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◎ 日程第4 行政報告

○議長(平野勝一) 日程第4 行政報告。
  町長から行政報告の申し出がありましたので、これを認めます。
  宮西町長。
○町長(宮西義憲) 議長のお許しをいただきましたので、職員の交通違反につきまして、行政報告を申し上げます。
  去る11月22日午前1時10分ごろ、経済部建設水道課職員が飲酒運転をし、大樹町市街地において広尾警察署の警ら中のパトロールカーに停止を命ぜられ、酒気帯び運転により検挙されました。
  職員には日ごろ、飲酒運転防止と綱紀粛正に努めるよう周知するとともに、全国各地で飲酒運転による悲惨な事故が発生していることから、9月11日には全体庁議において、管理職を通じ、飲酒運転事故防止のために公務員として綱紀粛正とモラルの徹底を図ることを伝えるとともに、助役名で「職員の飲酒運転禁止及び交通法規の遵守」について、文書による周知を行ってまいりました。また、11月20日には、町の顧問弁護士から、管理職を対象とした「飲酒運転した地方公務員の車に同乗した上司の責任」について資料提供を受け、再度、周知徹底を図ったところであります。
  しかし、残念なことに、職員を監督する立場にある者が、公務員としての自覚を欠落し、酒気帯び運転という絶対に行ってはならない行為により検挙されたことは、まことに遺憾なことであり、決して許されることではないと思います。町民の皆さん、町議会議員の皆さんにご迷惑をおかけいたしましたことに対し、心からおわびを申し上げます。大変申しわけございませんでした。
  私は、事件発生後の22日、直ちに臨時全体庁議を開催し、状況報告と飲酒運転防止について訓示を行い、27日には職員に交通法規の遵守と飲酒運転禁止の徹底を図るべく、「綱紀の粛正」について文書通達をいたしたところであります。
  また、今回の交通違反に対する職場全体の取り組みといたしまして、12月4日、帯広警察署、北嶋交通担当次長にお越しを願い、講話をいただき、飲酒運転撲滅職場集会を開催し、すべての職員が飲酒運転の撲滅と安全運転の徹底に努めることを再確認したところであります。
  また、当該職員の行政処分については、本人提出のてんまつ書、関係職員による事情聴取、広尾警察署での状況確認を行いまして、12月1日、芽室町職員懲戒審査委員会を開催して審査願い、処分報告をいただきました。審査委員会の報告に基づきまして、12月4日、町としての処分、減給10分の1、5か月間を決定し、直ちに処分辞令を本人に交付いたしました。
  なお、処分内容につきましては、交通規則違反等の処分基準に基づくものでありますが、今回の道路交通法違反につきましては、交通規則違反等の処分基準第6条に「特別な事情がある場合は処分基準を変更できる」とあることから、全国的に飲酒運転防止が叫ばれる今日の社会的状況及び公務員モラル並びに監督職員の重責の観点から、処分基準より重い処分を科したものであります。
  今回の職員の行為は、職場全体の信用が失墜したものであると受けとめ、今後、もちろん私が先頭に立ちまして、職員・職場が一丸となりまして、飲酒運転撲滅と綱紀粛正に取り組み、信頼回復に全力を挙げてまいる所存であります。
  町民の皆さん、並びに町議会議員の皆さんに深くおわびを申し上げ、行政報告といたします。
○議長(平野勝一) ただいまの報告に対し、質問はありませんか。
  唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) 9番、唯野です。
  ただいまの町長の行政報告の中で、本当に新聞紙上、またテレビ等において、全国的にこの重大性を騒がれている中、当町の職員が酒気帯びで検挙されられたということですね。まことに遺憾と私自身も思いますし、まことに残念だと、こう考えざるを得ないわけでございます。ただいまの行政報告の中で、それぞれ町長は重大なことだという意識のもとで陳謝したのかなということを受けとめております。
  しかしながら、本人は10分の1の減給5か月という、こういう大変重大な処分を受けた中で、いろいろな交通違反等に対する庁舎内の指示・命令に従わず、こういうことが起こったということなんでしょうけれども、それは管理責任としてどう受けとめて、どう部下職員に伝達され、受けとめられているのか。
  ただいまの町長の報告の中では、私は町長自身が管理責任として、どう問われるのかということがはっきりしていない。したがって、今後もそれだけで部下職員に伝わることはないだろうと。交通違反だけじゃなく、町民に対するいろいろな間違い等がまだ出てくるのではないかと私は思います。したがって、管理責任はどう問われるのか、ご答弁いただければ幸いかと思いますが。
