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◎ 日程第2 一般質問

○議長(広瀬重雄) 日程第2 一般質問を行います。
青木定之議員の質問を許します。
青木議員。
○4番(青木定之) 今議会では、2項目の一般質問をさせていただきます。
1項目めは、本町活性化に向けたイベントの開催についてであります。
本町では、これまで夏の風物詩として、実行委員会主催の、めむろ商工夏まつりが開催され、町内外から多くの来場者のもとで盛会に実施されてきたところであります。このイベントは、今年度をもって終了するとのことでありますが、このイベントに代わる新たなイベントを模索し、本町経済の活性化を図るべきと考えることから、現時点における町長の見解をお伺いいたします。
2項目めは、防犯対策の推進についてであります。
青少年の犯罪は、昨今報道されているとおり、低年齢化の一途をたどり、都会のみならず地方にも広がっている状況となっております。このことから、青少年犯罪の抑止力として、町主導による防犯カメラを設置することにより、防犯対策の一助とすべきと考えますが、町長の見解をお伺いいたします。
以上、1回目の質問といたします。
○議長(広瀬重雄) 青木議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 青木定之議員の御質問にお答えをいたします。
1項目めの本町の活性化に向けたイベント開催について、めむろ商工夏まつりに代わる新たなイベントを模索し、本町経済の活性化を図るべきについてであります。
めむろ商工夏まつりは、昭和59年から昨年、平成26年まで31年間、芽室町商工会が事業主体となり、実行委員会組織で実施をしておりました。芽室町商工会は、これまで実施してきた事業内容等を検証し、事業主体、実施内容、来場者等への安全性の配慮、周辺地域への環境配慮など様々な課題について議論をした結果、平成26年度の実施をもって終了すると判断し、平成26年度通常総会で確定したものであります。
今日、これまで発展し定着してきた、めむろ商工夏まつりに代わるイベントについて、商工夏まつりが抱えた課題を解決し、さらに、この町の特性である農業を核として、工業・商業の連携及び青少年の参加を促進するような新たなイベントが実現できないか模索をしているところであります。
理想的には、この町が誇る産業の力の発信と体験を主体とした魅力あるものにしたいという強い思いは、JAめむろ組合長、商工会副会長とも基本的に一致し、その実施にあっては、ともに連携し協力するとの考えも基本的に一致しているところであります。
新たなイベントの実現に向けた具体的な協議は、既に担当する商工観光課に指示をし、町が中心となってJAめむろ、商工会を始め、関係機関・団体の皆さんと事務レベルの協議を進めているところであります。いましばらくお時間をいただきたいと申し上げ、お答えといたします。
次に、2項目め、防犯対策の推進についてであります。
芽室町において、平成26年中に検挙・補導された少年は35人と、平成25年の13人に比べ22人増加しております。そのうち、この2年間において刑罰法令に触れる非行行為は、低年齢層である14歳未満にはありませんが、不良行為で補導された14歳未満の少年は、平成26年は14人と平成25年の1人に比べ13人増加しております。
ただ、本町における少年犯罪の推移は年々異なりを見せ、低年齢化傾向があると断定できませんが、全国的な傾向としては、青木議員御指摘のとおりであると認識をしております。
御質問の青少年犯罪抑止力としての防犯カメラ設置でありますが、町では粗暴や公共施設内の器物損壊に対する抑止などを目的に、めむろ駅前プラザを始めとした3公共施設に防犯カメラを設置しております。最近では、施設内において器物損壊などの被害は発生しておらず、現在設置している防犯カメラによる一定の効果はあるものと考えております。
しかし、私は、少年非行の防止は、防犯カメラの設置だけではなく、地域社会全体で青少年を見守る大人社会の強い願いと、みんなが見守っているという強い思いを青少年に持っていただくことが非常に重要であると考えております。
町としましては、ボランティアで活動いただいている芽室町少年補導委員会や芽室防犯協会と連携し、青少年への声かけや公共施設への巡視活動などを継続して取組んでいくとともに、今後も状況に応じて芽室町PTA連合会、芽室町青少年健全育成協議会を初め、警察機関との連携・協力を進めながら青少年犯罪の抑止効果が高い地域づくりの構築に努めてまいります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
青木議員。
