◎ 追加日程第1 行政報告
○議長(平野勝一) お諮りします。
教育長から行政報告、あわせて町長より発言の申し出がありましたので、追加日程第1 行政報告として議題といたしたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平野勝一) 異議なしと認めます。
したがって、行政報告を追加日程として議題とすることに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
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午後 1時28分 休 憩
午後 1時30分 再 開
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○議長(平野勝一) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
追加日程第1 行政報告、初めに行政報告を認めます。
大野教育長。
○教育長(大野 新) 議長のお許しをいただきましたので、行政報告を申し上げます。
教育委員会事務職員による団体事務に係る使途不明金についてであります。
3月2日、木曜日、教育委員会社会教育課社会教育係長が担当する各団体の会計事務において、私的に流用した不正経理があることが判明いたしました。
まずもって、このような不祥事が起きましたことは、私の管理指導、監督が至らなかったことであり、まことに遺憾な事態を起こしまして、町議会を初め町民の皆さんに多大なご迷惑、信頼を損ねる結果となりましたことに対し、心から深くおわびを申し上げます。
使途不明金の内容についてご説明いたしますと、3月2日、木曜日、午後5時ごろ、私に対し社会教育課長から、社会教育係長が3月1日から無断欠勤しているとの報告と、昨年3月9日に行った芸術鑑賞、千住真理子バイオリンコンサートの出演料等が未払いであることの報告を受けました。千住真理子バイオリンコンサートは実行委員会が主催し、北海道生涯学習事業補助金及び芽室町からの芸術文化振興事業報償費、入場券売払収入、合わせて事業費157万2,334円を財源として行われたものであります。
このうち出演料145万円とチケット及びポスター印刷9万2,400円、合わせて154万2,400円が未払いであることが、コンサートの契約会社である株式会社ぎょうせい北海道支社の担当者が来庁し、社会教育課長に申し入れがあったものであります。
この申し入れを重く受けとめ、社会教育課長とともに株式会社ぎょうせい北海道支社の担当者から説明を受けたところ、社会教育係で保管している関係書類で支払済を証する領収書が、株式会社ぎょうせい北海道支社が発行したものではなく、同社の請求書を改ざんし、偽造した領収書であることが疑われ、未払いであることを確認したところであります。
私は、この事業を担当している社会教育係長が、無断欠勤により2日間連絡がとれていないことから、教育次長と社会教育課長に対し、本人宅並びに実家に出向くように指示し、その後報告を受けたところ、不安を与える書き置きが自宅にあったことが判明いたしました。
生命の危険が心配されることから、関係者で手分けをし、本人の捜索に当たったところ、3日午後6時過ぎに国道38号線芽室坂頂上付近停車帯に停車している本人の車を発見し、保護に至りました。
本人はひどく衰弱していることから、家族に引き渡すとともに、病院での診察を勧め、午後8時25分に救急車で公立芽室病院に収容され、現在は帯広市内の病院に入院中であります。
社会教育係長は、平成14年8月に同係に発令されていることから、同係長が関係した業務をすべて調査し、6団体の経理内容のすべての支出について債権者との確認及び関係書類等の調査を行った結果、現在判明している使途不明金は平成14年9月からの391万4,289円です。今回の事件については、6日、月曜日の段階において芽室町の顧問弁護士に相談し、その結果について社会教育係長の家族とも話し合いをしたところ、使途不明額については、家族から弁償したい旨の申し出があり、7日、火曜日には各団体に使途不明金が323万1,358円振り込まれていることを確認しました。
なお、入金額については、家族と話し合った6日の時点の調査金額であり、今後の調査により使途不明額が確定した時点において、過不足金の清算を行うことを明記した確認書を家族の代表から提出いただいております。
私は、この事態に対する事の大きさと重大性を考え、これまで教育委員を初め関係者に逐次報告をしてまいりましたが、事実関係の確認に時間を要したため、本日この場での報告に至りました、今後はさらに事件の全容を解明し、公務員としての自覚、モラル、倫理観等の向上に努めるとともに、内部チェックの体制を強化し、再発防止に全職員が一丸となって取り組んでまいりたいと考えます。
なお、私を含め関係諸君の処分につきましては、町長部局と協議し、一般町民2名と助役をメンバーとする芽室町職員懲戒審査委員会の審査にゆだねたいと考えております。
本件につきましては、町が直接の被害者ではなく、各団体が被害者であり、その団体の意思にゆだねられるものでありますが、事の重大性をかんがみ、町から警察に事件の報告をしていきたいと考えています。
