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次に、吉田敏郎議員の質問を許します。
  吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 2番、吉田。通告に基づきまして、1項質問いたします。
  地域集会施設の再整備について。第4期芽室町総合計画後期実施計画に、地域集会施設の再整備について、地域コミュニティや地域活動の再挑戦を踏まえ再整備し、災害に強いまちづくりの視点と地域活動の利便性の向上を目指す再整備計画を作成し、計画的に整備を進めますと記載されており、本年度中にその計画を策定するとのことであるが、このことに関して次の2点について伺います。
  1点目、市街地の東地区及び西地区の地域集会施設の再整備計画については、南地区と同様に統廃合を基本としてコミュニティセンターを建設する計画とすべきと考えるが、町長の見解を伺います。
  2点目、農村地域の地域集会施設の再整備計画については、それぞれの施設間の距離の問題もあり、既存施設の改修による長寿命化や建替えを基本としながらも、農村地域保育所についても老朽化が進んでいることから、施設の相互活用の観点からも、保育所と隣接する地域集会施設については、保育所との複合施設の建設を視野に入れた計画とすべきと考えるが、町長の見解を伺います。
  以上、1回目の質問です。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員の質問に答弁を求めます。
  宮西町長。
○町長(宮西義憲) 吉田敏郎議員の御質問にお答えいたします。
  御質問の1点目、市街地の東地区及び西地区の地域集会施設の再整備計画は、南地区と同様に統廃合を基本として建設すべきについてであります。
  まず、最初に申し上げておきますが、南地区のコミュニティセンターについては、地域会館の統廃合により建設をしたものではなく、平成2年度及び平成7年度の2回にわたる土地区画整理事業による鉄南地区の町内会・行政区の増大、世帯数・人口の増加に伴い、当時の鉄南地区児童館では、コミュニティ活動を初めとした町民活動が行動制限されたことから、平成14年度に現在の南地区コミュニティセンターを建設したものであります。
  ただいま吉田議員から、市街地東地区及び西地区の再整備計画は統廃合を基本とすべきと御提言をいただきました。この地域集会施設再整備計画は、現在策定業務を進めておりますが、これは、第4期芽室町総合計画後期実施計画で示したとおり、地域社会の意見集約と再調整を踏まえて作成するものであります。
  したがって、御提言の方向性も選択肢の一つとは考えつつも、今日現在、個々の施設についてお答えをする段階に至っていないことを御理解ください。
  次に、2点目の、農村地域の地域集会施設については、長寿命化建替えを基本として、保育所との複合施設を視野に入れた計画とすべきについてであります。
  農村地域保育所については、入所児童数の減少や、施設の老朽化に伴い、今後、そのあり方について検討し、再編計画を策定する予定であり、現在、保護者の皆さんにアンケート調査を実施中であります。その農村地域保育所再編成計画の内容は、地域コミュニティのあり方などについては、まだ地域の皆さんから十分御意見をいただき、それぞれ単独施設にするか、あるいは複合施設にするかなどの内容も含め、総合的な観点から検討していく考えであります。
  以上、お答えといたします。
○議長(広瀬重雄) 以下質問を認めます。
  吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 計画策定中とのお答えでありましたが、ここからは一問一答で再質問させていただきます。
  平成20年、5年前につくった第4期芽室町総合計画、町民が主役となった地域づくりの、地域活動の推進というところで、この再整備については課題として取上げていらっしゃいます。役場内部による担当では、再整備計画についての話はそれなりにいろいろな議論があると想像するところであります。
  そこで質問なんですが、この計画の前提条件ということでお聞きいたします。
  1つは、地域環境の変化。高齢化と人口減ということであります。2030年、17年後、私が今52歳で、70歳になる予定なんですけれども、17年後には町内の人口が、今の約1万9,000人から1万6,500人、約3,000人のマイナスとなることがほぼ確実だと言われております。そして、65歳以上が今は24%ですけれども、32%になります。この辺の人口減と高齢化が進むというところを、この計画に対してどういうふうに考えるのかというところで、既存の、今の集会施設をそのまま統廃合もなしで残すということにはならないのではないかと私は思いますけれども、町長の御認識をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) この件については、先ほどもお答えしたとおりであります。今御指摘があった、平成20年の第4期芽室町総合計画、そしてその後期計画は今年の議会で議決もいただいたところであります。