◎ 日程第33 議案第43号平成18年度芽室町公立芽室病院事業会計補正予算(第4号)
○議長(平野勝一) 日程第33 議案第43号平成18年度芽室町公立芽室病院事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) 203ページ、議案第43号平成18年度芽室町公立芽室病院事業会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。
206ページをお開き願いたいと思います。206ページ、収益的収支の支出です。
1款1項2目材料費1,737万8,000円の減。いずれも決算見込みによる減額であります。
次に、3目経費319万1,000円の減。消耗備品費57万8,000円の増額は、院内用携帯電話が4月から医師3人などふえることにより不足するため、10台を購入しようとするものであります。印刷製本費、委託料の減額は決算見込みによるものです。
4目減価償却費97万1,000円の追加。内容につきましては、機械備品減価償却費の額の確定によるものであります。
次、207ページ、5目資産減耗費3,323万4,000円の追加。固定資産除却費の追加で、医療機器等の更新等により除却費を追加するものであります。
2項3目患者外給食材料費138万8,000円の減。決算見込みによるものです。
3項1目予備費678万6,000円の減。支出合計では546万2,000円を追加し、26億4,868万1,000円にしようとするものであります。
205ページにお戻り願いたいと思います。205ページ、収益的収入であります。
1款1項3目その他医業収益546万2,000円の追加。いずれも決算見込みによるものであります。
収入合計では546万2,000円を追加し、24億3,587万8,000円にしようとするものです。
次に、209ページをお開き願いたいと思います。209ページ、資本的支出であります。
1款3項1目投資有価証券1億円の追加。病院事業会計における留保資金は平成18年度末で13億6,380万3,000円。今年度、18年度末の見込みでも、繰上償還をし減額になりますけれども、約7億円の留保資金がある予定となっております。この留保資金のうち1億円を資金運用するもので、5年ものの外国債券を5年後の満期償還日には満額の100%の償還。利率は最低年1%で年2回の利息を受けようとするものであります。
前の208ページに戻っていただいて、資本的収入でありますけれども、1款1項1目出資金21万5,000円の減。一般会計からの出資金の額の確定によるものであります。
2項1目繰入金147万5,000円の追加。医療機器購入の国保繰入金の額の確定によるものであります。
3項1目寄附金20万円の追加。入院患者の家族の方から寄附を受けたものであります。
支出に対し不足する額9,854万円を過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額で対応するものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(平野勝一) これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) 12番です。
最後の方で説明がありました209ページですね。それで、1億円の投資ということだと思うんですが、こういう経験は忘れてるのかもしれませんが、こういう経過は今までの病院事業会計の中でですね、覚えがないんですが、あったかなかったということが1点です。
それから、この場合のリスクというのはあるのかないのかというか、心配がないのか、その辺はどのようにとらえて判断したらいいのか、ちょっと判断がつかないものですから、その辺、いま少し丁寧にっていいますか、わかるようにっていいますか、ご説明願えればと、そのように思います。
それで、その場合にでもですね、この資金運用をどこかに任せてしまうのか自分で行うのか。運用を商売にしているとこもあると思いますので、その辺も含めてですね、いま少しご説明をお願いしたい、そのように思います。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) 今までの中ではですね、こういった投資有価証券という形で資金運用といいましょうか、こういったことをやったことは今までございません。
今まではですね、例えば、病院でいくと、今言ったように留保資金の運用ですとか、あるいは町全体の会計でいくといろんな基金がありますが、そういった場合、従前は定期預金等をして資金を運用していた。利息を生むためのですね、そういった、安全かつ運用の利益が上がるものということでやっておりましたけども、ペイオフが解禁になって以降ですね、基本的には町の考え方としては、資金運用ですとか債券確保の方針を立てまして、それに基づいてやってきておりましたので、現実的にはですね、金融機関に預け入れる場合については、町の債務と預け入れる債券等、それを限度に例えば預金をするですとか、あるいは借金をするだとか、そういった方法を第一義的にやってきたと。それ以外はペイオフの中で、例えば、昔でいけば、普通預金についてはペイオフが常に保護された部分もありましたが、そういった方法ですとか決済預金ですとか、そういった形で町の債券といいましょうか財産を確保していたというのが実態であります。そういったことで、今言ったように、今回こういった方法としては初めてということであります。
