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午後 1時15分  再 開
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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
次に、青木定之議員の質問を許します。
青木議員。
○10番(青木定之) 今議会は2項目の一般質問を行います。
1項目めは、美生ダムを活用した水力発電構想についてであります。
町は、美生ダムの豊富な水資源を活用し、多目的利用による水力発電に着目し、平成26年度に水力発電による調査委託料を予算計上しております。その調査結果については、既に町へ提出されているものと思いますが、次の5点について町長の考えを伺います。
1点目、提出された成果に基づき、町は小水力発電を進めるものと理解してよろしいか。
2点目、小水力発電に向けた水利用の用途変更事例は他にあるのか。また、国の認可は容易と考えられるのか。
3点目、小水力発電を進める場合、通年して一定量の水利用を必要とされるが、認可は容易と考えられるのか。
4点目、小水力発電に取り組む場合、工事着手の時期をいつごろと考えているのか。
5点目、町が小水力発電に取り組む場合は、事業主体によって町の負担率が変わるが、想定される事業実施主体をどのように考えているのか。
2項目めは、公共サインの整備についてであります。
町の総合計画では、「芽室町公共サイン整備構想」に基づいて整備計画を策定し、本町らしいデザインによる公共サイン計画を進めるとしておりますが、次の2点について町長の考えを伺います。
1点目、公共サインには道路標示、公共施設案内看板及び住居表示などがありますが、町が考える公共サインとはどのようなもので、その進捗率はどのようになっているのか。
2点目、公共サインの中で最も大切なものは道路標示であり、優先して整備すべきと考えますが、いかがでしょうか。
以上、1回目の質問といたします。
○議長(広瀬重雄) 青木議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 青木定之議員の御質問にお答えいたします。
まず、1項目め、美生ダムを活用した小水力発電構想の1点目、提出された成果に基づき町は小水力発電を進めるのかについてであります。
町では、平成26年度に美生地区小水力発電導入詳細調査・概略設計調査を実施しました。発電事業は、専門的知識とノウハウが必要であり、事業実施主体の決定、水利権の確保、補助事業の活用の有無や事業の選択、関連経費の確定と財源調整、電力会社との接続など、多種多様な条件を総合的かつ慎重に検討しなければなりません。
美生ダムの水利を活用した発電は可能という調査結果でありますが、発電事業実施の判断や実施する場合の手法について、ダムの所有者である農林水産省などの関係機関とも十分検討を重ねなければなりません。したがいまして、現段階では発電事業の推進決定には、いまだ至っておりません。
次に、2点目の小水力発電に向けた水利用の用途変更事例と国の認可についてであります。
平成27年4月末時点で、農業農村整備事業等の補助事業を活用した発電整備地区は全国で45地区、計画・建設中の地区は80地区となっております。これらは水利用の用途変更で実施されるものであります。現在、国は農業関連政策の根幹となる食料・農業・農村基本計画や農林水産業・地域の活力創造プランにおいて、農業水利施設を利用した小水力発電を積極的に進める方針であります。これまでの実績や今後の計画、国の方針などを考えますと、発電設備整備による用地変更の認可は、従前よりも受けやすい状況にあると認識しております。
3点目、小水力発電を進める場合、通年して一定量の水利用を必要とされるが、認可は容易と考えているかについてであります。御質問の認可を水利権の取得と解釈してお答えいたします。
今回の調査結果では、一定の発電量を通年で確保するため、これまでのかんがい許可水量に加えて、発電専用水の水利権を新たに取得する想定となっております。北海道開発局とも事務レベルで協議を行っておりますが、国の方針や規制緩和、さらに今回のケースは導水管から分岐し、発電設備で使用した水を再度導水管に戻す構造で、減水区間が発生しないことから、水利権の取得は受けやすいとの見解を持つところであります。
4点目の小水力発電に取り組む場合、工事着手の時期をいつごろと考えているのかについてであります。
1点目でお答えしたとおり、様々な条件下による検証、関係機関との十分な検討が必要と考えており、工事着手の時期などに触れるには、今しばらく時間をいただきたいと考えております。
5点目の町が小水力発電に取り組む場合の町の負担率と想定される事業実施主体についてであります。
ダムの管理受託者として、町が小水力発電を行う場合、国営・道営等の補助事業を活用するのが一般的でありますが、それぞれの事業によって町の負担率は変わるものであります。今後は、町直営実施の場合の補助事業別の負担や財政的メリットを初め、民間事業者による事業実施の場合の検証などの比較検討を進め、町としての方向性を示してまいりたいと考えております。
