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○議長(広瀬重雄) 休憩を取消し、会議を再開します。
次に、常通直人議員の質問を許します。
常通議員。
○5番(常通直人) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、1項目めは教育委員会、2項目めは町長に質問いたします。
項目1、全国学力学習状況調査について、全国学力学習状況調査(全国学力テスト)の本町における結果を踏まえ、次の3点についてお伺いします。
@これまで実施した全国学力テストの本町の結果をどのように分析し、状況を捉えているのか。
A全国学力テストの学校別の結果を公表することをどのように考えているのか。
B北海道教育委員会は北海道の平均学力を全国平均以上にすることを大きな目標としており、道内には、学力向上につなげるべく、土曜授業を実施する自治体もあるが、本町の今後の取組みをどのように考えているのか、お伺いします。
2項目め、ゲートボール発祥の地としてのまちづくりについて、私が平成20年9月にゲートボール発祥の地芽室における今後の町の関わり方について、一般質問を行った際に、ゲートボールを通じたまちづくりに向けての町長の思いとして、1つに発祥の地芽室の発信の継続、2つに住民活動の支援、3つに地域振興とまちおこしの推進、4つに日本ゲートボール連合や諸外国とのつながりの強化という4点について答弁がありました。第4期芽室町総合計画後期実施計画においても、ゲートボールの普及拡大については強い方向性が位置づけられていることから、これまでの事業実績を踏まえ、次の3点についてお伺いします。
@交流人口の増、自治体の知名度向上等を目的に、マラソン大会の開催や学生や社会人のスポーツチームの合宿誘致を行っている自治体が増えており、本町としても町の地域資源であるゲートボールを活用して、地元高校生のゲートボールチームと親交のある作新学院や朝霞高校といった全国トップレベルの高校生チームの合宿誘致、全国高等学校ゲートボール選手権大会などの全国大会の誘致を行うべきと考えるが、町長の見解をお伺いします。
Aゲートボールは平成27年の国民体育大会では公開競技として、平成26年、今年ですけれども、の大会ではデモンストレーション協議として採択されております。今年の長崎がんばらんば大会はゲートボール発祥の地を売り込む絶好のチャンスであり、現地で発祥の地杯全国ゲートボール大会への参加などPR活動を行うべきと考えるが、いかがか。
B世界で唯一の発祥の地というファクターをまちづくりに生かすためには専門的な部署が重要で必要と考えることから、新しい部署を設け、ゲートボールに関する事業を一元化し取組みを更に強化すべきと考えるが、町長の見解をお伺いします。
以上、1回目の質問とします。
○議長(広瀬重雄) 常通議員の1項目めの質問に答弁を求めます。
武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 常通直人議員の1項目め、全国学力・学習状況調査についてお答えいたします。
1点目のこれまで実施した全国学力テストの本町の結果をどのように分析し、現状を捉えているかについてであります。
全国学力・学習状況調査は、平成19年度以降東日本大震災の影響等を考慮し実施を見送り、希望する教育委員会や学校のみの実施とした平成23年度を除き、毎年実施されております。年度により違いがありますので、これまでの調査結果の平均値や大まかな傾向をもとにお答えさせていただきます。
まず、強化に関する調査の平均正答率の全国との比較では、小学校も中学校も北海道全体の傾向と同様にあり、全道との比較でも小学校・中学校ともほぼ同様であります。各教科においては、国語では書くこと、算数、数学では数と計算、推量関係の領域や記述式の回答問題などに課題が見られる傾向にあります。
次に、生活・学習習慣などの学習状況に関する調査のうち、家庭生活習慣では、1日に1時間以上テレビを視聴する、ゲームをする項目の児童生徒の割合が高い結果となっております。
また、家庭学習習慣では、普段1日当たり1時間以上勉強する、復習をしているなどの項目で低い割合となっております。これらの傾向や結果を踏まえ、基礎学力の定着や生活習慣の改善を図ることが重要であり、各学校では現状分析を進め、学校改善プランを策定し、保護者との連携を図りながら、学力向上や生活、学習習慣の改善に向け、取組んでおります。
次に、2点目の全国学力テストの学校別の結果を公表することに対する考えについてであります。
