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◎ 日程第3 一般質問
○議長(広瀬重雄) 日程第3 一般質問を行います。
  中野武彦議員の質問を許します。
  中野議員。
○3番(中野武彦) それでは、一般質問をします。
  私の質問項目は1点、項目の内容は、町有建築物の長寿命化対策について。
  質問の内容は、本町には多くの町有建築物がありますが、これらの建築物は町民の皆さんがより良い生活を送るために建てられた必要不可欠なものです。町有建築物の長寿命化対策は、安全・安心に利用し続けることができるよう老朽化する建築物を適時適切に修繕することで、その費用を大きく削減できるという観点からも重要であると考えることから、次の3点について伺います。
  @町有建築物の維持及び修繕工事の実態について、現時点における修繕工事や改築工事はどのような基準で実施しているのかについて現況を伺います。
  A町有建築物の修繕工事結果等について、建築物ごとに修繕工事結果等の履歴の保存及び活用状況を伺います。
  B本町においては、橋梁、公園及び公営住宅の長寿命化計画を作成しているが、町有建築物についても全体の保全計画を策定し、その中で建築物ごとのカルテを作成することによって、修繕工事の履歴を管理していくことが必要と考えるが、町長の見解を伺います。
  以上が1回目の質問です。
○議長(広瀬重雄) 中野議員の質問に答弁を求めます。
  宮西町長。
○町長(宮西義憲) 中野武彦議員の御質問にお答えいたします。
  町有建築物の長寿命化対策についての1点目、町有建築物の修繕工事や改築工事はどのような基準で実施しているかについてであります。
  町有建築物には、役場庁舎、病院、学校、集会施設、公営住宅などがありますが、維持管理については建築物を所管する課がそれぞれ実施しているところであります。現時点の修繕工事や改築工事を実施する基準でありますが、公営住宅については芽室町公営住宅等長寿命化計画に基づき団地別に修繕、改善、建替えなどの活用方針を定め、年次計画を樹立し進めているところであります。
  一定規模の建築物については、建築基準法で定める3年ごとの定期点検を建設都市整備課建築係が実施し、点検結果を北海道並びに所管課に報告し、緊急性や老朽度から修繕時期を決定しているところであります。
  なお、火災などの避難に必要な設備の修理などについては直ちに改善しているところであります。その他の小規模建築物においては、法定業務はありませんが、本町の取扱いとしては一定規模の建築物と同様としております。
  次に、2点目の建築物ごとの修繕工事結果等の履歴の保存及び活動状況についてであります。
  建築物ごとの修繕工事結果等の履歴保存はしておりませんが、建設都市整備課建築係において年度ごとの建設工事調書を保管しております。現在では昭和56年度以降の調書についての電子化をしており、施設名から修繕工事等の履歴を容易に検索できることから、必要に応じ活用できる状況となっております。
  次に、3点目の町有建築物全体の保全計画策定、建築物ごとのカルテ作成及び修繕工事の履歴管理についてであります。
  町では、公営住宅以外の建築物に対する保全計画は作成しておりませんが、現在は総合計画、実行計画に基づく進行管理を実施しており、保全計画に極めて近い状況下で管理していると考えております。適正な保全とは中野議員御提案のとおり、全体の保全計画を策定し、予算の平準化による計画的な修繕をもってライフサイクルコストを削減すること、また建築物ごとにカルテを作成し、工事内容、工事費、実施年度、周期、次回実施年度を一元管理する予防保全に切り替えることが最も望ましいと認識しているところであります。ただし、それも市町村規模や管理する建築物の数との関わりもあり、本町の行政規模と管理数からその必要はないものと判断してきたところであります。
  しかしながら、予防保全を考えますと、仮称でありますが、芽室町公共建築物中長期保全計画の策定について再度国・北海道及び先進自治体の事例を参考に研修していかなければならない時期にあると考えております。
  以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下質問を認めます。
  中野議員。
○3番(中野武彦) それでは、再質問させていただきます。
  まず、始めに町長にお聞きしたかったのは、認識です。同じ認識かどうか確認したかったのです。この庁舎はRCという鉄きんコンクリート造りです。あと木造、大体2つの種類の建物があります。鉄きんコンクリートの場合はどのぐらい寿命があると考えるでしょうか。あと木造はどのぐらいの寿命があるとお考えでしょうか。法定耐用年数というのは寿命とは余り関係ないというのは一般的な常識ですので、法定耐用年数ではなくて、町長が考えられるコンクリートと木造の寿命はどのぐらいか。どういう認識をされているかというのをまず伺います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この場は議会でございますので、私が個人的にどう認識しているかということを申し上げる場ではないということは、まず一つ御理解をいただきたいと思います。したがいまして、大変申し訳ありませんけれども、私がこの場でお答えするとすれば、法定で捉えておりますRCは50年、木造は22年、このように御理解をいただきたい。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 町の考え方は、今の時代に合っていないというふうにまず申し上げます。