次に、2項目め、公共サインの整備についての1点目、町が考える公共サインとはどのようなもので、整備の進捗率はどのようになっているかであります。
平成26年3月に策定した芽室町公共サイン整備構想では、公共サインとは人々に町の地理、方向、施設の位置等に関した情報を提供する媒体である標識、地図、案内誘導看板等の総称であり、公共機関が設置するものであると定めたところであります。また、公共サインは人々の行動を誘導・コントロールするほか、それぞれの地域で統一感のある都市景観を構成する重要な要素であると認識しております。そのため、町を分かりやすく案内・誘導し、町の都市景観を形成し、人々がスムーズに快適な活動ができるようなまちづくりを支援すべきものと考えております。
さて、公共サインは誘導サイン、案内サイン、記名サイン、説明サイン、規制サインという5つの機能を持ち、公共施設案内看板及び住所表示については、このうち誘導サインに含まれると言えます。現在、芽室町公共サイン整備構想にもとづき、芽室町公共サイン整備計画策定の検討会議を設置し、公共サインの現状分析、公共サインの整備箇所の選定、維持管理に関する方針の設定、デザイン及び費用の検証、年次整備計画の検討を行っており、12月の計画策定に向けて議論を進めているところであります。
今後におきましては、整備計画策定後、道路交通の利便性向上や防災意識の醸成など、快適で安全・安心な暮らしを支えるまちづくりを実現する公共サインの整備に努めてまいります。
2点目の公共サインの中で最も大切なのは道路標示であり、優先して整備するべきと考えるがについてであります。
1点目でも説明させていただきましたが、現在、芽室町公共サイン整備計画を策定中でありますが、道路交通の利便性向上による目的地までの快適な移動や緊急時にその所在地を把握することができる道路標示については、町としても、最も重要なものと考えております。この道路標示については、誘導サインの所在情報である条丁目看板として、整備計画の中で設置箇所についての考え方を明確にし、計画的設置に努めるよう検討してまいります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
青木議員。
○10番(青木定之) 小水力発電構想につきましては、少し質問項目が細か過ぎたのかなと思う中で、何点かを伺わさせていただきますので、支障のない範囲内でお答え願いたいと思います。
1点目、町長から美生ダムを活用した小水力発電に対する概略設計調査結果では発電可能であると思うも関係省庁との調整を有するなど、クリアすべき多種多様な条件を総合的、かつ慎重なる検討を考えたとき、まだ発電事業の推進決定には至らないとの説明を受けたところであります。
では、その判断時期をいつごろと予定されるのか、全く示せる時期にないならそれでも結構、現時点でめど的なものでもあるならば、お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この問題については、青木議員も当然、御存じだと思いますけれども、美生ダムそのものが一応、私ども芽室町が今、管理受託して管理しているところでありますが、これは所有者は農林水産省であります。ですから、検討すべきところも、これから意見交換していくに当たって事務レベルの協議、あるいは私たち責任者の協議と段階的に考えてまいりますと、事務レベルで協議するのも、例えば帯広開発建設部であったり、北海道開発庁であったり、それから農林水産省であったり、こういう段階もある程度踏まなければいけない要素もございます。
したがいまして、今、一応概略調査は終わりましたけれども、その概略調査に書かれている内容の解釈ですとか、あるいはその内容の検証ですとか、それらを踏まえて事務レベルで協議している部分もありますし、私たちが話にまだ入っていない部分もありますので、その段階をちょっと踏んでいきますので、今、今日の段階でいつごろまでかということになりますと、ちょっとまだお答えしにくいなと。いまだ決定していないという事由はその辺でありまして、精力的にこれからも進めてまいりますけれども、一応、現段階ではまだ示すことにはならない、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) それでは、2点目の質問です。
用途変更事例は全国で45地区、計画段階は80地区との答弁を受けました。では、計画段階の80地区に芽室町は含まれているのか、いないのかお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この計画段階というのは、ある程度実施するという意思決定がなされたものと、このように御理解いただければ分かりやすいかと思うんですが、そういう意味では、町としてはまだ意思決定してございませんので、計画区域のカウントには入っていないと、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 続いて、3点目の再質問です。
国の認可、要するに水利権の取得は規制緩和により可能と思われるとの答弁を受けて理解するものとし、4点目は1点目と重なりますことから、5点目の質問に移りたいと思います。
