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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
次に、吉田敏郎議員の質問を許します。
吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 議長の許可をいただきまして、1点質問させていただきます。
質問事項は、農村部ブロードバンド化についてであります。
2013年12月より農村部での高速インターネットサービスが開始されました。事前調査と設備工事合計では約1億6,000万円の事業であります。2012年7月から10月に実施された農村部ニーズ調査では、利用見込みは479件となっておりますけれども、2013年3月現在の加入者数は50件と見込みより少ないと考えます。
1、現状の加入件数50件は少ないのではと考えますが、その理由と今後の見通しについて伺います。
2、加入件数を増やすための施策を実施し、加入者を増やすべきと考えますが、見解を伺います。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 吉田敏郎議員の農村部ブロードバンド化についての1点目、現状の加入者数が少ない理由と今後の見通しについてであります。
町内の多くの農村地域では、インターネットの高速通信が利用できない状況にあり、行政情報の入手に格差が存在しておりました。この問題を解決するため、無線方式のブロードバンド化を進めることとし、平成24年度に農村部全域でのニーズ調査を行いました。その結果については、平成24年12月3日開催の総務常任委員会でお示ししていますが、農村部全域992世帯のうちすぐに利用したいが124世帯、今後利用するかもしれないが355世帯、合わせて利用見込みが479世帯でありました。また、農村部のうち既にブロードバンドが使える世帯を除いた647世帯におけるアンケートでは、すぐに利用したいが94世帯、今後利用するかもしれないが240世帯、合わせて334世帯が利用見込みでありました。
今年度ブロードバンドの工事を実施した結果、インターネットのプロバイダー事業者からのサービスの提供は農村部全般は今年の2月3日から、国見地区は3月3日から開始しております。3月5日現在の町全体の利用者数は49世帯でありますが、申込みを終えてインターネット接続のための工事予定の方が32世帯であり、申込者数は合計81世帯となっております。先ほど御説明申し上げましたが、既にブロードバンドが使える世帯を除いたアンケート調査では、すぐに利用したいが94世帯であり、サービス提供後間もないことを考えると、現在の申込者数81世帯が少ないとは考えておりません。
続いて、2点目の加入者数を増やす施策を実施すべきでないかについてであります。
現在申込みのある81世帯のうち今年の2月になって申込んだ世帯が25世帯であり、サービス開始後に増加している状況を見ると、アンケートに見られた傾向に一致していると考えております。このため今後も加入者の増加を期待しておりますが、町の広報紙やJAめむろにも御協力いただき、農協で発行している「夢あぐり」などで周知していくことを考えております。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下質問を認めます。
吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 2番、吉田です。
この計画は平成23年度から検討を行い、3年越しの計画であります。農村部に住む住民にとっては待ちに待った計画であり、やっと完成したかということで皆大変喜んでいると聞いております。そもそもこれは4年前の2010年、その当時民主党の菅内閣で決定された新成長戦略というものの中で、2015年をめどに、日本全世帯でブロードバンドサービスを利用するんだというようなことが閣議決定されまして進んでいる事業であります。その当時の原口総務大臣のもと、距離や時間を超えて人・物・情報を結びつけて、未来への成長だとか経済社会システムの抜本的な効率化だとか、新たな改革を生み出す基盤と位置づける光の道構想というのが発表されまして、それに基づいて行われていると理解しております。
そして待ちに待った設備が先月から開始されたわけではありますけれども、現時点での機能ですとか性能ですとか、その辺の評価についてお聞きしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは前段でお話しありましたけれども、私どもは住民の皆さんが芽室町の中でブロードバンドを使いたいと。私どもの町の中でもBフレッツだとか、ADSLが入っているところもありますけれども、ほとんどが入っていないと。その中で、例えば農業生産者の皆さんも自分たちがこういうものを活用して光ファイバーなんか入れていただければ、例えば商品管理あるいは販売、そういう活動ができるんだけどなと、そういう声が非常に多かったからやったわけでありまして、国の政策に基づいてやったということとはちょっと趣旨は違っていますので、その辺を先に申し上げておきたいと思います。
それから機能と性能についてという御質問のちょっとよく具体的に分からないんですが、これは当初説明したとおりであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
