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◎ 日程第3 一般質問

○議長(広瀬重雄) 日程第3 一般質問を行います。
中野武彦議員の質問を許します。
中野議員。
○9番(中野武彦) それでは、一般質問をいたします。
私の方からは、3項目6点について伺いたいと思います。
1項目め、子どもの貧困対策について。
子供の将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状態にある子供も含め、全ての子供が平等に教育を受けられる環境整備が重要であると考えます。本町で実施している「芽室町奨学金」を拡充し、借りやすく、返済しやすい制度にすべきと考えることから、次の2点について見解を伺います。
1、低所得世帯を対象とした町独自の給付型奨学金制度を設けるべきと考えるが、教育委員会の見解を伺います。
2、「芽室町奨学金」の利用者が将来本町に就職した場合には、奨学金の返済を免除する制度を設けるべきと考えるが、見解を伺います。
1項目めにつきましては、教育委員会に答弁を求めます。
2項目め、除雪体制の現状と今後の対策について。
冬期間における除雪体制は、町民が安全・安心に暮らすためには重要であり、特に高齢者世帯に対する除雪支援は、今後、高齢化が進展していく中で重要課題と考えることから、次の2点について見解を伺います。
1、昨シーズンの除雪に関する苦情の主な内容と、今シーズンに向けた具体的な対策について伺います。
2、除雪が困難な高齢者世帯等を対象とした高齢者等除雪サービス事業の現状の課題と今後の対策について伺います。
3項目め、消防団について。
平成28年度より、とかち広域消防事務組合による本格的な業務がスタートし、消防団については各町村の管轄になるが、全国的には消防団員の減少が大きな問題となっており、本町においても消防団の組織強化と団員確保に向けた対策をとるべきと考えることから、次の2点について、町長の見解を伺います。
1、団員数確保の課題と具体的な対策について伺います。
2、消防団組織の課題と組織強化に向けた具体的な対策について伺います。
1回目の質問は以上であります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員の1項目めの質問に答弁を求めます。
武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 中野武彦議員の1項目め、子どもの貧国対策についてお答えをいたします。
1点目の低所得世帯を対象とした町独自の給付型奨学金制度を設けるべきについてであります。
家庭の経済状況にかかわらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子供が質の高い教育を受けることができるようにすることは極めて重要であると認識をしております。
本町では現在、私立高等学校に在籍する生徒のうち、経済的理由により授業料の納付が困難な世帯に対し、芽室町私立高等学校生徒授業料補助規則に基づき、授業料の一部を補助しております。また、大学生に対する支援につきましては、学校教育法に定める大学、短期大学、専修学校及び各種学校または北海道農業大学校に修学する者のうち、経済的理由により奨学金を必要とする学生に対し、芽室町奨学金貸付条例に基づき入学金は30万円、修学金は年50万円を上限に貸付けを行っております。
御提案のありました給付型奨学金につきましては、財源の問題、給付の基準設定、高等教育を受ける者と受けない者との公平性の確保など、様々な課題があると感じております。
したがいまして、現時点では現行の制度による支援を継続していく考えであり、給付型奨学金の導入の予定はございませんが、今後につきましては、国・道、他の市町村の動向について情報収集しながら研究してまいりたいと考えております。
次に、2点目の奨学金の利用者が将来、本町に就職した場合に奨学金の返済を免除する制度を設けるべきについてであります。
国においては、人口減少克服・地方創生という課題に取り組む中で、日本学生支援機構の奨学金の減免に対する特別交付税措置の制度を創出するなど、奨学金を活用した大学生等の地方定着に向けた取組みを進めております。このような流れの中で、本町においても、子供の貧困対策だけでなく地方経済を支える産業を担う人材確保という観点から、奨学金の貸与を受けた者が卒業後、町内の事業所に就職した場合に、償還を免除するための制度概要等について検討してまいりたいと考えております。
しかし、償還の免除制度を導入するに当たっては、対象とする職種や町内での就職先の確保、転勤した場合の取扱い、貸与期間に応じた免除額、または割合など、解決すべき課題が多くあることを御理解いただきたいと思います。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 次に、中野議員の2項目め、3項目めの質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 中野武彦議員の御質問にお答えをいたします。
2項目めの除雪体制の現状と今後の対策についての1点目、昨シーズンの除雪に対する苦情の主な内容と今シーズンに向けた具体的な対策についてであります。
昨年度の除雪に対する町民の皆さんの主な御指摘は、各家庭の間口除雪に関するものであります。
間口に関してなるべく雪を残さない除雪をするよう気をつけているところでありますが、除雪車両の構造上及び除雪作業にかかる時間の関係上、間口に雪を残さないことは難しい状況にあります。現在の除雪車両数と人員で1件ごとに間口除雪を行うことは、幹線道路の除雪に大幅な遅れが生じ、町全体の交通確保に大きな支障を来すことになり、現行体制では不可能に近い状況であります。
そこで、昨年度市街地全戸の間口除雪を検討し、間口除雪のための除雪車両増台や人員の確保について試算をしたところであります。その結果、多大な費用や町内だけで賄えない重機とそのオペレーター確保が必要となることから、現実的には困難であると判断をさせていただきました。
したがって、間口除雪に関しましてはこの現実を御理解いただき、従来どおり各御家庭で御協力いただきますよう皆様にお願いを申し上げ、説明を続けてまいらなければいけないと考えているところであります。