調査結果の公表に関しては、教育委員会として、今までも広報紙を通し、保護者や地域住民に対して説明責任を果たすという意味で、町全体の調査結果の概要や学力向上などに向けた取組内容についてお知らせしているところであります。平成26年度からは市町村教育委員会において、それぞれの判断で実施要領に定める配慮事項に基づき、学校別の調査結果の公表を行うことが可能であるとされました。しかし、教育委員会としましては、調査により測定できるのは学力の特定の一部分であること、学校における教育活動の一側面であることなどを踏まえるとともに、序列化や過度な競争が生じないようにするなど、教育上の効果や影響等に十分配慮することが重要であることから、学校別の結果公表については考えておりません。
次に、3点目の道内には学力向上につなげるべく、土曜授業を実施する自治体もあるが、本町の今後の取組みをどのように考えているかについてであります。
土曜授業については文部科学省が昨年9月実施要件を緩和し、市町村教育委員会の判断でできるようにすること決定しました。実施においては教育課程に位置づけて実施するのか、教育課程に位置づけず、開かれた学校づくりとして土曜日等の希望者に対する学習ケアの提供として実施していくのか。月に何回程度行うかなど、その実施方法は様々であります。また、教職員の勤務体制の調整はもとより、これまで地域で実施してきました教育活動や少年団、部活動などの大会日程との調整を行うことや、教育活動によっては外部人材の協力を得る体制を整えることが必要となってまいります。そのため、教育委員会としては、土曜授業の導入については予定をしていないところでありますが、今後基本的な考え方を整理するとともに、道内などの自治体で実施を検討している内容等を調査し、導入のあり方も含め、学校や関係団体などとも協議しながら検討はしてまいります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 常通議員の2項目めの質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 常通直人議員の2項目め、ゲートボール発祥の地としてのまちづくりについての1点目、高校生チームの合宿誘致、全国大会の誘致を行うべきでないかについてであります。
現在町では、青少年層へのゲートボールの普及促進に力を入れており、毎年開催する発祥の地杯全国ゲートボール大会では、道外の高校生チームを誘致しております。また、芽室町ゲートボール推進協議会の協力を得ながら、町内の高校に働きかけを行った結果、平成24年には白樺学園高等学校に北海道内発のゲートボール同好会が誕生したところであります。御提案がありました高校生チームの合宿誘致や全国大会の誘致につきましては、青少年層へのゲートボールの普及はもちろんのこと、常通議員御指摘のとおり、交流人口の増加や発祥の地のPRにもつながることから、日本ゲートボール連合や全国ユースゲートボール連盟など、関係団体とも既に一部情報を交換しており、今後も十分協議を継続してまいります。
次に、2点目の国民体育大会会場でのゲートボール発祥の地のPR活動についてであります。
国民体育大会では、昭和63年からゲートボールはデモンストレーション競技として実施されてきましたが、平成27年の和歌山国体からは公開競技となります。このことは長年本町も望んできたことであり、ゲートボールの普及促進の観点からも大変望ましいものと考えております。平成26年に開催される長崎国体におけるPR活動を実施するとすれば、民間団体と連携した活動が効果的と考え、芽室町ゲートボール推進協議会と十分協議をしながら検討してまいります。
次に3点目の、新しい部署を設け、ゲートボールに関する事業を一元化し取組みを更に強化すべきとの考えに対する見解であります。
近年の行政課題は、複雑多様化しており、一つの課では解決できないことが多くあります。このため、第4期芽室町総合計画後期実施計画では、3つの施策に意図と結果を定め、ゲートボールの普及促進については教育委員会、社会教育課、観光資源としての活用については商工観光課、ブラジルなどの国際交流やゲートボールを通したまちづくり全般については、企画財政課が担っているところであります。そのため、毎年開催する発祥の地杯全国ゲートボール大会は、3課が連携協力して大会を開催しているもので、一つの部署に一元化するのではなく、複数の課が互いに連携し合い、高い効果を上げる取組みを進めております。
したがいまして、ゲートボール発祥の地、芽室町としては今後も多様な事業展開を関係する各課が連携をとって進めていく考えであります。
以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下、質問を認めます。
常通議員。
○5番(常通直人) それでは、1項目めから再質問させていただきます。
まず、現在実施されています学力テストについてでありますけれども、実際のところ、何教科ぐらいの中で、例えば質問が何項目かあろうかと思うんですけれども、5項目なのか10項目なのかちょっと分かりませんけれども、まずその辺について、どのような形で実施しているのかをまずお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