2点目はですね、これらのリスクという問題でありますけども、基本的には、全くリスクないものって、基本的には今のところないっていうふうに判断をしておりまして、例えば銀行に預金を置いていても、先ほど言いましたように、相殺されるものついてはこれはいいんですが、例えば超える分を預金にしていた場合も、例えば銀行がつぶれたり相殺したりすると、そういった部分では保証される部分というのは一定限度ありますので、全くリスクがないと言ったらそんなことはないと思います。
これについてもですね、基本的には、今回有価証券ということでありますから、基本的には発行体は証券会社ということになります。証券会社の方に1億円を預けた形でもってそこで運用をしていただいてですね、その利息、配当を受け取る。5年後満期になった場合については、そういう元本保証ということで戻るといいましょうか、そういった形をとりたいと思っていますので、そういった部分ではですね、あくまでもやはりリスクを、なるべく、極力ないという形で契約といいましょうか、そういったものを結ぶということになりますので、今の、一応その辺のその証券会社のといいましょうか、あるいは金融機関の信用度というのはいろいろとAAAとかAAだとか、今それぞれランクがありますので、そういったランクの中の上位のもの、そういったものを選定して資金運用をしていただくという考え方で進んでいきたいというふうに思っております。
それとですね、さっき3点目についての、これ自分で運用ということに基本的になりますので、あくまでも、今言いましたように、今回の場合でしたら有価証券でありますから、そういったのを、証券の発行できるところでございますので、通常でいけば証券会社ということであります。
以上です。
○議長(平野勝一) 廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) 質問する方が、その道に関しては全くの素人でありますので。
それで、運用してもらう証券会社がどこなのか、支障がないものであれば教えていただきたい。
それから、そこの証券会社を選んだ、明らかにできるできないは別にして、どういうことを基準に、絶対ということが世の中にはありませんから、今答弁があったようにですね、絶対リスクはゼロですよっていうようなことが言えないっていうのは理解できます。そういうことでありますので、運用先をどのようにして精査されたのか。その2点ですね。1点について言えないっていうことであれば、理由など述べていただければあれなんですが、その辺2点伺いたい、そのように思います。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) まず1点目でありますけども、これについてはですね、証券会社としてはみずほ証券インターナショナルというところであります。基本的にみずほ証券が100%出資しております。そういったところであります。
それでですね、直接ここに申し込んだっていうことではなくて、この紹介については、町の指定金融機関である道銀の方から紹介をされてといいましょうか、いろいろな、道銀も最近広告特に出ていると思いますけれども5年もので、例えば1.2%とかよく広告出ていますが、そういった商品の1つということで紹介を受けまして、こちらの方に1億購入するというものであります。
以上であります。
○議長(平野勝一) 廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) 最後になりますが、リスクが出たときの、そういうことがあってはならないんですが、責任の所在っていいますか、結局、直接、間接にかかわらず、町民の、公立芽室病院でありますから、どこのどういう処理をしてもですね、結論としては町民に負担が及ばないようにということなんですが、リスクが出た場合に、そういうことになるのかならないのか。ならないとすればどういうとこで処理をするのか。なるとすればどういう形態をたどるのかですね、その辺最後に伺って、3回目ですから終わります。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) この問題についてはですね、先ほど言いましたように、基本的にリスクのあるものについては、基本的には運用しないというのが原則っていいましょうか、考え方であります。
ただ、今言いましたように、先ほど言いましたように、全くリスクのないものというのは基本的にはないというふうに思っていますので、そういった中ではですね、こういった運用をする場合については、今の運用方針の中では、現行の運用方針の中では管理庁議において、この種のものについては決定をしていこうと、慎重に審議をして、その中で資金運用をして決定していこうということでなっています。