また、今シーズンに向けた対策として、通学路の歩道を優先的に除雪することにより登下校時の児童生徒の通行に支障がないように努めるとともに、各学校、父兄等に通学路、歩道の除雪順位などを周知することで、迂回路も含め通学には支障がないような措置を考えてまいります。
また、同じく間口除雪を初めとした除雪情報につきましては、そよ風トークのほか広報紙などを通して情報提供するとともに、除雪等の御協力などにあっては、丁寧に繰返しお願いをしてまいりたいと考えております。
次に、2点目の高齢者等除雪サービス事業の現状の課題と今後の対応策についてであります。
高齢者等除雪サービス事業は、ひとり暮らしの高齢者や身体障害者を含む世帯など、近隣に支援者がいないため、除雪の支援を受けることのできない世帯を対象者として、玄関から公道までの生活通路を除雪するもので、芽室町社会福祉協議会に委託し実施をしております。除雪支援の担い手は、町内会の助け合いチームとシニアワークセンターであり、昨年度は113世帯に対して、合計954回のサービスを提供した現況であります。
(発言する者あり)
○議長(広瀬重雄) 休憩いたします。
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午前 9時44分  休 憩
午前 9時44分  再 開
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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
○町長(宮西義憲) 答弁を続けさせていただきます。
課題におきましては、町民同士が助け合い活動として推奨される町内会たすけあいチームは、その活動が全町的な広がりにはつながっておらず、担い手の不足から支援可能な世帯数には限りがあります。また、町内会たすけあいチームによる支援が不可能な地域の対象者については、シニアワークセンター会員による除雪となりますが、降雪時に重労働となる除雪作業の担い手を確保することは、シニアワークセンターでも大変苦慮されているところであります。
福祉サービスとしての除雪は担い手確保が大きな課題であり、今年度設置した芽室町地域包括ケアシステム推進プロジェクト会議では、既に検討すべき課題として挙げているところであります。また、今後、高齢者等の生活支援体制を整備するために、広く関係機関参画のもと設置する(仮称)生活支援体制整備協議会において、全町的な課題として役割分担や支援開発を含めた解決策の協議を進めていく予定であります。
次に、3項目め、消防団についての1点目、団員数確保の課題と具体的な対策についてであります。
本町の消防団の現状は、本年4月1日現在、定数85人に対し実人員は77人、うち女性団員は10人で、充足率は約90%、平均年齢は43.0歳であります。10年前と比較し、団員の数は7人の減、女性団員は変わりません。平均年齢では1.2歳の上昇となり、団員数減少は全国的傾向となっております。
また、消防団員の業務は、緊急突発的で危機管理の性格が高いこと、ほかに本業を持つ条件の確保が原則となることから、この条件を満たしながらの人材確保は、現職の団員を初め関係者による個別勧誘としての説得によるところが多く、それがまた団員確保の大きな課題であるとも、他の自治体との共通課題であるとも認識をいたしております。この課題に対する具体的対策については、団長さんを初め団員の皆さんや関係各位がそれぞれの人脈を通じて、この特殊な業務に適任である人材の確保に向けて日々努めている実態となっております。
2点目の消防団組織の課題と組織強化に向けた具体的な対策についてであります。
来年度から消防団の組織運営や団員の服務、待遇などの事務を町が承継するため、現在、法令に基づく手続や組織体制の再整備を進めております。また、西十勝消防組合構成の6消防団が引続き実施する連携事業と、町独自となる団の事業がスムーズに継続するよう、関係自治体及び消防署、消防団と情報交換を重ね、平成28年度のスタートに向けて取り組んでいるところで、現時点での課題はこの移行を円滑に遅滞なく行うことであります。
また、組織強化に向けた具体的な対策については、これまでの経過とともに消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の趣旨を踏まえ、十勝管内の他の自治体と情報交換をしながら、本町にふさわしい対策を検討していく考えであります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
中野議員。
○9番(中野武彦) それでは、順次再質問を行いたいと思います。
まず、1項目めの子どもの貧困対策についてでありますけれども、この件につきましては、どういう理由で、この項目を出したかということを簡単に申し上げます。
私の知り合いの子供さんが間違いなく低所得者の家庭でありまして、白樺学園高校の野球部に入って甲子園を目指したいんだということを思っており、でも学費は捻出できても、いろんなお金がかかるので難しいということで諦めてしまいました。そのことを私は聞いて、ずっと考えてきて今日に至っております。そこで、やっぱり何らかの手だてが必要ではないかということで、今回質問いたします。
まず初めに、平成26年1月に施行された子どもの貧困対策の推進に関する法律というのがあります。これを簡単に目的だけ申し上げますと、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、教育の機会均等を図るためということが書かれております。やはりそのような法律に書かれておりますので、法律どおりにやっているのかどうかということを今回、改めて確認させていただきたいと考えます。
まず初めに、子供の貧困率というのはどういうことなのかということについて、簡単で結構ですので、伺いたいと思います。貧困率の定義について伺います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 教育長、お答えいたします。