  一般的な寿命は、法定耐用年数を言っているのではなくて、鉄きんコンクリートなら100年はもつというふうに言われています。これは誰に聞かれてもそういうふうに言うと思います。その理由としては、明治時代に建てられたコンクリートの建物を調べたら、全然強度が落ちていないと、そういう検証もあります。木造については、今の考えでは、管理をちゃんとしていれば70年とか80年はもつというふうに言われています。法定耐用年数にこだわると、これからの議論も考え方が違うというふうになってしまうと思うので伺いますが、結局町としての寿命は耐用年数でいくというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私どもも現実的にRCの建物がどのぐらい維持できているか。あるいは木造がどのぐらい維持できているかという、その体験的な数値はそれぞれ考え方としてはありますし、それら実情に基づいて町も維持管理していることもこれも現実であります。ただ、建築基準法の規定もありますし、国、あるいは都道府県にもいろいろな定めがございますので、その定めに基づいてある程度の維持管理をしている。これもまた事実でありますので、まだ具体的な質問のやりとりではありませんから、具体的に何をお尋ねになりたいのかちょっと分からないところもありますけれども、今現在の御質問でお答えするとすれば、そういうこともありますから、必ずしも50年というRCの公的な耐用年数ということがあるから、50年になったら絶対に改築していくんだとか、取壊しするんだというここはちょっと絶対論とは違う運用をしていることはこれは御存じのとおりだと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 今のは分かりました。
  今日、なぜこの質問をしたかという理由なんですけれども、施設というのは、町民の方の大事な大事なお金で建てられた財産、それはもう皆さんが分かっていると思います。その建てられた財産を管理する立場にある町が、きちんと管理していないんじゃないかなという疑問があるものですから、ちゃんと管理しないとその財産価値がどんどん下がっていくという結果になります。僕はきちんと管理していただきたいという思いで今日この質問をさせていただくことにしました。
  次の質問なんですけれども、答弁いただきましたように、まず一定規模の建築物については建築基準法で定める3年ごとの定期点検をしていると。私が聞きたいのは、本町は小規模建築物が圧倒的に多いんです。小規模建築物についても、同じく、同様に3年ごとぐらいに点検して、所管の方に報告して、緊急性、老朽度を報告していると。本当にきちんとやっているのかちょっと疑問あったので、質問するんですけれども、点検し終わったら具体的にどのような形で報告しているのか。
  例えば、建物のここがもう老朽化しているとか、具体的なところを指して報告しているのかどうかというのをちょっと伺いたいと思うんです。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 町の維持管理について疑問があるということで、その具体的に御指摘いただければ、またお答えできると思いますが、具体的にどんな報告を各課にしているのかということであります。その中では、耐震診断と老朽度調査、この2つがベースになってきますから、耐震の場合にはこれはもう御存じだと思いますので、具体的に申し上げませんが、老朽度を調査するときには、これは施設にもよりますけれども、外壁、屋根、内装、建具、暖房設備、給排水設備、衛生設備、電気設備、これらに分けて報告をさせていただきます。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 具体的なことを一つ申し上げます。
  私、今回いろいろなところへ行って写真を撮ってきました。そして、建築係の方に見てもらいました。ある2つの建物でコーキングが見るからに劣化して、もうこれは直さないと雨がどんどん入ってこれはだめじゃないですかと聞いたら、こんなにひどいんですかというふうにちょっとびっくりしていました。ですから、どういうふうに報告しているんですかというのを聞いております。コーキングがひどいです。それは報告しないんですか。するんですか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今のお話は私が申し上げたこととちょっと逆だと思うんですけれども、私が申し上げたのは、建設都市整備課の建築係が3年に1度調査をして、それを原課にどう報告しているかという御質問だったから、私はそれを申し上げた。
  今、中野議員さんの御質問は言うなれば、原課なり、利用者の方があるいは町民の方が実際に見たらもっとひどいぞと。それは一体どうなっているんだと、こういう御質問だと思いますんで、ちょっとそこは違っていると思うんです。