この全国学力・学習状況調査におきましては、小学校6年生、中学校3年生を対象に毎年4月の第3、もしくは第4火曜日に実施をされているところであります。ただ今御質問にありました教科と質問の内容なんですけれども、教科に関する調査におきましては、小学校は国語A、国語B、算数A、算数Bであります。中学校については、国語A、国語B、数学A、数学Bとなっております。ここで言いますA問題というのは知識に関する問題でありまして、身につけておかなければ、後の学年に影響を及ぼす内容、実生活において不可欠であり、常に活用できることが望ましい知識、技術などに関するものであります。
また、B問題につきましては、活用に関する問題ということで、知識、技術等を実生活の様々な場面に活用する力や課題解決に向け構想を立てて実践しながら評価改善する力などに関するものであります。
平成25年度の各教科の設問数でありますけれども、小学校の国語Aは18問、国語Bは10問、算数Aは19問、算数Bは13問であります。中学校の国語Aは32問、国語Bは9問、数学Aは36問、数学Bは16問というようになっております。同時に行っております生活学習習慣などの学習状況に関する調査も行われておりますので、学習意欲だかと学習方法、学習環境、生活の様々な側面に関して、62項目の質問をし調査を実施しているところであります。
以上であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 内容については分かりました。
学力調査について質問項目が少ないということは、例えば1問の正解、間違いかによって平均出したときに、ある1問の違いで点数の差が5点とか6点とかちょっと分からないんですけれども、そういう大きな差になるということの理解でよろしいのか、それとも、1問ぐらいではそんなに点数は変わらないというか、差が出ないというのか、どのように1問の違いを捉えているのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) 答えます。
今、議員の言われましたとおり、設問数が非常に少ない場合、10問ということもありますので、そこで1問違うと基本的に1ポイント違うということになりますので、そういう面で、その平均正答率に対しては大きな差が生じてくるのかなというふうに考えております。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
それで、先ほど答弁の中に、各学校では現状の分析を進めて、学校改善プランを策定しという答弁がありましたけれども、その学校改善プランというのは学校の独自性を出そうとしているのか、それとも芽室町の教育委員会の方針、目標みたいなものがあって、そちらの方に向かって各学校でそういうプランをしようとしているのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
学校改善プランにつきましては、全国学力・学習状況調査の結果と各学校の児童生徒の傾向や学習状況などの総合的な実態を踏まえながら、オール北海道で目指す目標、そしてオール十勝で取り組む学力向上などの十勝管内教育推進基本方針の達成に向けて各学校においては、校内体制だとか、実態分析、それから改善方策、それから校内研修、家庭との連携などの視点から学校改善プランを策定しまして、児童生徒の学力向上を図ろうとするものであります。各学校においては、具体的な目標だとか数値目標を設定をしておりまして、その達成状況をチェックしながら、PDCAサイクルによる検証改善サイクルを確立した中で、確実な改善を積み重ねることで、先ほど言いましたように、北海道、十勝、芽室町が目指しておりますいわゆる全国平均以上という教育目標の達成に向かっていくものというふうに考えているところであります。
以上であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
それで、保護者と連携して取組みをしてというふうにありましたけれども、どのような取組みをしているのか、具体例をお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
生活習慣などの学習状況に関する調査から、家庭学習時間が短いということが明らかになっておりますので、毎日の学習習慣だとか、テレビの視聴時間だとか睡眠や朝食の状況などを含めて、各家庭における望ましい生活リズムを整えることが非常に重要であるというふうに考えているところであります。
そこで、各学校では、学校だより等によって、自校の状況を保護者にお知らせをしております。それとともに、学習や生活状況の確認の取組みとして、学習のしおりだとか、あとは家庭学習の手引きなどを活用した家庭学習の啓発、そして学習生活記録等を通して、保護者のコメントもいただいておりますので、そこに記入していただくことで、学校と家庭との双方の連携を密にした中で、家庭学習の習慣づけや正しい生活習慣を身につけるということの取組みを、実際には行っているという状況であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 1点目については分かりました。