○4番(青木定之) 町議会におきましては、例年町民との意見交換会を実施しておりますが、その中でも今年度、めむろ商工夏まつりに対する思いが語られ、イベントが町活性化の全てではないが、芽室町を外に発信する1つの手段として、何かを考えてはとの意見が出されております。町は、町民を対象として、そよ風トークを実施しておりますが、そこでは商工夏まつりを惜しむ声が出された経緯があるのかお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私どもがそよ風トークをやる場合には、いろいろな団体から申出を受けて、そして対応していくということもありますけれども、そのほかに、定例的に予算前に、ちょうど予算を組み立てる、その外部ヒアリングをきっかけにしていくためにも、町民の皆さんの意見を聞く、そういう、こちらが声かけをして行っているトークがあります。その定例的なトークについては、毎年13会場ぐらいで実施しておりますが、今年の経過でいきますと、その13会場のうち2会場から、この商工夏まつりを惜しむ声はございました。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 町長から答弁がありましたように、今年度で31回目を数えた、めむろ商工夏まつり、少し大げさな言い方になるかもしれませんが、十勝管内で実施され、内外から多くの集客を求めた大きなイベントの中でも、勝毎花火大会に次ぐものと自分なりに評価するもので、訪れた方々に大きな喜びと感動を与えたものと考えるものでありますが、この盛会の中で開催された、めむろ商工夏まつりに対する町長の思いをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 確かに、この商工夏まつりは、先ほども、1回目で申し上げましたけれども、長い歴史がありまして、歴史があるということは、当然、その経過もあるわけでありまして、当初始まった昭和59年ですね、そのころは、やはり商工会が商業振興をどう図ろうかということから始まってきていたものであります。花火大会については、その第5回大会から導入されてきたわけでありますが、その商工振興ということよりも、むしろ今御指摘があったとおり、花火大会がどんどん中止になっていったと。このことがよかったかどうかということは別といたしましても、御指摘のとおり、外からのお客様がかなり芽室に訪れる、大きな、大きな花火大会になって、そして、それがこの芽室を発信する大きなきっかけになっている、これは私も認識をいたしておりまして、共感をいたしているところであります。
ただ、主催者である商工会の立場からいきますと、私が聞いている限りでは、それで本当にいいのだろうかと、私たちが当初目指した商業振興、商工振興と、今回定着しているこの花火、1つには、その商工振興という原点に立ち返るとするならば、今の状況で本当にいいのだろうかと、加えて、お聞きになっていると思いますけれども、花火に対していろいろな指摘が許可権者からもございましたので、それらを十分に参酌したと、今回はそういう経過がありました。
ですから、私もイベントの目的というのは必ずあるわけでありまして、イベントを実施していくときには、やっぱりその目的は何なのかと、何のためにやるのかということをしっかりと位置づけを、誤りないようにしていくということはとっても大事なことだろうと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 町長から今、このイベントは地域、それと外にも大きな効果をもたらしていると、そういうようなお話がありました。1つのイベントを成功させるためには多くの方々の知恵と労力が費やされまして、その結集が暁となって実施されるわけで、その御努力というのは計り知れないというふうに感ずるものであります。
町長の答弁からしたら、町としても、決してこのイベントを終わらせていけないと、何かの手だてをしなければいけないと、そのような答弁を先ほどからいただいているというふうに私は理解するものであります。
町長、それは継続性を保ち、平成27年度も何かのイベントを模索して協議に向けていくということで理解してよろしいのかお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 考え方としては、今まで行っていた商工夏まつりを継続しようという発想ではございませんので、先ほど、1回目の答弁で申し上げたとおり、この町の産業の力というものをどうやって発信していくか、あるいは参加型のイベントができないか、こんな観点に立っていまして、しかも、できれば商工の皆さんが、あの夏まつりを実施して非常に困難であった部分、あるいは課題として指摘されてきた部分、これを解決することも併せてできないのかということで考えていきますと、性格の全く同じものをやろうということではなくて、新たにそういう観点に立って、目的意識を明確にして、この町にあったイベントができないのかというふうに考えているところであります。
そういう意味では、そう簡単なことではないわけでありまして、それで、どんどん思いついてやれることがたくさんあるんであれば、それはすぐにでも飛びつきたいと思っていますが、なかなかそうはいかないと、現実的にはそういう問題もあります。