○議長(平野勝一) 総務部長。
○総務部長(中島直隆) 一般的に今回のような事例の場合の上司の管理責任の話を私の方からさせていただきたいと思います。
  道等にも確認をしているところでありますけれども、先ほどから行政報告の中でもいろいろな10月に福岡で起きた事例等もございますので、それ以降、時宜に合わせていろいろな通達等、また訓示等を行ってきたわけでございまして、一般的にはプライベートな時間において部下を管理監督することは事実上できないだろうということ、また上司として伝えるべきものを部下に伝えていない場合には責任を問われることになるわけですけれども、今回のような事例では適宜それらの通達、通知、指導が行われていたと。そういうことを受けますと、一般的には上司の管理責任というのは問われるものではないという考え方を基本的に持ってございます。
  以上です。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 私に対する管理責任の問題ですので、私の方からもお答えを申し上げたいと思います。
  今回の事案につきましては、私どもも本当に言いわけのできない、私自身の指導管理の不行き届きと、そのように私も強く受けとめてございます。そういう観点から、職員にもその旨を職場集会でも伝えております。
  そして、これからは、この問題というのは、私ども、これは私自身の管理不行き届きの問題ではありますけれども、私とともに職員全員でいかに信用失墜を回復するかということに全力を挙げていこうということも、実は呼びかけをさせていただきました。と同時に、再発をしないためにはどうしたらいいかということを、私も先頭になって動いていかなければならない。私自身が自分の管理不行き届きをおわびするだけではなくて、やっぱりこの職場で二度とこのことが起きないような、その定着を図っていかなければならない、浸透を図らなければならないと、こういうこともございまして、先般、職場集会を行いましたけれども、管理職にもお願いしておりますのは、機会ごとに職域集会といいましょうか、課のグループ、部のグループ、そういう中でも大いに、なぜこういう問題が起きてしまったのか、どうしたら防げるのかという論議をまず起こしてほしいと、こんなこともお話ししてございます。
  それと、さらにはまた、今、総務部長が一般的な答弁をいたしましたが、プライベートにかかわる部分もありながら、私たち公務員というのは24時間やっぱり公務員としての立場というのがございますので、そういう意味ではプライバシーの側面が生じる場もありますけれども、やっぱりそういう点でもお互いにフォローし合えるものはしていこうと。あるいは、そういう事情でもお互いに認識し合えるものはしていこうということで、部長や課長ともそんなお話も進めているところであります。
  いずれにいたしましても、二度とこの問題を起こさないための方策、これを職場の中で徹底していき、失墜されてしまいました信頼感をいかに回復するかということにこれからは全力を挙げていく、それが私の大変大きな責任だと、このように感じております。
○議長(平野勝一) 唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) ただいま総務部長並びに町長の方から答弁いただいたわけですけれども、まず総務部長、プライベート。プライベートで管理責任は問われない話であるならば、じゃ、本人は法的に、社会的に警察の方から処分を受ける。であるならば、なぜプライベートであるならば、この10分の1の5か月を適用したのか。プライベートであくまでもそこで遮断するのであれば、プライベートで処分してもらえばいいわけであって、その辺は私の考えとは違います。
  私は、今、町長に、この辺も含めて大変指導管理不行き届きだと。したがって、自らもやはりそれなりの重大性を考えるのであれば、やはりそれなりの自己罰も考えた方が私は、本人のためにもよろしいですし、これからの部下職員に伝えるものに対しても、指示するに当たりましても、やはり最高責任者として、部下がやったことは私の方にまで責任が来るんですよということを見せしめするためにも、それは必要ではないかと私は思います。
  また、町長は過去に教育長もやっておられました。どうでしょうか。子供がもし何か不祥事を起こしたときに、子供だけに責任を持たして親は知らんぷりしたときに、それは子供にとってどうあるべきなのか。いや、そうじゃない、子供と一緒に親が謝罪する。その姿を子供が見たときに、自分のやったことでこうやって親までが頭を下げなきゃならん、謝罪をせんきゃならん。それを見たときに、じき、子供はその姿を見て改心するんではないかと私は思いますけれども。