それでは2点目の方に入りたいと思います。
学校別の公表についての考えは分かりましたが、教育委員会として、町村別や芽室町全体もある程度把握していると思うんですけれども、例えば町村別の公表についてはどのような考えを持っているか、お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
学力調査の結果集計については、当該町村教育委員会の分と北海道、全国の集計データのみが道教委から送られてきておりますので、各町村別のデータについては把握できていない状況であります。
管内には9町村において小・中学校のいずれか1校のみの設置となっておりますので、町村の結果公表がそのまま個々の学校名を明らかにした結果公表となるということもありますし、他の市町村や学校と比較することで、市町村別だとか学校別の優劣だとか、順位が判断できるというふうになりますので、基本的に公表は控えるべきであるというふうに考えております。
以上です。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 学力テストの目的は、その結果をこれからの教育現場に生かし、児童生徒の学力向上に役立てることにあると考えております。先ほど、公表の考えはないという答弁がありましたが、特に今教育長言われたとおり、小規模学校では個人が特定されるような学校別の公表は今後も公表しないと、ぶれずに、その考えを持ち続けてほしいと願いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
この学力学習状況調査の目的というのは、各教育委員会や学校が、教育施策の成果等を把握した中で、児童生徒の全般的な学習状況の改善策につなげることでありますので、教育委員会や学校が点数や授業を競うものではないというふうに考えているところであります。
教育委員会としては、学校や先生が事業改善や子供に成長に向けた資料として活用するべきであるものというふうに考えております。他との比較ではなく、各学校や子供たちがどれだけ学力を伸ばしたかということ、その伸び率について、学校や子供たちが努力してた成果として、評価するということが大切なのかなというふうに思っています。それにより、さらに学力なり、体力を伸ばしていくということに取り組むことが重要であるというふうに考えております。
今までお答えしたとおり、今後もその考えに変わりはないということでお答えとさせていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
それでは、3点目の方に移りたいと思います。
新年度から、実施できることになった土曜授業について現在、芽室町の教育委員会としては道内、十勝管内の動きについてどのように把握しているのか、その辺の状況についてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
昨年の12月になりますけれども、北海道新聞社が全道179市町村を対象に土曜授業に関するアンケートを行っております。その結果では、新聞報道によりますと、33の市町村は実施するしないを含めて検討するというふうに回答しておりまして、その他は当面予定をしていないという回答でありました。また、管内では、先日の新聞報道にもありましたように、新得小学校が文部科学省の土曜授業推進事業モデル校として8月から土曜授業を実施する予定であることをお聞きしております。ただ具体的な内容やその他の市町村の状況については現在のところ把握していない状況であります。
以上であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 新年度、4月から実施されるということで、内容についてもまだあまり把握されていないということでございますけれども、土曜授業を含め、土曜日の教育活動を3つに区分しているという文部科学省の考えがありますけれども、具体的にどのような教育活動をその3つの区分として指しているのか、先ほども答弁の中で、若干ありましたけれども、もう少し具体的に答弁願えればというふうに思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
土曜授業の教育活動ということでありますけれども、文部科学省から出ている学校教育法施行規則の一部改正の中で、参考ということで出ております。それによりますと、土曜日の教育活動については、実施主体を扱う内容に幾つかの形態に整理ということで、今言われた3つの形態が示されております。
一つについては、土曜日を活用して教育課程の学校教育活動ということで、設置者の判断により土曜授業を行うことが可能であるということであります。教育課程に位置づけた土曜授業ということになります。