まことに遺憾な事態になりましたことに対し、ここに町議会を初め町民の皆さんに重ねて深くおわび申し上げ、行政報告といたします。まことに申しわけございません。
○議長(平野勝一) 次に、常山町長の発言を認めます。
○町長(常山 誠) ただいま大野教育長から職員による使途不明金について報告がありましたが、町行政を総合調整する私の立場からも一言おわびを申し上げます。
私は、平成6年7月町長に就任以来、今日まで機会あるごとに町職員の綱紀粛正について厳しく指導してまいりましたが、特に部下を監督する係長の立場の職員による不祥事が発生したことはまことに遺憾であります。芽室町は現在、自治体経営を取り巻く厳しい環境の中で自主自立のまちづくりに向かって町民の皆さんと行政の協働を推進しているところであります。こうした中で、町職員みずからが町行政に対する信頼を著しく損ねる重大な事態を招いたことに対し、心からおわびを申し上げます。
私は、事件の再発防止と町政の信頼回復のために、全職員に綱紀粛正への指導を一層強めるとともに、各団体経営のあり方の抜本的な見直しを図ってまいります。また、事件の全容が判明次第、教育委員会とも協議し、教育委員会在職時の上司であります現在町長部局に在職する管理職2名の厳正な処分を行ってまいります。
なお、私も助役とともに、道義的責任を痛感しており、自己罰を考えております。
町民の皆さん並びに町議会議員の皆さんに深くおわびを申し上げ行政報告といたします。
○議長(平野勝一) 暫時休憩いたします。
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午後 1時41分 休 憩
午後 1時50分 再 開
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○議長(平野勝一) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
ただいまの報告に対し、質問はありませんか。
唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) 先ほど教育長の方から、今回の不祥事に対していろいろ報告を受け、聞きまして、本当に大変な非常にこの町として残念なことが起こったんだなというふうに痛感するわけですけれども、この中で何点かちょっとお伺いしておきたいと思います。
まず、千住真理子の実行委員会の中から発覚したということで、この実行委員会の中で、どのような実行委員の組織を立てていたのか、次に平成10年8月からそれぞれ仕事を関係職員がなさっていた。先ほど使途不明金の6団体ということで、現在の調査をしている中では6団体、この6団体の団体名をそれぞれ明かしていただきたい。
次に、最後に、今後の内部調査によって、ちょっと聞き取れなかったんですが、警察に報告するという、この報告内容についてはどのような報告をもって警察に報告するのか、報告の内容等についてお伺いしたい。
○議長(平野勝一) 大野教育長。
○教育長(大野 新) 唯野議員のご質問にお答えしたいと思います。
1点目の実行委員会のメンバーでありますが、先ほど行政報告の中でも申し上げましたとおり、道の補助金をもらうためには、町あるいは教育委員会が主催しても補助金が来ないということがあって、千住真理子という有名な方に来ていただくために、町民の皆さんに多く見てほしいということもありまして、名義上といいますか、代表者は決めていただいたんですが、それで実行委員会をつくったという状況になっています。主に文化に造詣の深い方々に実行委員会をこちらの方からお願いして、実行委員会形式の形をとって、団体的な人格をもって契約をいたしております。
それから、6団体でありますが、ただいま申し上げた千住真理子の実行委員会の名前は「楽器に親しむ会」、バイオリンでありましたので、楽器に親しむ会という実行委員会がまず一つです。
2つ目は、ねんりんサポーター、これは100年記念でつくりましたねんりんのいろいろな事業を行うために、近隣の方や造詣の深い方に事業をやるときにお手伝いをいただくために、それなりの方に係る経費を運営するために報償費として出されている団体であります。
それからもう一つは、コミュニティ、今現在は解散されまして、以前は新生活運動といった方がわかりやすいかと思いますが、これが16年度をもって、主な事業が供花紙のことでありましたので、供花紙は特に就労センターの方々に葬儀の際に書いていただくことが多いので、それとの整合性があった方がいいのではないかということで16年度で終了して、17年度からは就労センター、今、シニアワークの方に引き継いだものであります。これが3つ目であります。
4つ目は、青少年健全育成協議会です。これはPTA、各諸団体と青少年の健全育成のためにつくっている団体であります。これが4つ目です。
それから5つ目は、社会教育協会、これは農村部に各地区に社会教育協会があるのですが、束ねて連合会的に社会協議会をいろいろな研修事業で共同でやった方がいいということで、その協会の団体です。
