○議長(平野勝一) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次に、奈良國司議員の質問を許します。
奈良國司議員。
○10番(奈良國司) 議長のお許しがございましたので、私は通告に基づいて、大まかに2項の質問をいたしたいと思います。
先日、町長の平成19年度の執行方針を聞かせていただきまして、大変厳しい財政の中で、幼児から小学生の事業とか、農業関係の事業とか、細かい点においても目を配って、私はこの執行方針が評価できるものだと思います。
その中で、第1項目めは、本町においては、職員定数適正化計画に基づいて、退職者補充率を平成17年度から平成20年度までは30%、平成20年度から平成24年度までは50%、平成25年度から平成26年度までは80%として人件費の抑制に努めてきていることと思いますが、本町においても、今、社会的な話題となっています団塊世代の退職を迎えるに当たって、本町の今後の職員採用について、現段階で町長はどのような考えでの採用計画を持っておられるか、見解をお伺いいたしたいと思います。
次に、2項目め、これは前にも経済委員会で説明もあったわけなんでございますが、平成19年度執行方針の4つの重点項目の1つに「農業を核として経済が循環するまち」をあげ、その推進施策の一環に公営住宅ストック総合計画の策定が盛り込まれております。この総合計画策定により、本町の住環境対策の基本方針を明確にし、計画的な借り上げ公営住宅建設を進めるとのことであるが、現段階での具体的な計画策定内容などについて、町長の見解を伺いたいと思います。
以上、1回目の質問とさせていただきます。
○議長(平野勝一) 奈良國司議員の質問に答弁を求めます。
宮西町長。
○町長(宮西義憲) 奈良議員の1項目めの団塊世代の大量退職を迎えるに当たっての今後の職員採用計画についてお答えをいたします。
通常、団塊世代と言われるのは、昭和22年から24年生まれの世代でありますが、この世代に該当する職員で公立芽室病院医療職、特別養護老人ホーム医療職、介護職を除く一般職定年退職職員を平成18年4月1日現在の在職者から見ると、平成19年度末7人、20年度末10人、21年度末13人、合計30人であります。今後ますます厳しくなる地方自治体の行財政を考えるとき、人件費の抑制は継続して取り組まなければならない重要課題と考えておりますが、職員削減対策だけでは時代の要請や町民ニーズに的確に対応した行政組織として機能しないこととなります。
したがって、今後多様な業務を効果的に推進し、住民サービスの向上を図るためには、事務事業の見直し、組織・機構の合理化、外部委託の推進等を積極的に併用しながら、組織の適正な規模と職員構成に配慮した計画的職員採用を行い、組織の活性化と効率的な行政運営を進めていく必要があります。
その観点に立った職員の採用計画でありますが、平成16年度策定の職員定数適正化計画で、公立病院医療職及び特別養護老人ホーム医療職、介護員を除く平成16年度から18年度の期間では、退職者14人に対して3人採用、平成19年度から21年度は退職者33人に対し11人採用、平成22年度から25年度は退職者35人に対し18人採用、つまり平成16年度からの10年間では、退職者82人に対して32人の採用計画を策定しております。
今後は芽室町財政基本計画、職員定数適正化計画を尊重しながら、社会状況、行財政状況などを勘案し、役場組織・機構がどうあるべきかについて検討するため、現在、役場内に業務効率化検討プロジェクトチームを設置し、平成20年4月から新しい組織・機構を稼働させるため検討中であります。これらプロジェクトチームの検討結果も踏まえ、効率的行政運営を進め、活力ある役場組織を目指したいと考えております。
次に、2項目めの現段階での具体的な芽室町公営住宅ストック活用総合計画策定内容についてのお尋ねであります。
平成7年度に持ち家、民間借家を含む総合的な住宅施策を展開するため、芽室町住宅マスタープランを策定し、その中で社会資本としての公営住宅の役割を明確化し、国・北海道の住宅施策と連携をしながら、本町の持ち家、借家、公共賃貸住宅施策の整備を進めてまいりました。
平成11年度には、本町が平成3年度に策定した公共賃貸住宅再生マスタープランが策定後9年を経過し、その間の少子・高齢化の進行など、社会経済情勢の大きな変化に伴い、計画の見直しを図ったところであります。しかしながら、平成11年度の見直し以降、さらに予測を超えた少子・高齢化が急速に進行する一方で、民間借家の建設が急増したこともあり、これが新たな課題となったところであります。
また、従来は老朽化した施設の建てかえを重視した本町の公営住宅建設計画でありましたが、今日の財政事情をかんがみるとき、今後は既存公営住宅を改修し、有効かつ効果的な活用を目指すことが大きな課題と考えるところであります。
このことから、平成19年度に策定する芽室町公営住宅ストック活用総合計画は、1つに、将来を見据えた芽室町の適正な公営住宅管理戸数の設定、2つに、耐用年数を経過した公営住宅の増改築を含めた改修計画の確立、3つに、公営住宅の建てかえ及び借り上げ公営住宅の建設計画、以上3点を目標に本町の住宅行政課題を解決したいと考えております。
以上、第1回目のお答えといたします。
○議長(平野勝一) 以下、質問を認めます。
奈良國司議員。
○10番(奈良國司) 一問一答でお願いいたしたいと思います。