子供の貧困率ということでありますけれども、厚生労働省が実施しております国民生活基礎調査というのがございます。その中で貧困率というのが定義をされておりまして、総体的貧困率のことでありますけれども、一定基準の貧困線というのがありまして、それを下回る等価可処分所得しか得ていない人の割合でありまして、OECDの作成基準に基づいた中で国が算出している指標というふうに認識をしております。
その数字としては、平成21年度については16.0%、平成24年度には16.1%ということで0.1ポイントの上昇ということでございます。また、ここで言っている貧困線ということについては、等価可処分所得、これは収入から税金、社会保険料等を除いた手取り収入でありまして、いわゆる世帯の可処分所得でありますけれども、これを世帯の平方根で割って調整した所得の中央値の半分の額というふうに定めがあります。その額については、平成21年度は125万円、平成24年度は122万円ということでありまして、このようなことで貧困率の定義というものとして認識をしているところでございます。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 今の貧困率の定義については、十分理解いたします。
結局、この問題はだんだん貧困率が上昇してきているというのが、私は一番の問題だと思います。今、日本では6人に1人がそういう状態であるというふうに国では言っております。貧困率16%ですから、もう大体6人に1人というところですね。
それで、この条例にも書かれてあるんですけれども、14条にこういうことに書いてあります。地方公共団体は、子どもの貧困対策を適正に策定し、及び実施するため、子どもの貧困に関する調査及び研究その他の必要な施策を講ずるものとすると。ですから、この法律どおりやれば、まずはいろんな調査だとか研究をしなければならないということでやっておられると思いますけれども、現時点でどのようなことを調査されたりしていて、本町の貧困と言われる子供さんの実態をどのように把握されているかについて、伺います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 教育長、お答えいたします。
ただ今国の貧困率については、先ほどの国民生活基礎調査の中で出されているというふうに認識しております。ただ、この調査自体が全国の抽出した市町村の国勢調査に基づく、ある特定の地区の調査というふうになっておりますので、芽室町全体の貧困率という数字は、現在のところありません。町の方としても、実際にはないというふうに考えております。
ただ、貧困という定義ではありませんけれども、教育委員会では学校教育法の定めによります経済的理由によって就学が困難と認められる児童及び生徒の保護者に対する支援としております就学援助者についての状況などを把握しておりますし、いろいろ相談等も教育委員会のほうで受けておりますので、その中では、いろんな家庭の状況を踏まえた中では把握しているという状況ではあります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 就学援助者はいるということですけれども、私は、今後の課題としてやはり法律どおり行うとすれば、もうちょっとやっぱり踏み込んだ調査・研究等を教育委員会としてはやるべきだというふうに、まず申し上げておきたいと思います。
今年から総合教育会議というのが設置されておりまして、本町でも指導しております。研究・調査については、総合教育会議の中でも徹底的な議論をして、一丸となって教育委員会と、総合教育会議の執行者である町長と一丸となってやっぱりこの問題に私は取り組むべきだと。そして、もう1年半以上たっていますので、本当はもうちょっと早くこの問題について徹底的に調査・研究をすべきだと思います。でも、まだ遅くありませんので、これから本町を状況をどうしたら把握できるかというのを私はまずやるべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 教育長、お答えいたします。
この貧困対策に関する法律の中身なんですけれども、第2章の第1項の中では、子供の貧困対策は子供等に対する教育支援、次に生活の支援、就労の支援、経済的支援等の施策を子供の将来がそのまま生まれ育った環境に左右されることのない社会を実現するよう推進することというふうにうたわれています。また、第2項では、国及び地方公共団体の関係機関相互の密接な連携のもと、関連分野における総合的な取組みとして行わなければならないとされております。このようにされておりますので、教育だけではなく非常に幅広い分野で取り組むということが重要であるというふうにこの法律でうたわれていると思っております。
今、お話にありました総合教育会議ということで、新しく設置された部分でありますけれども、そういった中での議論だけではなく、状況に応じて様々な機会を通じて協議していきたいというふうに考えておりますし、今後、いろいろまち・ひと・しごと創生総合戦略の中でも、いろいろこういった問題が出てくると思いますので、そういう部分ではいろいろ議論がされていくのかなと思っております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 今のは理解しました。
給付型の奨学金制度を導入すべきと、そして、答弁としてはすぐはなかなか難しいということで、この件につきましては、後ほどまた同僚議員から同じような質問が出されていますので、私の方は多少遠慮してこの項目は最後にしたいと思うんですけれども、やはり先進国では給付型しかないんですね。アメリカは奨学金ローンというのがありますけれども、諸外国では給付が当たり前ということでございます。日本はそれが当たり前ではないと。私はここでやはり国に対して一言申し上げたいんですけれども、ここは言う場ではありませんけれども、本当に私は何を考えているのかというぐらい、もうちょっとこの問題については考えてほしい。やっぱり一人の人間の将来がかかっている、一生がかかっている問題でございます。私はいろんな人を見てきましたけれども、なかなか大学にも行きたいけれども、いけないと。そういう人の中に、この日本を変えるような人材、世界に飛び出るような人材の人がたくさん今までもいたし、これからもいるというふうに考えています。