町長は、2点目の答弁で、農業・農村整備事業の補助事業を活用した小水力発電実施地区は、全国で45地区あると説明をされました。国が実施主体として事業を推進した場合と、北海道が事業主体で事業を推進した場合、町の負担率には大きな差がありますが、既に小水力発電を実施されている45地区の事業実施主体が分かれば教えていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 担当の手島農林課長からお答えいたします。
○議長(広瀬重雄) 手島農林課長。
○農林課長(手島 旭) 農業・農村整備事業、様々な事業ございますけれども、国営事業、それから都道府県営事業、団体営事業ということで3つに区分して答弁させていただきます。
国営事業につきましては13地区、都道府県営、全て県営でありますが、これが26地区、それから団体営につきましては、土地改良区並びに市町村が考えられますけれども、こちらが6地区の計45地区でございます。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 町が概略設計調査を委託し、小水力発電が可能であるとの方向性を持った場合、今回は可能と判断されたわけですが、そうした場合、事業実施主体は公共で行うものと理解しておりましたが、町長の答弁の中からは民間事業者との言葉も出ました。そこで伺います。
国や北海道が実施主体に限らず、民間事業者に委ねる場合でも、町としては小水力発電に対するあらゆる可能性を検索するための調査が必要と理解してよろしいのか、お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、ダムは農林水産省の所有、そして、その管理を市町村が受け負うといったようなのが私どもの美生ダムの形態はそうでありますが、この所有者の問題、それから管理受託者の問題、これらから考えてまいりますと、発電事業を起こそうということになりますと、ましてうちは農業ダムの水を今度は発電に展開しようとしているわけでありますから、そこにはいろいろと事業として、私たちがそれに取り組むかどうかという検証をしなければならない中の一つに、もちろん発電所としての可能性があるかないか、水量確保できるかどうかということも含めてその調査をやりますが、問題は加えまして、これは事業としてやっていきますから、町が直営でやるのがいいのか、あるいは純然たる民間の皆さんに100%やっていただくことのほうが、それぞれノウハウの蓄積ですとか、そんなこともありますから、それがいいのか。あるいはその中間とでもいいましょうか、PPPのそういう概念で一部委託するようなやり方がいいのか。これは町も投資額が決して少なくありませんので、その財政的な負担ですとか、この事業を進めていく上でのノウハウだとかハウツーをどれだけ蓄積しているかだとか、そういういろんな問題を念頭に置きながら判断していかなければいけないと。
ですから、直営でやることを目標にして調査してきたんではなくて、それも民間にやっていただくことも、ともに選択肢の一つ、どちらが効率性が高いか、そのことを財政力という財政負担という観点から、最終判断の一つに挙げてきていると。そういう手法でやってきていますので、全てがそういうやり方かといいますと、これはちょっと民間が自らやりたいと言って手を挙げる場合もありますし、いろんな方法の違いはあると。今まで町が進めてきているのは、そういう前段で申し上げた観点で進めてきていると、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 4回目の質問をさせていただきます。
現段階で、発電事業の推進に方向性を決めかねる状態で、聞くにも無理があるものと理解した中で、自分は小水力発電を進めるにあって、町の財政負担を極力少なく、そして早期の事業推進を図るべきとの思いに立つものです。総合計画におきましても、地球環境への負荷を軽減、本町の自然や風土を次世代に伝える芽室町地域新エネルギー重点ビジョンを策定、エネルギーの地産地消を図ったクリーンエネルギーの推進を図ろうとされており、小水力発電構想は大気汚染や騒音、振動、水質汚濁はもとより地球温暖化や化石燃料の枯渇など地球環境問題に対しても意が注がれるものと理解するところであります。
町長から調査に基づいた話を聞かせていただき、クリアすべき課題も幾つかあることは理解しますが、調査を実施してから事業を先延ばしすることなく、タイムリーに事業推進に努めるべきとの思いに立つもので、再度、今後に向けての考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) まず、大前提として前段でちょっとお話がございましたけれども、町としては、当然この問題に取り組んできた背景には理由が大きく2つございまして、1つは美生ダムの水のひところマスコミにも大きく取り上げられましたけれども、これは国が口にしたことですが、美生ダムの水は使われていないと、非常に効率の悪いダムだと、こういう報道でございました。