それで、今、大体のことは採用計画がわかりましたが、端的に言いますと、平成19年までは3名ということですか。それと、平成20年には10人の退職者ということは、3名の採用というふうに解釈してよろしいんでしょうか。答弁をお願いいたします。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) お答えいたします。
年度ごとでまいりますと、平成19年では2名、平成20年は3名、そして21年が6名と、こういうことで採用計画を持っているところであります。
○議長(平野勝一) 奈良國司議員。
○10番(奈良國司) もう一つちょっと細かいことになりますが、現在20代の職員の方が何名いらっしゃいますか。19年度には何名になるのか。大体1年か2年ぐらいで結構ですので、お願いいたします。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 現在、20代の職員というのは、先ほど申し上げました公立病院の医療職、あるいは特別養護老人ホームの医療職を除きますと1名でございまして、19年度も1名ということでございます。
大変失礼いたしました。今のままいきますと、19年度は1名のままになりますが、19年度は新規採用が18年度末にありますので、今のところ新規採用で予定しているのが2名おりますので、その2名が恐らく今ご指摘の年齢ランクに入っていくだろうと、こういうことでございます。
○議長(平野勝一) 奈良國司議員。
○10番(奈良國司) ということは、19年度に2名採用するということで、20代は3名というふうに解釈してよろしいんですね。
そこで、先ほど町長の答弁の中で、もっともだなと思って私は聞いていたんですが、だけれども、これも理想的なバランスから見ると、ちょっとやっぱりアンバランスな点もありますが、これも計画どおりに進めるということですから、仕方がないというふうに解釈しますが、本当に今後、先ほど町長も答弁しておりました町民に対するサービスが低下しないようにお願いいたしたいと思います。
次に、町長は執行方針の中で、「加齢の歓びを実感できるまち」の中で、55歳から64歳までの方を対象に意向調査、講座とか研修会の開催とありますが、具体的にはボランティアなのか、町内活動なのか、またこれらをすることによって、町長はどのようなことに期待をしているのか、見解をお伺いいたしたいと思います。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) まず、前段でご指摘がありました行政サービスの低下がないようにという、全くそのとおりでございまして、私どもやっぱり財政事情だけを徹底して考えてまいりますと、職員というのは限りなく少なくなりますと、人件費がそれだけ抑制できますので。ただ、そのこととこれからの自治体の発揮すべき基礎的な役割は何なのかということをしっかりとチェックしながら、本当に必要最小限度の行政サービスは提供できるような組織・機構でなければならないと、そんなふうに感じているところでありますので、ご指摘のとおり、この部分については意を用いてまいりたいと思っております。
それから、後段でご質問がありました加齢の歓び、調査対象の人たちに対してはボランティアかどうかと。まず1点目は、このボランティアかどうかということにつきましては、まず働く意欲と能力をお持ちの皆さんに実際にどういうお気持ちなのかと。現実に町の中にはシニア・ワークセンターという場所もございます。ですから、そことの違いをどういうふうにやっていくのかということがまず1つございます。そういう意向調査も含めてやっていきたいと。
私自身は子供たちと行政の間に入っていただく、あるいは地域社会と行政の間に入っていただくというような機能を発揮していただこうと思ってますけれども、これがボランティアかどうかということにつきましては、最小限度の、例えば保険なんかに適用するような部分については、しっかりと対応できるような形はとっていかなければならないだろうと思ってますが、ご本人に対する有償か無償かという問題については、この調査を踏まえてしっかりと判断をしてまいりたい、こういうふうに考えてございます。
それから、さらに期待はどうかということでありますけれども、私はやっぱりこれから60歳定年退職制度が国を挙げてまだ変わってございませんので、制度改正はできてございませんので、これは今後も恐らく続くんだろうということを考えますと、この団塊の世代の皆さん方には本当に働く意欲も健康を含めた身体能力もおありになるということであれば、これからはぜひまちづくりに参加していただく、まちづくりの一端を担っていただく、そんなことを期待しているわけであります。その役割の一つが行政と地域社会の間に入っていただくことであったり、あるいはまた子供育てやお年寄りに対して手を差し伸べるような、その行政との間に入っていただくような、そのことを期待しているところであります。
○議長(平野勝一) 奈良國司議員。
