○議長(平野勝一) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
続いて、西尾一則議員の質問を許します。
西尾一則議員。
○8番(西尾一則) それでは、議長のお許しを得られましたので、1項目めについて3点、2項目め2点について質問させていただきます。
まず、1項目め、平成18年度予算について。
1番目、今年度は町長の改選期であり、どうして骨格予算でなく通常の予算としたのかを町長の考えをお伺いたいと。
2点目、平成18年度には新規事業が18事業あると、先日、議員協議会で説明がありましたが、その反面、中止、あるいは廃止となった政策事業はどれぐらいあったかお伺いしたいと思います。
3点目、町政執行方針で、自立のまちづくりに向けての有効な手段である近隣町村との広域連携などさまざまな手法を積極的に検討し、実現可能な制度や事業について今後まちづくりに生かしていきたいということであるが、具体的にどのような手法で実現していくのかお伺いしたいと思います。
2項目め、自主・自立推進プランの進捗状況について。
1点目、地方交付税の交付額の平成16年度、17年度の状況及び18年度予算での見込みによる増減額はどのぐらいか。また、今後これらを踏まえた平成22年度までの見通しをお伺いしたいと思います。
2点目、協働による役割分担、広域連携の可能性、行政としての廃止、縮小、拡充などを検討した事業のうち、推進プランのローリングでの見直しにおいて延期した事業、また、平成17年度末及び18年度でどのぐらいの事業量、額としてあるのか。また、推進プランの中の新たな取り組み額との増減の差が生じているが、今度どのような財政シミュレーションを考えているのか。
以上、1回目の質問とさせていただきます。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員の質問に答弁を求めます。
常山町長。
○町長(常山 誠) 西尾議員のご質問にお答えをいたします。
1項目めの平成18年度予算案についての1点目、町長改選期に当たり、なぜ通常予算としたのかについてであります。
一般的に、自治体では、首長選挙が年度初めに行われない場合は、通常予算を編成しております。また、本町でも、以前から7月の町長改選期の年度にも通常予算を編成してきましたし、私が初めて町長に就任した平成6年度も、その後、10年度、14年度も改選期でありましたけれども、通常予算を編成してまいりました。
仮に新たな首長が選ばれ、みずからの方針に基づいて予算編成するにしても、その時期は9月議会となり、年度の前半は過ぎてしまう状況になります。この間に進めなければならない継続事業も多くありますし、行政の継続性ということも重要でありますので、私は第3期目芽室町総合計画の方針やその具体的な実行計画である自主・自立推進プランにも配慮しながら、通常の予算を編成したわけであります。
次は、2点目の平成18年度に中止、あるいは廃止した政策的事業についてであります。
平成18年度に政策的観点から廃止した事業は、町民交通傷害保険加入事務、生ごみ処理容器購入助成、訪問理美容サービス、布団乾燥サービス、湯遊記念品贈呈事業、町主催の敬老会開催事業、商店街人材育成事業、商店街プラスワンサービス支援事業の8事業であります。廃止の理由は、自主・自立推進プランの廃止、縮小の方向性に基づくもので、事業開始当初から終期が設定されていたもの、行政としての役割を果たしたと判断し、個人、団体が事業者に担っていただくこととなったものであります。
次は、3点目の広域連携などをまちづくりに生かすための具体的な手法についてであります。
自立を目指す本町にとって、広域連携は、住民サービスを低下させずに効率化を図る有効な手段であると考えております。十勝圏広域連携検討会議で検討された消防、国保、税滞納整理、介護保険のうち、特に税滞納整理は具体的な実現に向けて検討が進んでおりますし、消防業務も検討組織の立ち上げの動きがありますので、本町としても積極的に議論に参加し、協力をしてまいります。
また、自主・自立推進プランに記載された広域連携を目指す項目や、十勝地区グランドデザインの中で、新たに広域化を進めていくとされた項目として挙げられた、例えば公共施設の共同設置や利用運営、火葬場、職員研修、観光振興、農業・教育・公平・監査等の各委員会、電算システムなどの項目、さらには本町独自に新たに提携が可能な項目について、再度洗い出しを行った上で、近隣市町村との連携や十勝町村会、十勝圏複合事務組合などに対して検討に向けた積極的な提案をしてまいりたいと考えております。
次は、2項目めの自主・自立推進プランの進捗状況についてであります。
まず、1点目の地方交付税の状況についてであります。
平成16年度の地方交付税は、普通交付税が34億9,415万9,000円、特別交付税が2億9,754万円で、合計37億9,169万9,000円であります。平成17年度は、普通交付税が33億5,465万7,000円であり、特別交付税については、3月交付額が未定でありますが、現在、予算計上額は2億5,000万円で、合計で36億465万7,000円であります。
