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◎ 日程第3 一般質問

○議長(広瀬重雄) 日程第3 一般質問を行います。
  青木定之議員の質問を許します。
  青木議員。
○4番(青木定之) 今回の一般質問は1項目で、次期町長選に向けた町長の思いについてであります。
  7月初旬に予定される町長選挙に、宮西町長は3期目出馬に向けた意思表明があった旨報道されましたが、立候補に至るまでには熟慮を重ねたものと推察しますが、3期目の立候補に向けた町政の課題をどのように捉えているのか、次の3点について、現時点での見解をお伺いいたします。
  1点目、おおむね1か月を残す町長の2期目の任期において、芽室町総合計画後期実施計画の4つの柱の実現、79項目の施策推進を念頭に掲げて行政課題の解決に努められていると考えますが、3期目の立候補に向けた行政施策推進に対する思いをどこに置かれようとしているのか伺います。
  2点目、町が推進するまちづくりに関する施策は、第4期芽室町総合計画後期実施計画及びその下位計画である実行計画に沿って盛り込まれているものであることから、実行計画についても、議会はもとより町民に公表すべきものと考えますが、町長の見解を伺います。
  3点目、本町議会が取組んでいる政策形成サイクルは、町民主役のまちづくりを最優先に、行政課題の解決に向け、議会として町に対して様々な提言を行おうとするものでありますが、このことに対する町長の見解をお伺いいたします。
  以上、1回目の質問といたします。
○議長(広瀬重雄) 青木定之議員の質問に答弁を求めます。
  宮西町長。
○町長(宮西義憲) 青木定之議員の御質問にお答えをいたします。
  次期町長選挙に向けた私の思いについての1点目、3期目の立候補に向けた行政施策推進に対する思いについてであります。
  私は、平成22年7月、選挙による町民の皆さんの審判を経て、2期目、4年間の町政運営の中で、公約として掲げた4つの柱の実現に向け全力を傾注して歩みを進め、現在に至っているところであります。
  青木議員からは、昨年12月定例会議において、3期目に向けた意思について一般質問をいただき、新年度予算編成に全力を注いでおり、タイミングも見ながら慎重に判断していきたいと答えさせていただきました。
  その後、今年1月には、私の後援会総会において3期目の出馬要請をいただき、熟慮を重ね行動すべきさなか、不適切な会計処理を起こし、町民の皆さんや議員の皆さんから信頼を失い、執行機関の長として、その責任を痛感するとともに、再発防止に向けた対応を最優先としてきたところであります。
  私は、町長に就任して以来、町民の皆さんや企業・団体・組織体と情報交換に努め、相互理解に立った協働事業を核にまちづくりを進めてまいりました。また、少子化社会にあって、子育て支援事業や特別支援事業なども本町のまちづくりをシンボライズする施策として定着してきたと考えております。しかし、地方行財政環境は依然厳しいものがあり、政策実現した事業であっても、社会変革により新たな課題も生じております。
  したがって、自らの2期8年の歩みを振返り、新しい課題と本町における将来展望を考えたとき、これらの課題解決に向け、初心に立ち返り、再度「そよ風が行きかうまちづくり」を目指し、緊張感を持って歩む決意をしたところであります。
  次に、2点目の第4期芽室町総合計画後期実施計画の下位計画である実行計画の公表に関する私の見解についてであります。
  第4期芽室町総合計画については、基本構想、実施計画、実行計画の3層により構成され、基本構想と実施計画の2層については、町議会の議決事項と規定されているところであります。しかし、3層目の実行計画につきましては、策定権限は私にあるとともに、財政的裏づけが担保されなければならず、特に3年計画の1年目については、予算編成に直接的に反映するものであります。
  議会はもとより町民に公表すべきとの御質問でありますが、町民の皆さんには既に概要版として公表しているところでありますが、公表資料のあらわし方については議会でもご指摘をいただいておりますので、随時見直しを行い、見る方のニーズに合った公表資料としていきたいと考えております。
  また、議会に対しての公表でありますが、この実行計画は行政内部の資料でありますし、議会費に関する実行計画もありますので、公表という概念ではなくて、使用目的が議会活動のためとなれば開示・提出に何ら問題ないと考えており、その取扱いにあっては議会の権能の範疇と考えますので、事務担当レベルで協議を進めていただければ対応可能であると、このように考えております。
  次に、3点目の議会が取組んでいる政策形成サイクルに対する私の見解についてであります。
  御質問にありますように、町民主役のまちづくりとは、町民の皆さんの課題を解決し、町民の皆さんの福祉向上を目指すものであると考えておりますので、私は大いに期待するものでありますし、町との政策議論の中でより良い選択が生まれるのであれば、それもまた地方自治の高度化であると、このように考えております。
  私は、自治体の政策にとって最も重要な情報は、町民一人一人がどんな状況に置かれていて、どんな思いを持ち、何に困っていて、どう考えているかだと思います。課題には、住民が抱えるものと行政が抱えるものがありますが、何に困っていて、それは何が原因で、その原因をどう変えたら暮らしやすくなるのか、その実現を政策化することが自治体運営の基本だと考えております。