ただ、もう一つは、今まで商工夏まつりというものがあって、芽室町の大きなイベントとして高い評価も外的にもいただいていましたから、27年度、本当に何もなくなっていいのかということについては、これは、やっぱりイベントには継続性ということも非常に効果としては高いと思っています。
ですから、そのバランスをどうとるかという観点に立った論議もしているところでありますが、ただ、御承知のとおり、当初予算にはそれに係る経費は提案できておりません。まだそこまで話が具体的になっていないということでありまして、この辺については、できれば間を置かないで、性格は変わるかもしれないけれども、27年度に、このように姿を変えて新しいイベントが、となることが一番望ましいというふうには考えておりますので、お話がもし整って、27年度中にできるような状況が出ましたら、議会の皆さんとも相談させていただいて、補正予算を組んででもやりたいという気持ちは今のところは持ってございます。
ただ、それを今ここで、必ず補正上げますという段階まではまだお話が至っていませんので、これは関係者の皆さんとも実行をともにしようよという思いも持ってございますので、その辺のバランスを確保した調整ができるかということが大きな課題と、このように認識してございます。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 今回の質問は、所管課の次年度の主要事業の説明、そして予算書にイベントに向けた予算がないから、そういうことでのお伺いだったわけなんですが、今、町長から、補正予算も組んでというようなお話がありました。町長が先ほどから語られますように、町が誇る産業の力、これを前面に出して、非常に難しい事態だと思いますが、是非とも、新たなイベントの模索に向けていただければなというふうに思います。
先ほど来、私は、商工夏まつりということを言っているわけなんですが、私も、町民の多くも、どうもその辺、町長が言ったように花火とか、そういうイメージ化されている傾向があるのかというふうに思います。
町長が、今、最後の方で言いましたが、担当課の方で、各種団体とイベント開催に向けたいろいろな模索をしているというようなことをお伺いいたしました。円滑な推進には適宜な予算がなければ、これは前に進まないわけでありまして、町長がお話のとおり、もし、イベント的なものが開催に向けての話しが整った時点では、直ちに予算の補正を行った中で、粛々と事業推進に向けていただきたいと思いますが、再度確認をさせていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) イベントをやっていくときに、本当にそれが補正になじむのかという問題もありますので、課題解決というのは決して簡単だとは思ってございません。
ただ、先ほど申し上げましたとおり、この町の基幹産業を始めとした産業が持つ力、これをどう発信していくのかということを具体的に事業化、そしてシステム化できるんであれば、それは恐らく議会の皆さんも御理解していただけるんでないだろうかなというような思いを、私たちも主幹課とはそういう思いを強く持たなければいけないと思っています。それができないとなかなか、本当に補正としてなじむのかとか、議会の皆さんに御理解いただけるのか、あるいは町民の皆さんに御理解いただけるのかということにもなりますので、この事業内容の成熟度をやっぱり徹底して論議していって、実現性の高いものに、そして、必然性の高いものにしていく必要があると思っていますので、必ず27年度には補正を上げますとは、断定はいたしませんけれども、それを目標として進めていくこと、話合いをやることかとっても大切なことだと、そういう強い認識を持っていることをお答え申し上げたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) それでは、2項目めの質問に移らさせていただきます。
町長から、最近の青少年犯罪実態とともに、防犯、犯罪防止に対する手だてとして、芽室町少年補導委員会や防犯協会との連携強化はもとより、交通指導員による登下校時による声かけ啓発、また、公共施設内に防犯カメラを設置することにより、一定の効果があったもの説明を受けました。
しかし、罪のない住民を犠牲にする凶悪犯罪や低年齢層が起こす事犯を見るとき、都会では遭遇し、地方には及ばないとの感覚は持てないのが現実と思うのであります。防犯カメラ設置が一定の抑止力効果があると考えるならば、あって困る事態に備え、町なかにも設置すべきと思いますが、考えをお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今、御質問の中で、本当に罪のない方が犠牲になったりというお言葉もございましたが、今回、そういうような全国的な事例もありまして、私たちも非常に悲しいことだなと思っております。