そういう観点で、国に言うべき場ではありませんけれども、でも教育委員会は、そういうことも一人の子供のことをやっぱり真剣に考えて、今後、給付型を実現するために研究はしてまいりたいと答弁いただきましたので、やっぱりスケジュール等々の時間を明確にした上での研究ということを私は望みますけれども、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 教育長、お答えいたします。
給付型奨学金の関係でありますけれども、今、国においても奨学金制度の拡充については、いろいろ今の地域創生の中で拡充ということで検討がされているところであります。また、今現在、北海道子どもの貧困対策推進計画という素案が示されていまして、今、パブリックコメントにかけられておりますけれども、その中でも給付型奨学金等を含めた国の奨学金制度のあり方ということで、その要望についても記載がされております。
町としても、あらゆる機会を通しまして国に要望していくとともに、これらの動向を注視した中で町独自のあり方についても、議員の言われるとおり調査・研究してまいりたいというふうに考えております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 2点目に移りたいと思います。
免除制度の件なんですけれども、やはり答えとしては、今後検討していただけるということで、私としても注視していきたいというふうに考えますが、今、現状本町では、芽室公立病院で看護師に奨学金を借りていただいて、本町の公立病院に就職した場合に免除をする制度というのがあるというふうに私は理解しております。そのようにそれを拡充するというんですか、考え方としてはそれを拡充するという考え方で、やはり一人でも多くの人に芽室に就職していただくという考え方であります。ですから、全く新しいものであるという感覚では、私はないんですよね。
それで、検討していくということで答弁をいただいていますので、それはいいんですけれども、私としては、結局長い時間をかけて検討するということでなくて目標を明確にして、例えば半年かけてとにかく研究して、ある一定の結論を出すとか、1年かけて出すとか、なかなか難しいかもしれませんけれども、これは難しいけれども、あまり難しく考えると、私はいつまでもできないと思うんですよね。難しいと考えられる話、例えば職種や町内での就職先の確保だとか、転勤した場合はどうなるんだと、いろいろ答弁がありましたけれども、こういうことはもう無理と考えるか、また、無理かもしれないけれども、1回作ってみようとか、その考え方で僕は進み具合が違うと思うんですよね。
例えば、就職先の確保は、なかなか難しいです。これは企業誘致だとかしか方法はないと思うんですね。だから、難しい、難しいって考えるんじゃなくて、企業誘致のほかにはないから、企業誘致ができなければ、もうこれは無理だと。だから、現状でもう出発するしかない。転勤した場合ですけれども、これは私の考えでは、もちろん転勤したら本町にいないわけですから、もらうということです。あとはそのルールをどうするかというのを決める以外にないと思うんですね。
そういうふうに、やっぱり難しく考えるんじゃなくて、平等性、公平性を議論しながら、みんなで議論をかんかんがくがくやりながら、是非検討するということですので、速やかに検討していただきたいと思います。もし、スケジュール的なものはないかもしれませんけれども、大体のこのぐらいで検討していきたいなという考えがあれば、伺いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 教育長、お答えいたします。
1回目の答弁でもお答えしましたけれども、もう人口減少と地方創生という中で、国を挙げて取り組んでいるという中で、地方を支える産業を担う人材確保というのは大変重要であるというふうに思っております。そのため雇用関係も含めた、先ほども言いましたように、総合的な施策として取組んでいかなければならないということも考えておりますので、奨学金の免除も一つの方策でありますけれども、その制度設計に向けたやはり公平性だとか、基本的に税金を使った奨学金ということで実施をしておりますので、そういう平等性も含めた中では解決すべき課題は、まだまだ多くあるというふうに思っております。
いろいろ奨学金免除の額等についての概要についても、いろいろ他の市町村の状況なども踏まえながら、調査・研究はしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 1項目めにつきましてはおおむね理解できましたので、これで終わりたいと思います。
2項目めに移らさせていただきます。
除雪体制の現状と今後の対策について再質問させていただきます。
まず、この項目をやる理由なんですけれども、私のところには、真夏でも除雪に対するいろんな苦情がよせられます。要望、意見、年中あります。私も内情、所管でありますので、いろいろ知っていますので、町民の方に説明します。そうしたら、納得していただける方が多いんですけれども、そういう声がすごく多いと。ですから、これに関する説明責任は多少欠けているところも、私はあるのかなと。それで今回、これを取り上げました。
まず、答弁の件なんですけれども、間口除雪に関するものが多いと。私にもこれが一番多いです。そして、最近重たい雪が多いと、軽い雪だったらほとんど問題はないんだと。重たい雪が降って、道路を除雪して、家の前にどっと置かれると、これはもう泣きたくなるんだという話でございます。
それで、1回はいいんだと。体力もあるし、会社行かなければいけないし、はねるんだと。朝はねて、もうくたくたになって一休みしたら、ちょっとしたら、もう2回目来たと。これが何とかならないかということがすごく多いです。なかなかできないのは分かっているんだけれども、例えば2回目、多少お金払ってもいいから、何とかならないかという声もあります。
そこを私は、今後検討していただきたいなという点なんですよね。できないのは分かっています。でも何とかしてもらいたいという声が多いものですから、多少お金を払っても、何とかならないかという声も結構あります。そこをどのように考えておられますでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 除雪についても、除雪というのは機器の構造からいきましても、「除雪」という言葉でありますとおり、これは雪そのものをなくす行為ではないんですね。路面からなくしたものは端に押しつけていくというのは、機器の構造もそうなっていまして、除雪ですから、雪をその場所から除くというそんな格好になりますので、なくすことにはなかなかならないから、間口の問題というのはどうしても、継続すると。これは私たちも十分認識しております。
