分かりやすい指針をもとに、町民の理解を進めてやっていくことがこれ成功の鍵ではないかというふうに言われておりますけれども、はっきりした分かりやすい指針が出るのが10月ということで、よろしいんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 恐らくおっしゃっている分かりやすい指針というのは、最終的な成果品の指針のことだと思います。これは12月をめどに策定していきますので、10月にはそれらを含めた内部の検討を徹底して入っていきたいというその期限でありまして、最終的には12月にどう作り上げるかと、分かりやすい指針というのはそのときに確定させなければ、いろんな原案は出てくると思いますし、いろんなシミュレーションもしていかなければなりませんので、時期的にはそういう時期になるということであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) その指針を発表するまでの検討期間の間に、私はできるだけ多くの町民の方に関与していただいて、しっかり御意見を聞くべきだと思います。実態の把握とそれからそれに対する計画、実態はこうだけれども、町民としてはこう考える、それぞれいろんな方がいらっしゃると思いますけれども、そこで多様な意見を聞いて、いや本当にこれ実態こうなんだということをいろんな人に理解していただくことが成功の鍵ではないかという、ちょっと繰返しになりますけれども、そこの部分でこれから発表するまでの間にいかに多くの町民の意見を聞けるかということが大事じゃないかと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私たち行政としては、町民の皆さんの声を聞くというのは、これはもう当たり前の話だというふうに認識しております。ただ、そうは言いますけれども、これをじゃ、いつ、どの時点で聞くかと、ここがいろいろありますよね。これはやっぱりケースに応じて変えていかなければいけないと思います。
そういう意味では、今回のやつは何かの構想を作るということではありませんので、構想の原案づくりの場合には構想の積上げ段階から、どんどん町民の皆さんに参加していただくと、これはうちも芽室町としてもやってきている手法であります。今回は既にある施設をどういうふうに今後、管理しようかというための計画を作るということでありますので、その段階にはもう既に集積しているデータもありますから、今までのデータに基づいて内部で担当者が積み上げます。それに基づいて実際にまた実施するときになりましたら、これはさっき言いましたように、地域とのいろんな利便性の変更が出てくるだとか、そんな問題になってまいりますと、当然、地域との話合いはしていかなければいけない。あるいは、実施の段階でどちらを先に優先して実施するかだとか、こういうことになってきたら、当然、地域の皆さんとは話合いに入っていかなければいけない。
ですから、今回は実現するための計画を作っていこうと思って、管理計画をまず作ろうと思っていますから、その段階では今まで歩んできた経過がありますから、それらをベースにしてまとめに入っていきたいと、今はこの段階であると、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 決まった後に今度は、いろいろな方針ですとか、政策というところで具体的な話になってくると思います。行政は動いておりますから、こうやっている間もいろんな計画が進んでおります。例えば農村保育所の再編計画ですとか、地域集会施設の統合ですとか、そのときに廃止をされる側としては、やはりトータルな計画、家計でいうと、今もうこれだけしかお金がないんだと。優先順位についてはこうなっていて、どうしてもここのところはちょっと削減、縮小、廃止の方向でもう動かざるを得ないんだということが、これトータルが分かっていれば、町民の方も理解していただけるんじゃないかと思うんですよね。ですから、明確な分かりやすい結論を出していただきたいと思います。
そして、あと役場内部の管理ですとか、運用のこともちょっといろいろと考えていただきたいと思います。これ一つ例を挙げますと、発達支援センターが芽室小学校の横にできました。大変立派な施設で、もともとずっと計画されていた施設ですので、大変結構なことだと思います。そして、そのすぐ横に今度、芽小校区の子どもセンターが建設されるわけであります。これは両方とも子育て支援の政策でありまして、両方とも子供が遊ぶといいますか、運動するようなミニ体育館のようなものもございます。
ですから、例えばこういうものを整理・統合といいますか、2つを1つにできないかとか、体育館の施設を2つあるものを1つにできないかとか、そういう手法をこれからいろんな場面で出していかないと、うまくいかないんではないかと思うんですけれども、その辺の政策に関して個別なことは結構なんですけれども、大まかにどういうことを今、考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは先ほどから何回も申し上げているとおり、その辺はやっぱりケースに応じて違いもありますし、今、固有名詞の挙がった2つの施設については、既にもう5年も6年も前からお話し合いをしてきて、ああいう機能をあそこに整備しようということで来ているお話ですので、ちょっとそれとはまた違う観点で捉えていただきたいと思います。
私たちは、当然総合管理計画ですから、総合的な管理計画をどう実現するかということを念頭にこの仕事には取り組んでいきたいと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) この計画については、大変大事な計画だと思いますので、慎重かつ大胆に進めていただきたいと思います。
次の項目に対して再質問したいと思います。
3番目の町民や学識経験者を含むあり方を考える会の検討などは、設置する考えはないということでございましたが、それこそ役場の持っている施設全てについて見直していくという大変な作業でございます。本当のビッグプロジェクトと言える計画だと思うんですけれども、やはり今までの蓄積もあるでしょうけれども、このような検討会を作ってよりいいものを作っていくという点では、私は必要ではないかと思うんですけれども、この辺については、特に学識経験者に関しては使わないということですけれども、その辺についてもう一度お考えをお聞かせください。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 学識経験者を使わないという答弁はしていないわけでありまして、そういう検討委員会は作らないと、こう申し上げました。ただ、学識経験者の皆様の助言、指導は今までも受けていますし、そういうノウハウを集積して、そして今度の総合管理計画づくりに当たっていると。したがって、先進事例なんかも抑えていますし、学識経験者の皆さんからの重要な御指導もいただいていますので、それでもって今回は策定に入っていこうとこういうスタンスでありまして、学識経験者の皆さんを排除するだとか、そんな発想とは全く違いますので、その辺は誤解のないように御理解をいただきたいなと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 2項目めの質問に移りたいと思います。