仮のという話で、例えばですね、今言いましたように、何かのリスクがあって、先ほど言いましたように、基本的な部分では5年後の満期の5年後の償還については100%元本保証というふうにうたっていますけど、何らかの形の元本割れ等が生じた場合についてはですね、その元本割れの額によってもあれでしょうけども、その責任度合いといいましょうか、そのときはやはり決定したときの経過ですとか、そういったものが最終的にはそれぞれの決定機関の中の責任の度合いが判断されることだろうというふうに思っていますので、例えば、単純に1億円が全くなくなったときは1億どうするのかという問題は、その時点になった時点の中で判断するしかないというのが結論であります。
以上であります。
○議長(平野勝一) ほかに。
梅津伸子議員。
○11番(梅津伸子) 11番です。
何点かお伺いいたします。
今の件に関してですけれども、自治体、病院ではあります、事業会計ではありますけれども、公立病院ということでその役割はあるわけですけれども、住民の財産が深くかかわっているという点で、今のリスクの問題もありましたが、こういったケースはですね、公立病院としては初めての運用だということですけれども、これは公立病院の財政運営に当たっては質的に変化するということになるのではないかというふうに思うわけですが、こういう方向性を打ち出した場所といいますか決定機関といいますかね、今、リスクとの関係でもしあった場合にということでご説明ありましたが、どういった機関で決定されたのか、まず1点お伺いいたします。
それと、みずほ証券とおっしゃいました。夕張の問題でですね、先日の参議院の予算委員会で日本共産党の紙智子参議院議員が、実は夕張の観光資源を市が買うときに、地元の金融機関は、この商売は成り立たないと、先がないということで融資を断った。ところが、そこにみずほを含めて二大銀行が30億、20億を超す投資をしたと。その結果ですね、2つの銀行の利子だけで数十億円入るようになったと。しかも、元本は、元金は前倒しで払うと。銀行の方に入ると。そのやり方は、言ってみれば、自治体というのはこういう一般企業が景気の動向によって非常に左右されるという、銀行側から見てリスク、下手すれば不良債権になるというリスクがある中で自治体というのは優良債権だということですね。現に元金が夕張の問題で危ないという場合には、道が立てかえ払いをすると、そういった仕組みまでできていたということが参議院の予算委員会で明らかにされました。
そういうことを考えますときに、自治体のそのかかわりのあるこの公立病院がですね、こういった、言ってみれば、それは少ないとはいえ、可能性が少ないとはいえリスクを伴う投資という行為に入るということは、私は大変問題があるんではないかというふうに思うわけですが、先ほどの第1点目の質問とのかかわりでですね、どういう経緯でそういうふうになったのか、改めてお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) 先ほどもちょっと答弁の中で触れましたけれども、この経過につきましてはですね、やはり病院としては17年度末で13億を超える資金が、通常でいけば利息のつかない、ほとんどつかない中でやっているということから、何らかの形で資金を有効に活用したいということでありました。
1つはですね、18年度で繰上償還という形で、元金5億3,949万円でしたでしょうか、それと利息相当の補助金が2億1,300万、合わせて7億5,000万ぐらい、この資金を活用して繰上償還を行ったというのがまず1点であります。
そのほかですね、次に、繰上償還しても7億ぐらいの留保資金があるんで、何らかの形で利活用ができないのかなということで考えておりまして、昨年、証券法だとかいろんな法律改正もありまして、今までの金融商品とは違った形のですね、利率のある程度高くて、ある程度リスクの少ないといいましょうか、そういったものが新しく出てきたというようなこともありまして、今回こういった形でもって取り組みたいということで、最終的には決定した機関といいますのは、先ほども言いましたように、管理長議の中でこういった取り組みをすると。方針も含めて、ガイドラインも含めて決定をして、今回こういった取り組みをしたということであります。
○議長(平野勝一) 梅津伸子議員。
○11番(梅津伸子) 病院会計にですね、一般会計から多額の繰り入れを行っています。病院の経営として、そういった部分への一般会計からの繰り入れを、そういったリスクの高い、私は決していいやり方とは思いませんけれども、そういったことで一般会計からの繰り入れを減らすとか、そういうようなお考えもあるんでしょうか。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) 一般会計と病院との関係の繰り出し、あるいは病院の繰り入れということになりますけども、これについては、基本的には、病院の経営としては順調にといいましょうか、いろんな経営改善等を行いながら、なるべく一般会計からは少額な繰り入れをもって経営していくのが一番いいだろうというふうに思っています。ただ、そんな簡単にはできるとは思っていません。ましてですね、この資金運用を行ったとしても、仮に、最低1%で1年目が1%、今の条件の中では、最高で5年目では3.4%という利率もありますけども、これは変動あります。最低1%とすれば1年間に100万円、5年間で500万円ですね。この利息が生まれますけども、これによって一般会計からの繰り入れが極端に減るとかと、そういうことは全然思っていません。