  我が国の自治体は、直接民主制の土台の上に、首長と議会という二元代表制を置いています。私は、選挙で選ばれた首長と議会は、それぞれ有権者に直接責任を持ちながら、自らの責務を果たして二元代表制をきちんと機能させていかなければならないと考えております。このことからも、緊張関係のもと、議会が行う政策形成サイクルは、機関権能と責任を発揮し、住民福祉の向上につながるものであると理解をしており、期待をしているところであります。
  以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
  青木議員。
○4番(青木定之) それでは、2回目の質問をさせていただきます。
  町長の答弁にありましたように、私は、昨年の12月議会で、町長の立候補に向けた意思確認とともに、公約を掲げて町政を担った2期目の検証と新年度予算編成の理念をお尋ねいたしました。その時点で町長から、「立起にあっては熟慮断行、公約に関しては一定の達成感はあるものの幾つかの課題も残っており、予算編成においては政策サイクルと連動した計画行政の推進に努めたい」との答弁をいただいております。
  そして、立候補の意思表示を待つこと約5か月、去る5月17日、後援会幹部役員に、皆さんの要請に応えたいと述べられ、3選を目指しての出馬を正式に表明したと新聞報道がなされました。町長の思い一つで一般質問をする、しないを考えておりましたが、立起表明をなされたことにより、今後に向けた質問の機会を与えていただきました。私の一般質問は、12月議会と重複する部分が多いと思いますが、思いも新たに今議会の質問としての答弁をお願いいたします。
  冒頭で述べましたが、町長の2期目の選挙公約には、4つの柱に基づき79項目の施策推進を掲げておりましたが、3期目に向けた大きな柱をどのような点に置かれようとされているのか、答弁では「そよ風が行きかうまちづくり」とありますが、これは大きな柱の1つであり、ほかに幾つかの柱とともに多くの項目があるものと思います。時期からいたしまして、胸のうちにはまちづくりに対する多くの思いがあるものと推察します。大まかで結構ですので、考えているその一部をお聞かせ願えればと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今の私の立場からいきまして、そして今この時期からいきまして、非常に微妙な質問かなと考えての答弁と受けとめていただきたいわけですが、私は、今考えているのは初心に帰るということを一つ申し上げています。
  この初心に帰るというのは、今まで協働のまちづくりということを大きく捉えてまいりました。したがいまして、この協働のまちというのは、当然町民の皆さんと、そして民間企業の皆さんと、民間の組織団体の皆さんと、もちろん議会議員の皆さんと、こういうことで、私たち執行機関との間でいろいろな情報あるいは人と人の交流、これがそよ風のごとく、普通のように行き交っていく。だからこそ、お互いの情報交換がベースになった政策が展開できるということをベースに位置づけてまいりました。そのことをもう一度、8年前に立返りまして、「そよ風が行きかうまち」というものをベースにし、そしてその柱になる部分も、8年前のあの新鮮な思いを胸にいたしまして、もう一度構成し直す。近々、それはリーフレットとして当然立場上発表しなければいけないと思っていますし、それは進めているところでありますが、一応基本的にはあるいは大綱的には、そのようなことを考えながらいるのが現在の私の心境であると、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) ただ今、町長から3期目に向けた思いの一つを聞かせていただきました。
  行政を担う上で、2期目に掲げた施策の推進と3期目に向けた施策の推進には、表現の違いはあったとしても、なし得たい政治姿勢に大差はない、そうでないかなと考えるところであります。そこには、町長が言う、2期目の検証によりなし得なかったものの推進が含まれるものと推察しますが、それらは後年に後送りすることではなく、早期達成に結びつけるべきだと思いますが、町長の考え方をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 一般質問として、これにどう対応していくのかということは、非常に微妙なお答えになるかと思います。ただ、私も自分の仕事あるいは自分の役割、そして立場、私が持つ権能、そういうものを考えてまいりますと、当然、足元にある課題をどう捉えて、その課題をどう解決していくのかということは非常に大きな政策の形成の糧であると、私はそのように考えています。そういう意味では、まさしく御指摘があったように、なし得なかったものといいましょうか、課題が継続しているもの、これについては、当然なし得なかったものの大きな大きな範疇に入ってくるであろうと、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 町には、総合計画を上位計画といたしまして、多くの下位計画が存在しますが、施策推進には常に計画の点検・見直しが必要と考えます。