でも、そうではなくて、私たちは美生ダムの水というのは非常にいい場所にありまして、常に給水能力は極めて高い、常に満水が期待できるダムであると、こう認識しているわけでありますが、でもそうおっしゃるのであれば、農業用水以外に何か有効活用できないのかと。例えば飲料水、例えば発電水、そんな観点もありまして、そういう歩みをずっとたどってきている中で、発電に使えないのかというところにたどり着いたわけですが、それを後押ししたのが実は3.11以降の国のエネルギーの問題、このエネルギーの転換というのは、私たちも非常に重要な問題だと思っておりまして、1つには太陽光の普及から始まって、町も新エネルギービジョン作ってきましたから、あのビジョンに基づいて歩みがずっと続いていると。この歩みが続いてきている中には、例えば新エネルギーということで、廃棄物の域内循環を図って、長いものつるネット、この研究はまだ今でも続けているわけですが、それを再エネルギー化できないかということが一つ。
もう一つは、この両方クロスしていますから、美生ダムの水を使って発電所を事業化できないかと、この2つの問題点に取り組んできたと、こういうことであります。
いずれも、私ども町だけがその意思決定でやっていける形ではありませんので、やっていくとすれば、先ほどから申し上げている国との協議だとか、国の許認可だとかいろんなものが前提に来ております。
したがいまして、事業は延ばす気は全くなくて、それぞれの必要な協議期間とでも申しましょうか、それにこれ役所同士ですから、ちょっといろいろ時間もかかっていまして、その時間を踏まえながら、この問題にはしっかりと結論を出していきたいと、こういう考え方であります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 次には、2項目めの公共サイン整備計画に移りたいと思います。
町長から、公共サイン整備構想に基づいた公共サイン整備計画を作成中の時期にあり、今年12月までに仕上げるとの説明を受けました。町も日ごろから案内看板や道路標示の設置や更新を行っているのは承知しておりますが、公共サイン整備計画に沿い、計画的な整備は次年度以降から実施するものと理解してよろしいのか、お伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、先ほども申し上げましたけれども、整備構想そのものはもうできていまして、それに基づいて整備計画を今、やっていると。あわせまして、整備計画立てましたら、それはただ計画を作ったということにはとどまらないわけでありまして、それをいかに実現させるかということでありますので、この実現も念頭に置きながら、今、いろいろと検討しているところであります。
今年度に入りまして、既についこの間、3回目の会議が終わりましたので、かなり具体化もしてきております。そういう意味では、かなり具体化してきているということは、予算編成に合わせて、できれば新年度から実施に取り組んでいきたいという、そんなスケジュールを念頭に置いて進めていると、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 総合計画の中でも、公共サインは景観の一つとして捉え、町民や来町者に分かりやすさが求められると示されております。整備計画でも、多くの公共サイン計画が盛り込まれるものと理解はしますが、分かりやすさとは戸惑いを与えないことであり、公共サインの中でも、特に道路標示の整備を重要視すべきと思いますが、再度、町長の考え方をお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これも御指摘のとおりでありまして、私ども、今まで公共サインというのは、それぞれの主管課がそれぞれ立場で設置してきていると。ですから、統一感がまずないと、そういう意味では景観という観点から取り上げられて論議されてきたということは、総合的にはなかったという反省がまず一つあります。そこにもってきて老朽化してきていると、こういう問題があります。
そこで、それら老朽化の問題、あるいは統一感がない、あるいは景観的にも問題があるとするのであれば、やっぱり一言で言えば分かりやすさ、誰が見ても理解できる、そういうことをしっかりと表示できるようなものでなければいけない。そんな意味では、道路標示については非常に大切なものであり、まして、北海道十勝の都市計画のあり方というのは碁盤の目でありますから、単純に道路の名称を眺めてまいりますと、何々東中通りだとか、何々西中通りだとか、非常に複雑化していますので、その辺をどう標示していくかということも含めて整備はしていかなければいけない、このように認識をしております。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) それでは、次に2点目の質問に移ります。
ただ今、町長からお話がありましたように、市街地は一定の碁盤の目にはなっておりますが、道幅が広く、交通量が多い道路が必ずしも本線、条丁目になっていない状況にあります。