  私は今、職員の管理指導体制が悪いんではないかという話で言いました。町長自身が自己罰を認めないんであるならば、じゃプライベートだから、それは認めないというんであれば、内部で起きたことを私は話しさせてもらいたいと思いますが、管理能力の関係で。その辺も含めて答弁願いたいと思いますが、町長がなられてから、ある課において、ある町民が結婚届を出されました。結婚届を受理し、その証明書を発送するときに、じゃ何をもって発送したんですか。それは離婚届の証明書を出したという。これも単純ミスで、謝罪して終わりですか。そういうところから、私はそれぞれ町長自身が自らこういうことを自分自身も感じて、部下職員にこういうことなんだということを示さなければ、私はこういうことが再三起こるんではないかと思いますが、その辺を含めて管理能力、部下職員に対する指導、すべてご答弁願いたいと思います。
○議長(平野勝一) 総務部長。
○総務部長(中島直隆) まず、前段のプライベートの部分での上司責任の問題についてお話しさせていただきましたところ、プライベートであれば個人を処罰することにはならないのではないかという議員からのご質問でありましたので、その部分について答弁させていただきます。
  私ども地方公務員は、町に就職する場合に宣誓をしてございます。それは公務上ももちろんでありますけれども、私的なときにでも公務員としての自覚を持って働くということになってございますので、それに対する非常に大きな不法行為が行われたわけですから、それに対して処分するのは当たり前だというふうに思ってございます。
  以上です。
○議長(平野勝一) 竹島助役。
○助役(竹島敏治) 今の婚姻届に関する受理報告の関係のことですけれども、実態としてはそういう間違いがあったということで、ご本人にも当然、両方、お婿さん側、お嫁さん側、それぞれ私も出向きまして謝罪をさせていただきました。それぞれ重く我々も、そういう、今後、間違いですから、当然あってはならないことなんですけれども、実際に出向きまして、こういう事例は大変困ると、その辺では、またこれを契機に、やはりそういうことは二度と起こらないような形の中の体制はぜひとっていただきたいという言葉をいただきました。
  当然それはもう、受理報告書ですけれども、報告といえども、受理しましたよという報告なんですけれども、それが間違いであったということですので、その辺につきましてはそのチェック体制ですか、その辺はその後も課内・部内で十分話し合いまして、今後起こさないような形の中で進めていくという覚悟でお話をさせていただきました。その辺については、いろいろ業務上それぞれ完璧にやるような形の中で行政事務を進めているわけですけれども、そこでもミスがあったのは事実でございまして、その辺は大変申しわけないということで、私も出向きまして謝罪をしてまいりました。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 最後にご質問がありました私の管理能力と指導力の問題でありますけれども、この管理能力と指導力につきましては、私自身が自らを評価するということよりも、これはもう住民の皆さんの評価の部分でございます。ただ、私どもも、今助役が申し上げましたとおり、この問題は掌握をしてございますし、報告も受けてございます。したがいまして、どう対応するかと、そして今後どうして二度と起こさないような体制づくりにするかと、このことにつきましては当該管理職とも十分話し合いをしているつもりでおりますし、今回の問題の対応につきましても、私も逐一報告を受けてございますので、二度と起こさない、あるいはこういうことで失墜した信頼を回復するにはどうしたらいいのかということをしっかりと受けとめながら、この重みを受けとめながら、この対策づくりに当たっていきたいと思いますし、それが私が行わなければならない、職員と一緒に歩む自分の指導力だと、このように認識をしているところであります。