その中に書いてあります、再編成をしなければいけない、あるいは地域コミュニティや地域活動の再調整をしなければいけないだとか、そういう言葉を使っております理由は、まさしく今吉田議員が御指摘になりました、少子高齢化の現況、その中で地域活動の形態そのものがどんどん変化を見せている。それにどうかかわって地域コミュニティを維持していくのか、あるいは地域の活力づくりを図っていくのか、そういう観点に立たなければいけないことは全くそのとおりでありまして、私たちもそういう観点に立って、この計画の再編に努めていかなければいけないということを計画化しているところであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
  続きましては、ここで述べています、災害に強いまちづくりの視点から再整備計画をつくりたいんだというところでの質問であります。
  現在、本町は昭和56年以前の建物、築34年ですね、この建物については役場、学校、消防署、総合体育館など、耐震診断を行い、基準を満たさないものは耐震の基準に合うように強化してまいりました。その流れの中で、地域集会施設も行うということだとは思いますけれども、現在、今地域集会施設と呼ばれているものには33施設あるんですけれども、この中で築34年以上たっている昭和56年以前の建物というのは、約半分の15施設となっているんです。ですから、ここを耐震化による災害に強いまちづくりの拠点として再整備をしたいということだと思います。
  そこで、質問なんですけれども、消防署や学校で行ったような方法、まずは危ないからとにかく耐震化の工事をしなくてはいけないと。耐震化の工事とは、壁ですとか柱の補強でありますけれども、同時に三十数年たった古い建物の老朽化ということもあるんですけれども、それはまず差しおいて、耐震化をすぐ行うということなんでしょうか。それとも、できるだけ長く使って、壊すときには当然耐震化だということなんでしょうか。そこをお伺いしたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 結論から言えば両方であります。
  基本的には、先ほど申し上げた実施計画の中でも言っておりますとおり、地域の皆さんと再調整を踏まえて、その再調整の中には、当然災害に強いまちづくりの中には、耐震強度を担保することによって、この建物は地震で崩れないということを、まず第一義に完成させていかなければいけないということが1つあります。それから、施設の中には地域の避難所に指定する施設もございますから、そういう施設の例えばバリアフリー、車いすの皆さんだとか、お年寄りの皆さんがそこに避難してきたときに、生活をできるような構造形態になっているか、なっていないかというようなことも、これから念頭に入れながら公共施設は考えていかなければいけないだろうと、こういうこともございますから、当然その中には、最後に御指摘がありましたとおり、壊していかなければならないものも当然出てきますでしょうし、長寿命化計画の中で耐震補強をし、一部老朽改修をすることによって、その利用の用に供せられるものも出てくると。この2つは当然あると思いますので、両方の観点からそれぞれ診断結果を眺めて、そして地域社会の皆さんともお話合いをしていくと、そういうことで進めてまいりたいなと、こういうふうに考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
  ここからは私の、市街地の地域会館の再整備における私の提案であります。
  私は、大胆な統廃合を進めるべきという立場であります。その基準というのは、利用頻度、それとあと築年数、ここを基準に考えるべきだと。そして、例えば市街地で言いますと、中心部にありますかしわ福祉館、愛生町地域福祉館、幸町地域福祉館、東地域福祉館などが築33年、34年、35年となっておりまして、月の利用回数というのは、大体5回程度の利用となっております。それ以外は、築年数が古いところもありますけれども、それぞれが使用頻度も多く、大いに高い利用率だと私は思っております。ですから、この中心部にあります小規模な、今言った小さいところを統合して、他の施設はきちっと整備するという方向がよろしいのではないかと考えますが、その件につきまして町長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 申し上げましたとおり、地域社会の皆さんにも、地域福祉館の問題についてはそれぞれ課題がございますが、再編を含めて調整という言葉を使っておりますし、その旨、もう既に皆さんとお話合いをしてからということで、お話ししてきております。したがいまして、1回目の答弁でも申し上げましたが、今具体的な御提案ありましたが、その御提案のことも念頭には置きますけれども、今ここで御提案はごもっともであるということで承らせていただきたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) はい、よくわかりました。