それは誰のためでもない、町民を主役としたまちづくり、住民福祉の向上を最優先として行われるものでありますが、町長が3期目に向けた公約を推進するに当たり、総合計画に含まれていないものも町長の3期目の政治姿勢に入るのか、その辺をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 基本的には、これは一般論的なやりとりになるかと思いますので、そのように御理解いただきたいんですが、総合計画に含まれていないものを、例えば一般的に首長が取り組むことがあるのか、ないのかということでお答えいたしますと、私は基本的にはあり得ると思っています。それは、例えば災害が起こるだとか、そういう緊急性の問題だとか、総合計画の想定の範囲を超えていくという事態があります。というのは、総合計画は当然10年なり先を見通して策定するわけですが、予見の変動をどう捉えるかということをベースにしてやっていきますから、それを超えるような状況が、さっき申し上げました災害のように起きた場合には、総合計画にはないけれどもやっていかなければいけないということは当然出てくると思います。
  そのほかに、総合計画には基本構想と実施計画がありますから、この基本構想と実施計画の中で、理念的な受けとめ方をして表現しているものもございますので、それらとの検証を当然やっていきながらやっていきますから、全く総合計画に入っていなくて、その総合計画が目指す将来の目標、つまり基本構想、それと方向の違うものは、これは私はあり得ないと思っています。ただし、災害のように外的な要因でやらなければならないような状況が出たら、手続論としては、総合計画の一部修正ですとか、そういう手続を踏まえてやっていくという手法はあると思います。一般論として、そういうことは私も認識は持っているつもりでおります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) それでは、1点目を終えまして、次の質問に移りたいと思います。
  通告は、2点目、3点目、別でありましたが、総合計画を含めた多くの計画と政策形成サイクルが関連することから、合わせての質問とさせていただきます。
  議会では、議会活動の一つとして、町民との意見交換会や所管委員会で課題抽出するなど、政策形成サイクル導入により町民を主役とした住みよいまちづくりに取組んでおり、その達成に向けては、既に政策形成サイクル導入事例を初め、講師を招いた研修をするなど、研さんに努めているところであります。
  政策形成サイクルの目的は、町が進める構想・計画・施策・事務事業に対し、町民の意見聴取を踏まえ、所管事務調査及び議員間討議を通じ、議会として町に政策提言するとともに、これを反映させることを目的としておりますが、これに対する町長の見解をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) まさしく二元代表制でありますから、議会が議会として決定されたことに対して、私は直接的に見解を述べる立場ではないと、そのように考えてございます。
  政策形成サイクルについても、当然いろいろな手法がありますから、私も機会がありまして今手に持っていますけれども、「議会の政策形成サイクルの実施運用」というものを見せていただきました。この中に政策形成サイクルの種別ですとかいろいろなものがございまして、ああ、こういう考え方もあるなというふうに受けとめてございますが、決してこれだけが全てだとは思っていませんし、いろいろな考え方はあると思います。その中から芽室町議会が選択されたものでありますから、そのことに対して、私は物を申し上げることにはならないと思っています。
  ただ、今青木議員からもちょっとありましたけれども、住民福祉の向上、これは議会であろうと、私であろうと考え方は全く同じだというふうに認識しておりまして、そういう意味では、何が課題で、何をどう変えたら解決するのかと、この辺の流れは、これもお互いに変わらない、そういう意味では、現状把握というものをお互いにどうしていくのかという、これも共通事項であると、私はそのように考えてございまして、ただ、これからのいろいろな内容については、当然、お互いに意見交換なんかも私たちも議会のおやりになろうとしている政策形成サイクルの学習も、していかなければいけないんだろうなというふうには考えております。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 私は、課題は作るものではなく捉えるものであると考えております。的確に捉えた課題に対し、議会において町民の意見聴取を踏まえ、所管事務調査及び議員間討議を通じ、町長が考える政策と町民が望む政策に違いがある場合、結果として提言となるものと考えますが、その見解についてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 基本的に、私たちももちろん住民のニーズを押さえて、最終的には、その中から課題を抽出し、その課題を解決し、政策化していくと、こういう流れをとってございますから、そういう意味では、私が考える政策と町民の皆さんが望む政策に差があるということは、あってはいけないと思っています。
  ただ、一つだけあるのは、町民の皆さんにもいろいろなニーズがありますから、例えば地域課題を解決しようとしたら、芽室町全体の総合性という視野に立って考えたときに、それが地域の優先度として適正なのかどうかというような論議もしていかなければなりませんから、地域ニーズと場合によっては合わないときも出てくる。これは、逆に納得していただかなければいけない役割も私たちは発揮していかなければならない立場、執行機関として。そういう意味では、必ずしも地域ニーズ全てがそのまんま私たちと一致していくということは、場合によってはないときもある、そういうふうに押さえていただきたい。
