[前画面に戻る]


◎ 日程第3 行政報告

○議長(平野勝一) 日程第3 行政報告。
  町長から、行政報告の申し出がありましたので、これを認めます。
  常山町長。
○町長(常山 誠) 議長のお許しを得ましたので、明治乳業株式会社チーズ工場の建設計画決定について行政報告をいたします。
  既に、議員の皆様も新聞報道等でご承知のとおり、芽室東第5工業団地における明治乳業株式会社ナチュラルチーズ工場の建設計画が正式に決定し、10月7日同社の東京本社で報道が発表されました。開発計画としましては、新工場の全体敷地面積は13.2ヘクタールで、工場の建設スケジュールは平成18年夏建設着工、平成20年3月末には工場が操業を開始する予定となっております。
  それでは、これまでの企業誘致の経過について、その概要を報告いたします。
  今回の誘致決定に至る経過は、本年2月以降、大手建設会社とコンサルタント業者数社から、東工業団地の大規模開発可能用地についての問い合わせがあり、関係資料を提出してきました。その後6月下旬、明治乳業本社の取締役が来庁され、当社としては十勝の中央部に乳製品工場建設の構想があり、その候補地の一つとして、芽室東工業団地を検討しているので、関係資料の提供や現地調査等の協力をお願いしたい旨の依頼がありました。その後7月上旬に本社技術班が現地視察に訪れ、町が紹介をした東工業団地の第2工区、後ほど図面等でご説明しますけれども、現在農地になっておりますけれども、これと第1工区との間に介在する民有農地6.6ヘクタールを含めた開発の可能性について企業から種々要望などを伺いました。
  本社から現地調査にお越しいただいた7月上旬以降は、私と経済部長さらに企業誘致推進担当参事が、企業の要望する用地開発の実現に向け、精力的に地権者との折衝を進めてまいりました。折衝の途中経過は、私が上京の際、明治本社を訪問し、報告を行うとともに、その後も地権者と粘り強く用地交渉を進めましたが、第1工区と第2工区に介在する民有農地6.6ヘクタールについては、地権者に了解を得ることができませんでした。しかし、第2工区の地権者の2人に内諾を得ることができましたので、9月1日に私と経済部長が東京本社に出向き、その後の経過報告を含め、開発予定地の説明を行いました。その結果、9月上旬に明治本社の技術班が現地確認及び開発・建設スケジュール等の協議のため来庁され、会社としては第2工区をほぼ候補地として内定したとの報告を受けました。明治本社からは、まだ協議・調整を必要とする事項も多いので、10月下旬に予定している報道発表の時期までは企業名を公表せず、町として可能な範囲で関係機関協議に最大限の協力をいただきたい旨の依頼がありました。このため6月下旬から現在まで幾度となく私と経済部長などが非公式に道庁の幹部、関係部課及び十勝支庁に直接出向き、誘致に伴う情報提供と協力依頼及び事務手続の指導を受け、誘致決定とともに速やかに具体的な手続に着手できるよう準備を取り進めてまいりました。
  今回の明治乳業株式会社による工業団地開発は乳製品国産ナチュラルチーズがその消費拡大の可能性、国際競争力などの観点などからも乳製品の中で将来最も有望な品目であります。国においても本年3月策定した酪農及び肉用牛生産近代化を図るための基本方針の中で国産ナチュラルチーズを輸入乳製品に対抗して今後振興すべき分野と位置づけており、酪農・乳業を取り巻く中長期的な状況を踏まえた上での今回のナチュラルチーズ工場の建設計画であり、道内の酪農・乳業関係者の大きな期待を寄せる事業であります。
  また、この計画が実現しますと本町においては日本甜菜製糖所に次ぐ大規模企業となり、工業振興はもとより酪農の発展、雇用の拡大、定住人口の増加、税制面における町への還元効果など本町の活性化に大きな貢献をいただける事業と考えており、このたびの明治乳業の決定に心から感謝をしているところであります。
  このため、町の対応としては、去る10月11日付で職員の人事異動を発令し、経済部商工都市振興課に企業支援担当窓口として専任の参事と主査を配置し、企業との密接な連携を図ることにしました。また、開発計画の実現に向けては、短期間で農地法、都市計画法を初め、河川、環境、森林、水道など広範多岐にわたる法定手続を完了しなければならないことから、10月13日役場内に企業立地支援プロジェクトチームを設置し、既に関係各機関との具体的な協議・調整に入ったところであります。
  町としましては、この事業に対して今後とも企業の開発計画が円滑に推進できるよう役場を挙げて全面的な支援協力を行っていく考えでありますので、議員の皆様におかれましてもご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。
  以上であります。
○議長(平野勝一) ただいまの報告に対する質問は、議案第89号並びに議案第90号とのかかわりがありますことから、後ほど提案説明後にあわせて質問を受けることにいたしたいと思います。
  以上で行政報告を終わります。