2つ目には、土曜の課外授業ということで、学校が主体となった教育活動ではあるんですけれども、希望者を対象として、学習等の期間提供を行うなど、教育課程の学校教育を行う土曜の課外授業による形態ということで、これは土曜の課外授業ということであります。
3つ目なんですけれども、土曜学習ということで、教育委員会など学校以外のものが主体となって、希望者に対し学習等の機会を行う土曜学習と呼ぶ形態ということで、この3つが示されているところであります。本町におきまして、仮に考えた場合、夏休み、冬休みの長期休業期間中に教育委員会が実施しております寺子屋めむろや、また学校の希望者を対象にした部活後に実施している学習等を例えば土曜日に行った場合については、これが先ほど言いました2番目の土曜の課外授業と呼ぶべき形態になるのかなというふうに考えているところであります。
以上であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
国が学校週5日制を導入した経緯、また今教育長言われたとおり、芽室町においては、夏休み、冬休み等で実施している寺子屋めむろなどの事業を充実させるような取組みを今後も検討し、土曜授業ということはすべきでないというふうに私は考えますけれども、その辺についての考えを再度お伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 武田教育長。
○教育長(武田孝憲) お答えいたします。
学校週5日制というものは、学校、地域、家庭の3者が互いに連携しながら、役割を分担するということで、社会全体で子供を育てるという基本理念の中で平成4年からの段階的実施を経て平成14年度から完全実施となったわけであります。教育課程というのは、完全学校週5日制の趣旨に沿って編成されたものでもありますし、土曜授業を実施するのであれば、教育課程全体を再検討する必要があるというふうに感じているところであります。
1回目で答弁しましたように、土曜授業の実施には様々な課題も多くあると認識しておりますし、今のところ、導入の予定はありませんけれども、土曜授業を先進的に実施している学校や教育委員会の調査を行いまして、実施内容の問題点を把握するとともに、今後の道内の市町村の動向を注視しながら、情報収集と研究はしていきたいというふうに考えているところであります。
以上であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 1項目めについては分かりましたので、続きまして2項目めの方に移りたいと思います。
1点目の高校生の大会誘致の件でございます。先ほど一部日本ゲートボール連合や全国ユースゲートボール連合などと情報交換をしておりというふうにありましたけれども、現在、具体的にどのような情報交換をしているのか、まずお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、まだ未定でありますから具体的にお答えするのは控えさせていただきますけれども、高等学校の部活動をやっておられるところで、夏の間の強化合宿をやっている学校がどのぐらいあるかという意見交換も日本ゲートボール連合あたりとしておりまして、そして当該校の顧問とも、あるいは当該校の校長とも多少の情報交換はしているということで、学校そのものにもいろいろ課題もありますから、簡単ではございませんけれども、そういう状況にあります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
それぞれの学校でいろいろな課題があるということでございますけれども、やはりゲートボール発祥の地として、全国に先駆けて高校生への普及活動をという思いです。日ゲ連とより一層連携し、高校生の合宿地として誘致を行うというのは、やはり私は発祥の地としての責務でもあるのかなというふうに思っております。
また特色あるまちづくりにもつながるというふうに考えます。
現在、協議しているということでございますけれども、そういうことが形になるように、協議を続けてもらいたいというふうに思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) このゲートボールの問題については、御質問にありますとおり、私どもも発祥の地という非常に世界的にもこの町しかないという大きな大きなファクターがございますので、それに基づいて歴史上の事実、史実をこの町のまちづくりにどう結びつけていくかという観点に立ちますと、今御指摘のあったような考え方も当然成り立ってくると。私どももそう考えてございます。