  そこで、原課が確認して、今のような状況があったときにはこれは先ほどの1回目の答弁でも申し上げましたけれども、町も原課はそれぞれ3年ごとの実行計画というものを策定しておりますので、例えば今年度であれば平成25年度、25年度には25、26、27年、3年間の実行計画というのを作りますから、その中で状況の判断を行っていつどこで修繕を行っていくと。あるいは改築を行っていくのかと、こういう考え方は現場を見ながら判断して計上してくると。予算もそれに伴って動いていくと。こういう感じになります。ただし、これは固定的なものではなくて、次の年になったときに、26、27、28年というのをまたやりますから、このときに順位が入れかわるということもありますし、さらにその次も3年ずっとやっていきますので、入替わっていくということも、現実を見てひどいところは緊急性という観点から前倒しになっていく。こういうことは行っていきますので、それにも対応できるようなシステムで今のところ動いていると。こういうことであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 劣化というのは1年、2年で急にひどくなるんではないです。これはいつ修理したんですかと聞いたら、もう分からないと言うんです。多分3年前にも全く同じような状況になっているんです。それを報告していないんじゃないかと思ったものですから、聞いたんです。このことはもういいです。次の質問ですけれども、公営住宅について、私は事前の打合せを、3回も4回もやりました。その中で橋梁と公営住宅は一切触れませんと言っているにも関わらず、公営住宅の答弁の中に出てくると、何かのミスだと思うんですけれども、事前の打合せというのはやっているんですから、打合せどおり今後やっていただきたいというのもまず申し上げます。
  次の質問ですけれども、2点目の質問を伺います。
  建築物ごとの修繕工事結果等の履歴保存はしていないということですが、履歴保存はどうして必要ないというふうにお考えなんでしょうか。僕は必要だと思うんです。必要でないという理由をお聞きします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 前段で、お話のありました公営住宅のことは触れないだとかどうだとか、私はそういうことは一切聞いておりませんでして、私は通告に基づいて淡々とお答えさせていただいていますので、そこはお間違いのないように考え方を整理していただければと、このようにお願いしておきたいと思います。
  それから、私先ほどの答弁で履歴保存は必要ないとは申し上げておりませんでして、今のところ、これは3点目の答弁になっていくんですが、ちょっとその辺はよろしいんでしょうかという疑問を持ちながら、今聞いておりました。それで、具体的には3点目でお答えさせていただきますけれども、今のところ、私どもは建設都市整備課が実施しております建設工事調書、これが代替機能を発揮できるので、それと先ほど申し上げました総合計画の3年ごとの実行計画、これを整理しながらやっていますと、こういうことでお答えさせていただいておりますので、基本的には必要ないというお答えはしていないつもりでございます。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 私がこれは必要不可欠だという理由は、担当している課、責任者の方にいろいろ伺っても納得する答えというのがほとんど返ってこないからです。結局はそういうものが原課の方にないものですから当然だと思うんです。担当者もかわりますし、あることを聞いても本当にちんぷんかんぷんだと。それで責任持って管理ができるのかどうかということなんです。ちゃんと管理するんだったら、やはり履歴の保存というのは必要不可欠だというふうに私は思うんです。
  町民の方に対してももちろん説明責任があります。説明責任は果たさなければいけないというのは十分分かっておられるにも関わらず、説明できないというのはまずいと思うんです。その辺ついてはいかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今のやりとりでこの後3点目に行かれるのかなと思うんですが、3点目ではちょっとまた私先ほども今のところ必要ないと判断してきているけれども、こうだというお答えをさせていただいていますので、ですから、全く必要ない、必要ないと言ってきているつもりはないということをまず前段で申し上げたいと思います。
  それで、後段にありましたとおり、担当者がちんぷんかんぷんである。あるいは説明責任がはっきりしていない。これは私の指導のまずさでありまして、この現実があったとしたら、これは大変申し訳ないことだというふうにお詫びを申し上げたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 昭和56年以降の建物については電子化しており、施設名から修繕工事等の履歴を容易に検索できることから、必要に応じ活用できる状態になっておりますと、これはちゃんとされているというのは分かるんです。でも、この間、建築係にお願いして、外壁塗装の工事の履歴はどういうふうになっているのかと伺いました。その書類を見ると、ちゃんと管理はしているんだけれども、内容が非常にまずいと一目で見て分かったんです。聞いたら、問題はあると言っていました。