芽室町の職員採用試験、町村職員の採用試験に関しては、過去最高の応募があったと聞いております。平成27年度は15人の新しい方が入られ、26年はお1人、25年は11人ということで新しい人が多くなっております。町長も新入職員への訓辞といいますか、朝礼で、皆様方の仕事を充実させる応援はもうしますということはおっしゃっているようでございますが、やはりサービス業という基本に立った場合、やっぱり顔を覚えていただくというのが基本ではないかと思います。
その点で、ほかの民間企業がやっているように新人職員の名前、写真、もしくは一言コメント、こんなのをせっかく広報紙があるわけですから載せるべきではないかと、私は思うんですけれども、改めて御見解をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは先ほどお答えしていますので、その答えのとおりであります。
私たちの載せないということよりも、やっぱりどうやって理想的な公務員像を目指すのかという意味では、写真、名前入れて一覧表で載せるよりも、今、試みでやっているんですけれども、幾つかの職員の課の、あるいは係の仕事を紹介するときに、そこで担当している若手職員の写真を中心的な載っけて、そしてその仕事の紹介をしていくと、このほうがむしろ印象的にも、それぞれの町民の皆さんには理解をしていただくのには早いんじゃないかと、そんなふうに考えておりまして、一覧表で載せたからというのは、これは一方的な発信としてはちょっと本当に十分コミュニケーションをとるツールになるのかどうかということについては、私たちも疑問を持っていますので、そういう意味では今の方法がむしろいいだろうと、このようにして取り組んでいるところであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) これは2点目の質問とも絡むんですけれども、やはり町民といかに向き合うか、限られた資源、財源、人の中でいかにいろいろな場面で町民の暮らしの向上に役に立つか、そしてそこでその成果といいますか、町民から、いや頑張ってくれたねとか、よくやってくれたねとか、助かったよとか、やっぱりそういう声を受けることが、特に新人の方には何にも増して変えがたい自分の励みになるといいますか、そういうふうに私は思うんですけれども、それには基本は名前を呼んでもらえるような関係といいますか、やっぱりそれが一番ではないかと。
それとまた顔が出たことによる緊張感、もう自分はバッジをつけて芽室町の職員として公人として、芽室町のために頑張るんだというやっぱり緊張感というのがこれ大事なことではないかと思うんですよ。ガイドブック、町職員ガイドというのは、20年前の平成7年に1回作っております。その後、平成8年、平成9年、平成11年、平成13年と、合計5回作っているんですね。一番新しいもので14年前なんです。14年前といいますと、結局今の30代前半の職員の方は多分知らないんではないかと。そして、今いらっしゃるベテランの方、40代、50代の方ももちろん御存じでしょうけれども、もう忘れているんじゃないかと、私はそう思います。
やっぱり緊張感を持たせるという意味でも、ガイドブックのようなもの、ガイドブックとは言いませんけれども、例えば広報紙の何ページかを割いて、部ごとに御紹介するとか、そういうようなものにやっぱり取り組むべきと私は考えているんですけれども、改めて御見解をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これも1回目にお答えさせてもらっていますので、それ以上のお答えはないんですけれども、ただ、是非御理解いただきたいのは、御指摘のあったとおり平成7年、8年、9年、11年、13年、これだけ発刊しました。5回発刊したけれども、やめたんですね。やめたのはなぜだったのかと、これも絶対理由があるわけですね。これは申し上げませんけれども、そのことがあって、発刊困難になっていると。したがって、今、私は町民の皆さんと職員がコミュニケーションをとるツールとして、それか適正なのかということについては、私も決して適正だと思っていない。でも、これはやっぱりコミュニケーション能力というのはお互い高めていかなければなりませんから、1回目でお答えしたようないろんな方法をクロスして、そしていろいろとこれからも町民の皆さんにいかに理解していただく職員になるかということについては、芽室町役場としても永遠の課題だと捉えながら職員研修に努めていきたいと、このように認識しているところであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○8番(吉田敏郎) 本日の除雪の質疑なんかでもございましたけれども、様々な行政の行う住民サービスに対して100%満足ということは今、なかなか難しい状況ではございます。でも、そんな中でももうできる範囲で、何とか町民の期待に応えたいというところで、その工夫することでやはりその職員の能力が上がるんじゃないかと、やっぱり新人は町民が育てるんだという意味では、それのまずイロハのイで名前と顔を御紹介すると、これは当然のことでないかと私は考えております。
御検討いただくことを期待いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 以上で吉田敏郎議員の質問を終わります。
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◎ 散 会 宣 告

○議長(広瀬重雄) 以上で本日の会議に付された議件は全部終了しました。
本日はこれをもって散会します。
なお、9月定例会議の再開は、明日16日午前9時30分ですので、御出席をお願いいたします。
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(午後 4時46分  散 会)