したがいまして、そんな観点に立ちながら日本ゲートボール連合ともあるいは世界ゲートボール連合とも、これからも大いに協調していきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 今後ということでございますけれども、発祥の地杯は公式な大会ではないということでございますけれども、例えば高校生を対象にしたゲートボール甲子園みたいな感じのネーミングもつけながら、そういう公式な大会ではないですけれども、そういった大会の検討ですとか、そういったこともしていくことが重要かなというふうに思いますけれども、その辺については町長はどう考えておられるのかについてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、公式大会ということになれば、当然、公式大会でありますから、大会名そのものもその運営内容も公式大会の実施母体が決めていくということになりますから、誘致した市町村の中で発揮できる個性というのはそんなに多くはないということはあります。ただ実績で判断していただければお分かりだと思いますけれども、私どもの町は発祥の地という本当に大きなファクターがありますから、そういう意味では恐らく平成元年だったと思いますけれども、芽室町が3世代の全日本ゲートボール連合の公式大会を誘致させていただき、実施したときは、日本ゲートボール連合が芽室は子供のために創始者が考案したという、その事実からいうと、3世代が最も似合うだろうという御提案があったこともございますし、そのときの開会式、入場行進では、発祥の地だからということで独特の入場行進やらせていただいた。これもまた日本ゲートボール連合は発祥の地だからいいよといって認めてくださったと、こういう経過もございます。
ですから、もし私どもの町でまた公式大会を誘致するようなことがあれば、その実施の具体的な内容については、発祥の地だからこそ、そしてまた民間の皆さんがこのゲートボールというものを支えている町だからこそできることは大いに発揮していって、発祥の地だからこういう個性的な大会だったんだねと言っていただけるような、大会にしていくことはとても大切なことであろうと、私もそのように認識をいたしております。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
それで、公式という観点からいきますと、いわゆる高体連、全国高等学校体育連盟という競技がありますけれども、ゲートボールはまだそこの競技になっておりません。やはり高校生にも競技を広げるという観点からいいますと、競技指定を目指すような働きかけも日ゲ連と一緒に行ってはどうかと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 最初にお答え申し上げますが、先ほど私、恐らく3世代は平成元年だったというようなこと申し上げましたが、平成7年が正しい数字かなと思いますので、訂正させていただきたいと思います。
それから、後段で御説明がありました、もし高校生の大会をやるとすれば、俗にいう高体連、これは高等学校体育連盟のお力添えというのがありまして、中学生であれば当然中体連、これは今でも全国組織として機能しておりますから、こことどう連携をしていくかと。あるいはこことどうやって働きかけを行い、協調していくかと、これはとても大切な要素になります。ただ、今も高校生だけの全国大会を高体連を通してやるのか、あるいは日本ゲートボール連合として、そちらの方でやっていくのかということについてはまだいろいろ方向性もありますので、今ここで断言はできませんけれども、実施していくとなれば、当然高体連の競技指定ということも必要になってくるんだろうという認識は持ってございます。ただ、高体連の競技指定もいろいろ複雑な背景がございまして、ゲートボールが盛上がってきたから簡単に入れてくださいということになるかどうかという、これもいろいろな要素があると思いますので、十分にそれらの要素も踏まえて、もしやるとすれば行動してもらいたいと、こう考えております。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。1点目については、今後も十分な協議をしていただきたいというふうに思います。
つきましては、2点目の方に移ります。
国体会場でのPR活動についてですけれども、先ほどからも町長も言っていますけれども、全国のゲートボール競技者、特に高校生などへの発祥の地のPRは道外の方や将来担う高校生が芽室町を知るという最大のまちづくりの主要戦力になります。やはり今後の国体を通じて全ての地域に出向いてPRすることは大きな活性化事業であるというふうに思います。
