◎ 日程第2 議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件及び日程第3 議案第120号芽室町国民保護対策本部及び芽室町緊急対処事態対策本部に関する条例制定の件並びに日程第4 議案第121号平成18年度芽室町一般会計補正予算(第7号)
○議長(平野勝一) 日程第2 議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件及び日程第3 議案第120号芽室町国民保護対策本部及び芽室町緊急対処事態対策本部に関する条例制定の件並びに日程第4 議案第121号平成18年度芽室町一般会計補正予算(第7号)の3件を一括議題といたします。
本件は、さきに総務常任委員会に審査を付託したものでありますので、審査報告書の朗読は省略し、直ちに委員長の報告を求めます。
岩間裕信総務常任委員長。
○総務常任委員長(岩間裕信) 議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件、議案第120号芽室町国民保護対策本部及び芽室町緊急対処事態対策本部に関する条例制定の件及び議案第121号平成18年度芽室町一般会計補正予算(第7号)、3件の審査結果について一括報告いたします。
議案3件については、本定例会初日、8日の本会議において当委員会に審査付託されたもので、いずれも武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律、いわゆる国民保護法に基づく条例制定案及びその関連予算案であります。
12月12日、15日と2回の委員会を開催し、関係部課長等の出席を求め、提出議案の説明、関係提出資料等に基づく説明をいただき、質疑を行うなどにより審査を行いました。
審査に当たっては、付託された議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件は国民保護法第40条第8項に、また、議案第120号芽室町国民保護対策本部及び芽室町緊急対処事態対策本部に関する条例制定の件は国民保護法第27条及び第31条の規定に基づき、それぞれ制定しようとするものであること、議案第121号平成18年度芽室町一般会計補正予算(第7号)については、議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件に基づく保護協議会委員に係る報酬、費用弁償について予算計上するものであることから、一括して担当部課長から説明をいただき、質疑、討論を行いました。
質疑では、条例制定の考え方、条例制定等の管内状況や、平成18年度中の保護計画作成に係る今後の予定など、また、全国的に協議会条例を制定していない自治体の状況、協議会の委員構成などについて質疑があり、担当部課長からは、地方分権の時代であるが、このたびの事務については地方自治法第186条による法定受託事務であることから、市町村の自由度はないものと考えていること、十勝管内の状況については、本町を除く市町村で条例は制定されており、協議会の開催、保護計画作成のための協議が行われていること、本町においても条例案が可決された後は、年度内作成に努めていくこと、また、11月1日現在における総務省、消防庁の調べで、全国的に協議会条例が制定されていない自治体は29自治体、制定自治体については1,811自治体であること、策定されていない理由については、首長の判断によるもの、市町村合併による事務の輻輳により遅れているなどが挙げられていること、協議会委員の委嘱については、防災会議委員の27名を予定しているなどの説明、答弁がされたところであります。
3議案の一括討論に当たり、とりわけ議案第119号、120号の大もとになっている国民保護法は決して国民を守るためではないこと、武力攻撃事態法による発動など、その大もとになる事態をだれが判断するかという点では、身の回りで判断できるようにはなっていないこと、日本がアメリカと軍事同盟を結んでいる、そういった国際情勢の中で、アメリカと一緒になって日本が戦争に協力していく、そういう国民的な体制をつくるための一環だというふうに考えられ、単に防災というよりは日常的に住民を有事体制になれさせる、そういったねらいも持っているものと考えられることなどから、3つの議案に反対する討論がありました。
賛成討論では、このごろの国際情勢とかいろいろなものを見るときに、自分たちに係ってくる災害などについては自分たちが守らなければいけないと考え、そのような観点から関係議案については賛成すること、また、終戦後31年たっている今日、住民が平和であることの喜びを感じると同時に、また危機意識も失っている面も多々あるのではないか、そういう意味でこういう事態がないに越したことはないが、あった場合には、やはり住民意識の高揚もあわせてこの条例は必要と考えることから、このたびの議案第119号、120号、121号に賛成するなどの討論があったところであります。
その後、議案第119号芽室町国民保護協議会条例制定の件、議案第120号芽室町国民保護対策本部及び芽室町緊急対処事態対策本部に関する条例制定の件、議案第121号平成18年度芽室町一般会計補正予算(第7号)、3件についてそれぞれ採決を行った結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をしたものであります。
以上、議案審査報告といたします。
なお、私の今の報告の中で、「終戦後31年」と申し上げたそうですけれども、「61年」ですのでおわびして訂正をさせていただきます。
○議長(平野勝一) これから議案第119号及び議案第120号並びに議案第121号の3件について、一括質疑を行います。
質疑はありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
討論は一括議題といたしました3件を一括して行いたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平野勝一) 異議なしと認めます。
したがって、討論は一括して行うことに決定いたしました。
討論はありませんか。
廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) 廣瀬俊幸です。
3件の一括討論ということで、反対の立場で討論をさせていただきたいと、そのように思います。
このいわゆる国民保護計画は、あくまでも武力攻撃事態法、これに基づいて計画が立てられたり条例が制定されたりと、こういうことだと認識をしております。他国から無法な侵略や攻撃を受けたときに日本国民をどう守ればいいのかと、そういう心配が広く存在するのは私も一定認識をしております。
しかし、残念ながら近代戦において、地方自治体ごとにこの住民を保護をする計画をつくってそれに対応できるかと、これはもう全く対応のしようがないというのが実態だと、そのように思います。いかなる強大な武力を持った国でも、例えばアメリカのイラク戦争、あれだけの有利といわれる軍事力を持っているアメリカでさえ、あのイラクで泥沼化が進んでいてその方向転換を余儀なくされている。これはアメリカがどうの、イラクがどうのという問題ではなくて、近代における戦争そのものの性質が何であるかと、このことをきちんととらえて、これにどう対応すればいいのか、対応できないとすれば、有事の事態に立ち入らない、このことを起こさせないために、ここのところに心血、力を注ぐ以外に解決策はないであろうと、このように思うものです。
そして、長くなりますが、有事の場合に、例えば芽室の町立病院の医師を初めとするスタッフの皆さん、兵員の治療、それから一般住民の治療、こうしたときにどちらが優先されるか。これは有事でありますから兵員の治療、このことが首長が住民の治療が先と言っても、ご承知のように総理大臣、知事、知事が言うことを聞かなければ総理大臣、ここの命令一下で、幾ら住民の治療がしたいと思っても、この命令によって兵員、兵力の治療の方に力を注がなければならない。
あるいはまた、道路、高速道路にしても国道にしても、兵員輸送、それからけがをした住民の輸送、どちらが優先されるかといえば、兵員の輸送、武器の輸送、こうなるのも戦争が本質的に持っている性格から来る、これはもう動かすことのできない事実になっていくのは、これは当然と私は思うものであります。
したがいまして、有事の場合には、委員会での審査の反対討論の内容の、委員長報告されましたが、これはこうした組織が敵にどう打撃を与えるかと、そのための協力体制に有事の場合にはならざるを得ないと私も思うものであり、本案件に反対することを述べて討論とさせていただきます。
○議長(平野勝一) 賛成討論はありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、討論を終わります。
これから議案第119号について採決します。
本案は、総務常任委員会決定のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平野勝一) 起立多数と認めます。
したがって、議案第119号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第120号について採決します。
本案は、総務常任委員会決定のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平野勝一) 起立多数と認めます。
したがって、議案第120号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第121号について採決します。
本案は、総務常任委員会決定のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(平野勝一) 起立多数と認めます。
したがって、議案第121号は原案のとおり可決されました。