○10番(奈良國司) ただいまの町長の答弁を聞きまして、やはり働く意欲のある人たち、そして、今の年代では60歳と言っても老人の方には入らないのではないだろうかと、そのように私は考えますので、どうかこの計画を実のある意義のあるものに進めていってほしいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、2項目めに移りますが、平成7年からとか、いろいろと答弁いただいた中ですが、私は前から考えていたことなんですが、たまたま道南の方なんですが、公営住宅のリニューアルを見てまいりました。そこで、これは町長、私から提案をさせていただきたいんですが、現在ブロック住宅と木造住宅がございます。それで、ブロックの公住の古いのを2棟で1棟にしてとか、今までより広く使用ができるような。それと、こういう話もお聞きしたんですが、孫が来ても部屋がないというようなこともございますので、もしできたら2棟を1棟にしてリニューアルをしていただいたら、大変使いやすく、また住む人も住みやすいのではないかと、そのように考えております。
また、木造の公住はもう古いですから、建てかえは困難だと思います。私は木造の住宅を取り壊して、そしてその土地をできれば公募でもして、区画にして売却をした方がいいのではないかなと、そういうふうにも考えております。そして、その売却した資金で市街地内で積極的に借り上げ公住を推進したらいかがかと思います。
また、今現在、緑町だとか西町の団地も高齢化が進んでおります。そしてまた、西小の生徒も減少しております。ですから、そこの建てかえをすることによりまして、生徒の減少に歯どめがかかるのではないかと、また若い世代も入居してくるのではないかと、こういうことを考えております。これは大変難しい事業だとは思いますが、ただ、東側は黙っていてもどんどん宅地化されて伸びていくと思いますが、何とか西側の方にも目を向けていただきたいなというふうに思いますが、町長の見解をお聞きしたいと思います。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) ただいま大きく分けて3点ばかりご質問があったかなと思います。
まず、1点目の公営住宅のリニューアルの問題であります。先ほど申し上げましたとおり、今まで私どもは公営住宅は老朽化したら建てかえていくということをベースに建設計画を持ってきたわけでありますが、これからはやっぱりリニューアルできるものはしていかなければならないだろうと思ってございます。
それで、その中の1つに、ブロックの場合、中を抜いて2棟だったものを1棟に、老朽化という問題とともに狭隘化という問題に対応してほしいというご要望であります。これは、これからは念頭に置いていかなければならない1つのあり方だと思ってます。一部上美生地域ですとか、美生地域の公営住宅では、既にそういう手法もとってございまして、このことはリニューアルするときには1つの大きなポイントになるだろうと、そのように考えてございます。
それから、2つ目にありました古い木造については取り壊して、その場所を売却すべきではないかと、そして、その資金を借り上げ住宅にと。これは一つの考え方としては、今の財政事情ですから、当然用いなければならない考え方だと思います。
それで、私どもそういうこともしっかりと結論を出したいがゆえに、今回ストック活用計画を持ちまして、芽室町としては公営住宅の管理戸数が何戸あったらいいんだろうかということをもう1回しっかりと見据えてまいりたい。そのことがはっきりしないと、どれだけ取り壊してどれだけ再生すればいいのかという、あるいはどのぐらいこれから維持管理していけばいいのかということが出てまいりませんので、目先のことだけでなくて、やっぱり将来を見据えて、その管理戸数をしっかり位置づけて、場合によってはこんなに必要ないよとなれば、そのスペースについては、今ご指摘のあったような利用の仕方も当然考えていかなければならないというふうに考えてございます。
それから、3つ目に、ご指摘がありました緑町、西町の住宅での高齢化の問題、あるいは西小の子供たちとのかかわりの問題、これは私どももやっぱり都市形成していく中では、あるいは都市計画をやっていく中では、当然今の観点というのはしっかりと考えなければならない観点だと思いますし、公営住宅そのものが理想を言えば、やっぱり高齢者住宅であっていいということでは決してないわけでありまして、いろいろな世代の皆さん方がしっかりと年齢ごとに住むことによって、地域コミュニティも形成できると、そんなようなことも考えていかなければならないと思ってますので、これは町全体の中でバランスを考えながら配慮してまいりたいと、このように考えてございます。
○議長(平野勝一) 奈良國司議員。
○10番(奈良國司) 今後、公営住宅のストックのことで、これから考えていかなければならないということですが、今思い出したんですが、ニセコ町のリニューアルを見せていただきまして、大変私なりにすばらしいなと、そして金額もそんなにかかってないんですよね。1,000万円ちょっとぐらいしかかかっていないので、そんなに難しい事業ではないのではないかと思いますので、今後ともそういうところと、また何回も言うようで申しわけございませんが、西側の住民の方々も配慮した町政をしていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(平野勝一) 答弁はよろしいですか。
○10番(奈良國司) はい。
○議長(平野勝一) 以上で、奈良國司議員の質問を終わります。
14時まで休憩をいたします。
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午後 1時50分 休 憩
午後 2時00分 再 開