○議長(平野勝一) 唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) ただいま総務部長、助役、町長の方から答弁いただいたわけですけれども、口頭でやはり町長みずから態度を示さなければ、口で言ったって、何ぼ指導したって、町長自らの身を削らない限りはそれは、私も勤めていた観点から、それは必ずしも書面で出しました、集まりましたといっても、私はならない。先ほど言ったように、町長みずからその意思を、態度をきちっとしない限りは、職員、部下というのはその重みというのは余り感じないんですね。やはり管理者自ら、私の処分を、私自身もあなたのためのこういう処分になりました、しましたということをやはり見せるべき。町民が判断するんじゃなくして、これは役場庁舎内のこと。そのようなことを言っているから、二度も三度もこういう過ち、たとえ書面であっても、事故は事故、事件は事件なんです。
  先ほど言った婚姻届の関係も、どれだけ本人はもとより家族の方が心を痛めたか。そういう認識すら感じないわけですよ、私は。どうですか、結婚届というめでたいことが、離婚届になっていたなんていったら。
  せんだっても、9月の一般質問の中で、「遊び心」について質問した議員がおられました。そういう甘い考えだから、こういうことが町長、なってから2件も3件も起きるわけですよ。私は、これは町長自身はこういうぐあいに指導する、管理いたしますというけれども、本人が受け取らなければ、部下職員が町長の意思を受け取らなければ、それは解決の糸口にならんし、自ら正そうとはしないんですね、それを。
  その辺を踏まえて、いま一度、町長自ら答弁願います。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 現実にご指摘のありましたとおり、私ども、言いわけのできないことは事実でございます。ただ、懲戒処分もそうでありますし、分限処分もそうでありますけれども、これは一般論で言いますと、当然客観性がある処分・行為ということになっていかないと、これは発令行為になりますから、そういう意味合いでは、自らの見せしめのためにですとか、そういう観点ではちょっと処分というのは軽々にはできないという状況もございまして、今回のことも含めまして、私どももいろいろ内部での話し合いもした経過はありますけれども、その辺の取り扱いにつきましてはやっぱり客観性の担保ということがございまして、必ずしも今ご指摘いただいたような方向にばかりはならないということもございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。
  ただ、私自身も、今回の問題につきましては、じゃ、どういう、本人が受けとめていない、職員本人が受けとめていないということにつきましては、ご指摘をいただきましたけれども、私自身も当該職の機構、システムを含めまして、どういうふうにして再発を、二度と起きないようにするのかということにつきましては、かなり真剣に話し合ったつもりでおりますし、今ご指摘がありました本人が受けとめていないということがもしあるのであれば、また再度このことにつきましては徹底したお話し合いをさせていただきたいと、このように感じております。
  以上でございます。
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
  梅津伸子議員。
○11番(梅津伸子) 11番です。
  今回の不祥事は、本当に言語道断であります。社会的に、全国的にこういう問題が大きくなっているときに起きたということでは、職員の皆さんをある意味、そういう意味では信頼していますので、本当に残念ですし、びっくりしました。
  ただ、職員の起こす不祥事、いろんな形で続くという場合に、私は形だけでの取り組みだけでは、二度と起こさないというものを現実にするということは難しいんだろうというふうに思います。町長が今なぜこういうことが起きたのかということを今職員の間で話し合いを進めてもらっているということでありますけれども、物事が起きたときには、なぜそう起きたのかという背景を、原因をやはりきちんとえぐるということが、再発予防という点では一番大事なんじゃないかなというふうに思います。
  私ども実はこの間、町民の皆さんにアンケート活動を行いました。その中で、こういうご意見がありました。同じ部署に何年も長いこと配属されていると、どうしても、そういう言葉はその方は使っていませんが、淀みが出るということですね。今回のケースについては、ある意味、専門職の、専門的な仕事、職種にかかわるところだというふうに思うわけですけれども、町の職員の方が全体住民にさまざまな分野での役割を果たすという点では、事務とかそういう仕事は一定ローテーション行っても回るんだろうというふうに思います。ただ、現業の場合、今回の場合とか保育所とか、いろいろあるかと思うんですが、そこについては、長いこといるということが、専門性を磨くということと同時に、一方の側面ではやっぱりなれといいますか、そういう問題も起きるのかなというふうに思うわけです。