  ただ、皆さん方と話し合うと、住民ニーズと私たちは合っているなというふうに認識するのは、例えば総合計画を策定しますが、この総合計画にもあるいはこの総合計画の実施計画の中にも、当然住民の皆さんとの話合い、住民の皆さんに審議委員としても参画していただいたり、地域ごとあるいは団体ごとの論議をしたりして構成します。これに基づく実行計画でありますから、そんなに差は出てこない。そして、実行計画をつくっていくときも、当然、今申し上げた地域の課題などであれば、地域の皆さんとも論議しますし、そういうこともやっていますから、そんなに差はないと思っています。
  加えまして、私たちは総合計画の中では、PDCA、つまり総合計画審議会という町民団体の皆さんに、私たちが実施いたします政策のサイクルの点検・評価をやっていただいております。ですから、住民の皆さんとそんなに差は大きくはないとは思いますが、私たちもゼロとは決して申し上げません。そういう意味では、議会の皆さんが、私たち執行機関とともに、同じような状況の中で学習をし、そして政策サイクルに取組んでいく。そこではお互いが持つ権能が発揮されるわけでありますから、それはそれとして私は大いに意義がある、こういうふうに認識をしているところであります。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 私は、提言することで牽制し合うことが重要であり、対立を起こすことは町民にとって不幸なことであると考えます。課題が共有できれば、対立など起こり得ないと考えますが、見解をお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 先ほど1回目の答弁でお答えしたとおり、課題が共有できればというのは、私もそうだと思います。物事を考えているときあるいは政策を立案するとき、私たちが一番最初に考えるのは、現状の把握であります。そして、その現状を適正に分析しまして、そこから課題を抽出すると。この課題が適正に抽出できれば、課題の解決に向かっていくわけでありますから、そういう意味では、そんなに差異があるような政策立案にはならないと、議会がおやりになっても、私たち執行機関がやってもそういうものだと思います。それは先ほど1回目の答弁でも言いましたように、何に困っていて、それは何が原因で、その原因をどう考えたら暮らしが良くなるかと、こういうサイクルが私たちの政策立案の過程にはありますから、それは議会の皆さんも私たちも恐らく変わらないんだろうと思っています。それが何に困っていて、それは何が原因でというところがまさしく現状の把握であり、現状の分析であり、そこから課題を抽出する行為だと思っています。
  さらに、その原因をどう考えたら暮らしやすくなるのかと、これこそ課題を解決するための政策であると、このように考えていますので、青木議員のおっしゃるとおり、お互いにその認識が合っていけば、そんなに違いはないと思います。ただ、立場の違いがありますし、権能の違いがありますから、お互いに少し違いがあったときに、それをお互いに牽制し合う、そのことは互いの政策を高めることでありますから、町にとっては大いにプラスになると、このようにも考えております。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) ただ今、町長から、現状把握が大切であるとの答弁をいただいておりますが、客観的視点で町内に起きている課題を的確に把握することであると考えるとき、議会として課題把握のためには実行計画が必要であり、各議員に全事業を配布していただきたいと思いますが、見解を伺います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 1回目の答弁でも申し上げましたけれども、今芽室町議会がお考えの「実行計画をもとにするサイクル」という項目がありますが、これもいろいろな方法の中から、議会が内部で論議する手法を一つの手法として選択しているんだと思います。ただ、その辺については、私たちもまだ学習しなければならないものはたくさんありますけれども、当然これは1回目の答弁で申し上げたとおり、「実行計画を公表」という言葉ではなくて、議会の皆さんが論議していく中で求められれば、これは提出することは何の問題もないと考えてございますので、あとは、議会の皆さんがどう自分たちの権能の範疇でこの資料を扱っていくのかと、こういうことになるかと思いますので、そういう意味では私は何の問題もないと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) 実行計画に関しましては、公表をめぐって以前から議論のあったところでありますが、ただ今、町長の答弁にありましたように全議員に配布いただけるということで、政策形成サイクルも更に熱が高まるものと考え、答弁に敬意を表しますが、そもそも実行計画というものは、どういう位置づけで、どのような性格のものであるかお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 実行計画の公表をめぐる論議が以前からあったという御質問でありましたけれども、私どもと論議したことというのは、余り私は記憶がないわけでありまして、どういう論議だったかちょっと私も十分押さえていないものもありますけれども、私は、実行計画に関してはさっき申し上げたとおりに考えております。