最後に6つ目ですが、十勝社会教育委員協議会、これは平成14年と15年が町村持ち回りで事務局を持つことから、たまたま14年、15年は芽室町の当番であったと、そういうことから十勝社会教育協会ということであります。
それから、3点目の警察にどのような届けを出すかということでありますが、ただいま行政報告したものを今現在不明金と思われる額をもって届出報告をしたいという考えであります。
以上です。
○議長(平野勝一) 唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) ただいまの千住真理子の実行委員会の内容、または6団体の名前をお伺いし、また3点目の警察の報告ということをお伺いしたわけですけれども、これを今現在判明しているこの6団体のほかに、いろいろな団体それぞれほかに補助金を出している団体があると思いますけれども、今後も予想される使途不明金が出るという予想をされているというのを警察の報告なんでしょうか。
それと、ただ、この警察に報告したということで、それでこの警察の関係は終わろうとしているわけでしょうか。その観点でお願いいたします。
○議長(平野勝一) 大野教育長。
○教育長(大野 新) このほかにないかということだったというふうに理解してよろしいでしょうか。
私もこれまで直接の公金、例えば旅費が二重に支出されていないか、あるいはカラに支出されていないか、これも確認させていただきました、公金についてはありませんでした。それから他の団体、あそこで担当で持っているのは、子ども会連絡協議会、正式名称ちょっとわかりません、子ども会の連絡協議会を事務局持っていますが、これは他の担当者が担当していますので、これも一応チェックはしましたけれども、問題ありませんでした。
あと、私が考えられるとしましたら、個人的に何かを頼まれて、何かの団体の仕事をされていたらあり得るかもわかりませんけれども、私どもは公的に扱った団体は、彼が担当した団体はこの6団体だけであります。
それから、警察の方、これは専門用語で私もちょっと知識余りありませんが、告発と告訴があるそうです。私どもの報告は告発の部類に入るのかなと思っております。そのようなことで今後も取り進めていきたいというふうに考えています。
○議長(平野勝一) 唯野義勝議員。
○9番(唯野義勝) ただいま担当職員が担当していたそれぞれの団体の入出金を調査した結果、もう1団体だけということで他の分についてはやっていないということなんですが、果たして、私が思うには、それだけの内部だけの調査で本当に十分なのかということが問題ではないのかなと思うわけです。
したがいまして、今後、どのように発展していくのかわかりませんが、その辺の内部調査をきちっとできないのであれば、やはり別な方法もあるのではないかのかなという懸念をするわけですけれども、後から出てではまたいろいろな問題が出ては大変だと私は思うんですけれども、この辺の考えを聞かせていただきたいなと思います。
○議長(平野勝一) 大野教育長。
○教育長(大野 新) 答弁いたします。
今後の当事者調べといいますか、私どもとしては初めの段階では担当課の方でつぶさに調査しました。それでそこだけでは間違いがあってはいけないということで、学校教育課の職員も応援していただいて、再度、調査した結果が、先ほど行政報告しました今現在の不明金の額、それから家族から支弁したい旨の申し入れがあって、実際に各団体に振り込まれている額に差がございます。これは2回目の調査を実施し、再発見したものであります。
そういうことから、私どもの手ではこれが限界かなと思っています。そういうことから弁護士のお話、あるいは一般的に今までのこういう事件の内容からいきますと、警察判断と申しますか、警察に私ども届け出しますので、司直の手で調査が入る機能性が十分あるというふうに認識いたしております。
以上です。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
ほかにありませんか。
橋仁美議員。
○6番(橋仁美) 大変残念なことが起きたなというふうに感じております。
この事件の発端が14年9月からということなんですけれども、この職員が14年7月までいた部署においては、お金を扱うようなところではなかったのかということが1点。
それから、今日までの391万4,289円、6団体につきましては伺いましたけれども、それぞれの団体の被害額、教えていただきたいと思います。
○議長(平野勝一) 総務部長。
○総務部長(中島直隆) 前段の部分の説明を私の方からさせていただきたいと思います。
この職員の教育委員会、平成14年8月1日から町長部局から出向させておりますけれども、その前の職歴ですけれども、近いところで言いますと、平成8年4月1日から総務部管財課契約係というところで仕事をしております。
そこでの内容につきましては、今お話ししたとおり、契約130万円以上の工事建設工事の契約ですとか、そういう庁内の統一した契約事務ということでございますので、それらにおいて事務用品ですとか、そういうものを使うことも一切ございません。そういうことですから、そこでの公金の取り扱いはない。