平成18年度予算の見込みについては、国が示した地方財政計画に基づき推計しており、普通交付税は31億円、特別交付税は平成16年度の決定額を参考に、平成17年度同額の2億5,000万円、合計33億5,000万円を計上しております。前年度対比の増減につきましては、平成16年度は4億9,434万8,000円の減、平成17年度は1億8,704万2,000円の減、平成18年度は2億5,465万7,000円の減となっております。
今後、平成22年度までの見通しについてであります。
国は三位一体の改革の1つとして地方交付税改革を実施し、平成16年度から平成18年度の3カ年で5兆1,000億円の抑制を図ってきたところであり、平成19年度以降も地方交付税総額の抑制傾向は続くものと思われます。町としては、自主・自立推進プランの中で、平成22年度には平成15年度交付実績額の63%程度の27億円程度と想定をして計画を立てております。
また、平成17年度及び18年度の自主・自立推進プランにおける地方交付税額は、それぞれ35億6,000万円及び33億8,000万円としており、現時点においてはおおむね計画どおりかと思います。しかし、今後も三位一体改革等により、平成19年度以降の交付税については不透明な要素も多く、町の想定を超える減額がなされる場合には、自主・自立推進プランの進行管理の中で見直しを図ってまいりたいと考えております。
次に、2点目の自主・自立推進プランのローリングの見直しについて、延期した事業量と額についてであります。
平成17年度及び平成18年度中の実施を延期したものについては、9つの事業で、これに伴う効果額の減少は約7,800万円と推計しております。このうち効果額が大きく減っている事業としては、都市計画税が4,770万8,000円、個別排水処理施設使用料1,976万円が主なものであり、いずれも実施年次の先送りがその理由となっております。
新たな取り組み効果額との増減の差と今後の財政シミュレーションについてであります。
職員配置適正化や人件費削減などでは効果額の増加要因もありますが、都市計画税の導入時期の延期などによる減少の影響額も大きく、計画期間内の効果額総額では約8,900万円の減少となる見込みで、この減少額についても、基本的には基金の取り崩しにより対応していくことになりますが、まちづくりの方向を自主・自立と定めておりますことから、今後もその持続的な発展に向けて、絶え間ない改革の努力を積み重ねてまいりたいと考えております。
なお、現在、自主・自立推進プランの実施状況と見直し作業を進めているところであり、これらの内容につきましては、4月の広報紙の別冊版として町民の皆様にもお知らせをしていく予定であります。
以上であります。
○議長(平野勝一) 以下、質問を認めます。
西尾一則議員。
○8番(西尾一則) それでは、一問一答にて通告順に質問させていただきます。
平成18年度予算の中の芽室町の骨格予算でなく、なぜ通常予算をしたかということは、過去の慣例というか、初めに改選期あれば、当然、十勝管内でも骨格ではなく通常が多いということで。でも、昨年、音更とか豊頃では骨格予算で計上していますし、今、帯広でも骨格でやっております。
そういった意味で、確かに行政の継続、また遅滞があってはいけないということはよくわかりますけれども、今の時代というか、前の三重県知事の北川さんのあれではないんですが、マニフェスト、政策、また、ローカルマニフェストの数値を上げた政策で、もし仮に町長が出る、出ないは、これは別としても、そういった政策論争で町民は選んで、昔みたく地盤とかかばんとか看板とかではなく、あくまでも政策、そういった数値を選んでいくという、選挙はそういったことであるというんであれば、やはり9月の補正になろうと、そういった過去がそうだったからそれでいいというのではなく、そういった考え方もあろうかと思うんですが、そこら辺、町長の考えをちょっとお伺いしたいなと思います。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 今おっしゃられた改選の時期は、いずれも7月か5月なんですね。芽室の場合は7月18日までですからね。その辺になりますと、そういうところで骨格を組んだというのは、私は聞いておりませんし、私が初めてこちらへ立候補したときも、当時の相手候補の政策と私はかなり変わった考えを持っていましたけれども、1年目はそれに従って、2年目以降やってきたと、そういう実績もありますからね。
