◎ 日程第5 委員会報告 公営住宅の全面的改善事業等道内先進地事務調査報告
○議長(平野勝一) 日程第5 委員会報告 公営住宅の全面的改善事業等道内先進地事務調査報告を経済常任委員長から報告をいただきます。
広瀬重雄経済常任委員長。
○経済常任委員長(広瀬重雄) 去る7月6日・7日に、委員6人と議会事務局職員1人随行のもと、後志管内ニセコ町、倶知安町の2町を訪問し実施いたしました道内所管事務調査結果について報告いたします。
調査項目、調査の方法及び調査の結果の概要等については、お手元の委員会調査報告書に記載のとおりでありますので、後ほどごらんいただきたいと思いますが、ここでは、報告書の「委員会のまとめ」等から特に感じられたことなどについて申し上げます。
初めに、公営住宅の全面的改善事業についてであります。
ニセコ町では、厳しい財政状況やごみをできるだけ出さないことなどの観点、そして以前から行われていた古い施設の改善活用実績などを踏まえ、道内でいち早く、平成17年度から既存のブロック造公営住宅の全面的改善事業の取り組みが行われております。
公営住宅の老朽化及び環境整備対策等について、またこれら事業の財源確保は、関係市町村にとっては大きな課題であります。本町もその例外ではなく、831戸の公営住宅を管理しておりますが、その多くは老朽化しており、今まで建てかえられたのは94戸という状況にあります。今後のマスタープランの見直し等に当たっては、人口動向も考慮しながら適正な公営住宅必要数の把握に努めるとともに、各種先進事例の研究を行うなど、総合的な検討の必要性を強く感じたところであります。
次に、食用馬鈴しょ、特に「男爵いも」の産地として品質管理等の取り組みについてであります。
馬鈴しょの生産については、作付面積や生産量は本町の方が大きいわけでありますが、後志管内は馬鈴しょ生産地として歴史もあり、集出荷体制の整備や各種クリーン農業の取り組み、販路拡大等取り組みの先進地であります。また、ジャガイモシストセンチュウの道内最初の発生地でもあります。
視察当日は、JAようていニセコ支所職員の方から説明を受け、意見交換などを行ったものであります。
限られた面積で、輪作体系の維持、抵抗性品種の導入などシストセンチュウ対策を求められる中、商品価値の高い「男爵いも」の作付が制限されるなど数々の課題を抱えながら、馬鈴しょ生産地として維持されていることを実感したところであります。輪作体系など農業の基盤をしっかり守ることの大切さを再認識することや、食の安全・安心への取り組みや消費者への情報提供、理解を得るための努力がさらに必要であることを感じたところであります。
最後に、地域の活性化と雇用の創出についてであります。
ご承知のように、近年、倶知安町においては、外国人観光客の増加や外国資本企業の進出により、コンドミニアム、ペンション等の建設やスキー場、ホテル、コンドミニアムなどで雇用の場の拡大が進められており、固定資産税の増加、季節は限定されますが雇用の創出が期待されております。在住オーストラリア人の発想が今申し上げたような展開につながったことなどを伺いますと、きっかけの大切さを、ニセコひらふ地区の建設現場などを見て実感したところであります。
一方、このたびのことは、町が計画的に進めてきたものではないことや国内でも余り事例がないことなどから、外国人観光客等受け入れ対策や支援策が後追いになっているものもあるなど、数々の検討課題を抱えていることも確認できたところであります。
羊蹄山やニセコ山系等の観光資源を持つ倶知安町と本町は大きく条件が異なるわけでありますが、いずれにしても、地域の活性化と雇用の創出は大きな課題であり、倶知安町におけるこうしたきっかけ、民の発想を大切にした魅力あるまちづくりの手法も参考に、本町における農業、農村景観、食材、関連企業などを地域資源としてとらえ、確認、連携を図りながら芽室らしい魅力づくりに向けて取り組みを行い、そして地域の活性化と雇用につなげていく必要があると強く感じたところであります。
以上のとおり、このたびの道内所管事務調査結果の報告といたします。
○議長(平野勝一) ただいまの報告に対し質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平野勝一) ないものと認め、以上で経済常任委員会報告を終わります。