  実行計画そのものというのは、執行機関からいきますと、これは御存じのとおり3年の事業計画と財政計画を形成したものでありまして、最終的にはそのうちの翌年度分は予算として計上されるものと、こういう流れを持ったものであります。そして、性格的には、実行計画というのは、執行機関が、執行責任者である首長が、総合計画の実施計画に掲げられている政策を具現化し、実施することを意思決定したものが実行計画であります。ですから、あくまでもそれは執行機関の内部資料でありますから、そういう意味では、ローリングをし、状況が変われば、当然その実情に合わせて変えていくと、そういう性格のものであります。そういうものでありますから、これはあくまでも首長がその政策意思を、実行意思を決定したものでありますから、決定したということは、芽室町役場の執行機関内部での合意形成がなされているということにもなりますから、内部のみんながその実現に向けてどう対応していくかと、そういう資料にも当然なり得るものと、こういうことで御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) ただ今、町長の方からお答えがありましたが、3年間の計画であるが、毎年ローリングをしていくということは、計画変更という概念ではなく、常に見直しながらランクも変動していくということなのでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) それは内部での実務的なお話になってきますけれども、当然、事業の優先度というのは、いろいろな観点から考えなければなりませんし、あるいは課ごとに、うちの課ではこれが一番だと、何にもまさると思っていても、町全体で判断したときには、それが本当にそうかどうかという問題も出てまいりますので、そういう意味では、まず、実務的にも、企画財政課長を中心としたヒアリングを1回やりまして、内部では総合計画推進委員会という組織を作り、これは副町長がトップになっていますが、副町長を中心として、その総合性をみんなで検証していくという2回目のヒアリングをやりまして、3回目に私とのヒアリングがあると、こういう段階を踏んでやっていきます。
  ですから、これはおっしゃったとおり、計画を変更していくというものではなくて、その年々に課題の違いあるいは行政を取巻く環境の違い、もちろん補助だとかそういうこともありますね、そういうことを含めて新しい観点に立ちながら検証していくということですから、計画を変更するということよりも、実情に、あるいは課題にどう合わせていくかという意味での検証がローリングのベースであると、このように御理解をいただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 青木議員。
○4番(青木定之) いろいろと町長のまちづくりに対する思いを始め、実行計画、そして政策形成サイクルの考え方についても聞かせていただくことができました。
  最後になりますが、総括として、3期目に向ける町長の考え方をお伺いしたいと思います。
  今年1月、町長は、後援会総会の席上、次期町長選への出馬要請を受け、3期目に向けて早期に意思表示を示そうとした矢先の不適切会計問題、立起には熟慮に熟慮を重ねた結果のもので、意思固めには苦慮したものと推察いたします。行政執行者の責務は重いものがあり、1期目より2期目、さらに3期目となれば、町内はもちろんのこと、多方面から一層の期待が寄せられるのは当然のことでありますが、まずは芽室町のまちづくりが優先されます。
  今回の質問は、町長が立起表明をされた現在の思いを聞かせていただきましたが、住みやすいまちづくりは、町民、町、そして議会の3者が相伴って完成されるものと確信するものであります。良い意味での政策論争のもとで、その暁には、ともどもまちづくりに向けて努力しようではありませんか。
  ここで町長の熱い思いをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御指摘のとおりだと思います。私どもも当然、地方自治をやっていく中では地方自治法の基本理念がございますし、さらにまた、町にも自治基本条例がありまして、そこには明確に町長の役割、責務、そして議会の責務をうたっていますし、また町民の皆さんの責務までうたわれていると、こういうまちづくり基本条例を持ってございます。そういう町でありますから、私は、おっしゃるとおり、いずれにいたしましても、芽室町の町は、この町に住む住民の皆さんの福祉向上のために政策を展開しなければいけないと思いますし、その政策展開の中で役割を発揮していくのは誰かといいますと、当然町民の皆さんであり、議会の皆さんであり、私ども執行機関であると、このように認識してございますので、当然そこにはいろいろな情報のやりとり、それぞれが行き交うごとくと私申し上げましたけれども、それはこれからも継続していかなければいけないと思いますし、その辺の創意工夫は私どもももっともっとやっていかなければいけないと、このように認識をしているところであります。
○4番(青木定之) 終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で青木定之議員の質問を終わります。
  ここで10時35分まで休憩いたします。
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午前10時21分  休 憩