1つ、2つ、例を挙げますと、23号はかつてはバス路線であり、あたかも本線道路、イリス通りの25号も美生道路と国道に接続し、交通量は多くても本線ではありません。イリス通りには戸惑いを防ぐために、西小学校脇信号のある6丁目交差点には東側に西3条、西側には西4条の道路標示があります。こうした配慮も必要とは思いますが、やはり細い道路とはいえ、本線の条丁目を標示することにより、分かりやすい市街地形成が作られるものと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今、青木議員御指摘のとおり、本町の都市構造は碁盤の目でありますから、例えば、丁目でいきますと、北中通り、南中通り、条でいきますと、西中通り、東中通り、必ずそういうものがつく。ですから、今回、検討していくときに全路線に看板をつけようと思ったら、今、それが逆に混乱の元になるということも出てまいります。
したがいまして、1回目にお答えいたしましたけれども、どこに看板を設置するかということも含めて、設置場所も含めて検討しているというような、その辺の選択をやっぱり分かりやすさを演出して誘導もしやすくするのであれば、その辺の選択も的確にしていかなければいけない。全部の道路に看板つけるのが本当に親切かどうかということも含めて考えていきたいなと、こんな問題も大きな大きな課題として認識しているところであります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 人の先入観といたしまして、広い道路を本線として理解しても不思議ではないと思います。東芽室住宅団地に他町から住宅を求められた方から、芽室町の市街地は分かりにくいとの言葉をいただいたことがあります。大通りから東西に向かい、道路を数えれば、条丁目は分かりはしますが、外縁から市街地に入る場合には分かりにくく、そこに道路標示、条丁目があれば一目瞭然、そうした手だても住みやすいまちづくり、人にやさしいまちづくりの一つと考えますが、町長はどのように考えられますか、率直な意見をお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これも全くそのとおりでありまして、今、検討している大きな課題、あるいは優先順位、事業優先ですね、そういうものの中では、町の大きな表示看板、それと道路の条丁目標示、この2つがやっぱり優先的に取り組んでいかなければいけないものになるだろうと、このように考えています。
ですから、それをまた全町一斉にはやれませんから、それもまた優先順位がつきますけれども、基本的な考え方としては、その2つが今回の公共サインの実施計画段階では優先していかなければいけないものと、このような課題意識は持ってございます。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○10番(青木定之) 戸惑いを防ぐ手段といたしまして道路標示を優先するも、先ほど同僚議員の質問にもありましたが、非核看板もつけなければいけないと、町は公共施設や観光案内看板など多くの公共サインを考えなければならず、整備に多額の費用を要するものと思います。
第4期総合計画後期計画では、芽室町らしいデザインによる公共サインとされておりますが、芽室町らしいデザインを優先すると高価なものになると思われ、デザインにこだわることなくシンプルなもので、芽室町公共サイン整備構想に示すように、ここに1つ載っておりますが、ここは東2条2丁目、町長、先ほどもおっしゃいましたが、シンプルなというような分かりやすい、これがそれに該当するのかなと思いますが、ともかく町民に一目瞭然で分かりやすいサイン計画を作成するべきと考えるわけであります。
先にも申し述べましたが、分かりやすく、戸惑いを与えない市街形成が優先されるべきで、これらの計画は次期総合計画にもまたがるものと推察はしますが、計画的な事業推進に取り組んでほしいとの思いから、再度、町長の今後の進め方についてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 確かに前段で御質問がありました予算のこと、そういう行政にはいろいろな環境があり、背景がありますので、芽室らしいデザインという言葉も実は時代の流れとともに変化はしていくと。ひところはやっぱり都市が、あるいは市町村がアメニティーを求められたりいろんなことがありまして、何か斬新な看板を考えていくのが何か流行みたいな時期もありましたけれども、やっぱり財政規模だとか、あるいは財政環境によってはそれも最小限度の効率というものをどう考えていくかと。あるいは効果をどう考えていくかと、その辺の評価をしながら、そしてクロスオーバーして結論を出していくと、こういうことが大切だと思います。
ですから、そういう意味では、デザイン化しなければいけないものと、まさしく先ほどの条丁目のように、むしろシンプルにしたほうが分かりやすいもの、その選択は非常に大事なものであると。そして今、さらにそのことが各先進事例でもシンプルであるがゆえに分かりやすさにつながっている事例なんかもどんどん出てきていますので、そういう事例も参考にしながら整備計画は完成させていきたいと、このように考えております。
○10番(青木定之) 終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で青木定之議員の質問を終わります。