ただ、私たちも今、御指摘あったとおり、最近の雪の状況、あるいは雪の量の変化、これを踏まえますと、これ何とかしなければいけないよなという課題意識は強く持っているつもりでいます。ただ、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、そういう意味で、昨年も検討させていただきました。内部の主管課にもシミュレーションしながら、内部の段階でいいから、どのぐらい間口除雪を徹底するとすれば、重機が必要なのか、人員が必要なのか、時間が必要なのかということも試算もいたしました。
これ一口で言いますと、大体機器が69台ぐらい、70台近くないとできないんですね。要するに、1日8時間実施することで今、4月の戸数が6,500戸ぐらいありますから、そこに全部対応しようとしたら69台は必要になるんですね。これが現実にできるかということになりますと、1回目で基金の確保、あるいはオペレーターの確保は困難だと申し上げたのは、実はそういうことであります。
そこで、私たちもただ、今のままでいいとは決して思っていませんので、この除雪機器の重機の構造もどんどん大型化していっていますから、そういうスピード感は上がっていますけれども、逆にスピード感が上がると、間口の除雪というのは雪の量が大きくなったように、現象としては起きちゃうんですね。
ですから、御指摘があったように、今後これをどうするのかということは、本当に私たちも今年度やってみて69台というのは、これ不可能だと。だけれども、それを何とかまたならないかということについては、やっぱり除雪計画に基づいて毎年の反省やりますから、その中で検討はしていこうと思っています。ただ、今現在、明確な結論は出ていません、回答も見えていない。
お金かければ幾らでもできるんですけれども、なかなかその辺の限界もありますので、それでお金を負担してもというお話がありましたけれども、これはお金も負担して、現実に民間の方が民間の方同士で契約をしてやっていただいている方はたくさんいらっしゃいますけれども、町がお金を負担をする仲介をするわけにもいかない、そういう地方自治体の事情も御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 事情は、本当によく分かります。それで、一つ私は欠けているんではないかと言わざるを得ない点があります。結論出されるのはもちろん理解できるんですが、この結論を出す前に、やはり町民的な議論が必要だったのではないか。つまり、役場で試算した、これは無理だというふうにすぐ結論を出す前に、僕はこの問題は町民的な議論が不可欠であると。そして、新しいアイデアというんですか、町民の方々の中には、本当にいろんなアイデアを持っている方がおられますので、そういう町民の方の力をかりて、私はこの問題を何とか解決できると、いや、しなければならないという観点から、私は申し上げたいというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 欠けている論議ということで指摘いただきましたけれども、私たちも、実は重機に関して専門家も担当職員もたくさんおりますので、町内にどのぐらいの重機があるか、あるいは近郊の町にどのぐらいの重機があるかと、これはおおむねの把握はしてございますので、そういう意味で、先ほど申し上げましたけれども、例えば小型ショベルの借上げを実施して云々と、これは現実論でありますから、構想を作る段階では町民の皆さんに参加していただくことは、幾らでも私たちも考えていきたいと思っていますけれども、現実的な対応をやるときには、実態に精通した人に集まっていただくということが一番効果的でありまして、そういう意味で内部論議と、このように申し上げたわけで、観点が欠けているという御指摘は、これは否定いたしません。
当然、熟知した担当者でやっておりますので、それは否定はいたしませんけれども、これからこの問題を長期的にどういうふうにしていくかという観点と、今、ちょっと申し上げた間口の苦情に対する対応策という観点での違いはちょっと御理解いただきたいなと思っておりまして、今これで全くもうだめだから、一切検討しないというつもりではなくて、何とかそういう中でもいい方法はないかと。
町は、除雪計画って作っているんですよね。除雪計画作るときには、場合によっては、町民の皆さんの御意見も聞いていますし、町民の皆さんに御説明もさせていただいておりますので、その視点は欠けているという指摘は謙虚に受けますけれども、現実的にはそういう動きになっているということも御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 今の件については理解いたしますが、私の考えとしては、やっぱり今後、やるべきことをやっていただきたいと。
2点目に移りたいと思います。
この件につきましては、私の申し上げたいことをまず言いますと、やはり課題はいっぱいあるというふうに、答弁でも伺っております。それで、私が申し上げたいのは、例えば町内会のたすけあいチームによる支援がございます。シニアワークセンターもそうですけれども、特に町内会のたすけあいチームとの現状把握、これを十分やっておられると思いますけれども、十分やっていっていただきたいと。
というのは、例えば町内会長さんがかわると、急に方針が変わったりする場合もございます。ですから、そういうことがいい方に変わればいいんですけれども、後退というんですか、そういうふうに変わると、すごく問題になりますので、徹底して町内会の役員の皆様との話合いを定期的にというか、必要なときに必要な回数をぜひやるべきだと。それ分かっていると思いますけれども、私はこの件については、そこを強く言いたいというふうに考えますが、町長の見解を伺います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) まず、お答えの前にちょっとお断りしておきますけれども、私ども、町で降雪時の除雪体制という考え方は、これは町民の皆さんのインフラの確保という意味では、非常にスピード感も求められる事業と、こういうふうに考えてございます。