それと、2年に一度ほど契約実務の研修のために出張したそうですけれども、それについても十分裏づけがとれておりますので、例えば一般に言われるようなカラ出張と、そういうものはないということでございます。それともう一つ、団体はこの係にございません。そういうことですから、そういう心配はないと、そういうことを前任の上司の係長3名から私の方で事情聴取をしております。
以上でございます。
○議長(平野勝一) 大野教育長。
○教育長(大野 新) 2点目の私の方に、各団体の使途不明金で申し上げます。
先ほど、楽器に親しむ会、この金額は154万3,376円、ねんりんサポーター18万6,640円、コミュニティ新生活運動ですが72万7,203円、青少年健全育成協議会42万1,245円、社会教育協会、これは75万4,119円、十勝社会教育委員協議会28万1,706円、合わせまして先ほど報告しました391万4,289円となります。
それで、楽器に親しむ会の公演料と印刷ポスター代の金額と合わないと思いますが、預金残高から行きますと、振り込まないで降ろしていますので、この差異が生じるということをご理解ください。
以上です。
○議長(平野勝一) 橋仁美議員。
○6番(橋仁美) 今、それぞれの団体の金額を伺いしまて、かなりの金額の被害ということなんですけれども、どうしてこれだけの金額の被害がありながらわからなかったのかなと、それぞれ毎年監査があるのではないだろうかと思うんですけれども、その辺をどのように考えていらっしゃるのか、それと、先ほど来まだ額の確定には至っていないというふうにおっしゃっていますけれども、時間をかければ確定するのか、それともやはりちょっと内部での額の確定は難しいというふうにおっしゃるのか、その辺について伺わせてください。
○議長(平野勝一) 大野教育長。
○教育長(大野 新) なぜ起きたのかというのは、大変私ども管理監督がまずかったというのはもう第一でありまして、私の記憶ではどこかの町村でこのような部類の事件が起きたときに、団体事務の方は、なるべく持たないように、基本的にしましょうと。ただどうしても担わなきゃならない部分がありますので、その場合は担当は通帳を持っている。ただし、印鑑は管理職が持とうと、こういうシステムの約束をしたはずでありますが、この担当課におきましては、いつの間にか直接両方を持つようなシステムになっていたということで、これは管理監督が行き届かなかったというふうに私は理解をしております。
そこで、各団体にも全部が全部年度ごとの決算監査があるわけですが、全部が全部ではないんです、ないところもありますが、団体によっては。私たちが書類を見た関係で、これで見て領収書がないもの全部、思われると不明額に入れています。というのは、例えば14年度で正規に払った後としましても、私どもの調査では14年度の証書書類に領収書がなければ不明額にしています。その正規にもし払ってあったとしたらその額は減るわけですが、領収書が張っていないものですから、使途不明額にしていまして、その領収書を何かの方法で次年度あるいは次々年度に使われた可能性もあるものもあります。
そういうことですから、監査をやるときにはきちっとなっていたかもわかりませんし、また偽造されたものもありますので、偽造されたものについては間違いなく、そうやって確信ができるんですが、私どもとしては今ある現在の疑われるものをすべてこのように集計したものであります。
今後、確定するのは、先ほど唯野議員に申し上げましたように、一般的にこの額に及ぶ場合は司直の手に渡るという判断をいたしましたので、私としてはもうこれが限度でありますので、その手の方がいいのかなというふうに思っております。
以上です。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
ほかにありませんか。
ないようですから、私の立場から一つだけ。
これは町長もしくは助役にお答えいただきたいと思いますけれども、先ほどから団体の事務に関するということでございますけれども、この中には町の事業として行う実行委員会、これはもう純然たる団体ではなくて、公金というふうに解釈していいんじゃないかというふうな感じもしますけれども、その辺の見解についてはいかがでございましょうか。
竹島助役。
○助役(竹島敏治) 当然、実行委員会の中には、町が当然今これと同様に町の貴重な財源も当然伴ってくるものがございますので、準公金という形の中で認識をしていきたいというふうに思っております。
○議長(平野勝一) よろしいですか。
(発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、以上で行政報告を終わります。
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◎ 散 会 宣 告
○議長(平野勝一) これをもって本日の日程は全部終了いたしましたので、本日はこれで散会いたします。
なお、再開は3月23日午前9時30分ですので、ご出席をお願いいたします。
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(午後 2時12分 散 会)