私は、例えば7月の改選期で骨格予算というのは、ちょっと調べさせましたけれども、なかなかなかったと、そういう全体のことを総合的に考えて、通常予算を組んだわけであります。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) 芽室町も、確かに過去はそういった形で、もう本当にずっと、昭和42年ぐらいに戻ると、大村町長時代は、たしか統一地方選挙と同じときで、途中8月が早くなくなったので7月になっただけで、そのときはもう通常予算で来たということで、別にスタートが7月からではなく芽室もそういう形で来た。ただ、時代の流れが余りにも今こういった時代ですし、よりITのインターネットの時代ですから、そういったことをとらえていくと、本当に過去そうだったから、それでいいのかなということで質問をさせていただいたんですが。
過去の改選期というか、過去もうずっと調べてみると、芽室の場合は3月、結構町長が出馬するか、また、出ないで助役を出す場合が結構多いんです、この通常予算を組んでいるときは。ですから、過去の前例がそうであれば、町長は今後、当然出馬するのか、それとも、どうしてもあれであれば代理というか指名をするのか、そこら辺が芽室のずっと流れなんですが、そこら辺はどう考えておられるかお聞きしたいんです。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 私は後継指名という、そんな僣越なこと考えておりません。
やはりきちっと選挙で闘って、それぞれの主義、主張を上げて、マニフェストか何かわかりません。自分の政策を掲げて町民の皆さんに判断していただく方が、私はより適切な選出方法だと思っておりますから、そのようなことは考えておりません。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) 先ほど同僚議員が町長の進退についてお伺いして、まだたくさんの方に相談しなければいけないということで、これ以上、踏み込んでもお話していただけないかなという気はするんですが、確かに3期というのは、釧路市あたりですと、条例で3期以上になるともうだめというような条例もつくったり、また、結構、最近は首長さんというのは大変なのかな。結構、自殺したりしている人がおられるし、そういった意味でいくと、町長もこの12年間は大変だったのかなと、自分なりにそういう想像もします。そういった意味で、12年間やってきて、もう年齢的に言っても50年、一生懸命働いてきて、あと10年か20年であれば楽したいなという気持ちも十分、自分なりにわかっているような気がします。
そういった意味で、よく考えることもいいのかなという気がしますが、ただ、例えば今、国も小泉内閣であれば、小泉さんもことしの9月でやめると。当然やめるんであれば、ちゃんときちっと後継を出すというか、4人で争うという形をとったり、結構きちっとやめるんであれば、もっと早い時期にそういった形を、後継を指名する。しなくても、ある程度そういったものをつくっていくというのも大事でないかなという気がしますし、当然、今までそういったあれはないということは、前向きに出るという解釈をしてもいいのかなと。
大変だけれども、今、芽室町も確かに今後、僕が言わなくても町長だったらよくわかっているんですが、あともう四、五年もすれば、本当に残るか、残らないか、大変な選択の時期に来ているんでないかな。先ほど、同僚議員が町長としての資質というか、リーダーシップの云々という話で5つのあれの中で、経験豊富な知識が必要となれば、そういった判断をするときは、そういった町長の力も必要でないかなという気がしますが、そこら辺についての見解を町長にお伺いしたいんですが。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) それは、最終的には、私は有権者の方が判断すべき問題だというふうに思っております。したがって、私はだれだれがいいだとか、そういうことを申し上げる、そこまでの能力はありません。やはり多くの目で見ていただいて、有権者の方が公平に見ていただいて、いろいろな物の見方があるわけ、人物評価だって、ある人はゼロ、100点つけても、ゼロという人もいるわけですから、それは、私は民主的な投票によって自分の主義なり、政策なり、そういうものをきちっと要求して、それで住民に訴えて、有権者に適正な判断をいただくことが、私はリーダーを選んでいただく方法として最良だと思っております。
したがって、私はこちらへ初めて来たときも別に後継指名を受けたわけではなく、全然指名を受けない人間が入ってきてやって、それはその人の、先ほど申し上げたような、リーダーシップのいろいろなよさに、そういうことをしっかり持っていれば、私はできると思っています。そのような基本的な考えであります。