加えまして今、2点目として御質問があった高齢者の除雪サービスの問題ですね。これは除雪システムということよりも、どちらかというと、高齢者の生活を支援する福祉サービスと、こういう観点でちょっと分けて考えているんですね。これは分けて考えないと、除雪作業の一環として、高齢者の間口確保を挙げていきますと、なかなか除雪体制の推進が遅延してしまうと、こういうこともありますので、分けて考えています。
分けて考えている中で、さらにこれは高齢者の皆さんの生活というのは、私たちは地域社会の皆さんにも参加していただきながら、それを確保していく体制が一番いいと、今までのいろんな高齢者の計画づくりの中でも、そういう御意見もたくさんいただいていますし、そういう流れをとってきていますので、まずそれを前提にしているということを御理解いただきたいと思います。
そして、さらにこれは今、社会福祉協議会にお願いしているんですよということを1回目、答弁させていただきました。社会福祉協議会も、これは例えば町内会でたすけあいチームとして実施できるのであれば、そういう体制を町内会がお持ちであれば、まずそこにやっていただこうと。その対応のできない町内には、シニアワークセンターにお願いしようと、1回目にお答えしたのはそういう趣旨でありまして、そういうやり方をやっています。
ただ、町内会にもいろいろ事情がありまして、役員の皆さんのなり手がなかなか決まらないような高齢化社会という現実を背負っている町内会もございますので、おっしゃる意味合いは分かりますけれども、町内会の会長さんがかわったときに、物事が何にも変わらないで、このまま続いていくということではなくて、それは会長さんの御意向だけではなくて、そういう町内会にあるいろんな事情が出した結論と、こういうことが言えると思いますので、会長さんの都合で変わるということよりも、私たちはそういう事情だと思っています。ですから、もし町内会ができなくなったら、これはシニアワークセンターで担っていく。
こういう幾つかのフォローアップ体制をとりながら、重複のサービス形態をとらなければ維持できないと、私どもはそう認識してございます。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) この項目でもう一つ、やはり地域で支えるということは、今も御答弁いただきましたけれども、これはやっぱりみんながそう思っていると思います。そこで、今後のことなんですけれども、地域担当制というのが役場ではあります。この制度をもうちょっとこのことについての課題解決として活用すべきであるというのが私の考えなんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御質問の趣旨は、地域担当者が行って除雪に加わりなさいと、端的に言えば、そういうことですね。大変恐れ入りますが、質問の趣旨が十分理解できないので、もう一度お願いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 大変申し訳ありません。もう一度言い直します。
町内会のいろんな事情を知っているのが、私は地域担当者の人だというふうに、全部はもちろん知っていませんけれども、ある程度知っていると思うんですよ。ですから、町内のいろんな事情、課題を知っている地域担当者の方が何か福祉サービスの件についても、何かあれば、地域担当者がそういうふうなもっとアンテナを張りめぐらしてその状況を把握して、福祉担当課としては連携とると、そういうことをもっとすべきでないかという趣旨でございます。いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 1回目の答弁でも申し上げましたけれども、高齢者の皆さんの生活を維持するための間口除雪、これについては地域担当者ということよりも、やはり私どもはこれは現実に課題があると、先ほど申し上げましたけれども、課題があるということは私たちもそれぞれその問題はどこで検討するかということは、1回目で答弁したとおり、幾つかの想定をしながら検討もしてございます。
ある意味では先ほど申し上げた、例えば町内会でできなくなった理由、本当に皆さんが町内会の皆さんの高齢化で何人かの方が今まで関わってきたのが関われなくなっただとか、あるいは対象戸数が多くなって対応できなくなっただとかいろんな理由がありますよね。ですから、場合によっては、例えば町が除雪機を町内会に無償貸与することによって対応可能になるだとか、そんなこともこれからは想定しなければいけないということも今、担当者と私どもの間ではそんな意見交換もしてございまして、実現可能になるかどうかは別にしまして、そういうことも含めて地域の事情については、地域担当者ばかりでなくて福祉関係者もいろいろ分かってございますので、そういうものを前提にしながら、これから地域社会に支えられた高齢者の生活づくり、その中で検討していきたいなと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 今の件につきましては、十分理解しました。
今、町長もおっしゃられた機器を貸与すると、これについては美幌町でもう数年前から、今現在は30台前後だと思いますけれども、貸し出しをしてやっているという実績がありますので、ぜひ研究していただきたいと思います。
3項目めに移らさせていただきたいと思います。
消防団の件についてでございます。
消防団のことを取り上げた理由なんですけれども、一言ではちょっとなかなか言えませんが、来年から消防が広域化されます。それに当たって、私もずっといろんな課題があるんではないかということで、いろいろ十勝管内に住んでいる私の知り合いの消防の方だとか団員の方だとか、もうかなり多くの方と懇談してきて、いろんなことが課題としてあるというふうに思いましたので、今回取り上げました。