農村部住民にとっては待ちに待ったサービスでありますので、早速加入された方も50件前後いらっしゃいます。その方たちのお話をお聞きしましたところ、非常にありがたい、早い、よかったという声もあれば、加入したいんだけれども、調査したらお宅は物理的に通信が早くならないので無理だとか、加入してもスピードが早くならないというようなことで躊躇しているところもあって、現状の件数かなと私は考えております。
もちろん、風ですとか、防風林ですとか、障害物があると、求めていたスピードが出ないということは最初から分かっていたことではありますけれども、そんな中で求めていたスピードを出すには横に柱を立てたらできるとか、いろいろな話があります。どこまで町として関わるかというところについてお聞きしたいと思うんですけれども、今回のこの事業は設置は町がやっているんですけれども、運営は民間会社に任せております。ですから、その辺の話はお任せした民間会社でやってくれということだと思うんですけれども、どこまで関わるか、関わらないかという点でお聞きしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この問題は最終的には民間がということは、全くそのとおりであります。ただそこに至るまではまだまだ紆余曲折あると思います。特に今回はこのブロードバンドについては御存じのとおり直進電波でありますから、障害物がその電波を遮蔽してなかなか届かない住宅があったり、その障害物が何かといったら耕地防風林であったりだとか、いろいろなことが要因として考えられます。それで、何かをすることによってそれを迂回できるのかだとか、その検証はこれからもまだしばらく続くと思っています。
私たちは総務省の情報通信利用環境整備推進交付金というのを受けていますけれども、この交付金を受けている以上、町としても何とかブロードバンドを使って皆さんが情報処理の迅速性を確保できるような、そういう環境を整えてあげたい。行く行くは災害情報なんかも含めて、町が発信する情報を等しく町の皆さんが瞬時に受けとめられるようなものになっていくのが一番いいという狙いも持っています。
ですから、いろいろなことも考えていますし、これから先に向けて、JAさんの地理情報だとか、いろいろ連携できるものはしていきたいと、こんな考え方もありますので、本当に安定してしまえば民間の皆さんに100%お願いするようになると思いますが、その安定感を確立するまでの間、あるいはいろいろな創意工夫を持ってもっともっと補完していかなければならない状況がある間は、町ももう少し当分の間、関わっていかなければいけないだろうと思っていまして、個別事情で対応できるもの、それらがクリアできれば安定的に電波発信できるもの、情報として受信できるものというようなことについての整理をもう少し町民の皆さんの声も町自身が受けとめ、そして企業の皆さんとの間に入りながら問題解決を続けていきたいと思ってございます。
それをいつまでだということになりますと、今日ここでいつにしますということはまだ断言できませんけれども、基本的にはそんな考え方で町の皆さんの情報の発信環境を何とか整備してあげたいと、こんな思いでおります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
ブロードバンドができるということで早速町に連絡したら、その件は民間会社さんの方に連絡してくださいということで、その後いろいろなトラブルがあっても、全て民間会社さんとやってくださいみたいな話をいただいておりまして、もうちょっと優しく関わってもらえないかなんていう要望があったものですから、今回はこの話をしました。
いずれにしても、設置されて日が短いということで、いろいろな混乱はあろうかと思いますけれども、一応進んでいるようであります。
あと、災害のことにもちょっと絡むんですけれども、機能の面で雨、風、雪に弱いという話があると私は認識しているんですけれども、その点について、どのように認識されているでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員、通告が1番の件数の多い少ないという理由、そして今後の見通しという通告でありますので、できれば通告に沿った形で質問をいただければというふうに思います。
まず、この機能については一度答えていただきますが、今後その件に沿って再質問をお願いしたいと思います。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私も今ちょっと反問させていただこうかなと思っていたんですが、今の問題議長取り上げてくださいましたので、担当の企画財政課長から答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 佐野企画財政課長。