以上であります。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) もうこれ以上、町長とお話をしても、先ほどの話から変わらないかと思いますので、この話についてはこれでやめたいと思いますが、1項目めの2点目、平成18年度になっても廃止、中止した事業な何ぼあるかということを今、お伺いしたわけなんですが、8事業で、ある程度目的が終わったとか、そういった中で、行政の役割が終わった、また、自主・自立プランの中の協働のあの中で移行したというか、そういったことがある中で中止、廃止したということなんですが、その8点の中で、どうしても予算的に無理だということでやめた、断念した事業があるか、ないかお伺いしたいと思います。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 予算的に足りなくて、基本的には予算足りません。足りないんですけれども、その中で重要なものもありますから、それは縮小した部分も一部ありますし、あるいは、そうした非常に選択と集中という基本的な考えも持っていますし、その辺も含めて最終的に先ほど申し上げたのは、終期がもうこの17年度終わると予定していたものもありますし、全体の予算、多くの事業の中でこれは優先順位が後位だと、そんなようなことで、この17年度は終わったというものもございます。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) それでは、ちょっと話が予算のことだからいいかなと思いますが、今、18年度、実質、一般会計が91億8,000万円ぐらい、特別会計合わせて総額が193億6,000万円ということで、地方債の借金の見込みというんですか、8億3,000万円で、また、その残金の支払いが20億6,000万円、実質差し引きすると12億3,000万円ぐらいで、総額の地方債が、過去13年か14年ごろかと思いますが230億円ぐらいの地方債があったのは、18年度末になると201億円ぐらいに減ってくると。また、基金も16年は56億円あったのが、18年度末の見込みでは42億円ぐらいに、これも減るということなんですが、実は本来言えば、地方債がなくて基金がいっぱいあれば最高にいい会計状況かなという気がするんですが、そういった今の芽室町の現状と国の現状を踏まえて、ちょっと答弁しにくいかなという気がするんですが、どれぐらいの予算というか、どのぐらいの地方債があってもいいのか、どのぐらいの基金があればいいのか、町長の今の頭の中の判断で、答えられる範囲で答えていただければと思いますが。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) それは、端的に言えば、基金はたくさんあって起債が少なければ、それにこしたことはありませんけれども、一般的な従来の指標を示している、例えば経常収支比率は75%以下だとか、国が1つ示しているのは、公債比率は15%以下だとか、起債制限比率は10%以下、さらに公債費負担比率が15%以下だとか、そういう1つの目安がありますから、今のところ、それにオーバーしないのが望ましいと考えていますけれども、現実には、非常に特にこの経常収支比率は75%、これは、しばしば新聞報道にも町村別のずっと全道のどうだというのは出ますけれども、これを最近は急激に交付税が減っていますから非常にこれは下がって、これをクリアしている、経常収支比率の標準の75%以下をクリアできる市町村は、もう極めて一握りだということであります。
あとは、私どもの町は、まあまあそれなりに善戦している方かなというふうに思っております。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) 平成17年度の3月31日現在のBS、バランスシートを見ると、資産が、先ほど議会控室で言われて、町の資産なんていうのは、あってもないようなものだと言われた経過がありますけれども、一応バランスシートを持っていますので、お話ししますと、もう資産が381億円あると。負債が109億円、正味資産が、要するに本当の資産が271億円と。これは本当、普通会計ですから、当然特別会計の病院とか特老とかいろいろ入れると、もっともっと町民資産はふえるのかなという気がしております。それと、今言った、先ほど質問いたしました、地方債が201億円と基金が42億円あると。この差が、引くと大体借金が160億円ぐらいになるかなと。この資産とバランスシートの正味資産、これは普通会計ですから、当然、総会計の基金も全部、債務が入っていますので、基金が12億円と地方債が83億円入っていますので、実質、バランスシートのあれから見ると、90億円から引いて、実質、正味資産が271億円から90億円ぐらい引くと、大体180億円。これは特別会計が入っていませんので、恐らく200億円以上あるのかなという気がしています。