先ほどPR活動は民間団体と連携した活動が効果的というふうにありました。私も全くそのとおりと考えますけれども、例えば、そういったPRの活動を主導するような所管課というのは先ほどから3課といっていますけれども、このことについてはどこの課がやることになるのかについてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今のところまだ結論出しておりませんけれども、これを実際に取組んでいくとすれば、目的意識をどう据えるかということによって変わってくると思います。それで、今のところ、最初に町が具体的な働きかけをやっていくとすれば、3者合同で行わなければいけないと思っていますが、民間の例えばゲートボール推進協議会あたりと意見交換したときに、PRに行く目的を何にするのかということになっていけば、そのときに、主管していく課は変わっていくだろうと、このように考えてございますし、今までの経過を考えていくとそれも十分に対応可能であろうと、このように判断しているところであります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) PRの目的によって、所管課が変わってくるということは理解しました。そこで3点目の方にも入りますけれども、3課連携というところで、私、平成20年に一般質問していますから、過去5年間で例えば3課が連携して実施した事業の実績を、主なものでいいんですけれどもお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 毎年やっております発祥の地全国ゲートボール大会は、3課合同でやっているのは御存じだと思います。その他に、過去やってきて非常に高い評価を受けた大会としては、平成21年度にねんりんぴっく北海道・札幌ゲートボール競技会がありました。これは私どもの町では、福祉サイドの保健福祉課も入りまして、4課連携でやりました。その実施の手法を見ていた各関係者から芽室は面白いやり方やるねと、すごい盛り上がり見せているねと。ましてそれに民間の人が加わっているというのは、すごいねという本当に大変高い評価を受けました。これは特に北海道の当時の保健福祉部長さんも現場を見に来てくださりまして、そのときに発した第一声もそれでありました。本当に高い評価を受け、この町にはその動きが定着しているというふうに私たちも認識しております。
それからその後、大きな大会は翌年でありましたけれども、平成22年のブラジル発祥の地杯芽室親善ゲートボール大会でありました。これもブラジルの皆さんはこの芽室のやり方というのを聞いて本当に驚いておりまして、しかも民間の皆さんもともにやっておられるということを非常に高く評価してくださっております。これが今までの過去5年間の中で非常に大きく評価されているやり方の代表的なものであると、このように御理解いただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
3課連携というメリットはすごくあるというふうに私も認識しておりますけれども、例えば、その中であえてデメリットとか困ったことというものが今までであったのであれば、その辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私どもの町がゲートボール発祥の地と申し上げてきてから非常に歴史も長いものですから、今現在町の職員もかなりその自覚は持っておりまして、そういう意味で今デメリットに感じているものはないと、このように御理解いただきたいと思います。ただ、最初の頃はやはりゲートボールというものがまだ十分役所全体の中でも認識されていなかったときには、どうしてうちがだとか、そういうことはやっぱり当然役所ですから、あったように私も記憶しております。ただ、今現在は長い歴史があり、そしてその芽室町の町民の皆さんも一緒に実行していくと、こういう体制でやっていますから、そういう意味では、役所の中で、お互いが背中を向け合うようなデメリットみたいなものはもう全く生じていないと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 分かりました。
内部デメリットは、最初の頃はいろいろあったのかもしれないけれども、課題解決しながら今3課連携で事業を進めているということで理解いたしました。
それで、現在のところ、一元化ではなくて、今の形を続けていくということだと思います。内部的なことは分かりましたけれども、例えば近年は全国的に住民に親しみやすい、また業務内容が分かりやすく、対外的にも問い合わせ等々もしやすいよう固有名詞を部署名にしている自治体も多くなってきました。例えば、青森県弘前市はりんご課、佐賀県の武雄市にはいのしし課とかフェイスブック・シティ課など、また岩手県の平泉町は世界遺産情報局というように、その町が特化して事業を進めているのがもう誰にでもすぐ分かると思います。そういった観点から、私はやはり発祥の地ゲートボールという世界にここにしかない、芽室町にしかない固有名詞を部署名にすべきと考えますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 実は私教育委員会の仕事をやったことがありまして、そのときに、体育振興係という係があり、体育振興課の中に体育振興係があり、その係を兼ゲートボール係とネーミングしまして、全国に発信した時期がありました。これは3年ぐらいたしかやったと思うんですけれども、事務事業の見直し、あるいは機構改革で係数を減らすというようなことがあって、残念ながらそれはなくなったわけでありますけれども、私は、そのときは全国に向けてゲートボールというものを発信するというために、ネーミングをつけていくということはとても大切なことだというふうに認識しました。