  ですから、具体的に塗装というのは状況によりますけれども、15年ぐらいに1回はしなかったらだめで、20年以上やっていないのが4件、30年以上やっていないのが8件あります。これを見ると必要に応じ活用できるというのは分かるんですけれども、こういう実態が分かっているにも関わらず、活用できていないと思うんですけれども、町長の見解を伺います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 建設の担当者、建築係の方より中野議員からの問い合わせがあってお示ししたというデータは、私ももらっておりまして見てございます。ただこれはそのとき説明があったと思いますけれども、修繕工事は除きましてあくまでも監督員をつけて行う請負工事の一覧表なんです。ですからこれは御存じだと思いますけれども、先ほど申し上げました建築工事調書というものはそういうものであります。
  ですから、私がさっきから何回も言いますように、その他に修繕工事をやりますから、修繕工事などが実行計画の3年ごとにローリングしていく原課では、それをどうしっかりと溶け込ませていって維持管理していくかと、こういう姿勢が求められるんです。それに基づいて、私たちも予算編成に当たっていくと。こういう流れとってございますので、今回、中野議員にお示ししたその資料で全て管理しているというわけではなくて、それぞれ主管課が維持管理しているという趣旨は実はそこにありまして、そして更に次の質問につながっていくと、こういうふうに御理解をいただきたい。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 3点目に行きます。
  まず、答弁いただいた中から質問なんですけれども、保全計画は作成しておりませんという項目があります。保全計画というのは、私も大体分かるんですけれども、町がイメージしているのは具体的にどのような保全計画を言われるのか、簡単で結構ですので、例えば期間だとか、内容だとか、どのような計画かというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 御質問が例えばある施設を建設したら、その屋根に関して何年たったらどうするのだと、そういう意味での年数のことをお尋ねなのか、あるいは全体的な施設を捉えて、それが冒頭にあった50年なら、あるいは22年ならと、その中でのことをお尋ねになっているか、ちょっと理解できないところがありますけれども、ただ私どもは今のところ、いずれにしても、保全計画は持ってございませんから、そういう意味での1戸1戸の管理については建設をしたときからその機能を滅するまで、これはずっと管理していくのが当然の責任と、このように考えております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 言われるのは理解できるんですけれども、当然管理を放棄するわけにいかないので、終わりまでやるんですけれども、結局それが例えば50年とか、100年とか倍違いますけれども、それによって、計画が変わってくると思うんです。ですから、公共施設マネジメントというものを、町で言われている保全計画というのをイメージしていると思っております。結局私が言っているのは総合計画では短期です。ですから、保全計画というのは長いスパンで考えるべきだと。もっと長いスパンで、例えば去年建てた建物や今年建てた建物というのは、総合計画でやるのもいいんですけれども、これは80年使おうというふうに決めてそしたら途中でどういう修繕をしなければいけないかというのが見えてくると思うんです。
  今言ったのが保全計画というイメージだと思うんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 基本的に、一般論で言いますと、保全計画とは何かということになりますと、今おっしゃったことで、そのことでもってその施設が生涯というか、ずっとその施設が存在する限りの費用、コスト、これらを安定的にどう削減していくかと。あるいはその施設に関する設備から屋根、外壁、設備といろいろ申し上げましたが、それらをいかに一元管理していくかと、こういうトータル感を持って管理しようということが保全計画と、一般論で言えばそういうことであります。ただ私どもも先ほど申し上げましたとおり、今保全計画を全く必要ないとは思ってございませんでして、それこそ、最近は公営住宅の長寿命化計画、あるいは橋梁や何かの計画でもそうでありますが、いかに予防保全を考えていくかという、そういう新しい観点もどんどん出てきておりますので、実際に壊れそうだから何とかするではなくて、その予防保全という概念が非常に大事な時代に来ている。これは私どもも十分認識しております。
  したがいまして、1回目で答弁しましたとおり、仮称ではありますけれども、芽室町の公共建築物中長期保全計画の策定について再度研修したいと、研修というのは職員研修をさせて、そして国・道、あるいは先進事例に学んでいこうという、今そういう時期であると、そういう認識は持っているということを1回目答弁申し上げておりますので、考え方は恐らく今中野議員がおっしゃっていることとは変わらないんだろうと、このように受けとめております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 今のは分かりました。
  現在、その保全計画に極めて近い状況下で管理しているというふうに言っておられますけれども、僕は極めて近いというふうな印象はないんです。具体的にどういうことで極めて近いということなのか、簡単で結構ですのでお願いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) それは2点あります。