  そういう点で、町の仕事としての専門性を磨くということと、そういう中でなおかつ公務員であると、住民に奉仕する立場にあるということをきちんと自覚を保つということをどうやって結合させていくかというところで、管理というか、組織の運営方法というものが問われるんだろうというふうに思います。
  その点で、これから、やはり公務員の仕事というのは何なのかということを本当につかんでもらうと、職員に。そこが必要なんじゃないかなと考えるわけですが、いかがでしょうか。
○議長(平野勝一) 竹島助役。
○助役(竹島敏治) 町の仕事を磨く、公務員であるという認識の持たせ方、あるいは同じ場所でいつまでもという点のアンケートの中の一つの事例を言われました。私ども、やはり保育職ですとか、看護職ですとか、医療技術職とか、そういう面では専門性を持っていますので、それをそれ以外に配属するということはなかなか難しいかなというふうに思います。
  土木技術職につきましては、それぞれ土木技術の技術は持っていますけれども、一般事務職としての能力も持っておられますので、それは時期を見てそれぞれ配属を変えながら、実態としては進んでいるということでございます。限られた中での組織の中の人事異動でございますので、長くなる箇所もありますけれども、そういった配慮もさせていただきながら、人事異動もさせていただいているということでございます。
  公務員である以上、入ったときから、そういう全体の奉仕者という形の中では、意識づけはきちっと持っていますし、研修制度も今強化して進めております。そういった面では欠けることのないように、それぞれ今後も職員一人ひとりが研修、研さんして、町民の皆様から信頼を受けるような形の中で仕事を進めさせていただきたいというふうに思っております。
  一つのご提案でございますけれども、そういったものも十分踏まえながら、今後の人事異動につきましても考えていきたいというふうに思っております。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) ご質問の後段にありました管理力の問題、それから公務員としての自覚をどう高めていくかということについて、私の方からお答えをさせていただきます。
  私も、このご指摘のあった部分は本当にそのとおりだと思っていまして、私も今の立場になりましてから、ずっと一貫して職員に申し上げてきているのは、一人ひとりがもう一度みんなで、自分で当事者意識を持とうよということを強く申し上げているつもりでおります。つまり、一人ひとりがとにかく上司から命令があったからだとか、そういうことばかりじゃなくて、いかに自分が当事者であるかという意識を持って主体的に動けるかという、そういう観点に立つことが、やっぱり住民の皆さんに対して私たちが自らの役割を発揮する基本的な公務員としてのベースになる部分と、このように認識をしてございますので、一人ひとりがとにかく当事者意識を持とうと、このことが1点。もう1点は、あれは人の仕事だということではなくて、やっぱり自分は今この係にいるけれども、町全体の仕事としてどう認識するかと、この2つの観点を磨こうと、この感覚を磨こうということをベースにいたしまして、私も今まで、例えば職員全員が集まる朝礼ですとか、あるいはまた管理庁議のときに、そんな観点からのお話を逐一させていただいているつもりでおります。
  こういう意味では、1回、2回、私がお話を申し上げたから次の日から直ちに変わるということではないということで、私もしっかりと継続性を持ちながら、この観点につきましては今後もさらに強化を図っていきたいと考えている部分であるということを申し上げ、お答えといたします。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
  ほかにありませんか。
  阿部昌利議員。
○14番(阿部昌利) 14番、阿部です。
  この件については、私も9月議会でどこが所管しているんだということでお話をお聞きしたことがあるんですが、まことに残念なことだと思っている一人でございます。
  早い話が、世の中からお酒がなくなれば、一番こういうことは起きないんでしょうけれども、やっぱり飲み方によっては、召し上がり方によっては、これほどまたすばらしいものはない、百薬の長とも言われるものでございまして、これは日本のみならず、世界、地のはて、どこまでもこの酒がついて回るというのは、酒というものを醸造といいますか、を発見してからこの方ずっと続いているわけでございまして、過去には多少のことは容認されている時代もあったわけですけれども、今日的に言うと、から言うと、そういうことはまかりならんという、そういう背景の中で起きたことはまた残念であるわけです。このことが、町長の「漫遊の心で行政執行をする」という心に起因をしていなかったことであってほしいという気持ちでいっぱいでございます。