まず初めに、消防団の重要性というのは、町長に聞くのはちょっともう十分分かっているので、あれなんですけれども、確認する意味で、私の理解としては、消防団というのはめったにない火災とか災害に対して、例えば80人も消防署員としては採用できないと、それは無理です。それで、もともと地域の人がそういう場合、自分の地域を守るという精神で消防団ができたと思うんですよね。火事だけじゃなくて、いろんな今、多様化している災害に敏速にすぐ出れるというんですか、ボランティア精神で自分の地域を守るんだという深い愛町精神というんですか、そういう方がやられていると。そして、どうしても消防団がなかったら大変なことになると、私は思うんですよね。
簡単で結構ですので、町長の深い視点で、消防団というのは必要だという認識をまずはお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これはもう今、中野議員おっしゃったことと全く変わらない、そのとおりだと思います。加えてこれは消防団が、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、自分の生業を持ちながら有事のときに町民の皆さんの生命、財産を守るために駆けつけると、非常に崇高な職務であると、私はそのように認識をいたしております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 深い視点での認識だと理解いたします。
次に、団員の確保についてなんですけれども、やはり今、本町では定員数では答弁いただきまして、7人少ないということですけれども、これについては、課題としているということでございます。
今後、5年後、10年後を考えたときに、やはり団員の確保はなかなか難しいというのは想定されるんですね。それで私、ちょっと提案になるんですけれども、団員確保のために消防団のOBの方、結構おられますよね、それと高校生、本町に2つの高校ありますので、ちょっと無理かもしれませんけれども、OBの方と高校生の方と組織を作って、OBの方が高校生を育成するというんですかね、将来、消防団になってほしいという気持ちを込めながら育成するという、そういう組織を作ったらどうかなというふうに考えているんですよね。
というのは、例えば高校3年生だったら、もう来年社会人ですから、そうなってから消防団に入るというのもいいんですけれども、高校生のうちにそういう純粋さがいっぱい残っているうちに、そういう消防団の使命だとか、そういうの打ち込むと、やっぱり非常に影響があると僕は思っているんですよね。だから、それをやったらどうかなというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) お考えとしては決して否定するものではありません。ただ、今現実として何が起きているかということでちょっと御理解いただきたいわけですが、団員のOBの皆さんに組織作って、子供たちに働きかけてそういう行動をすることに対するこれはマイナス面もたくさんありますよね。そのことについてはかなり難しいと、困難性が高いと思っています。ただ、現実に今、学校そのものが就職指導などをやりますよね。あるいは社会体験授業だとかいろんなことがございまして、そういう意味でのインターンシップ、職場体験ですね、これがあります。
そういうときに、消防署を選んでこられる高校生もたくさんいらっしゃるんですね。そういう高校生が来られたときの対応、これらについては消防団員になるか、署員になるかという問題もいろいろありますけれども、消防にやっぱり興味、関心を持った人たちを増やしていくという意味では、これみんなで全力を挙げて対応していかなければいけないと思っていますので、このインターンシップを通して対応については、十分充実をして進めていきたいなと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 分かりました。
もう一点、女性消防団員の件についてなんですけれども、今、国ではおおむね10%を女性にすべきだということで、本町では満たしているというふうに私は考えますけれども、やはり女性の消防団員も今後、できれば増やしていったらどうかなというふうに考えます。
決算の成果の説明の中にもコメントとしてあります消防長は地域住民、被雇用者、女性が参加しやすい活動環境の整備及び地域住民、事業所の消防団活動への理解、推進について、検討をどうのこうのというふうに書いてあります。ですから、女性が参加しやすいような環境を作るべきだというふうに、この成果書には書いてあります。
それで、いろいろやっていると思いますけれども、男女共同参画、そういう観点からもっと女性の力をかりるというんですか、そういうことを推進するべきだと私は考えますが、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私ども、例えば何かうちの消防団で女性団員を余り募集していないだとか、何かそんなことからお聞きになっているのかなという気もちょっとしましたけれども、実は私ども、女性団員の募集に当たっては、今、男女云々ということは一切考えておりませんでして、趣旨に賛同してくださる方は、女性でも大いに参加していただこうと。特に最近は査察なんか回るときに、女性のひとり世帯ということも結構おありになるんですね。高齢者もそうであります。
そこに行くときに、男性団員なり男性署員が行くよりも、女性に来ていただくことに非常に安心感があるだとかそういうこともありますから、そういう社会でありますから、当然だと思っています。ですから、かつて消防署はまさしく男社会でありましたから、本当に建物そのものも、例えばトイレそのものが女性トイレは一切ない建物だと。今や、もう女性トイレもしっかりと設置してございまして、これは当然だと思っていますので、これからも女性だ、男性だという意識は余り持たないで、団員として自分たちも社会参加したいという方については、大いに参加していただくと、そういう考え方は変えないつもりでおります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 2点目の消防団員組織の強化について伺いたいと思います。
この件につきましては、第4期芽室町総合計画の中にも明確にうたわれております。簡単に申し上げますと、その中に書かれていることは、消防団とより一層の連携を図るというふうに書かれております。このことをちょっとお聞きしたいと思います。