  保全計画が目指している一つには、先ほど何回も申し上げましたけれども、原課から建設都市整備課建築係から報告をいただく内容に原課が持っている実際の調査データをかぶせまして、3年ローリングで先ほど管理していると、こう申し上げましたが、これをやることによりまして、一つには財源の平準化が図られること修繕、あるいは改修の。それから2つ目には、そのことによって、同じような施設をたくさん持っていますから、そういう意味合いでの一元管理がはかられ、しかも予防ができること、この2つが目的であります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 大体分かりました。
  次の質問なんですけれども、答弁では、「中野議員御提案のとおり、全体の保全計画を策定し」、途中省略しますが、「これが最も望ましいと認識しているところであります。」と、認識しているんだったら、すぐにやっていただきたいというのが私の願いなんですけれども、予防保全というのは今でなくて、もっとかなり前から言われていると私は思っているんです。建築係もこういうやり方が絶対コスト的にもいいと思うんです。先進地はもうかなり前からやっていますので、その点聞きたいんですけれども、僕はもうちょっと前から、分かっていてやるべきだったんじゃないかというふうに指摘したいんですけれども、その辺についていかがでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 保全計画そのものについては、これは中野議員御指摘のとおり、トータル感を持って作っていくことの必要性というのは私たちも当然感じております。これは昨日や今日始まった概念ではありません。ただ、先ほどから何回も申し上げておりますとおり、今までの工事調書、あるいは現場で管理しているもの、それから住民の皆さんから受ける声、それらでデータを補正していきながら、ずっと維持管理していますから、そういう意味では保全管理に極めて近いという表現を使わせていただいております。ですから、そういう意味ではやっていないんではなくて、今までのやり方で飲込めていたと、こういう認識に立っていたということです。
  ですから、それは町村の規模なり、施設の管理数、これらに基づいてうちはそういうやり方で十分できると、今日まで認識してきたと。ただし、これからのことを考えると、予防保全がいかに重要かということにもなってきているので、それで先ほども申し上げました、国や北海道あるいは先進自治体の事例を今年から徹底して職員研修させながら、この問題についてもう一度考えていこうと、こういう考え方に立っている。こういうことでございます。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 今、町長が言われた行政の規模だとか、管理数によるんだということですが、本町は多いのか少ないのか具体的に説明していただきたいんですけれども、規模が小さいから必要ないのか、大きいから必要なのか、そういう質問であります。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 先ほど答弁した内容というのは、本町の自治体の規模からいきますと、余り大きな規模の自治体ではありませんから、全国的には。ですから小さいという意味で申し上げたところであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 私の認識では、小さいとか大きいとか関係なく、これはやっていくべきだという考えなんです。その点いかがでしょうか。もう一度お願いします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 保全計画を全くやっていない芽室町ということになれば、その御質問も当っていると思います。でも先ほど私、何回も申し上げておりますけれども、保全計画はやっていないんではなくて、建設都市整備課建築係が3年ごとに検査をし、それに基づいて主管課に報告をし、主管課がそれらをベースにして現実にいただく声だとかをデータで補正していきながら、総合計画の3年ローリングの中でやってきていると、こういう認識を持ってございますので、私どもは極めて保全計画に近い状況下にあると、こう判断してきたと。ただ、予防保全、この観点に立ちますと、これからはもう少し考え方を変えなければいけないなという概念にありますから、国や道のあるいは先進自治体の事例に学んで、もう少し学びながら考え方をもう1回まとめようよと、こう申し上げていますので、その辺ひとつ御理解いただきたいなと思います。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 今回の一番の言いたいことは、カルテを是非作るべきだと。カルテはすぐ作るという答弁はいただけませんでしたけれども、カルテを作ることはそんなに難しいことではないんじゃないでしょうか。
  そして、カルテというのがあれば、すごくいいと僕は思うんです。カルテだけでも、どうしてすぐ作るという考えになっていただけないんでしょうか。お伺いします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) どうもかみ合わないんですけれども、私どもは全くやっていないんではなくて、主管課ではカルテに近い状況でそれぞれの施設ごとに、建設都市整備建築係からこういう報告があったけれども、実際の老朽度は最近聞いている限りはこうだとか、見にいった関係ではこうだとか、そういうことをやっているわけです。それに基づいて、3年ごとの実行計画に計上してくるんです。そういう意味ではまさしくカルテがあると同じ状況なんです。それで、カルテという言葉を使っておりませんけれども、主管課が維持管理していくという意味はそこにあります。