そういった意味で、今、国も結構、公務員の宿舎を財政をあれするために売ったりしてきて、また道もそうですが、芽室も結構、収入というか、遊休資産というか、遊休な土地とかいろいろあるんでないかな。今すぐそれをどうするという考えはないかもしれないですが、将来的にそういう財源が不足したりするときは、そういう処分することがあるのか、ないのか、町長の考えをお伺いしたいと思います。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 基本的に、今、遊休資産と言われているものでも、将来の土地利用計画として計画されているものは、やはりきちっと残していくべきでありますけれども、中・長期的に見ても、将来、活用計画が具体的にないものはなるべく持たないことにして処分をして、一般の財源に充当していくことが望ましいなというふうに考えております。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) 確かに、遊休の資産を町で持っていても、税金が入るわけでもないし、人口がふえるわけでもないし、また、産業が起きるわけでもないし、そういった意味からいって、やはり税収とか人口増とか、そういったことを考えていくと、処分するときは、経済効果を考えて、するときはした方がいいのかなという気もしないでもありません。この点については、将来のあれですので、お考えだけ聞いておくことといたします。
1項目めの3番目、広域連携を具体的にどのようにやるかということで、町長の18年度の執行方針の中で書いてあるんですよね。要するに、自立の町をつくるに向けての有効な、先ほどあれした同じ文書なんですが、これは、そのまま書いてある文書をここに書いたわけなんですよ。ということは、1市18町村が云々とかそういうんではなく、できるところから一生懸命やるんだというふうに僕は理解したわけなんですが、そういうことになれば、芽室であれば隣の清水であり、また、新得であり、鹿追であり、中札であり、もちろん音更帯広も入るだろうが、できることが何でもよいから実現可能な事業をやっていくというぐあいにそこに書いてあるわけなんですが、そこら辺で、例えばではその辺を本当に真剣にやるんであれば、担当の職員をあれしたり、配置して、また町長がリーダーシップとって、ほかの町村に声がけして、何をやるかを本当に模索して探してやらんといけないんではないかなというふうに思いますし、それを読むと、そこまでやるんだというふうに意気込みを感じるんですが、そこら辺についてはどうでしょうか。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 広域連携につきましては、あらゆる可能性を模索する必要があるというふうに考えておりまして、先ほど挙げました幾つかの例は、そういうようなものは、当面事務方としても、あるいは芽室町ですと西部4町のそういう協議会的なものがありますし、あるいはまた、十勝の町村会の会合でも、十勝一本の広域連携というのは、先ほど挙げましたような税の滞納の処理の問題だとか消防、それ以外は今のところ大きな19市町村で取り組むようなものは比較的少ないだろう。したがって、地域ごとに最近幾つかで動きがありますのは、比較的、観光資源が似ているんで、そこで連携をしながらやっていこうだとか、そういうことは地域でお互いに考えようというふうになっておりますので、これについては、新年度へ入ったらそれぞれ首長が、あるいは課長が集まって、その可能性のあるものについて洗い出して、検討を進めていきたいというふうに考えているわけであります。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) ぜひ、町長がリーダーシップとって、そこら辺についてできるところから、できる事業からやっていただきたいなと思う。本当に十勝一市の広域連携というのは、今言われたとおり、1つ、2つで難しいのが、10区で本当にやれるのかなとなると本当に難しいんでないかなと。ある新聞にも書いてあったんですが、お互い負担し合っても、今度大きな市が、人口を半分持っている市がそれだけ負担が大きくなると、その意見も大きくなって、すべてがうまくいかなくなるという、協働でやるということは、そういった意味では、本当にある程度同じ肩を並べたところがお互いに協力し合いながらやっていくことが一番広域連携の上手に行く方法で、今、十勝一市で広域連携云々とかというのはなかなか難しいということで、ぜひできるところからやっていただきたいなと、そのように思っております。
特に、芽室は自主・自立ということで進んでの、先ほども同僚議員が広域連携のやり方にいろいろな、見方によっては十勝一市合併を行く連携もあれば、自主・自立の連携もある。その目的が全然見えていないという面もあるという話をしていたんですけれども、実質、広域連携は自主・自立をやり、行財政改革をやり、そして広域連携をやることによって連携は上手にいくんではないか、うまくいくんではないかなと、自分なりにそういった考えなんですが、新合併法でまた道もいろいろな、出しているんですけれども、今この3月31日で1,821ということになって、大体そこで1万人以下の団体というか自治体は、約500ぐらいですから、国の目標が1,000となれば、芽室の場合はもう1,800も900のおられるんだと。そんなにどうしても云々と考える必要は、僕はないんでないかなという気がしております。そういったことで、ぜひ広域連携について、積極的に自主・自立の少しでも経費が浮くような形でやっていただきたいなと思います。