○企画財政課長(佐野寿行) 御存じだと思いますけれども、電波でありますので、送信、受信側、両方とも機械がございます。したがいまして、雨、風、特に雪はその受信設備に張りついてしまいますと受信できないということになりますので、そういった面では一時的には電波障害といったような症状が出ると思いますけれども、それらが解決されれば通常、特に問題はないというふうに考えております。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 今回のこの情報通信利用環境整備推進交付金に関しましては条件つきということを聞いております。2年以内に対象世帯の50%以上が加入することというような制限がついていると聞いておりますけれども、その数を何人と見込むかということもあるんですが、300人ぐらいが対象として、150件ぐらいは加入していただかなければ、この制限事項に触れるのではないかと私は思っているんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 確かに総務省の交付金については、2年後を目途に整備対象世帯の半数の加入が見込まれることと、こういうふうになっていることは事実であります。ただそれがその後どう扱われるかについては、これは私たちもまだ確認できていないところがたくさんありますので、これについてはこれからも情報の収集には努めながら対応していきたいと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
あと、せっかく情報の基盤が整ったわけなんで、これを町民の暮らしの向上、まちづくりにどう生かすかという視点が大事じゃないかなと思っているんですけれども、災害情報の伝達とか個々の住民の方のインターネットの環境が良くなるということと、何か施設を生かした新たな政策みたいなことがもしお考えでしたら、教えていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員、芽室町議会会議条例第62項第2項の規定により、通告の範囲を超えておりますので、通告に沿った質問となるようお願いいたします。あくまで1点目については件数の問題のその理由と今後の見通しについてということでありますので、それ以外の質問だと議長は理解させていただきますので、通告に沿った質問をお願いしたいと思います。
再度質問をお願いいたします。
吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 加入件数を増やすための施策ということで、今障害となっているのは設置の際の問題で、例えば塔を立てれば電波環境がよくなるとか、そういうようなことに対しての補助というか応援というか、そういうような対策を打つつもりはないかということについてお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 1点目の御質問は、今後の見通しを尋ねられておりますので、1回目のときにお答えしたとおりであります。
○議長(広瀬重雄) ただ今の質問は1の理由と今後の見通しではなくて、2の施策の実施という観点での質問ということでしょうか。再度そこら辺を明確にして再質問をお願いしたいと思います。
もう一度お願いします。
吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 現状の数から時間がたてばある一定の数はいくと考えますけれども、当初の計画のときに立てた利用加入者数見込みに近づけるための施策として、どういうことを行うか、伺いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員、その質問は先ほどと同じであります。1回目の質問で町長から答弁ありました。2回目の質問にも先ほど答弁があったということでありますので、質問を変えてお願いします。それはもう町長から答弁があった件でありますので。
吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 先ほど、設備の設営は町がやり、これからしばらくうまくいくまでの間は、注意深く見守りたいというお話をいただきましたけれども、さらに進めて今ある問題を解決するための施策を行うかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今の質問も素直に受けとめると1回目にお答えしているんです。
ただ、私たちが今回ブロードバンドをなぜ整備したのかという原点を、もう少しお考えいただければと思うんですが、この芽室町という広い行政区域に居住している皆さんが、情報通信を活用した生活、利便性を高めていく生活になっていくのかと、シフトしていくのかということ。インフラを整備して支えてあげなければいけないと思っています。ですから、例えば今やったことが全てではなくて、インフラを整備しましたから、それに基づいてICTの活用をするだとか、あるいはJAなども今研究していますけれども、GIS、地理情報、そういうものも活用して更に皆さんがどんどん活用していくだとか、そういうように町民の皆さんの、あるいは地域社会の皆さん方の生活基盤の利便性を高めていく。それが目的でありますからそのための努力はこれからも続けていかなければいけない、こういうふうに考えております。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 以上で質問を終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で吉田敏郎議員の質問を終わります。
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◎ 散 会 宣 告
○議長(広瀬重雄) 以上で本日の会議に付された議件は全部終了しました。
本日はこれをもって散会します。
なお、3月定例会議の再開は明日20日午前9時30分ですので、御出席をお願いいたします。
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(午後 3時03分  散 会)