そして、そういうこともやったわけですが、ただ業務を一元化させることと、このことはちょっと別でありまして、そういう意味ではこれから芽室町がゲートボールをまちづくりに据えていって、どこまでどんな成熟度が高まっていくかによっては、その考え方もまた再考する必要はあるんだろうと思っていますが、今現在は、この発祥地の大会をベースとして動いていますので、そしてそのことがまた全国でも高く評価されていますので、今現在はゲートボール発祥の地係だとか、課というものがなくても非常に芽室町が発祥の地ということについては認知されているということも考えてございまして、これは今後の動きに合わせて考えていかなければならない時期が来たら当然考えていくと、こういうスタンスでいるのが今の状況であります。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 現在の考えは分りました。
3課で連携するのは、事業実施のため、イベント開催のため、大会開催のためであり、それの成功に向けて3課連携ということでございます。ゲートボール発祥の地まちづくりを担うには、先ほどありましたけれども、PRの目的によって、所管課が変わってくるということはありました。そういった意味から、観光でもない、社会教育でもない、やはり新しい専門のセクションを私は作るべきだというふうに思います。先ほども話したとおり、対外的にも町民と共有したゲートボール発祥の地芽室の思いの構築をなすことにもつながり、世界に誇れる唯一のゲートボール発祥の地芽室のまちづくりにつながると考えます。単に部署名を変更するのがいいのか。先ほどありましたけれども、これまでやられたことや、これからやろうとする事務事業を考え、組織機構改革をするのがいいのか分かりませんけれども、新年度にこのことを庁舎内にある組織機構検討委員会の検討のテーブルに上げてはと思いますけれども、それについてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 大変申し訳ございません。最初にちょっと一言お詫びさせてください。さっき私、平成7年といいましたけれども、平成8年8月でありました。大変申し訳ございません。
それから、今質問がありました新年度に向けて組織機構の中でどうするのかということでありますけれども、これは前回、常通議員から御質問ありましたときも一般質問の答弁で終わっているんではなくて、その後の組織機構の改革にも、論議は俎上に上げてきているという経過がございます。今回もまた御指摘があったということについては、踏まえているつもりでおりますので、それは必要に応じて論議を内部論議には付していきたいと、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 常通議員。
○5番(常通直人) 最後になりますけれども、芽室町はゲートボール発祥の地というのは、町長も何回も言いまして、私も何回も言っておりますけれども、やはり世界にここにしかないというすごく重要なファクターでございますので、それをまちづくりに生かすためにも部署名、やりはそこは是非やっていただきたいというふうに思います。先ほども言ったとおり、新年度の議論のテーブルに必ず上げてほしいというふうに思いますけれども、再度その辺についてお伺いして、終わりたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御理解としてはこういうふうにも御理解してほしいんですが、今、役場の中での部署名をゲートボール係にするよりも、もう既にゲートボール発祥の地芽室町と、このことがかなり関係者の中では定着度、認知度が高いと、そういうことで私たち捉えております。そういう意味では関係者にはゲートボールイコール芽室町みたいな認識がかなり定着していると。ただ内部における仕事のやりやすさ、あるいは外部のお客様に対するサービスの観点から考えてどうかと、そういう検証はしていきたいとこのように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 以上で常通直人議員の質問を終わります。
ここで休憩いたします。
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午前11時32分  休 憩
午前11時33分  再 開
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