私は、やっぱり青少年を対象にものを考えていったときには、やはり、当然加害者にもならないという大きな課題がありますけれども、加えて、被害者にもならないと。このために私たち大人社会はどうするのかという考え方をしっかり持っていかなければいけない時代だと思います。
そういう意味では、青少年の犯罪の抑制、つまり防止策については、機能的には、これは言い古されている言葉ですけれども、家庭・学校・地域社会、この三面がどう機能を発揮していくのかという、それがやっぱりあると思います。それがないとなかなか、防犯カメラだけでカバーできないと、そういう事情はございます。したがいまして、私は、これらの問題があるからこそ、先ほど申し上げたいろいろな関係機関・団体との連携は重要だと思っています。
地方にはこういう問題起きないと、こういう観点は全く持っていないわけでございまして、ただ、そういう起きた事案はしっかりと参考にしながら、青少年の犯罪防止に向けて、家庭教育のあり方、学校での指導のあり方、そして、地域社会がフォローできることをどうやって役割分担して担っていくか、この3つが上手に機能していくことを行政としては第一義に考えていきたいと。
防犯カメラのことで申し上げますと、防犯カメラは定点設置で、限られたエリアの中監視していくには非常に効果の高いものでありますから、例えば公共施設ですとか、そういうところでは機能発揮できると思いますので、それらをいかに組合せていくかということを考えながら進めていかなければいけないだろうと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 町では多くの方々の協力を得まして、随所に110番の家を設置し、安全・安心に暮らせるまちづくりに意を用いられております。とは言いつつも、犯罪事例を見たとき、人混みや閑散場所などを問わず発生する状況にありまして、あってはならない事犯を想定するのは極めて困難と言わざるを得ません。コンビニや量販店では、経営者設置により設備が整っておりますが、一歩外に出れば、防犯カメラがない状態、声かけや見守り、見回りでは防止できないのが犯罪でありまして、そこで、防犯カメラ設置すべきとの思いに至ったものであります。
ただいま町長の方からお話がありました。非行防止には地域が一体となって防止に向かなければいけない。しかし、それだけでは防止できないこともあります。町長の答弁にありましたように、それら組織、そして防犯カメラを一体とした中で、将来に向けて非行防止に意を用いてほしいと思います。この対策には多額の経費を要することになりますが、犯罪のない明るいまちづくりに意を注ぎ、将来に向けて、更なる検討をお願いしたく、町長の考え方をお伺いします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは御指摘のとおりだと思います。防犯カメラの持つ機能ですね、これはやはり、定点設置でありますから、ある意味、限られた範囲の抑止効果は極めて高いと、このように考えてございます。
ただ、全町に、それをどんどん設置できるかと言ったら、これもまた不可能であります。青少年の行動を考えてまいりますと、やはり青少年の行動というのは、大人社会の予測を超えるような行動もしていくと。ですから、私たちはなおさらのこと、そういう子供たちの行動というものを、予測をしっかり立てながら、どう地域社会全体で支えていくかということは大事だと思います。つまり、家庭を離れ、学校を離れたときの子供たちの行動も含めてやっていかなければいけないと、そういうふうに思います。
ですから、今、お話がありましたとおり、私も青木議員のお話にあった、やっぱり総合力をいかに高めていくかということが大変大事なことだと思っていまして、家庭・学校、そして地域社会、この3者がいかにお互いを補完し合って青少年を見守るか。そして青少年の皆さんには、この芽室の町は地域社会も含めて、みんなが我々を見守ってくれているんだという思いを持っていただく、あるいはそのことが何かちょっと悪さをしようと思っても、そういう目があるから俺たちはできないんだよなという、そんな抑止効果につながっていくような、そんな町が完成できれば、私は本当に犯罪の抑止力は極めて強い地域づくりになるんではないかなと、そのように考えてございます。
したがいまして、防犯カメラはもちろん、場所によっては設置していかなければいけないと思いますが、それら含めた総合力をいかに高めていくか、そしてベースになるのは、先ほどから申し上げた、家庭・学校・地域社会と、このようなシステムづくり、これをどう進めていくかと、これが大変重要なことだと、私はそのように認識をいたしているところであり、今後もその観点で進めていきたいと、このように思っております。
○4番(青木定之) 終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で青木定之議員の質問を終わります。
次の質問の準備のために、休憩いたします。
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午前10時00分  休 憩