  ですから、私先ほど主管課が答えてくれないと。これはもうおかしいという御指摘で、お詫び申し上げましたけれども、それが現実に課の中で起きると、予算計上のときも原課の職員さえ知らないということになりますから、予算がつかないという現実になります。そういうことがありますから、実行計画のヒアリングというのは極めて重要でありまして、その中で原課はそういうことが起きないように、現場に走り、そして現地を見て、そして企画財政課のヒアリングに臨み、副町長が中心となっている総務課契約管財係のヒアリングに臨み、最後は私のヒアリングに臨むと、こういうことでやっていますから、カルテがないんでなくて、カルテと同様の代替機能をずっと持ってうちはやっているんです。そのことを是非御理解いただきたい。
  だから、カルテという言葉は使っていませんし、保全計画で言っているところのカルテという言葉とは合わないかもしれませんけれども、先ほども申し上げました例えば外壁、屋根、内装、建具、暖房設備、給排水設備、衛生設備、電気設備、これだけのものをAからBまでのランクに分けて報告したりなんかしますから、それはカルテがあるとかわらないようなやり方をしている。そう思ってやってきたんです。ただ、何回も言いますが、1回目の答弁でお答えのとおり、それだけでは予防保全という概念にちょっと合わないことも出るかもしれないから、もう1回研修をし直そうということで、新年度は歩みたいと、こういうことであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) そうしたら、今は作らないけれども、近い将来は、作ると約束はできないけれども、作ることを考えている、考えつつあるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 1回目に答弁したとおりであります。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○3番(中野武彦) 私はカルテは絶対必要と主張しています。これが各課にあれば、何を聞いてもすぐぱっと答えられると思うんです。カルテとほとんど同じものがあると、同じ機能を果たしていると言いますけれども、聞いてもなかなか返事が返ってこないのを解消するためにも、カルテは必要だというふうに申し上げたいんです。それで、今後、研究に入ると答弁いただいております。そういう時期にあると。この芽室町公共建築物、中長期保全計画は町長の現時点での考えでは、いつ頃ぐらいまでに作ろうというふうに考えておられるのかについて伺います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 先ほど申し上げましたとおり、新年度、国、北海道及び先進自治体の事例、そういうものを集積してそして職員も研修し、それでそれがあった方がいいという判断に立つか立たないかというところまでは新年度中に行いたいと、こういうふうに考えております。
○議長(広瀬重雄) 中野議員。
○議長(広瀬重雄) 最後に、私は今回、多くの方といろいろお話しさせていただいて、大事な町民の財産である施設を自分の家のように思って大事に管理していこう、長く使おう、そういう気持ちが、残念ながらちょっと欠けているのかなという印象を受けました。
  それで、建物というのは、生き物と同じだと思っているんです。たまたま見たんですけれども、音更町の地域会館等の改修計画の中に、地域会館等の延命措置を施すための方策を検討という文言がありました。延命措置という文言はすごくいい言葉だなというふうに思ったんです。もしかしたら、こういう気持が欠けていない。職員全員で本当に大事にやっているというふうに言われますけれども、今回いろいろ聞いたら気持ちが欠けているというふうに感じました。思えないかもしれないけれども、建物を生き物のように思ってやるということが僕は一番大事だと思っているんですけれども、最後に町長のお考えをお伺いして終わりたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これは、議会の本会議場でやりとりする言葉としては私も非常に難しいと思っています。ただ現実に、私どもの職員が対応して、中野議員がこの職員はそういう気持ちが欠けているというお気持ちをお持ちだったということは、これは私の指導力不足でありまして、大変申し訳ないとこう思ってございますが、感性に基づくやりとりということでなっていきますと、ちょっとこれはまた他の人は違う観点を持つかもしれませんので、その辺については、これからまた職員研修の中で十分周知をしていきたいとこのように考えております。
○3番(中野武彦) 終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で、中野武彦議員の質問を終わります。
  ここで10時35分まで休憩といたします。
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午前10時25分  休 憩
午前10時35分  再 開
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