  先ほど、プライベートな時間とおっしゃいましたけれども、行政職のみならず、我々も、一般社会人も、道交法の何条何項にあるのか、あるいは法律の何条に属するのかなんていうのを気にして、お酒を召し上がる、あるいはまた日々の生活を送っている人はいないわけでございまして、これは人間としての常識という範囲の中で生活をして、迷惑をかけない、あるいは法律違反になるんでないかということを日々考えながら生活をしているのが一般住民であると思います。その上に立って、行政職の人たちはそのことを知っているだけに、今回の問題は大きくせざるを得ないという要因も私はあると思います。
  これからも、町長を先頭に、綱紀粛正にお努めをいただきたいということをお願いするのみでございますが、そこで、昨年も大抵暮れになるとこういう問題が起きて、町の中が寂しくなる。もう既に忘年会シーズンに入っているわけですけれども、その常識を、そして決まりを守りながら、行政職の皆さんも、我々も、町民もみんな、少し町の中へ出て活気を取り戻す、こういう方向も私は大事なことでないか。そして、職員同士、我々も含め、町民と出あうときが多くあると思いますけれども、これは一時期大変な非難も出ると思います。しかし、臆することなく、決まりを守るということで、そういう中からお互いのコミュニティーが生まれ、そしてまたこういうことが起きないように、町長が上意下達だけの言葉じゃなくて、職員自ら、そしてまた住民と接する間で、そういう意識を構築、行政構築していくことが大事だろうと思います。
  なぜこういうことを言うかというと、結局過去には多少のことは許された時代から、ああ、こういう厳しい時代に入ったということも含めて、町長から言われたからするんじゃなくて、そしてまたいろんな悩み事、そしてまたうれしいことを分かち合うというそういう席というものも、行政職同士、又は行政職の皆さんと住民の皆さんと接する接点というものも大事にしなければ、そういうことにおいて町中がまた活性化し、より多くの、あるいは税金としてフィードバックされるかもしれませんけれども、そういうまちづくりの一場面で大切なお酒であるということも認識をいただいて、町長みずから町に繰り出して、みんなと一緒にそういう対話のやりとりもしてほしいなと思う一人でございます。この辺のことについては、なかなか難しいかもしれませんけれども、考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。
○議長(平野勝一) 宮西町長。
○町長(宮西義憲) 今回の本当に問題、まさしく今常識というお言葉で表現されておりましたけれども、私ども、やっぱり社会的にどこまで許され、社会的に何が認められるのかということは、まさしくそれがベースになって人々、町の職員もそうでありますし、ほかの皆さんも当然それぞれが社会を構成していくと、こういうことになっていると、私もそういうふうに認識をいたしております。
  ですから、今回の問題も、本当にいかに社会的な制裁も含めて、私たちはやっぱり厳しい立場にいるかと。自らの立場はどうなのかということと、もう一つはやっぱり今議員おっしゃるとおり、いろいろな町民と接するだとか、あるいはいろんな意味でこの種の、あるいはお酒の場に顔を出すということは、これはあるわけでありまして、問題はその辺の使い分け、常識的な使い分け、あるいは社会人としての使い分け、その辺の問題だというふうに私も認識をいたしております。
  したがいまして、この辺の使い分けにつきましては、すべてこのことで職員に酒の場には一切顔を出してはいけないだとか、そういうこととはちょっと問題点は違うと思いますので、問題の本質をもう一度しっかりと探りながら、一人ひとりがどういう認識、自覚を持っていくのかということについては、先ほども申し上げました公務員モラルと、あるいは綱紀の粛正と、こういう観点からしっかり使い分けするものはしていきたいと。そのことで一人ひとりがもっとやっぱり社会人としての成熟度を高める、あるいは人間としての常識を身につけていくと、そんな観点にもしっかりと目を向けていきたいと、このように感じております。
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、行政報告を終わります。
  10時30分まで休憩をいたします。