  その中で、特に一番、市街地の問題で言いますと、最も大きな問題というのは緑町の生活館が築47年で一番古いということであります。ここは、残すべき施設と私は考えますけれども、やはりこれからの西地区の再開発などとも大きくかかわってくることと思いますので、残し方にしてもいろいろなお考えがあると思うんですけれども、現時点での町長の御見解で結構ですので、もし何かありましたらお願いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) これも、先ほど答えているとおり、事情が、地域の皆さんととにかくお話合いをしてから決めましょうということで地域社会に言ってきておりますので、御意見を承らせていただき、参考にさせていただきたいと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 市街地が終わりまして、続きましては、農村地区のお話に行きたいと思います。
  農村部につきましては、老人憩いの家とか生活館、農林業研修センター、地域福祉館と名称はいろいろ違いますけれども、集会施設としての機能を持ち、地域活動の拠点として大変重要な役割を果たしています。
  それとはまた、町の管理している建物とは別に、各地域で自主的に会館をつくられ、そこでも会合だとか行事が行われているようであります。いずれも農村部住民の方の地域コミュニティ活動の大事な施設であります。また、そういう広い意味では、今使用していない学校だとか体育館、あとは保育所も地域の大事な交流の拠点ではないかと私は考えます。そして、そのいずれもが古くなって、これから計画的な補修が必要とされている現状だと私は考えます。農村部の地域集会施設につきましてはトイレの水洗化も進み、かなり使いやすい形にはなっているとは思いますけれども、順次古くなってきております。
  そこで、質問なんですけれども、農村部は距離も遠いですし、なかなか統廃合は難しいとは思いますけれども、それにしても、やはり使用頻度が低いですとか、そういう施設が何箇所かあるわけなんですが、そこのところについては、ちょっと市街地とは違う手法で考えなきゃいけないとは思うんですけれども、農村部の地域集会施設について、課題ですとか、現時点での思うことがございましたら、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 基本的には、市街地の集会施設に対する考え方も、農村部の集会施設に対する考え方も変わってございませんでして、やっぱり地域社会とのお話合いをベースに結論を出していきたいと、この姿勢は変えてございません。ただ、後段で御質問がありました、農村地域はやはり広大な地域社会であるということがありますし、反面車社会ということもありますし、加えて、市街地にはない保育所とのかかわりですとか、つまり地域活動が現存している保育所とのかかわり、あるいは元あった学校とのかかわり、いろいろ地域によって形態が変わってございます。したがいまして、今ここで一概には言えませんが、御指摘あったようないろんな課題がありますからこそ、なおさら地域社会の皆さんとは意見交換をして、そしてこの建物の建替えなり、長寿命化計画については結果を出していかなければいけないと、このように考えているところであります。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
  この最初の質問の中で、統廃合を進めるべきというところでは、一つの例として美生地区を考えております。美生地区には農協研修センター(築35年)、美生保育所(築44年)、集団研修施設(築32年)の老朽化が問題となっております。これをそれぞれ役所内での管理の係は違いますけれども、1つの地域の中での大事な拠点として、この3つを1つずつ直すのではなくて、1つの建物に統合するとか、複合施設をつくるとか、そういう観点がこれから求められるのではないかと私は考えるんですけれども、町長の御見解をお伺いいたします。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今の御質問には、お答えするとすれば全くそれはそのとおり、私どもも同様に考えてございます。もちろん、これは過去いろいろな経過があって、学校ですとか保育所があった時代、その時代に整備されたもの、そういうものが現存しておりまして、それを有効活用するためにはどうしたらいいかということで、使いながら今日それぞれが老朽化を迎えてきたということでありますが、今後も、じゃ、地域社会にその3つの機能が全部必要かということになりますと、決してそうではない。これは、私たちも当然吉田議員と一致した考え方だと思います。ただ、具体的にそれをどうするのかということについては、これまた地域社会も当然考えていかなきゃいけませんし、今日現在も保育所の老朽化、あるいは地域集会の使用場所の問題、これもいろいろありまして、かっこうの利用を拡大してきたり、一部内容を変更したりという、その施設の活用面での対応はしておりますけれども、最終的には施設の再編成をしていくのであれば、今の課題は一緒に解決できるような、そんな方法論を用いなければいけないだろうと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 吉田です。