以上であります。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
ほかに。
広瀬重雄議員。
○4番(広瀬重雄) 4番、広瀬です。
今の議論を聞いてちょっと不安な部分もありますので、確認もさせていただきたいというふうに思うんですが、この有価証券を購入する、その経緯については前段で理解できました。そこでですね、定期預金と違って、この有価証券というものは、リスクは多い少ないはあれ必ずリスクはあるという、これは認識していらっしゃるものだというふうに思います。その中でみずほ証券さんにみずほ証券インターナショナルさん、いろいろな証券会社があるわけなんですが、商品名はここで聞こうとは思わないんですが、インターナショナル、いわゆる国際的な会社ということで、この投資されたものがいろいろな経済の中で運用されていく。そして、その運用益が年何%かということで利益が出ていくっていうシステムになっているわけなんでありますが、確認させていただきたいのは、海外のヘッジファンドですとか、いわゆる為替の影響がある商品を、いわゆる円とドル、ほかの通貨との為替の変動のある商品を購入するものなのかどうなのかを1点お伺いしたいというふうに思います。
これについては、経済は日本だけのものじゃありませんので、会社が倒産するしないということではなくて、この為替相場の変動において、大きな、利率は5%、6%の利率はあっても、為替が変動して円が安くなる高くなるで大きなこの為替の部分の損益が出る可能性もありますんで、その部分についての確認をさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○議長(平野勝一) 病院事務部長。
○公立病院事務部長(斎藤明彦) 町が、公立芽室病院が今回の取り組みをするものについてはですね、円建てということで、為替に関係しないものであります。
以上であります。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
梅津伸子議員。
○11番(梅津伸子) 反対の立場で討論いたします。
確かに病院経営、特に公的な病院経営についてはですね、全国的に、全道的に大変な状況があります。しかし、今の議論に、質疑の中でも明らかになりましたけれども、これは公的な病院の運営のあり方としては大きく方向が変わるという点で、本来の公立病院の役割からいいまして、決していい方法ではないという観点から反対をさせていただきます。
○議長(平野勝一) 賛成討論はありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) ご承知のようにですね、外資系の金融資本、これが、いわゆる日本の規制緩和の流れの中でですね、以前にも増して参入しやすくなったというのはご承知のとおり、こういうことです。それで、非常に金融市場も、特に日本の場合には異常にアメリカとのつながりが強い。アメリカ経済、中国経済が理由……、今の株価の国際的な乱高下ですね。その根底には、やはりアメリカ経済、いわゆるアメリカの双子の赤字ということがあってですね、ますます日米の経済のありよう、日本の財界の方向も金融資本で、どう目先の利潤を追求するか。ですから、総ホリエモン化と言ってもいいぐらいの、そういう方向に向かっている、そのように言わざるを得ません。
これからの病院経営を考えた場合に、やっぱりその経営を困難にしている大もとにですね、たび重なる診療報酬の引き下げと、こういうことがあるわけで、何といってもやっぱりマネーゲームで今後の安心を何とか得ようとするのではなくて、大変ではありますが、そうした今までの医療制度の矛盾をどう解決していくかという方向でですね、やっぱり先行きの心配やこの危機を打開していくこと以外に、私も公的な医療機関の方向はないだろうと確信をするものでありまして、今回の補正予算には反対をさせていただきたいと、そのように思います。
以上で討論といたします。
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、討論を終わります。
これから議案第43号について採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平野勝一) 賛成多数と認めます。
したがって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
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