今回、委員会で消防団条例というのをやっておりますけれども、この件についても関わるんですけれども、内容については今日は申し上げませんけれども、消防団との一層の連携を図るということですね。それと今回、消防団条例を作ると、そういう大事なことにおいて事前のやっぱり協議というんですか、消防団との協議というのは、質疑の中でも私は所管としての質疑をしたんですけれども、少なかったのではないか。全くしていないということではないと思いますけれども、正式な会議体での話合いというのはなかったんではないかというふうに私は考えますけれども、この点についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今の御質問については、私も所管委員会がそれぞれお話ししているという段階だというふうに考えておりますので、ここの場での答弁は控えさせていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 分かりました。私は、消防団との連携というんですか、協議は欠けていたと、少なかったというふうに指摘をしておきます。
それで処遇改善がどうして必要なのかという件なんですけれども、これもう聞くまでもないんですけれども、明確にしておきたいと思います。私の考えは、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律というのが明確にございます。この法律にはどういうこと書いてあるかというと、消防団員の処遇の改善を図るため出動訓練、その他の活動の実態に応じた適切な報酬及び費用弁償の支給が図られるよう必要な措置を講ずるものとすると、これ法律に明確に書かれております。
町長は、この法律に沿った形というんですか、法律どおり進められているというふうにお考えだというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私ども、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の存在も知っていますし、それに基づいて今日までやっておりますし、これからもその考え方は何一つ変わらない、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 私は、やっていないだとかというふうには全く思ってございません。やられているのは事実です。ただ、やっているという中でも、多い、中、少ないというのが私は現実問題としてあると思います。それで、私が申し上げたいのは、少ないというんですか、町長がいつもおっしゃられる消防団の課題はあるのかないのかとか、あれば、どういう課題があるのかということをやっぱりそういうことを真剣にやっていると思うんですけれども、ちょっと欠けている部分があると、私は言わざるを得ません。
その理由の根拠は、今回条例を作るに当たり、私はいろいろな質疑をいたしました。その質疑の中で分かったことは、やはりこういう協議はしましたかと聞いたら、いやしていませんと。答弁は大体理解をしましたけれども、必要だったらするけれども、今のところそういう必要ないというか、今後やるという考えもあると思いますので、あれですけれども、私は現時点で今まで、これからは別にしまして、今までは私はちょっと少なかったと、欠けていたというふうに思っております。
やはり崇高な考えに基づいた、ボランティア精神に基づいた消防団員ですから、消防団の方から何かなかなか言いづらいことも僕はあると思うんですよね。でも、やはりそこは組織を今後、守るというんですか、維持するというんですか、そういう観点から立ちましたら、時代によっていろいろ変わってきますので、その辺は課題は何もないということでなくて、時代が変われば、必ず課題はあるはずだという観点に立って、もっとさらにやる必要が私はあるというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この問題、具体的な個々の問題点については、今、この問題は議会でも審議中でありますし、さらに最終日にはそれを採決すると、そういう流れでありますので、今、ここでの答弁は控えさせていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○9番(中野武彦) 最後の質問になるかもしれませんけれども、やはり私は、今後の対応として法律が改正になったり、いろいろ国からの通達、消防庁の通達というのもやはり現実問題としてあったんですよね。消防庁の通達というのは、報酬や手当の低い市町村は積極的に単価を引き上げるべきと、そういう通達もありました。
そういうことがあった場合に、やはり時間を置かずにスケジュールを組んで検討を積極的に腹を割った話合いというんですか、消防団との話合い、私はこれをするべきだと、しておられるかもしれませんけれども、私はいろいろ自分で聞いたりしたところによりますと、ちょっと欠けているなというふうに思っているものですから、お聞きしたいんですけれども、今後については、更なる法律の改正とか、国からの通達があった場合にスピーディーにやっぱりそういうことを話し合うというんですか、団との協議とか、そういうのを積極的にやるということが求められているというふうに私は思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 消防庁の通達というのは、これは実は全国の消防団員の中には無報酬の団がありまして、さらに1万円以下のところが存在すると。そこを意識したお言葉なんですね。それとまた、報酬全体のことで考えていきますと、私どもは報酬の問題というのは、私どもの芽室町だけが皮膚感覚で決めていくということにはなりませんから、近傍類似の同様の活動隊とどう比較していくのかと、こういう考え方で、今までもやってきましたし、これからもそういう課題意識は全く変わらないと、このように御理解をいただきたいと思います。
○9番(中野武彦) 以上で終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で中野武彦議員の質問を終わります。
ここで10時55分まで休憩いたします。
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午前10時42分  休 憩