  昨日、上芽室地区の旧学校の体育館で最後の運動会がありました。地域の住民の方大体100名近くが参加されまして、学校の体育館の壁にかかっている絵などを見ながら、自分の卒業した学校の思い出を皆さんで懐かしそうに話していらっしゃいました。役目が終わり、雨漏りがしてちょっと危ないので取り壊すということで、もうこれは地域の方も納得されておりますし、一定の役割が終わったかなと私も思っております。そういう地域のきずなといいますか、コミュニティの拠点である施設の維持管理は大変大事なことだと思います。
  それで、建物の再編計画ですので、やはりこれには予算というか、お金が関係すると思います。総合計画での財政面の認識では、高齢者による高齢化による扶助費や各種保険会計の繰出金の増加ですとか、国の借金による国庫補助金や地方交付税の削減が見込まれているというところで、自主自立を選択した本町にとっては、自助、共助、公助の精神で、受益と負担を意識し、厳しい財政状況の中、進めなければいけないという基本線があると思うんですけれども、その中で、農村部における耐震化ということなんですけれども、昨日も住民の方とお話ししましたら、こんな農村部では必要ないんじゃないかと。町の中は、それは耐震化をやるべきだというと思いますが、農村部において耐震化まではどうなのと、何とか古いところを直してもらって、今の施設をできるだけ長く維持してもらいたいと。築34年、35年、まだまだもつだろうという声も多かったんですけれども、その農村部の施設における耐震化ということについては、町長は現時点でどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 公共施設そのものの耐震化の問題については、市街地であるから、農村部であるからという、この格差は私たち行政にはつけられない。当然その施設を利用する住民の皆さんの生命安全をしっかり守っていかなければいけないというのは大きな大きな行政の役割でありますから、そういう意味では、農村部だからまあいいでしょうという、お話の内容はちょっとそれ以上わかりませんので、そのとき恐らく意図したものは何かあったと思うんですよね。でも、だから私たちもそう思っていますということにはなりません。これはやっぱり、公共施設を維持管理していく立場では、その施設を利用する皆さんの安全・安心を守らなければいけない。ましてや、生命を脅かすような、そういう形態にはしていけない問題がありますから、耐震基準はやっぱり確立していかなければいけないだろうと、このように考えてございます。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) まだ計画前の段階でいろいろなお話をさせていただきましたが、今回のお話の内容は共感できるところも多々ありました。これにつきましてしっかりした計画をつくっていただいて、確実に実行していただきたいと思います。
  そして、ちょっとお伺いしますが、一応平成25年度策定ということなんですけれども、いつごろ発表といいますか、町民に向けて発表されるんでしょうか。
○議長(広瀬重雄) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今までの答弁の経過から、一つには地域の集会施設の問題、それから付随する保育所との関係もありますので、地域集会施設の問題は担当の紺野総務課長から、保育所の問題につきましては、保育所担当の安田子育て支援課長からそれぞれ答弁させます。
○議長(広瀬重雄) 紺野総務課長。
○総務課長(紺野 裕) 総務課長。
  地域集会施設につきましては、今、町内で協議をすべき資料を作成中でございます。それをもちまして、今後町内会、また行政区に入っていきまして、御意見等お伺いしていきたいと。その後に、またそれを持ち寄って、町内で検討していきたいと、そのように考えております。そういうスケジュールからいきますと、やはり年度末近くになってくるのかなと、そのように考えているところであります。
  以上です。
○議長(広瀬重雄) 安田子育て支援課長。
○子育て支援課長(安田敦史) 子育て支援課長。
  農村地域保育所の再編計画につきましては、平成25年度、26年度をもって大きな方向性を考えていきたいということでありまして、今現に農村地域保育所に通われている保護者あてに、大きな項目ですけれども、短期的な考え方、また中長期的な考え方、集団保育に対する考え方等のアンケートを取っておりまして、明後日で一度まとまるような、更に庁内の関係課で詰めてまいりまして、そして2年間かけて大きな方向性を導きたいという考えであります。
  以上です。
○議長(広瀬重雄) 吉田議員。
○2番(吉田敏郎) 以上で質問を終わります。
○議長(広瀬重雄) 以上で、吉田敏郎議員の質問を終わります。
  ここで、13時15分まで休憩といたします。
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午前11時40分  休 憩