続きまして、自主・自立のその推進プランの進捗状況の、その財政の基本計画の中の地方交付税の状況なんですが、実質、財政シミュレーションで描いているとおり、平成16年、17年は来ていると。18年も大体33億8,000万円のところ33億5,000万円ぐらいということで、大体予定どおり来ているんではないかなという気がしております。そういった意味では、18年まではある程度三位一体改革の中の担保がとれて、また19年から全然わからないという現状はよく理解しておりますが、そういった意味ではいいのかなという気がしております。
それで、2項目めの2番目なんですけれども、都市計画税の導入の1年おくれ、これは先ほども8,000何ぼと聞いて、僕調べたら、4,778万円がただあれするんではなく、それがずれることによって、要するに13億という累計の効果というんですか、効果額というか、累計では13億5,000万円ぐらいをあれしていかなければならんとなれば、この都市計画税だけでも、恐らく1億5,000万円ぐらいは簡単に狂ったんでないかなという、計算するとそういうような気がしますし、また、いろいろこの間もあった保育所の問題とか、都市計画税もそうですし、専任交通指導員の問題もそうですが、やめるとなると、本当に総論賛成で各論反対になるということはそのとおりであるし、町長の18年度の書いてあるとおり、執行方針の中でですね。住民各種団体との十分な対話をしながら町民の理解を得るためにやっていくということが一番僕は大事でないかなと、そのように思うと。そういった意味では、なかなか理解されてこなかったのかなという気がしております。
そういったことで、8,900万円のあれを基金に崩して対応、先ほどの答弁はそういうぐらいに言っておりましたけれども、ぜひ、4月になったら「すまいる」で発表するという、広報でちゃんと財政シミュレーションをきちっと出すということですので、これ以上ここではどうのこうの言わないんですが、なぜ小さい自治体がいいかとなると、町民と行政との間に、より情報というか、顔が見えるというか、先ほど、長野の村長さんの話ではないんですが、小さければ小さいほど、そういった住民の顔が見え、行政も見え、お互いに見えてくるということで、ただ、公共部門の今までの住民サービスの部門を安易に住民に転嫁するということではなくて、転嫁するんでも、きちっとそういうあれをもっともっと具体的にわかりやすく説明していく、また、町長自体も、そこら辺、もっともっと住民の中へ飛び込んで話をしていく努力が必要かと思いますが、その辺についての町長の見解をお伺いしたいと思います。
○議長(平野勝一) 常山町長。
○町長(常山 誠) 物事を進める場合は、できれば住民の全員の賛同を得られればいいんですけれども、いろいろな思いの方がいますし、なかなか難しいんですね。しかし、基本的な私の考えとして、できる限り多くの住民の皆さんの合意を得た、賛同を得たものを進めていきたいというふうに思います。
しかし、物によっては、場合によっては過半数以上の賛同を得られれば進めざるを得ないというものも、その事業の内容だとか、いろいろなものによっても出てきます。全員のすべて賛同を得るということは、私は率直に申し上げて難しいと思っています。改善、改革というのは、必ず痛みを伴うんですね。事業を縮小する、廃止をする、あるいは新たな負担をお願いするということになりますと、新たなサービス、事業をどんどんやりますと、借金でもやりますと言ったら、皆さんは恐らく賛成されると思うんです。借金でもですね。ところが、新たな負担ということになりますと、まず最初から賛成されるか、特に都市計画税なんていうのは新たな負担ですからね、これは非常に私は難しいと思っていますけれども、しかし、それには今、内部でも検討していますし、職員にきちっともう少しわかりやすいような資料をつくって、具体的な例を挙げて、できる限り多くの皆さんと回数を重ねてご理解をいただける努力をしていかなければいけないだろうというふうに思っております。
そんなような基本的な考えで、他の事業についてもすべてそうであります。いい子になっていたら、なかなかそれは率直に私は申し上げて、改善・改革は進まないと思います。これからの首長というのは、いい子になったら、最後は住民が大変なご苦労をされるわけでありまして、いろいろな自治体のケースがありますけれども、人気取りで票数をたくさんもらった結果、最終的に後から住民の皆さんから言ったら、ああした話のわかるいい町長で、あれもつくってくれ、これもつくってくれ、いいことやってくれた。だけど、帯広を見てみたら、借金ばかり残っていたと、そういうことは決して私はやるべきではないと。いつも申しておりますように、中・長期的な展望に立ってまちづくりは進めなければいけないと、そういう無責任な一時的な人気取りのために私はやるべきではないと、基本的な考えを持っていますから、そういう方針で取り組んできたわけであります。
以上です。
○議長(平野勝一) 西尾一則議員。
○8番(西尾一則) 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(平野勝一) 以上で、西尾一則議員の質問を終わります。